説明

足関節緩め具

【課題】本発明は洋式トイレ使用時にアキレス腱や足関節をストレッチすることで、頚部の関節・筋肉を緩め、身体を丸めて折り曲げストレッチすることで脊椎に刺激を与え強張りを取り、腹部を圧迫・圧することで排便時の腹圧を倍加させ便秘などを軽減、さらに足首・アキレス腱の緩みが血流や関節全体の緩解につながる足関節緩め具に関するものである。
【解決手段】高さ調節の可能な両足が乗る足のせ台2に洋式トイレの便器下方に収納しても邪魔にならないよう、凹み状のアーチをつけ、滑り止めと足つぼ療法を兼ねて足が乗る足のせ台に無数の突起物7を設け、踵以外の足先を乗せ体重をかけながら体を二つに折り曲げ、大腿部と腹部が着くように脊椎のストレッチとアキレス腱を伸ばす。以上を特徴とする足関節緩め具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は洋式トイレ使用時にアキレス腱や足関節をストレッチすることで、頚部の関節・筋肉を緩め、身体を丸めて折り曲げストレッチすることで脊椎に刺激を与え強張りを取り、腹部を圧迫・圧することで排便時の腹圧を倍加させ便秘などを軽減、さらに足首・アキレス腱の緩みが血流や関節全体の緩解につながる足関節緩め具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のアキレス腱を伸ばす器具は、ただ単に伸ばす為だけに努力していたが、、伸ばすためだけの時間を割いてまで、行なう人は殆ど皆無に等しい。
洋式トイレが主流になり足関節やアキレス腱の硬化で体が硬くなり前屈も侭にならない人が増加している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような問題点があった。
毎日、健康器具などでアキレス腱だけを伸ばす行為は強い意志を必要とて大半の人は継続に飽きがきて無理が生じる。
足関節の硬さが、他の関節や身体全体の硬さ、内臓の硬さ、さらには怪我や事故を招き、自律神経や脳にまで影響を与えるなど、他の疾患まで招いている。
身体を二つに折り曲げ丸まる行為は、日常では殆ど無く、脊椎の靭帯や腱は強張り、血流を妨げ、他の症状まで悪化させている。
和式トイレの時代は、身体を折り曲げて腹圧に大腿部の外圧もプラスして排便をしていたが、洋式では腹圧だけになり排便が楽にはならず、便秘の症状が増えてきた。本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
高さ調節の可能な両足が乗る足のせ台に洋式トイレの便器下方に収納しても邪魔にならないよう、凹み状のアーチをつけ、滑り止めと足つぼ療法を兼ねて足が乗る足のせ台に無数の突起物を設け、踵以外の足先を乗せ体重をかけながら体を二つに折り曲げ、大腿部と腹部が着くように脊椎のストレッチとアキレス腱を伸ばす。以上を特徴とする足関節緩め具である。
【発明の効果】
【0005】
足関節やアキレス腱を緩めることで、同じ足首の首(頚部)の硬さ、各関節の硬さ、内臓の硬さなどが軽減され、自律神経や脳にも安定剤となる。
大腿部と腹部が接する様に体を丸めストレッチを行なえば、脊椎や他の関節も緩み、腹圧だけの排便行為だったのが、身体を折り曲げ丸めることで大腿部の圧迫などが加わり腹圧が倍増し、今まで以上に楽に排便行為が行なえるようになる。
身体の柔軟さはスポーツの怪我や事故の防止にも役立つ。
毎日行くトイレでのストレッチは、知らず知らずのうちに足首は緩みアキレス腱は伸ばされ、全身の血流は整い同様に他の関節も緩み始め、便秘症、冷え性などの軽減や内臓の緩和と身体全体の強張りなどが消失する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)、平板状の足のせ板(1)の両端に足のせ台(2)を設け、中央に凹部(8)を形成する。
(ロ)、足のせ板(1)と土台板に外筒(3)と中筒(4)を通し合わせて付け、ストッパー(6)で高さ調節を可能にする。
(ハ)、足のせ台(2)の表面に突起物(7)を設ける。
本発明は以上の構成よりなるので、本発明を使用する時は、足のせ台(2)に踵以外の足先に体重を乗せて、足首の力を抜きアキレス腱を伸ばすようにして乗る。
毎日使用することで、足関節が緩み始め、また足裏を突起物(7)で刺激することで血行は良くなり、足は暖まり各関節の硬さは軽減され、大腿部と腹部が接するようにストレッチを行なえば脊椎は緩解し始め、排便時の腹圧は倍増することで、より楽に用を足すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図
【図2】 本発明の上からの平面図
【図3】 本発明の分解斜視図
【図4】 本発明の使用状態を示す側面図
【符号の説明】
【0008】
1 足のせ板
2 足のせ台
3 外筒
4 中筒
5 土台板
6 ストッパー
7 突起物
8 凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高さ調節の可能な両足が乗る足のせ台に洋式トイレの便器下方に収納しても邪魔にならないよう、凹み状のアーチをつけ、滑り止めと足つぼ療法を兼ねて足が乗る足のせ台に無数の突起物を設け、踵以外の足先を乗せ体重をかけながら体を二つに折り曲げ、大腿部と腹部が着くように脊椎のストレッチとアキレス腱を伸ばす。以上を特徴とする足関節緩め具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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