説明

車両用シートバックボード

【課題】部品点数の増加及び車両の質量増加を招くことなく、車両用シートの振動を低減させる車両用シートバックボードを提供する。
【解決手段】車室フロアに設置されたシートフレーム50に取り付けられる車両用シートバックボード1に、面板状の本体部10と、本体部10の上方側に設けられシートフレーム50の上端部に係止される上部締結部20と、本体部10の下端に設けられ且つシートフレーム50の下端部が載置されてネジ37で固定される下部締結部30とを設ける。また、下部締結部30は、本体部10一方面に設けられた中空筒状のクッションケース31と、クッションケース31の筒内の中心部に挿嵌固定され且つネジ37が挿通される貫通孔が形成された筒体33と、クッションケース31の筒内の内周面と筒体33の外周面との間の空隙に収納された液体が封入された液封クッション部35とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートバックボードに関し、例えば、自動車の室内に設置されるシートの振動を低減させる機能を備えた車両用シートバックボードに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、自動車等の車両の室内に設置される車両用シートに、ダイナミックダンパやマスを取り付けることにより、フロアからの振動入力に対する共振振動を低減させることが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、図8に示すように、車両用のシートWのシートバックフレーム(図示せず)に、上側支持壁105A及び下側支持壁105Bを備えたブラケット105を固定し、これら支持壁(105A、105B)の間に質量体102を配設するとともに、質量体102の上面と上側支持壁105Aとの間、および質量体102の下面と下側支持壁105Bとの間にそれぞれ弾性体104A、104B、104C、104Dを設け、質量体102と弾性体104A、104B、104C、104Dとによりダイナミックダンパ100を構成することが提案されている。
上記の構成によれば、車両フロアからシートWへ振動が入力するとシートWが共振して振動が増幅された場合に、シートバックフレームに設けたダイナミックダンパ100が上記振動を抑制するため、シートWの共振振動が低減される。
【0004】
また、特許文献2には、シートの振動を低減させるために、バックフレームと、そのバックフレームを包むように構成された発泡材よりなるパッドと、当該パッドを包む表皮とを備えたシートバックを有する車両用のシートにおいて、パッド内に質量体(マス)を入れて支持することで、ダイナミックダンパとして機能させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003―226179号公報
【特許文献2】特開2001−161489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した従来技術は、いずれも、車両用のシートに別部品(ダイナミックダンパやマス)を設置するようになされているため、部品点数が増加すると共に車両の重量化を招くという技術的課題を有している。
そのため、上述した従来技術の方法は、部品点数の増加による製造コストの上昇や車両の重量化による燃費悪化を招いていた。
【0007】
本発明は、上記の技術的課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、部品点数の増加及び車両の質量増加を招くことなく、車両用シートの振動を低減させる車両用シートバックボードを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するためになされた本発明は、車室フロアに設置されたシートフレームに取り付けられる車両用シートバックボードであって、面板状に形成された本体部と、前記本体部の上方側に設けられ且つ前記シートフレームの上端部に係止されるフック部を有する上部締結部と、前記本体部の下端に設けられ且つ前記シートフレームの下端部が載置され該シートフレームにネジで固定される下部締結部と有し、前記下部締結部は、前記本体部下端の一方面に設けられた中空筒状のケース部と、前記ケース部の筒内の中心部に挿嵌固定され且つ前記ネジが挿通される貫通孔が形成された筒体と、前記ケース部の筒内の内周面と前記筒体の外周面との間の空隙に収納された液体が封入された液封クッション部とを備えていることを特徴としている。
【0009】
上記構成によれば、シートに入力された振動エネルギーは、シートフレームに取り付けられた下部締結部の液封クッション部により(液の流動により)減衰されるようになるため、シートの振動を低減させることができる。
すなわち、本発明によれば、上述した従来技術のように、振動を低減させるための別部品(ダイナミックダンパやマス等)を取り付ける必要がないため、部品点数の増加を招くことがない。また、本発明によれば、シートに別部品(ダイナミックダンパやマス等)を取り付ける必要がないため、上述した従来技術のものと比べて、軽量化を図ることができる。
【0010】
また、前記液封クッション部は、前記ケース部の内周面に内嵌された中空筒状の外側弾性部と、前記筒体の外周面に外嵌された内側弾性部と、該外側弾性部及び該内側弾性部の間に形成された空隙に封入された液体とを備え、前記ケース部の側面には、該側面を貫通して前記外側弾性部の外周部を押圧する減衰調整用ビスが挿嵌され、前記減衰調整用ビスにより、前記外側弾性部を押圧する荷重を可変させて該外側弾性部の弾性変形量を変えて前記液体の流路の断面積の調節ができるようになされていることが望ましい。
【0011】
上記構成によれば、減衰調整用ビスにより、前記封入された液体の流路の断面積を調節することで減衰ピークの調節を行うことができる。
そのため、本発明の車両用シートバックボードは、幅広い周波数に対応することができ、複数種類の車両に汎用的に適用することができる。
【0012】
また、前記上部締結部は、弾性材により形成されていることが望ましい。
このように、シートフレームの上端部に係止される上部締結部を弾性材により形成することで、シートフレームに自由度を持たせて取り付けることができるようになる。
また、上記構成により、上部締結部が、本体部とシートフレームとを連結するバネとして機能するようになる。その結果、シートフレームからの振動は、バネとして機能する上部締結部を介して、本体部10に伝達される。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、部品点数の増加及び車両の質量増加を招くことなく、車両用シートの振動を低減させる車両用シートバックボードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態の車両用シートバックボードがシートフレームに装着された状態を示した斜視図である。
【図2】本発明の実施形態の車両用シートバックボードがシートフレームに装着された状態を側面から見た模式図である。
【図3】本発明の実施形態の車両用シートバックボードのシートフレームへの取り付け方法を説明するために示した模式図である。
【図4】図3の破線Aで囲んだ下部締結部を拡大して示した模式図である。
【図5】図3の破線Bで囲んだ上部締結部を拡大して示した模式図である。
【図6】本発明の実施形態の車両用シートバックボードの下部締結部の断面を示した模式図である。
【図7】本発明の実施形態の車両用シートバックボードによる振動の減衰原理を説明するために示した模式図である。
【図8】従来技術の防振構造を備えた車両用シートの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態の振動低減機能を備えた車両用シートバックボードの構造について、図1乃至図6に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の実施形態の車両用シートバックボードがシートフレームに装着された状態を示した斜視図である。また、図2は、本実施形態の車両用シートバックボードがシートフレームに装着された状態を側面から見た模式図である。
また、図3は、本発明の実施形態の車両用シートバックボードのシートフレームへの取り付け方法を説明するために示した模式図である。また、図4は、図3の破線Aで囲んだ下部締結部を拡大して示した模式図である。また、図5は、図3の破線Bで囲んだ上部締結部を拡大して示した模式図である。また、図6は、本実施形態の車両用シートバックボードの下部締結部の断面を示した模式図である。
なお、図1乃至図6では、説明の便宜状、シートフレームに取り付けられるクッション材(シートクッション及びシートバック)を省略している。
【0016】
図1〜図3に示すように、本実施形態の車両用シートバックボード(以下、単に「シートバックボード」という)1は、自動車等の車両の車室フロアに設置された車両用シート(以下、単に「シート」という)のシートフレーム50の後端部に取り付けられ、当該フロアから伝達されるエンジンやタイヤの振動により生じるシートの振動を低減するように構成されている。
ここで、シートフレーム50は、例えば、金属等の中空管により形成されており、着座する乗員を支持するシートクッション(図示せず)が取り付けられる矩形枠体状のクッションフレーム51と、このクッションフレーム51の後方に立設し且つシートバック(図示せず)が取り付けられるバックフレーム52とを備えている。
【0017】
具体的には、クッションフレーム51は、車両の前後方向に相対向して配置される一対の縦フレーム51a、51bと、一対の縦フレーム51a、51bの前後両端を連結する一対の横フレーム51c、51dとを備えている。
また、クッションフレーム51の後方側の横フレーム51dには、ネジ孔51d1(図3参照)が貫通しており、このネジ孔51d1を利用して、後述するシートバックボード1の下部締結部30が固定できるようになっている。
【0018】
また、バックフレーム52は、クッションフレーム51の後端側左右両端(横フレーム51dの左右両端)から車両の上方向に延びる一対の上下フレーム52a、52bと、一対の上下フレーム52a、52bの上端部を連結する横フレーム52cとを備えている。
【0019】
また、シートバックボード1は、合成樹脂により形成された略矩形面板状の本体部10と、その本体部10の上方側に設けられ且つシートフレーム50の上端部(横フレーム52c)に係止される上部締結部20と、本体部10の下端に設けられ且つシートフレーム50の下端部(横フレーム51d)が載置され、当該シートフレーム50(横フレーム51d)にネジ37(図3参照)で固定される下部締結部30とを備えている。
なお、図示する例では、シートバックボード1に、上部締結部20及び下部締結部30が、それぞれ、2個ずつ形成されているが、上部締結部20及び下部締結部30の数は、あくまでも一例である。
【0020】
具体的には、図5に示すように、上部締結部20は、本体部10の一方面(前面)の上端側に基端が固定され且つ上方に延びる帯状のアーム部21と、アーム部21の先端に形成され且つシートフレーム50に係止可能になされたフック部23とを備えている。なお、図示する例では、フック部23は、シートフレーム50に係止できるように円弧状に折れ曲がっているが、特にこれに限定されるものではない。
また、本実施形態では、上部締結部20がゴム等の弾性材により形成されている。
このように、シートフレーム50の上端部に係止される上部締結部20を弾性材により形成することで、シートフレーム50に自由度を持たせて取り付けることができると共に、上部締結部20が、本体部10とシートフレーム50とを連結するバネとして機能するようになる。
【0021】
また、図4及び図6に示すように、下部締結部30は、本体部10下端の一方面(前面)に設けられた上面31a及び下面31b(図6参照)が形成された中空筒状のクッションケース(ケース部)31と、クッションケース31の筒内の中心部に挿嵌固定された筒体33と、クッションケース31の筒内の内周面と筒体33の外周面との間の空隙に収納された液封クッション部35(35a、35b、35c)とを備えている。なお、クッションケース31と、筒体33とは同心状に配置されている。
【0022】
ここで、クッションケース31は、合成樹脂により形成され、例えば、樹脂射出成形などにより本体部10と一体成形されている。
また、筒体33は、鉄やステンレス等の金属により形成され、上下両端を貫通する貫通孔を備えている。また、前記貫通孔には、クッションフレーム50に締結するためのネジ37が挿通されるようになっている。
【0023】
また、図6に示すように、液封クッション部35は、クッションケース31の内周面に内嵌された中空筒状の外側弾性部35aと、筒体33の外周面に外嵌された内側弾性部35bと、外側弾性部35aと、内側弾性部35bとの間に形成された空隙に液体を封入して得られた液封部35cとを備えている。なお、液封部35cの上下両端は、クッションケース31(上面31a及び下面31b)により塞がれている。
なお、外側弾性部35a及び内側弾性部35bは、いずれも、ゴム等の弾性変形可能な弾性材により形成されている。
【0024】
また、クッションケース31は、その側面部の相対向した位置に、一対のビス孔(図示せず)が貫通しており、当該ビス孔に、それぞれ、減衰調整用ビス36が挿嵌されるようになっている。
また、前記減衰調整用ビス36は、その軸部の先端が外側弾性部35aの外周面に当接し当該外側弾性部35aを押圧できるようになされている。
そして、減衰調整用ビス36の締め具合により、外側弾性部35aを押圧する荷重を可変させて外側弾性部35aの弾性変形量を変えることで、前記液体の流路の面積(断面積)の調節ができるようになっている。
【0025】
次に、シートフレーム50に、シートバックボード1を取り付ける手順を説明する。
具体的には、先ず、図3及び図5に示すように、シートフレーム50を構成するバックフレーム52の上端部(横フレーム52c)にフック部23を係止して、シートフレーム50に、シートバックボード1の上端を取り付ける。
次に、シートバックボード1の下部締結部30の上面に、シートフレーム50の後方下端部(横フレーム51d)を載置し、下部締結部30の筒体33の貫通孔に、シートフレーム50のネジ孔51d1を位置合わせする。そして、前記貫通孔及びネジ孔51d1にネジ37を挿通すると共にナット38を取り付けてネジ締めする。
これにより、シートフレーム50に、シートバックボード1が取り付けられる。
【0026】
そして、上記のようにシートフレーム50に取り付けられたシートバックボード1の構造によれば、液封クッション部35の液体の流動により、シートの振動を減衰することができる。
また、上記構成により、シートバックボード1の本体部10がマス(質量体)となり、「上部締結部20、下部締結部30の外側弾性部35a及び内側弾性部35b」がバネとなるダンパ構造が形成される。
【0027】
具体的には、図7に示すように、エンジンやタイヤからの振動Sは、車室のフロアFLを経由して、シートフレーム50に伝達される(シートが振動するようになる)。
そして、本実施形態によれば、シートに伝達された振動Sは、シートフレーム50に取り付けられたシートバックボード1の本体部10の下部締結部30の液封クッション部35(外側弾性部35a、液封部35c、内側弾性部35b)により減衰されるため、シートの振動が低減される。
また、本体部10がマス(質量体)となり、「上部締結部20、下部締結部30の外側弾性部35a及び内側弾性部35b」がバネとなるダンパ構造により、シートの振動に対する制振機能が発揮される。
【0028】
また、本実施形態のシートバックボード1は、クッションケース31に設けた減衰調整用ビス36の締め具合により、液封部35cの外周部を覆う外側弾性部35aの弾性変形量を変えて液封部35cに封入された液体が通る面積(断面積)の調節ができるようになっている。
その結果、減衰調整用ビス36により、減衰ピークの調節を行うことができ、幅広い周波数に対応することができる。すなわち、本実施形態のシートバックボード1は、複数種類の車両に汎用的に利用することができる。
【0029】
以上、説明したように、本実施形態では、シートフレーム50に取り付けるシートバックボード1の下部締結部20に液封クッション部35を設けることにより、シートの振動を低減するようにしている。
また、本実施形形態によれば、シートバックボード1の本体部10自体がマス(質量体)となり、「上部締結部20、下部締結部30の外側弾性部35a及び内側弾性部35b」がバネとなるダンパ構造が形成され、シートの振動に対する制振機能が発揮される。
このように、本実施形態では、シートに取り付けられるシートバックボード1自体に、シートの振動を低減させる機能を持たせるようにしているため、上述した従来技術のように、振動を低減させるための別部品(ダイナミックダンパやマス等)を取り付ける必要がなく、部品点数の増加を招くことがない。また、本実施形態では、シートに別部品(ダイナミックダンパやマス等)を取り付ける必要がないため、上述した従来技術のものと比べて、軽量化を図ることができる。
【0030】
すなわち、本実施形態のバックボード1によれば、部品点数の増加及び車両の質量増加を招くことなく、車両用シートの振動を低減させることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変更が可能である。
【0031】
例えば、上述した実施形態では、上部締結部20及び下部締結部30が、それぞれ、2個ずつ形成されているが、上部締結部20及び下部締結部30の数は、シートフレーム50やシートバックボード1の形状により適宜設計される。
また、上述したシートフレーム50の形状及び構造はあくまでも一例に過ぎない。
また、本実施形態のシートバックボード1は、自動車以外の車両(鉄道車両等)にも適用することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 車両用シートバックボード
10 本体部
20 上部締結部
21 アーム部(上部締結部)
23 フック部(上部締結部)
30 下部締結部
31 クッションケース(下部締結部)
31a 上面(クッションケース(下部締結部))
31b 下面(クッションケース(下部締結部))
33 筒体(クッションケース(下部締結部))
35 液封クッション部(下部締結部)
35a 外側弾性部(液封クッション部(下部締結部))
35b 内側弾性部(液封クッション部(下部締結部))
35c 液封部(液封クッション部(下部締結部))
36 減衰調整用ビス(下部締結部)
37 ネジ
38 ナット
50 シートフレーム
51 クッションフレーム(シートフレーム)
51a、51b 縦フレーム(クッションフレーム(シートフレーム))
51c、51d 横フレーム(クッションフレーム(シートフレーム))
51d1 ネジ孔(クッションフレーム(シートフレーム))
52 バックフレーム(シートフレーム)
52a、52b 上下フレーム(バックフレーム(シートフレーム))
52c 横フレーム(バックフレーム(シートフレーム))

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車室フロアに設置されたシートフレームに取り付けられる車両用シートバックボードであって、
面板状に形成された本体部と、
前記本体部の上方側に設けられ且つ前記シートフレームの上端部に係止されるフック部を有する上部締結部と、
前記本体部の下端に設けられ且つ前記シートフレームの下端部が載置され該シートフレームにネジで固定される下部締結部と有し、
前記下部締結部は、
前記本体部下端の一方面に設けられた中空筒状のケース部と、
前記ケース部の筒内の中心部に挿嵌固定され且つ前記ネジが挿通される貫通孔が形成された筒体と、
前記ケース部の筒内の内周面と前記筒体の外周面との間の空隙に収納された液体が封入された液封クッション部とを備えていることを特徴とする車両用シートバックボード。
【請求項2】
前記液封クッション部は、前記ケース部の内周面に内嵌された中空筒状の外側弾性部と、前記筒体の外周面に外嵌された内側弾性部と、該外側弾性部及び該内側弾性部の間に形成された空隙に封入された液体とを備え、
前記ケース部の側面には、該側面を貫通して前記外側弾性部の外周部を押圧する減衰調整用ビスが挿嵌され、
前記減衰調整用ビスにより、前記外側弾性部を押圧する荷重を可変させて該外側弾性部の弾性変形量を変えて前記液体の流路の断面積の調節ができるようになされていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートバックボード。
【請求項3】
前記上部締結部は、弾性材により形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用シートバックボード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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