説明

車両用バックミラー装置

【課題】構造高さが低く組み立ての複雑さを最小限にしたバックミラー装置を提供すること。
【解決手段】取付ユニット(400)を利用して車両に取り付けられる基部(230)と少なくとも一つの軸を中心に基部(230)に対して旋回する台(210)とを備えた調整ユニット(210)と、前面(122)及び後面(124)を有しており後面(124)で台(210)に固定されるミラー保持プレート(120)と、ミラー保持プレート(120)の前面(122)に固定されるミラー板(110)と、基部(230)が内部を通って外側に突出する開口(302)を有するケーシング(300)と、を備えた車両用バックミラー装置であって、ケーシング(300)は、ミラー保持プレート(120)に固定されることを特徴とする車両用バックミラー装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の導入部に基づくバックミラー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
基本的に、車両の外装バックミラーの調整には二つの概念が知られている。一方の概念では、ミラー板が配置されたガラス保持プレートは、保持プレートを取り囲むケーシングに対して電動制御ユニットによって回転させることが可能である。この際、ケーシングは、バックミラー装置全体が取り付けられる車両の支持具に対して定置される。このようなバックミラー装置は、例えば特許文献1に記載されている。
【0003】
他方の概念では、ガラス保持プレートは、車両の支持具に対してケーシングと共に回転させることが可能である。このようなバックミラー装置は、例えば特許文献2から既知となっている。このバックミラー装置において、この概念の他の例と同様に、車両の保持具に台プレートが固定される。台プレートとミラー板が直接固定されているケーシングとの間には、制御ユニットが配置される。制御ユニットは、ケーシングに取り付けられたミラー板と共にケーシングを台プレートに対してつまり車両の保持具に対して回転させる。
【0004】
このような装置の一つの問題点は、台プレートと制御ユニットを収容するのに必要なケーシングの構造高さが比較的大きいことにある。重量と風の抵抗が増加する以外に、視野も制限される。
【0005】
この点について、特許文献3では、例えば台プレートを介在させずに、車両の保持具に制御ユニットを直接取り付けることが提案されている。これによって上記の問題が解決される。
【0006】
しかしながら、このバックミラー装置においては、ケーシングが調整ユニットに固定され、ミラー板がケーシングに固定されるため、重たいミラー板と取付具の間の接続の剛性が低くなる。剛性が低くなった結果、システムに固有の振動数が低下し視野状態が悪化するため、運転手にとって不都合である。
【0007】
別の問題は、この解決法によって構造高さをより高くする必要があることにある。ミラー板から保持具までの距離が大きいため、ミラー板を所望の位置にするために、保持具の位置が車両の前方向に不都合に移動される。主な重量はミラー板であるため、距離が大きいと構造体の剛性を高くする必要がある。
【0008】
その上、ミラーヘッドを組み立てるためには、異なる側から取り付けなければならない多くの別個のパーツを組み合わせる必要があり、繰り返し向きを変えることが必要となるため、この種の構造体は複雑な組み立てが必要となる。
【0009】
特許文献4からは、いわゆるヘッドアジャスタの形態を有するバックミラー装置が既知となっている。このバックミラー装置は、基部と基板に対して旋回可能な台とを有する調整ユニットを備える。前面にミラー板が配置されたガラス保持プレートが台に固定される。ケーシングは、後面から装置を封入して、台に直接固定される。この解決法により、上記の問題のいくつかは解決される。
【0010】
しかしながら、ケーシングを台に固定しなければならないので、組み立てがより複雑になるという問題がある一方で、調整ユニットがケーシングの輪郭から大きく突出してしまうという問題がある。その結果、構造高さを所望の寸法まで減らすことができない。調整ユニットから適切に離すにはケーシングを平面形状にすることの可能であるが、この形状は流線形にするという観点から好ましくない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】欧州特許第0449056号明細書
【特許文献2】欧州特許第0306728号明細書
【特許文献3】欧州特許出願公開第0090909号明細書
【特許文献4】独国特許出願公開第10341818号明細書
【特許文献5】欧州特許第0609508号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
特許文献4から始まって、本発明の課題は、構造高さが低く組み立ての複雑さを最小限にしたバックミラー装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
この課題は、請求項1に記載の特徴により達成される。
【0014】
ケーシングがガラス保持プレートに固定されるため、ケーシングは支持又は保持機能を有する必要はない。したがって、ケーシングは、軽量で浅い椀形の形状にすることが可能である。基部は、調整ユニットのケーシングと直接接触することなく、ケーシングの後面の開口を通じて外部まで自由に延設される。したがって、ケーシングを空気力学的なデザインにすることが可能である。
【0015】
請求項2に記載のとおり、ケーシングは台に固定する必要はないため、構成と空気力学の折り合いが必要ない。
【0016】
本発明の別の効果は、数個の部材(ミラー板アセンブリ、調整ユニット、及びケーシング)しか必要ないため、組み立てだけでなく在庫保管がより簡単になることにある。これら三つの部材は、ねじ接続せずに組み立てることができる。
【0017】
その上、シンプルな構造体であるため、構造サイズがコンパクトになり、ミラーヘッドを比較的小さなサイズにすることが可能である。その結果、バックミラー装置によって前方の視界が妨げられることが抑えられる。
【0018】
通常、ミラー保持プレートは形状閉鎖及び/又は摩擦接続によって台に固定される。動作中にミラー保持プレートが台から離れないように、ミラー保持プレートと台の間の接続は固定される。請求項3に記載の実施形態によれば、ケーシングには固定手段が備えられており、固定手段は、ケーシングがミラー保持プレートに固定されている間、台とミラー保持プレートとの間の接続を固定して不用意に解放されないようにする。
【0019】
請求項4、5及び6に記載の実施形態によれば、台に対するミラー保持プレートのすれが、台を横切る方向にケーシングを取り付けることによって防止される。
【0020】
請求項7に記載の実施形態によれば、ミラー保持プレートにケーシングを固定する簡単な方法がもたらされる。
【0021】
請求項10に記載の本発明の好適な構成によれば、バックミラー装置は平面状の保持具への取り付けに適しており、角度アダプタによって、車両の右側及び左側のステアリング用の各視野角度に必要な角度位置が達成される。このため、同じ保持具を全体を通して使用することが可能である。
【0022】
請求項11に記載の本発明の好適な構成によれば、ケーシングの内部に浸入した水をケーシングから排出することが可能となる。
【0023】
残りの従属請求項は、本発明の別の好適な構成に関する。
【0024】
ケーシングの開口が円形であり、調整ユニットの外形が球面であり、保持具に対するミラーヘッドの回転の中心に対してケーシングの開口を配置しているので、請求項12によれば、ケーシングと調整ユニットの間の隙間を小さくして良好な流線形を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の第一実施形態を斜め後方から見た展開図である。
【図2】解放状態におけるミラー保持プレートと台との間のクランプスライド接続を示す概略断面図である。
【図3】防止タブと接続された状態におけるミラー保持プレートと台との間のクランプスライド接続を図1のIV−IV線に沿って示す概略断面図である。
【図4】ミラー保持プレートとケーシングとの間のクリップ接続を示す断面図である。
【図5】電動調整ユニットの例を示す図である。
【図6】本発明の第二実施形態を斜め後方から見た展開図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
本発明に係るバックミラー装置の一実施形態を斜め後方から見た展開図である。バックミラー装置は、(図1の左から右に)ミラー板アセンブリ100と、電動調整ユニット200と、椀形カバーの形状を有するケーシング300と、取付ユニット400とを備える。
【0028】
ミラー板アセンブリ100は、ミラー板110と、前面122及び後面124を有するミラー保持プレート120とを備える。ミラー板110は前面122に固定される。ミラー板アセンブリ100は、細長い略長方形を有しており、角に丸みがついている。ミラー保持プレート120の後面124には、二列のクランプ支持具126−i及び128−iがミラー保持プレート120に一体形成されている(図2及び3)。クランプ支持具126−i及び128−iの機能は以下に説明する。本実施形態ではi=1〜4である。クランプ支持具126−i及び128−iは、後面124から外側へ延設され後面124と平行であり、後面124とクランプ支持具126−i及び128−iの底面との間には所定の長さの隙間130がある。間隔132は、二つの直接隣接したクランプ支持具、例えば図3の126−2と126−3の間に設けられる。ミラー保持プレート120の二列のクランプ支持具126−i及び128−iは、ウェブ134の形態で両側に続いている(図1の上下)。図1に示すように、例えば、二つの開口136が各ウェブ134に形成される。
【0029】
調整ユニット200(図1、2、5)は、ミラー板アセンブリ100と対向する面に矩形の台210を有しており、反対の面に基部230を有している。図5に示すように、台210は、基部230に対して角度α又は角度βで、互いに直角で図1及び2の取付方向に直角な二つの軸を中心に旋回するようになっており、二つの重ねて収納された半殻、すなわち台側半殻218及び基部側半殻220が互いに対して位置変位する。さらに、台210は、複数の保持タブ212−j,214−jを備えており、保持タブ212−j,214−jは台210の対向する長辺に沿って対向する長辺に分散配置される。本実施形態ではi=1〜4である。具体的には、imax=jmaxであり、すなわち、各保持タブには一つのクランプ支持具が対応付けられている。台210の上面図において、保持タブ212−jは右側の長辺に沿って配置されており、保持タブ214−jは左側の長辺に沿って配置されている。基部230は、取付ユニット400と対向する面に三つのねじ穴232を有する。
【0030】
ケーシング300の外形は、ミラー保持プレート120の外形と対応しており、ケーシング300は、中央開口302と、ケーシング300の表面に略直交して延設される固定ウェブ304とを備える(図3)。固定ウェブ304は、図1のミラー保持プレート120の後面124に対向しており、対向方向に延設される突起306を呈する。また、ラッチフック308は、端部に突起310を有しており、ミラー保持プレート120に対向するケーシング300の面から突出する。
【0031】
取付ユニット400は、楔形の角度アダプタ402と、車両(図示せず)に取り付けられ保持具の形状を有する保持手段404とを備える。角度アダプタ402及び保持手段404はそれぞれ三つの貫通孔403及び405を備えており、貫通孔の位置は調整ユニット200の基部230のねじ穴232の位置と一致する。
【0032】
ミラー板アセンブリ100に対する調整ユニット200の固定は、クランプスライド接続によって行われる(特許文献5に詳述されているので、参照されたい)。具体的には、クランプスライド接続は、ミラー保持プレート120のクランプ支持具126−i及び128−iと、ミラー保持プレート120と係合し補完的な形状を有する台210の保持タブ212−j及び214−jとにより形成され、組み立て後の状態では、保持タブ212−jがクランプ支持具126−iと係合し、保持タブ214−jがクランプ支持具128−iと係合する。
【0033】
具体的には、調整ユニット200にミラー保持プレート120を組み付ける際には、保持タブ212−j,214−jは、取付方向Aに間隔132に挿入され、次に挿入方向Bに隙間130に押し入れられクランプされる(図2)。図2(開始位置)及び図3(最終位置)に示すように、各間隔132は対応する保持タブ212−j,214−jよりも若干長い。その後、ケーシング300がミラー保持プレート120に置かれ、(a)ウェブ134が対応する間隔132に滑り込むことによって調整ユニット200が矢印Bの方向とは反対方向に解放運動することが防止され、(b)ケーシング300及びミラー保持プレート120の縁がクリップ接続によって互いに重なって係合され(図4の断面図)、(c)ケーシング300のラッチフック308の突起310がミラー保持プレート120のウェブ134の対応する開口136に収容される。
【0034】
組み立て後の状態において、調整ユニット200の基部230は、ケーシング300の中心開口302から外側に突出する。ミラー保持プレート120とケーシング300を切り離すために、ケーシング300には開口312(図4)が設けられており、ねじ回しなどの細いツールWを利用して開口312を介して突起134又はラッチフック308を押すことが可能となっており、これによりラッチフック308のラッチ状態が解放される。その後、ミラーユニット100と調整ユニット200とケーシング300とからなるサブアセンブリが角度アダプタ402を介在してねじ接続を利用して保持手段404に固定される。
【0035】
角度アダプタ402は、運転手側外装バックミラーと助手席側外装バックミラーに対する様々な視界角度を運転手に提供する役割がある。
【0036】
図6は本発明の第二実施形態を示す。第二実施形態は、第一実施形態の電動調整ユニット200が手動調整ユニット200’に置き換えられ、第一実施形態の取付ユニット400が取付ユニット400’に置き換えられる点で第一実施形態と異なる。調整ユニット200’の基部230は、角度アダプタ402ではなくアセンブリアダプタ406,408の第一アダプタ部406に接続される。第一アダプタ部406及び第二アダプタ部408は、保持手段404の保持パイプ410の対向する面に配置され、保持手段404に例えばねじ接続によって取り付けられる。第二アダプタ部408はさらに保護キャップ412に覆われる。
【0037】
第一及び第二実施形態は、中心開口302のサイズとケーシング300から調整ユニット200までの間隔とが、調整ユニット200の角度調整範囲を超えてケーシング300と調整ユニット200が衝突するのを避けるよう選択される点で共通する。これにより、基部230と調整ユニット200の間の隙間が小さくなる。この隙間を通じてケーシング300内に水が入り込む可能性があるので、調整ユニット200,200’には水切りエッジ216が設けられる。水が浸入すると水切りエッジ216に集まり下方に垂れる。この水は、組み立て後の状態においてバックミラーの下端となる端部にあるケーシング300の小さな排水開口307を介してケーシング300から排出される。
【0038】
あるいは、調整ユニット200,200’とケーシング300の間の隙間は、図示しないゴムシールによって封止してもよい。この場合、排水開口307などは省略してもよい。
【符号の説明】
【0039】
100 ミラー板アセンブリ
110 ミラー板
120 ミラー保持プレート
122 120の前面
124 120の後面
126−i クランプ支持具(左列)
128−i クランプ支持具(右列)
130 隙間
132 間隔
134 124上のウェブ
136 134の開口
200 調整ユニット
200’ 調整ユニット
210 台
212−j 保持タブ(右列、126−i用)
214−j 保持タブ(左列、128−i用)
216 水切りエッジ
218 半殻(台側)
220 半殻(基部側)
230 基部
232 230のねじ穴
300 ケーシング
302 中央開口
304 固定ウェブ
306 304の突起
307 300の排水開口
308 ラッチフック
310 308の突起
312 ツールW用の開口(図4)
400 取付ユニット
400’ 取付ユニット
402 角度アダプタ
403 貫通孔
404 保持手段
405 貫通孔
406 第一アダプタ部
408 第二アダプタ部
410 保持パイプ
412 保護キャップ
A 取付方向
B 挿入方向
W ツール
α 角度(図5)
β 角度(図5)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
取付ユニット(400)を利用して車両に取り付けられる基部(230)と少なくとも一つの軸を中心に前記基部(230)に対して旋回する台(210)とを備えた調整ユニット(210)と、
前面(122)及び後面(124)を有しており該後面(124)で前記台(210)に固定されるミラー保持プレート(120)と、
前記ミラー保持プレート(120)の前記前面(122)に固定されるミラー板(110)と、
前記基部(230)が内部を通って外側に突出する開口(302)を有するケーシング(300)と、を備えた車両用バックミラー装置であって、
前記ケーシング(300)は、前記ミラー保持プレート(120)に固定されることを特徴とする車両用バックミラー装置。
【請求項2】
請求項1に記載の車両用バックミラー装置において、前記ケーシング(300)は、前記ミラー保持プレート(120)にのみ固定されることを特徴とする車両用バックミラー装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車両用バックミラー装置において、
前記ミラー保持プレート(120)は、形状閉鎖及び/又は摩擦接続によって前記台(210)に固定され、
前記ケーシング(300)は、前記ケーシング(300)が前記ミラー保持プレート(12)に接続される際に前記台(210)と前記ミラー保持プレート(120)の間の前記形状閉鎖及び/又は前記摩擦接続を固定する固定手段(304)を有することを特徴とする車両用バックミラー装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両用バックミラー装置において、前記ミラー保持プレート(120)は、クランプスライド接続を利用して前記台(210)に接続され、該クランプスライド接続は、前記ミラー板アセンブリ(100)と略平行に延設される挿入方向(B)を有することを特徴とする車両用バックミラー装置。
【請求項5】
請求項4に記載の車両用バックミラー装置において、前記ミラー保持プレート(120)への前記ケーシング(300)の取付方向(A)は、前記ミラー保持プレート(120)と前記台(210)の間の前記クランプスライド接続の前記挿入方向(B)に略直交して延設されることを特徴とする車両用バックミラー装置。
【請求項6】
請求項3から5のいずれかに記載の車両用バックミラー装置において、前記固定手段(304)は、前記台(210)に対して前記ミラー保持プレート(120)が解放運動することを防止する少なくとも一つの固定ウェブ(304)の形態を有することを特徴とする車両用バックミラー装置。
【請求項7】
前記請求項のいずれかに記載の車両用バックミラー装置において、前記ケーシング(300)は、クリップ接続を利用して前記ミラー保持プレート(120)に固定されることを特徴とする車両用バックミラー装置。
【請求項8】
前記請求項のいずれかに記載の車両用バックミラー装置において、前記調整ユニット(200)は、電動調整ユニット(200)であることを特徴とする車両用バックミラー装置。
【請求項9】
前記請求項のいずれかに記載のバックミラー装置において、前記基部(230)は、前記バックミラー装置を前記取付ユニット(400)に組み付けるための組み立てアダプタ(406,408)に接続されることを特徴とするバックミラー装置。
【請求項10】
前記請求項のいずれかに記載の車両用バックミラー装置において、前記基部(203)は、前記車両と前記ミラー装置との間の特定の角度位置を前もって調整するための角度アダプタ(402)に接続されることを特徴とする車両用バックミラー装置。
【請求項11】
前記請求項のいずれかに記載の車両用バックミラー装置において、前記調整ユニット(200)は、水切りエッジ(216)を備えており、前記ケーシング(300)は排水開口(307)を備えていることを特徴とする車両用バックミラー装置。
【請求項12】
前記請求項のいずれかに記載の車両用バックミラー装置において、前記開口(302)は、前記台(210)と前記基部230との相対角度位置に関係なく、前記調整ユニット(200)の外側面に対して環状で不変の隙間を呈する円形中心開口(302)であることを特徴とする車両用バックミラー装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2012−506334(P2012−506334A)
【公表日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−532507(P2011−532507)
【出願日】平成20年12月23日(2008.12.23)
【国際出願番号】PCT/EP2008/068252
【国際公開番号】WO2010/045989
【国際公開日】平成22年4月29日(2010.4.29)
【出願人】(500020380)メクラ・ラング・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー (21)
【氏名又は名称原語表記】MEKRA Lang GmbH & Co. KG
【Fターム(参考)】