説明

車輌のリアドアまたはテールゲート用電気スイッチ

【課題】
電気スイッチのシール機密性を向上した強固なスイッチを提供する。
【解決手段】
マイクロスイッチと、前記のマイクロスイッチを作動させる作動レバーとを備え、この作動レバーは、2つの位置の間、すなわち非作動の位置と、前記マイクロスイッチを作動させるスイッチングの位置との間を移動することができ、電気スイッチはさらに、前記マイクロスイッチと前記作動レバーとの間のシールを備え、このシールは、前記作動レバーの上記2つの位置において、前記マイクロスイッチと前記作動レバーとの間のシール機密性を確保するよう構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サイドドア、トランクリッド、テールゲート等、車輌の開口部のための電気スイッチに関する。
【0002】
この電気スイッチは、閉扉の際のロックを、手動により、または車両の解錠遠隔制御やハンドフリー車両所有者認識装置により、ロック解除した後に、開扉させるものである。
【背景技術】
【0003】
膜によりシールされたモジュールを備える車輌開口部の開扉用電気スイッチが知られており、このモジュールは、車両のサイドドアやリアドアのフレーム上に装着するための構成を備えている。このモジュールは、前記の膜の下に固定された作動レバーを備える機械サブアセンブリと、メタル端子に接続されたマイクロスイッチを備える電気サブアセンブリとを備えている。
【0004】
このレバーは、2つの位置の間、すなわち、非作動の位置と、ユーザーが膜を押圧したときにマイクロスイッチを作動させるスイッチングの位置との間を、移動することができる。この押圧を止めたときに、弾性戻り手段により、レバーはもとの非作動の位置に戻り、ロックを開くマイクロスイッチを作動させる。
【0005】
しかし、機械サブアセンブリと電気サブアセンブリの間の領域はシール密閉性が不十分なため、車両の外部から湿気、水分や塵が侵入し、これにより、電気回路がダメージを受けることがある。そして、スイッチが正常に動作しなくなってしまう。
【0006】
従って、本発明の目的の1つは、電気スイッチのシール機密性を向上した強固なスイッチを提供することにより、従来技術の問題点の少なくとも一部を解決することにある。
【0007】
このため、本発明の対象は、車輌のドア用またはテールゲート用の電気スイッチであって、
−マイクロスイッチと、
−前記のマイクロスイッチを作動させる作動レバーと
を備え、
この作動レバーは、2つの位置の間、すなわち非作動の位置と、前記マイクロスイッチを作動させるスイッチングの位置との間を移動することができ、
電気スイッチはさらに、前記マイクロスイッチと前記作動レバーとの間のシールを備え、
このシールは、前記作動レバーの上記2つの位置において、前記マイクロスイッチと前記作動レバーとの間のシール機密性を確保するよう構成される。
【0008】
作動レバーとマイクロスイッチとの間の区域内の周辺シールにより、車輌の外部からの水分、湿気やダストにタイトなスイッチを得ることができるようになる。
【0009】
一具体例によれば、シールは、弾性を有する周辺端部を有し、この周辺端部は、前記作動レバーの非作動の位置およびスイッチングの位置で、前記作動レバーの相補的な突起部と協働する。シールが弾性を有しているため、作動レバーの2つの位置で、変形してシール機密性特性を保持することができるようになる。
【0010】
弾性を有する前記周辺端部は、例えば、チューブの形態で与えられ、前記突起部は、前記チューブの開口に挿入される相補的な円筒状の形状を有している。
【0011】
弾性を有する前記辺端部は、前記相補的な突起部の方へ向かう前記チューブの前記開口の高さの、隆起突出部を有する。
前記チューブの前記開口は、例えば、前記相補的な突起部の直径よりも小さな大きさの直径を有している。
【0012】
したがって、シールにレバーを導入する際に少し押し込むことにより、シールは作動レバー上に設置される。そして、チューブの端部は、このオーバラップによって次いでわずかに圧縮され、このため、マイクロスイッチとレバーとの間の区域は、完全な、水分に対する密閉性、湿気に対する密閉性、あるいは、ダストに対する密閉性を有している。
【0013】
更に、非作動の位置に作動レバーを戻すための弾性を有するもどり手段が、シールの圧縮によって形成される。したがって、スイッチを作動させるために必要な力は大幅に低減し、また、再現性が向上する。この装置部分におけるもどり手段は、このようにシールによって与えられる。よって、ベースと作動レバーとの間のばね等を存在させる必要がない。
【0014】
前記相補的な突起部は、前記外周端部をガイドし保持するための手段を有していてもよい。前記ガイドし保持する手段は、前記外周端部を受容する環状溝を有していてもよい。
【0015】
組立てがなされれば、チューブの端部の外壁は、環状溝の内部の壁によって保持される。チューブが拡張する場合は、開口の直径が、相補的な突起部の外径より小さな大きさであり続けることが確保されるため、シールは相補的な突起部に対して圧縮される状態を保ち、良好なシール機密性が保持される。
【0016】
一具体例においては、前記シールは、少なくとも部分的にオーバーモールドされる。
【0017】
前記シールは、例えば、TPE-Sエラストマー等の熱可塑性の材料を有している。エラストマーは硬いプラスチックスに強く固着する利点を提供し、それにより良好なシールを得ることができるようになる。更に、製造用のインジェクション装置に用いる圧力は低くてよく、そのため、製造中にスイッチを損傷する危険が低減される。
【0018】
前記シールを前記マイクロスイッチ上にオーバーモールドにより形成して、前記マイクロスイッチのコネクタ用のカバーを形成してもよい。これらは、完全に保護されている。前記シールは、カバーと、このカバーを前記弾性の外周端部に連結する、一回のインジェクション工程で単一物として製造された横チムニーを少なくとも1つとを備えている。更に、コネクタに完全なシール密閉性が与えられれば、スイッチは、垂直にも水平にも、どんな方向にでも配置されることができる。
【0019】
他の利点及び特徴は、本発明の限定的ではない特定の具体例を示す以下の説明および添付の図面から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】図1は、非作動の位置におけるスイッチの断面図である。
【図2】図2は、図1同様の断面図であり、スイッチがユーザーによりスイッチングの位置で作動している図である。
【図3A】図3Aは電気サブアセンブリの斜視図である。
【図3B】図3Bは、図3Aの電気のサブアセンブリの横断面図である。
【図4】図4は、端子に接続されるマイクロスイッチの模式的な図である。
【図5】図5は、図3Aの電気半組立部品および作動レバーを分解した斜視図である。
【0021】
図1は、例えばサイドドア、トランクリッドやテールゲート等の自動車開口部のフレームに搭載されるスイッチ1を示す。スイッチ1は、トランクリッドスイッチの場合、バンパーの上方、たとえばバンパーのプラスチック部分の延長部の上側部分に、配置することができる。
【0022】
電気スイッチ1は、車輌の開扉リモートコントロールにより、またはハンドフリー車輌所有者認識システムにより、マニュアルまたはリモートで作動して、ロックをリリースした後、ドアを開扉させる。
【0023】
電気スイッチ1は、機械サブアセンブリ2及び電気サブアセンブリ3を備えている。
【0024】
図3Bの例より理解されるように、電気サブアセンブリ3は、コネクタ4及びマイクロスイッチ5を備えている。
【0025】
マイクロスイッチ5は、例えばはんだ付けによって、端子6に接続される(図4参照)。マイクロスイッチ5及び端子6は、電気コネクター4内に収容される。コネクタ4は、車輌内に配置される電気回路に接続されるように構成されている。
【0026】
端子6は、たとえば、接続部ピンをその端部に有している。接続部ピンにより、適切な雌型コネクターに結合する雄型コネクターの機能が確保される。
【0027】
機械サブアセンブリ2は、基部7と、マイクロスイッチ5の作動レバー8と、可とう性の制御膜9と、作動レバー8のための戻りの手段とを備えている。
【0028】
基部7は、可とう性の制御膜9によって閉じられる。
【0029】
制御膜9は、作動レバー8を作動させるために、車輌の外側でからアクセス可能になっている。
【0030】
また、機械サブアセンブリ2および電気サブアセンブリ3は、サブアセンブリ2、3を共に固定するために協働する組立手段10a,10b,10cを備えている。
【0031】
例えば、図3aから理解されるように、コネクタ4は、基部7に形成された相補的なリブ10cと協力する案内面10aと横かぎ10bとを有している。
【0032】
図1の例から理解されるように、作動レバー8は、中央脚8bを有するパドル8aの形態である。中央脚8bの先端8cは、マイクロスイッチ5に対して軸方向に配置される。制御膜9は、パドル8aの外部の中心部上に固定され、制御動作中に変形することができるよう、中央部分の周囲に非固定区域11を与える。したがって、ユーザー12により制御膜9を押圧することにより、作動レバー8の変位を、所定の行程C、例えば、非作動の位置(図1)とスイッチングの位置(図2)との間の1.5〜2mmに制御することが可能となる。
【0033】
非作動の位置(図1)では、レバー8は、マイクロスイッチ5を作動させない。作動レバー8および基部7は、所定の変位行程Cだけ間隔があけられている。
【0034】
スイッチングの位置(図2)では、レバー8の先端8cはマイクロスイッチ5を圧迫し、ロックの解錠に導く。作動レバー8は、基部7上に接している。作動レバー8の戻り手段は、押圧が無くなると、最初の非作動の位置に作動レバー8を戻すことができるようになっている。
【0035】
図1及び2に示される具体例によれば、例えば、作動レバー8は、対応する基部7のリセス14と協働する組立体アーム13を備えている。例えば、組立体アーム13は、作動レバー8の中央脚8bの両側にある。
【0036】
組立体アーム13のそれぞれは、リセス14に対応する開口部内で軸方向に滑動可能な軸を有している。この軸の終端にはフックがあり、このフックは、非作動の位置(図1)では基部7のリセス14の終端で、前記開口部の周りに接して協働することができ、基部7が戻り手段により応力が加えられた時に、レバー8を基部7の中に保持する。レバー8が所定の行程Cを進むスイッチングの位置(図2)では、パドル8aが基部7上に接するようになるまで、組立体アーム13はリセス14内を滑動する。
【0037】
また、電気スイッチ1は、マイクロスイッチ5と作動レバー8との間のシール15を備え、このシール15により、作動レバー8の2つの位置において、マイクロスイッチ5と作動レバー8との間のシール機密性を確保する。
【0038】
このシール15は、例えば、作動レバー8の非作動位置およびスイッチング位置で作動レバー8の先端8cによって支えられる相補的な突起部と協働する弾性の外周端部15bを有している。
【0039】
したがって、ユーザーがスイッチ1を押した時(例えば11〜19Nの力で、図2の矢印F参照)、制御膜9は変形し、作動レバー8が、支持体7に対する変位行程Cだけ、図中の上方へ移動し、マイクロスイッチ5は、シール15を変形させる。マイクロスイッチ5に対するレバー8の先端8cの変位は、電気回路を閉じることによって、マイクロスイッチ5を作動させ、開口を開けることができるようになる。ユーザー12が圧力を加えなくなれば、弾性の戻り手段はその初期位置(図1)に作動レバー8を移動させる。
【0040】
シール15が弾性を有しているため、変形可能であり、作動レバー8の2つの位置で、シール機密性特性を保持することができるようになる。作動レバー8とマイクロスイッチ5との間の区域内に外周シール15を与えることにより、車輌の外側から水分、湿気またはダストに対する遮蔽性の良好な電気スイッチ1を得ることができるようになる。
【0041】
シール15は、少なくとも部分的にオーバーモールドされる。
【0042】
このオーバーモールドのために用いられるプラスチックは、「軟質な」プラスチックである。例えば、TPE-Sエラストマー等の、熱可塑性材料を有している。基部7、作動レバー8および電気コネクター4は、例えば、「硬質」プラスチック(たとえばポリプロピレン)から形成される。
【0043】
エラストマーは、例えばポリプロピレン等の硬質のプラスチックスに強固に固着するという利点を提供し、このため、良好なシールを得ることができるようになる。更に、インジェクション成形機に用いられる圧力は低めであるので、製造中にスイッチが損傷するの危険を低減する。
【0044】
例えば、シール15は、マイクロスイッチ5上に少なくとも部分的にオーバーモールドされ、端子6が接続されるマイクロスイッチ5のコネクタのためのカバー15aを形成する。このように、これらの部材は、保護されている。更に、シール15は、1回のオーバーモールド工程で全て形成される。
【0045】
このように、カバー15a,横チムニー15dおよび弾性の外周端部15bを備えるシール15は、一体的な単一部材として製造され、オーバーモールドインジェクション工程が、まずカバー15aのレベルで行われ、次いで横チムニー15dを通過してマイクロスイッチ5の両側に達し、弾性の外周端部15bのレベルで終端する。
【0046】
更に、コネクタが完全にシール密閉性にされることにより、電気スイッチ1は、垂直にも水平にも、あらゆる方向に配置することができる。
【0047】
あるいは、基部7は、30%のガラス繊維で強化したポリアミド66等の、別の種類の硬質プラスチック製である。この場合、シール15は基部7をオーバーモールドしない。
【0048】
添付の図に表示される具体例、とりわけ、触覚のフィードバックを改善するため、パドル8aの厚みが図1及び2と比較して薄くなっている図5の具体例で明らかなように、弾性の外周端部15bは、チューブ(図3a)の形態であり、突起部は、チューブのオープン15cに挿入される相補的な円筒形状を有している。
【0049】
弾性外周端部15bは、先端8c(図3B)の相補的な突起部の方に向かう開口15cの高さで隆起突出部を形成する。チューブの開口15cは、相補的な突起部(図5)の直径Dより小さな直径dを有している。
【0050】
したがって、シール15にレバー8を導入する際に少し押し込むことにより、シール15は作動レバー8上に組み付けられる。チューブ15の端部は、次いで、このオーバーラップによって圧縮さるため、マイクロスイッチ5とレバー8cの先端との間の区域が、水、湿気およびダストに対して完璧な緊密性を有するようになる。
【0051】
さらに、非作動の位置に作動レバー8を戻すための弾性戻り手段が、シール15の圧縮によって形成される。したがって、電気スイッチ1を作動させるために必要な力は大幅に低減され、良好な再現性を提供する。したがって、機械サブアセンブリ2の戻り手段は、シール15によって与えられる。よって、基部7と作動レバー8との間にばねを存在させる必要がない。
【0052】
しかしながら、シール15によって形成される戻り手段を補足するため、ばねを有していてもよい。例えば、レバー8の中央脚8bの両サイド上にばね16を配置してもよい。例えば、ばね16の第1の終端は、作動レバー8のパドル8aのリセス17中に受けられ固定され、ばね16の第2の終端は、基部7のピン18に固定される。したがって、ばね16を伸ばしせば非作動の位置(図1)になり、圧縮すればスイッチングの位置(図2)になることが理解されよう。
【0053】
さらに、先端8cの相補的な突起部は、チューブ15bの外周端部を案内し保持するための案内・保持手段を備えてもよい。
【0054】
図5に示す例によれば、案内・保持手段は、外周端部15bを受容する環状溝19を備えている。環状溝19は、先端8cの突起部の横壁近くの内部及び円筒端近くの外部に形成される。
【0055】
電気サブアセンブリ3が作動レバー8上に組み立てられれば、端部15bの外壁は、環状溝19(図1)の円筒端の内部壁によって保持される。したがって、チューブの開口15cが拡がる場合には、開口15cの直径dは、相補的な突起部の直径Dより小さいままであり続けることが確保され、シール15は、突起部に対して圧縮したままでそのシール機密性機能を保持する。
【0056】
このように得られた電気スイッチ1は、したがって、強固であり、非常に高度なシール機密性を提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車の後部ドアないしテールゲート用の電気スイッチであって、
マイクロスイッチ(5)と、
前記マイクロスイッチ(5)を作動させるための作動レバー(8)と
を備え、
前記作動レバー(8)は、2つの位置の間、すなわち非作動の位置と、前記マイクロスイッチ(5)を作動させるスイッチングの位置との間を移動することができ、
前記電気スイッチ(5)はさらに、前記マイクロスイッチ(5)と前記作動レバー(8)との間のシール(15)を備え、 このシールは、前記作動レバーの上記2つの位置において、前記マイクロスイッチ(5)と前記作動レバー(8)との間のシール機密性を確保するよう構成されることを特徴とする電気スイッチ
【請求項2】
前記シール(15)が、前記作動レバー(8)の前記非作動位置及び前記スイッチング位置において、前記作動レバー(8)の相補的な突起部と協働する弾性の外周端部(15b)を有することを特徴とする請求項1に記載の電気スイッチ。
【請求項3】
前記弾性外周端部(15b)が、チューブの形態であり、前記突起部が、前記チューブの開口(15c)内挿入される相補的な円筒形状を有していることを特徴とする請求項2に記載の電気スイッチ。
【請求項4】
前記弾性外周端部(15b)が、前記相補的な突起部の方へ向かう前記チューブの前記開口(15c)の、高さのレベルに、隆起突出部を形成していることを特徴とする請求項3に記載の電気スイッチ。
【請求項5】
前記チューブの前記開口(15c)が、前記相補的な突起部の直径(D)より小さな直径(d)を有sちえいることを特徴とする請求項3および4のいずれかに記載の電気スイッチ。
【請求項6】
前記相補的な突起部が、前記外周端部(15b)を案内し保持するための案内・保持手段を有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気スイッチ。
【請求項7】
前記案内・保持手段が、前記外周端部(15b)を受容する環状溝(19)を有していることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の電気スイッチ。
【請求項8】
前記シール(15)が、少なくとも部分的にオーバーモールドされることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載電気スイッチ。
【請求項9】
前記シール(15)が、TPE-Sエラストマーをはじめとする熱可塑性材料材料を備えていることを特徴とする請求項8に記載の電気スイッチ。
【請求項10】
前記シール(15)が、マイクロスイッチ(5)のコネクタ用のカバー(15a)と、前記カバー(15a)を前記外周端部(15b)に連結する少なくとも1つの横チムニー(15d)とを備え、前記シール(15)は、オーバーモールドによって一つの部分として形成されていることを特徴とする請求項8または9に記載の電気スイッチ。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2013−500561(P2013−500561A)
【公表日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−522122(P2012−522122)
【出願日】平成22年7月23日(2010.7.23)
【国際出願番号】PCT/EP2010/060751
【国際公開番号】WO2011/012556
【国際公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【出願人】(505196853)ヴァレオ クリマチザチオン ソシエダ アノニマ (3)
【Fターム(参考)】