説明

輸液注入速度測定装置

本発明は、静脈注射針50により投与される輸液11の注入量を定量的速度で測定する携帯型輸液注入速度測定装置100に関するものである。
このために本発明は、使用者が点滴チャンバー22内で点滴23が滴下する度に入力する計数入力キーを含むキー入力部120、測定装置の電源を供給する電源部140、一定の周波数の信号を発振する発振回路150、計算された輸液の注入速度を定量的に出力する表示部130、及びキー入力部120の計数入力キーにより入力された既設定回数に対する所要時間を発振回路150の信号を用いて計算し、上記計算された時間当たり上記既設定回数を1時間当たり点滴数に換算し、既指定の点滴23の体積に上記換算された時間当たり点滴数を掛けて定量的輸液注入速度を獲得し、獲得された注入速度を表示部130に出力させる制御部110を含んで構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、輸液注入速度測定装置に関し、より詳しくは、静脈注射針50により投与される輸液11の注入量を定量的速度で測定する携帯型輸液注入速度測定装置100に関する。
【背景技術】
【0002】
図1を参照すると、一般的に静脈に直接投与する静脈注射(IV)システムは、輸液11が入っている輸液瓶10、輸液瓶10の密閉用栓に挿入されて輸液11が流れる挿入針21と内部で輸液11が点滴23の形態で滴下するようにした点滴チャンバー(Drip Chamber)22からなる点滴器20、静脈に挿入される注射針50、点滴器20と注射針50とを連結してリンガー液が流れる注入チューブ40、及び注入チューブ40の中間に挟まれてリンガー液の流れ速度を調節するリンガー液調節器(Clamps)30から構成される。
【0003】
上記のように構成される静脈注射方法は、輸液瓶10を注射針50より上側に固定設置することによって、輸液11が有する重力による自然注入方法でなされる。また、輸液11が注入される速度を調節する方法は、使用者が輸液調節器30を調節して点滴23の滴下周期を変更させると共に、所定の回数だけ肉眼で見ながら数えると共に、かかる時間を一般の時計で見ながらチェックする方法でなされる。一般に、医師が看護士に1分当たり滴下する点滴23の回数をチャートに書いてあげることで、看護士がそれに従って上記の方法により点滴23が滴下しり速度を調節するようになる。
【0004】
しかしながら、上記輸液注入速度調節方法は、使用者の目と経験によりなされるので、正確な輸液注入速度の調節が可能でない。一般に、輸液は、患者の年齢、患者の体躯、患者の状態、輸液の種類、輸液の容量などによって輸液注入速度を定めて注入されなければならないが、上記の輸液注入方法は輸液投与速度を不正確に調節するので、ややもすれば医療事故の原因となることもある。
【0005】
したがって、輸液注入速度を定量的に測定して輸液調節器30が調節できるようにしなければならず、このための従来技術には、大韓民国公開特許公報第10−2004−0048889号“静脈注射セット用容積流れ測定装置”、大韓民国公開特許公報第10−2005−0039780号“映像信号処理を用いたリンガー液流量測定システム”などがあった。しかしながら、上記の方法では点滴チャンバー22内で点滴23が滴下することを赤外線で感知して滴下する点滴23の数量及び輸液の定量を測定するので、外部光の影響により正確性が低くなるだけでなく、上記測定装置を設置することに多くの不便性と費用の問題が発生して、現実的に商品化できていない。
【0006】
また、従来技術の大韓民国登録実用新案公報第20−0336940号“薬物点滴器の自動探知及び事前予防システム”では、外部から感知できるように点滴チャンバーの中に点滴が滴下する度に動くドロップキャリヤを具備させる装置を提示したが、上記の装置は、通常的に使われる点滴チャンバー22の構造を変えなければならず、また複雑になった上記点滴チャンバーと測定装置により実用的に使用できなかった。
【0007】
また、上記の従来技術は、基本的にセンサによる容積測定方法を使用するので、全的に測定装置に依存して輸液の投入速度を調節せざるを得ない。したがって、上記装置の誤作動に対する対処が困難であるので、担当医師または看護担当者が使用するに当たって、細かい故障が殆どない簡便な測定装置が要求される。
【0008】
上記の従来技術の問題点により実用化できないことによって、実際の病・医院では看護担当者が所定の回数だけ点滴23が滴下する時間を秒針時計で測定して輸液の注入速度を計算している。このような方法では、時計と点滴チャンバー22を代わる代わる見ながらチェックしなければならないので、計算された注入速度の誤差が大きくなる危険性が生じる。したがって、非熟練看護担当者も容易に使用することができる輸液速度測定装置が必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】大韓民国公開特許公報第10−2004−0048889号
【特許文献2】大韓民国公開特許公報第10−2005−0039780号
【特許文献3】大韓民国登録実用新案公報第20−0336940号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、複雑な測定装置を点滴チャンバー22に設置する必要無しで、携帯が簡便で、かつ正確な輸液注入速度が測定できる輸液注入速度測定装置100を提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、輸液の注入速度を表すために一般的に使われる単位(ml/hr)で定量的な速度を表出して、要求される注入速度に合うように看護担当者が輸液調節器を容易に調節できるようにする輸液注入速度測定装置100を提供することにある。
【0012】
本発明の更に他の目的は、高価の測定装置を具備しなくても輸液の注入速度が測定できるので、全ての病・医院に広く普及できる輸液注入速度測定装置100を提供することにある。
【0013】
本発明の更なる他の目的は、非熟練看護担当者も容易に正確な輸液注入速度をチェックできる輸液注入速度測定装置100を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記の目的を達成するための本発明は、輸液注入速度を定量的に測定するための輸液注入速度測定装置100であって、点滴チャンバー22内で点滴23が滴下する度に使用者が入力をするようになる計数入力キーを含んで構成されるキー入力部120と、電源を供給する電源部140と、一定周波数の信号を発振させる発振回路150と、計算された輸液の供給速度を定量的に出力する表示部130と、キー入力部120の計数入力キーで既設定回数だけ入力を受けた時の所要時間を計算し、上記既設定回数と上記計算時間を用いて1時間当たり点滴数を計算し、既指定の点滴23の体積に上記計算した1時間当たり点滴数を掛けて定量的輸液注入速度を獲得し、獲得された注入速度を表示部130に出力させる制御部110と、を含んで構成されることを特徴とする。
【0015】
制御部110は、計数入力キーを通じて既設定回数を超過して入力を受ければ、最終入力された瞬間を基準として最終入力前段の既設定回数に対する所要時間を計算し、上記既設定回数と上記計算時間とを用いて1時間当たり点滴数を計算し、既指定の点滴23の体積に上記計算した時間当たり点滴数を掛けて定量的輸液注入速度を獲得し、獲得された注入速度を表示部130に出力させることを特徴とする。
【0016】
キー入力部120は、用途によって点滴23の体積を選択できる選択キーを更に含んで構成され、制御部110は、用途によって異なるように指定された多数の点滴23の体積の情報を格納して、上記選択キーにより選択された点滴23の体積で輸液注入速度を計算することを特徴とする。
【0017】
また、上記の目的を達成するための本発明は、点滴チャンバー22内で点滴23が滴下する度に使用者から計数入力を受け、既設定の回数だけ入力を受ければ所要時間を計算し、既指定の点滴23の体積に従う定量的輸液注入速度を獲得する輸液注入速度測定装置を用いた輸液注入速度測定方法であって、1番目の計数の入力を受ける時に入力時間間隔をチェックし始めるステップ(P10)と、ステップP10の1番目の計数入力後、既設定の回数だけ連続して計数入力を受け、毎計数入力を受ける時の時間間隔を格納するステップ(P20)と、既設定の回数の計数入力を受けることにかかる時間を計算するステップ(P30)と、ステップP30の所要時間に対する既設定回数を1時間に対する点滴数に換算するステップ(P40)と、指定された点滴23の体積にステップP40の換算点滴数を掛けて1時間当たり輸液注入量を計算し、計算した輸液注入量を出力するステップ(P50)と、ステップP50の以後に指定された時間内に計数入力を受ければ、入力時間間隔を格納し、ステップP30に戻り、かつステップP30の計算で使われた計数入力のうち、1番目の計数入力時間間隔を削除し、新たに入力を受けた計数入力時間間隔を含むようにするステップ(P60)と、を含んでなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によると、片手で簡便に操作できる小さな体積で製作可能であり、正確な輸液注入速度を定量的数値で出力させることによって、使用者がもう片手で輸液注入速度を容易に調節できるようにする。
【0019】
また、本発明は、使用者が直接測定し確認するので、患者にも信頼性を与えて、測定にかかる時間も短いので、使用者にも便利で、かつ非熟練看護担当者も正確な輸液注入速度をチェックできる測定装置である。
【0020】
また、本発明は、汎用的に使われる測定装置に比べて、使用者が実際的にたくさん使われる輸液注入分野に適用されるので、病・医院で広く普及されて使われることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】一般的な静脈注射システムの構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る輸液注入速度測定装置の構成図である。
【図3】本発明の実施形態に係る輸液注入速度測定方法を示す順序図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図2は、本発明の実施形態に係る輸液注入速度測定装置100の構成を示す図である。
【0023】
図2によると、本発明の輸液注入速度測定装置100は、使用者からキー入力を受けるキー入力部120、輸液注入速度測定装置100の各構成に電源を供給する電源部140、一定周波数の信号を発振させる発振回路150、計算された輸液注入速度を定量的数値で出力する表示部130、及び各構成120、130、140、150の動作を制御する制御部110から構成される。
【0024】
具体的に、キー入力部120は、点滴チャンバー22内で点滴23が滴下する度に使用者がカウンター信号を入力できるように備えられる計数入力キー、使用者が注入速度を測定するために輸液注入速度測定装置100の動作を初期化できるように備えられるリセットキー、及び使用者が電源部140の電源を輸液注入速度測定装置100の各構成に投入または遮断できるように備えられる電源キーから構成される。
【0025】
そして、制御部110は、使用者が電源キーで輸液注入速度測定装置100をオン(ON)したり、またはリセットキーを押さえれば、輸液注入速度が測定できるように初期化し、初期化された状態で使用者が計数入力キーを押し始めれば、輸液注入速度を計算するようになる。
【0026】
即ち、制御部110は、キー入力部120の計数入力キーで既設定回数だけ入力を受けた時の所要時間を発振回路150の信号を用いて計算し、上記所要時間当たり上記既設定回数を1時間当たり点滴数に換算し、既指定の点滴23の体積に上記換算された時間当たり点滴数を掛けて定量的輸液注入速度を獲得し、獲得された注入速度を表示部130に出力させる。
【0027】
上記既指定の点滴23の体積について敷衍して説明すると、一般に、輸液セット20、30、40、50は一体型で製作され、挿入針21を通過して点滴チャンバー22内の下部に滴下する点滴23の体積は一定の体積を持つように挿入針21及び点滴チャンバー22が作られる。例えば、一般の輸液を投与するための輸液セットは1ml当たり15点滴23になるように製作され、新生児用輸液セットは1ml当たり60点滴23になるように製作される。また、栄養輸液のような特殊な輸液を投与するための輸液セットは、輸液瓶と1セットで備えられる時に上記一般輸液の点滴23の体積と同一であるように製作される。このように製作される理由は、滴下する点滴23を肉眼でチェックし、一般の時計でかかる時間を測ることによって、輸液の投与速度が分かるようにするためである。
【0028】
したがって、制御部110に指定されて貯蔵される点滴23の体積は、1/15mlまたは1/60mlに設定できる。また、上記の成人用及び新生児用の点滴23の体積値を全て格納し、キー入力部120で2つのうち、どれか1つを選択する入力キーを更に含めて、制御部110で選択的に計算することもできる。好ましくは、表示部130に“一般用”と“新生児用”などの案内表示文または表示ランプとして表出させることにより医療事故を予防することができる。
【0029】
図3は、図2の構成からなる輸液注入速度測定方法を示す順序図である。
【0030】
下記の説明では、4回を既設定回数にした時の輸液注入速度測定方法を説明したものであって、最初の1番目の計数入力キーの入力と5番目の計数入力キーの入力との間に測定される時間は、総4回の点滴23に対する時間を表すことに留意すべきである。
【0031】
まず、使用者がキー入力部120の電源キーをオンして、電源部140の電源を測定装置100の各構成に投入されるようにする。この際、輸液注入速度測定装置100は輸液注入速度を計算するために初期化する。また、輸液注入速度測定装置100は、使用者がリセットキーを押さえても下記に説明される輸液注入速度過程を初期化する(P1)。
【0032】
このように初期化された輸液注入速度測定装置100は、1番目の点滴23が滴下することによって使用者から計数入力キーの入力を受ければ、計数入力キーの入力時間間隔をチェックし始め、計数入力キーの入力数(計数カウント)を0に初期化する(P10)。
【0033】
そして、輸液注入速度測定装置100は、計数カウントを既設定回数(4回)と比較し(P21)、点滴23が点滴チャンバー22の中から滴下する度に計数入力キーを1回ずつ入力を受けて(P22)、総計数入力キーの入力回数が4回になれば、注入速度を計算するステップに移る(P20)。また、輸液注入速度測定装置100は、毎回計数入力キーの入力時間間隔を格納するようになる。
【0034】
この際、輸液注入速度測定装置100は、4回計数入力キーの入力に対する所要時間を計算し(P30)、計算した上記所要時間に対する4回の点滴数を1時間当たり点滴数に換算し(P40)、指定された点滴23の体積と上記換算した1時間当たり点滴数で定量的な注入速度(ml/hr)を計算して表示部130に出力する(P50)。
【0035】
また、輸液注入速度測定装置100は、ステップP50の以後に追加的に注入速度をチェックするための計数入力キーの入力があるか確認して(P61)、計数入力キーの入力があれば、入力時間間隔を格納し、ステップP30を遂行してステップP40、P50を経て輸液注入速度を再計算する。ステップP30に移る時には、ステップP30で所要時間を計算する時に使われた計数カウントの1番目の入力時間間隔を削除して、ステップP60の計数入力キーの入力を含む4回の入力によりステップP30の所要時間を計算する。
【0036】
ステップP30では、滴下する点滴23の回数を数える過程で、ステップP10の1番目の滴下する時点から5番目に滴下する時点までの時間をチェックするので、1番目の点滴23が滴下することにかかる時間を除いて計算する。したがって、1番目の点滴23の以前の点滴23が滴下する時点から1番目の点滴23が滴下する時点までの時間が使用者によって異なるようになる問題を解消する効果がある。また、使用者が総5回の入力により不正確に注入速度を得たと判断して、ステップP60のように続けて点滴23が滴下する度に計数入力キーを入力するようになれば、輸液注入速度測定装置100は、入力する度に4回の点滴23に対する注入速度を再計算して出力させる。例えば、総7回の点滴23に対して計数入力キーが入力されれば、5番目の入力時に2、3、4、5番目の点滴23に対する注入速度を、6番目の入力時に3、4、5、6番目の点滴23に対する注入速度を、7番目の入力時に4、5、6、7番目の点滴23に対する注入速度を計算して表示部130に出力させる。
【0037】
上記では、総4回の点滴23に対するものを例示したが、その回数は測定装置100の正確性を高めるために、また、測定過程にかかる時間を考慮して指定されることができる。
【0038】
そして、図3の実施形態は、点滴23の滴下する時間間隔を格納して既設定回数(4回)の所要時間を計算することと説明したが、点滴23が滴下する時点の時間を格納する形態でもなされることができる。即ち、制御部110は5番目の入力時点の時間で1番目の入力時点の時間を差し引きして4回の点滴23に対する所要時間を計算することができる。
【0039】
また、輸液注入速度測定装置100は、リセットキーの入力を受ければ、ステップP10からまた始めるようになる。
【符号の説明】
【0040】
10 輸液瓶
11 輸液
20 点滴器
21 挿入針
22 点滴チャンバー
23 点滴
30 輸液調節器
40 注入チューブ
50 注射針
100 輸液注入速度測定装置
110 制御部
120 キー入力部
130 表示部
140 電源部
150 発振回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
点滴チャンバー22内で点滴23が滴下する度に使用者が入力をするようになる計数入力キーを含んで構成されるキー入力部120と、
電源を供給する電源部140と、
一定の周波数の信号を発振させる発振回路150と、
計算された輸液の供給速度を定量的に出力する表示部130と、
キー入力部120の計数入力キーで既設定の回数だけ入力を受けた時の所要時間を計算し、前記既設定の回数と前記計算時間を用いて1時間当たり点滴数を計算し、既指定の点滴23の体積に前記計算した1時間当たり点滴数を掛けて定量的輸液注入速度を獲得し、獲得された注入速度を表示部130に出力させる制御部110と、
を含んで構成されることを特徴とする輸液注入速度測定装置。
【請求項2】
制御部110は、
計数入力キーを通じて既設定の回数を超過して入力を受ければ、最終入力された瞬間を基準として最終入力前段の既設定回数に対する所要時間を計算し、前記既設定回数と前記計算時間を用いて1時間当たり点滴数を計算し、既指定の点滴23の体積に前記計算した時間当たり点滴数を掛けて定量的輸液注入速度を獲得し、獲得された注入速度を表示部130に出力させることを特徴とする請求項1に記載の輸液注入速度測定装置。
【請求項3】
キー入力部120は、用途によって点滴23の体積を選択できる選択キーを更に含んで構成され、
制御部110は、用途によって異なるように指定された多数の点滴23の体積の情報を格納して、前記選択キーにより選択された点滴23の体積で輸液注入速度を計算することを特徴とする請求項2に記載の輸液注入速度測定装置。
【請求項4】
点滴チャンバー22内で点滴23が滴下する度に使用者から計数入力を受け、既設定の回数だけ入力を受ければ所要時間を計算し、既指定の点滴23の体積に従う定量的輸液注入速度を獲得する輸液注入速度測定装置を用いた輸液注入速度測定方法であって、
1番目の計数の入力を受ける時に入力時間間隔をチェックし始めるステップ(P10)と、
ステップP10の1番目の計数入力後、既設定の回数だけ連続して計数入力を受け、毎計数入力を受ける時の時間間隔を格納するステップ(P20)と、
既設定の回数の計数入力を受けることにかかる時間を計算するステップ(P30)と、
ステップP30の所要時間に対する既設定回数を1時間に対する点滴数に換算するステップ(P40)と、
指定された点滴23の体積にステップP40の換算点滴数を掛けて1時間当たり輸液注入量を計算し、計算した輸液注入量を出力するステップ(P50)と、
ステップP50の以後に指定された時間内に計数入力を受ければ、入力時間間隔を格納し、ステップP30に戻り、かつステップP30の計算で使われた計数入力のうち、1番目の計数入力時間間隔を削除し、新たに入力を受けた計数入力時間間隔を含むようにするステップ(P60)と、
を含んでなることを特徴とする輸液注入速度測定方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公表番号】特表2010−512934(P2010−512934A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−542632(P2009−542632)
【出願日】平成19年12月10日(2007.12.10)
【国際出願番号】PCT/KR2007/006394
【国際公開番号】WO2008/082091
【国際公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【出願人】(509143701)
【Fターム(参考)】