説明

遊技機

【課題】皿ユニットに貯留された遊技球の球抜き作業を円滑に遊技者に行わせることで、遊技者にとって興趣のある遊技機を提供する。
【解決手段】皿ユニット16上に貯留された遊技球Baの重量を測定する重量計94aによって測定された遊技球Baの重量に応じて、皿ユニット16に視認可能に配置された複数のLED95の発光を変化させる発光制御手段は、遊技球Baを抜くタイミングを遊技者に分かり易く報知するので、遊技者が遊技に集中しながらも球抜き作業を忘れずに円滑に遊技を行うことができ、遊技の趣向性を高めることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、詳しくは、球受け皿に遊技球を貯留することを防ぐように構成された遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技領域の中央部分に設けられた液晶等の画像表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
【0004】
上述のようなパチンコ機において、貸球時や大当たり時に多量の遊技球が球受け皿に払い出された際、遊技者は遊技に集中していて球抜き作業を忘れがちであり、球抜き作業をせずにそのままにしてしまうと、遊技球が球受け皿に貯留し、溢れ出してしまうことがある。このような状況を鑑みて、所定量の遊技球が球受け皿に貯留した場合、遊技球を払い出しを中止しているパチンコ機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2003−236210号公報
【特許文献2】特開2006−000313号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述のようなパチンコ機では、遊技球の払い出しが中止される場合があるので、特に大当たり時、多量に貯まった遊技球を思い切り抜くことを快感としている遊技者にとっては、物足りなく、単調すぎて遊技に飽きてしまう虞があった。
【0007】
そこで本発明は、遊技球の球抜き作業がなされずに遊技球が球受け皿に貯留しても、遊技球の払い出しを制御することなく、予め余裕をもった位置を検知して、球抜き作業をするように遊技者に報知することで、遊技に集中しながらも、球抜き作業を忘れずに、また球抜き作業をすることで、喜悦感をより増幅させるような演出性を提供できるように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係る本発明は(例えば、図1ないし図4参照)、枠体状の筐体(6)と、遊技盤(3)を支持した形で前記筐体(6)に開閉可能に支持される前扉(7)と、前記前扉(7)に配置された球受け皿(16)とを備え、前記遊技盤(3)の遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技する遊技機(1)において、
前記球受け皿(16)に視認可能に配置された複数の発光体(95)と、
前記球受け皿(16)に配置されて、該球受け皿(16)上に貯留された遊技球(Ba)の重量を測定する球重量測定手段(94a,94b,94c)と、
前記球重量測定手段(94a,94b,94c)によって測定された遊技球重量に応じて、前記複数の発光体(95)の発光を変化させる発光制御手段(93)と、
を備えることを特徴とする遊技機(1)にある。
【0009】
請求項2に係る本発明は(例えば、図1及び図4参照)、前記発光制御手段(93)が、前記複数の発光体(95)の発光させる数を制御してなる、
請求項1記載の遊技機(1)にある。
【0010】
請求項3に係る本発明は(例えば、図1及び図4参照)、前記発光制御手段(93)が、前記複数の発光体(95)の発光強度を変化させてなる、
請求項1又は2記載の遊技機(1)にある。
【0011】
請求項4に係る本発明は(例えば、図1及び図4参照)、前記発光制御手段(93)が、前記複数の発光体(95)の色調を変化させてなる、
請求項1ないし3のいずれか1項記載の遊技機(1)にある。
【0012】
なお、本発明における上記「色調」は、色相(色あいの違い)、明度(明るさの度合い)、及び彩度(鮮やかさの度合い)を含む複合的な概念である。
【0013】
請求項5に係る本発明は(例えば、図1及び図7参照)、前記球受け皿(16)に、貯留された遊技球(Ba)の高さを検知する圧力センサ(94c)を有し、
前記発光制御手段(93)は、前記圧力センサ(94c)の検出信号に基づき前記遊技球(Ba)の総重量を算出してなる、
請求項1ないし4のいずれか1項記載の遊技機(1)にある。
【0014】
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
【発明の効果】
【0015】
請求項1に係る本発明によると、発光制御手段は、球重量測定手段によって測定された球受け皿上に貯留された遊技球重量に応じて、球受け皿に視認可能に配置された複数の発光体の発光を変化させるので、遊技に没頭している遊技者がつい忘れがちな球抜き作業を、球が溢れ出してしまう前に確実に、かつわかりやすく遊技者に報知することができる。そして、球重量測定手段が重量計からなるので、容易にかつ正確に球量を測ることができる。
【0016】
請求項2に係る本発明によると、発光制御手段が、複数の発光体の発光させる数を制御するので、遊技者は発光体が発光している数のみの視認により、遊技球が溢れ出すリミットを容易に認識することができる。
【0017】
請求項3に係る本発明によると、発光制御手段が、複数の発光体の発光強度を変化させるので、遊技者は発光体の光の強さのみの視認により、遊技球が溢れ出すリミットを容易に認識することができる。
【0018】
請求項4に係る本発明によると、発光制御手段が、複数の発光体の色調を変化させるので、遊技者は発光体の色調のみの視認により、遊技球が溢れ出すリミットを容易に認識することができる。
【0019】
請求項5に係る本発明によると、発光制御手段は、貯留された遊技球の高さを検知する圧力センサの検出信号に基づき遊技球の総重量を算出するので、遊技者によりわかりやすく球抜き作業のタイミングを報知することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。図1は本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。なお、以下に説明する実施の形態では、本発明の遊技機を所謂第1種特別電動役物を使用したパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、所謂第2種特別電動役物や所謂第3種特別電動役物を使用したパチンコ機等にも適用可能であることは勿論である。
【0021】
<第1の実施形態>
本実施形態のパチンコ機1は、図1に示すように、発射ハンドル2の操作による発射装置(図示せず)の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)Baを遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー5に入球した遊技球Baに対応する数の遊技球Baを払い出すように構成されている。上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。遊技者は大当たりを目指してハンドル操作を繰り返す。
【0022】
本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、この筐体6に開閉可能に装着された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配置されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配置されており、前扉7における上部左右、及び下部の皿ユニット16の左右には夫々、スピーカ(図示せず)を有する放音装置12が配置されている。そして、前扉7の上部における放音装置12の間には、電飾装置8が配置されている。
【0023】
また、ガラス枠10における中央部右方には、前扉7を筐体6側に施錠又は解放し、或いは、ガラス枠10を前扉7側に施錠又は解放するための施錠装置13が配置されている。なお、図1中の符号14は、不図示の発射装置によって打ち出された遊技球を遊技盤3側に案内するガイドレールを示している。本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域3aにて入賞することなく落下してアウト口(図示せず)に進入した遊技球Baをパチンコ機1の背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。
【0024】
そして、前扉7における下部中央には皿ユニット(球受け皿)16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球Baが供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16の中央部には、該皿ユニット16上の遊技球を球発射装置(図示せず)付近から皿ユニット下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aと、皿ユニット16上の遊技球を球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bとが配置されている。
【0025】
また、前扉7における皿ユニット16の右側下方には、上記球発射装置を操作して遊技球を遊技盤3に向けて打ち出すための発射ハンドル2が設けられている。更に、皿ユニット16の下部左方の操作台部18には、灰皿21と、遊技者参加用の操作ボタン22(以下、遊技参加ボタンとも言う)とが配置されている。更に、前扉7における遊技盤3の左右下方には演出用照明装置11,11が配置されており、前扉7における遊技盤3の左右上方には放音装置12,12が配置されている。なお、筐体6及び前扉7等から遊技機本体が構成される。
【0026】
また、遊技領域3aの中央部分には、遊技球ステージSを有するセンター飾り23が配設されている。センター飾り23の下部左右には、大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口25,26が配設されており、センター飾り23の直下方には、始動チャッカー27と、アタッカー5とが順次配設されている。またセンター飾り23は、遊技球ステージSの前壁中央に、該ステージS上の遊技球の一部を始動チャッカー27に導くための球放出口49を有している。
【0027】
始動チャッカー27は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、開放位置と閉止位置とに開閉動作するように始動チャッカー開閉ソレノイド69(図4参照)によって作動させられる。始動チャッカー27の直上方には、所謂命釘としての一対の障害釘30が打ち込まれている。
【0028】
アタッカー5は、大当たり発生時に開放され、遊技盤3の遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球を入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で9個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、9個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
【0029】
遊技領域3aには、センター飾り23の四方に風車31が配設されており、遊技球ステージSの下方における始動チャッカー27の左側には、スルーゲート32が配設されている。このスルーゲート32は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。
【0030】
遊技領域3aにおけるスルーゲート32、入賞口25,26及び始動チャッカー27等の周囲には、遊技球ステージSから零れた遊技球や、発射されてから遊技球ステージSに関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘33を含む多数の障害釘が打ち込まれている。
【0031】
上記センター飾り23は、その中央部に、遊技盤3側に固定された画像表示装置35を露出する開口36を有し、且つ左上部に、放出口67に連通するワープ導入口37を有しており、このワープ導入口37に対向するように一対の障害釘39が打ち込まれている。また、画像表示装置35は、液晶ディスプレイ等を用いて動画や静止画表示による演出を行う。ワープ導入口37の周囲や上方側にも、遊技球Baを適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを始動チャッカー27等に、遊技球ステージSを介して入球させ又は遊技球ステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。
【0032】
なお、本実施形態における「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球を、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球Baを始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。
【0033】
ここで、本発明の特徴である皿ユニット16及びその周辺構造について、図2を用いて詳細に説明する。図2は、皿ユニット及び重量計の位置を示す図で、(a)は正面図、(b)は同図(a)のA−A線による平面断面図で第1の重量計を示す図である。
ある。
【0034】
図2(a)に示すように、皿ユニット16は、遊技者に視認可能な皿の周囲位置に複数のLED(発光体)95を有する。LED95は、後述する発光制御手段93により、発光するLEDの数や発光強度、色調が変化自在になっている。
【0035】
図2(b)に示すように、皿ユニット16を支持する形で遊技盤3の内部には第1の重量計(球重量測定手段)94aが備えられている。図示のように皿ユニット16が遊技盤3にぶら下がった状態になっており、遊技球Baが貯まるにつれて重量計94aのバネ(不図示)が伸びて遊技球Baの量を測定可能にしている。
【0036】
第1の重量計94aによって測定された結果は、信号として発光制御手段93に送られ、発光制御手段93は、その結果に応じて、複数のLED95を発光される数を制御したり、発光強度、色調をも変化させる。これにより、遊技者は、遊技に夢中になって、球抜き作業を忘れそうになっても目立った報知方法で、遊技球Baが溢れ出すことを防ぐことができる。
【0037】
ついで、本パチンコ機1の背面構造について図3を参照して説明する。同図は、本パチンコ機1の背面構造を示す背面図である。
【0038】
すなわち、図3に示すように、パチンコ機1の前扉背面における上部左方には、賞球タンク43が取り付けられており、この賞球タンク43の下方に、サブ制御基板38、主制御基板40、及び払出し制御基板51がこの順に配設されている。また、前扉背面における上部右方には、外部端子板52が取り付けられており、この外部端子板52の下方に、整列待機通路45、賞球装置46、賞球排出通路47、電源ユニット41、及び発射装置(図示せず)用の発射制御基板53がこの順に配設されている。パチンコ機1の前扉背面における左側部には、施錠装置13が配設されている。
【0039】
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図4に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。また、同図では、後述する第2及び第3の実施の形態で用いられる第2の重量計94b及び圧力センサ94cを、便宜上、併せて記載している。
【0040】
すなわち、本制御系は、遊技制御装置80と、該遊技制御装置80に電気的に接続された、始動チャッカー開閉ソレノイド69、アタッカー開閉ソレノイド70、放音装置12、演出用照明装置11、画像表示装置35、賞球装置46、重量計94a,94b、圧力センサ94c、及びLED95と、を備えている。
【0041】
遊技制御装置80は、図3に示した主制御基板40やサブ制御基板38等から構成されている。主制御基板40は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。また、サブ制御基板38は、主に画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うように構成されている。
【0042】
遊技制御装置80は、入賞判定手段81、入賞信号出力手段82、抽選手段83、遊技制御手段86、保留手段87、作動制御手段88、作動判定手段89、作動決定手段90、演出制御手段91、表示制御手段92、及び発光制御手段93を備えている。
【0043】
入賞判定手段81は、発射ハンドル2の操作で作動する発射装置(図示せず)によって遊技領域3aに打ち出された遊技球が始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
【0044】
入賞信号出力手段82は、入賞判定手段81によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
【0045】
抽選手段83は、入賞信号出力手段82からの始動チャッカー27に対応する入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
【0046】
抽選手段83は、大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が画像表示装置35の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。抽選手段83はまた、大当たり抽選で通常当たりが当選した場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「222」、「444」や「888」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。抽選手段83は更に、大当たり抽選で外れた場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「252」、「464」や「838」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。
【0047】
遊技制御手段86は、放音装置12、演出用照明装置11に放音、発光の演出をさせる契機となる指令を、演出制御手段91に送信する。また、遊技制御手段86は、遊技参加ボタン22を用いた遊技者参加型の演出を行わせるか否かを、予め登録(格納)された演出用乱数等を用いた抽選で無作為に決定し、これを行わせると決定した際には、後述する表示制御手段92へその旨の信号を送信する。
【0048】
保留手段87は、抽選手段83から出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球として点灯表示される。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
【0049】
そして保留手段87は、保留(記憶)している変動パターンに係る信号を順次出力し、その変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段87は、保留球の消費に応じて保留球数が4個未満となった場合、抽選手段83で行われる始動チャッカー27への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
【0050】
作動制御手段88は、作動決定手段90の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド69に駆動信号を送って該ソレノイド69を作動させて始動チャッカー27を開放又は閉塞動作させる。更に作動制御手段88は、アタッカー開閉ソレノイド70に駆動信号を送って該ソレノイド70を作動させ、抽選手段83での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
【0051】
作動判定手段89は、始動チャッカー開閉ソレノイド69及びアタッカー開閉ソレノイド70を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド69にあって、始動チャッカー27の開閉の「条件を満たす」時とは、抽選手段83の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド70にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
【0052】
作動決定手段90は、作動判定手段89からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド69、アタッカー開閉ソレノイド70の作動開始を夫々に決定する。
【0053】
演出制御手段91は、遊技制御手段86からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置11を発光駆動して遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。
【0054】
表示制御手段92は、遊技制御手段86からの信号に従って、画像表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容等の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。その際、表示制御手段92は、抽選手段83による各抽選結果を、遊技制御手段86からの信号に従い、画像表示装置35に演出表示する。
【0055】
発光制御手段93は、第1の重量計94aによって測定された結果に応じて、皿ユニット16の周囲に備えられた複数のLED95を発光させる数を制御する。例えば遊技球Baの重量(総重量)が軽い場合はLED95を一つ発光させ、遊技球Baが皿ユニット16から溢れ出そうなくらい重い重量の場合はLED95を全て発光させたりできる。また、発光制御手段93は、LED95の発光強度も制御可能であり、例えば、遊技球Baの重量(総重量)が軽い場合はLED95を暗く発光させ、遊技球Baが皿ユニット16から溢れ出そうなくらい重い重量の場合はLED95を明るく発光させたりできる。更に、発光制御手段93は、LED95の色調も制御することが可能であり、例えば遊技球Baの重量が軽い場合はLED95を黒や灰色の目立たない色で発光させ、遊技球Baが皿ユニット16から溢れ出そうなくらい重い重量(総重量)の場合はLED95を赤や青の原色カラーで発光させたりできる。これにより、遊技者は、遊技に夢中になって、球抜き作業を忘れそうになっても目立った報知方法で、球が溢れ出すことを防ぐことができる
【0056】
始動チャッカー開閉ソレノイド69は、作動制御手段90から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、始動チャッカー27を開閉動作させる。
【0057】
アタッカー開閉ソレノイド70は、作動制御手段88から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカー5を開閉動作させる。
【0058】
放音装置12は、演出制御手段91の制御に従ってスピーカ(図示せず)を駆動させ、演出に応じた効果音を発する。演出用照明装置11は、演出制御手段91の制御に従ってその内蔵する電飾ランプ(図示せず)を発光駆動(点灯、点滅)させ、演出に応じた照明を行う。画像表示装置35は、表示制御手段92の制御に従って作動し、演出データや抽選手段83での抽選結果に応じた演出表示を行う。
【0059】
賞球装置46は、作動制御手段88により作動制御されて、始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5それぞれへの入賞に対応する賞球数を供給する。
【0060】
次に、本パチンコ機1による作用について、図5のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
【0061】
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル2を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、発射装置(図示せず)の作動によって遊技球Baが所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球Baは、始動チャッカー27や入賞口25,26に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口(図示せず)から遊技盤3背面側に排出される。
【0062】
つまり、遊技領域3aに向けて打ち出された多数の遊技球Baは、その一部がワープ導入口37から導入されて遊技球ステージS上に放出され、その一部が球放出口49から放出されて始動チャッカー27に向け落下し、この始動チャッカー27に高確率で入賞する。この際、障害釘30への当接状況によっては、始動チャッカー27に入賞できないこともある。一方、球放出口49からではなく遊技球ステージSから直接に落下する遊技球Baは、始動チャッカー27と異なる方向に向かう。この際、当該遊技球Baは、落下方向が、始動チャッカー27上の一対の障害釘30の間を通過して入球し得る方向と異なっても、障害釘30の左右に打ち込まれた所謂ジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘30に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入球することもある。
【0063】
ところで、上述したように始動チャッカー27や入賞口25,26の何れかに遊技球が入賞した場合、入賞判定手段81が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段82が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段87は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターン信号を、遊技制御手段86を介して表示制御手段92に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段87は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段83で行われる始動チャッカー27への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
【0064】
そして、大当たり抽選で当選した場合(ステップS3)、抽選手段83は、当たりフラグをオンすると、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
【0065】
これにより、ステップS4において、画像表示装置35に表示されるべき当たり図柄がセットされ、抽選手段83が、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。一方、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、画像表示装置35に表示される外れ図柄がセットされ、抽選手段83は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
【0066】
以上のようにして、遊技制御手段86が、画像表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を表示制御手段92に送信することに基づき、表示制御手段92が、画像表示装置35を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
【0067】
そして、例えば、画像表示装置35の大当たり有効ライン上で3つの同図柄が揃った場合、作動制御手段88は、作動決定手段90の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド70に駆動信号を送り、当該ソレノイド70を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。
【0068】
その際、遊技者は喜悦感が増幅し、遊技に夢中になって球抜き作業を忘れがちであるが、発光制御手段93が、第1の重量計94aで測定された遊技球Baの重量(総重量)に応じて、LED95の発光を変化させるので、つい忘れがちな球抜き作業を、遊技球Baが溢れ出してしまう前に確実に、かつわかりやすく遊技者に報知することができる。更に、発光制御手段93が、複数のLED95の発光させる数を制御するので、遊技者はLED95が発光している数のみの視認により、遊技球が溢れ出すリミットを認識することができる。また、球重量測定手段に重量計94aを用いたので、容易にかつ正確に球重量を測ることができる。また、発光制御手段93が、複数のLED95の発光強度を変化させる場合、遊技者はLED95の光の強さのみの視認により、遊技球が溢れ出すリミットを認識することができる。更に、発光制御手段93が、複数のLED95の色調を変化させる場合、遊技者はLED95の色調のみの視認により、遊技球が溢れ出すリミットを認識することができる。
【0069】
なお、LED95に、フルカラーLEDを採用すれば、明るさと共に色彩も変化させることができ、より遊技者の注目を集めることができる。このフルカラーLEDとは、赤、緑、青(RGB)の光3原色を単一のパッケージ内に収容したもの、つまり、RGBを組み合わせた赤、緑、青に加えて赤紫、白、水色、黄色を有し、且つこれらに階調を加えたタイプのLEDを意味する。
【0070】
<第2の実施の形態>
ついで、図6を参照して、本発明に係る第2の実施の形態について説明する。図6は本発明に係る第2実施形態における皿ユニット及び重量計の位置を示す図で、(a)は正面図、(b)は同図(a)のB−B線による平面断面図で第2の重量計を示す図ある。なお、本実施形態において上述の第1の実施形態と同様な部分は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0071】
図6(a)に示すように、本実施形態は、第1の実施形態における第1の重量計94aに代えて、第2の重量計(球重量測定手段)94b(図4も併せて参照)を使用したものであり、その他の構成は略々同様である。
【0072】
皿ユニット16は、遊技者に視認可能な皿の周囲位置に複数のLED(発光体)95を有する。LED95は、後述する発光制御手段93により、発光するLEDの数や発光強度、色調が変化自在になっている。
【0073】
図6(b)に示すように、皿ユニット16を支持する形で皿ユニット16の底部には重量計(球重量測定手段)94bが備えられている。重量計94bは、測定した遊技球Baの重量(総重量)を発光制御手段93に送信し、発光制御手段93は、その結果に応じて、複数のLED95を発光される数を制御したり、発光強度、色調をも変化させる。
【0074】
以上説明したように、本第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、遊技者が遊技に夢中になって球抜き作業を忘れそうになっても、発光制御手段93による目立った報知方法により、遊技球Baが溢れ出すことを防ぐことができる。
【0075】
<第3の実施の形態>
ついで、図7を参照して、本発明に係る第3の実施の形態について説明する。図7は本発明に係る第3実施形態における皿ユニット及び圧力センサを示す正面図である。なお、本実施形態において上述の第1の実施形態又は第2の実施形態と同様な部分は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0076】
図7に示すように、本実施形態は、第1の実施形態における第1の重量計94a、又は第2の実施形態のおける第2の重量計94bに代えて、圧力センサ(球重量測定手段)94c(図4も併せて参照)を使用したものであり、その他の構成は略々同様である。
【0077】
皿ユニット16は、遊技者に視認可能な皿の周囲位置に複数のLED(発光体)95を有する。LED95は、後述する発光制御手段93により、発光するLEDの数や発光強度、色調が変化自在になっている。
【0078】
皿ユニット16の内部には、圧力センサ94cが備えられている。該圧力センサ94cは、貯留された遊技球Baの高さを検知できるように、皿ユニット内の左右端部の内壁における上下方向に所定距離をあけて順次配置されている。本実施形態では、圧力センサ94cは左右夫々3つずつ、計6個配設されており、下から順に94cと94c、及び94cと94c、及び94cと94cが夫々対になっていて、左右両方の圧力センサが検知信号を発したらその高さまで遊技球Baが貯まっている状態と判定する。
【0079】
例えば、圧力センサ94c,94cが検知信号を発した場合、発光制御手段93は、皿ユニット16の底辺が遊技球Baで埋め尽くされた状態であるとみなし、圧力センサ94c,94cで検知された遊技球Baの高さで皿ユニット16内に貯留され得る遊技球個数(予め算定してデータとして記憶されている個数)に、予め規格で定められている遊技球1個の重量を乗算し、現在貯留されている遊技球Baの重量を算出する。また、94c,94c,94c,94cの4つの検知センサが検知信号を発した場合、発光制御手段93は、遊技球Baが皿ユニット16の中間の高さまで貯まってきていると判定し、上述と同様、現在貯留されている遊技球Baの重量を算出する。更に、94c,94c,94c,94c,94c,94cの全ての圧力センサが信号を発した場合、発光制御手段93は、遊技球Baが皿ユニット16の上面まで貯まってきていると判定し、現在貯留されている遊技球Baの重量を算出する。
【0080】
そして、発光制御手段93は、遊技球重量の上記算出結果に応じて、複数のLED95のうちの発光させる数を制御したり、発光強度、色調をも変化させる。
【0081】
以上説明したように、本第3の実施形態によれば、第1の実施形態、第2の実施形態と同様、遊技者が遊技に夢中になって球抜き作業を忘れそうになっても、発光制御手段93による目立った報知方法により、遊技球Baが溢れ出すことを防ぐことができる。また、貯留された遊技球の高さを検知する圧力センサ94cの検出信号に基づき遊技球の重量を算出するので、遊技者によりわかりやすく球抜き作業のタイミングを報知することができる。
【0082】
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0083】
【図1】本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。
【図2】本発明に係る第1実施形態における皿ユニット及び重量計の位置を示す図で、(a)は正面図、(b)は同図(a)のA−A線による平面断面図で第1の重量計を示す図ある。
【図3】本実施形態におけるパチンコ機の背面構造を示す背面図である。
【図4】本実施形態におけるパチンコ機の制御系を示すブロック図である。
【図5】本パチンコ機の作用を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明に係る第2実施形態における皿ユニット及び重量計の位置を示す図で、(a)は正面図、(b)は同図(a)のB−B線による平面断面図で第2の重量計を示す図ある。
【図7】本発明に係る第3実施形態における皿ユニット及び圧力センサを示す正面図である。
【符号の説明】
【0084】
1 :遊技機(パチンコ機)
3 :遊技盤
3a:遊技領域
6 :筐体
7 :前扉
16 :球受け皿(皿ユニット)
93 :発光制御手段
94a:球重量測定手段(第1の重量計)
94b:球重量測定手段(第2の重量計)
94c:球重量測定手段(圧力センサ)
95 :発光体
Ba :遊技球

【特許請求の範囲】
【請求項1】
枠体状の筐体と、遊技盤を支持した形で前記筐体に開閉可能に支持される前扉と、前記前扉に配置された球受け皿とを備え、前記遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出して遊技する遊技機において、
前記球受け皿に視認可能に配置された複数の発光体と、
前記球受け皿に配置されて、該球受け皿上に貯留された遊技球の重量を測定する球重量測定手段と、
前記球重量測定手段によって測定された遊技球重量に応じて、前記複数の発光体の発光を変化させる発光制御手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記発光制御手段は、前記複数の発光体の発光させる数を制御してなる、
請求項1記載の遊技機。
【請求項3】
前記発光制御手段は、前記複数の発光体の発光強度を変化させてなる、
請求項1又は2記載の遊技機。
【請求項4】
前記発光制御手段は、前記複数の発光体の色調を変化させてなる、
請求項1ないし3のいずれか1項記載の遊技機。
【請求項5】
前記球受け皿に、貯留された遊技球の高さを検知する圧力センサを有し、
前記発光制御手段は、前記圧力センサの検出信号に基づき前記遊技球の総重量を算出してなる、
請求項1ないし4のいずれか1項記載の遊技機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate