遊技機
【課題】遊技の興趣向上を好適に図ることが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】主制御装置のMPUでは、スルーゲート35への入賞が発生したことを契機として第2作動口34を開放状態とするか否かの抽選を行い、当該抽選により当選となった場合には当該第2作動口34を開閉するサポート実行モードとする。また、主制御装置のMPUでは、第2作動口34への入賞が発生したことを契機として、第2特図表示部38bの変動表示を開始させるとともに、当該開始時に選択された表示継続時間が経過した場合にはその変動表示を終了させる。そして、当該変動表示の終了後に、第2特電入賞装置37を開閉させる開閉実行モードに移行させる。この場合に、有利遊技状態では、1回のサポート実行モード中に、第2作動口34への入賞を契機とした開閉実行モードが複数回発生し得る。
【解決手段】主制御装置のMPUでは、スルーゲート35への入賞が発生したことを契機として第2作動口34を開放状態とするか否かの抽選を行い、当該抽選により当選となった場合には当該第2作動口34を開閉するサポート実行モードとする。また、主制御装置のMPUでは、第2作動口34への入賞が発生したことを契機として、第2特図表示部38bの変動表示を開始させるとともに、当該開始時に選択された表示継続時間が経過した場合にはその変動表示を終了させる。そして、当該変動表示の終了後に、第2特電入賞装置37を開閉させる開閉実行モードに移行させる。この場合に、有利遊技状態では、1回のサポート実行モード中に、第2作動口34への入賞を契機とした開閉実行モードが複数回発生し得る。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技領域を流下する遊技球が入球可能な第1遷移状態とそれよりも入球しづらい又は入球不可な第2遷移状態とのそれぞれに遷移可能な遷移入球部と、
当該遷移入球部を前記第2遷移状態から前記第1遷移状態に遷移させ、その後に前記第2遷移状態に復帰させるための第1遷移制御を実行する第1制御手段と、
前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な第1状態とそれよりも入球しづらい又は入球不可な第2状態とのそれぞれに遷移可能な可変入球部と、
当該可変入球部を前記第2状態から前記第1状態に遷移させ、その後に前記第2状態に復帰させるための第2遷移制御を実行する第2制御手段と、
遷移発生条件が成立した場合に、前記第1遷移制御が行われる特定遊技状態とする第1状態設定手段と、
演出を実行する演出実行手段と、
所定演出を行った後に終了状態となるように前記演出実行手段を制御する演出制御手段と、
前記遷移入球部に遊技球が入球し、前記演出実行手段において前記所定演出が行われ前記終了状態となったことを少なくとも一の条件として、前記第2遷移制御が行われる所定遊技状態とする第2状態設定手段と、
を備え、
1回の前記特定遊技状態が開始されてから終了するまでに、当該特定遊技状態中に前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行完了及びそれに続く前記所定遊技状態の実行完了の組み合わせが発生し、当該組み合わせの発生後に当該特定遊技状態中に前記遷移入球部への遊技球の入球が発生する状況が発生し得ることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記第1制御手段は、前記特定遊技状態が開始されてから当該特定遊技状態における前記遷移入球部の前記第1遷移状態が終了するまでの期間が、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間と、それに続く前記所定遊技状態の実行期間とを合計した期間よりも長い期間となるように、前記特定遊技状態の期間の設定を行う特定制御手段を備え、
当該特定制御手段は、前記期間の設定を、前記所定演出の実行状況及び前記所定遊技状態の実行状況を踏まえることなく行うものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記第1制御手段は、
1回の前記特定遊技状態において前記第1遷移制御が特定の複数回実行されるようにする手段と、
前記遷移入球部において前記第1遷移状態が開始されてから当該第1遷移状態の終了後に続く前記第2遷移状態が終了するまでの期間が、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間と、それに続く前記所定遊技状態の実行期間とを合計した期間以上の期間となるようにする特定制御手段と、
を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記特定制御手段は、前記特定遊技状態における前記遷移入球部の一の前記第1遷移状態と次の前記第1遷移状態との間の前記第2遷移状態が継続する期間が、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間と、それに続く前記所定遊技状態の実行期間とを合計した期間以上の期間となるようにするものであることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記特定制御手段は、一の前記第1遷移状態が継続する期間が、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間と、それに続く前記所定遊技状態の実行期間とを合計した期間以下の期間となるようにするものであることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
前記第1制御手段は、1回の前記特定遊技状態中に前記遷移入球部に入球した遊技球の合計個数が規定個数となった場合に、前記第1遷移制御を前記特定の複数回実行していなかったとしても当該特定遊技状態を終了させる手段を備え、
前記規定個数は、前記特定の複数回の数以上に設定されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記遷移入球部に遊技球が入球した場合に判定用情報を取得する判定用取得手段を備え、
前記第2状態設定手段は、前記判定用取得手段により前記判定用情報が取得されたことを少なくとも一の条件として、前記所定演出が行われ前記終了状態となった後に前記所定遊技状態とするものであり、
前記判定用取得手段は、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行中、及びそれに続く前記所定遊技状態の実行中に前記遷移入球部に遊技球が入球したとしても前記判定用情報を取得しないものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項8】
前記所定遊技状態は、当該所定遊技状態が開始されてから当該所定遊技状態における前記可変入球部の前記第1状態が終了するまでの期間が、遊技者による発射操作が開始されてその開始後に最初に発射された遊技球が前記可変入球部に入球可能となる位置に到達するまでの期間よりも短いことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項9】
遊技状態として、1回の前記特定遊技状態が開始されてから終了するまでに、当該特定遊技状態中に前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行完了及びそれに続く前記所定遊技状態の実行完了の組み合わせが所定回数発生可能な第1遊技状態と、前記特定遊技状態中における当該組み合わせの発生可能な回数が前記所定回数未満である又は前記特定遊技状態中に当該組み合わせが発生することが不可である第2遊技状態とを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項10】
前記演出制御手段は、
前記第1遊技状態において、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間として、1回の前記特定遊技状態が開始されてから終了するまでに、当該特定遊技状態中に前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行完了及びそれに続く前記所定遊技状態の実行完了の組み合わせが発生し、さらに当該組み合わせの発生後に当該特定遊技状態中に前記遷移入球部への遊技球の入球を可能とする期間を選択する第1期間選択手段と、
前記第2遊技状態において、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間として、1回の前記特定遊技状態が開始されてから終了するまでに、当該特定遊技状態中に前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行完了及びそれに続く前記所定遊技状態の実行完了の組み合わせが発生した後に当該特定遊技状態中に前記遷移入球部への遊技球の入球が発生することを不可とする期間を選択する第2期間選択手段と、
を備えていることを特徴とする請求項9に記載の遊技機。
【請求項1】
遊技領域を流下する遊技球が入球可能な第1遷移状態とそれよりも入球しづらい又は入球不可な第2遷移状態とのそれぞれに遷移可能な遷移入球部と、
当該遷移入球部を前記第2遷移状態から前記第1遷移状態に遷移させ、その後に前記第2遷移状態に復帰させるための第1遷移制御を実行する第1制御手段と、
前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な第1状態とそれよりも入球しづらい又は入球不可な第2状態とのそれぞれに遷移可能な可変入球部と、
当該可変入球部を前記第2状態から前記第1状態に遷移させ、その後に前記第2状態に復帰させるための第2遷移制御を実行する第2制御手段と、
遷移発生条件が成立した場合に、前記第1遷移制御が行われる特定遊技状態とする第1状態設定手段と、
演出を実行する演出実行手段と、
所定演出を行った後に終了状態となるように前記演出実行手段を制御する演出制御手段と、
前記遷移入球部に遊技球が入球し、前記演出実行手段において前記所定演出が行われ前記終了状態となったことを少なくとも一の条件として、前記第2遷移制御が行われる所定遊技状態とする第2状態設定手段と、
を備え、
1回の前記特定遊技状態が開始されてから終了するまでに、当該特定遊技状態中に前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行完了及びそれに続く前記所定遊技状態の実行完了の組み合わせが発生し、当該組み合わせの発生後に当該特定遊技状態中に前記遷移入球部への遊技球の入球が発生する状況が発生し得ることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記第1制御手段は、前記特定遊技状態が開始されてから当該特定遊技状態における前記遷移入球部の前記第1遷移状態が終了するまでの期間が、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間と、それに続く前記所定遊技状態の実行期間とを合計した期間よりも長い期間となるように、前記特定遊技状態の期間の設定を行う特定制御手段を備え、
当該特定制御手段は、前記期間の設定を、前記所定演出の実行状況及び前記所定遊技状態の実行状況を踏まえることなく行うものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記第1制御手段は、
1回の前記特定遊技状態において前記第1遷移制御が特定の複数回実行されるようにする手段と、
前記遷移入球部において前記第1遷移状態が開始されてから当該第1遷移状態の終了後に続く前記第2遷移状態が終了するまでの期間が、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間と、それに続く前記所定遊技状態の実行期間とを合計した期間以上の期間となるようにする特定制御手段と、
を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記特定制御手段は、前記特定遊技状態における前記遷移入球部の一の前記第1遷移状態と次の前記第1遷移状態との間の前記第2遷移状態が継続する期間が、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間と、それに続く前記所定遊技状態の実行期間とを合計した期間以上の期間となるようにするものであることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記特定制御手段は、一の前記第1遷移状態が継続する期間が、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間と、それに続く前記所定遊技状態の実行期間とを合計した期間以下の期間となるようにするものであることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
前記第1制御手段は、1回の前記特定遊技状態中に前記遷移入球部に入球した遊技球の合計個数が規定個数となった場合に、前記第1遷移制御を前記特定の複数回実行していなかったとしても当該特定遊技状態を終了させる手段を備え、
前記規定個数は、前記特定の複数回の数以上に設定されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記遷移入球部に遊技球が入球した場合に判定用情報を取得する判定用取得手段を備え、
前記第2状態設定手段は、前記判定用取得手段により前記判定用情報が取得されたことを少なくとも一の条件として、前記所定演出が行われ前記終了状態となった後に前記所定遊技状態とするものであり、
前記判定用取得手段は、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行中、及びそれに続く前記所定遊技状態の実行中に前記遷移入球部に遊技球が入球したとしても前記判定用情報を取得しないものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項8】
前記所定遊技状態は、当該所定遊技状態が開始されてから当該所定遊技状態における前記可変入球部の前記第1状態が終了するまでの期間が、遊技者による発射操作が開始されてその開始後に最初に発射された遊技球が前記可変入球部に入球可能となる位置に到達するまでの期間よりも短いことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項9】
遊技状態として、1回の前記特定遊技状態が開始されてから終了するまでに、当該特定遊技状態中に前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行完了及びそれに続く前記所定遊技状態の実行完了の組み合わせが所定回数発生可能な第1遊技状態と、前記特定遊技状態中における当該組み合わせの発生可能な回数が前記所定回数未満である又は前記特定遊技状態中に当該組み合わせが発生することが不可である第2遊技状態とを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項10】
前記演出制御手段は、
前記第1遊技状態において、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間として、1回の前記特定遊技状態が開始されてから終了するまでに、当該特定遊技状態中に前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行完了及びそれに続く前記所定遊技状態の実行完了の組み合わせが発生し、さらに当該組み合わせの発生後に当該特定遊技状態中に前記遷移入球部への遊技球の入球を可能とする期間を選択する第1期間選択手段と、
前記第2遊技状態において、前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行期間として、1回の前記特定遊技状態が開始されてから終了するまでに、当該特定遊技状態中に前記遷移入球部に遊技球が入球したことを契機とした前記所定演出の実行完了及びそれに続く前記所定遊技状態の実行完了の組み合わせが発生した後に当該特定遊技状態中に前記遷移入球部への遊技球の入球が発生することを不可とする期間を選択する第2期間選択手段と、
を備えていることを特徴とする請求項9に記載の遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【公開番号】特開2013−111441(P2013−111441A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−263389(P2011−263389)
【出願日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
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