遊技機
【課題】複数の始動入賞口を備えた遊技機において、一方の始動入賞口の保留数が上限値に達した場合でも、遊技者が発射停止することなく遊技を継続することが可能な遊技の興趣性が高く、稼働率の低下を防止できる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技領域に設けられ、共通入球口25aと、前記共通入球口25aに入球した遊技球が流下する共通入球路25bと、前記共通入球路25bの下部に設けられ隔壁部47によって区画された複数の始動入賞口44a、44bと、前記共通入球路を流下した遊技球を前記複数の始動入賞口のいずれかに導く誘導部材45cと、を備えた始動入賞部25において、前記誘導部材45は、いずれかの始動入賞口の入賞記憶数が前記所定の上限数となったことを条件に、入賞記憶数が前記所定の上限数に達していない始動入賞口に遊技球を誘導する。
【解決手段】遊技領域に設けられ、共通入球口25aと、前記共通入球口25aに入球した遊技球が流下する共通入球路25bと、前記共通入球路25bの下部に設けられ隔壁部47によって区画された複数の始動入賞口44a、44bと、前記共通入球路を流下した遊技球を前記複数の始動入賞口のいずれかに導く誘導部材45cと、を備えた始動入賞部25において、前記誘導部材45は、いずれかの始動入賞口の入賞記憶数が前記所定の上限数となったことを条件に、入賞記憶数が前記所定の上限数に達していない始動入賞口に遊技球を誘導する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技球が転動可能な遊技領域を備える遊技盤と、
遊技盤の遊技領域に設けられ、共通入球口と、前記共通入球口に入球した遊技球が流下する共通入球路と、前記共通入球路の下部に設けられ隔壁部によって区画された複数の始動入賞口と、前記共通入球路を流下した遊技球を前記複数の始動入賞口のいずれかに導く誘導部材と、を備えた始動入賞部と、
各始動入賞口への遊技球の入賞に応じて、各始動入賞口毎に入賞記憶数を所定の上限数まで記憶する記憶手段と、
前記遊技盤上に設けられ、遊技球が入球容易な第1の状態と遊技球が入球困難な第2の状態とに変化可能な可変部材と、
遊技球が前記いずれかの始動入賞口に入賞したことを条件に、前記可変部材を前記第2の状態から前記第1の状態へ変化させる、遊技者にとって有利な当り遊技状態に移行させるか否かの抽選を行う可変部材当り抽選手段と、を備え、
前記誘導部材は、いずれかの始動入賞口の入賞記憶数が前記所定の上限数となったことを条件に、入賞記憶数が前記所定の上限数に達していない始動入賞口に遊技球を誘導することを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記可変部材当り抽選手段は、前記複数の始動入賞口のそれぞれで、当り遊技状態となる確率は同一であるが、当りの内容が遊技者にとってより有利な特定の当り内容となる確率が異なるように抽選を行い、
前記複数の始動入賞口のうち、一方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率は、他方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率よりも高くなるように抽選値が設定され、
前記誘導部材は、通常の状態では前記他方の始動入賞口に遊技球を誘導し、前記他方の始動入賞口の入賞記憶数が前記所定の上限数となったことを条件に、前記一方の始動入賞口に遊技球を誘導し、
前記可変部材当り抽選手段は、一方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選を、他方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選に優先させて可変部材当り抽選を実行することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
【請求項3】
遊技盤の遊技領域に備えられ、遊技球が通過可能な通過ゲートと、
前記共通入球口に設けられ、前記入球口に遊技球が入球容易な第1の状態と遊技球が入球困難な第2の状態とに変化可能な普通電動役物と、
遊技球が前記通過ゲートを通過したことを条件として、前記普通電動役物を前記第2の状態から前記第1の状態へ変化させるか否かの抽選を行う普通電動役物当り抽選手段と、を備え、
前記可変部材当り抽選手段は、前記複数の始動入賞口のそれぞれで、当り遊技状態となる確率は同一であるが、当りの内容が遊技者にとってより有利な特定の当り内容となる確率が異なるように抽選を行い、
前記複数の始動入賞口のうち、一方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率は、他方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率よりも高くなるように抽選値が設定され、
前記誘導部材は、通常の状態では前記他方の始動入賞口に遊技球を誘導し、前記普通電動役物が前記第2の状態から第1の状態に変化したことを条件に、前記一方の始動入賞口に遊技球を誘導することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
遊技盤の遊技領域に備えられ所定のワープ口から遊技球が流入されて左右に転動可能なステージ部と、
前記ステージ部に設けられ、前記ステージ部の左右転動領域の略中央部奥側に設けられた誘導口と、前記誘導口に入球した遊技球を球出口に導く誘導領域と、前記誘導領域に設けられた遊技球センサと、を備え、
前記可変部材当り抽選手段は、前記複数の始動入賞口のそれぞれで、当り遊技状態となる確率は同一であるが、当りの内容が遊技者にとってより有利な特定の当り内容となる確率が異なるように抽選を行い、
前記複数の始動入賞口のうち、一方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率は、他方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率よりも高くなるように抽選値が設定され、
前記誘導部材は、通常の状態では前記他方の始動入賞口に遊技球を誘導し、前記遊技球センサが遊技球を検出したことを条件に前記一方の始動入賞口に遊技球を誘導し、
前記可変部材当り抽選手段は、一方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選を、他方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選に優先させて可変部材当り抽選を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
前記誘導部材は前記各始動入賞口への遊技球の入球を許容又は阻止する進退型誘導部材
からなり、
前記進退型誘導部材は、一方の始動入賞口の記憶保留数が所定の上限数に達した場合、当該始動入賞口の進退型誘導部材を突出させてそれ以上の入球を阻止する一方、他方の記憶保留数が上限数に達していない始動入賞口の進退型誘導部材を後退させて遊技球を誘導し、
前記各始動入賞口の入賞記憶数がいずれも所定の上限数に達したことを条件に、前記各進退型誘導部材を突出させて共通始動路を流下する遊技球を保持可能とし、いずれか一方の記憶保留数が上限値未満となった場合、当該上限値未満となった方の始動入賞口に前記保持された遊技球を誘導することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の遊技機。
【請求項6】
前記共通入球路は、複数の遊技球を1球づつ分離して保持する進退可能な少なくも一つのスペーサ部材を有し、
前記各進退型誘導部材が突出して遊技球を保持していることを条件に前記スペーサ部材は前記共通入球路に突出して前記共通入球路に入球した遊技球を分離保持可能とし、
前記各進退型誘導部材が突出し、かつ、遊技球を保持していないことを条件に、前記スペーサ部材を後退させ、前記スペーサ部材で保持されている遊技球を順次開放することを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
【請求項1】
遊技球が転動可能な遊技領域を備える遊技盤と、
遊技盤の遊技領域に設けられ、共通入球口と、前記共通入球口に入球した遊技球が流下する共通入球路と、前記共通入球路の下部に設けられ隔壁部によって区画された複数の始動入賞口と、前記共通入球路を流下した遊技球を前記複数の始動入賞口のいずれかに導く誘導部材と、を備えた始動入賞部と、
各始動入賞口への遊技球の入賞に応じて、各始動入賞口毎に入賞記憶数を所定の上限数まで記憶する記憶手段と、
前記遊技盤上に設けられ、遊技球が入球容易な第1の状態と遊技球が入球困難な第2の状態とに変化可能な可変部材と、
遊技球が前記いずれかの始動入賞口に入賞したことを条件に、前記可変部材を前記第2の状態から前記第1の状態へ変化させる、遊技者にとって有利な当り遊技状態に移行させるか否かの抽選を行う可変部材当り抽選手段と、を備え、
前記誘導部材は、いずれかの始動入賞口の入賞記憶数が前記所定の上限数となったことを条件に、入賞記憶数が前記所定の上限数に達していない始動入賞口に遊技球を誘導することを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記可変部材当り抽選手段は、前記複数の始動入賞口のそれぞれで、当り遊技状態となる確率は同一であるが、当りの内容が遊技者にとってより有利な特定の当り内容となる確率が異なるように抽選を行い、
前記複数の始動入賞口のうち、一方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率は、他方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率よりも高くなるように抽選値が設定され、
前記誘導部材は、通常の状態では前記他方の始動入賞口に遊技球を誘導し、前記他方の始動入賞口の入賞記憶数が前記所定の上限数となったことを条件に、前記一方の始動入賞口に遊技球を誘導し、
前記可変部材当り抽選手段は、一方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選を、他方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選に優先させて可変部材当り抽選を実行することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
【請求項3】
遊技盤の遊技領域に備えられ、遊技球が通過可能な通過ゲートと、
前記共通入球口に設けられ、前記入球口に遊技球が入球容易な第1の状態と遊技球が入球困難な第2の状態とに変化可能な普通電動役物と、
遊技球が前記通過ゲートを通過したことを条件として、前記普通電動役物を前記第2の状態から前記第1の状態へ変化させるか否かの抽選を行う普通電動役物当り抽選手段と、を備え、
前記可変部材当り抽選手段は、前記複数の始動入賞口のそれぞれで、当り遊技状態となる確率は同一であるが、当りの内容が遊技者にとってより有利な特定の当り内容となる確率が異なるように抽選を行い、
前記複数の始動入賞口のうち、一方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率は、他方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率よりも高くなるように抽選値が設定され、
前記誘導部材は、通常の状態では前記他方の始動入賞口に遊技球を誘導し、前記普通電動役物が前記第2の状態から第1の状態に変化したことを条件に、前記一方の始動入賞口に遊技球を誘導することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
遊技盤の遊技領域に備えられ所定のワープ口から遊技球が流入されて左右に転動可能なステージ部と、
前記ステージ部に設けられ、前記ステージ部の左右転動領域の略中央部奥側に設けられた誘導口と、前記誘導口に入球した遊技球を球出口に導く誘導領域と、前記誘導領域に設けられた遊技球センサと、を備え、
前記可変部材当り抽選手段は、前記複数の始動入賞口のそれぞれで、当り遊技状態となる確率は同一であるが、当りの内容が遊技者にとってより有利な特定の当り内容となる確率が異なるように抽選を行い、
前記複数の始動入賞口のうち、一方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率は、他方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選結果が前記特定の当り内容となる確率よりも高くなるように抽選値が設定され、
前記誘導部材は、通常の状態では前記他方の始動入賞口に遊技球を誘導し、前記遊技球センサが遊技球を検出したことを条件に前記一方の始動入賞口に遊技球を誘導し、
前記可変部材当り抽選手段は、一方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選を、他方の始動入賞口への入賞を条件に前記可変部材当り抽選手段により実行される抽選に優先させて可変部材当り抽選を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
前記誘導部材は前記各始動入賞口への遊技球の入球を許容又は阻止する進退型誘導部材
からなり、
前記進退型誘導部材は、一方の始動入賞口の記憶保留数が所定の上限数に達した場合、当該始動入賞口の進退型誘導部材を突出させてそれ以上の入球を阻止する一方、他方の記憶保留数が上限数に達していない始動入賞口の進退型誘導部材を後退させて遊技球を誘導し、
前記各始動入賞口の入賞記憶数がいずれも所定の上限数に達したことを条件に、前記各進退型誘導部材を突出させて共通始動路を流下する遊技球を保持可能とし、いずれか一方の記憶保留数が上限値未満となった場合、当該上限値未満となった方の始動入賞口に前記保持された遊技球を誘導することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の遊技機。
【請求項6】
前記共通入球路は、複数の遊技球を1球づつ分離して保持する進退可能な少なくも一つのスペーサ部材を有し、
前記各進退型誘導部材が突出して遊技球を保持していることを条件に前記スペーサ部材は前記共通入球路に突出して前記共通入球路に入球した遊技球を分離保持可能とし、
前記各進退型誘導部材が突出し、かつ、遊技球を保持していないことを条件に、前記スペーサ部材を後退させ、前記スペーサ部材で保持されている遊技球を順次開放することを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【公開番号】特開2013−39308(P2013−39308A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−179600(P2011−179600)
【出願日】平成23年8月19日(2011.8.19)
【出願人】(598098526)株式会社ユニバーサルエンターテインメント (7,628)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年8月19日(2011.8.19)
【出願人】(598098526)株式会社ユニバーサルエンターテインメント (7,628)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]