説明

遊技用装置

【課題】各遊技用装置から排出されたカードを巡回探索して回収する必要や、回収したカードを景品カウンタに設けられたカード処理機に持参して1枚づつ挿入する必要がなく、営業終了時における作業負荷や作業時間を低減することのできると共に、計数部における計数に関する異常と、制御部における遊技媒体数の異常とを監視できるような、遊技用装置(各台計数ユニット50)を提供する。
【解決手段】各台計数ユニットは、締め処理信号の受信(Sn01でYES)に基づき、計数玉数の記憶が有ること(Sn21でYES)を条件に、該計数玉数を特定可能なカードを排出することなく、該計数玉数を消去して無効とする処理(Sn22)を行う。また計数処理において、計数部で計数に関する異常を判定すると共に、玉貸発券制御部で計数値の異常を判定する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機に対応して設けられ、
遊技者が獲得した遊技媒体を計数する計数手段を有する計数部と、
前記対応する遊技機と通信することにより、遊技者が所有する遊技用価値の大きさに相当する遊技媒体を該遊技機から払い出して貸与するための貸与処理を行う貸与処理手段と、前記計数手段が計数した計数遊技媒体数を記憶する計数記憶手段と、該計数記憶手段が記憶している計数遊技媒体数の範囲内で遊技媒体を払い出すための払出処理を行う払出処理手段と、前記計数記憶手段が記憶している計数遊技媒体数を特定可能な計数遊技媒体数特定情報が記録された遊技用記録媒体を排出する排出処理を行う排出処理手段とを有する制御部と、を備え、
前記計数部と前記制御部とが通信可能な遊技用装置であって、
前記計数部は、
前記計数手段による計数に関する異常を判定する計数異常判定手段と、
前記計数手段により計数された遊技媒体数を特定可能な計数情報を前記制御部に対して送信する計数情報送信手段と、をさらに有し、
前記制御部は、
前記計数情報送信手段から送信されてくる計数情報を受信する計数情報受信手段と、
該計数情報受信手段が受信した計数情報から特定される遊技媒体数に基づいて異常を判定する遊技媒体数異常判定手段と、をさらに有し、
前記遊技用装置は、
前記計数異常判定手段により異常判定されたことに基づいて、異常がある旨の報知を行うための計数異常報知処理を行う計数異常報知処理手段と、
前記遊技媒体数異常判定手段により異常判定されたことに基づいて、異常がある旨の報知を行うための遊技媒体数異常報知処理を行う遊技媒体数異常報知処理手段と、をさらに備え、
前記制御部は、
営業終了に際して送信される営業終了時処理要求を受信する通信手段と、
該営業終了時処理要求を受信したことに基づいて、前記計数記憶手段が記憶している計数遊技媒体数が有ることを条件として、前記排出処理を行うことなく、該計数遊技媒体数を無効とするための無効化処理を行う無効化処理手段と、をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項2】
請求項1に記載した遊技用装置であって、
前記排出処理手段は、前記計数記憶手段で記憶している計数遊技媒体数を記録した前記遊技用記録媒体を排出する前記排出処理を行い、
前記遊技用記録媒体を受け付ける受付手段と、
該受付手段により前記遊技用記録媒体を受け付けたことに基づいて、該遊技用記録媒体に記録されている計数遊技媒体数を前記計数記憶手段に記憶する記憶処理を行う記憶処理手段と、
前記受付手段が受け付けている遊技用記録媒体に記録されている計数遊技媒体数が存在するか否かを判定する判定手段と、
前記遊技用記録媒体を貯留する貯留手段と、をさらに有し、
前記無効化処理手段は、前記判定手段により計数遊技媒体数が存在すると判定されたことを条件として、当該計数遊技媒体数を無効化する記録無効化処理を含む前記無効化処理を行って、前記遊技用記録媒体を前記貯留手段に貯留させることを特徴とする遊技用装置。
【請求項3】
請求項2に記載した遊技用装置であって、
前記遊技用記録媒体には、計数された当日においてのみ前記計数遊技媒体数が有効とされる一般用記録媒体であるか、あるいは、計数された当日後においても前記計数遊技媒体数が有効とされる会員用記録媒体であるかを識別可能な記録媒体種別情報が記録され、
前記無効化処理手段は、前記受付手段が受け付けている遊技用記録媒体の記録媒体種別情報に基づいて、該遊技用記録媒体が前記一般用記録媒体であると識別したことを条件として、前記記録無効化処理を行って、該一般用記録媒体を前記貯留手段に貯留させる一方、該遊技用記録媒体が前記会員用記録媒体であると識別したことを条件として、前記記録無効化処理を行うことなく該会員用記録媒体を前記受付手段から排出させることを特徴とする遊技用装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記遊技用記録媒体には、遊技に使用可能な遊技用価値の大きさを特定可能な遊技用価値特定情報が記録され、
前記受付手段が受け付けている遊技用記録媒体の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさを前記対応する遊技機での遊技に使用させると共に該使用された遊技用価値の大きさを減算更新するための使用処理を行う使用処理手段をさらに有し、
前記無効化処理手段は、前記無効化処理により前記計数遊技媒体数を無効化した前記遊技用記録媒体の遊技用価値特定情報から特定される遊技用価値の大きさが有ることを条件として、該遊技用記録媒体を前記受付手段から排出させることを特徴とする遊技用装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記無効化処理により無効化した計数遊技媒体数を特定可能な無効化情報を外部に対して送信する無効化情報送信手段をさらに有することを特徴とする遊技用装置。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記遊技媒体数異常判定手段は、前記計数情報受信手段が受信した計数情報から特定される、予め定められた単位時間毎の遊技媒体数の増加量が、予め定められた閾値を超えることを条件として、異常を判定することを特徴とする遊技用装置。
【請求項7】
請求項6に記載した遊技用装置であって、
前記計数情報送信手段は、前記単位時間毎に前記計数手段により計数された遊技媒体数を特定可能な前記計数情報を前記制御部に対して送信することを特徴とする遊技用装置。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
前記計数部は、
前記計数手段により計数された遊技媒体数を記憶する遊技媒体数記憶手段と、
前記計数情報送信手段による計数情報の送信、及び/又は、該計数情報の送信に伴って前記制御部と計数部とが行う処理が、正常に行われたか否かを判定する送信判定手段と、
該送信判定手段により正常に行われたと判定されたことに基づいて、前記遊技媒体数記憶手段により記憶している遊技媒体数を消去するための遊技媒体数消去処理を行う遊技媒体数消去処理手段と、をさらに有することを特徴とする遊技用装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【公開番号】特開2011−229859(P2011−229859A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−105767(P2010−105767)
【出願日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【出願人】(591085972)日本ゲームカード株式会社 (144)
【Fターム(参考)】