説明

過大物検出装置およびそれを備えた搬送装置

【課題】搬送装置が過負荷により停止する前に過大物が供給されたことを検出できる検出装置を提供する。
【解決手段】過大物検出装置30は、ケーシング5内に配置された検出羽根33と、検出羽根33がケーシング5に対して回転可能なように支持するシャフト34と、シャフト34をケーシング5に対して回転可能に支持する1対の軸受35と、シャフト34の回転を検出するリミットスイッチ37と、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、過大物検出装置、特に、コンベヤなどの搬送装置に用いられる過大物検出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、粉体などの粒状物の搬送にはコンベヤが用いられている。この種のコンベヤは主に、ケーシングと、ケーシングに回転可能に支持されるチェーンと、チェーンに固定された複数のフライト(搬送部材)と、チェーンを駆動する駆動モータと、から構成されている。フライトは搬送物を掻き取るための搬送面を有している。チェーンが駆動モータなどにより回転駆動されると、チェーンに固定されたフライトがケーシングに沿って移動する。これにより、搬送物がフライトに押されて搬送される。
【0003】
しかし、搬送物中に想定していた性状と異なる物(以下、異物)が混入している場合、あるいは、コンベヤへの供給量が一時的に過多となる場合、駆動モータの負荷が高くなり、駆動モータやその他の部品が破損するおそれがある。
【0004】
そこで、従来のコンベヤには、駆動モータの負荷が高くなった場合にコンベヤを強制的に停止させる保護装置が採用されている。この種の保護装置は、例えば電流値により駆動モータの負荷を監視している。異物の噛み込みなどにより駆動モータの電流値が所定値を超えると、保護装置によりコンベヤは停止する(例えば、特許文献1を参照)。
【特許文献1】特開昭59−69309号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、異物の中にはコンベヤでは搬送できないような大きさのもの(以下、過大物)も存在する。過大物は、コンベヤのケーシングの縦方向寸法よりも長いものが想定される。このような過大物がコンベヤ内に供給されると、フライトとケーシングとの間に過大物が挟まれる。この場合も保護装置が作動するが、過大物による停止が頻繁に発生すると、ケーシングやフライトが破損するおそれがあり好ましくない。
【0006】
本発明の課題は、搬送装置が過負荷により停止する前に過大物が供給されたことを検出できる検出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明に係る過大物検出装置は、上流側機器のシュートが接続されるケーシングを含む搬送装置に用いられ、搬送物に過大物が混入していることを検出するための過大物検出装置である。この過大物検出装置は、検出部材と検出部とを備えている。検出部材は、シュートとケーシングとの接続部に配置されている。検出部材は、ケーシング内に配置された接触部と、接触部がケーシングに対して移動可能なように接触部を支持する支持部と、を有している。検出部はケーシングに対する接触部の相対移動を検出する。
【0008】
この過大物検出装置では、上流側機器から過大物が供給された場合、過大物が搬送装置により搬送される。このとき、過大物が検出部材の接触部に接触する。この結果、接触部がケーシングに対して移動し、検出部により接触部の移動が検出される。このため、この過大物検出装置では、搬送装置が過負荷により停止する前に、過大物が供給されたことを検出でき、搬送装置の破損を防止できる。
【0009】
ここで、過大物とは、搬送装置で搬送できない大きさのものを意味している。搬送方向とは、例えば搬送装置において搬送部材が移動する方向を意味しており、必ずしも水平方向を意味するものではない。
【0010】
第2の発明に係る過大物検出装置は、第1の発明に係る検出装置において、ケーシングに含まれ、接触部の可動空間を確保するための拡大ケーシング部をさらに備えている。
【0011】
これにより、過大物が検出される前に接触部とケーシングとが接触するのを防止でき、確実に過大物を検出できる。
【0012】
第3の発明に係る過大物検出装置は、第1または第2の発明に係る検出装置において、接触部が、上流側機器からシュートを介して搬送物が落下してくる落下領域以外の領域に配置されている。
【0013】
これにより、落下してくる搬送物が接触部に対して上部から接触するのを防止でき、誤動作を防止できる。
【0014】
第4の発明に係る過大物検出装置は、第1から第3のいずれかの発明に係る検出装置において、接触部が搬送装置により搬送される搬送物が通過する搬送領域以外の領域に配置されている。
【0015】
これにより、通常の搬送物が接触部に接触するのを防止でき、誤動作を防止できる。
【0016】
第5の発明に係る過大物検出装置は、第1から第4のいずれかの発明に係る検出装置において、接触部は板状の検出羽根である。支持部は検出羽根をケーシングに対して回転可能に支持するシャフトである。検出部はシャフトの回転運動を検出する。
【0017】
これにより、簡素な構造で検出装置を実現できる。
【0018】
第6の発明に係る過大物検出装置は、第1から第4のいずれかの発明に係る検出装置において、接触部が搬送装置の幅方向に延びるように配置されたワイヤである。支持部は、ワイヤがケーシングに対して移動可能なようにワイヤの両端部を支持し、ワイヤに対して引っ張り方向に弾性力を付与する、ワイヤ支持部である。検出部は、ワイヤの端部の運動またはワイヤ支持部がワイヤに付与している弾性力の変化を検出する。
【0019】
これにより、簡素な構造で検出装置を実現できる。
【0020】
第7の発明に係る搬送装置は、上流側機器から供給される搬送物を搬送する搬送装置であって、ケーシングと、複数の搬送部材と、連結部材と、駆動部と、第1から第6のいずれかの発明に係る過大物検出装置と、を備えている。ケーシングは搬送物が落下するシュートが接続されている。搬送部材はケーシングに対して移動可能に配置されている。連結部材は複数の搬送部材を連結している。駆動部は連結部材を介して搬送部材を搬送方向に駆動可能である。
【0021】
この搬送装置では、第1から第6のいずれかに記載の過大物検出装置を備えているため、過大物が供給されたことを検出することができ、装置の破損を防止できる。
【発明の効果】
【0022】
本発明に係る過大物検出装置および搬送装置では、上記の構成を有しているため、搬送装置が過負荷により停止する前に、過大物が供給されたことを検出でき、搬送装置の破損を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
【0024】
(1)コンベヤの基本構成
図1および図2を用いて本発明に係るコンベヤ1について説明する。図1にコンベヤ1の概略構成図、図2にコンベヤ1の断面図を示す。図2の右側がコンベヤ1の搬送方向正側、図2の左側がコンベヤ1の搬送方向逆側である。なお、図2はコンベヤ1の送り側の断面図のみを示しており、コンベヤ1のリターン側の断面図は省略されている。ここで、搬送方向とは、例えばコンベヤ1においてフライト4が移動する方向を意味している。
【0025】
図1および図2に示すように、コンベヤ1は、搬送物6を一定の方向に順次搬送する装置であり、主に、コンベヤ本体2と、コンベヤ本体を駆動する駆動モータM1と、駆動モータM1の動作を制御する制御装置10と、から構成されている。
【0026】
コンベヤ本体2は、搬送物6が内部に供給されるケーシング5と、ケーシング5に対して移動可能に配置された複数のフライト4と、フライト4を連結する1対のチェーン3と、から構成されている。
【0027】
ケーシング5には上流側機器101のシュート21が接続されている。本実施形態では、コンベヤ本体2は水平に設置されており、シュート21は鉛直方向に延びるように設置されている。
【0028】
チェーン3は、例えば複数のローラ(図示せず)が回転可能に装着されたローラチェーンである。チェーン3はケーシング5の底板9に固定されたレール(図示せず)により支持および案内されている。ケーシング5に対して回転可能に設けられたシャフト(図示せず)に固定されたスプロケット(図示せず)により、チェーン3は回転可能に支持されている。チェーン3には複数のフライト4が固定されている。
【0029】
シャフトには駆動モータM1が機械的に連結されており、駆動モータM1からシャフトへトルクが入力可能となっている。制御装置10にはコンベヤ本体2の保護装置が内蔵されており、制御装置10は、駆動モータM1の過負荷を検出し駆動モータM1の駆動を停止する機能を有している。
【0030】
上流側機器101からはシュート21を介して搬送物6が順次供給される。搬送物6に過大物が混入している場合、シュート21を通って上流側機器101からコンベヤ本体2の内部に過大物が落下してくる。
【0031】
(2)過大物検出装置の構成
コンベヤ1は、過大物が供給されたことを検出するために過大物検出装置30をさらに備えている。図3に図2のA−A断面図を示す。
【0032】
ここで、過大物とは、コンベヤ1で搬送できない大きさのものを意味している。例えば、過大物としては、シュート21に沿った方向の長さが、コンベヤ本体2のケーシング5の上下方向寸法よりも長いものが挙げられる。
【0033】
図2および図3に示すように、過大物検出装置30は、シュート21とケーシング5との接続部に配置されており、主に、接触部としての検出羽根33と、シャフト34と、1対の軸受35と、検出羽根33の可動領域を確保するための拡大ケーシング部38と、リミットスイッチ37と、から構成されている。
【0034】
検出羽根33は、長方形の板状部材であり、ケーシング5の内面と隙間を介して配置されている。シャフト34は、検出羽根33の上部に固定されており、コンベヤ本体2の幅方向に延びている。シャフト34の両端は、ケーシング5を貫通しており、軸受35によりケーシング5に対して回転可能に支持されている。検出羽根33が落下領域B内に入り込まないように、シャフト34の回転は一方向に規制されている。例えば、シャフト34にストッパ(図示せず)が設けられており、ストッパにより図2におけるシャフト34の時計回りの回転が、先端部33aが仮想交点Cまでに制限されている。これにより、検出羽根33はシャフト34を中心にケーシング5に対して一定の範囲内で回転可能である。
【0035】
検出羽根33の搬送方向下流側には、検出羽根33の回転運動が阻害されないように、拡大ケーシング部38が設けられている。拡大ケーシング部38は、ケーシング5の一部を構成しており、ケーシング5よりも上部に突出している。また、拡大ケーシング部38は、シュート21の搬送方向下流側に突出している。これにより、検出羽根33の回転が妨げられない。
【0036】
検出羽根33は、搬送物6の落下および搬送により誤動作しないように、拡大ケーシング部38内に形成された可動領域Dに配置されている。具体的には、検出羽根33は、シュート21からの落下領域B以外の領域に配置されている。また検出羽根33は、コンベヤ本体2本体の搬送領域A以外の領域に配置されている。検出羽根33の先端部33aが、拡大ケーシング部38がない状態でのシュート21とケーシング5との接続部における搬送方向下流側の仮想交点Cとほぼ一致する位置に配置されている。これらの構成においては、検出羽根33の先端部33aが搬送領域Aと可動領域Dとの境界に配置されている、あるいは、検出羽根33が落下領域Bと可動領域Dとの境界に配置されている、と考えることもできる。これにより、検出羽根33が過大物7以外の通常の搬送物6により誤動作するのを防止できる。
【0037】
また、シャフト34の一方の端部は、軸受35からさらに突出しており、シャフト34の一方の端部にはケリガネ36が固定されている。ケリガネ36とリミットスイッチ37のレバー部37aとは当接可能に配置されている。リミットスイッチ37によりケリガネ36およびシャフト34を介して検出羽根33の回転運動が検出される。
【0038】
リミットスイッチ37は、制御装置10に接続されており、制御装置10は、例えばリミットスイッチ37からの信号に基づいて、駆動モータM1の駆動を停止したり、あるいは、過大物が供給された旨の警報信号を生成したりする。
【0039】
(3)コンベヤの動作
図1〜図5を用いてコンベヤ1の動作について説明する。図4に過大物7が落下した際の状態図、図5に過大物検出装置30が作動した際の状態図を示す。
【0040】
a)定常運転時
コンベヤ1が運転中である場合、駆動モータM1に電源が供給されており、駆動モータM1が正転している。この場合、駆動モータM1によりチェーン3が回転駆動され、フライト4が搬送方向正側に駆動される。ケーシング5内には上流側機器101から搬送物6が順次供給されており、搬送物6はフライト4に掻き取られ、搬送方向正側へ搬送される。
【0041】
b)過大物検出動作
図4に示すように、上流側機器から過大物7が供給されると、過大物7がシュート21を通ってコンベヤ本体2内に落下してくる。過大物7の鉛直方向の寸法L1は、ケーシング5の寸法L2よりも大きい。検出羽根33が落下領域B以外の領域で回転するように配置されているため、過大物7が落下してきても、検出羽根33には上部から接触しない。
【0042】
落下してきた過大物7の下部7aは、搬送方向に移動するフライト4に引っかかる。このとき、過大物7は搬送方向へ移動しようとするが、寸法L1が長いため全体が搬送方向へ移動せず、下部7aが搬送方向へ移動する。この結果、図5に示すように過大物7は反時計回りに回転し全体が傾く。このとき、図5に示すように、過大物7が検出羽根33の先端部33aに接触し、検出羽根33がケーシング5に対して回転する。
【0043】
検出羽根33が回転すると、シャフト34に固定されたケリガネ36が回転し、ケリガネ36の回転をリミットスイッチ37が検出する。リミットスイッチ37からの信号に基づいて、制御装置10により駆動モータM1が停止し、過大物7が供給された旨の警報が発報される。このとき、拡大ケーシング部38により検出羽根33がケーシング5と干渉していない。このため、過大物7がフライト4とケーシング5との間に挟み込まれる前に、図5に示す状態でコンベヤ1は停止する。
【0044】
(4)効果
このように、このコンベヤ1では、シュート21とケーシング5との接続部に、ケーシング5に対して移動可能な検出羽根33が設けられている。このため、供給された過大物7でコンベヤ1が過負荷停止する前に、過大物検出装置30により過大物7が供給されたことが検出される。このため、過大物検出装置30の検出結果に応じて駆動モータM1を停止することで、フライト4やケーシング5などが過大物7により破損するのを防止することができる。
【0045】
また、過大物検出装置30が拡大ケーシング部38を備えている。これにより、過大物7が検出される前に検出羽根33とケーシング5とが接触するのを防止でき、確実に過大物7を検出できる。
【0046】
また、過大物検出装置30では、検出羽根33が落下領域B以外の領域および搬送領域A以外の領域に配置されている。これにより、落下してくる搬送物6が検出羽根33に対して上部から接触したり、通常の搬送物6が検出羽根33に接触したりするのを防止でき、誤動作を防止できる。
【0047】
さらに、この過大物検出装置30では、回転羽根方式が採用されている。このため、非常に簡素な構造により過大物検出装置30を実現できる。
【0048】
(7)その他の実施形態
本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
【0049】
a)
前述の実施形態では、搬送装置としてフライトコンベヤを例に説明がなされているが、搬送装置の形式等はこれに限定されない。
【0050】
b)
前述の実施形態では、過大物検出装置30として回転羽根方式が採用されているが、装置の構成はこれに限定されない。例えば、過大物検出装置30としてワイヤ方式が採用される場合も考えられる。具体的には、例えば、検出羽根33の代わりにコンベヤ1の幅方向に延びるように配置されたワイヤ、シャフト34および軸受35の代わりにワイヤの両端部を支持するワイヤ支持部が採用されてもよい。ワイヤ支持部により、ワイヤに対して引っ張り方向に弾性力が付与されている。通常、ワイヤは張った状態であるが、過大物7が接触すると、ワイヤが引っ張られる。この結果、ワイヤが引っ張られたことを検出するセンサにより、過大物7が供給されたことが検出される。この場合も、前述の実施形態と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】コンベヤの概略構成図
【図2】過大物検出装置周辺の断面概略図
【図3】A−A断面図
【図4】過大物検出装置の動作説明図
【図5】過大物検出装置の動作説明図
【符号の説明】
【0052】
1 コンベヤ(搬送装置)
2 コンベヤ本体
3 チェーン
4 フライト
5 ケーシング
6 搬送物
7 過大物
21 シュート
30 過大物検出装置
33 検出羽根(接触部)
34 シャフト(支持部)
35 軸受(支持部)
36 ケリガネ(検出部)
37 リミットスイッチ(検出部)
38 拡大ケーシング部
101 上流側機器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上流側機器のシュートが接続されるケーシングを含む搬送装置に用いられ、前記搬送物に過大物が混入していることを検出するための過大物検出装置であって、
前記シュートと前記ケーシングとの接続部に配置され、前記ケーシング内に配置された接触部と、前記接触部が前記ケーシングに対して移動可能なように前記接触部を支持する支持部と、を有する検出部材と、
前記ケーシングに対する前記接触部の相対移動を検出する検出部と、
を備えた過大物検出装置。
【請求項2】
前記ケーシングに含まれ、前記接触部の可動空間を確保するための拡大ケーシング部をさらに備えた、
請求項1に記載の過大物検出装置。
【請求項3】
前記接触部は、前記上流側機器から前記シュートを介して前記搬送物が落下してくる落下領域以外の領域に配置されている、
請求項1または2に記載の過大物検出装置。
【請求項4】
前記接触部は、前記搬送装置により搬送される搬送物が通過する搬送領域以外の領域に配置されている、
請求項1から3のいずれかに記載の過大物検出装置。
【請求項5】
前記接触部は、板状の検出羽根であり、
前記支持部は、前記検出羽根を前記ケーシングに対して回転可能に支持するシャフトであり、
前記検出部は、前記シャフトの回転運動を検出する、
請求項1から4のいずれかに記載の過大物検出装置。
【請求項6】
前記接触部は、前記搬送装置の幅方向に延びるように配置されたワイヤであり、
前記支持部は、前記ワイヤが前記ケーシングに対して移動可能なように前記ワイヤの両端部を支持し、前記ワイヤに対して引っ張り方向に弾性力を付与する、ワイヤ支持部であり、
前記検出部は、前記ワイヤの端部の運動または前記ワイヤ支持部が前記ワイヤに付与している弾性力の変化を検出する、
請求項1から4のいずれかに記載の過大物検出装置。
【請求項7】
上流側機器から供給される搬送物を搬送する搬送装置であって、
前記搬送物が落下するシュートが接続されるケーシングと、
前記ケーシングに対して移動可能に配置された複数の搬送部材と、
前記複数の搬送部材を連結する連結部材と、
前記連結部材を介して前記搬送部材を搬送方向に駆動可能な駆動部と、
請求項1から6のいずれかに記載の過大物検出装置と、
を備えた搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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