説明

遠隔患者監視方法及び装置

患者監視方法及び装置が記載される。方法及び装置は、患者医療装置(104)からデータを収集し、分析のためにデータを提供することを有する。患者端末(103)を介して患者にメッセージが提供されてもよい。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
ヘルスケアのコストは増加し続けている。ヘルスケアに関連するコストの1つの側面は労働力である。特に、十分な人員のヘルスケア施設に関連するコストが相当である。更に、特定の種類のケアを提供する適任の人員が不足している。従って、適任のヘルスケア提供者の不足と組み合わせて、労働力コストは、比較的高いコストでの限られたヘルスケアを生じ得る。更に、限られたレベルのケアは、しばしば、緊急なケアが必要な場合にのみ、患者の治療を行うことを生じる。既知のように、緊急のケアに関連するコストは相当になる。
【0002】
ヘルスケアのコストを低減し、より良いレベルのケア及び関連する生活の質を患者に提供する取り組みで、予防的ヘルスケアがヘルスケア団体により実施され続けている。特に、ヘルスケア提供者は、情報へのアクセスを患者に提供することに努めており、これにより、慢性症状を有する患者は、緊急のケアの必要性を回避する手段を取ることができ、患者は、症状にもかかわらず十分に生活を楽しむことができる。
【0003】
長期のリアルタイムの測定データを臨床医に提供する際に有用な1つの既知の技術は、遠隔監視である。遠隔監視システムは、患者の生命徴候を監視するために必要な様々な装置を有する。これらの装置は、数例を挙げると、体重測定用の体重計、心電図(EKG:electrocardiogram)機及び血圧計を含む。測定が行われる場合、データは、臨床医の場所(例えば、病院又は医師の職場)に通信される。データは臨床医により分析される。臨床医は、電話により患者に連絡し、測定データに基づいて行われるべきアクションを通知する。例えば、患者が腎臓症状を有し、患者の血圧が安全レベルを超えて上がっている場合、臨床医は患者に電話し、近い将来の検査をスケジュールし得る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遠隔監視は、ある程度の労働力の要件の臨床医を軽減し、リアルタイムの長期のデータを提供するが、患者に電話してデータに関して問答することに関与する負荷が臨床医に残る。この処理は、臨床医の限られた時間から時間を取る。更に、患者は、連絡するのが困難である可能性がある。従って、臨床医からの情報の通信に遅延が存在し得る。従って、前述の既知の患者監視方法は、非効率であり、場合によっては無効である。
【0005】
更に問題を悪化させることに、多くの既知の患者監視システムは、測定データに誤りがある。誤ったデータの源は、障害のある装置であることもあり、患者以外による使用でもあり、或いは臨床医が観察できない患者による不適切な測定技術であることもある。例えば、患者の家族による遠隔監視の体重計の使用は、患者に関する不正確なデータを提供し得る。このことは、臨床医が患者の体重における急激な変化に関して問い合わせることを必要とし得る。明らかに、これは、臨床医の貴重な時間の非効率的な使用である。同様に、体重計が壊れた場合又は誤動作する場合、誤ったデータが送信され、特定の現在のシステムで必要なフォローアップ電話のため、臨床医の時間が同様にうまく使われない。
【0006】
従って、前述の欠点のうち少なくともいくつかを克服する、臨床医と患者との間の効率的な通信を提供するように適合された方法及び装置の必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
例示的な実施例によれば、装置は、患者端末と、患者から測定値を取得し、測定値からのデータを送信するように適合された医療装置とを有する。装置はまた、ユーザから手動入力若しくは音声入力又はこれらの双方を受信するように適合された臨床医端末を有する。更に、装置はまた、入力とデータとを受信するように適合されたサーバを有する。サーバは、入力を患者端末に転送するように動作可能である。
【0008】
他の実施例によれば、方法は、生命徴候を測定し、測定からのデータをサーバに送信することを有する。更に、方法は、サーバから臨床医端末にデータを送信することを有する。データに基づいて、方法はまた、メッセージを臨床医端末に入力し、患者端末でメッセージを提供することを有する。
【0009】
他の例示的な実施例によれば、装置は、患者端末と医療装置とを有する。装置はまた、医療装置の状態についてのデータを提供するように適合された機能インジケータと、データを受信するように適合されたサーバとを有する。データに基づいて、装置は、患者端末にフィードバックを提供するように適合される。
【0010】
更に他の例示的な実施例によれば、方法は、医療装置の機能インジケータからデータを収集し、監視からのデータをサーバに送信し、データに基づいて、サーバで適切なアクションを決定することを有する。
【0011】
ここで使用される単数は、1つ以上を意味し、複数は2つ以上を意味する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明は、添付図面と共に読まれたときに、以下の詳細な説明から最も良く理解される。様々な機能は必ずしも縮尺通りに示されていないことを強調する。実際に、説明を明瞭にするために、大きさは任意に増加又は減少され得る。
【0013】
以下の詳細な説明では、限定ではなく説明の目的で、この教示の完全な理解を提供するために、特定の詳細を開示する例示的な実施例が示される。しかし、特定の詳細を逸脱する他の実施例がここに開示されていることが、この開示の利益を有する当業者に明らかになる。更に、例示的な実施例の説明をあいまいにしないように、周知の装置、ハードウェア、ソフトウェア、方法、システム及びプロトコルの説明は省略されることがある。それにもかかわらず、当業者の範囲内にあるこのようなハードウェア、ソフトウェア、装置、方法、システム及びプロトコルが、例示的な実施例に従って使用され得る。最後に、当てはまる場合には、同様の参照符号は同様の機能を示す。
【0014】
図1は、例示的な実施例による患者情報システム100の簡略ブロック図である。システム100は、サーバ/中央コンピュータ101と、臨床医端末102と、患者端末103とを有する。患者端末103は、医療装置104と通信してもよい。例示的な実施例では、医療装置104は、1つ以上の患者の生命徴候を測定する装置である。例示的に、医療装置104は、スケール(体重計)、血圧計、加湿メータ、血糖値メータ、又は心臓モニタでもよい。前述の医療装置に加えて又はこれらの代わりに、医療装置104は、静脈内(点滴)ポンプ、ペースメーカ、運動器具、又は植込み型除細動器(ICD:implantable cardioverter defibrillator)を含むがこれらに限定されない治療用装置でもよい。
【0015】
医療装置104は、様々な技術の1つにより患者端末103と通信してもよい。例えば、患者の住居又は患者の現在位置について使用及び携帯性を容易にするために、医療装置104は、無線リンクを介して接続されてもよい。このようなリンクは、1つ以上の既知の無線プロトコル(IEEE802.11(しばしばWiFi標準と呼ばれる)又はIEEE802.15(しばしばBluetooth標準と呼ばれる)及びこれらの子孫等)に従って機能するように適合されたハードウェア及びソフトウェアを有してもよい。従って、医療装置104及び患者端末103は、この通信に必要なハードウェア及びソフトウェアを有する。
【0016】
代替として又は更に、医療装置104から患者端末103への接続は、有線接続(同軸送信ライン(ケーブル)接続等)でもよい。特に、ケーブル上での広帯域通信は、既知のインターネット又はイントラネット広帯域プロトコルを介してもよい。医療装置104及び患者端末103は、選択されたプロトコルに沿ったハードウェア(例えばモデム)及びソフトウェアを有してもよい。
【0017】
特定の実施例では、医療装置104は、米国のBothell, WAのPhilips Medical Systems N. A.から市販されているPhilips Telemonitoring装置である。特に、Philips Telemonitoring装置は、Philips Medical Systems N. A.から市販されているPhilips M3810A Telemonitoring Systemでもよい。このシステムは、2005年3月の“Philips Telemonitoring Services System Resource Guide”に記載されており、特に、この開示が参照として取り込まれる。Philips Telemonitoring装置は、医療装置104を実現するように、この教示に従って変更される。このような変更は、特定の実施例の医療装置104を実現するような、Telemonitoring装置若しくはシステム又はこれらの双方のソフトウェア及びハードウェアへの変更を含む。
【0018】
医療装置104は、モニタ105若しくはセンサ105又はこれらの双方を有してもよい。モニタ105及びセンサ106は、ここでは機能インジケータと呼ばれることがあり、医療装置104の機能の状態を提供するように適合される。例えば、医療装置104は、電池のような直流(DC:direct current)源で動作してもよい。例示的に、センサ106は、電池の電圧を測定する簡単な電圧計でもよい。センサ106は、定期的に、若しくは閾値レベルに到達したときに、又はこれらの双方のときに電圧の読み取りを提供するように適合されてもよい。これらの読み取りは、患者端末103及びサーバ101に提供される。サーバ101は、受信した電圧データを比較し、アクションが行われなければならないか否かを決定するように適合される。ここに記載のように、サーバ101は、電池レベルが特定の医療装置104で低いことを示すメッセージを患者端末103に送信してもよい。これにより、患者が医療装置での問題に対処してもよい。
【0019】
機能インジケータは、医療装置104の機能を有効に定期的に検査し、装置が適切に機能していることを確保する。例えば、監視装置106は、装置の機能をテストするように適合されたセルフテストハードウェア/ソフトウェアを有してもよい。特定の実施例では、セルフテストハードウェア/ソフトウェアは、EKG装置でテスト信号を生成し、テスト信号と出力とを比較する。セルフテストルーチンからのデータは、サーバ101に提供されてもよい。データに基づいて、サーバ101は、患者が特定のアクションを行うことを指示するメッセージを患者端末に送信してもよい。
【0020】
例示的な実施例では、機能インジケータ106は、生命徴候データの測定環境に関するデータを収集するように適合される。これらのデータは、測定データを適正にする。例示目的で、データを適正にすることは、信号品質(例えば信号対雑音比(SNR:signal-to-noise-ratio))、単一の読み取りで提供される複数のサンプル又は測定値を通じたデータの変動、生命徴候データを取得するための経過時間、データが取得された日時を含んでもよい。
【0021】
医療装置104及び機能インジケータは、患者端末103を介してではなく、直接にデータをサーバ101に送信してもよい。データのこの送信及び受信は、患者端末103をサーバ101に接続する前述の1つ以上の種類の通信リンクを介してもよい。特に、前述のように、患者端末103は、サーバからメッセージを受信し、メッセージをサーバに送信する。
【0022】
患者端末103は、医療装置103及びサーバ101とインタフェースするために必要なプレゼンテーションレイヤソフトウェア(ユーザインタフェースソフトウェア)を有するパーソナルコンピュータでもよい。代替として、患者端末103は、メッセージを閲覧するディスプレイと、端末103へのメッセージを入力するキーパッド又は他のインタフェースとを備えた専用装置(スタンドアローン型端末等)でもよい。特に、このようなスタンドアローン型装置はまた、医療装置103及びサーバ101とインタフェースするためのプレゼンテーションレイヤソフトウェアを有する。
【0023】
特定の実施例では、患者端末103は、米国のBothell, WAのPhilips Medical Systems N. A.から市販されており、前述の取り込まれた刊行物に記載されているPhilips TeleStation(R)装置(例えばTeleStation(R) M3812B)である。特に、TeleStation(R)は、端末103を実現するように、この教示に従って変更される。このような変更は、特定の実施例の端末103を実現するような、TeleStation(R)装置のソフトウェア及び/又はハードウェアへの変更を含む。
【0024】
他の特定の実施例では、患者端末103は、テレビ(TV)、若しくはセットトップボックス(STB:set-top box)を備えたTV、又はパーソナルコンピュータ(PC)でもよい。患者端末はまた、携帯電話、PDA又はポータブルコンピュータのような移動通信装置でもよい。パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA又はポータブルコンピュータのハードウェア若しくはソフトウェア又はこれらの双方への特定の変更は、特定の実施例の患者端末103を実装するために必要になってもよい。このような変更は、例示的な実施例の端末103を実現するような、ソフトウェア及び/又はハードウェアへの変更を含む。
【0025】
更に他の例示的な実施例では、患者端末103は、静止装置107と遠隔アクセス装置108とを有してもよい。例えば、患者端末103は、Philips Telestation装置又は固定若しくは静止型のPCを有してもよい。遠隔アクセス装置108は、固定装置107と通信するように適合される。
【0026】
遠隔アクセス装置108は、手動インタフェース若しくは音声インタフェース又はこれらの双方とディスプレイとを備えたカスタム装置でもよい。代替として、遠隔アクセス装置108は、PDA又は携帯電話若しくはページャでもよい。いずれの場合でも、遠隔アクセス装置108は、固定装置と通信するようにハードウェア及びソフトウェアに実装される。例示的に、このハードウェア及びソフトウェアは、前述の1つ以上の無線標準に従ってもよい。
【0027】
有利には、遠隔アクセス装置108により、患者若しくは許可された人又は双方が、静止装置107からのデータ/メッセージにアクセスし、適切なアクションを取ることが可能になる。このアクションは、サーバ101への承認メッセージ、又は受信したメッセージに基づく治療行為を含んでもよい。
【0028】
患者端末103は、情報技術の当業者に周知の有線又は無線接続を通じてサーバ101に接続されてもよい。例えば、サーバ101への接続は、デジタル加入者回線(DSL:digital subscriber line)及びその子孫のように、適切なインターネットプロトコルを使用した公衆電話サービス(POTS:plain old telephone service)ラインを介してもよく、ケーブルモデム広帯域リンクを介してもよい。代替として、接続は、前述の無線プロトコルのうち1つを介してもよい。これらの通信方法及び装置は既知であるため、これらに関連する詳細は、実施例の説明をあいまいにすることを回避するために提供されない。
【0029】
サーバ101は、市販されており、この教示に沿って変更されたパーソナルコンピュータ又はサーバでもよい。サーバ101は、図2及び3に関して更に詳細に説明される。
【0030】
サーバ101は、臨床医の場所(図示せず)に存在してもよく、例えば選択されたインターネットサービスプロバイダにより提供されたホストサーバでもよい。サーバ101は、1つ以上の臨床医端末102を1つ以上の患者端末103に接続するように適合される。代替として、サーバ110は、1つ以上の臨床医端末102内に存在してもよい。例えば、臨床医端末102は、サーバ101を含むために必要なハードウェア若しくはソフトウェア又はこれらの双方を有するように、この教示に沿って変更されてもよい。
【0031】
例示的な実施例によれば、サーバ101は、情報技術の当業者に周知の有線又は無線接続を通じて臨床医端末102に接続される。例えば、サーバ101への接続は、DSLラインを使用したPOTSラインを介してもよく、ケーブルモデム広帯域リンクを介してもよい。代替として、接続は、前述の無線プロトコルのうち1つを介してもよい。
【0032】
臨床医端末102は、患者端末103からデータを受信し、患者端末103にメッセージを提供するように適合される。これらのメッセージは、催促状、動機付けになる催促のメッセージ、又は他の個人メッセージ等のように、患者への自発的なメッセージのデータの受信に応じてもよい。
【0033】
例示的な実施例では、臨床医端末102は、パーソナルコンピュータである。代替として、臨床医端末102は、ポータブル装置(ポータブルコンピュータ若しくはPDA又は携帯電話等)でもよい。特に、これらの装置のそれぞれは、臨床医が患者から受信した測定データに応じてテキストメッセージを入力することを可能にする手動インタフェース(キーパッド等)を有する。テキストメッセージは患者端末103に送信される。患者端末103は、メッセージを格納するメモリと、メッセージが表示され得るディスプレイとを有する。
【0034】
代替として又は更に、臨床医端末103は、臨床医から音声メッセージを受信するように適合されてもよい。このメッセージは、サーバ101及び患者端末103に送信されてもよい。患者端末103は、メッセージが格納されるメモリと、患者がメッセージを聞き得る音声スピーカとを有してもよい。実施例では、サーバ101又は臨床医端末102は、臨床医からの音声信号をテキストに変換するように適合される。テキストメッセージは、前述のように患者端末103に送信される。
【0035】
他の例示的な実施例では、臨床医端末102は、静止装置109と遠隔アクセス装置110とを有してもよい。例えば、臨床医端末102は、固定又は静止しているPCを有してもよい。臨床医端末103はまた、固定装置109と通信するように適合された遠隔アクセス装置110を有してもよい。
【0036】
遠隔アクセス装置110は、手動インタフェース若しくは音声インタフェース又はこれらの双方とディスプレイとを備えたカスタム装置でもよい。代替として、遠隔アクセス装置110は、PDA又は携帯電話若しくはページャでもよい。いずれの場合でも、遠隔アクセス装置110は、静止装置109と通信するようにハードウェア及びソフトウェアに実装される。例示的に、このハードウェア及びソフトウェアは、前述の1つ以上の無線標準に従ってもよい。
【0037】
有利には、遠隔アクセス装置110により、臨床医がサーバ101からのデータ/メッセージにアクセスし、適切なアクションを取ることが可能になる。このアクションは、フォローアップメッセージ、又は患者が特定のアクションを取るための指示を含んでもよい。
【0038】
前述の説明から、患者情報システム100は、サーバ101若しくは臨床医又はこれらの双方による分析のために複数の異なる種類のデータを提供し、これらの分析は、患者端末103へのメッセージを促してもよいことがわかる。まず、実際の患者測定データが存在する。更に、測定のエラーを示し得る分析のために取得されたデータが存在する。これらのデータは生命徴候データを有してもよい。例えば、生命徴候測定が分析され、機器が誤動作していること又は患者以外の人により使用されているという結論に到達してもよい。サーバ101でのアルゴリズム計算の後に、メッセージは患者端末に送信されてもよい。メッセージは、患者が装置の正確さを検査すること、及び他人がスケール(体重計)を使用することを妨げるように患者に催促することを指示してもよい。
【0039】
更に、患者システム100は、測定環境に関するデータを提供するように適合される。これらのデータは測定日時を有してもよい。測定データ及び日時データは、患者の健康の状態の更に完全な分析を提供してもよい。例えば、週末の間に体重が増える傾向にある場合、各週末の直前に食生活に注意して全ての薬を飲むように、適切なタイミングのメッセージが患者に催促されてもよい。
【0040】
図2は、例示的な実施例によるサーバ101の簡略ブロック図である。サーバ101の特定の機能は、図1に関するシステム100に関して説明される。これらの機能の詳細は繰り返されない。
【0041】
サーバ101は、プロセッサ200(米国のIntel Corporationから市販されているPentium(登録商標)プロセッサ)を有する。サーバ101は、サーバを臨床医端末102に接続するのに適したインタフェース201を有する。更に、サーバ101は、サーバ101を患者端末103に接続するように適合された他のインタフェース202を有してもよい。
【0042】
例示的に、サーバ101と臨床医端末102と患者端末103との間の通信がイントラネット接続上にある場合、各インタフェース201、202は、Ethernet(登録商標)ネットワークインタフェースカード(NIC:network interface card)を有してもよい。代替として、サーバ101は、患者に接続するための広帯域モデムを有してもよい。更に代替として、インタフェース201、202は、POTSインタフェース、無線インタフェース又は光ファイバインタフェースでもよい。インタフェース201、202はまた、サーバ101とそれぞれ臨床医端末及び患者端末102、103との間で情報の送信及び受信を行うために必要な通信ハードウェア(例えば、送信機及び受信機)及びソフトウェアを有する。
【0043】
サーバ101は、患者端末103から取得されたデータを有するデータベース203(構造化照会言語(SQL:structured query language)データベース等)を有する。これらのデータは、患者測定データ、機能インジケータからのデータ、適正なデータ、患者測定の日時、患者の識別情報、及び患者の閾値(又は指標)を含むが、これらに限定されない。サーバ101はまた、患者及び臨床医からのメッセージを格納するメモリ204を有する。メモリ204は、読み取り専用メモリ(ROM:read-only memory)(電気的消去可能プログラム可能メモリ(EEPROM:electrically erasable programmable memory)又は同様の種類のフラッシュメモリ等)でもよい。
【0044】
例示的な実施例では、サーバ101はまた、テキストエディタ205を有する。テキストエディタ205は、既知のソフトウェアに実装され、臨床医端末102のインタフェースから入力を受信し、入力に基づいてテキストメッセージを生成するように適合される。
【0045】
サーバ101は、この教示のシステム100に従ってタスクを実行するように記述されたアプリケーションソフトウェアを備えたオペレーティングシステム(OS:operating system)ソフトウェアを有する。特定の実施例では、OSソフトウェアは、米国San DiegoのExpress Logic, Inc.から市販されているTreadXリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS:real time operating system)ソフトウェアである。
【0046】
動作中に、サーバ101は、患者端末103からデータを受信する。これらのデータは、データベース203に格納される。サーバは、分析のために臨床医端末にデータを送信する。代替として、アプリケーションソフトウェアで提供されるアルゴリズムを使用して、サーバ101は、データを分析し、適切なメッセージを患者端末に提供することができる。
【0047】
データを受信した後に、臨床医は、臨床医端末102のインタフェースでメッセージを入力することにより、患者に個人メッセージを送信してもよい。入力メッセージはサーバ101に送信され、テキストエディタ205で受信される。テキストエディタ205は、サーバ101により患者端末103に送信するメッセージを生成する。
【0048】
他の例示的な実施例では、音声メッセージが臨床医端末のインタフェースで入力される。サーバ101は、音声メッセージをテキストデータに変換するように適合された既知のソフトウェアを有する。これらのテキストデータは、患者へのメッセージの生成のためにテキストエディタ205に提供される。他の実施例では、音声メッセージは、直接に患者端末103に送信される。
【0049】
テキストエディタ205がメッセージを生成した後に、メッセージは患者の使用のために患者端末103に送信される。特に、メッセージはまた、ローカルメモリ205に送信されてもよい。例示的に、格納されたメッセージは、著者と、日付と、患者から受信した何らかの承認とを有する。
【0050】
図3は、他の例示的な実施例によるサーバ101の簡略ブロック図である。サーバ101は、図2に関して説明した多くの機能を有する。実際に、図3に関してここで説明するサーバ101の構成要素及び機能は、図2に関して説明したサーバ101に組み込まれてもよく、これによって、双方の機能を1つのサーバに統合してもよい。
【0051】
サーバ101は、サーバ101とそれぞれ臨床医端末102及び患者端末103との間の接続を行うように適合されたインタフェース201、202を有する。データベース203は、患者端末103からデータを受信する。これらのデータは、監視装置105及びセンサ装置106からの装置状態データを有する。装置監視エンジン301は、データベース203からこれらのデータを取り出し、アルゴリズム的にデータを分析する。
【0052】
この教示のアルゴリズムは、サーバ101のOSから記述されたアプリケーションソフトウェア(コード)を介して提供される。アルゴリズムは、前に生成されてデータベース203に格納された閾値又は患者データとの比較を有する。
【0053】
例示的に、アルゴリズムは、特定の状態データ(内部装置状態又は機能インジケータにより送信された動作等)と、特定の測定の詳細な係数(信号品質等)と、測定を行うために必要な時間と、測定が行われた時間中又はその周辺の患者のアクション又は医療行為とを検査する。アルゴリズムはまた、患者の状態又は様子を推測するために、患者測定により示されるものに加えて、異なる測定タイミングを分析してもよい。
【0054】
アルゴリズムの実行は、新しい測定値がサーバ101に通信されたときにスケジューリングされてもよく、定期的にスケジューリングされてもよい。アルゴリズムは、患者若しくは臨床医又はこれらの双方がメッセージを送信するべきか否かを決定することができる。患者が推奨されたアクションを実行すると合理的に期待され得る場合、且つ医療行為が必要ない場合、メッセージは、患者端末103のみに送信されると思われる。送信されたメッセージ、送信された時間、及び端末からの何らかの患者の承認は、データベース203に格納されてもよい。
【0055】
サーバ101のアルゴリズムはまた、臨床医による医療行為が必要になり得るか否かを決定するように適合される。このため、データに基づいて、アルゴリズムは、患者が支援又は更なる医療判定を必要とし得ることを決定してもよい。更に、アルゴリズムは、臨床医が医療ケアで介入する必要があることを決定してもよい。これらのシナリオのうちいずれかで、メッセージは臨床医端末102に送信されてもよい。実施例では、送信されたメッセージ、送信された時間、及び患者端末からの何らかの患者の承認は、データベース203に格納されてもよい。
【0056】
サーバ101から臨床医端末102で受信したメッセージに基づいて、臨床医は、患者端末にメッセージを送信するか、介入するかを決定することができる。臨床医から送信された何らかのメッセージ、送信された時間、及び何らかの患者の承認はまた、データベースに格納されてもよい。
【0057】
動作中に、アクションが取られなければならないことを、装置監視エンジン301がアルゴリズム的に決定すると、コマンドがアクションエンジン302に送信される。アクションエンジン302はまた、サーバ101のOSのアプリケーションソフトウェアに実装される。アクションエンジン302は、患者端末103への送信について前述した種類のメッセージを送信する。メッセージは、インタフェース202を介して送信される。任意選択で、メッセージはまた、インタフェース201を介して臨床医端末102に送信される。
【0058】
例示目的で、患者端末からのデータが、アクションを必要とする装置状態又は異常データを有することを仮定する。例えば、装置の電池が閾値以下であることを、センサ106からのデータが示すことを仮定する。サーバ101の装置監視エンジン301を介して実施されるアルゴリズムは、特定の医療装置104のデータベースに格納された閾値(例えば最小の)電池電圧レベルとデータとを比較する。比較の後に、アクションエンジンは、特定の医療装置で電池を検査又は交換するメッセージを生成する。
【0059】
方法の他の例では、患者の体重が通常では最近の期間に特定の範囲にあることを仮定する。これらの体重データは、この患者のデータベース203に格納される。データベースに格納された範囲外にある複数の測定からのデータが受信された場合、スケール(体重計)の誤動作が存在する可能性がある、或いはスケールが患者以外の人により使用されている可能性がある。装置監視エンジン301のアルゴリズムは、受信した体重データと最近の一時的な体重範囲とを比較する。これに応じて、アクションエンジン302は、スケールの正確さを検査し、他人がスケールを使用するべきではないことを患者に催促するメッセージを生成してもよい。従って、異常データの源が決定され、患者により救済アクションが行われ得る。
【0060】
この例を続けて、メッセージに応じて、スケールが適切に機能しており、他人がスケールを使用していないことを、患者が確認したことを仮定する。患者が所定の期間に閾値又は他の相対的指標を超えて体重を増加又は減少している場合、アルゴリズムは、前述のものに従った方法で、臨床医によるアクションのためにメッセージを臨床医端末102に起動してもよい。
【0061】
更に他の実施例では、セルフテスト及び他の監視が行われてもよい。例えば、患者がペースメーカに統合された監視装置を有するペースメーカを備えていることを仮定する。監視装置からのデータは、患者端末103に送信され、患者端末103からサーバ101に送信される。データはデータベース203に提供される。
【0062】
装置監視エンジン301は、分析のために記述されたアプリケーションソフトウェアを介して、これらのデータをアルゴリズム的に分析する。例えば、ペースメーカが適切に機能していない場合、アクションエンジン302は、患者が適切なアクションを取るように指示するメッセージを生成し、患者端末に送信し得る。任意選択で、このメッセージは、サーバ101により臨床医端末102に提供されてもよい。
【0063】
図4は、例示的な実施例による方法のフローチャートである。この方法は、図1〜3に関して説明した例示的な実施例の装置、構成要素及びアルゴリズムを組み込む。従って、この方法は、図1〜4を並列して検討することから最も良く理解される。更に、例示的な方法の説明をあいまいにすることを回避するため、装置、構成要素及びアルゴリズムの共通の詳細は繰り返されない。
【0064】
ステップ401において、データが患者端末103で収集され、サーバ101に送信される。これらのデータは、前述の医療装置104からの測定データを有する。サーバ101は、特定の患者のデータベース203にこれらのデータを格納する。ステップ402において、サーバ101はまた、臨床医にデータを送信する。データを調査した後に、ステップ403において、臨床医は、受信したデータに基づいて患者のメッセージを臨床医端末102で入力する。ステップ404において、メッセージは、サーバ101及び患者端末103に送信される。任意選択で、患者は、端末103で受信したメッセージに応じてメッセージを提供してもよい。
【0065】
有利には、例示的な実施例の方法に従って、臨床医は、患者の最近の情報を調査した後に、臨床医の選択時点で患者にフィードバックを提供し得る。認識できるように、この処理は複数の理由で効率的である。例えば、臨床医は、電話で患者に連絡する必要はなく、従って、患者に連絡するまで患者に複数の電話をかけなければならないというリスクがない。更に、メッセージを提供するために必要な時間は、電話でのダイヤルの時間に比べて比較的小さくなる。
【0066】
更に、取得された測定値は、通常での対人の観察が必要になると思われる患者の健康状態の広い評価を臨床医に提供し得る。例えば、正確な読み取りが行われる前に、患者が比較的近く連続して複数回スケールから降りたことを、スケールから収集された測定値が示すことを仮定する。このようなデータは、サーバ101でアルゴリズム的に分析されてもよく、分析のためにサーバ101により臨床医に提供されてもよい。前者の場合、サーバ101は、患者が不安定であり、注意が必要になり得るというメッセージを生成してもよい。同じ結論が臨床医により到達されてもよい。必要なアクションは、スケールにハンドルを提供するような単純なものでもよい。
【0067】
この方法の使用及び利点の他の例では、悪い灌流(perfusion)のため、脈酸素計が多くの失敗した測定値を有することを仮定する。このことは、信頼性のない周辺の血液循環を示し得る。サーバ101は、測定が行われる前に指を暖めるように患者へのメッセージの必要性をアルゴリズム的に決定してもよい。代替として、臨床医は、サーバ101からのデータに基づいて同様のメッセージを提供してもよい。
【0068】
図5は、例示的な実施例による方法のフローチャートである。この方法は、図1〜3に関して説明した例示的な実施例の装置、構成要素及びアルゴリズムを組み込む。従って、この方法は、図1〜3及び図5を並列して検討することから最も良く理解される。更に、例示的な方法の説明をあいまいにすることを回避するため、装置、構成要素及びアルゴリズムの共通の詳細は繰り返されない。
【0069】
ステップ501において、モニタ105若しくはセンサ106又はこれらの双方により、医療装置104のデータが収集される。これらのデータは、医療装置104と患者端末との間の通信リンクを介して患者端末103に提供される。代替実施例では、データは、直接にサーバ101に送信される。
【0070】
ステップ502において、患者端末103は、データをサーバ101に送信する。サーバ101へのデータの送信は、前述の通信リンクを介する。
【0071】
ステップ503において、データは、サーバ101のデータベース203に格納され、装置監視エンジン301によりアルゴリズム的に分析される。前述のように、例示的な実施例では、これらのデータは、装置監視エンジン301により閾値と比較されてもよい。ステップ504において、分析から、装置監視エンジン301は、アクションが必要であるか否かを決定する。
【0072】
例えば、データがEKG機のモニタからのセルフテストであることを仮定する。較正内の許容範囲の値と比較されたときに、セルフテストでデータが設定された制限内である場合、EKG機は適切に機能していると思われるため、アクションは必要ない。この場合、この方法はステップ501に戻り、更なるデータが取得され、特定の医療装置104について処理を繰り返す。
【0073】
しかし、セルフテストデータが許容された値の外である場合、この方法はステップ505で継続する。この時点で、装置監視エンジン301の分析に基づいて、アクションエンジン302は、患者端末に送信するメッセージを生成する。この方法の例では、メッセージは、故障した装置を修理するために保守技術者に連絡することのように、患者が治癒段階を取ることを指示してもよい。ステップ505の終了時に、処理はステップ501で繰り返す。この実施例の方法は、システム100の全ての医療装置104で並列に実行されてもよいことが考えられる。
【0074】
有利には、機能インジケータは、例示的な実施例の医療装置104の適切な機能を助長する。認識できるように、患者の医療ケアは効率的に管理され得る。
【0075】
この開示を鑑みて、ここに記載の様々な方法及び装置がハードウェア及びソフトウェアで実装され得る点に留意すべきである。更に、様々な方法及びパラメータは一例のみとして含まれており、必ずしも限定の意味で含まれているわけではない。この開示を鑑みて、当業者は、特許請求の範囲内に留まりつつ、自分の技術及びこれらの技術を実施するために必要な装置を決定する際に、この教示を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】例示的な実施例による患者情報システムの簡略ブロック図
【図2】例示的な実施例によるサーバ/中央コンピュータの簡略ブロック図
【図3】例示的な実施例によるサーバ/中央コンピュータの簡略ブロック図
【図4】例示的な実施例による方法のフローチャート
【図5】例示的な実施例による方法のフローチャート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者端末と;
患者から測定値を取得し、前記測定値からのデータを送信するように適合された医療装置と;
手動入力若しくは音声入力又はこれらの双方を受信するように適合された臨床医端末と;
前記データと前記入力とを受信するように適合されたサーバと;
を有し、
前記サーバは、前記入力を前記患者端末に転送するように動作可能である装置。
【請求項2】
前記患者端末は、静止装置と、前記静止装置と通信するように適合された遠隔装置とを有する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記臨床医端末は、静止装置と、前記静止装置と通信するように適合された遠隔装置とを有する、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記サーバは、プロセッサを更に有し、
前記プロセッサは、前記手動及び音声入力をテキストに変換し、前記テキストを前記患者端末に送信するように適合される、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記医療装置は、前記データを前記患者端末に送信するように適合され、
前記患者端末は、前記データを前記サーバに送信するように適合される、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記医療装置は、前記データを前記患者端末に送信せずに、前記データを前記サーバに送信するように適合される、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記サーバは、前記データを分析し、前記分析に基づいて、メッセージを前記患者端末に送信するように適合される、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記データは、前記測定値のそれぞれの日時若しくは信号品質又はこれらの双方を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
生命徴候を測定し;
前記測定からのデータをサーバに送信し;
前記サーバから臨床医端末に前記データを送信し;
前記データに基づいて、メッセージを前記臨床医端末に入力し;
前記患者端末で前記メッセージを提供することを有する方法。
【請求項10】
前記生命徴候を測定することは、前記測定の日時を測定することを更に有する、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記メッセージを入力することは、前記データを調査し、前記臨床医端末でテキストメッセージを入力することを更に有する、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記メッセージを入力することは、前記データを調査し、前記臨床医端末で音声メッセージを入力することを更に有する、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記サーバに送信することは、前記データを前記患者端末に送信し、前記データを前記患者端末から前記サーバに送信することを更に有する、請求項9に記載の方法。
【請求項14】
前記サーバに送信することは、前記データを前記患者端末に送信しないことを更に有する、請求項9に記載の方法。
【請求項15】
前記臨床医端末に送信することは、前記データを前記臨床医端末の静止装置に送信し、前記データを前記静止装置から遠隔装置に送信することを更に有し;
前記入力することは、前記メッセージを前記遠隔装置に入力し、前記メッセージを前記静止装置に送信することを更に有する、請求項9に記載の方法。
【請求項16】
患者端末と;
医療装置と;
前記医療装置の状態についてのデータを提供するように適合された機能インジケータと;
前記データを受信し、前記データに基づいて、前記患者端末にフィードバックを提供するように適合されたサーバと;
を有する装置。
【請求項17】
前記サーバは、前記データを分析し、前記分析に基づいて、前記患者端末にフィードバックを提供するように適合されたプロセッサを更に有する、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記機能インジケータは、前記医療装置からの測定値を取得するように適合されたセンサを更に有する、請求項16に記載の装置。
【請求項19】
前記機能インジケータは、前記医療装置内にセルフテスト回路を更に有し、
前記データは、セルフテストルーチンで実行されたセルフテストルーチンからのものである、請求項16に記載の装置。
【請求項20】
前記機能インジケータは、単一の読み取りで提供された前記医療装置からの複数の測定値を通じた1つ以上のデータの変動と、前記医療装置から測定データを取得するための経過時間と、前記医療装置からの測定の日時とを提供するように適合される、請求項16に記載の装置。
【請求項21】
医療装置の機能インジケータからデータを収集し;
前記機能インジケータからの前記データをサーバに送信し;
前記データに基づいて、前記サーバで適切なアクションを決定することを有する方法。
【請求項22】
前記決定することは、メッセージを患者端末に送信することを更に有する、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記アクションは、メッセージを患者端末に送信しないことを有する、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記収集の後に、前記データを臨床医端末に送信することを更に有する、請求項21に記載の方法。
【請求項25】
前記データを前記臨床医端末に送信しないことを更に有する、請求項21に記載の方法。
【請求項26】
前記決定することは、前記データと1つ以上の指標とを比較し、前記比較に基づいて、前記決定を行うことを更に有する、請求項23に記載の方法。
【請求項27】
前記データは、単一の読み取りで提供された前記医療装置からの複数の測定値を通じた1つ以上のデータの変動と、前記医療装置から測定データを取得するための経過時間と、前記医療装置からの測定の日時とのうち1つ以上を更に有する、請求項21に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2009−516559(P2009−516559A)
【公表日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−541851(P2008−541851)
【出願日】平成18年10月30日(2006.10.30)
【国際出願番号】PCT/IB2006/054015
【国際公開番号】WO2007/060558
【国際公開日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】