説明

選択されたオブジェクトに適用可能な書式設定オプションのギャラリを表示するための改善されたユーザ・インターフェース

【課題】 選択されたオブジェクトに適用することができる異なる書式設定オプション組合せを示す画像ギャラリを表示するための改善されたユーザ・インターフェースを提供すること。
【解決手段】 特定の画像が選択されたときに、関連付けられた書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに自動的に適用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、「Improved User Interfaces for Computer Software Applications」という表題の2004年8月16日に出願した米国仮出願第60/601,815号(整理番号60001 0407USP1、出願人番号309417 1)の優先権を主張するものである。
【0002】
本発明は、一般に、アプリケーション・ユーザ・インターフェースに関する。より詳細には、本発明は、選択されたオブジェクトに適用可能なさまざま書式設定オプションを例示する複数の画像から成るギャラリ(以後、画像ギャラリ(gallery of images)と称す)を表示するための改善されたユーザ・インターフェースに関する。
【背景技術】
【0003】
コンピュータ時代が到来して、コンピュータおよびソフトウェアのユーザは、プレゼンテーションの作成、計算、整理、準備、電子メールの送受信、音楽を創る作業などを助ける使い勝手のよいソフトウェア・アプリケーションにすっかり慣れてしまった。例えば、最新の電子文書処理アプリケーションは、ユーザが、さまざまな有用なドキュメントを作成すること可能にする。現代のスプレッドシート・アプリケーションは、ユーザが、データの入力、操作、および整理を行うことを可能にする。現代の電子スライド・プレゼンテーション・アプリケーションは、ユーザが、テキスト、画像、データ、またはその他の有用なオブジェクトを含むさまざまなスライド・プレゼンテーションを作成することを可能にする。
【0004】
ユーザが所定のソフトウェア・アプリケーションの機能を探し出し、利用するのを手助けするため、通常、表示されるワークスペースの上辺、下辺、左または右の辺に複数の汎用機能コントロールを含むユーザ・インターフェースが用意され、ユーザは、それを使って、テキストまたはデータの入力、コピー、操作、および書式設定を行うことができる。このような機能コントロールは、「file」、「edit」、「view」、「insert」、「format」などの名前が付いている選択可能なボタンを備えることが多い。通常、これらの最上位レベルの機能ボタンの1つ、例えば「format」を選択すると、ドロップダウン・メニューが配置され、最上位レベルの機能に関連付けられた1つまたは複数の選択可能な機能コントロール、例えば「font」が「format」という最上位機能の下に表示される。
【0005】
現代のソフトウェア・アプリケーションでは、ユーザは、無限とも思われる数の書式設定オプション組合せを所定のドキュメントまたオブジェクトに適用することができる。例えば、テキスト・ドキュメントは、多数のフォント、テキスト・サイズ、見出し書式(heading formats)、表示/印刷設定、などを有することができる。他の例として、画像オブジェクトに対する、陰影処理、回転、色付け、サイズ変更、クロッピング、スタイル設定などを行うことができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
通常のユーザは、多くの場合、可能な書式設定オプション組合せをビジュアル化するのに苦労し、関心のある書式設定オプション組合せをビジュアル化するのがユーザに可能であるとしても、ユーザが適切な個別書式設定オプションを選択して所望の書式を作成する技術を欠いている可能性もある。
【0007】
したがって、当分野では、ユーザによってオブジェクトが選択された際に、選択されたオブジェクトに選択された書式設定オプション組合せを自動的に適用させる、選択されたオブジェクトに適用可能な、さまざまな書式設定オプション組合せを示す画像ギャラリを表示する、改善されたユーザ・インターフェースに対するニーズが存在する。これらの点およびその他の点を考慮して、本発明が考え出された。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態は、上記の問題およびその他の問題を、オブジェクトがユーザによって選択された際に、選択されたオブジェクトに対して選択された書式設定オプションの組合せを自動的に適用させる、選択されたオブジェクトに適用可能なさまざまな書式設定オプションの組合せを示す画像ギャラリを表示する、改善されたユーザ・インターフェースを提供することにより、解決する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様によれば、所定の書式設定オプション組合せを、関連付けられた画像を選択することによって選択または挿入されたオブジェクトに適用するように、複数のコマンド・セットを組合せ、それぞれの画像に関連付けることができる。本発明の他の態様によれば、選択されたオブジェクトに対する所定の書式設定オプションの組合せの適用を示すプレビューを、所定の書式設定オプション組合せに応じて書式設定を例示する画像上の、マウス・オーバーまたは他のフォーカスに基づいて、提供することができる。この態様によれば、フォーカスまたはマウスを置くことが中止されると、選択されたオブジェクトの書式設定は元の状態に戻る。
【0010】
本発明の他の態様によれば、複数の方法および複数のシステムがユーザ・インターフェースを提供し、そこでは、書式設定コントロールのギャラリが表示され、書式設定コントロールのギャラリでは、選択されたオブジェクトに適用可能な異なる書式設定オプション組合せを、各書式設定コントロールにより、例示する。ソフトウェア・アプリケーションを介して書式設定についてのオブジェクトの選択を示す指示を受信すると、1つまたは複数の書式設定コントロールを含むユーザ・インターフェースが提示される。1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれに関連付けられた書式設定属性が、選択されたオブジェクトに適用される場合に、選択されたオブジェクトの書式設定方法を示す1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれに対する選択されたオブジェクトの視覚的表現、が例示される。1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの1つの選択の指示を受け取ると、選択された書式設定コントロールに関連付けられた書式設定属性は、自動的に、選択されたオブジェクトに適用される。他の態様によれば、1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの所定の1つにフォーカスが当たっていることを示す指示を受け取ると、フォーカスが当てられた書式設定コントロールに関連付けられた1つまたは複数の書式設定属性は、選択されたオブジェクトに動的に適用され、フォーカスが当てられた書式設定コントロールに関連付けられた1つまたは複数の書式設定属性が、選択されたオブジェクトに適用される場合に、選択されたオブジェクトがどのように書式設定すされることになるかを示す。
【0011】
本発明を特徴付ける、これらおよびその他の特徴ならびに利点は、以下の詳細な説明を読み、関連する図面を参照することにより、明らかになるであろう。前記の概要および以下の詳細な説明は両方とも、例であり、説明のみを目的としており、発明の請求項のように本発明を制約するものではないことは理解されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
上で簡単に説明したように、本発明のいくつかの実施形態は、選択されたオブジェクトに適用可能なさまざま書式設定オプション組合せを示す画像ギャラリを表示するための改善されたユーザ・インターフェースを対象とする。本発明のいくつかの実施形態では、表示される画像により表される、所定の書式設定オプション組合せを適用するために必要なすべてのコマンドは、画像を選択することにより実行することができる。画像ギャラリから、表示された画像を選択することで、書式設定オプション組合せが選択されたオブジェクトに自動的に適用される。本発明の他の実施形態では、表示された画像の上にフォーカスを置くか、またはマウスを置くことにより、フォーカスが置かれた画像に関連付けられた書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに動的に適用し、フォーカスが置かれた画像に関連付けられた書式設定オプション組合せが、選択されたオブジェクトへの適用として実際に選択された場合に、その選択された画像がどのように表示されることになるかをユーザに示すことができる。
【0013】
以下の詳細な説明では、その一部をなす、添付の図面を参照し、そこでは、特定の実施形態または実施例についての方法が示されている。これらの実施形態を組合せ留ことが可能であり、他の実施形態も利用可能であり、本発明の範囲および精神から逸脱することなく構造上の変更を加えることができる。したがって、以下の詳細な説明は、制限する意図があるものとみなされるべきではなく、本発明の範囲は、請求項およびその均等物により定められる。
【0014】
そこで図面を参照すると、類似の符号は複数の図面を通して類似の要素を表しており、本発明の複数の態様および動作環境例が説明される。図1および以下の説明は、本発明を実装することができる適当なコンピューティング環境について簡潔に述べた一般的な説明である。本発明は、パーソナル・コンピュータで稼働するオペレーティング・システム上で実行されるアプリケーション・プログラムとともに実行するプログラム・モジュールの一般的なコンテクストでおいて説明されるが、当業者であれば、本発明は他のプログラム・モジュールと組み合わせて実装することも可能であることを理解するであろう。
【0015】
一般に、プログラム・モジュールは、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造、および他のタイプの構造を含む。さらに、当業者であれば、本発明は、ハンドヘルド・デバイス、マルチ・プロセッサ・システム、マイクロ・プロセッサ・ベースのまたはプログラム可能な家電製品、ミニ・コンピュータ、メインフレーム・コンピュータなどをはじめとする、他のコンピュータシステム構成を使用して実施できることを理解するであろう。また、本発明は、通信ネットワークを通じてリンクされているリモート処理デバイスによりタスクが実行される分散コンピューティング環境で実施することもできる。分散コンピューティング環境では、プログラム・モジュールは、ローカルおよびリモートの両方のメモリ記憶デバイス内に配置することができる。
【0016】
そこで図1を参照して、本発明のさまざまな実施形態を実施するパーソナル・コンピュータ2のコンピュータ・アーキテクチャ例を説明する。図1に示されているコンピュータ・アーキテクチャは、中央演算処理装置4(「CPU」)、ランダム・アクセス・メモリ8(「RAM」)および読み取り専用メモリ(「ROM」)10を含むシステム・メモリ6、およびメモリをCPU 4に結合するシステム・バス12を含む、従来のパーソナル・コンピュータを例示している。起動時などにコンピュータ内の要素間の情報伝送を助ける基本ルーチンを含む基本入出力システムは、ROM 10に格納される。パーソナル・コンピュータ2は、さらに、オペレーティング・システム16、アプリケーション・プログラム105などのアプリケーション・プログラム、およびデータを格納するための大容量記憶デバイス14を備える。
【0017】
大容量記憶デバイス14は、バス12に接続されている大容量記憶装置コントローラ(図に示されていない)を通じてCPU 4に接続されている。大容量記憶デバイス14およびその関連するコンピュータ可読媒体は、パーソナル・コンピュータ2用の不揮発性記憶領域を実現する。本明細書に記載されるコンピュータ可読媒体の説明ではハードディスクまたはCD−ROMドライブなどの大容量記憶デバイスを取りあげているが、当業者であれば、コンピュータ可読媒体はパーソナル・コンピュータ2によりアクセス可能な媒体であればどのようなものでも利用可能であることを理解するであろう。
【0018】
例えば、限定はしないがコンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含むことができる。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造体、プログラム・モジュール、またはその他のデータなどの情報を格納する方法または技術で実装される揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不可能媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、限定はしないが、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュ・メモリまたはその他のソリッド・ステート・メモリ技術、CD−ROM、DVD、またはその他の光記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、または所望の情報を格納するために使用することができコンピュータによりアクセスできるその他の媒体を含む。
【0019】
本発明のさまざまな実施形態により、パーソナル・コンピュータ2は、インターネットなどのTCP/IPネットワーク18を介したリモートコンピュータへの論理接続を使用してネットワーク接続環境において動作可能である。パーソナル・コンピュータ2は、バス12に接続されたネットワーク・インターフェース・ユニット20を通じてTCP/IPネットワーク18に接続することができる。ネットワーク・インターフェース・ユニット20は、さらに、他のタイプのネットワークおよびリモート・コンピュータ・システムに接続するために使用することもできる。パーソナル・コンピュータ2は、さらに、キーボードまたはマウス(図に示されていない)を含む、多数のデバイスからの入力を受け取り処理するための入出力コントローラ22を備えることもできる。同様に、入出力コントローラ22は、表示装置画面、プリンタ、または他のタイプの出力デバイスに出力を送ることができる。
【0020】
上で簡単に述べたように、ワシントン州レドモンドのMicrosoft CorporationのWINDOWS(登録商標)オペレーティング・システムなどの、ネットワーク接続パーソナル・コンピュータのオペレーションを制御するのに好適なオペレーティング・システム16をはじめとする、多数のプログラム・モジュールおよびデータ・ファイルを、パーソナル・コンピュータ2の大容量記憶デバイス14およびRAM 8に格納することができる。大容量記憶デバイス14およびRAM 8は、さらに、1つまたは複数のアプリケーション・プログラムを格納することもできる。特に、大容量記憶デバイス14およびRAM 8は、さまざまな機能をユーザに提供するためのアプリケーション・プログラム105を格納することができる。例えば、アプリケーション・プログラム105は、文書処理アプリケーション、スプレッドシート・アプリケーション、デスクトップ・パブリッシング・アプリケーション、などのさまざまなタイプのプログラムを含むことができる。本発明の一実施形態では、アプリケーション・プログラム105は、文書処理機能、スライド・プレゼンテーション機能、スプレッドシート機能、データベース機能などを実現するため複数機能ソフトウェア・アプリケーションを含む。複数機能アプリケーション105を含むことができる個々のプログラム・モジュールのいくつかは、文書処理アプリケーション125、スライド・プレゼンテーション・アプリケーション135、スプレッドシート・アプリケーション140、およびデータベース・アプリケーション145を含むことができる。例示する目的のために、アプリケーション125、135、140、145は、図1において別々のモジュールとして示されているが、理解されるとおり、これらのアプリケーションはそれぞれ、複数機能アプリケーション105のモジュールとすることができる。このような複数機能アプリケーション105の一実施例は、Microsoft Corporation社製のOFFICEである。図1に例示されている他のソフトウェア・アプリケーションは、電子メール・アプリケーション130を含む。
【0021】
図2は、タスク・ベースの最上位レベル機能タブを表示し、選択された最上位レベル機能タブの下に複数の機能を表示するためのリボン形ユーザ・インターフェースを示すコンピュータ画面表示である。上で簡単に説明したように、本発明の改善されたユーザ・インターフェースは、図1に例示されているソフトウェア・アプリケーション105などの所定のソフトウェア・アプリケーションの下で利用可能なタスク・ベースの機能に関連付けられた選択可能コントロールを表示するためのリボン形のユーザ・インターフェースを含む。ユーザ・インターフェース200の第1のセクション210は、文書処理対スプレッドシート・データ解析などの、特定のタスクに関連付けられていない機能用の汎用選択可能コントロールを含む。例えば、セクション210は、「file open」、「file save」、および「print」などの一般的なファイル・コマンドに対する選択可能コントロールを含む。本発明の一実施形態では、第1のセクション210に含まれる選択可能コントロールは、複数機能アプリケーション105を含むさまざまなソフトウェア・アプリケーションにより使用することができるコントロールである。つまり、第1のセクション210に含まれる選択可能コントロールは、多数のさまざまなソフトウェア・アプリケーションにわたって通常見られる、また使用される、コントロールとすることができる。
【0022】
第1のセクション210に含まれる選択可能コントロールは、そのような複数機能アプリケーションを含むそのようなすべてのアプリケーションに対し使用することができるが、後述のユーザ・インターフェース200に表示される他の選択可能コントロールは、複数機能アプリケーションを含む特定のソフトウェア・アプリケーションにより実行可能な特定のタスクに合わせて手直しすることができる。その一方で、本明細書で説明されているユーザ・インターフェース200は、文書処理アプリケーション125、スライド・プレゼンテーション・アプリケーション135、スプレッドシート・アプリケーション140、データベース・アプリケーション145、または関連付けられたアプリケーションの機能をユーザ側で適用できるようにするためのユーザ・インターフェースを使用できるその他のソフトウェア・アプリケーションなどの単一のソフトウェア・アプリケーションに対し使用することができることは理解されるであろう。
【0023】
なおも図2を参照すると、ユーザ・インターフェース200の第1のセクション210の隣に、タスク・ベースのタブ・セクションがある。タブ・セクションは、所定のソフトウェア・アプリケーションにより実現されるタスク・ベースの機能に関連付けられた選択可能タブを含む。例えば、図2に例示されているタスク・ベースのタブは、文書処理アプリケーション125を使用して実行することができるタスクに関連付けられている。例えば、「Writing」タブ215は、ライティング・タスクを実行するために使用することができる機能に関連付けられている。「Insert」タブ220は、挿入オペレーションまたはタスクを実行することに関連付けられる機能に関連付けられている。「Page Layout」タブ230は、所定のドキュメントのページ・レイアウト属性を実行または編集するための関連付けられたアプリケーションにより提供される機能に関連付けられている。
【0024】
理解するであろうが、多くの他のタスク・ベースのタブまたは選択可能コントロールを他のタスクに関連付けられた機能を呼び出すためのユーザ・インターフェースのタブ・セクションに追加することができる。例えば、テキスト効果、ドキュメント・スタイル、レビューおよびコメントなど用のタスク・タブが追加可能である。また、上述のように、ユーザ・インターフェース200は、さまざまな異なるソフトウェア・アプリケーションに対し使用することができる。例えば、ユーザ・インターフェース200がスライド・プレゼンテーション・アプリケーションに対し使用される場合、タブ・セクションに含まれるタブは、スライド・プレゼンテーション・アプリケーションにより実行することができるさまざまなタスクに関連付けられる「Create Slides」、「Insert」、「Format」、「Drawing」、「Effects」などのタブを含むことができる。同様に、スプレッドシート・アプリケーション140のユーザ・インターフェース200のタブ・セクションで使用できるタブは、スプレッドシート・アプリケーションを使用して実行できるタスクに関連付けられた「Data」または「Data Entry」、「Lists」、「Pivot Tables」、「Analysis」、「Formulas」、「Pages and Printing」などのタブを含むことができる。
【0025】
汎用コントロール・セクション210およびタスク・ベースのタブ・セクションの真下に、タスク・ベースのタブ・セクションから選択されたタブ215、220、230に関連付けられた選択可能機能コントロールを表示するための選択可能機能コントロール・セクションがある。本発明のいくつかの実施形態では、「Writing」タブ215などの特定のタブが選択された場合、選択されたタスク、例えば、ライティング・タスクを実行する関連付けられたソフトウェア・アプリケーションから利用可能な選択可能機能が論理的グループ分け内に表示される。例えば、図2を参照すると、第1の論理的グループ分け240が「Clipboard」という見出しの下に表示される。本発明のいくつかの実施形態では、クリップボード・セクション240は、論理的にグループ分けされ、ライティングの一般的タスクの下にあるクリップボード・アクションに関連付けられた選択可能機能を含む。例えば、クリップボード・セクション240は、cutコントロール、copyコントロール、pasteコントロール、select allコントロールなどの選択可能コントロールを含むことができる。クリップボード・セクション240の隣りに、第2の論理的グループ分け250があり、これは、見出し「Formatting」の下に表示される。
【0026】
「Formatting」セクション250に表示される選択可能コントロールは、テキスト行端揃え、テキスト・タイプ、フォント・サイズ、線間隔、太字、斜体、下線などのような選択可能コントロールを含めることができる。したがって、書式設定オペレーションに関連付けられた機能は、「Writing」の全タスクの下に論理的にグループ分けされる。第3の論理的グループ分け260は、「Writing Tools」という見出しに下に表示される。ライティング・ツール・セクション260は、find/replace、autocorrectなどのライティング・ツールを含む。本発明のいくつかの実施形態では、タブ・セクションから異なるタスク・ベースのタブの選択後、異なる論理グループ分けに含まれる選択可能機能コントロールの異なる集まりが、選択されたタスク・ベースのタブに関連付けられたユーザ・インターフェース200内に表示される。例えば、「Insert」タスク・タブ220が選択された場合、ユーザ・インターフェース200に表示される選択可能機能コントロールは、図2に例示されているものから変更され、挿入タスクに関連付けられた選択可能機能コントロールを含むようになる。図2に例示されている、ユーザ・インターフェース200の詳細は本明細書にすべて記載されているかのように参照により本明細書に組み込まれている「Command User Interface for Displaying Selectable Software Functionality Controls」という表題の米国特許出願(整理番号60001 0410USU1、出願人番号309411 01)を参照されたい。
【0027】
図3は、スライド・プレゼンテーション・アプリケーション135に従って使用されるユーザ・インターフェース200を例示している。図3に例示されているユーザ・インターフェース200の実施例により、「Page Layout」タブ230が選択されると、ページ・レイアウト・タスクの下で選択されたオブジェクトまたはドキュメントに機能を適用するための選択可能機能コントロールの1つまたは複数の論理的グループ分けが表示される。本発明のいくつかの実施形態では、「Page Layout」タブ230を選択すると、選択されたドキュメントに適用できる書式設定オプション組合せを表す多数の画像310、320のプレゼンテーションが行われる。つまり、画像ギャラリがユーザに対し提示され、そこでは、各画像が、所定の画像により例示される書式設定オプション組合せが選択されたドキュメントまたはオブジェクトに適用される場合に、選択されたドキュメントまたはオブジェクトが書式設定されることになるそのやり方を表している。
【0028】
上述のように、本明細書で例示され説明されている画像などの複数の画像から成るギャラリ(画像ギャラリ)は、タスク・ベースのタブ、例えば、上述の「Page Layout」タブを選択することにより、起動して使用することができる。それとは別に、ドキュメント内のオブジェクトを1つ選択して画像ギャラリを起動し、使用することができる。他の実施形態では、本明細書で説明されている画像ギャラリは、オブジェクトをドキュメントに挿入することに対する応答として、起動されるようにすることができる。例えば、テーブル・オブジェクトがドキュメント内に挿入された場合、テーブル・オブジェクトに適用できる書式設定オプション組合せを示す画像ギャラリが自動的に起動し、本明細書で説明されているようにテーブル・オブジェクトに自動的に適用できる多数の書式設定オプションの候補をユーザに提示するようにできる。さらに、本明細書で説明されているような画像ギャラリは、特定の選択、例えば、ドキュメント、スライド、スプレッドシート、またはその他の特定の領域、またはそこに含まれる特定のオブジェクトとは対照的に、暗黙の選択、例えば、ドキュメント、スライド、スプレッドシート全体などに適用することができる。
【0029】
本発明のいくつかの実施形態では、選択されたドキュメントまたはオブジェクトに所定の書式設定オプション組合せを適用するために必要なすべてのコマンドは、ユーザ・インターフェース200から関連付けられた表示画像を選択することにより、実行される。つまり、ユーザが、選択したドキュメントまたはオブジェクトに適用を望む書式設定オプションを表す画像で、ユーザ・インターフェース200内の画像ギャラリに含まれる画像、を見た場合、ユーザは、その所望の画像を選択することができ、そうすると、その書式設定オプション組合せが、選択されたドキュメントまたはオブジェクトに自動的に適用される。例えば、ユーザがスライド・プレゼンテーション・アプリケーションを使用してスライドを作成している場合、またはユーザが文書処理アプリケーションを使用して書簡または覚書をタイピングしている場合、ユーザは、「Page Layout」タブ230を選択して、可能なページ・レイアウト書式設定オプションを示す画像ギャラリを表示することができる。例えば、「all text centered」のページ・レイアウトを規定する画像ギャラリに含まれる特定の画像がユーザに見える場合、ユーザがその画像を選択すると、それに応じて、ユーザのドキュメントの書式設定を行うために必要なコマンドはすべて、選択されたドキュメント上で実行される。そのため、ユーザは、ドキュメントまたはオブジェクトの書式設定を行うために必要なコマンドの1つまたは複数の書式設定メニューを探す必要がない。本発明による機能は、所望のドキュメントまたはオブジェクトの書式設定が、その所望の書式設定を作成するために複雑な一連の書式設定コマンドを必要とする場合に、特に役立つ。
【0030】
本発明のいくつかの実施形態では、本明細書で説明されている、画像ギャラリを含む画像は、選択された画像に応じて書式設定されたオブジェクトがどのように表示されることになるかの例を示す静的画像とすることができる。それとは別に、画像ギャラリは、所定の画像の選択に基づいて、実際の選択されたオブジェクトまたはドキュメントがどのように表示されることになるかを示す1つまたは複数の動的に生成される画像で構成することができる。例えば、静的表現は、選択された場合に選択されたオブジェクトに適用されることになる、一組のオプションに応じて回転、陰影処理、または他の何らかの方法で書式設定された、一般的な写真などの、一般的画像を示すことができる。その一方で、動的画像は、ユーザのドキュメントからユーザによって選択された実際のオブジェクトが、書式設定オプション組合せが適用された状態で、生成され、表示されるビットマップの形式をとる可能性がある。例えば、ユーザのドキュメント内の写真画像がユーザの家族のペットの写真の場合、画像の90度回転を示す動的画像は、90度回転で示されるユーザの実際の家族のペットのビットマップ画像を示すことになる。他方、静的画像は、画像に関連付けられた書式設定オプションに応じて回転された景色画像またはクリップアート画像などの缶入り写真画像(canned picture image)を示すことができる。
【0031】
図4から10に関して、以下で示される図および説明は、写真オブジェクトに関して本発明の実施形態のアプリケーションを示している。当業者であれば理解するであろうが、図4から10に関して提示される図は、例のみを目的としており、本発明の複数の実施形態に他のタイプの書式設定オプション組合せについての適用することを制限しない。つまり、選択されたドキュメントまたはオブジェクトに適用できる任意のタイプの書式設定オプションについて、書式設定オプション組合せを例示することができる。例えば、フォント、テキスト行端揃え、テキスト・サイズ、テキスト色付けなどを含む、テキスト書式設定オプションに対する画像ギャラリの形態で、書式設定オプション組合せを例示することができる。同様に、広告チラシ、ニュース記事、ビジネス・ドキュメントなどを含む、さまざまなデスクトップ・パブリッシング・ドキュメントに対する画像ギャラリの形態で、書式設定オプション組合せを例示することができる。実際、画像ギャラリ内の画像の形態で、任意のドキュメントまたはオブジェクトに適用可能な書式設定オプション組合せを例示することができ、その書式設定オプション組合せ画像を選択することにより、その書式設定オプション組合せをドキュメントまたはドキュメント・オブジェクトに適用するために必要なすべてのコマンドを、「ロールアップ」し、実行することができる。さらに、画像ギャラリ内に表示される画像は、所定の画像に関連付けられた書式設定オプション組合せに関する情報を含むことができる。例えば、所定の画像にテキスト記述を含めることができる。つまり、画像ギャラリは、選択または挿入されたオブジェクトに適用できる1つまたは複数の書式設定オプション組合せを記述する1つまたは複数の個別テキスト記述を含むことができる。
【0032】
本発明のいくつかの実施形態では、画像ギャラリを、図3に例示されているように、リボン形ユーザ・インターフェース200内に水平に配置された「リボン内」画像ギャラリとして表示できる。図4を参照すると、「リボン内」画像ギャラリの構成要素が例示されている。リボン内画像ギャラリ(in-ribbon gallery of images)は、画像ギャラリの性質を識別するタイトル・バー410を含む。ギャラリ・タイトル420は、画像ギャラリ内に表示される画像のタイプを識別し、ギャラリ・フィルタ430は、ユーザに対し表示される画像のギャラリの1つまたは複数の部分集合(subset)を識別する。例えば、ギャラリ・フィルタ430は、ユーザに表示される画像を全画像、最もよく使われている画像、自分の画像、などとして記述することができる。図4には、大きなサムネイル・プレビュー460が例示されており、これにより、ユーザは、所定の画像上にフォーカスを置き、画像の書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトまたはドキュメントに適用することなく、その画像の複数の属性についてのプレビューを見ることができる。スクロール・ボタン470は、「リボン内」画像ギャラリ内で使用することができ、その場合、ユーザ・インターフェース200内に利用可能な領域に応じて表示できる数よりも多くの画像が表示される。したがって、スクロール・ボタン470があれば、ユーザは特定の画像を選択する前に利用可能なすべての画像をスクロールして調べることができる。現在の選択450は、選択されたオブジェクトまたはドキュメントに現在適用されている書式設定オプション組合せを表す強調表示された画像を示す。
【0033】
本発明の一実施形態では、拡大「リボン内」画像ギャラリは、図4に例示されている「リサイジング・ボタン(Resizing Button)」などのコントロールを選択に基づいて、表示することができる。「リサイジング・ボタン」を選択すると、画像ギャラリが拡大され、さらなる画像を表示できる。ギャラリが拡大されると、図7(後述)に例示されている拡大されたギャラリに似た、さらなる選択可能コントロール(画像)用のスペースを生成するように、ギャラリがユーザ・インターフェース200の、下方で、その範囲外に、拡張するように表示できる。
【0034】
図5に示されているように、「ドロップダウン」画像ギャラリが例示される。ドロップダウン画像ギャラリでは、画像ギャラリは、リボン形ユーザ・インターフェース500内に表示されないが、画像ギャラリは、ユーザ・インターフェース500の下に水平方向に表示される。本発明のいくつかの実施形態では、ドロップダウン画像ギャラリは、「Style Gallery」タブ510などの所定のタスク・ベースのタブを選択すると、選択されたドキュメントまたはオブジェクトに適用することができる複数のタイプの書式設定オプション組合せが表示される場合に使用できる。例えば、図5を参照すると、「Style Gallery」タブ510を選択すると、「Picture Styles」セクション505、「Picture Borders」セクション、および「Get More Styles」セクションが表示される。都合のよいことに、ユーザ・インターフェース500の下の画像ギャラリの表示を利用することにより、ユーザは、選択された最上位レベルのタスク・ベースのタブ510、515、520に関連付けられた他の選択可能コントロールの候補を表示するのを妨げられることなく、画像ギャラリを閲覧することができる。図6に例示されているように、画像ギャラリのドロップダウン・バージョンは、リボン内画像ギャラリに類似しているが、ユーザ・インターフェース200、500の下に表示する。
【0035】
そこで、図7を参照すると、画像の拡大されたドロップダウンギャラリが表示され、そこでは、画像の選択されたギャラリに応答する複数のタイプの画像が、単一のドロップダウンの画像ギャラリ内に表示される。例えば、図7に例示されているドロップダウンの画像ギャラリは、「Most Frequently Used」画像ギャラリ730、「My Favorites」画像ギャラリ740、および「Other Picture Styles」画像ギャラリ750を示している。
【0036】
次に図8を参照すると、ビジュアル・ピッカー画像ギャラリ(visual picker gallery of images)が表示されている。ビジュアル・ピッカー画像ギャラリは、リボン形ユーザ・インターフェース500からドロップダウンする。ビジュアル・ピッカー画像ギャラリは、上述のように使用され、一組の共通の書式設定コマンドまたはオプションを「ロールアップ」し、他の方法では所定のユーザが選択することが困難と思われる共通書式設定オプションのビジュアルで、理解しやすい表現を与えることができる。ビジュアル・ピッカー画像ギャラリは、画像を静的画像とすることができるという点、または画像を、ユーザ入力に基づき、また画像が適用される実際の選択されたオブジェクトに基づき、動的に変更できるライブ画像とすることができるという点で、上述の「リボン内」および「ドロップダウン」画像ギャラリと類似している。タスク・ベースのタブ510、515、520を選択した後、複数の選択可能機能コントロール810がユーザ・インターフェース500内に表示される。例えば、図8に例示されているように、「Rotate Picture」コントロール、「Picture Borders」コントロール、および「Get More Styles」コントロールがユーザ・インターフェース500内に表示される。ユーザが選択されたドキュメント内に埋め込み写真オブジェクトを入れ、ユーザが選択された写真オブジェクトを回転することを望んでいる場合、ユーザは、「Rotate Picture」コントロール810を選択して、ビジュアル・ピッカー画像ギャラリ820を起動することができる。ドロップダウン画像ギャラリに示されているように、さまざまな写真回転オプションがユーザに用意される。例えば、「No Rotation」オプション825、「Rotate Left 90°」オプション830、および「Rotate 180°」オプション840を備える。他のオプションとして、「Flip Vertically」および「Flip Horizontally」がある。ドロップダウン画像ギャラリ820の下部に示されているように、「More Rotate Options」ボタンが用意され、これにより、ユーザは選択された写真オブジェクトに適用するさらなる画像を選択することができる。
【0037】
本明細書で説明されているように、それぞれの画像は、一組の書式設定オプションおよびコマンドに関連付けられ、その結果、画像をどれか選択することにより関連付けられた書式設定オプションおよびコマンドが選択されたオブジェクトに対して自動的に実行される。例えば、ユーザが、選択されたオブジェクトを現在の向きから180°回転したい場合、ユーザは、「Rotate 180°」画像840を選択することで、選択されたオブジェクトが自動的に180°回転させられることになる。都合のよいことに、画像ギャラリは一組の書式設定オプションを選択されたオブジェクトに適用した結果の視覚的表現となるため、ユーザは、関連付けられた書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトまたはドキュメントに適用する効果をあらかじめ知る。したがって、ユーザは、さまざまな書式設定オプション・メニューを検索して、試行錯誤により選択されたオブジェクトに対するさまざまな書式設定オプション組合せの効果を調べる必要はない。
【0038】
図9を参照すると、ビジュアル・ピッカー画像ギャラリの構成要素が例示されている。「Rotate Picture」コントロール810は、所定のタスク・ベースのタブの選択に基づいて、ユーザ・インターフェース500に表示される選択可能機能コントロールを例示する。画像930、940、950、960は、所定の一組の書式設定オプションを選択されたオブジェクトに適用する静的なまたは動的な表現を例示している。説明的なテキスト910、920は、例示された画像に適用された書式設定オプション組合せの性質に関する説明情報をユーザに示す。上述のように、「More Rotate Options」ボタン970は、画像の最初の表示で表示されない、さらなる書式設定オプション組合せ候補を選択するための、ドロップダウン画像ギャラリ内に配置できるボタンを例示している。
【0039】
図10を参照すると、所定のタスク・ベースのタブ510、515、520を選択することにより、単一の選択可能機能コントロール・セクション1010にホスティングされている複数の画像ギャラリを表示できる。例えば、選択可能機能コントロール・セクション1010は、「Picture Effects」という見出しのセクションの下にホスティングされている3つの個別のギャラリを含む。ユーザがホスティングされているギャラリのうちの1つに関連付けられた書式設定オプション組合せを最初に適用したい場合、ユーザは、ホスティングされているギャラリを選択し、図5および6に例示されているように、ドロップダウン画像ギャラリをユーザ・インターフェース500の下に表示させることができる。その後、ユーザは、選択することができ、その結果与えられる書式設定オプション組合せを、選択されたオブジェクトまたはドキュメントに対して行うことができる。次にユーザが他のホスティングされているギャラリのうちの1つ、例えば「Shading Gallery」に関連付けられた書式設定オプション組合せを適用することを決定した場合、ユーザは、「Shading Gallery」を選択して、選択されたオブジェクトまたはドキュメントの陰影処理に関連付けられたさまざまな書式設定オプション組合せを示すドロップダウン画像ギャラリを表示することができる。
【0040】
次に図11を参照すると、本発明の他の実施形態では、画像ギャラリは、ドキュメントまたはオブジェクトを覆ってユーザのコンピュータ表示画面上に表示できるモーダルなまたはモードレスのダイアログ1110の形態でホスティングされるようにすることができる。図11に示されているように、複数の画像1120、1130をダイアログ内にホスティングされている画像ギャラリの形態で表示し、ユーザが、本明細書で説明されているように、選択されたドキュメントまたはオブジェクトに適用する所定の画像を選択することを可能にするようにできる。画像1140は、所定の書式設定オプション組合せを選択されたドキュメントまたはオブジェクトに適用することを示す、より大きなプレビュー画像を例示している。さらに、ドロップダウン画像ギャラリは、図5を参照しつつ上で説明されているように、ダイアログ内の所定の画像またはコントロールの選択に対する応答として、下または隣または他の場所に表示することができる。例えば、ダイアログ1110に含まれる所定の画像は、ドキュメントまたはオブジェクトに適用できる多数の書式設定オプション組合せを表すことができる。このような画像を選択すると、利用可能な書式設定オプション組合せの適用を表す1つまたは複数の画像をホスティングするドロップダウン・メニューを表示させることができる。
【0041】
図12は、文書処理アプリケーション125により利用されるユーザ・インターフェース200の下にドロップされるドロップダウン画像ギャラリ1200の表現を例示している。図12に例示されているように、「Page Layout」タスク・ベースのタブ230が選択されると、ページ・レイアウト・タスクに関連して機能を選択されたドキュメントまたはオブジェクトに適用するための1つまたは複数の選択可能機能コントロールのグループ分けがユーザ・インターフェース200内に表示される。「Header & Footer」という見出しの選択可能機能コントロール・セクションの下に、「Templates」コントロール1208が用意されている。テンプレート・コントロール1208を選択すると、ドロップダウン画像ギャラリ1200が表示され、ユーザに対し、選択された書式設定オプション組合せのドキュメントへの適用を示す1つまたは複数の画像を提示する。書式設定オプション画像の1つが望ましいとユーザが決定した場合、ユーザは、所望の画像を選択することができ、所望の書式設定オプション組合せを選択されたドキュメントまたはオブジェクトに適用するために必要なすべての書式設定オプション・コマンドが実行される。
【0042】
本明細書で説明されているように、選択されたオブジェクトまたはドキュメントに適用可能なさまざまな書式設定オプション組合せを適用することを示す画像ギャラリを表示するための改善されたユーザ・インターフェースが実現される。当業者にとっては、本発明の範囲または精神から逸脱することなく本発明においてさまざまな修正または変更を加えられることは明白であろう。当業者であれば、本発明の他の実施形態も、本明細書に開示されている発明の明細書および実施例を考察することにより明白なことであろう。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の複数の実施例に対する例示されている動作環境を提供する、パーソナル・コンピュータのアーキテクチャを示すブロック図である。
【図2】タスク・ベースの最上位レベル機能タブを表示し、選択された最上位レベル機能タブの下に複数の機能を表示するためのリボン形ユーザ・インターフェースを示すコンピュータ画面表示である。
【図3】1つまたは複数の書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに適用することを例示する画像ギャラリを提供するリボン形ユーザ・インターフェースを示すコンピュータ画面表示を例示する図である。
【図4】1つまたは複数の書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに適用することを示す画像ギャラリを提供するリボン形ユーザ・インターフェースを示すコンピュータ画面表示を例示する図である。
【図5】1つまたは複数の書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに適用することを示すドロップダウン画像ギャラリを示すコンピュータ画面表示を例示する図である。
【図6】1つまたは複数の書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに適用することを示すドロップダウン画像ギャラリのコンポーネントを例示するコンピュータ画面表示を示す図である。
【図7】1つまたは複数の書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに適用することを例示する拡大ドロップダウン画像ギャラリのコンポーネントを例示する図である。
【図8】1つまたは複数の書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに適用することを例示する画像のドロップダウン・メニューのコンピュータ画面表示を例示する図である。
【図9】1つまたは複数の書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに適用することを例示する画像のドロップダウン・メニューのコンポーネントを例示するコンピュータ画面表示を示す図である。
【図10】1つまたは複数の書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに適用することを例示する画像ギャラリにそれぞれのタイプが関連付けられた複数の書式設定タイプのホスティングを示すコンピュータ画面表示を例示する図である。
【図11】1つまたは複数の書式設定オプション組合せをモーダルダイアログボックス内にホスティングされる選択されたオブジェクトに適用することを例示する画像ギャラリを例示する図である。
【図12】各画像が所定の書式設定オプション組合せを選択されたオブジェクトに適用することを例示する複数の画像のドロップダウン・メニューを例示するコンピュータ画面表示を示す図である。
【符号の説明】
【0044】
2 パーソナル・コンピュータ
4 中央演算処理装置
6 システム・メモリ
8 ランダム・アクセス・メモリ
10 読み取り専用メモリ
12 システム・バス
14 大容量記憶デバイス
16 オペレーティング・システム
18 TCP/IPネットワーク
20 ネットワーク・インターフェース・ユニット
22 入出力コントローラ
105 アプリケーション・プログラム
125 文書処理アプリケーション
130 電子メール・アプリケーション
135 スライド・プレゼンテーション・アプリケーション
140 スプレッドシート・アプリケーション
145 データベース・アプリケーション
200 ユーザ・インターフェース
210 第1のセクション
215 「Writing」タブ
220 「Insert」タブ
230 「Page Layout」タブ
240 第1の論理的グループ分け
250 第2の論理的グループ分け
260 第3の論理的グループ分け
270 第4の論理的グループ分け
310、320 選択されたドキュメントに適用できる書式設定オプション組合せを表す多数の画像
410 タイトル・バー
420 ギャラリ・タイトル
430 ギャラリ・フィルタ
440 ギャラリ・アイテム
450 現在の選択
460 大きな、サムネイル・プレビュー
470 スクロール・ボタン
500 ユーザ・インターフェース
510 最上位レベルのタスク・ベースのタブ(スタイル・ギャラリ)
515 最上位レベルのタスク・ベースのタブ(エフェクト)
520 最上位レベルのタスク・ベースのタブ(ピクチャー・ツール)
610 ギャラリー・チャンク
620 ギャラリ・アイテム
630 現在の選択
635 大きなサムネイル・プレビュー
710 ギャラリー・チャンク
720 大きなサムネイル・プレビュー
730 「Most Frequently Used」画像ギャラリ
740 「My Favorites」画像ギャラリ
750 「Other Picture Styles」画像ギャラリ
760 スクロール・バー
810 「Rotate Picture」コントロール
820 ビジュアル・ピッカー画像ギャラリ
825 「No Rotation」オプション
830 「Rotate Left 90°」オプション
840 「Rotate 180°」オプション
910 「No Rotation」オプション
920 「Rotate 180°」オプション
930、940、950、960 画像
970 「More Rotate Options」ボタン
1010 単一の選択可能機能コントロール・セクション
1110 モードレス・ダイアログ
1120、1130 画像
1200 ドロップダウン画像ギャラリ
1208 「Templates」コントロール
1210、1220、1230、1240 書式設定オプション組合せのドキュメントへの適用を示す画像

【特許請求の範囲】
【請求項1】
改善されたユーザ・インターフェースに書式設定オプションのギャラリを提示する方法であって、
書式設定コントロールのギャラリを提示することであって、それによって、書式設定コントロールの前記ギャラリに含まれる1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれが、オブジェクトに適用できる1つまたは複数の書式設定属性に関連付けられるように、提示すること、
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれに関連付けられた前記書式設定属性が前記オブジェクトに適用される場合に、前記オブジェクトがどのように書式設定されることになるかを例示する、前記1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれに対する前記オブジェクトと同じタイプのオブジェクトの視覚的表現を前記ユーザ・インターフェース内に表示すること、
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの1つを選択したことを示す指示を受け取ること、および
前記選択された書式設定コントロールに関連付けられた前記1つまたは複数の書式設定属性を前記オブジェクトに自動的に適用すること
を備えることを特徴とする方法。
【請求項2】
書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェース内で書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェースの下に表示されるドロップダウン・メニュー内に書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
さらに、書式設定コントロールの前記ギャラリを含む前記ドロップダウン・メニューを拡大して、前記選択されたオブジェクトに適用することができるさらなる書式設定属性に関連付けられたさらなる書式設定コントロールを前記ドロップダウン・メニュー内に表示すること
を備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することは、ソフトウェア・アプリケーション・ワークスペース内に表示されるダイアログ内に書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
さらに、前記ダイアログで所定の書式設定コントロールを選択したことに対する応答として表示されるドロップダウン・メニュー内に書式設定コントロールのさらなるギャラリを提示することを備える
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
書式設定コントロールのギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェース内に、書式設定コントロールの複数のギャラリのうちの1つを選択するための複数のギャラリ・コントロールを提示することを含み、
書式設定コントロールの前記複数のギャラリのそれぞれは、前記選択されたオブジェクトに適用することができる1つまたは複数の書式設定属性に関連付けられた1つまたは複数の書式設定コントロールを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
さらに、前記複数のギャラリ・コントロールのうちの1つの選択を受け取ること、および
前記選択されたギャラリ・コントロールに関連付けられた書式設定コントロールのギャラリに含まれる1つまたは複数の書式設定コントロールを表示すること
を備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
さらに、前記選択されたギャラリ・コントロールに関連付けられた書式設定コントロールのギャラリに含まれる前記1つまたは複数の書式設定コントロールを書式設定コントロールのドロップダウン・メニュー内に表示すること
を備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
さらに、
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの所定の1つにフォーカスが当たっていることを示す指示を受け取ること、および
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの所定の1つにフォーカスが当たっていることを示す指示を受け取ったことに対する応答として、前記フォーカスが当てられた書式設定コントロールに関連付けられた書式設定属性を前記選択されたオブジェクトに動的に適用し、前記フォーカスが当てられた書式設定コントロールに関連付けられた前記1つまたは複数の書式設定属性が前記選択されたオブジェクトに適用される場合に、前記選択されたオブジェクトがどのように書式設定されることになるかを示すこと
を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの前記所定の1つにフォーカスを当てることを中止したことを示す指示を受け取ると、
前記選択されたオブジェクトに対する前記フォーカスが当てられた書式設定コントロールに関連付けられた前記1つまたは複数の書式設定属性を前記選択されたオブジェクトに動的に適用することを無効とし、
前記フォーカスが当てられた書式設定コントロールに関連付けられた前記書式設定属性を動的に適用する前の、前記選択されたオブジェクトに適用される書式設定属性に従って前記選択されたオブジェクトが書式設定されるようにする
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
改善されたユーザ・インターフェース内に書式設定オプションのギャラリを提示する改善されたユーザ・インターフェースであって、
前記ユーザ・インターフェースの上側の行内に配置されている1つまたは複数のタブであって、前記1つまたは複数のタブのうちの1つまたは複数は、選択されたオブジェクト上で実行することができるタスクを識別し、前記1つまたは複数のタブは選択に基づいて書式設定コントロールのギャラリを表示させるように機能し、書式設定コントロールの前記ギャラリに含まれる1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれが、前記選択されたオブジェクトに適用することができる1つまたは複数の書式設定属性に関連付けられる、1つまたは複数のタブ、および
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれに関連付けられた前記書式設定属性が前記選択されたオブジェクトに適用される場合に、前記選択されたオブジェクトがどのように書式設定されることになるかを例示する、前記選択されたオブジェクトの視覚的表現を含む前記1つまたは複数のそれぞれの書式設定コントロール
を備えることを特徴とする改善されたユーザ・インターフェース。
【請求項13】
書式設定コントロールの前記ギャラリは、前記ユーザ・インターフェース内に、配置されることを特徴とする請求項12に記載のユーザ・インターフェース。
【請求項14】
書式設定コントロールの前記ギャラリは、前記ユーザ・インターフェースの下に表示されるドロップダウン・メニュー内に、配置されることを特徴とする請求項12に記載のユーザ・インターフェース。
【請求項15】
書式設定コントロールの前記ギャラリは、前記選択されたオブジェクトに適用することができるさらなる書式設定属性に関連付けられたさらなる書式設定コントロールを含む拡大可能ドロップダウン・メニュー内に、配置されることを特徴とする請求項12に記載のユーザ・インターフェース。
【請求項16】
書式設定コントロールの前記ギャラリは、ソフトウェア・アプリケーション・ワークスペース内に表示されるダイアログ内に、配置されることを特徴とする請求項12に記載のユーザ・インターフェース。
【請求項17】
コンピュータにより実行された場合に改善されたユーザ・インターフェース内に書式設定オプションのギャラリを提示する方法を実行するコンピュータ実行可能命令を格納するコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は、
ソフトウェア・アプリケーションを介して書式設定対象のオブジェクトの選択を示す指示を受け取ること、
書式設定コントロールのギャラリであって、書式設定コントロールの前記ギャラリに含まれる1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれが、前記選択されたオブジェクトに適用できる1つまたは複数の書式設定属性に関連付けられる、書式設定コントロールのギャラリを提示すること、
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれに関連付けられた前記書式設定属性が前記選択されたオブジェクトに適用される場合に、前記選択されたオブジェクトがどのように書式設定されることになるかを例示する、前記1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれに対する前記選択されたオブジェクトと同じタイプのオブジェクトの視覚的表現を、前記ユーザ・インターフェース内に表示すること、
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの1つを選択したことを示す指示を受け取ること、および
前記選択された書式設定コントロールに関連付けられた前記1つまたは複数の書式設定属性を、前記選択されたオブジェクトに自動的に適用すること
を備えることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【請求項18】
書式設定コントロールのギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェース内で書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項19】
書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェースの下に表示されるドロップダウン・メニュー内に書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項20】
さらに、書式設定コントロールの前記ギャラリを含む前記ドロップダウン・メニューを拡大して、前記選択されたオブジェクトに適用することができるさらなる書式設定属性に関連付けられたさらなる書式設定コントロールを前記ドロップダウン・メニュー内に表示すること
を備えることを特徴とする請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項21】
書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することは、ソフトウェア・アプリケーション・ワークスペース内に表示されるダイアログ内に書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項22】
さらに、前記ダイアログで所定の書式設定コントロールを選択したことに対する応答として表示されるドロップダウン・メニュー内に書式設定コントロールのさらなるギャラリを提示すること
を備えることを特徴とする請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項23】
書式設定コントロールのギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェース内に、書式設定コントロールの複数のギャラリのうちの1つを選択するための複数のギャラリ・コントロールを提示することを含み、
書式設定コントロールの前記複数のギャラリのそれぞれは、前記選択されたオブジェクトに適用することができる1つまたは複数の書式設定属性に関連付けられた1つまたは複数の書式設定コントロールを含む
ことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項24】
さらに、前記複数のギャラリ・コントロールのうちの1つの選択を受け取ること、および
前記選択されたギャラリ・コントロールに関連付けられた書式設定コントロールのギャラリに含まれる1つまたは複数の書式設定コントロールを表示すること
を備えることを特徴とする請求項23に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項25】
さらに、前記選択されたギャラリ・コントロールに関連付けられた書式設定コントロールのギャラリに含まれる前記1つまたは複数の書式設定コントロールを、書式設定コントロールのドロップダウン・メニュー内に表示すること
を備えることを特徴とする請求項24に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項26】
さらに、
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの所定の1つにフォーカスが当たっていることを示す指示を受け取ること、および
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの所定の1つにフォーカスが当たっていることを示す指示を受け取ったことに対する応答として、前記フォーカスが当てられたる書式設定コントロールに関連付けられた書式設定属性を前記選択されたオブジェクトに動的に適用し、前記フォーカスが当てられた書式設定コントロールに関連付けられた前記1つまたは複数の書式設定属性が前記選択されたオブジェクトに適用される場合に、前記選択されたオブジェクトがどのように書式設定されることになるかを示すこと
を備えることを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項27】
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの前記所定の1つにフォーカスを当てることを中止したことを示す指示を受け取ると、
前記選択されたオブジェクトに対する前記フォーカスが当てられた書式設定コントロールに関連付けられた前記1つまたは複数の書式設定属性を前記選択されたオブジェクトに動的に適用することを無効とし、
前記フォーカスが当てられた書式設定コントロールに関連付けられた前記書式設定属性を動的に適用する前の、前記選択されたオブジェクトに適用される書式設定属性に従って前記選択されたオブジェクトが書式設定されるようにする
ことを特徴とする請求項26に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項28】
改善されたユーザ・インターフェースに書式設定オプションのギャラリを提示する方法であって、
前記ユーザ・インターフェース内に1つまたは複数のタブを提示することであって、前記1つまたは複数のタブの1つまたは複数が選択されたオブジェクト上で実行できる書式設定タスクを識別する、1つまたは複数のタブを提示すること、
選択された書式設定タスクおよび関連するタブに関連付けられた書式設定コントロールのギャラリであって、書式設定コントロールの前記ギャラリに含まれる前記1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれが選択されたオブジェクトに適用できる1つまたは複数の書式設定属性に関連付けられる、ギャラリを提示すること、および
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれに関連付けられた前記書式設定属性が前記選択されたオブジェクトに適用される場合に、前記選択されたオブジェクトがどのように書式設定されることになるかを例示する、前記選択されたオブジェクトの視覚的表現をそれぞれの書式設定コントロール上に表示すること
を備えることを特徴とする方法。
【請求項29】
さらに、
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの1つを選択したことを示す指示を受け取ること、および
前記選択された書式設定コントロールに関連付けられた前記1つまたは複数の書式設定属性を、前記選択されたオブジェクトに自動的に適用すること
を備えることを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項30】
書式設定コントロールのギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェース内で書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項31】
書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェースの下に表示されるドロップダウン・メニュー内に書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項32】
さらに、書式設定コントロールの前記ギャラリを含む前記ドロップダウン・メニューを拡大して、前記選択されたオブジェクトに適用することができるさらなる書式設定属性に関連付けられたさらなる書式設定コントロールを前記ドロップダウン・メニュー内に表示すること
を備えることを特徴とする請求項31に記載の方法。
【請求項33】
書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することは、ソフトウェア・アプリケーション・ワークスペース内に表示されるダイアログ内に、書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項34】
書式設定コントロールのギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェース内に、書式設定コントロールの複数のギャラリのうちの1つを選択するための複数のギャラリ・コントロールを提示することを含み、
書式設定コントロールの前記複数のギャラリのそれぞれは、前記選択されたオブジェクトに適用することができる1つまたは複数の書式設定属性に関連付けられた1つまたは複数の書式設定コントロールを含む
ことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項35】
さらに、
前記複数のギャラリ・コントロールのうちの1つの選択を受け取ること、および
前記選択されたギャラリ・コントロールに関連付けられた書式設定コントロールのギャラリに含まれる1つまたは複数の書式設定コントロールを表示すること
を備えることを特徴とする請求項34に記載の方法。
【請求項36】
さらに、前記選択されたギャラリ・コントロールに関連付けられた書式設定コントロールのギャラリに含まれる前記1つまたは複数の書式設定コントロールを、書式設定コントロールのドロップダウン・メニュー内に表示すること
を備えることを特徴とする請求項35に記載の方法。
【請求項37】
コンピュータにより実行された場合に改善されたユーザ・インターフェース内に書式設定オプションのギャラリを提示する方法を実行するコンピュータ実行可能命令を格納するコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は、
前記ユーザ・インターフェース内に1つまたは複数のタブを提示することであって、前記1つまたは複数のタブの1つまたは複数が選択されたオブジェクト上で実行できる書式設定タスクを識別する、1つまたは複数のタブを提示すること、
選択された書式設定タスクおよび関連するタブに関連付けられた書式設定コントロールのギャラリであって、書式設定コントロールの前記ギャラリに含まれる前記1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれが選択されたオブジェクトに適用できる1つまたは複数の書式設定属性に関連付けられる、ギャラリを提示すること、および
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのそれぞれに関連付けられた前記書式設定属性が前記選択されたオブジェクトに適用される場合に、前記選択されたオブジェクトがどのように書式設定されることになるかを例示する、前記選択されたオブジェクトの視覚的表現をそれぞれの書式設定コントロール上に表示すること
を備えることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【請求項38】
さらに、
前記1つまたは複数の書式設定コントロールのうちの1つを選択したことを示す指示を受け取ること、および
前記選択された書式設定コントロールに関連付けられた前記1つまたは複数の書式設定属性を、前記選択されたオブジェクトに自動的に適用すること
を備えることを特徴とする請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項39】
書式設定コントロールのギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェース内で書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項40】
書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェースの下に表示されるドロップダウン・メニュー内に書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項41】
さらに、書式設定コントロールの前記ギャラリを含む前記ドロップダウン・メニューを拡大して、前記選択されたオブジェクトに適用することができるさらなる書式設定属性に関連付けられたさらなる書式設定コントロールを前記ドロップダウン・メニュー内に表示すること
を備えることを特徴とする請求項40に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項42】
書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することは、ソフトウェア・アプリケーション・ワークスペース内に表示されるダイアログ内に書式設定コントロールの前記ギャラリを提示することを含む
ことを特徴とする請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項43】
書式設定コントロールのギャラリを提示することは、前記ユーザ・インターフェース内に、書式設定コントロールの複数のギャラリのうちの1つを選択するための複数のギャラリ・コントロールを提示することを含み、
書式設定コントロールの前記複数のギャラリのそれぞれは、前記選択されたオブジェクトに適用することができる1つまたは複数の書式設定属性に関連付けられた1つまたは複数の書式設定コントロールを含む
ことを特徴とする請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項44】
さらに、
前記複数のギャラリ・コントロールのうちの1つの選択を受け取ること、および
前記選択されたギャラリ・コントロールに関連付けられた書式設定コントロールのギャラリに含まれる1つまたは複数の書式設定コントロールを表示すること
を備えることを特徴とする請求項43に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項45】
さらに、前記選択されたギャラリ・コントロールに関連付けられた書式設定コントロールのギャラリに含まれる前記1つまたは複数の書式設定コントロールを、書式設定コントロールのドロップダウン・メニュー内に表示すること
を備えることを特徴とする請求項44に記載のコンピュータ可読媒体。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2006−59361(P2006−59361A)
【公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−236090(P2005−236090)
【出願日】平成17年8月16日(2005.8.16)
【出願人】(500046438)マイクロソフト コーポレーション (3,165)
【Fターム(参考)】