説明

部品供給装置

【課題】 ねじ等の頭付き棒材を一列に整列供給する際に、騒音なく、静かに作業を行える部品供給装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、傾斜底面部5aおよび直立面部5bを備えた貯留ホッパ5と、傾斜底面部5aの最深部から直立面部5bに沿って昇降する押上板15と、貯留ホッパ5の外側でねじ2の脚部が通過する間隙をおいてほぼ水平に延びる送りベルト10を備えた部品送り機構6とからなり、押上板15により横たわった姿勢で押し上げられたねじ2の頭部を送りベルト10により支持してねじを一列に整列供給するように構成されている。そのため、ねじ2を前方に送るに際し、送りベルト10とねじ2との間に騒音は発生せず、極めて静かな部品供給装置を提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ねじ等の頭付き棒材を一列に整列供給する際に、騒音なく、静かに作業を行える部品供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ボルト、ねじ等頭付き棒材をねじ締め工具に供給する際には、貯留ホッパ内で昇降する扇状のすくい板と頭付き棒材の頭部を支持するシュート部を持つ直進フィーダとを備えた部品供給装置が使用されている。この部品供給装置では、すくい板の上昇にともない、貯留ホッパ内に貯留された頭付き棒材がすくい上げられ、その頭部がすくい板の上端面に沿って滑落してシュート部に乗り移り、シュート部上で直立した姿勢で一列に整列されて、前進側に送られている。
【0003】
【特許文献1】特開2005−67797号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この部品供給装置では、直進フィーダがバイブレータにより駆動されているため、頭付き棒材を前進側に送る際に頭付き棒材との間で振動音が発生する。この振動音は頭付き棒材の重量が小さい場合は支障がないが、頭付き棒材のサイズが大きくなってその重量が大きくなると、大きな騒音となってしまい、部品供給装置が配置された作業現場の作業環境を悪化させており、静かな作業環境を守ることのできる部品供給装置の開発が要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題に鑑みて創成されたものであり、傾斜底面部および直立面部を備えた貯留ホッパと、傾斜底面部の最深部から直立面部に沿って昇降する押上板と、貯留ホッパの外側で頭付き棒材の脚部が通過する間隙をおいてほぼ水平に延びる送りベルトを備えた部品送り機構とからなり、押上板により横たわった姿勢で押し上げられて落下する頭付き棒材の頭部を送りベルトにより支持して頭付き棒材を一列に整列供給するように構成されている。
【0006】
また、前記部品送り機構は貯留ホッパの外側でほぼ平行に延びるガイドレールを備え、このガイドレールは送りベルトとともに頭付き棒材の脚部が通過する間隙を形成し、押上板により押し上げられた頭付き棒材の頭部を送りベルトとともに支持する構成であってもよい。
【0007】
さらに、前記部品送り機構は貯留ホッパの直立面部とほぼ平行に延びるベルト取付け板を備え、このベルト取付け板にほぼ水平方向に延びる平行部が形成されるように送りベルトを取付ける一方、送りベルトの前進側で送りベルトの延長上に位置して部品受け渡し部を配置し、ベルト取付け板の取付け位置の調整によりガイドレールとの間隙を変更可能とした構成であってもよい。
【0008】
しかも、部品送り機構は、頭付き棒材の脚部が通過する間隙をおいて平行に延びる2本の送りベルトを備え、これら送りベルトを速度差を持たせて移動させるようにした構成であってもよい。
【0009】
その上、部品送り機構は送りベルトの延びる方向に沿ってその上方を覆う遮蔽板を備え、この遮蔽板により横たわった姿勢の頭付き棒材の頭部が送りベルト上に乗り上げないようにした構成であってもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の部品供給装置では、頭付き棒材を前進側に送る部品送り機構として、頭付き棒材の頭部を支持する送りベルトが使用されている。そのため、直立した姿勢の頭付き棒材が送りベルトに支持されて前進側に送られる時には、送りベルトと頭付き棒材との間に騒音は発生せず、極めて静かな部品供給装置を提供できる。
【0011】
また、部品送り機構として、送りベルトとこれに沿って延びるガイドレールとを使用する場合には、頭付き棒材が送りベルトとガイドレールとに横たわった姿勢になっても、送りベルトの移動にともない頭付き棒材の脚部が頭部を中心に回転して送りベルトから離れて、間隙内に納まる。そのため、頭付き棒材は頭部が送りベルトとガイドレールとにより支持された直立姿勢となり、送りベルトは頭付き棒材を前進側に確実に送り出すことができる。
【0012】
さらに、部品送り機構として、送りベルトとその延長上に位置して部品受け渡し部とが取付けられたベルト取付け板が配置されているため、ベルト取付け板の取付け位置を任意に調整して頭付き棒材の軸径に応じた間隙を設けることができ、汎用性の高い装置を提供できる。
【0013】
しかも、部品送り機構として2本の送りベルトを配置する場合には、頭付き棒材がこれら送りベルトに跨った姿勢で載置されても、これら送りベルトに速度差を設けることにより頭付き棒材を直立姿勢に確実に修正することができる。
【0014】
その上、送りベルトの上方を遮蔽板により覆う場合には、横たわった姿勢の頭付き棒材の頭部が遮蔽板に当たり、頭部が送りベルト上に乗り上げることがなく、頭付き棒材はその位置に止まる。そのため、後続の直立姿勢の頭付き棒材が通過する際に、横たわった姿勢の頭付き棒材を貯留ホッパ内に押し戻し、後続の頭付き棒材は詰まることなく、前進側に確実に達することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図2ないし図5において、1は頭付き棒材の一例のねじ2を一列に整列供給する部品供給装置であり、4個の脚部3aを備えた底板3と底板3の4面を覆う側板4とから構成されている。前記側板4の3枚には、残りの側板4から所定間隔をおいて、しかも上部側に位置して貯留ホッパ5が取付けられている。この貯留ホッパ5は傾斜底面部5aと直立面部5bとを有しており、傾斜底面部5aの最深部にはその約1/2の長さにわたって直立面部5bと平行に延びる開口5cが設けられている。また、前記貯留ホッパ5は傾斜底面部5aと直立面部5bとに連なって延びる傾斜側面部5dを有し、その下端は前記開口5cの側部に達し、貯留ホッパ5に貯留されるねじ2が開口5cに集まるように構成されている。さらに、前記貯留ホッパ5の直立面部5bの外側には、部品送り機構6を構成するガイドレール7が直立面部5bの上端と同一面上でほぼ水平に延びるように配置されている。このガイドレール7の一端は、側板4に設けられた露出窓4aから突出しており、後記する部品受け渡し部17とともにねじ2を直立姿勢で保持するように構成されている。
【0016】
前記部品送り機構6は、貯留ホッパ5の直立面部5bと対向して平行に延びるベルト取付け板8を有し、このベルト取付け板8にはプーリ機構9を介して上面に突条が形成された送りベルト10が取付けられている。この送りベルト10は、ガイドレール7と所定間隔をおいた位置に取付けられており、ねじ2の脚部が納まるように構成されている。また、このベルト取付け板8には駆動モータ11が取付けられており、この駆動モータ11からプーリ機構9に回転が伝達され、送りベルト10が移動するように構成されている。前記送りベルト10は、ガイドレール7と同一高さ位置でほぼ水平に延びる水平部10aを有し、この水平部10aの裏面側には案内プレート12が配置されている。この案内プレート12は、送りベルト10とガイドレール7とによりねじ2を支持する時、送りベルト10を支持して送りベルト10が垂れないように構成されている。さらに、このベルト取付け板8はガイドレール7までの距離が調整自在となるように底板3に取付けられており、ねじ2の軸径に応じてベルト取付け板8の取付け位置を変更して、各種サイズのねじ(図示せず)に対応できるように構成されている。
【0017】
前記ベルト取付け板8には、送りベルト10の取付け面の裏面に位置してロッドレスシリンダ13が直立して固定されており、そのスライダ13aがベルト取付け板8側で所定距離を往復移動するように構成されている。前記スライダ13aには、昇降台14が固定されており、ベルト取付け板8に削設された切り欠き窓8a内を昇降可能に構成されている。この昇降台14には押上板15が直立して固定されており、その上端面が貯留ホッパ5の最深部の開口5cを塞ぐように構成されている。また、この押上板15はロッドレスシリンダ13の作動により貯留ホッパ5の直立面部5bに沿って上昇し、最上昇位置にある時その上端面が直立面部5bよりも上方に突出するように構成されている。この押上板15は直立面部5bに沿って横たわるねじ2を1個載置できる厚みを持っており、しかもその上端面は貯留ホッパ5の直立面部5b側に傾斜しており、押上板15が最上昇位置に達すると、ねじ2を部品送り機構6側に落下させるように構成されている。
【0018】
前記ベルト取付け板8には、遮蔽板16が送りベルト10の上方をその後端から後記する不整列部品排除板18まで覆うように取付けられている。この遮蔽板16は、送りベルト10とガイドレール7との間に跨った姿勢のねじ2の頭部がベルト10上に乗り上げるのを阻止する一方、直立姿勢のねじ2の頭部を通過させるように構成されている。また、前記ベルト取付け板8にはブラケット17aを介して送りベルト10の前進側を覆う位置に部品受け渡し部17が配置されている。この部品受け渡し部17は、送りベルト10の延長上に延びており、送りベルト10の平行部10aに支持される直立姿勢のねじ2が部品受け渡し部17に乗り移ることができるように構成されている。この部品受け渡し部17の先端は、ガイドレール7の先端に対応する位置まで延びており、ガイドレール7とともにねじ2を一列に保持するように構成されている。
【0019】
前記ベルト取付け板8には、不整列部品排除板18がガイドレール7と送りベルト10との上方を斜めに交叉するように固定されており、この不整列部品排除板18には直立姿勢のねじ2の頭部が通過できる切り欠き18aが設けられている。この切り欠き18aは、横たわった姿勢のねじ2の頭部が通過できない寸法となっており、このねじ2の頭部が不整列部品排除板18に当接すると、送りベルト10の移動にともないその延びる方向に沿ってねじ2が移動して、ガイドレール7上から押し出されて貯留ホッパ内に戻されるように構成されている。また、この不整列部品排除板18には満杯検出センサ(図示せず)が取付けられており、ガイドレール7と送りベルト10とにより直立姿勢で支持されて滞留するねじ2を検出すると、ロッドレスシリンダ13の駆動を停止させるように構成されている。
【0020】
一方、前記部品受け渡し部17とガイドレール7との前方にはねじ分離供給ユニット(図示せず)が取付け台(図示せず)を介して配置されており、部品受け渡し部17とガイドレール7との間で一列に整列されるねじ2を最先のものから1個ごと分離してねじ締め工具(図示せず)の所定位置までエア給送するように構成されている。
【0021】
上記部品供給装置において、作業開始信号により駆動モータ11が作動し、送りベルト10が移動すると同時に、ロッドレスシリンダ13が作動してそのスライダ13aとともに昇降台14が昇降する。昇降台14の昇降にともない、押上板15が貯留ホッパ5の直立面部5bに沿って昇降し、その上端面が貯留ホッパ5の最深部と直立面部5bから突き出る位置との間を往復移動する。この間、押上板15の上端面は貯留ホッパ5の直立面部5bとの間に横たわるねじ2を直立面部5bに沿って押し上げる。押上板15が直立面部5bから突き出る位置に達すると、押上板15の上端面により押し上げられたねじ2は直立面部5bを乗り越えてガイドレール7および送りベルト10上に落下する。その際、ねじ2の脚部がガイドレール7と送りベルト10との間の間隙に納まり、ねじ2はその頭部が送りベルト10とガイドレール7とにより支持された直立姿勢となって送りベルト10により前進側に送られる。
【0022】
また、ねじ2がガイドレール7および送りベルト10上に落下する際に、ガイドレール7および送りベルト10に跨って横たわった姿勢になることがあるが、横たわった姿勢のねじ2の頭部は遮蔽板16に当たり、送りベルト10側には乗り上げず、図1に示すようにねじ2の頭部の一方側はガイドレール7上に乗り上げ、他方側は送りベルト10の縁部に接する。この時、ねじ2の脚部が後退側に位置してガイドレール7に乗り上げる場合には、送りベルト10の移動にともない、頭部が送りベルト10側で移動する一方で、ガイドレール7側でガイドレール7との摩擦抵抗によりその位置に止まる。そのため、ねじ2はガイドレール7との接点を中心に回転してその姿勢が修正され、ねじ2の脚部が送りベルト10とガイドレール7との間の間隙に納まる。これにより、ねじ2は直立姿勢となり、送りベルト10の移動にともなって前進側に送り出される。
【0023】
さらに、ねじ2がガイドレール7および送りベルト10上に落下する際に、ねじ2の脚部が前進側に位置して送りベルト10上に乗り上げる場合には、送りベルト10が前進方向に移動するにともない、ねじ2の頭部が送りベルト10側で脚部とともに移動する一方で、頭部がガイドレール7側でガイドレール7との摩擦抵抗によりその位置に止まる。そのため、ねじ2が頭部とガイドレール7との接点を中心に回転してその姿勢が修正され、ねじ2の脚部が送りベルト10とガイドレール7との間の間隙に納まる。これにより、ねじ2は直立姿勢となり、送りベルト10の移動にともなって前進側に送り出される。
【0024】
しかも、ねじ2がガイドレール7および送りベルト10上に落下する際に、ねじ2の脚部が後退側に位置して送りベルト10上に乗り上げる場合には、送りベルト10が前進方向に移動するにともない、ねじ2の頭部が送りベルト10側で脚部とともに移動する一方で、頭部がガイドレール側でガイドレール7との摩擦抵抗によりその位置に止まる。そのため、ねじ2は脚部側から押し出されるとともに頭部を中心に回転しながら一体に移動し、直接または不整列部品排除板18に沿って押し出されて貯留ホッパ5内に戻される。
【0025】
その上、ねじ2がガイドレール7および送りベルト10上に落下する際に、ねじ2の脚部が前進側に位置してガイドレール7に乗り上げる場合には、送りベルト10の移動にともない、頭部の送りベルト10側が移動する一方で、頭部のガイドレール7側および脚部側がガイドレール7との摩擦抵抗によりその位置で止まる。そのため、ねじ2は脚部側から押し出されながら頭部を中心に回転し、貯留ホッパ5内に戻される。
【0026】
前記ガイドレール7および送りベルト10上を前進側に送り出されたねじ2は、部品受け渡し部17とガイドレール7の先端部との間で一列に整列され、分離供給ユニットが作動する度に、最先のものから1個毎取り出され、ねじ締め工具までエア給送される。この間、ガイドレール7および送りベルト10上にねじ2が滞留し、不整列部品排除板18の下方まで達すると、これが満杯検出センサにより検出される。この満杯検出により、ロッドレスシリンダ13が停止し、押上板15の昇降が停止する。その後、満杯検出センサがねじ2の滞留のないことを検出すると、所定時間後に、ロッドレスシリンダ13が再駆動されて、押上板15が昇降し、ガイドレール7および送りベルト10上へのねじ2の供給が再開される。
【0027】
なお、本実施態様では1本の送りベルト10とガイドレール7とによりねじ2を支持するように構成されているが、2本の送りベルト(図示せず)を配置して、これら送りベルトによりねじ2の頭部を支持するように構成してもよい。この場合、これら送りベルトに速度差を持たせて、送りベルトを移動させることができるので、ねじ2が両送りベルトに跨って横たわった姿勢を確実に修正することができる。また、これら送りベルトに速度差を設ける手段として送りベルトをそれぞれ駆動モータ(図示せず)により駆動するようにしてもよく、1個の駆動モータの回転を2系統に分けて、送りベルトそれぞれを駆動するようにしてもよい。さらに、貯留ホッパ5の直立面部5bは鉛直面に限定されるものではなく、わずかに傾斜しながら直立方向に延びる構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明に係るねじの姿勢を修正する説明図である。
【図2】本発明に係る部品供給装置の一部を切り欠いた平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】本発明に係る部品供給装置の押上板の動作状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0029】
1 部品供給装置
2 ねじ
3 底板
3a 脚部
4 側板
4a 露出窓
5 貯留ホッパ
5a 傾斜底面部
5b 直立面部
5c 開口
5d 傾斜側面部
6 部品送り機構
7 ガイドレール
8 ベルト取付け板
8a 切り欠き窓
9 プーリ機構
10 送りベルト
10a 水平部
11 駆動モータ
12 案内プレート
13 ロッドレスシリンダ
13a スライダ
14 昇降台
15 押上板
16 遮蔽板
17 部品受け渡し部
17a ブラケット
18 不整列部品排除板
18a 切り欠き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
傾斜底面部および直立面部を備えた貯留ホッパと、傾斜底面部の最深部から直立面部に沿って昇降する押上板と、貯留ホッパの外側で頭付き棒材の脚部が通過する間隙をおいてほぼ水平に延びる送りベルトを備えた部品送り機構とからなり、押上板により横たわった姿勢で押し上げられて落下する頭付き棒材の頭部を送りベルトにより支持して頭付き棒材を一列に整列供給するように構成したことを特徴とする部品供給装置。
【請求項2】
部品送り機構は、貯留ホッパの外側でほぼ平行に延びるガイドレールを備え、このガイドレールは送りベルトとともに頭付き棒材の脚部が通過する間隙を形成し、押上板により押し上げられた頭付き棒材の頭部を送りベルトとともに支持するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
【請求項3】
部品送り機構は、貯留ホッパの直立面部とほぼ平行に延びるベルト取付け板を備え、このベルト取付け板にほぼ水平方向に延びる平行部が形成されるように送りベルトを取付ける一方、このベルト取付け板に送りベルトの前進側で、送りベルトの延長上に位置して部品受け渡し部を配置し、ベルト取付け板の取付け位置の調整によりガイドレールとの間隙を変更可能としたことを特徴とする請求項1,または2に記載の部品供給装置。
【請求項4】
部品送り機構は、頭付き棒材の脚部が通過する間隙をおいて平行に延びる2本の送りベルトを備え、これら送りベルトを速度差を持たせて移動させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
【請求項5】
部品送り機構は、送りベルトの延びる方向に沿ってその上方を覆う遮蔽板を備え、この遮蔽板により横たわった姿勢の頭付き棒材の頭部が送りベルト上に乗り上げないように構成したことを特徴とする請求項1,2または3に記載の部品供給装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−274860(P2009−274860A)
【公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−130114(P2008−130114)
【出願日】平成20年5月16日(2008.5.16)
【出願人】(000227467)日東精工株式会社 (263)
【Fターム(参考)】