説明

酸素捕捉要素としての光感受性分子及び金属錯体の使用

(I)ポリマー樹脂、(II)1つ以上のオリゴマー光増感剤、(III)金属塩、有利にはステアリン酸Cu又はステアリン酸Mn、(IV)犠牲酸化可能基材、及び場合により、(V)追加の成分を含有する、食品包装適用のための酸素捕捉組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の詳細な説明
食品、例えば肉及びチーズ、スモーク及び加工したランチョンミート、並びに非食品、例えば電子部品医薬品及び医療品を含む多くの酸素感受性生成物が、酸素の存在で変質することは公知である。食品の色及び臭いの双方は、有害な影響を受けうる。食品内の脂肪の酸化は、酸敗の発生をもたらしうる。酸素に対する曝露を制限することは、特に食品産業における、包装された製品の品質及び賞味期限を維持及び高めるための手法を提供する。貯蔵中の、包装食品からの酸素の除去及び酸素の浸透に対する建築障壁は、包装技術者のための重要な目的を示す。例えば、最小の酸素曝露が可能な包装において食品を包装することは、延長した時間にわたって包装した製品の品質を維持すること、並びに在庫管理においてより長く、消耗なしに並びに在庫補填及び交換の必要性なしに維持するような製品の腐敗を遅延することを意味する。食品包装産業において、いくつかの技術は、酸素感受性の包装材料を酸素曝露に対して制限することを開発している。かかる技術は、包装の一部としての(酸素に対する低い透過性を有する)障壁材料の使用;(酸素と反応できる材料を有するサッシェの使用を介する)包装材料以外に酸素を消費できる品目の包含;及び包装(例えば、調整雰囲気包装−MAP−及び真空包装)なしの低減させた酸素環境の作成を含む。たとえ前記技術のそれぞれが産業においてその地位を有する場合でも、包装物品の一部として酸素捕捉剤の包含が酸素曝露を制限する最も所望される方法の一つであることがよく認識されている。
【0002】
US−A−5,744,056、US−A−6,369,148及びUS−A−6,586,514は、熱可塑性樹脂溶融物の二次加工温度で熱的に安定である、酸化可能な金属成分、電解質成分、及び非電解質の酸性化成分を含む酸素捕捉組成物を記載している。WO2006089895は、同様のシステムを開示しており、その際、酸化反応に関連する電解質成分が、ルイス酸塩及び/又はそれらの付加物の加水分解によって得られる。このタイプの捕捉システムでのある困難性は、ポリマーマトリックス内での酸素反応の相対的な非効率性である。実際に、捕捉剤組成物は、通常、費用、相容性、色及び透明度の問題に対する高い負荷で使用されるべきである。EP−A−1 423 456において、金属の濃度は、著しくその有効性を限定する、より透明なプラスチック目的物を得るために、0.25%未満に限定される。
【0003】
この特許において、有機及び/又は無機の光活性分子を有する遷移金属と犠牲酸化可能基材との組合せは、酸素をシールした透明な食品包装中に取り出すために記載され、かつ賞味期限の安定性を増加するための優れたツールであり、かつ感覚需要性の食品特性を維持する。
【0004】
合成熱可塑性樹脂における有機光活性分子、例えばアントラキノン又はベンゾフェノン誘導体の使用は、70年代前半に請求されている。それにもかかわらず、それらの添加物は、様々な不都合をもたらす。それというのも、それらは一般に低分子量の化合物だからである。例えば、比較的低沸点の添加剤又は昇華可能な添加剤は、樹脂が、成形、造形、又は他に熱の下で加工された場合に、蒸発、昇華をこうむる。さらに、機能剤と樹脂との間の乏しい適合性は、長期の使用の間に樹脂表面でブリーディングやブルーミングを生じる。さらに、ブルーミングは、添加剤の浸出を引き起こすことがあり、それはプラスチック製品が食品と接触して使用される場合に、特に望ましくない。この特許において、かかる問題が考慮に入れられ、かつ樹脂の必要性によって設計されたオリゴマーのアントラキノン又はベンゾフェノンが、前記で挙げられた問題点を解決できる。
【0005】
従って、包装された品目における酸素レベルの維持又は低減に対する種々のアプローチが進行している一方で、これらは、同様に使用する改良した酸素捕捉組成物及び包装材料の要求が残っている。
【0006】
本発明の目的は、従って、改良した酸素捕捉組成物及び包装を提供することである。他の目的は、低費用、改良した効率の酸素捕捉組成物を提供することである。他の目的は、効率的に、さらに比較的低いレベルで、活性のある障壁包装フィルム及びシートの広い範囲で使用することができる酸素捕捉組成物を提供することである。他の目的は、容器又は浴の内部に存在する酸素を吸収することによって、外部の酸素の容器中への通過を示すことによって、酸素感受性製品の賞味期限を増加することができる、活性のある障壁包装容器を提供することである。他の目的は、当業者に明らかである。
【0007】
本発明の酸素捕捉組成物の使用が、酸素の誘引に対する包装した食品の抵抗を高めることが観察されている。
【0008】
従って、本発明は、以下を含む食品包装適用のための酸素捕捉組成物に関する:
(I)ポリマー樹脂、有利には熱可塑性ポリマー、例えば:
− オレフィンモノマー、例えばエチレン及びプロピレン、しかし高次1−オレフィン、例えば1−ブタン、1−ペンテン、1−ヘキセン又は1−オクタンのホモポリマー及びコポリマー。ポリエチレンLDPR及びLLDPE、HDPE及びポリプロピレンが好ましい;
− オレフィンモノマーとジオレフィンモノマーとのホモポリマー及びコポリマー、例えばブタジエン、イソプレン及び環状オレフィン、例えばノルボルネン;
− 制限されることなく、アクリル酸及びその対応するアクリルエステル、メタクリル酸及びその対応するメタクリルエステル、酢酸ビニル、ビニルアルコール、ビニルケトン、スチレン、マレイン酸無水物及び塩化ビニルを含む、1つ以上の1−オレフィン及び/又はジオレフィンと、一酸化炭素と及び/又は他のビニルモノマーとのコポリマー;
− ポリビニルアルコール;
(II)ベンゾフェノン−3,3’,4,4’−テトラカルボン酸二無水物、定義されたようなベンゾフェノン又はアントラキノンを基礎とする1つ以上のオリゴマー有機光増感剤。光増感剤は、ポリマー樹脂に対して、合計で0.001〜10質量%、有利には0.01〜5質量%及び最も有利には0.1〜5質量%の濃度で存在してよい。適したオリゴマーの光増感剤は、WO 2009/016083 A1の3頁18行目〜23頁8行目において記載されている;
− ベンゾフェノン−3,3’,4,4’−テトラカルボン酸二無水物由来の光増感剤、特に以下の表において得られるもの:
【表1−1】

【表1−2】

− 他のベンゾフェノン光増感剤、特に以下の表において得られるもの:
【表2】

− 以下の表において得られるようなアントラキノンコアを有する光増感剤:
【表3】

(III)Co、Ce、Mn、Cu、Ni、Vdを基礎とする金属塩。有利にはこれらの塩は、C12〜C36の炭素数範囲を有する脂肪酸の金属塩である。パルミチン酸(C16)、ステアリン酸(C18)、オレイン酸(C18)、リノール酸(C18)及びリノレン酸(C18)の金属カルボキシレートが最も好ましい。遷移金属塩は、ポリマー樹脂に対して、合計で0.001〜10質量%、有利には0.01〜5質量%及び最も有利には0.1〜5質量%の濃度で存在してよいマンガンである。芳香族酸、例えば安息香酸も可能である。これらの塩の使用に関する例は、US−A−3,840,512及びUS−A−4,101,720において得られる。
(IV)犠牲酸化可能基材、例えばポリブタジエン、ポリエステル、スクアラン、スクアレン、ポリスチレン、ポリリモネン、ポリアルファピネン、ポリベータピネン、ポリノルボルネン、ポリ乳酸、直鎖及び分枝鎖状のアルキル鎖アルコール(R:C6〜C30)の混合物。有利には、これらの酸化可能基材は、ポリマー樹脂に対して、合計で0.001〜10質量%、有利には0.01〜5質量%及び最も有利には0.1〜5質量%の濃度で存在する;及び場合により
(V)追加の成分。
【0009】
前記化合物のための出発材料は、市販の化合物、例えば
ベンゾフェノン−3,3’,4,4’−テトラカルボン酸二無水物
ステアリン酸マンガン
ステアリン酸銅
ポリ−アルファ−ピネン
ポリ−ベータ−ピネン
ポリリモネン
である。
【0010】
任意の追加の成分は、以下を含む:
− 充填剤及び補強剤、例えば炭酸カルシウム、シリカ、グラスファイバー、ガラス球、タルク、カオリン、雲母、硫酸バリウム、金属酸化物及び金属水酸化物、カーボンブラック、グラファイト、木粉、他の天然成分の粉、合成繊維、充填剤、例えばステアリン酸亜鉛に対するステアリン酸カルシウムとして使用されるステアリン酸塩;
− 顔料、例えばカーボンブラック、ルチル又はアナターゼ型での二酸化チタン、及び他の色顔料;
− 光安定剤、抗酸化剤及び/又はさらなる光安定剤、例えば:
1. アルキル化モノフェノール、例えば2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、2−tert−ブチル−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−イソブチルフェノール、2,6−ジシクロペンチル−4−メチルフェノール、2−(α−メチルシクロヘキシル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジオクタデシル−4−メチルフェノール、2,4,6−トリシクロヘキシルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メトキシメチルフェノール、ノニルフェノール(側鎖内で直鎖又は分枝鎖であってよい)、例えば、2,6−ジ−ノニル−4−メチルフェノール、2,4−ジメチル−6−(1’−メチルウンデカ−1’−イル)フェノール、2,4−ジメチル−6−(1’−メチルヘプタデカ−1’−イル)フェノール、2,4−ジメチル−6−(1’−メチルトリデカ−1’−イル)フェノール、及びそれらの混合物。
2. アルキルチオメチルフェノール、例えば2,4−ジオクチルチオメチル−6−tert−ブチルフェノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−メチルフェノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−エチルフェノール、2,6−ジ−ドデシルチオメチル−4−ノニルフェノール。
3. ヒドロキノン及びアルキル化ヒドロキノン、例えば、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メトキシフェノール、2,5−ジ−tert−ブチルヒドロキノン、2,5−ジ−tert−アミルヒドロキノン、2,6−ジフェニル−4−オクタデシルオキシフェノール、2,6−ジ−tert−ブチルヒドロキノン、2,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルステアレート、ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)アジペート。
4. トコフェロール、例えば、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロール、及びそれらの混合物(ビタミンE)。
5. ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル、例えば、2,2’−チオビス(6−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、2,2’−チオビス(4−オクチルフェノール)、4,4’−チオビス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノール)、4,4’−チオビス(6−tert−ブチル−2−メチルフェノール)、4,4’−チオビス(3,6−ジ−sec−アミルフェノール)、4,4’−ビス(2,6−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−ジスルフィド。
6. アルキリデンビスフェノール、例えば、2,2’−メチレンビス(6−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(6−tert−ブチル−4−エチルフェノール)、2,2’−メチレンビス[4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキシル)−フェノール]、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,2’−メチレンビス(6−ノニル−4−メチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、2,2’−エチリデンビス(6−tert−ブチル−4−イソブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス[6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフェノール]、2,2’−メチレンビス[6−(α,α−ジメチルベンジル)−4−ノニルフェノール]、4,4’−メチレンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、4,4’−メチレンビス(6−tert−ブチル−2−メチルフェノール)、1,1−ビス−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,6−ビス−(3−tert−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェノール、1,1,3−トリス−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、1,1−ビス−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチル−フェニル)−3−n−ドデシルメルカプトブタン、エチレングリコール ビス−[3,3−ビス−(3’−tert−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)ブチレート]、ビス−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ジシクロペンタジエン、ビス[2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルベンジル)−6−tert−ブチル−4−メチルフェニル]テレフタレート、1,1−ビス−(3,5−ジメチル−2−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4−n−ドデシルメルカプトブタン、1,1,5,5−テトラ−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ペンタン。
7. O−、N−、及びS−ベンジル化合物、例えば、3,5,3’,5’−テトラ−tert−ブチル−4,4’−ジヒドロキシジベンジルエーテル、オクタデシル−4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルベンジルメルカプトアセテート、トリデシル−4−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ブチルベンジルメルカプトアセテート、トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)アミン、ビス(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)ジチオテレフタレート、ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)スルフィド、イソオクチル−3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルメルカプトアセテート。
8. ヒドロキシベンジル化マロネート、例えば、ジオクタデシル−2,2−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−2−ヒドロキシベンジル)マロネート、ジオクタデシル−2−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)マロネート、ジドデシルメルカプトエチル−2,2−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネート、ビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル]−2,2−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネート。
9. 芳香族ヒドロキシベンジル化合物、例えば、1,3,5−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、1,4−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2,3,5,6−テトラメチルベンゼン、2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)フェノール。
10. トリアジン化合物、例えば2,4−ビス(オクチルメルカプト)−6−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2−オクチルメルカプト−4,6−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2−オクチルメルカプト−4,6−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)−1,2,3−トリアジン、1,3,5−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリス(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌレート、2,4,6−トリス−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルエチル)−1,3,5−トリアジン、1,3,5−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)−ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、1,3,5−トリス(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート。
11. ベンジルホスホネート、例えば、ジメチル−2,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジエチル−3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジオクタデシル3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジオクタデシル−5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルベンジルホスホネート、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸のモノエチルエステルのカルシウム塩。
12. アシルアミノフェノール、例えば、4−ヒドロキシラウルアニリド(hydroxylauranilide)、4−ヒドロキシステアルアニリド、オクチル N−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)カルバメート。
13. β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸と、一価又は多価アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−オクタノール、i−オクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンとのエステル。
14. β−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸と下記とのエステル、一価又は多価アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−オクタノール、i−オクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタン;3,9−ビス[2−{3−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ}−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5.5]−ウンデカン。
15. β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸と、一価又は多価アルコール、例えばメタノール、エタノール、オクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンとのエステル。
16. 3,5−ジシクロ−ブチル−4−ヒドロキシフェニル酢酸と、一価又は多価アルコール、例えばメタノール、エタノール、オクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンとのエステル。
17. β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のアミド、例えば、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミド、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニルプロピオニル)トリメチレンジアミド、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヒドラジド、N,N’−ビス[2−(3−[3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル]プロピオニルオキシ)エチル]オキサミド (Naugard(登録商標)XL−1、供給元Uniroyal)。
18. アスコルビン酸(ビタミンC)。
19. アミン系酸化防止剤、例えば、N,N’−ジ−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(1,4−ジメチルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(1−エチル−3−メチルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(1−メチルヘプチル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジシクロヘキシル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(2−ナフチル)−p−フェニレンジアミン、N−イソプロピル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−(1−メチルヘプチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−シクロヘキシル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、4−(p−トルエンスルファモイル)ジフェニルアミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、ジフェニルアミン、N−アリルジフェニルアミン、4−イソプロポキシジフェニルアミン、N−フェニル−1−ナフチルアミン、N−(4−tert−オクチルフェニル)−1−ナフチルアミン、N−フェニル−2−ナフチルアミン、オクチル化ジフェニルアミン、例えばp,p’−ジ−tert−オクチルジフェニルアミン、4−n−ブチル−アミノフェノール、4−ブチリルアミノフェノール、4−ノナノイルアミノフェノール、4−ドデカノイルアミノフェノール、4−オクタデカノイルアミノフェノール、ビス(4−メトキシフェニル)アミン、2,6−ジ−tert−ブチル−4−ジメチルアミノメチルフェノール、2,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、N,N,N’,N’−テトラメチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、1,2−ビス[(2−メチルフェニル)アミノ]エタン、1,2−ビス(フェニルアミノ)プロパン、(o−トリル)ビグアニド、ビス[4−(1’,3’−ジメチルブチル)フェニル]アミン、tert−オクチル化N−フェニル−1−ナフチルアミン、モノアルキル化及びジアルキル化tert−ブチル/tert−オクチルジフェニルアミンの混合物、モノアルキル化及びジアルキル化ノニルジフェニルアミンの混合物、モノアルキル化及びジアルキル化ドデシルジフェニルアミンの混合物、モノアルキル化及びジアルキル化イソプロピル/イソヘキシルジフェニルアミンの混合物、モノアルキル化及びジアルキル化tert−ブチルジフェニルアミンの混合物、2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−4H−1,4−ベンゾチアジン、フェノチアジン、モノアルキル化及びジアルキル化tert−ブチル/tert−オクチルフェノチアジンの混合物、モノアルキル化及びジアルキル化tert−オクチル−フェノチアジンの混合物、N−アリルフェノチアジン、N,N,N’,N’−テトラフェニル−1,4−ジアミノブト−2−エン。
20. 2−(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、例えば、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(5’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(3’−sec−ブチル−5’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−オクチルオキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ−tert−アミル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ビス−(α,α−ジメチルベンジル)−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(3’−tert−ブチル−5’−[2−(2−エチルヘキシルオキシ)−カルボニルエチル]−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−tert−ブチル−5’−[2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニルエチル]−2’−ヒドロキシ−フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−ドデシル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−イソ−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニルベンゾトリアゾール、2,2’−メチレン−ビス−[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−ベンゾトリアゾール−2−イルフェノール];2−[3’−tert−ブチル−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)−2’−ヒドロキシフェニル]−2H−ベンゾトリアゾールと、ポリエチレングリコール300とのエステル交換反応生成物;
【化1】

前記R=3’−tert−ブチル−4’−ヒドロキシ−5’−2H−ベンゾトリアゾール−2−イルフェニル、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(α,α−ジメチルベンジル)−5’−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−フェニル]ベンゾトリアゾール; 2−[2’−ヒドロキシ−3’−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−5’−(α,α−ジメチルベンジル)−フェニル]ベンゾトリアゾール。
21. 2−ヒドロキシベンゾフェノン、例えば、4−ヒドロキシ、4−メトキシ、4−オクチルオキシ、4−デシルオキシ、4−ドデシルオキシ、4−ベンジルオキシ、4,2’,4’−トリヒドロキシ及び2’−ヒドロキシ−4,4’−ジメトキシ誘導体。
22. 置換された、及び置換されていない安息香酸のエステル、例えば、4−tert−ブチル−フェニルサリチレート、フェニルサリチレート、オクチルフェニルサリチレート、ジベンゾイルレソルシノール、ビス(4−tert−ブチルベンゾイル)レソルシノール、ベンゾイルレソルシノール、2,4−ジ−tert−ブチルフェニル 3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、ヘキサデシル 3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、オクタデシル 3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、2−メチル−4,6−ジ−tert−ブチルフェニル 3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート。
23. アクリレート、例えばエチル α−シアノ−β,β−ジフェニルアクリレート、イソオクチル α−シアノ−β,β−ジフェニルアクリレート、メチル α−カルボメトキシシンナメート、メチル α−シアノ−β−メチル−p−メトキシシンナメート、ブチル α−シアノ−β−メチル−p−メトキシシンナメート、メチル α−カルボメトキシ−p−メトキシシンナメート、N−(β−カルボメトキシ−β−シアノビニル)−2−メチルインドリン、ネオペンチルテトラ(α−シアノ−β,β−ジフェニルアクリレート。
24. 立体障害アミン、例えばカルボン酸ビス(1−ウンデシルオキシ−2,2,6,6−テトラ−メチル−4−ピペリジル)エステル、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバセート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)スクシネート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバセート、ビス(1−オクチルオキシ−2、2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバセート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)n−ブチル−3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルマロネート、1−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジンとコハク酸との縮合物、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−tert−オクチルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジンとの直鎖又は環状縮合物、トリス(2、2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ニトリロトリアセテート、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、1,1’−(1,2−エタンジイル)−ビス(3,3,5,5−テトラメチルピペラジノン)、4−ベンゾイル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−2−n−ブチル−2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ブチルベンジル)マロネート、3−n−オクチル−7、7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)セバセート、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)スクシネート、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−モルホリノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジンとの直鎖又は環状縮合物、2−クロロ−4,6−ビス(4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンとの縮合物、2−クロロ−4,6−di−(4−n−ブチルアミノ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンとの縮合物、8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン、3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオン、3−ドデシル−1−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオン、4−ヘキサデシルオキシ−及び4−ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの混合物、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−シクロヘキシルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジンとの縮合物、1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンと2、4、6−トリクロロ−1,3,5−トリアジンと4−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(CAS Reg.No.[136504−96−6])との縮合物;1,6−ヘキサンジアミンと2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン並びにN,N−ジブチルアミンと4−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(CAS Reg. No.[192268−64−7])との縮合物;N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−n−ドデシルスクシンイミド、N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−n−ドデシルスクシンイミド、2−ウンデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1−オキサ−3,8−ジアザ−4−オキソ−スピロ[4,5]デカン、7,7,9,9−テトラメチル−2−シクロウンデシル−1−オキサ−3,8−ジアザ−4−オキソスピロ−[4,5]デカンとエピクロロヒドリンとの反応生成物、1,1−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジルオキシカルボニル)−2−(4−メトキシフェニル)エタン、N,N’−ビス−ホルミル−N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミン、4−メトキシメチレンマロン酸と1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ヒドロキシピペリジンとのジエステル、ポリ[メチルプロピル−3−オキシ−4−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)]シロキサン、マレイン酸無水物−α−オレフィンコポリマーと2,2,6,6−テトラメチル−4−アミノピペリジン又は1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−アミノピペリジンとの反応生成物、2,4−ビス[N−(1−シクロヘキシルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)−N−ブチルアミノ]−6−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジン、1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−4−オクタデカノイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、5−(2−エチルヘキサノイル)オキシメチル−3,3,5−トリメチル−2−モルホリノン、Sanduvor(Clariant;CAS Reg. No. 106917−31−1]、5−(2−エチルヘキサノイル)オキシメチル−3,3,5−トリメチル−2−モルホリノン、2,4−ビス[(1−シクロヘキシルオキシ−2,2,6,6−ピペリジン−4−イル)ブチルアミノ]−6−クロロ−s−トリアジンとN,N’−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン)との反応生成物、1,3,5−トリス(N−シクロヘキシル−N−(2,2,6,6−テトラメチルピペラジン−3−オン−4−イル)アミノ)−s−トリアジン、1,3,5−トリス(N−シクロヘキシル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペラジン−3−オン−4−イル)アミノ)−s−トリアジン。
25. オキサミド、例えば、4,4’−ジオクチルオキシオキサニリド、2,2’−ジエトキシオキサニリド、2,2’−ジオクチルオキシ−5,5’−ジ−tert−ブトキサニリド(butoxanilide)、2,2’−ジドデシルオキシ−5,5’−ジ−tert−ブトキサニリド、2−エトキシ−2’−エチルオキサニリド、N,N’−ビス(3−ジメチルアミノプロピル)オキサミド、2−エトキシ−5−tert−ブチル−2’−エトキサニリド(ethoxanilide)、及びその2−エトキシ−2’−エチル−5,4’−ジ−tert−ブトキサニリドとの混合物、o−及びp−メトキシ−二置換オキサニリドとの混合物、及びo−及びp−エトキシ−二置換オキサニリドとの混合物。
26. 2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、例えば、2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(2−ヒドロキシ−4−プロピルオキシフェニル)−6−(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−ビス(4−メチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−トリデシルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−ブチルオキシプロポキシ)フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−オクチルオキシプロピルオキシ)フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−(ドデシルオキシ/トリデシルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−ドデシルオキシプロポキシ)フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−ヘキシルオキシ)フェニル−4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス[2−ヒドロキシ−4−(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシフェニル)−4−(4−メトキシフェニル)−6−フェニル−1,3,5−トリアジン、2−{2−ヒドロキシ−4−[3−(2−エチルヘキシル−1−オキシ)−2−ヒドロキシプロピルオキシ]フェニル}−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(4−[2−エチルヘキシルオキシ]−2−ヒドロキシフェニル)−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン。
− 加工添加剤、例えば滑り防止剤/粘着防止剤、可塑剤、蛍光増白剤、静電防止剤及び膨張剤。
【0011】
抗酸化剤は、加工及び形成工程中にポリマーを安定化する量で存在するが、しかしながら多くの量は、分解を妨げないために所望されない。
【0012】
最終生成物は、酸素捕捉活性を高める必要がある食品包装適用のためのあらゆるタイプのプラスチック製品であってよい。例えば、ポリマー成分を、単層又は多層のプラスチックフィルム、シート、ラミネート、バッグ、ボトル、スタイロフォームカップ、台所用品、ブリスタ包装、箱、包装ラッピングを製造するために使用してよい。前記物品は、当業者が利用可能な任意の方法によって製造でき、前記方法は限定されずに押出成形、押出ブロー成形、フィルムキャスティング、フィルムブロー成形、圧延、射出成形、ブロー成形、圧縮成形、熱成形、紡績、インフレーション法、及び回転成形を含む。特に、これは、改質した雰囲気(CO2、N2)食品包装の範囲において興味深い。酸素の取り込みの割合は、添加剤の濃度を変化することによって簡単に調整されうる。すなわち、高い酸素捕捉性能が所望される場合に、より多い量の添加剤を添加する。
【0013】
オリゴマーの有機光増感剤、金属塩、犠牲酸化可能基材及び場合により他の追加成分は、同時にもしくは連続して、又は実際の加工工程の直前に、ポリマー樹脂と混合されうる。
【0014】
従って、本発明は、さらに、前記のようなポリマー樹脂、前記のようなオリゴマーの有機光増感剤、前記のような金属塩、前記のような犠牲酸化可能基材及び場合により前記のような他の追加成分を含む組成物からなる、又はそれらを含有する物品に関する。
【0015】
例示した合成は、次の実施例において記載されているように、良好に実施される。種々の添加剤の組み込みは、熱配合工程、完全に酸化添加剤及び任意の添加剤の混合、続く高温で物理的なブレンドの押出で良好に実施される。典型的に、適したスクリュー構成を有する押出機が、この工程のために使用される。添加剤は、種々の方法で製造された予め構成したマスターバッチの形で添加することもできる。乾燥させた物品の製造のために、物品の最終形状に依存して、あらゆる適した機械、例えば、フィルムの場合においてブロー押出機、シートの場合においてキャスト押出機械、又は射出成形機械を使用できる。
【0016】
本発明は、包装の全ての範囲において適用されることができ、酸素捕捉活性が所望される。特に、これは、改質した雰囲気(CO2、N2)食品包装の範囲において興味深い。酸素の取り込みの割合は、添加剤の濃度を変化することによって簡単に調整されうる。すなわち、高い酸素捕捉性能が所望される場合に、より多い量の添加剤を添加する。
【0017】
以下の実施例は、本発明を、その範囲を制限することなく説明する。全てのパーセント及び部は、特段記載されない限り、質量に対するものである。
【0018】
【表4】

【0019】
【表5】

【0020】
【表6】

【0021】
全ての化学物質を使用し、合成前に収容し、精製しなかった。前記化合物1、2、3の合成は、WO 2009/016083 A1において記載されている。
Riblene GP20(登録商標)低密度ポリエチレンは、Polimeri Europaから得られ、Dercolyte(登録商標)は、Les Derives Resiniques & Terpeniquesから得られるポリテルペン生成物であり;ステアリン酸マンガン、Mn(C18352xは、Shepherd Chemicalから購入され;ステアリン酸銅、Cu(C18352xは、H.L. Blachford Ltdから購入され、かつShelfplus O2 2400(登録商標)は、ALBIS Chemicalsから得られる。
【0022】
比較試料A:
600mgのDercolyte S125及び25mgのステアリン酸マンガンを、5mlのDMA中に溶解させる。その溶液を、内部雰囲気の部分を、種々の時間でシリンジを使用して解析のための抜き取りを可能にするスペクトルを提供した100mlのシールしたフラスコ中の空気(20.7%の酸素)に晒す。
一度空気で満たし、シールしたフラスコを6500Wキセノンランプ(常時点灯サイクル、ブラックパネル温度=63℃)を備えたATLAS Weatherometer(model Ci65A)の光に、30分間曝した。
【0023】
WOM曝露後に、試料を40℃で撹拌せずに維持し、そして酸素濃度の測定を、Mocon Pac Check 450ヘッドスペース分析器を使用して48時間にわたって実施した。
【0024】
本発明の試料B:
600mgのDercolyte S125、25mgのステアリン酸マンガン、及び30mgの実施例1の化合物を、5mlのDMA中に溶解させる。その試料を、比較試料Aにおいて記載されているように加工する。
【0025】
本発明の試料C:
600mgのDercolyte S125、25mgのステアリン酸マンガン、及び30mgの実施例2の化合物を、5mlのDMA中に溶解させる。その試料を、比較試料Aにおいて記載されているように加工する。
【0026】
本発明の試料D:
600mgのDercolyte S125、25mgのステアリン酸マンガン、及び30mgの実施例3の化合物を、5mlのDMA中に溶解させる。その試料を、比較試料Aにおいて記載されているように加工する。
【0027】
2%/時間に関する結果を第1表において報告する。
酸素%は種々の時間でシールされたフラスコ中に残った。試料を40℃で貯蔵させる。酸素測定を、試料が室温である場合に実施した。
第1表:
【表7】

【0028】
比較試料E:
600mgのDercolyte S125及び25mgのステアリン酸銅を、5mlのDMA中に溶解した。その試料を、比較試料Aにおいて記載されているように加工する。
【0029】
本発明の試料F:
600mgのDercolyte S125、25mgのステアリン酸銅、及び30mgの実施例1の化合物を、5mlのDMA中に溶解させる。その試料を、比較試料Aにおいて記載されているように加工する。
【0030】
本発明の試料G:
600mgのDercolyte S125、25mgのステアリン酸銅、及び30mgの実施例2の化合物を、5mlのDMA中に溶解させる。その試料を、比較試料Aにおいて記載されているように加工する。
【0031】
本発明の試料H:
600mgのDercolyte S125、25mgのステアリン酸銅、及び30mgの実施例3の化合物を、5mlのDMA中に溶解させる。その試料を、比較試料Aにおいて記載されているように加工する。
【0032】
2%/時間に関する結果を第2表において報告する。
酸素%は種々の時間でシールされたフラスコ中に残った。試料を40℃で貯蔵させる。酸素測定を、試料が室温である場合に実施した。
第2表:
【表8】

【0033】
LDPEフィルムにおける酸素捕捉活性
比較試料1:
Shelfplus O2 2400(登録商標)を、低密度ポリエチレン、Riblene(登録商標)と混合して、最終の鉄濃度を7.0質量%にした。化合物を、OMCパイロットダブルスクリュー押出機(19mmのスクリュー直径を有するモデルEBV 19/25、及び1:25の比)で製造し、そして50ミクロン厚さのフィルムを、Collin Cast Flat−die Extruderモデル30 x 25 L/D(30mmのスクリュー直径、1:25の直径/長さの比)を使用して製造した。
【0034】
比較試料2:
2.0%のポリテルペン樹脂Dercolyte S125、及び0.2%のステアリン酸マンガンを、低密度ポリエチレン、Riblene(登録商標)と混合した。化合物及び膜を、比較試料1において記載されたように製造した。
【0035】
比較試料3:
2.0%のポリテルペン樹脂Dercolyte S125を、低密度ポリエチレン、Riblene(登録商標)と混合した。化合物及び膜を、比較試料1において記載されたように製造した。
【0036】
本発明の試料4:
2.0%のポリテルペン樹脂Dercolyte S125、0.2%のステアリン酸マンガン、及び0.2%の実施例1の化合物を、低密度ポリエチレン、Riblene(登録商標)と混合した。化合物及び膜を、比較試料1において記載されたように製造した。
【0037】
本発明の試料5:
2.0%のポリテルペン樹脂Dercolyte S125、0.2%のステアリン酸マンガン、及び0.2%の実施例2の化合物を、低密度ポリエチレン、Riblene(登録商標)と混合した。化合物及び膜を、比較試料1において記載されたように製造した。
【0038】
本発明の試料6:
2.0%のポリテルペン樹脂Dercolyte S125、0.2%のステアリン酸マンガン、及び0.2%の実施例3の化合物を、低密度ポリエチレン、Riblene(登録商標)と混合した。化合物及び膜を、比較試料1において記載されたように製造した。
【0039】
そして、それぞれの試料に関するフィルムのいくつかのアリコートを、6500Wキセノンランプ(常時点灯サイクル、ブラックパネル温度=63℃)を備えたATLAS Weatherometer(モデルCi65A)に5分間曝した。
【0040】
フィルム試料を、内部雰囲気の一部を、種々の時間でシリンジを使用して解析のための抜き取りを可能にするスペクトルを提供した500mlのシールしたフラスコ中の空気(20.7%のO2)に晒す。酸素濃度の測定を、Mocon Pac Check450ヘッドスペース分析器を使用して28日間にわたって実施した。比較試料1における実際の鉄濃度を、ICP−OES(Inductively Coupled Plasma − Optical Emission Spectrometer、Perkin ElmerOptima Series 4200DV)によって測定した。活性捕捉剤のml O2/gに関する結果を第3表に示す。
【0041】
平均した酸素捕捉活性(ml O2/g 捕捉剤)は、6種類のLPDEフィルムに関して、28日後に測定した。比較例1*の場合において:活性捕捉剤(g)=フィルム中の鉄(g)、全ての他の場合において:活性捕捉剤(g)=Dercolyte(g)+金属錯体(g)+光増感剤分子(g)。
第3表:
【表9】

【0042】
第3表は、明らかに、本発明の試料4、5及び6の酸素捕捉活性が、比較例1〜3の酸素捕捉活性よりも大きいことを示す。
【0043】
試験試料によって吸収された酸素の量を、シールしたガラス製容器のヘッドスペース内の酸素濃度における変化から測定した。試験容器は約500mlのヘッドスペース容量を有し、かつ大気を約100mlの酸素が鉄粒子との反応のために利用可能であるように含有した。全ての実施例において、酸素捕捉成分のパーセンテージは、フィルム組成物の合計質量に対する質量パーセントである。
【0044】
酸素取り込み方法の説明:
膜厚を測定し、そして4.00グラムのフィルムを計量する。押し出された膜を折りたたみ、そして清浄な500mlのシールしたガラス製容器内に置く。15mlの脱イオン水を含有するバイアルを追加して、ガラス製容器内部で100%の相対湿度を生じさせる(比較試料1のみ)。0日目の大気中の酸素含有量(すなわち、シールしたガラス製容器内の初期の酸素含有量に等しい)を試験し、そしてMocon Oxygen Analyzerを使用して記録する。試験膜及び水のバイアルを有するガラス製容器を、22℃(一般に室温)で28日間貯蔵する。シールしたガラス製容器内の酸素含有量を、Mocon Oxygen Analyzerを使用して28日目に試験し、そして記録する。
【0045】
シールしたガラス製容器内に残留する、測定された酸素濃度に基づいて、酸素捕捉剤1g毎の吸収された酸素の量を、式:
吸収された酸素(ml/g)={(%O2i−(%O2f*0.01*j/(WF*S/WB
[式中、
(%O2i:シールした容器内の初期の酸素濃度(%)
(%O2f:シールした容器内の初期の酸素濃度(%)
0.01:変換係数
j:シールしたガラス製容器の自由空気容積(ml)(シールしたガラス製容器の総容積からバイアル及びフィルムによって占有された空間を除いたもの、典型的には440ml)
F:ガラス製容器内に置かれたフィルムの質量(g)(典型的には4.0g)
S:配合物を作製するために使用された酸素捕捉剤の質量(g)
B:配合物の総質量(g)]
を使用して測定した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下、
(I)ポリマー樹脂、
(II)1つ以上のオリゴマー光増感剤、
(III)金属塩、有利にはステアリン酸Cu又はステアリン酸Mn、
(IV)犠牲酸化可能基材、
及び場合により、
(V)追加の成分
を含有する、食品包装適用のための酸素捕捉組成物。
【請求項2】
前記ポリマー樹脂が、オレフィンモノマーのホモポリマー及びコポリマー、オレフィンモノマーとジオレフィンモノマーとのホモポリマー及びコポリマー、環状オレフィン、1つ以上の1−オレフィン及び/又はジオレフィンと一酸化炭素との及び/又は他のビニルモノマー及びポリビニルアルコールとのコポリマーからなる群から選択される熱可塑性ポリマーである、請求項1に記載の酸素捕捉組成物。
【請求項3】
Co、Ce、Mn、Cu、Ni又はVdを基礎とする金属塩を使用する、請求項1又は2に記載の酸素捕捉組成物。
【請求項4】
前記犠牲酸化可能基材が、ポリブタジエン、ポリエステル、スクアラン、スクアレン、ポリスチレン、ポリリモネン、ポリアルファピネン、ポリベータピネン、ポリノルボルネン、ポリ乳酸、並びに直鎖及び分枝鎖状のアルキル鎖C6〜C30アルコールの混合物からなる群から選択される、請求項1から3までのいずれか1項に記載の酸素捕捉組成物。
【請求項5】
前記酸素捕捉組成物が、さらに、充填剤、補強剤、顔料、光安定剤、抗酸化剤、滑り防止剤及び粘着防止剤、可塑剤、蛍光増白剤、静電防止剤、並びに膨張剤を含む群から選択される1つ以上の追加の成分を含有する、請求項1から4までのいずれか1項に記載の酸素捕捉組成物。
【請求項6】
但し、前記成分(I)及び(IV)が異なる、請求項1から5までのいずれか1項に記載の酸素捕捉組成物。
【請求項7】
前記成分(IV)がポリテルペン樹脂である、請求項1から6までのいずれか1項に記載の酸素捕捉組成物。
【請求項8】
請求項1から7までのいずれか1項に記載の組成物を含有する物品。
【請求項9】
フィルム、シート又はラミネートである、請求項8に記載の物品。
【請求項10】
共押出された多層フィルムである、請求項9に記載の物品。
【請求項11】
食品包装である、請求項9に記載の物品。
【請求項12】
食品包装における、請求項1に記載の酸素捕捉組成物の使用。

【公表番号】特表2013−512976(P2013−512976A)
【公表日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−541431(P2012−541431)
【出願日】平成22年11月29日(2010.11.29)
【国際出願番号】PCT/EP2010/068371
【国際公開番号】WO2011/067196
【国際公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【出願人】(508020155)ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア (2,842)
【氏名又は名称原語表記】BASF SE
【住所又は居所原語表記】D−67056 Ludwigshafen, Germany
【Fターム(参考)】