重しで300g以上の安全領域を含む牽引をする電動頚部牽引機、及び電動頚部牽引機の牽引角度調節方法、及び電動頚部牽引機の旋回方法。
【課題】国内で使用されている頚部牽引機は圧縮ポンプの空気圧力で牽引されており、空気圧を使用する牽引力は5kg以下の牽引力では使用できず、5kg以下の安全な牽引力領域で牽引する事が希望されていた。
【解決手段】長尺パイプA内に吊り下げる複数個の重しで各患者に最適な牽引力で牽引できるようにし、足踏み板Bを踏んで牽引を解除し、牽引糸Fの1箇所をー定の負荷が加わると瞬時に切れるようにして安全を確保し、5kg以下の安全な牽引力領域で牽引できるようにし、頭上の牽引糸Fを希望する角度と旋回速度で左旋回や右旋回を交互に電動でできるようにした。
【解決手段】長尺パイプA内に吊り下げる複数個の重しで各患者に最適な牽引力で牽引できるようにし、足踏み板Bを踏んで牽引を解除し、牽引糸Fの1箇所をー定の負荷が加わると瞬時に切れるようにして安全を確保し、5kg以下の安全な牽引力領域で牽引できるようにし、頭上の牽引糸Fを希望する角度と旋回速度で左旋回や右旋回を交互に電動でできるようにした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は鞭打ち症、及び首コリ症等に使用する。
【背景技術】
【0002】
鞭打ち症等に使用する頸部牽引機はあったが、従来使用されている鞭打ち症等に使用されている頸部牽引機は、5kg以下の牽引ができず、子供や女性や病人等には使用できなかった。そこで、自ら5kg以下の牽引のできる頸部牽引機を開発した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2011−86429
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
頭部を旋回する為に両足を動かす必要があり、これを電動で旋回する事が望まれた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そして本発明は上記目的を達性するために、板のー端に長尺パイプを直立させ、保持パイプの内径内に長尺パイプの上端部分を入れて固定し、固定した保持パイプにアーム基盤を水平に取り付け、このアーム基盤の先端部分の穴に短尺パイプを垂直に固定し、この短尺パイプの内径内の上端部と下端部にベアリングを取り付け、このベアリングの軸にするパイプシャフトの中間部分にはスプロケットを取り付け、このスプロケットにからむチエーンを短尺パイプの横にあけた開口部から出してアーム基盤の盤上で垂直に固定する回転軸に付いたスプロケットにからめてある。
【0006】
アーム基盤を補強する補強アングルの両端を短尺パイプの上端と保持パイプの上端との双方に載せて、載せた箇所を接続し、この補強アングルの両端部の双方には外輪溝付きリングを取り付け、この双方の外輪溝付きリングにからめて双方から下げる牽引糸は長尺パイプの内径内とパイプシャフトの内径内との双方に下げ、長尺パイプ内に下げる牽引糸は中心に糸穴があいた多数の重しの各糸穴内に通して一番下の重しに牽引糸を接続し、他方パイプシャフトの内径内に下げた牽引糸はパイプシャフトの下端面に固定した異形平角管内を下がり患者が装着する頚部装着用具に接続する、この牽引糸は頚部装着用具の重さと長尺パイプ内の重しを二つの外輪溝付きリングを介して天秤状態でつなげてある、又パイプシャフトの下端面を異形平角管に固定する箇所は異形平角管の上板の端部分である為パイプシャフトを回すと異形平角管の先端は輪を描くように旋回する。
【0007】
異形平角管内の上板には固定枠を固定し、この固定枠内に固定する外輪溝付きリングの溝の位置をパイプシャフトの内径を下がる牽引糸の位置にし、他方異形平角管内の移動枠は移動枠内部のナツト部分にネジ入れたボールネジを回転させる事で異形平角管内の底板の上を長手範囲内で可動し、この移動枠内の外輪溝付きリングと固定枠内の外輪溝付きリングとが交差する間を下がる牽引糸はボールネジを回す事で移動枠内の外輪溝付きリングの溝に牽引糸は引っかかったまま先端方向に移動し、移動した牽引糸は異形平角管の底板の長手方向にあけた隙間から下がって患者が装着する頚部装着用具に牽引角度を有して接続され、牽引角度を有した牽引糸はパイプシャフトを回す事で輪を描くように旋回する。
【0008】
保持パイプの下で長尺パイプの側面には角穴を貫通し、この角穴内に入れて固定する短尺平角管は半分前後を長尺パイプの外に出し、この短尺平角管内に回転自在に取り付けた外輪溝付きリングを支点にして溝からんで下がる天秤糸は長尺パイプの内径内と長尺パイプの外側面との双方に下がり、長尺パイプの内径内に下がる天秤糸は保持パイプ上の外輪溝付きリングから下がる牽引糸と短尺平角管内の外輪溝付きリングの溝で合流し、この合流した2本の糸は長尺パイプ内の各重しで一番下の重しに接続し、他方長尺パイプの外側面に下げた天秤糸は長尺パイプの下領域で上下に可動できる足踏み板の板上に直立させたパイプに差し入れた杖の上端に接続し、この足踏み板を足で上下に操作する事で2本の糸が吊り下げる重しを上下操作する事で患者の頚部を牽引したり牽引解除したりできる。
【0009】
足踏み板を踏み止るまで踏み下げると足踏み板と天秤状態の各重しは上昇し短尺平角管の下端に当ってー定の位置で整列して止まる、この整列した各重しどうしが接する面には面取りした重しが重なる外周に窪みが発生し、この各窪みが位置する長尺パイプの側面には重しの数だけピン穴を横に貫通した。
【0010】
短尺平角管から下端までの長尺パイプの外側面に縦に細い角棒を取り付け、この細い角棒と同じ幅の隙間を縦に有する内輪短尺パイプは縦の隙間内に細い角棒を嵌め入れて長尺パイプの外側面を上下にスライドできる、この内輪短尺パイプの外側面に小さい棒を左右対称に1本ずつ縦に配置し、この小さい棒の上端と下端それぞれに平たいピンを取り付け、この平たいピンの上端のピン先から下端のピン先までの縦の間隔を重し1個の縦の長さと同じにし、その長さは長尺パイプにあけたピン穴からピン穴までの縦の長さと同じであり、その長さは内輪短尺パイプの上端部のピン穴から下端部のピン穴までの間隔とも同じ長さにし、この内輪短尺パイプのピン穴の回りをコの字形の金物で囲い、このコの字形の金物が囲う囲いの中に小さい棒の上端と下端の平たいピンを密接に嵌め入れて平たいピンを可動自在に配置してある。
【0011】
上下両端に平たいピンを付けた小さい棒を外側面の左右に配置させた内輪短尺パイプを内径内におさめた外輪短尺パイプは上端面と下端面の双方に蓋をネジで止め、その外輪短尺パイプと下端面の蓋の外周は均等に凹凸があり、又上端面の蓋の外周には1箇所だけ凹部分があり、この1箇所の凹部分にはまる凸部分を付けた円形板を上端面の蓋の上に置いただけの状態にし、この凸部分の付いた円形板の内径には長尺パイプの縦に付けた細い角棒と同じ幅の隙間を有する短尺パイプを取り付けし、この隙間のある短尺パイプは長尺パイプの外側面を上下にスライドが自在である、又外輪短尺パイプ内の平たいピンを長尺パイプのピン穴の位置に合わせて外輪短尺パイプを半回転まわすと円形板に付いた凸部分は外輪短尺パイプの上蓋の凹部分に嵌り落ちて外輪短尺パイプは半回転で止まる、この外輪短尺パイプの内径面に湾曲したクサビを2本ずつ対称位置に取り付けし、この外輪短尺パイプを半回転する事は外輪短尺パイプ内の内径面に付けたクサビの厚みの薄い箇所からクサビの分厚い箇所に移動する事であり、それは内輪短尺パイプの外側面に可動自在に配置した小さい棒がクサビの厚みが薄い箇所からクサビの分厚い箇所に当るようになる事で、それは小さい棒の両端に固定した平たいピンの先が内輪短尺パイプの内径方向に刺さるように押しやられ、押された平たいピンの先は内輪短尺パイプに固定したコの字形の金物が囲う囲いの中のピン穴に入り、長尺パイプのピン穴にも入り、長尺パイプ内にー定の位置で止めてある各重しが接する面にできる重しの外周の窪みにまで4本のピン先が重しの上下左右の4箇所に入って1個の重しを挟むように固定し、この固定した1個の重しから下に位置する各重しの総重量が牽引力となる。
【0012】
スピードコントロールギアモーターは保持パイプの外径に固定した板にボルトで取り付け、このスピードコントロールギアモーターの出力軸はアーム基盤の盤上に出し、この出力軸に小さな平歯車を水平に取り付けし、その盤上には外径の上端と下端にリングギヤを付けた二つの大口径短尺パイプを配置し、この二つの大口径短尺パイプそれぞれの内径にはベアリング(超薄肉形球軸受)を嵌め入れ、この二つのベアリングそれぞれの内径に中口径短尺パイプを嵌め入れ、この二つの中口径短尺パイプそれぞれを隣接してアーム基盤に取り付けした。
【0013】
二つの大口径短尺パイプの外径それぞれで下端に付けたリングギヤの歯車を互いにかみ合わせ、このかみ合わせた下端のリングギヤの一つに出力軸に固定した小さい平歯車をかみ合わせて動力を伝達し、又二つの大口径短尺パイプそれぞれの上端に付けたリングギヤは歯が175度以下の角度範囲に付けてあり、この二つのリングギヤどうしを互いに歯がかみ合えない角度位置に取り付けし互いに逆方向に回転しており、この175度以下の角度範囲に歯を付けた二つのリングギヤの歯と交互に歯車をかみ合わせる小さい平歯車は右回転と左回転を交互に繰り返すようになり、この小さい平歯車の回転軸に取り付けしたスプロケットも小さい平歯車と同様に右や左に回転を繰り返し、この回転軸に取り付けしたスプロケットにからむチエーンはアーム基盤の先端部分に垂直に固定した短尺パイプ内のパイプシャフトを軸にするスプロケットにからんでパイプシャフトに動力を伝達し、このパイプシャフトの下端面に固定した異形平角管がスピードコントロールギアモーターの一方向の回転で右や左に旋回を繰り返すようになる、このようにして本発明の頚部牽引機は足踏み板を足で操作して牽引解除や頚部牽引ができるようにし、又頚部装着用具の装着帯の接続箇所にー定の負荷がかかると切れる取替えが簡単な糸を使用し、患者の頚部と重しをつなぐ牽引糸が異形平角管内の長手範囲を任意の位置に移動できるようにする事で希望する牽引角度にできるようにし、この牽引糸が患者の頭上で輪を描くように左旋回と右旋回を交互に繰り返すようにした電動頚部牽引機。
【0014】
他の機械部品にも応用できる1例として、レーザー切断機等で軽量に安価に製造する目的で歯車の厚みを薄くした場合に振動や衝撃で互いにかみ合う歯車がずれてはずれる事をなくす為に、互いにかみ合うどちらか片方の歯車の両面にリングを固定し、この歯車の両面に固定したリングの外周がかみ合う相手の歯車の歯を挟むようにして歯車のかみ合わせがはずれるのを防止する両面にリング状の板を固定した歯車。
【発明の効果】
【0015】
300g以上からの安全な牽引力領域で牽引治療をする事ができ、患者に最適な牽引角度で牽引できるようにし、患者の頭上の牽引糸が輪を描くように左旋回と右旋回を交互に電動でできるようにし、コントローラーで旋回速度も調整できるようにし、レーザー切断で瞬時に製作できる安価で厚みが薄く軽い歯車を提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】全体正面図
【図2】長尺パイプの下部分の断面図
【図3】足踏み板の斜視図
【図4】円形板の回りを帯状幅のリングで囲ったー端にパイプを直立固定した斜視図
【図5】長尺パイプの角穴内に入れて固定した短尺平角管の正面図と側面図
【図6】長尺パイプ内の重しと外輪短尺パイプと内輪短尺パイプの縦断面図
【図7】長尺パイプと重しの横断面図
【図8】内輪短尺パイプと外輪短尺パイプと重しのY−Yの横断面図
【図9】内輪短尺パイプと平たいピン関連部材の斜視図
【図10】平たいピンを両端に固定した小さい棒の縦断面図
【図11】内輪短尺パイプのピン穴の位置を示す正面図
【図12】外輪短尺パイプの下端面にネジで取り付ける下蓋の平面図と断面図
【図13】外輪短尺パイプの上端面にネジで取り付ける上蓋の平面図と断面図
【図14】外輪短尺パイプを半回転で止めるストッパー板の平面図と断面図
【図15】カバーをはずしたアーム基盤全体の正面図
【図16】カバーをはずしたアーム基盤全体の斜視図
【図17】外周に175度以下の角度範囲に歯を付けたリングギヤの平面図とチエーンのからみ方を横から見た側面図
【図18】上端と下端にリングギヤを固定した大口径短尺パイプとベアリングと中口径短尺パイプの組み立て手順の斜視図と断面図と側面図
【図19】上端のリングギヤの平面図
【図20】異形平角管の断面図と頚部装着用具の斜視図
【図21】異形平角管内の固定枠と移動枠の斜視図と断面図
【図22】両面にリングを固定した歯車の1例で側面図とリングの平面図
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態で図1から22を基にして説明する、患者が座る椅子の下に置く円形板TSGの外周を帯状幅のリング板APSで囲い、この帯状幅のリング板APSのー端にパイプAPを直立に固定し、この直立したパイプAPを長尺パイプAの内径内に入れて長尺パイプAを直立させ、保持パイプの内径内に直立した長尺パイプAの上端部分を入れて保持パイプAHをボルトAHBで長尺パイプAに取り付けし、この保持パイプAHにアーム基盤Eの端部を固定してアーム基盤Eを水平にし、このアーム基盤Eの先端部分の穴に短尺パイプHを入れて垂直に固定し、この短尺パイプHの内径内の上端と下端にベアリングを嵌め入れ、このベアリングの軸にするパイプシャフトQVの中間部分にはスプロケットQQを取り付け、このスプロケットQQにからむチエーンQTを短尺パイプHの横にあけた開口部HHから出してアーム基盤Eの盤上の回転軸Yに付けたスプロケットQにからめてある。
【0018】
アーム基盤Eを補強する補強アングルLの両端はアーム基盤Eの先端部分に固定した短尺パイプHの上端と保持パイプAHの上端との双方に載せ、この載せた箇所を強固につないでアーム基盤Eを補強し、この補強アングルLの両端部分それぞれには外輪溝付きリングHKと外輪溝付きリングAHKを取り付けし、取り付けた二つの外輪溝付きリングにからめて双方から下げる牽引糸FはパイプシャフトVの内径内に下げる方向と長尺パイプAの内径内に下げる方向とにしてある。
【0019】
長尺パイプAの内径内に下げる牽引糸Fは中心に糸穴AGAをあけた多数の重しAGの各糸穴AGA内に通して一番下の重しAGに接続し、他方パイプシャフトVの内径内に下げた牽引糸FはパイプシャフトVの下端面に固定した異形平角管K内を下げて患者が装着する頚部装着用具FYに接続してあり、この頚部装着用具FYの重さと長尺パイプA内の各重しAGを牽引糸でつなげて外輪溝付きリングHKと外輪溝付きリングAHKを介し天秤状態にしてある。
【0020】
パイプシャフトVの下端面を異形平角管Kに固定している箇所は異形平角管Kの端部分の上板に固定してある為パイプシャフトVを回すと異形平角管Kの先端は輪を描くように旋回する、この異形平角管K内の上板に固定枠1Kを固定し、この固定枠1K内に回転自在に固定する外輪溝付きリング3RKの溝の位置はパイプシャフトVの内径を下がる牽引糸Fの位置になり、他方異形平角管K内の底板の上を長手方向に可動できる移動枠Rは移動枠R内のナツト部分RNにネジ入れたボールネジ1Rを回転させる事で回転できない移動枠Rは長手方向を可動し、この移動枠R内の外輪溝付きリング3Rの溝と固定枠1K内の外輪溝付きリング3RKの溝との間を牽引糸Fは下がり、このボールネジ1Rを回す事で移動枠Rは移動し、移動枠R内の外輪溝付きリング3Rの溝は牽引糸Fを引っかけたまま異形平角管K内で先端方向に移動し、移動した位置の牽引糸Fは異形平角管Kの底板に長手方向にあけた隙間から角度をつけて下がって頚部装着用具FYに接続され、この頚部装着用具FYを装着した患者の頭部は牽引角度を有して傾いた状態になり、この傾いた頭部の患者の頚部は重しAGの牽引力を受けたままパイプシャフトVが右や左に回ると牽引糸Fが患者の頭上で右旋回と左旋回を交互に繰り返し患者の頭部も右旋回と左旋回を交互に繰り返す。
【0021】
保持パイプAHの下にコントローラー付きのスイッチEEを長尺パイプAに取り付けし、取り付けしたスイッチの下で長尺パイプAの側面には角穴を貫通し、この角穴内に開放された両端を上下にした状態で短尺平角管Cを入れ、この短尺平角管Cの半分前後が長尺パイプAの外に出る位置で固定し、この短尺平角管Cの位置から下端までの長尺パイプAの外側面に細い角棒ABを縦に取り付けし、その短尺平角管C内には回転自在に外輪溝付きリングCMを固定し、この外輪溝付きリングCMを支点にして溝から下げる天秤糸FTを長尺パイプAの内径内と長尺パイプAの外側面の双方に下げ、長尺パイプAの内径内に下げる天秤糸FTは保持パイプの上端の外輪溝付きリングAHKから下がる牽引糸Fと短尺平角管C内の外輪溝付きリングCMの溝で合流し、合流した2本の糸を長尺パイプAの内径内で吊り下がる多数の重しAGの一番下の重しAGに接続し、他方長尺パイプAの外側面に下げる天秤糸FTは患者が手を載せる杖BTの上端BTTに接続し、杖BTは患者と理学療法士が足を載せる足踏み板Bに直立するパイプBTPに差し入れてある、この足踏み板Bと多数の重しは外輪溝付きリングCMを支点に天秤状態である、又足踏み板Bの内径内には長尺パイプAの縦に付けた細い角棒ABと同じ幅の隙間を有する短尺パイプBPを固定してあり、この短尺パイプBP内には転がり摩擦をするスライドガイドが取り付けしてある。
【0022】
足踏み板Bを踏み止るまで踏み下げると天秤糸FTでつながる多数の重しAGは長尺パイプA内を上昇し短尺平角管Cの下端に当ってー定の位置に整列して止まる、このー定の位置に整列した各重しAGそれぞれが個々に接する面には面取り加工してある各重しAGの重なりにできる窪みが各重しの各外周に発生し、この各重しAGの各窪みが位置する長尺パイプAの側面にピン穴PAPを重しAGの個数だけ横に貫通する、この長尺パイプAGの外側面に縦に細い角棒ABを取り付け、この細い角棒ABと同じ幅の隙間PSを縦にあけた内輪短尺パイプPは隙間PS内に細い角棒ABを入れて長尺パイプAの外側面を上下に回転せずにスライドし、この内輪短尺パイプPの外側面には左右対称に小さい棒NBを縦に配置し、小さい棒NBの上端と下端それぞれに平たいピンNPを固定し、この小さい棒の上端の平たいピンNP先から下端の平たいピンNP先までの間隔は重しAG1個の縦の長さと同じで、それは長尺パイプAの横に貫通させたピン穴PAPからピン穴PAPまでの縦の長さとも同じで、その長さは内輪短尺パイプPの上端部と下端部にあけたピン穴PNPからピン穴PNPまでの縦の間隔とも同じ長さにし、この内輪短尺パイプPで上下左右4ヶ所の各ピン穴PNPの周りをコの字形の金物NPKで囲い、このコの字形の金物NPKが囲う囲いの中に小さい棒NBの上端と下端の平たいピンNPの先を密接に入れて可動自在に2本配置してある。
【0023】
両端に平たいピンNPを固定した小さい棒NBを外側面に1本ずつ左右に配置した内輪短尺パイプPを外輪短尺パイプMの内径内に収納し、収納した外輪短尺パイプMの下端面にネジで下蓋MFを付け、外輪短尺パイプMの上端面にネジで上蓋MFFを付け、その下蓋MFと外輪短尺パイプMの外周は均等に凸凹があり、他方上蓋MFFの外周は1ヶ所だけ凹部分MYAがあり、この1ヶ所の凹部分MYAにはまる凸部分MYTを付けた円形板MYは上蓋MFFの上に置いただけの状態にしてあり、この凸部分MYTを付けた円形板MYの内径には縦に隙間PSSがある短尺パイプPPを付けてあり、その隙間PSSに長尺パイプAの縦に付けた細い角棒ABを嵌め入れて円形板MYは長尺パイプAの外側面を上下にスライドができる、又平たいピンNPの先を長尺パイプAのピン穴PAPの高さに合わせて外輪短尺パイプMを半回転まわすと円形板MYの下面に付いた凸部分MYTは外輪短尺パイプMの上蓋MFFの凹部分MYAにはまり落ちて外輪短尺パイプMは半回転で止まり外輪短尺パイプMは振動等でゆるんだり回したりする事ができなくなる、そのはまり落ちて動かない凸部分MYTを親指UBで上に押して外輪短尺パイプMを回すと外輪短尺パイプMを長尺パイプAの外側面を上下にスライドできる、他方輪短尺パイプMの内径面には半周分の長さの湾曲したクサビNを2本ずつ対称位置に内径面に取り付けてあり、この外輪短尺パイプMを半回転すると外輪短尺パイプMの内面のクサビNが内輪短尺パイプPの外側面に配置した小さい棒NBに当る箇所が変わり、クサビNの厚さが薄い箇所からクサビNの分厚い箇所に当るようになり、それは小さい棒NBの外径を覆う摩擦軽減パイプNBRが内輪短尺パイプPの内径の中心方向に押される事であり、それは押された小さい棒NBの上下両端の平たいピンNPが内輪短尺パイプPのピン穴PNPと長尺パイプAのピン穴PAPと面取りした各重しAGの重なる面にできる窪みPGPにまで突き入り、突き入った平たいピンNP4本がー定の位置で止まっている各重しAGの中の1個を上下左右の4箇所を挟むように突き入って固定し、この固定した1個の重しAGから下に位置する複数の重しAGの重さが頚部を牽引する牽引力となる。
【0024】
異形平角管K内に両端にベアリング4Rを嵌めたボールネジ1Rを回転自在に長手方向で配置し、このボールネジ1Rのー端を異形平角管から出してノブKNを取り付けし、このボールネジ1Rはナツト部分RNを有する移動枠Rのナツト部分RNにネジ入れてあり、そのノブKNを回してボールネジ1Rが回ると異形平角管K内の底板の上を回転できない移動枠Rは長手方向で可動し、この移動枠Rは内部に外輪溝付きリング3Rを回転自在に固定してあり、又異形平角管K内の上板には固定枠1Kを固定し、この固定枠1K内の外輪溝付きリング3RKの溝と移動枠R内の外輪溝付きリング3Rの溝とが上下の位置で交差する間を牽引糸Fは上下に通り、この上下に通る牽引糸Fはボールネジが回る事で移動する外輪溝付きリング3Rの溝に引っかかったまま異形平角管K内を先端方向に移動し、移動した牽引糸FはパイプシャフトVの中心からはずれた位置で異形平角管Kの底板の長手方向にあけた隙間から下がり、下がる牽引糸Fは患者が装着する装着用具KFに接する事で角度を有し、角度を有した状態でパイプシャフトVを回すと牽引糸Fは患者の頭上で輪を描いて旋回する。
【0025】
スピードコントロールギアモーターDは保持パイプAHの外径に固定した板AHPにボルトAHBで取り付けし、このスピードコントロールギアモーターDの出力軸をアーム基盤Eにあけた軸穴に下から入れてアーム基盤Eの盤上に出し、出した出力軸に小さな平歯車DHを水平に取り付けし、このアーム基盤Eの盤上に隣接する二つの大口径短尺パイプXを配置し、この二つの大口径短尺パイプXそれぞれの内径にベアリング(超薄肉形球軸受)を嵌め入れ、この二つのベアリングそれぞれの内径に中口径短尺パイプEDを嵌め入れ、この二つの中口径短尺パイプEDそれぞれをアーム基盤Eに取り付けし、これらアーム基盤E全体を包むプラスチックカバーEKCはアーム基盤Eにあけたネジ穴Eにネジで止めてある。
【0026】
二つの隣接する大口径短尺パイプXそれぞれの外径の下端に固定するリングギヤSとSの歯車を互いにかみ合わせて右回転と左回転させ、この下端のリングギヤSとSのうちの一つを出力軸に取り付けた小さな平歯車DHにかみ合わせて動力を伝達し、又大口径短尺パイプXの外径それぞれの上端に固定するリングギヤJとJの外周には175度以下の角度範囲にだけ歯を付けてあり、この二つのリングギヤJとJを互いに歯車がかみ合えない角度の位置に取り付けし、この互いに逆回転してかみ合えないリングギヤJとJの二つの歯車にかみ合わせる小さい平歯車QHは右回転と左回転を交互に繰り返し、この小さい平歯車QHの回転軸Yに取り付けてあるスプロケットQも右回転と左回転を交互に繰り返すようになる。
【0027】
スプロケットQの回転軸Yの下端に嵌めるベアリングユニットYBはアーム基盤Eにボルトで取り付けし、回転軸Yの上端に嵌めるベアリングユニットYBは補強アングルLに取り付けする、又スプロケットQにからまるチエーンQTはアーム基盤Eの先端部分に垂直に取り付けした短尺パイプH内のパイプシャフトVを軸にするスプロケットQQにからめて動力を伝達し、このパイプシャフトVの下端面には異形平角管Kを固定し、固定する箇所は異形平角管Kの端部分の上板に固定しているのでパイプシャフトVを回すと異形平角管Kの先端は患者の頭上で輪を描くように旋回する。
【0028】
異形平角管KのノブKWを回して牽引角度をゼロの位置にし、患者の頚部に牽引糸Fの付いた頚部装着用具FYを装着し、足踏み板Bを踏んで長尺パイプA内の多数の重しAGを引き上げて短尺平角管Cの下端に当て、当った各重しAGはー定の位置に整列し、外輪短尺パイプMを患者に最適な牽引力数値を書いたピン穴PAPの位置にスライドさせて外輪短尺パイプMを半回転し、半回転する事で1個の重しAGを長尺パイプA内に固定し、固定した1個の重しAGから下に位置する各重しAGの総重量が頚部を牽引し、牽引した状態でスピードコントローラーのつまみを最低旋回速度の位置にしてスイッチEECをONにするとスピードコントロールギアモーターDの出力軸は左回転し、この出力軸に固定した左回転する小さな平歯車DHとかみ合う大口径短尺パイプの下端のリングギャSは右回転し、この下端のリングギャSと同じ大きさで歯車がかみ合う下端のリングギャSは左回転し、この二つのリングギャの上端それぞれに位置するリングギャJとJは外周の歯が175度以下の角度の範囲だけに付けてあり互いに右回転と左回転をしながらも歯車はかみ合えないように取り付けし、このかみ合わない二つのリングギャJとJとの谷間に位置して歯車をかみ合わせる小さな平歯車QHは右回転のリングギヤJと左回転のリングギヤJに交互に歯車をかみ合わせ、この小さな平歯車QHは左回転と右回転を交互に繰り返すようになる、又この小さな平歯車QHの回転軸YにはスプロケットQも固定してあり、このスプロケットQにからまるチエーンQTは短尺パイプH内のスプロケットQQにからまり、このスプロケットQQの軸であるパイプシャフトVと異形平角管Kと異形平角管K内を下がる牽引糸Fも右旋回と左旋回を繰り返し、その旋回速度はモーターが可動中でも理学療法士はスピードコントローラーのつまみを回して旋回速度を変える事は可能であり、頚部を牽引中に理学療法士はノブKWを回して牽引角度を変える事ができる、又頚部装着用具の装着帯FYの接続箇所にー定の負荷がかかると切れる取替えが簡単な糸FFを使用し、足踏み板を踏む事で牽引を解除する事もでき、この牽引糸Fが患者の頭上で右旋回と左旋回を交互に繰り返えせるようにした電動頚部牽引機。
【0029】
他の機械部品としても応用できる1例として、レーザー切断機等で軽量に安価に製造する為に小さな平歯車QHやリングギャGHの厚みを薄くした場合、少しの振動や衝撃で互いにかみ合う歯車の歯がはずれるような事故をなくす為に、互いにかみ合うどちらか片方の歯車の両面にリング状の円形板GHKを固定し、そのリング状の円形板GHKの円周部分がかみ合う相手の歯の部分をはさむようにして歯車のかみ合いがはずれる事故を防止できるリング状の板GHKを両面に固定した歯車。
【符号の説明】
【0030】
TSG 円形の床板
APS 円形の床板を内径内に収めたー定の幅のリング
AP ―定の幅のリングに直立したパイプ
A 長尺パイプ
AS 長尺パイプを固定する下端の金物部分
ASN 長尺パイプを固定する下端のネジ
B 足踏み板
BP 足踏み板の内径に固定した縦溝を有する短尺パイプ
FT 天秤糸
BT 杖
BTP 杖を差し込むパイプ
BTT 杖に手をあてがう部分
AB 長尺パイプの外側面に垂直に固定した細い角棒
C 短尺平角管
M 外輪短尺パイプ
CK 短尺平角管のプラスチックキャップ
CM 外輪溝付きリング
CMB 外輪溝付きリングの軸棒
F 牽引糸
FF −定の加重で切れる糸
FK 頚部装着金具
FY 装着帯
FU 頚部調節帯
EE 電気のコード
EEC 旋回速度を調整するコントローラーの付いたスイッチ
EK アーム基盤のカバー
P 内輪短尺パイプ
PT 内輪短尺パイプの上端と下端の外径に付けたリング
NPK 内輪短尺パイプにあけた角形のピン穴を囲うコの字形の金物
PNP 内輪短尺パイプにあけた角形のピン穴
PS 内輪短尺パイプの縦にあけた隙間
NB 両端に平たいピンを固定した小さい棒
NBR 両端に平たいピンを固定した小さい棒の外周を覆う摩擦軽減パイプ
NP 平たいピン
N 外輪短尺パイプの内径の半周分より短い長さの湾曲したクサビ
MF 外輪短尺パイプの下端面にネジで止めた下蓋
MFF 外輪短尺パイプの上端面にネジで止めた上蓋
MFA 蓋のネジ穴
MY 外輪短尺パイプが回るのを止める円形状のストッパー板
MYT ストッパー板の凸部分
MYA ストッパー板の凸部分がおさまる上蓋の凹部分
PAP 長尺パイプの側面を横に貫通した平たいピンの角穴
AG 重し
PGP 面取りした重しの重なりにできる窪み
QT チエーン
QTU チエーンのたれを受ける台
Y 回転軸
YB 角形ベアリングユニット
Q 回転軸に固定したスプロケット
QQ パイプシャフトを軸にしたスプロケット
V パイプシャフト
K 異形平角管
KW ノブ
1K 異形平角管内の天井に固定した固定枠
3RK 固定枠内の外輪溝付きリング
R 異形平角管内の底板の上をボールネジで移動する移動枠
3R 移動枠内の外輪溝付きリング
2R 移動枠の下面にはめ入れたクロスウエイの小球
4R 異形平角管内の長手方向の両端にはめ入れたベアリング
1R ネジ(ボールネジ又は角ネジ)
RN 移動枠内のナツト部分
FK 頚部装着用具の吊り下げ金物
FY 頚部装着用具の紐
FU 頚部装着用具の留め紐
AH アーム基盤を固定する保持パイプ
AHP スピードコントロールギアモーターをネジで固定する板
D スピードコントロールギアモーター
DH スピードコントロールギアモーターの出力軸に固定した小さな平歯車
AHB 長尺パイプに保持パイプを固定するネジ
E アーム基盤
EN アーム基盤にあけたカバーを固定するネジ穴
H アーム基盤の先端部分に垂直に固定した短尺パイプ
HK 短尺パイプの上端に位置する外輪溝付きリング
L アーム基盤を補強する補強アングル
AHK 保持パイプの上端に位置する外輪溝付きリング
ED 中口径短尺パイプ
SJB ベアリング(超薄肉形球軸受)
X 大口径短尺パイプ
S リングギヤ
J 175度以下の角度範囲にだけ歯が付いているリングギヤ
Y 回転軸
QH 小さな平歯車
YY 回転軸の上下両端に取り付けたベアリングユニット
YB ベアリング
GHK 軽量化の目的で歯車の両面に固定したリングの1例
GHR 軽量化の目的で歯車の両面に固定したリングの1例
U 患者の足
UU 理学療法士の足
UB 親指
【技術分野】
【0001】
本発明は鞭打ち症、及び首コリ症等に使用する。
【背景技術】
【0002】
鞭打ち症等に使用する頸部牽引機はあったが、従来使用されている鞭打ち症等に使用されている頸部牽引機は、5kg以下の牽引ができず、子供や女性や病人等には使用できなかった。そこで、自ら5kg以下の牽引のできる頸部牽引機を開発した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2011−86429
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
頭部を旋回する為に両足を動かす必要があり、これを電動で旋回する事が望まれた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そして本発明は上記目的を達性するために、板のー端に長尺パイプを直立させ、保持パイプの内径内に長尺パイプの上端部分を入れて固定し、固定した保持パイプにアーム基盤を水平に取り付け、このアーム基盤の先端部分の穴に短尺パイプを垂直に固定し、この短尺パイプの内径内の上端部と下端部にベアリングを取り付け、このベアリングの軸にするパイプシャフトの中間部分にはスプロケットを取り付け、このスプロケットにからむチエーンを短尺パイプの横にあけた開口部から出してアーム基盤の盤上で垂直に固定する回転軸に付いたスプロケットにからめてある。
【0006】
アーム基盤を補強する補強アングルの両端を短尺パイプの上端と保持パイプの上端との双方に載せて、載せた箇所を接続し、この補強アングルの両端部の双方には外輪溝付きリングを取り付け、この双方の外輪溝付きリングにからめて双方から下げる牽引糸は長尺パイプの内径内とパイプシャフトの内径内との双方に下げ、長尺パイプ内に下げる牽引糸は中心に糸穴があいた多数の重しの各糸穴内に通して一番下の重しに牽引糸を接続し、他方パイプシャフトの内径内に下げた牽引糸はパイプシャフトの下端面に固定した異形平角管内を下がり患者が装着する頚部装着用具に接続する、この牽引糸は頚部装着用具の重さと長尺パイプ内の重しを二つの外輪溝付きリングを介して天秤状態でつなげてある、又パイプシャフトの下端面を異形平角管に固定する箇所は異形平角管の上板の端部分である為パイプシャフトを回すと異形平角管の先端は輪を描くように旋回する。
【0007】
異形平角管内の上板には固定枠を固定し、この固定枠内に固定する外輪溝付きリングの溝の位置をパイプシャフトの内径を下がる牽引糸の位置にし、他方異形平角管内の移動枠は移動枠内部のナツト部分にネジ入れたボールネジを回転させる事で異形平角管内の底板の上を長手範囲内で可動し、この移動枠内の外輪溝付きリングと固定枠内の外輪溝付きリングとが交差する間を下がる牽引糸はボールネジを回す事で移動枠内の外輪溝付きリングの溝に牽引糸は引っかかったまま先端方向に移動し、移動した牽引糸は異形平角管の底板の長手方向にあけた隙間から下がって患者が装着する頚部装着用具に牽引角度を有して接続され、牽引角度を有した牽引糸はパイプシャフトを回す事で輪を描くように旋回する。
【0008】
保持パイプの下で長尺パイプの側面には角穴を貫通し、この角穴内に入れて固定する短尺平角管は半分前後を長尺パイプの外に出し、この短尺平角管内に回転自在に取り付けた外輪溝付きリングを支点にして溝からんで下がる天秤糸は長尺パイプの内径内と長尺パイプの外側面との双方に下がり、長尺パイプの内径内に下がる天秤糸は保持パイプ上の外輪溝付きリングから下がる牽引糸と短尺平角管内の外輪溝付きリングの溝で合流し、この合流した2本の糸は長尺パイプ内の各重しで一番下の重しに接続し、他方長尺パイプの外側面に下げた天秤糸は長尺パイプの下領域で上下に可動できる足踏み板の板上に直立させたパイプに差し入れた杖の上端に接続し、この足踏み板を足で上下に操作する事で2本の糸が吊り下げる重しを上下操作する事で患者の頚部を牽引したり牽引解除したりできる。
【0009】
足踏み板を踏み止るまで踏み下げると足踏み板と天秤状態の各重しは上昇し短尺平角管の下端に当ってー定の位置で整列して止まる、この整列した各重しどうしが接する面には面取りした重しが重なる外周に窪みが発生し、この各窪みが位置する長尺パイプの側面には重しの数だけピン穴を横に貫通した。
【0010】
短尺平角管から下端までの長尺パイプの外側面に縦に細い角棒を取り付け、この細い角棒と同じ幅の隙間を縦に有する内輪短尺パイプは縦の隙間内に細い角棒を嵌め入れて長尺パイプの外側面を上下にスライドできる、この内輪短尺パイプの外側面に小さい棒を左右対称に1本ずつ縦に配置し、この小さい棒の上端と下端それぞれに平たいピンを取り付け、この平たいピンの上端のピン先から下端のピン先までの縦の間隔を重し1個の縦の長さと同じにし、その長さは長尺パイプにあけたピン穴からピン穴までの縦の長さと同じであり、その長さは内輪短尺パイプの上端部のピン穴から下端部のピン穴までの間隔とも同じ長さにし、この内輪短尺パイプのピン穴の回りをコの字形の金物で囲い、このコの字形の金物が囲う囲いの中に小さい棒の上端と下端の平たいピンを密接に嵌め入れて平たいピンを可動自在に配置してある。
【0011】
上下両端に平たいピンを付けた小さい棒を外側面の左右に配置させた内輪短尺パイプを内径内におさめた外輪短尺パイプは上端面と下端面の双方に蓋をネジで止め、その外輪短尺パイプと下端面の蓋の外周は均等に凹凸があり、又上端面の蓋の外周には1箇所だけ凹部分があり、この1箇所の凹部分にはまる凸部分を付けた円形板を上端面の蓋の上に置いただけの状態にし、この凸部分の付いた円形板の内径には長尺パイプの縦に付けた細い角棒と同じ幅の隙間を有する短尺パイプを取り付けし、この隙間のある短尺パイプは長尺パイプの外側面を上下にスライドが自在である、又外輪短尺パイプ内の平たいピンを長尺パイプのピン穴の位置に合わせて外輪短尺パイプを半回転まわすと円形板に付いた凸部分は外輪短尺パイプの上蓋の凹部分に嵌り落ちて外輪短尺パイプは半回転で止まる、この外輪短尺パイプの内径面に湾曲したクサビを2本ずつ対称位置に取り付けし、この外輪短尺パイプを半回転する事は外輪短尺パイプ内の内径面に付けたクサビの厚みの薄い箇所からクサビの分厚い箇所に移動する事であり、それは内輪短尺パイプの外側面に可動自在に配置した小さい棒がクサビの厚みが薄い箇所からクサビの分厚い箇所に当るようになる事で、それは小さい棒の両端に固定した平たいピンの先が内輪短尺パイプの内径方向に刺さるように押しやられ、押された平たいピンの先は内輪短尺パイプに固定したコの字形の金物が囲う囲いの中のピン穴に入り、長尺パイプのピン穴にも入り、長尺パイプ内にー定の位置で止めてある各重しが接する面にできる重しの外周の窪みにまで4本のピン先が重しの上下左右の4箇所に入って1個の重しを挟むように固定し、この固定した1個の重しから下に位置する各重しの総重量が牽引力となる。
【0012】
スピードコントロールギアモーターは保持パイプの外径に固定した板にボルトで取り付け、このスピードコントロールギアモーターの出力軸はアーム基盤の盤上に出し、この出力軸に小さな平歯車を水平に取り付けし、その盤上には外径の上端と下端にリングギヤを付けた二つの大口径短尺パイプを配置し、この二つの大口径短尺パイプそれぞれの内径にはベアリング(超薄肉形球軸受)を嵌め入れ、この二つのベアリングそれぞれの内径に中口径短尺パイプを嵌め入れ、この二つの中口径短尺パイプそれぞれを隣接してアーム基盤に取り付けした。
【0013】
二つの大口径短尺パイプの外径それぞれで下端に付けたリングギヤの歯車を互いにかみ合わせ、このかみ合わせた下端のリングギヤの一つに出力軸に固定した小さい平歯車をかみ合わせて動力を伝達し、又二つの大口径短尺パイプそれぞれの上端に付けたリングギヤは歯が175度以下の角度範囲に付けてあり、この二つのリングギヤどうしを互いに歯がかみ合えない角度位置に取り付けし互いに逆方向に回転しており、この175度以下の角度範囲に歯を付けた二つのリングギヤの歯と交互に歯車をかみ合わせる小さい平歯車は右回転と左回転を交互に繰り返すようになり、この小さい平歯車の回転軸に取り付けしたスプロケットも小さい平歯車と同様に右や左に回転を繰り返し、この回転軸に取り付けしたスプロケットにからむチエーンはアーム基盤の先端部分に垂直に固定した短尺パイプ内のパイプシャフトを軸にするスプロケットにからんでパイプシャフトに動力を伝達し、このパイプシャフトの下端面に固定した異形平角管がスピードコントロールギアモーターの一方向の回転で右や左に旋回を繰り返すようになる、このようにして本発明の頚部牽引機は足踏み板を足で操作して牽引解除や頚部牽引ができるようにし、又頚部装着用具の装着帯の接続箇所にー定の負荷がかかると切れる取替えが簡単な糸を使用し、患者の頚部と重しをつなぐ牽引糸が異形平角管内の長手範囲を任意の位置に移動できるようにする事で希望する牽引角度にできるようにし、この牽引糸が患者の頭上で輪を描くように左旋回と右旋回を交互に繰り返すようにした電動頚部牽引機。
【0014】
他の機械部品にも応用できる1例として、レーザー切断機等で軽量に安価に製造する目的で歯車の厚みを薄くした場合に振動や衝撃で互いにかみ合う歯車がずれてはずれる事をなくす為に、互いにかみ合うどちらか片方の歯車の両面にリングを固定し、この歯車の両面に固定したリングの外周がかみ合う相手の歯車の歯を挟むようにして歯車のかみ合わせがはずれるのを防止する両面にリング状の板を固定した歯車。
【発明の効果】
【0015】
300g以上からの安全な牽引力領域で牽引治療をする事ができ、患者に最適な牽引角度で牽引できるようにし、患者の頭上の牽引糸が輪を描くように左旋回と右旋回を交互に電動でできるようにし、コントローラーで旋回速度も調整できるようにし、レーザー切断で瞬時に製作できる安価で厚みが薄く軽い歯車を提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】全体正面図
【図2】長尺パイプの下部分の断面図
【図3】足踏み板の斜視図
【図4】円形板の回りを帯状幅のリングで囲ったー端にパイプを直立固定した斜視図
【図5】長尺パイプの角穴内に入れて固定した短尺平角管の正面図と側面図
【図6】長尺パイプ内の重しと外輪短尺パイプと内輪短尺パイプの縦断面図
【図7】長尺パイプと重しの横断面図
【図8】内輪短尺パイプと外輪短尺パイプと重しのY−Yの横断面図
【図9】内輪短尺パイプと平たいピン関連部材の斜視図
【図10】平たいピンを両端に固定した小さい棒の縦断面図
【図11】内輪短尺パイプのピン穴の位置を示す正面図
【図12】外輪短尺パイプの下端面にネジで取り付ける下蓋の平面図と断面図
【図13】外輪短尺パイプの上端面にネジで取り付ける上蓋の平面図と断面図
【図14】外輪短尺パイプを半回転で止めるストッパー板の平面図と断面図
【図15】カバーをはずしたアーム基盤全体の正面図
【図16】カバーをはずしたアーム基盤全体の斜視図
【図17】外周に175度以下の角度範囲に歯を付けたリングギヤの平面図とチエーンのからみ方を横から見た側面図
【図18】上端と下端にリングギヤを固定した大口径短尺パイプとベアリングと中口径短尺パイプの組み立て手順の斜視図と断面図と側面図
【図19】上端のリングギヤの平面図
【図20】異形平角管の断面図と頚部装着用具の斜視図
【図21】異形平角管内の固定枠と移動枠の斜視図と断面図
【図22】両面にリングを固定した歯車の1例で側面図とリングの平面図
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態で図1から22を基にして説明する、患者が座る椅子の下に置く円形板TSGの外周を帯状幅のリング板APSで囲い、この帯状幅のリング板APSのー端にパイプAPを直立に固定し、この直立したパイプAPを長尺パイプAの内径内に入れて長尺パイプAを直立させ、保持パイプの内径内に直立した長尺パイプAの上端部分を入れて保持パイプAHをボルトAHBで長尺パイプAに取り付けし、この保持パイプAHにアーム基盤Eの端部を固定してアーム基盤Eを水平にし、このアーム基盤Eの先端部分の穴に短尺パイプHを入れて垂直に固定し、この短尺パイプHの内径内の上端と下端にベアリングを嵌め入れ、このベアリングの軸にするパイプシャフトQVの中間部分にはスプロケットQQを取り付け、このスプロケットQQにからむチエーンQTを短尺パイプHの横にあけた開口部HHから出してアーム基盤Eの盤上の回転軸Yに付けたスプロケットQにからめてある。
【0018】
アーム基盤Eを補強する補強アングルLの両端はアーム基盤Eの先端部分に固定した短尺パイプHの上端と保持パイプAHの上端との双方に載せ、この載せた箇所を強固につないでアーム基盤Eを補強し、この補強アングルLの両端部分それぞれには外輪溝付きリングHKと外輪溝付きリングAHKを取り付けし、取り付けた二つの外輪溝付きリングにからめて双方から下げる牽引糸FはパイプシャフトVの内径内に下げる方向と長尺パイプAの内径内に下げる方向とにしてある。
【0019】
長尺パイプAの内径内に下げる牽引糸Fは中心に糸穴AGAをあけた多数の重しAGの各糸穴AGA内に通して一番下の重しAGに接続し、他方パイプシャフトVの内径内に下げた牽引糸FはパイプシャフトVの下端面に固定した異形平角管K内を下げて患者が装着する頚部装着用具FYに接続してあり、この頚部装着用具FYの重さと長尺パイプA内の各重しAGを牽引糸でつなげて外輪溝付きリングHKと外輪溝付きリングAHKを介し天秤状態にしてある。
【0020】
パイプシャフトVの下端面を異形平角管Kに固定している箇所は異形平角管Kの端部分の上板に固定してある為パイプシャフトVを回すと異形平角管Kの先端は輪を描くように旋回する、この異形平角管K内の上板に固定枠1Kを固定し、この固定枠1K内に回転自在に固定する外輪溝付きリング3RKの溝の位置はパイプシャフトVの内径を下がる牽引糸Fの位置になり、他方異形平角管K内の底板の上を長手方向に可動できる移動枠Rは移動枠R内のナツト部分RNにネジ入れたボールネジ1Rを回転させる事で回転できない移動枠Rは長手方向を可動し、この移動枠R内の外輪溝付きリング3Rの溝と固定枠1K内の外輪溝付きリング3RKの溝との間を牽引糸Fは下がり、このボールネジ1Rを回す事で移動枠Rは移動し、移動枠R内の外輪溝付きリング3Rの溝は牽引糸Fを引っかけたまま異形平角管K内で先端方向に移動し、移動した位置の牽引糸Fは異形平角管Kの底板に長手方向にあけた隙間から角度をつけて下がって頚部装着用具FYに接続され、この頚部装着用具FYを装着した患者の頭部は牽引角度を有して傾いた状態になり、この傾いた頭部の患者の頚部は重しAGの牽引力を受けたままパイプシャフトVが右や左に回ると牽引糸Fが患者の頭上で右旋回と左旋回を交互に繰り返し患者の頭部も右旋回と左旋回を交互に繰り返す。
【0021】
保持パイプAHの下にコントローラー付きのスイッチEEを長尺パイプAに取り付けし、取り付けしたスイッチの下で長尺パイプAの側面には角穴を貫通し、この角穴内に開放された両端を上下にした状態で短尺平角管Cを入れ、この短尺平角管Cの半分前後が長尺パイプAの外に出る位置で固定し、この短尺平角管Cの位置から下端までの長尺パイプAの外側面に細い角棒ABを縦に取り付けし、その短尺平角管C内には回転自在に外輪溝付きリングCMを固定し、この外輪溝付きリングCMを支点にして溝から下げる天秤糸FTを長尺パイプAの内径内と長尺パイプAの外側面の双方に下げ、長尺パイプAの内径内に下げる天秤糸FTは保持パイプの上端の外輪溝付きリングAHKから下がる牽引糸Fと短尺平角管C内の外輪溝付きリングCMの溝で合流し、合流した2本の糸を長尺パイプAの内径内で吊り下がる多数の重しAGの一番下の重しAGに接続し、他方長尺パイプAの外側面に下げる天秤糸FTは患者が手を載せる杖BTの上端BTTに接続し、杖BTは患者と理学療法士が足を載せる足踏み板Bに直立するパイプBTPに差し入れてある、この足踏み板Bと多数の重しは外輪溝付きリングCMを支点に天秤状態である、又足踏み板Bの内径内には長尺パイプAの縦に付けた細い角棒ABと同じ幅の隙間を有する短尺パイプBPを固定してあり、この短尺パイプBP内には転がり摩擦をするスライドガイドが取り付けしてある。
【0022】
足踏み板Bを踏み止るまで踏み下げると天秤糸FTでつながる多数の重しAGは長尺パイプA内を上昇し短尺平角管Cの下端に当ってー定の位置に整列して止まる、このー定の位置に整列した各重しAGそれぞれが個々に接する面には面取り加工してある各重しAGの重なりにできる窪みが各重しの各外周に発生し、この各重しAGの各窪みが位置する長尺パイプAの側面にピン穴PAPを重しAGの個数だけ横に貫通する、この長尺パイプAGの外側面に縦に細い角棒ABを取り付け、この細い角棒ABと同じ幅の隙間PSを縦にあけた内輪短尺パイプPは隙間PS内に細い角棒ABを入れて長尺パイプAの外側面を上下に回転せずにスライドし、この内輪短尺パイプPの外側面には左右対称に小さい棒NBを縦に配置し、小さい棒NBの上端と下端それぞれに平たいピンNPを固定し、この小さい棒の上端の平たいピンNP先から下端の平たいピンNP先までの間隔は重しAG1個の縦の長さと同じで、それは長尺パイプAの横に貫通させたピン穴PAPからピン穴PAPまでの縦の長さとも同じで、その長さは内輪短尺パイプPの上端部と下端部にあけたピン穴PNPからピン穴PNPまでの縦の間隔とも同じ長さにし、この内輪短尺パイプPで上下左右4ヶ所の各ピン穴PNPの周りをコの字形の金物NPKで囲い、このコの字形の金物NPKが囲う囲いの中に小さい棒NBの上端と下端の平たいピンNPの先を密接に入れて可動自在に2本配置してある。
【0023】
両端に平たいピンNPを固定した小さい棒NBを外側面に1本ずつ左右に配置した内輪短尺パイプPを外輪短尺パイプMの内径内に収納し、収納した外輪短尺パイプMの下端面にネジで下蓋MFを付け、外輪短尺パイプMの上端面にネジで上蓋MFFを付け、その下蓋MFと外輪短尺パイプMの外周は均等に凸凹があり、他方上蓋MFFの外周は1ヶ所だけ凹部分MYAがあり、この1ヶ所の凹部分MYAにはまる凸部分MYTを付けた円形板MYは上蓋MFFの上に置いただけの状態にしてあり、この凸部分MYTを付けた円形板MYの内径には縦に隙間PSSがある短尺パイプPPを付けてあり、その隙間PSSに長尺パイプAの縦に付けた細い角棒ABを嵌め入れて円形板MYは長尺パイプAの外側面を上下にスライドができる、又平たいピンNPの先を長尺パイプAのピン穴PAPの高さに合わせて外輪短尺パイプMを半回転まわすと円形板MYの下面に付いた凸部分MYTは外輪短尺パイプMの上蓋MFFの凹部分MYAにはまり落ちて外輪短尺パイプMは半回転で止まり外輪短尺パイプMは振動等でゆるんだり回したりする事ができなくなる、そのはまり落ちて動かない凸部分MYTを親指UBで上に押して外輪短尺パイプMを回すと外輪短尺パイプMを長尺パイプAの外側面を上下にスライドできる、他方輪短尺パイプMの内径面には半周分の長さの湾曲したクサビNを2本ずつ対称位置に内径面に取り付けてあり、この外輪短尺パイプMを半回転すると外輪短尺パイプMの内面のクサビNが内輪短尺パイプPの外側面に配置した小さい棒NBに当る箇所が変わり、クサビNの厚さが薄い箇所からクサビNの分厚い箇所に当るようになり、それは小さい棒NBの外径を覆う摩擦軽減パイプNBRが内輪短尺パイプPの内径の中心方向に押される事であり、それは押された小さい棒NBの上下両端の平たいピンNPが内輪短尺パイプPのピン穴PNPと長尺パイプAのピン穴PAPと面取りした各重しAGの重なる面にできる窪みPGPにまで突き入り、突き入った平たいピンNP4本がー定の位置で止まっている各重しAGの中の1個を上下左右の4箇所を挟むように突き入って固定し、この固定した1個の重しAGから下に位置する複数の重しAGの重さが頚部を牽引する牽引力となる。
【0024】
異形平角管K内に両端にベアリング4Rを嵌めたボールネジ1Rを回転自在に長手方向で配置し、このボールネジ1Rのー端を異形平角管から出してノブKNを取り付けし、このボールネジ1Rはナツト部分RNを有する移動枠Rのナツト部分RNにネジ入れてあり、そのノブKNを回してボールネジ1Rが回ると異形平角管K内の底板の上を回転できない移動枠Rは長手方向で可動し、この移動枠Rは内部に外輪溝付きリング3Rを回転自在に固定してあり、又異形平角管K内の上板には固定枠1Kを固定し、この固定枠1K内の外輪溝付きリング3RKの溝と移動枠R内の外輪溝付きリング3Rの溝とが上下の位置で交差する間を牽引糸Fは上下に通り、この上下に通る牽引糸Fはボールネジが回る事で移動する外輪溝付きリング3Rの溝に引っかかったまま異形平角管K内を先端方向に移動し、移動した牽引糸FはパイプシャフトVの中心からはずれた位置で異形平角管Kの底板の長手方向にあけた隙間から下がり、下がる牽引糸Fは患者が装着する装着用具KFに接する事で角度を有し、角度を有した状態でパイプシャフトVを回すと牽引糸Fは患者の頭上で輪を描いて旋回する。
【0025】
スピードコントロールギアモーターDは保持パイプAHの外径に固定した板AHPにボルトAHBで取り付けし、このスピードコントロールギアモーターDの出力軸をアーム基盤Eにあけた軸穴に下から入れてアーム基盤Eの盤上に出し、出した出力軸に小さな平歯車DHを水平に取り付けし、このアーム基盤Eの盤上に隣接する二つの大口径短尺パイプXを配置し、この二つの大口径短尺パイプXそれぞれの内径にベアリング(超薄肉形球軸受)を嵌め入れ、この二つのベアリングそれぞれの内径に中口径短尺パイプEDを嵌め入れ、この二つの中口径短尺パイプEDそれぞれをアーム基盤Eに取り付けし、これらアーム基盤E全体を包むプラスチックカバーEKCはアーム基盤Eにあけたネジ穴Eにネジで止めてある。
【0026】
二つの隣接する大口径短尺パイプXそれぞれの外径の下端に固定するリングギヤSとSの歯車を互いにかみ合わせて右回転と左回転させ、この下端のリングギヤSとSのうちの一つを出力軸に取り付けた小さな平歯車DHにかみ合わせて動力を伝達し、又大口径短尺パイプXの外径それぞれの上端に固定するリングギヤJとJの外周には175度以下の角度範囲にだけ歯を付けてあり、この二つのリングギヤJとJを互いに歯車がかみ合えない角度の位置に取り付けし、この互いに逆回転してかみ合えないリングギヤJとJの二つの歯車にかみ合わせる小さい平歯車QHは右回転と左回転を交互に繰り返し、この小さい平歯車QHの回転軸Yに取り付けてあるスプロケットQも右回転と左回転を交互に繰り返すようになる。
【0027】
スプロケットQの回転軸Yの下端に嵌めるベアリングユニットYBはアーム基盤Eにボルトで取り付けし、回転軸Yの上端に嵌めるベアリングユニットYBは補強アングルLに取り付けする、又スプロケットQにからまるチエーンQTはアーム基盤Eの先端部分に垂直に取り付けした短尺パイプH内のパイプシャフトVを軸にするスプロケットQQにからめて動力を伝達し、このパイプシャフトVの下端面には異形平角管Kを固定し、固定する箇所は異形平角管Kの端部分の上板に固定しているのでパイプシャフトVを回すと異形平角管Kの先端は患者の頭上で輪を描くように旋回する。
【0028】
異形平角管KのノブKWを回して牽引角度をゼロの位置にし、患者の頚部に牽引糸Fの付いた頚部装着用具FYを装着し、足踏み板Bを踏んで長尺パイプA内の多数の重しAGを引き上げて短尺平角管Cの下端に当て、当った各重しAGはー定の位置に整列し、外輪短尺パイプMを患者に最適な牽引力数値を書いたピン穴PAPの位置にスライドさせて外輪短尺パイプMを半回転し、半回転する事で1個の重しAGを長尺パイプA内に固定し、固定した1個の重しAGから下に位置する各重しAGの総重量が頚部を牽引し、牽引した状態でスピードコントローラーのつまみを最低旋回速度の位置にしてスイッチEECをONにするとスピードコントロールギアモーターDの出力軸は左回転し、この出力軸に固定した左回転する小さな平歯車DHとかみ合う大口径短尺パイプの下端のリングギャSは右回転し、この下端のリングギャSと同じ大きさで歯車がかみ合う下端のリングギャSは左回転し、この二つのリングギャの上端それぞれに位置するリングギャJとJは外周の歯が175度以下の角度の範囲だけに付けてあり互いに右回転と左回転をしながらも歯車はかみ合えないように取り付けし、このかみ合わない二つのリングギャJとJとの谷間に位置して歯車をかみ合わせる小さな平歯車QHは右回転のリングギヤJと左回転のリングギヤJに交互に歯車をかみ合わせ、この小さな平歯車QHは左回転と右回転を交互に繰り返すようになる、又この小さな平歯車QHの回転軸YにはスプロケットQも固定してあり、このスプロケットQにからまるチエーンQTは短尺パイプH内のスプロケットQQにからまり、このスプロケットQQの軸であるパイプシャフトVと異形平角管Kと異形平角管K内を下がる牽引糸Fも右旋回と左旋回を繰り返し、その旋回速度はモーターが可動中でも理学療法士はスピードコントローラーのつまみを回して旋回速度を変える事は可能であり、頚部を牽引中に理学療法士はノブKWを回して牽引角度を変える事ができる、又頚部装着用具の装着帯FYの接続箇所にー定の負荷がかかると切れる取替えが簡単な糸FFを使用し、足踏み板を踏む事で牽引を解除する事もでき、この牽引糸Fが患者の頭上で右旋回と左旋回を交互に繰り返えせるようにした電動頚部牽引機。
【0029】
他の機械部品としても応用できる1例として、レーザー切断機等で軽量に安価に製造する為に小さな平歯車QHやリングギャGHの厚みを薄くした場合、少しの振動や衝撃で互いにかみ合う歯車の歯がはずれるような事故をなくす為に、互いにかみ合うどちらか片方の歯車の両面にリング状の円形板GHKを固定し、そのリング状の円形板GHKの円周部分がかみ合う相手の歯の部分をはさむようにして歯車のかみ合いがはずれる事故を防止できるリング状の板GHKを両面に固定した歯車。
【符号の説明】
【0030】
TSG 円形の床板
APS 円形の床板を内径内に収めたー定の幅のリング
AP ―定の幅のリングに直立したパイプ
A 長尺パイプ
AS 長尺パイプを固定する下端の金物部分
ASN 長尺パイプを固定する下端のネジ
B 足踏み板
BP 足踏み板の内径に固定した縦溝を有する短尺パイプ
FT 天秤糸
BT 杖
BTP 杖を差し込むパイプ
BTT 杖に手をあてがう部分
AB 長尺パイプの外側面に垂直に固定した細い角棒
C 短尺平角管
M 外輪短尺パイプ
CK 短尺平角管のプラスチックキャップ
CM 外輪溝付きリング
CMB 外輪溝付きリングの軸棒
F 牽引糸
FF −定の加重で切れる糸
FK 頚部装着金具
FY 装着帯
FU 頚部調節帯
EE 電気のコード
EEC 旋回速度を調整するコントローラーの付いたスイッチ
EK アーム基盤のカバー
P 内輪短尺パイプ
PT 内輪短尺パイプの上端と下端の外径に付けたリング
NPK 内輪短尺パイプにあけた角形のピン穴を囲うコの字形の金物
PNP 内輪短尺パイプにあけた角形のピン穴
PS 内輪短尺パイプの縦にあけた隙間
NB 両端に平たいピンを固定した小さい棒
NBR 両端に平たいピンを固定した小さい棒の外周を覆う摩擦軽減パイプ
NP 平たいピン
N 外輪短尺パイプの内径の半周分より短い長さの湾曲したクサビ
MF 外輪短尺パイプの下端面にネジで止めた下蓋
MFF 外輪短尺パイプの上端面にネジで止めた上蓋
MFA 蓋のネジ穴
MY 外輪短尺パイプが回るのを止める円形状のストッパー板
MYT ストッパー板の凸部分
MYA ストッパー板の凸部分がおさまる上蓋の凹部分
PAP 長尺パイプの側面を横に貫通した平たいピンの角穴
AG 重し
PGP 面取りした重しの重なりにできる窪み
QT チエーン
QTU チエーンのたれを受ける台
Y 回転軸
YB 角形ベアリングユニット
Q 回転軸に固定したスプロケット
QQ パイプシャフトを軸にしたスプロケット
V パイプシャフト
K 異形平角管
KW ノブ
1K 異形平角管内の天井に固定した固定枠
3RK 固定枠内の外輪溝付きリング
R 異形平角管内の底板の上をボールネジで移動する移動枠
3R 移動枠内の外輪溝付きリング
2R 移動枠の下面にはめ入れたクロスウエイの小球
4R 異形平角管内の長手方向の両端にはめ入れたベアリング
1R ネジ(ボールネジ又は角ネジ)
RN 移動枠内のナツト部分
FK 頚部装着用具の吊り下げ金物
FY 頚部装着用具の紐
FU 頚部装着用具の留め紐
AH アーム基盤を固定する保持パイプ
AHP スピードコントロールギアモーターをネジで固定する板
D スピードコントロールギアモーター
DH スピードコントロールギアモーターの出力軸に固定した小さな平歯車
AHB 長尺パイプに保持パイプを固定するネジ
E アーム基盤
EN アーム基盤にあけたカバーを固定するネジ穴
H アーム基盤の先端部分に垂直に固定した短尺パイプ
HK 短尺パイプの上端に位置する外輪溝付きリング
L アーム基盤を補強する補強アングル
AHK 保持パイプの上端に位置する外輪溝付きリング
ED 中口径短尺パイプ
SJB ベアリング(超薄肉形球軸受)
X 大口径短尺パイプ
S リングギヤ
J 175度以下の角度範囲にだけ歯が付いているリングギヤ
Y 回転軸
QH 小さな平歯車
YY 回転軸の上下両端に取り付けたベアリングユニット
YB ベアリング
GHK 軽量化の目的で歯車の両面に固定したリングの1例
GHR 軽量化の目的で歯車の両面に固定したリングの1例
U 患者の足
UU 理学療法士の足
UB 親指
【特許請求の範囲】
【請求項1】
板のー端に長尺パイプを直立し、保持パイプの内径内に長尺パイプの上端部を入れて取り付けし、この保持パイプにアーム基盤の端部分を固定してアーム基盤を水平にし、このアーム基盤の先端部にあけた穴に短尺パイプを垂直に取り付け、この短尺パイプの内径内の上端部と下端部それぞれにベアリングを嵌め入れ、このベアリングの軸にするパイプシャフトの中間部分にはスプロケットを固定し、このスプロケットにからむチエーンを短尺パイプの横にあけた開口部から出してアーム基盤の盤上に垂直に固定する回転軸に付けたスプロケットにからめてある、又短尺パイプの上端と保持パイプの上端とに補強アングルの両端を載せて載せた箇所を接続し、接続した補強アングルの両端部それぞれ双方に外輪溝付きリングを取り付け、この両端双方の外輪溝付きリングをつなげて双方から下げる牽引糸は長尺パイプの内径内に下げる方向とパイプシャフトの内径内を下がって異形平角管内を下がって頚部に装着する頚部装着用具に接続する方向とに下げ、他方保持パイプの下で長尺パイプにあける角穴内に短尺平角管を固定し、この短尺平角管内に取り付ける外輪溝付きリングにからめて下げる天秤糸は長尺パイプの内径内に下げて重しを吊り下げる方向と長尺パイプの外側面に下げて足踏み板に直立する杖の上端に接続する方向とがあり、その足踏み板を踏み止るまで踏んで天秤糸でつながる各重しを長尺パイプ内で上昇させ、上昇した各重しは短尺平角管の下端に当ってー定の位置に整列する、整列した各重しが重なる各位置に貫通させた長尺パイプの各ピン穴で任意のピン穴にピンを入れる事で任意の1個の重しを長尺パイプ内に止め、この任意に選んだ1個の重しから下に位置する各重しの総重量を牽引力とし、他方パイプシャフトの下端面に異形平角管の端部分を固定し、この異形平角管内を下に下がる牽引糸の位置を異形平角管内の長手方向の範囲内で位置を変えられるようにし、この位置を変えた牽引糸はパイプシャフトの内径の中心からはずれた位置であり牽引角度を生じる位置になる、他方アーム基盤の盤上で上端と下端それぞれにリングギヤを付けた二つの隣接する大口径短尺パイプを配置し、この大口径短尺パイプそれぞれの内径内にベアリングを嵌め入れ、このベアリングの内径内それぞれには中口径短尺パイプを嵌め入れ、この二つの中口径短尺パイプをアーム基盤に取り付けしてある、又二つの隣接する大口径短尺パイプの外径それぞれの下端に付けたリングギヤは互いに歯車をかみ合せており、このかみ合わせた二つのリングギヤの一つと出力軸に付けた小さい平歯車をかみ合せて動力を伝達させ、又二つの大口径短尺パイプの上端に付けたリングギヤそれぞれは175度以下の角度範囲に歯が付けてあり互いに歯をかみ合えない位置に取り付けし互いに左回転と右回転をする、この175度以下の角度範囲に歯が付いた二つのリングギヤそれぞれと交互に歯車をかみ合わせる回転軸に付いた小さい平歯車は左回転と右回転を交互に繰り返すようになり、この小さい平歯車の回転軸に付いたスプロケットも左回転と右回転を交互に繰り返し、このスプロケットにからむチエーンはアーム基盤の先端部分に固定した短尺パイプ内のパイプシャフトを軸にするスプロケットにからめて動力をパイプシャフトに伝達する、他方頚部装着用具の装着帯の接続箇所にー定の負荷がかかると切れる取替えが簡単な糸部分を使用し、他方足踏み板を踏んで牽引力を解除できるようにし、上記のように本発明は牽引角度を生じた牽引糸が患者の頭上で頚部を重しの重さで牽引したままコントローラーやインバーターで希望する旋回速度を調節できるようにし、スピードコントロールギアモーターのー方向の回転で牽引糸を左旋回と右旋回を交互に繰り返せるようにした安全な電動頚部牽引機。
【請求項2】
他の機械部品にも応用できる1例として、レーザー切断機等で安価に軽量に製造する目的で歯車の厚みを薄くした場合に振動や衝撃で互いにかみ合う歯車がずれてはずれる事を避ける為に、互いにかみ合う歯車のどちらか片方の歯車の両面にリング状の板を固定し、この歯車の両面に固定したリングの外周がかみ合う相手方の歯車の歯に覆いかぶさってかみ合う歯車同士のかみ合わせがはずれる事を防止する両面にリング状の板を固定した歯車。
【請求項1】
板のー端に長尺パイプを直立し、保持パイプの内径内に長尺パイプの上端部を入れて取り付けし、この保持パイプにアーム基盤の端部分を固定してアーム基盤を水平にし、このアーム基盤の先端部にあけた穴に短尺パイプを垂直に取り付け、この短尺パイプの内径内の上端部と下端部それぞれにベアリングを嵌め入れ、このベアリングの軸にするパイプシャフトの中間部分にはスプロケットを固定し、このスプロケットにからむチエーンを短尺パイプの横にあけた開口部から出してアーム基盤の盤上に垂直に固定する回転軸に付けたスプロケットにからめてある、又短尺パイプの上端と保持パイプの上端とに補強アングルの両端を載せて載せた箇所を接続し、接続した補強アングルの両端部それぞれ双方に外輪溝付きリングを取り付け、この両端双方の外輪溝付きリングをつなげて双方から下げる牽引糸は長尺パイプの内径内に下げる方向とパイプシャフトの内径内を下がって異形平角管内を下がって頚部に装着する頚部装着用具に接続する方向とに下げ、他方保持パイプの下で長尺パイプにあける角穴内に短尺平角管を固定し、この短尺平角管内に取り付ける外輪溝付きリングにからめて下げる天秤糸は長尺パイプの内径内に下げて重しを吊り下げる方向と長尺パイプの外側面に下げて足踏み板に直立する杖の上端に接続する方向とがあり、その足踏み板を踏み止るまで踏んで天秤糸でつながる各重しを長尺パイプ内で上昇させ、上昇した各重しは短尺平角管の下端に当ってー定の位置に整列する、整列した各重しが重なる各位置に貫通させた長尺パイプの各ピン穴で任意のピン穴にピンを入れる事で任意の1個の重しを長尺パイプ内に止め、この任意に選んだ1個の重しから下に位置する各重しの総重量を牽引力とし、他方パイプシャフトの下端面に異形平角管の端部分を固定し、この異形平角管内を下に下がる牽引糸の位置を異形平角管内の長手方向の範囲内で位置を変えられるようにし、この位置を変えた牽引糸はパイプシャフトの内径の中心からはずれた位置であり牽引角度を生じる位置になる、他方アーム基盤の盤上で上端と下端それぞれにリングギヤを付けた二つの隣接する大口径短尺パイプを配置し、この大口径短尺パイプそれぞれの内径内にベアリングを嵌め入れ、このベアリングの内径内それぞれには中口径短尺パイプを嵌め入れ、この二つの中口径短尺パイプをアーム基盤に取り付けしてある、又二つの隣接する大口径短尺パイプの外径それぞれの下端に付けたリングギヤは互いに歯車をかみ合せており、このかみ合わせた二つのリングギヤの一つと出力軸に付けた小さい平歯車をかみ合せて動力を伝達させ、又二つの大口径短尺パイプの上端に付けたリングギヤそれぞれは175度以下の角度範囲に歯が付けてあり互いに歯をかみ合えない位置に取り付けし互いに左回転と右回転をする、この175度以下の角度範囲に歯が付いた二つのリングギヤそれぞれと交互に歯車をかみ合わせる回転軸に付いた小さい平歯車は左回転と右回転を交互に繰り返すようになり、この小さい平歯車の回転軸に付いたスプロケットも左回転と右回転を交互に繰り返し、このスプロケットにからむチエーンはアーム基盤の先端部分に固定した短尺パイプ内のパイプシャフトを軸にするスプロケットにからめて動力をパイプシャフトに伝達する、他方頚部装着用具の装着帯の接続箇所にー定の負荷がかかると切れる取替えが簡単な糸部分を使用し、他方足踏み板を踏んで牽引力を解除できるようにし、上記のように本発明は牽引角度を生じた牽引糸が患者の頭上で頚部を重しの重さで牽引したままコントローラーやインバーターで希望する旋回速度を調節できるようにし、スピードコントロールギアモーターのー方向の回転で牽引糸を左旋回と右旋回を交互に繰り返せるようにした安全な電動頚部牽引機。
【請求項2】
他の機械部品にも応用できる1例として、レーザー切断機等で安価に軽量に製造する目的で歯車の厚みを薄くした場合に振動や衝撃で互いにかみ合う歯車がずれてはずれる事を避ける為に、互いにかみ合う歯車のどちらか片方の歯車の両面にリング状の板を固定し、この歯車の両面に固定したリングの外周がかみ合う相手方の歯車の歯に覆いかぶさってかみ合う歯車同士のかみ合わせがはずれる事を防止する両面にリング状の板を固定した歯車。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【公開番号】特開2013−99424(P2013−99424A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−244735(P2011−244735)
【出願日】平成23年11月8日(2011.11.8)
【出願人】(391014527)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年11月8日(2011.11.8)
【出願人】(391014527)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]