説明

金属製触媒担体の巻取り機

【課題】 金属製触媒担体の巻取り形成時に、金属製触媒担体の拡径と共に巻軸を段階的に拡径して、巻芯の空転による波状の鋼板の潰れを防止する金属製触媒担体の巻取り機を提供する。
【解決手段】 平板状の金属箔7と波状の金属箔8を重ねた状態で多重に巻回して成る金属製触媒担体の巻取り機6であって、前記金属箔7,8の一端が止着された軸芯を軸周りに回転させて該金属箔を重ねた状態で多重に巻き取る回転部と、前記巻取りに伴って拡径する金属製触媒担体Bの軸方向両側を押圧して巻軸を形成する押圧部14を備え、前記押圧部14は金属製触媒担体Bの拡大に伴って、押圧部位を段階的に拡径する手段を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属製触媒担体の巻取り機に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車の排気ガスを導入して排気ガス中に含まれる有害成分を無害化する触媒コンバータは、触媒が坦持され、平板状(小波状)と波状の金属箔とを重ねて巻回して成る金属製触媒担体と、これを収納する金属製外筒とによって構成されている。
そして、このような金属製触媒担体を収容した触媒コンバータに関する技術として、特許文献1〜5記載の技術が知られている。
【特許文献1】特開平06−91175号公報
【特許文献2】特開平08−103665号公報
【特許文献3】特開平09−117672号公報
【特許文献4】特開2005−262315号公報
【特許文献5】特開2003−211000号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の発明にあっては、巻芯に金属箔(30〜50μm)の一端を止着した状態で軸周に回転させて渦巻状に巻回する際、巻き取り途中の金属製触媒担体の直径がある程度の大きさになると、中心に近い小径部での波板間の滑りにより巻芯が空転するという現象が発生してしまう。
具体的には、平板状と波状の金属箔を重ねて巻上げると、板厚によっても異なるが通常金属製触媒担体の直径が100mm程度の直径までは、巻芯滑りは起こらないが、これ以上の径になると巻芯の滑りが生じる。
この結果、波状の金属箔が潰れて金属製触媒担体の適正な立体形状が確保できず、また、同一周長で巻き上げても製品の外径がばらつくという問題点があった。
【0004】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、巻回中の金属製触媒担体の径が拡大した際に、中心部に掛かる力を減少させ、巻芯滑りによる波状金属箔の潰れや外形の変形を防止できる金属製触媒担体の巻取り機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の請求項1記載の発明では、平板状と波状の金属箔を重ねた状態で多重に巻回して成る金属製触媒担体の巻取り機であって、上記鋼板の一端が止着された巻芯を該巻芯の軸周に回転させて該金属箔を重ねた状態で多重に巻き取る回転部と、上記巻取りに伴って拡径する金属製触媒担体の軸方向両側を押圧して巻軸を形成する押圧部を備え、上記押圧部は金属製触媒担体の拡径に伴って、押圧部位を段階的に拡径する手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1記載の発明では、鋼板の巻取りに伴って拡大する金属製触媒担体の軸方向両側を押圧して巻軸を形成する押圧部を備えているので、巻芯の空転を防止して安定して巻取ることができる。
また、押圧部は金属製触媒担体の拡径に伴って、押圧部位を段階的に拡径する手段を備えているので、金属製触媒担体の径が大きくなっても巻芯の空転を防止して確実に巻取ることができる。
さらに、押圧部によって巻軸を形成した後は、巻芯への荷重が小さくなり、巻芯の寿命が延び交換頻度が減少する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0008】
以下、実施例1を説明する。
図1は実施例1の金属製触媒担体の巻取り機が適用された製造装置の全体図、図2は実施例1の巻取り機の断面図、図3は実施例1の金属製触媒担体の斜視図、図4は実施例1のガイド側盤の側面図、図5は実施例1の金属製触媒担体の巻取り方法を示す説明図である。
【0009】
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、実施例1の金属製触媒担体の巻取り機を適用した製造装置A1は、前後に配置された2連の平板用アンコイラ1及び波板用アンコイラ2と、このアンコイラの後方に配置された波加工機4、及び巻取り機6等を備えている。
【0010】
平板用アンコイラ1は、コイルに巻回された帯状の平板用金属箔7aを供給するものである。
波板用アンコイラ2は、コイルに巻回された帯状の波状用金属箔8aを供給するものである。
【0011】
平板用金属箔7a及び波状用金属箔8aはフィードローラ10にガイド移送されて、後続の分離ローラ11によって、平板の金属箔7と、波状の金属箔8に分離される。
【0012】
波加工機4は、金属箔を波状に形成して巻取り機6へ移送するものであり、その構成は公知(特許文献4参照)のものと同様である。
【0013】
巻取り機6は、巻回用巻芯に両金属箔7,8を重ねた状態で巻回するものであり、その詳細な構成及び作用については後述する。
【0014】
このように構成された製造装置A1では、両アンコイラ1,2から両金属箔7a,8aを波加工機4で波状の金属箔8に加工する一方、平板状の金属箔7を波状の金属箔8の材料使用量に合わせて移送する。
その後、両金属箔7,8を巻取り機6で巻回することにより、図2に示すような金属製触媒担体Bを得ることができる。
【0015】
次に、図3〜5に基づいて巻取り機の構成を説明する。
巻取り機6は、巻芯12に前述した金属箔7,8を重ねた状態で巻回するものであり、その構成は、金属箔7,8の一端を止着して巻取る巻芯12と、巻回中の金属製触媒担体Bの両端を面状にそろえるガイド側盤13a、13bと、ガイド側盤13a、13bの中心部分から突出可能に設けられる2段の押圧部14と、この2段の押圧部14を突出方向に押し出すシリンダ15,22と、ガイド側盤13a、13bに駆動ベルト16を介して駆動力を伝達するモータ17等を備えている。
また、ガイド側盤13a、13b、モータ17、駆動ベルト16、巻芯12によって回転部が構成されている。
【0016】
巻芯12は、ガイド側盤13a、13bの中心に挿通固定される他、その先端側に金属箔7,8の一端を止着して軸周りの回転力により、これら両者を重ねた状態で巻取るものである。
具体的には、巻芯12の先端側は2つに割れて、断面が2つの半円が向き合った形状となっており、ここに鋼板7,8の一端を挟み込むためのスリット12aが形成されている。
ガイド側盤13a、13bは巻芯12に回転力を伝達すると共に、巻取りによって拡径する金属製触媒担体Bの両端を規制することにより蛇行を防止して面状にそろえる機能を有する。
【0017】
モータ17の駆動軸17aには、2つの駆動ベルト16の一端側が掛けられる他、これら両駆動ベルト16の他端側はそれぞれ対応するガイド側盤13a、13bの一部外周に掛けられている。
また、ガイド側盤13bの挿通穴に形成された係合穴と巻芯12に形成された凸状の係合部12bとが嵌合されることにより、ガイド側盤13bと巻芯12とが一体的に回転する構成となっている。
尚、巻芯12のみを駆動するモータを別途配置し、モータ17と同期回転させる構成とすることも可能である。
【0018】
押圧部14は、中心押圧部14aと外周押圧部14bの2段の押圧部から構成される他、それぞれガイド側盤13aの盤面から突出可能に設けられている。
中心押圧部14aは、後述するが、巻回中の金属製触媒担体Bが所定径に達した場合に中心部分を押圧して巻軸を形成し、外周押圧部14bは金属製触媒担体Bがさらに拡大した場合に巻軸を拡大するものである。
中心押圧部14a及び外周押圧部14bにはそれぞれ外周に凸状の係合部14c、14dが形成されており、ガイド側盤13aの内周の係合穴に外周押圧部の係合部14dが嵌り込み、外周押圧部14bの内周の係合穴に中心押圧部の係合部14cが嵌り込むようになっている。
これにより、ガイド側盤13a、中心押圧部14a、及び外周押圧部14bは巻芯12の軸周りに一体的に回転可能に設けられている。
【0019】
中心押圧部14aは、基部ロッド18と、ロッド先端の頭部19を備えた断面T字形に形成される他、巻回中の金属製触媒担体Bに当接する頭部19の当接面は図4に示すように円形とされ、この円形部分が金属製触媒担体Bの中心を押圧保持して巻軸を形成する。
また、シリンダ15が伸長すると基部ロッド18のスプリング18aの付勢力に反して中心押圧部14aがガイド側盤13aから突出して金属製触媒担体Bを押圧し、シリンダ15が後退するとスプリングの弾力により中心押圧部14aは元位置に復帰するようになっている。
【0020】
外周押圧部14bは基部ロッドの外側に嵌合する筒状基部20と、その筒状基部に接続された頭部21を有している。
また、シリンダ22は、公知(特許文献5参照)のものと同様に、筒状基部20の外周に形成された周溝に嵌合された回転ローラであって、このシリンダ22を介して筒状基部20を移動させることにより、外周押圧部14bがガイド側盤13aから突出して金属製触媒担体Bを押圧するようになっている。
頭部21は、金属製触媒担体Bに当接する部位であり、図4に示すように4枚の羽根のような形状に分岐して、それらの4枚の羽根が同時に押し出される構成となっている。
従って、中心押圧部14aの外周に4カ所の外周押圧部14bが突出自在に配置されている。
【0021】
また、非押圧時において、外周押圧部14bの頭部21は、金属箔7,8に接触しないようにガイド側盤13aの盤面から所定寸法tだけ陥没した位置に配置されている。
前述したように、外周押圧部14bはガイド側盤13aの盤面に所定間隔をおいて突出する構成となっている。
そのため、4枚の羽根状の頭部21には左右にガイド盤面13aが位置しており、陥没した状態であっても、ガイド盤面13aは所定間隔で金属製触媒担体Bの側面に確保されることになるので、ガイド機能は維持されることになる。
また、外周押圧部14bのそれぞれの頭部21の当接面は中心方向に向かって収束した形状とされ、外縁に行くに従って金属製触媒担体Bとの当接面積が増大している。
これにより、外縁に行くに従って金属製触媒担体Bとの摩擦力が大きく確保されることから、金属製触媒担体Bの径が大きくなっても、外縁部分を確実に押圧保持できるようになっている。
その他、両ガイド側盤13a,13bは巻芯12を中心として回転可能に図示を省略する基台に支承されている。
【0022】
次に、図5を用いて巻取り機6による金属製触媒担体Bの製造について説明する。
先ず、図5(a)に示すように、巻芯12のスリット12aに金属箔7,8の一端を止着し、モータ17を駆動すると、図中右側の駆動ベルト16を介してガイド側盤13bと巻芯12が該巻芯12の軸周に一体的に回転することにより、金属箔7,8が重ねられた状態で巻き取られる。
また、ガイド側盤13b及び巻芯12と同期して、図中左側の駆動ベルト16を介してガイド側盤13a、中心押圧部14a、外周押圧部14bが巻芯12を中心として該巻芯12の軸周り方向に一体的に回転する。
この際、押圧部14はガイド盤面から所定寸法tだけ陥没した位置で待機しており、巻き取られる金属箔7,8との接触が回避されている。
つまり、押圧部14は精密に制御されてシリンダ15に押されてガイド側盤13aの盤面から突出されるが、押圧部14には巻芯12等が挿通されており、回転圧力の応力集中、あるいは制御誤差等により盤面内に収容されずに突起した状態となる虞がある。
この突起した状態では巻き取られる鋼板7,8の障害となるため、これらの制御誤差を吸収できるよう所定寸法tだけ陥没した位置で待機させている。
【0023】
その後、金属製触媒担体Bが拡大すると、回転力が巻芯12部分のみに伝達されて外周は巻き取られずに、巻芯12が空転して波状の鋼板8を潰す虞がある。
そこで、図5(b)に示すように、金属製触媒担体Bが所定径D1に達すると、シリンダ15がロッド18を押し出して中心押圧部14aを突出させる。
これにより、中心押圧部14aの押圧面が対向するガイド側盤13bとの間で金属製触媒担体Bの軸方向両側をクランプする。
そうすると、クランプされた部分が巻軸として機能し、波状の金属箔8を潰すことなく良好に巻回できる。
つまり、側面を固定された金属製触媒担体Bは、巻芯12から回転力が伝わるのではなくガイド側盤13aから押圧部14を通して伝えられるため、巻芯部分の滑りはなくなると共に波状の金属箔8の潰れを防止できる。
【0024】
また、図5(b)に示すように、外周押圧部14bは金属箔7,8に接触しないようにガイド側盤13aの盤面から所定寸法tだけ陥没した位置に配置されている。
しかし、外周押圧部14bはガイド側盤13aの盤面に所定間隔をおいて突出する構成となっているため、この突出部分を除く部分にはガイド側盤13aの盤面が位置しており、陥没した状態であっても、ガイド側盤13aの盤面は所定間隔で金属製触媒担体Bの側面に確保されることになるので、ガイド機能を維持できる。
【0025】
その後、金属製触媒担体Bがさらに拡大すると、図5(b)で形成した中心押圧部14aによる巻軸では、回転力が巻軸のみに伝達されて外周は巻き取られずに、巻軸部分が空転して波状鋼板を潰す虞がある。
そこで、図5(c)に示すように、金属製触媒担体Bが所定径D2(D2>D1)に達すると、シリンダ22が筒状基部20を押し出して外周押圧部14bを盤面から突出させる。
これにより、外周押圧部14bが対向するガイド側盤13bとの間で金属製触媒担体Bの軸方向両側をクランプする。
そうすると、クランプされた部分がさらに大きな巻軸として機能し、波状の金属箔8の潰れを防止して所望の径を有する金属製触媒担体Bを得ることができる。
【0026】
この際、外周押圧部14bのそれぞれの頭部21の形状は中心方向に向かって収束した形状とされ、外縁に行くに従って金属製触媒担体Bとの当接面積が増大している。
これにより、外縁に行くに従って金属製触媒担体Bとの摩擦力が大きく確保されることから、金属製触媒担体Bの径が大きくなっても、外周部分を確実に押圧保持できるようになっている。
【0027】
次に、効果を説明する。
実施例1では、以上の構成を採用したことにより、大径の金属製触媒担体Bの巻取りにおいても、巻芯12の滑りがなく、波状金属箔8の潰れを防止できる。
また、中心押圧部14aと外周押圧部14bを設定することにより、中心押圧部の負荷を軽減させ、反面大きなクリップ力を得ることができる。
また、巻径に応じテンションの増加が可能になり巻上げ強度の増加を図れる。
小径の金属製触媒担体Bにおいても、巻軸の滑りがなく安定した巻取りが可能となる。
また、巻芯12の負荷が減少することにより、変形や破損が低減され、交換頻度が減少する。
外周押圧部14bにより確実にクランプされることから、大径の巻取りをする場合でも平板状の金属箔7と波状の金属箔8の供給テンションを高く確保でき、それにより、接合強度が強固になる。
さらに、外周押圧部14bのそれぞれの頭部21の当接面積が外縁に行くに従って増大しているので、摩擦力が大きく確保され、金属製触媒担体Bの径が大きくなっても、外周部分を確実に押圧保持できる。
【0028】
以上、実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例1では押圧部14は中心押圧部14aと外周押圧部14bの2段階に設定したが、さらに多段階の押圧部14を設定することも可能である。
また、実施例1では、中心押圧部14aの押圧面の形状を円形としたが、この押圧面については外周押圧部14bと同様に所定間隔を置いて突出する構成としても良い。
さらに、図4における押圧面の形状としては、図6に示すように分割形状とする場合、あるいは、図7に示すように外周押圧部14bを中心押圧部14aから放射直線状に配列する場合であっても本発明に含まれる。
また、押圧部14の金属製触媒担体Bとの当接部分には、比較的柔軟素材の金属、またはウレタンゴム等を貼付して当接強度、クランプ性を向上させる構成としても良い。
また、実施例1ではガイド側盤13a側から押圧部14を突出させる構成としたが、ガイド側盤13a、13bの両方から押圧部を突出させる場合であっても本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】実施例1の金属製触媒担体の巻取り機を適用した製造装置の全体図である。
【図2】実施例1の巻取り機の断面図である。
【図3】実施例1の金属製触媒担体の斜視図である。
【図4】実施例1のガイド側盤の側面図である。
【図5】実施例1の金属製触媒担体の巻取り方法を示す説明図である。
【図6】その他の実施例の押圧面の形状を示す説明図である。
【図7】その他の実施例の押圧面の形状を示す説明図である。
【符号の説明】
【0030】
A1 金属製触媒担体の製造装置
B 金属製触媒担体
1 平板用アンコイラ
2 波板用アンコイラ
4 波加工機
6 巻取り機
7 平板の金属箔
7a 平板用金属箔
8 波状の金属箔
8a 波状用金属箔
10 フィードローラ
11 分離ローラ
12 巻芯
12a スリット
13a ガイド側盤
13b ガイド側盤
14 押圧部
14a 中心押圧部
14b 外周押圧部
15 シリンダ
16 駆動ベルト
17 モータ
18 ロッド
18a スプリング
19 頭部
20 筒状基部
21 頭部
22 シリンダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
平板状と波状の金属箔を重ねた状態で多重に巻回して成る金属製触媒担体の巻取り機であって、
前記金属箔の一端が止着された巻芯を該巻芯の軸周りに回転させて該金属箔を重ねた状態で多重に巻き取る回転部と、
前記巻取りに伴って拡径する金属製触媒担体の軸方向両側を押圧して巻軸を形成する押圧部を備え、
前記押圧部は金属製触媒担体の拡径に伴って、押圧部位を段階的に拡径する手段を備えたことを特徴とする金属製触媒担体の巻取り機。
【請求項2】
前記金属製触媒担体の両端を面状にそろえて巻き取るガイド側盤を備え、
前記押圧部をガイド側盤の盤面から陥没した状態で巻芯の周方向に所定間隔をおいて複数配置し、
前記押圧部を前記押圧時にガイド側盤の盤面から突出する構成としたことを特徴とする請求項1記載の金属製触媒担体の巻取り機。
【請求項3】
押圧部の金属製触媒担体との当接面積を内周側に比較して外周側を広く確保したことを特徴とする請求項1または2記載の金属製触媒担体の巻取り機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−155034(P2009−155034A)
【公開日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−334796(P2007−334796)
【出願日】平成19年12月26日(2007.12.26)
【出願人】(000004765)カルソニックカンセイ株式会社 (3,404)
【Fターム(参考)】