説明

録画予約方法およびビデオレコーダ

【課題】 ビデオレコーダにおいて、録画の予約設定を容易にする。
【解決手段】 番組に関するメタデータのうちの番組宣伝の放送の開始時刻および放送時間にしたがって、その番組宣伝をハードディスクドライブ12に録画する。この録画した番組宣伝をユーザの操作にしたがって選択的に再生してディスプレイ31に表示する。この表示された番組宣伝に対して録画の予約の操作をしたとき、その表示された番組宣伝に対応する番組の録画の予約を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、録画予約方法およびビデオレコーダに関する。
【背景技術】
【0002】
テレビ番組をビデオレコーダに予約して録画する場合、その録画の予約をする方法として、
(A) その番組が放送されるチャンネルおよび時刻をビデオレコーダに直接設定する。
(B) Gコードを設定する。
(C) EPGから目的とする番組を選択・指定する。
(D) 上記(C)を拡張した機能で、例えば、タレント○○の出演する番組を録画したい場合であれば、ビデオレコーダに文字列○○を登録しておく。すると、EPGに文字列○○が含まれている番組がすべて自動的に予約録画される。
などの方法がある。
【0003】
なお、先行技術文献として例えば以下のものがある。
【特許文献1】特開2006−50662号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、(A)〜(C)の方法は、番組ごとに録画の予約を設定する必要があり、操作が面倒である。また、録画したい番組をあらかじめ知っておく必要もあり、知らないと、見たい番組の録画を見逃すことがある。
【0005】
その点、(D)の方法は、一度、文字列○○を登録しておけば、EPGにその文字列○○が含まれる番組がすべて録画されるので、操作が簡単であり、予約録画を忘れることもない。しかし、EPGはあまり詳細な情報までは含んでいないので、文字列○○が番組の内容などに該当していてもEPGに含まれていない場合には、録画されないことになる。
【0006】
さらに、(A)〜(D)の方法は、基本的に番組単位の録画となるので、その番組の全編を見るまで、その番組について評価できない。このため、視聴者(ビデオレコーダのユーザ)によっては、あまり見る価値のない番組でも全編を見ることになってしまう。
【0007】
この発明は、以上のような問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明においては、
ある番組のメタデータが、少なくとも、上記番組の放送日時と、上記番組の番組宣伝の放送の開始時刻および放送時間(あるいは終了時刻。以下同様)と、上記番組および上記番組宣伝の放送されるチャンネルとのデータを有する場合において、
上記メタデータのうちの上記番組宣伝の放送の開始時刻および放送時間にしたがって上記番組宣伝を録画し、
この録画した番組宣伝をユーザの操作にしたがって選択的に再生して表示するとともに、
この表示された番組宣伝に対して録画の予約の操作をしたとき、その表示された番組宣伝に対応する番組の録画の予約を行う
ようにするものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、番宣から対応する番組の録画の予約をすることができる。また、番宣の録画の操作が簡単である。さらに、録画したい番組をあらかじめ知っておく必要もなく、見たい番組の録画を見逃すこともない。
【0010】
また、番宣の内容から該当する番組を録画するか否かを判断することができ、ユーザにとってあまり見る価値のない番組の全編を見る必要がない。さらに、番宣が商品などの番宣の場合には、その番宣のサムネイルをその商品を販売するサイトにリンクさせておくことにより、その商品のシームレスな購入ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
〔1〕 用語の説明
ここでは、以後の説明で使用する用語の一部について説明する。
【0012】
〔1−1〕 番組宣伝(番宣)
例えば、連続ドラマでは番組の最後に次回の予告を放送することが多いが、この予告のように、テレビで放送される番組を15〜30秒程度に要約し、これをコマーシャルとして放送すること。
ただし、この発明においては、テレビで放送される番組の要約以外にも、現在上映中の映画や近日上映の映画のコマーシャルなどのように、特定の番組(コンテンツ)の要約の放送も含むものとする。なお、以下、番組宣伝を「番宣」と略称する。
【0013】
〔1−2〕 ECG(電子コンテンツ案内)
任意の番組について、その番組のメタデータを所定の条件にしたがって関連付けしたもの。そのメタデータとして、対応する番組の識別コード、名称(番組名)、放送日、放送開始時刻、放送時間(時間長)、ジャンル、出演者、その他の各種の関連情報、検索用のキーワード、アイコン表示用の静止画の画像データなどがあり、そのうち、該当する番組に必要なものがECGに含まれる。
【0014】
そして、ECGは、番組がコーナーを単位として構造化されているもので、そのコーナーの1つとして、番宣がある。
【0015】
図1は、ECGのうち、番宣とその時刻データとの関係について示すもので、ある番組の放送が時刻tSに開始され、時刻tEに終了する。そして、番組の放送中、時刻t1Sになると、第1番目の番宣#1の放送が開始され、時間t1Dが経過すると、終了する。また、時刻t2Sになると、第2番目の番宣#2の放送が開始され、時間t2Dが経過すると、終了する。以下、同様にして番宣#nまで番宣が放送される。そして、この時刻tS、tiS、tiD、tE(ただし、i=1〜n)のデータを、ECGが持っているものである。
【0016】
なお、放送開始時刻tSは絶対時刻(日時)であるが、他の時刻tiは、番組内における相対時刻(放送開始時刻tSを基準とする)とされている。また、番宣#1〜#nが放送されていない時間は、番組の本編や他のコマーシャルなどが放送されているが、これらにも番宣#1〜#nと同様、メタデータが付加されている。
【0017】
また、番宣のメタデータには、
[1] 番宣の名称
[2] 放送開始時刻tiS
[3] 放送時間(時間長)tiD
[4] キーワード
[5] 参照番組ID
[6] その他の情報(概要、URLなど)
などがある。
【0018】
ここで、[5]の「参照番組ID」は、番宣が宣伝の対象としている番組(対象番組)を特定するための識別コードである。したがって、ビデオレコーダにより対象番組の録画を予約するとき、この参照番組IDを用いることにより、その予約の設定ができる。あるいは、この参照番組IDをサービスサーバに送信したとき、そのサーバが対象番組を特定し、ビデオレコーダに録画予約を設定するようにもできる。
【0019】
さらに、この参照番組IDは、録画予約のように将来的に放送される番組を予約するときだけに使用するのではなく、録画を終えた番組や録画をしないうち放送時刻を過ぎた番組についても、対象番組を特定して出演者の情報、関連グッズの購入情報など、関連する情報を取得するために使用することもでき、あるいは再放送の予定などをユーザが知るために用いることもできる。
【0020】
〔2〕 この発明の概要
ここでは、この発明を適用したビデオレコーダの予約録画の設定方法およびそのときの表示例を説明する。なお、以下におけるビデオレコーダは、テレビ放送の受信用のチューナを内蔵することにより、テレビ放送を録画・再生でき、そのビデオ信号をディスプレイに出力する場合である。
【0021】
〔2−1〕 前処理(番宣の録画)
(1) 視聴者は、予約録画をする番組について、文字列○○をあらかじめビデオレコーダに登録しておく。この文字列○○は、その番組のECGのメタデータに含まれるものであれば、何でもよい。
【0022】
(2) すると、ビデオレコーダにおいては、各番組のそれぞれのECGに対して、文字列○○をキーワードとして検索が行われ、それらECGのうち、文字列○○を含む番宣が選択され、この選択された番宣を放送するチャンネルと、その番組の開始時刻tSと、その番宣の開始時刻tiSおよび放送時間tiDとが録画予約用のデータとして取り出される。
【0023】
(3) 上記(2)により取り出された録画予約の用データのうち、開始時刻tiSおよび放送時間tiDが示す時間に、(2)により取り出された録画予約用データの示すチャンネルの録画が実行される。
【0024】
したがって、この〔2−1〕によれば、あらかじめ文字列○○をビデオレコーダに登録しておくと、その文字列○○を含む番宣がECGのメタデータに基づいて選択され、ビデオレコーダに順次録画されていくことになる。
【0025】
〔2−2〕 番組の録画の設定
上述のように、〔2−1〕によれば、あらかじめ文字列○○をビデオレコーダに登録しておくと、その文字列○○を含む番宣がビデオレコーダに順次録画されていくが、このビデオレコーダに録画された番宣は、以下のような表示方法により番組の録画の設定に使用される。
【0026】
〔2−2−1〕 第1の表示方法による録画の設定
図2において、符号SCRNは、ビデオレコーダから出力されるビデオ信号を表示した表示画面の一例を示す。この表示画面SCRNには、アイコンA1〜A8が、水平方向に1行に表示されるとともに、所定の操作にしたがって、アイコンA1〜A8は水平方向にスクロールされるものである。
【0027】
この場合、アイコンA1〜A7は、信号源、すなわち、コンテンツを提供するソースの属性やカテゴリを示す属性アイコンであり、この例においては、左から第3番目の属性アイコンA3が、この発明によるビデオレコーダに対応するものである。また、アイコンA8は、ビデオレコーダの調整モードないし設定モードに遷移するためのものである。
【0028】
そして、図2の例においては、左から第3番目の属性アイコンA3の位置(点線の長方形HREFにより示す)が、水平方向における基準位置となるものであり、所定の操作をしたとき、属性アイコンA1〜A8が水平方向にスクロールされ、基準位置HREFに位置する属性アイコンが以後の操作あるいは処理の対象となるものである。
【0029】
そして、図2の状態では、基準位置HREFに属性アイコンA3が位置しているので、その基準位置HREFの下側に、この属性アイコンA3が対応するビデオレコーダを示す文字列「ビデオ」が表示されるとともに、ビデオレコーダから得られるコンテンツのフォルダ(あるいはそのフォルダにリンクしたアイコン)F1〜F3が垂直方向に1列に表示され、基準位置HREFの上側に、ビデオレコーダの操作用のアイコンM1、M2が垂直方向に1列に表示されている。
【0030】
この場合、フォルダF1は、この発明による方法で番宣のサムネイルを収納したフォルダであり、フォルダF2、F3は、別の方法、例えば従来の方法で番組や番宣を録画したり、分類したりした場合に、フォルダF1と同様の働きをするフォルダである。
【0031】
さらに、アイコンM1は、ビデオレコーダのモードを上述した〔2−1〕の録画時のモードに遷移させるためのものであり、アイコンM2は、予約録画の方法を、例えば上記(A)〜(D)の間で切り換えるモードに遷移させるためのアイコンである。
【0032】
そして、所定の操作をすると、例えば図3に示すように、基準位置HREFのすぐ下のフォルダ、すなわち、フォルダF1の周囲に長方形のカーソルCSRが表示され、このカーソルCSRに囲まれたフォルダF1が以後の操作あるいは処理の対象となる。このため、フォルダF1の右側には、フォルダF1が番組宣伝であることを示す文字列「番組宣伝」と、そのフォルダに収納されている番宣の数を示す数字「5」とが表示される。
【0033】
つまり、フォルダF1の位置が、垂直方向における基準位置となるものであり、所定の操作をすると、フォルダF2、F3が上方向にスクロールされ、図3のカーソルCSRの位置にフォルダF2が位置し、その下側に続くフォルダF3が表示される。また、逆の所定の操作をすると、アイコンM1、M2が下方向にスクロールされ、カーソルCSRの位置に、アイコンM1が位置し、アイコンA3の上側に続くアイコンM2が表示される。
【0034】
なお、フォルダF3に続いてフォルダがある場合、およびアイコンM2に続いてアイコンのある場合も同様に表示が変更される。なお、この垂直方向のスクロール時、属性アイコンA1〜A8が移動することはない。
【0035】
そして、図3の状態、すなわち、カーソルCSRの位置にフォルダF1が位置している状態で、決定の操作をすると、例えば図4に示すように、現在操作の対象となっている属性アイコンA3およびフォルダF1が、表示画面SCRNの左側に移動する。そして、フォルダF1の右側には、このフォルダF1に収納されている番宣のサムネイルT1、T2、T3、・・・が表示される。このとき、フォルダF1の右側に第1番目のサムネイルT1が表示され、他のサムネイルT2、T3が、サムネイルT1に続いて下方向に向かって順に表示される。
【0036】
さらに、第1番目のサムネイルT1の周囲には、枠状にカーソルCSRが表示される。そして、今の場合、フォルダF1には5つの番宣が収納されているのに対し、表示画面SCRNには、サムネイルT1〜T3までしか表示されないので、所定の操作をすると、サムネイルT2〜T5が上方向にスクロールされ、カーソルCSRの位置に、サムネイルT2〜T5が順次表示されていく。すなわち、所定の操作をすると、カーソルCSRの位置にサムネイルが垂直方向にスクロールされる。
【0037】
また、このとき、表示されているサムネイルT1〜T3(T4、T5)の右側には、そのサムネイルとして表示されている番宣が対応する番組の名称TTと、その放送日時TD、放送時間THを示す文字列がそれぞれ表示される。
【0038】
さらに、表示画面SCRNの右側のエリアARRの上側には、サムネイルT1〜T5そのものに対する処理を指示する複数のコマンドTCMDが表示され、下側にはサムネイルT1〜T5により示される番宣に対する処理を指示する複数のコマンドPCMDが表示される。この場合、サムネイルT1〜T5に対するコマンドTCMDとしては、サムネイルT1〜T5の編集や並べ替えなどがあり、番宣に対するコマンドPCMDとしては、番宣の再生、番宣が対応している番組の録画の予約、番宣の消去、番宣の誤消去防止のためのプロテクトなどがある。
【0039】
ただし、このエリアARRにおけるコマンドTCMD、PCMDは、ユーザ(視聴者)の操作により表示・非表示を切り換えができるようにもされている。
【0040】
そして、所定の操作を行うと、これらコマンドTCMD、PCMDを選択するためのカーソルCMDCSRが、順にそれぞれのコマンドの間を移動する。この結果、例えば図4に示すように、カーソルCSRの位置にサムネイルT1が表示されている場合に、カーソルCMDCSRによりコマンドPCMDのうちの「再生」の選択・実行を指示すると、サムネイルT1に対応する番宣、図4の場合には、「富士山」の番宣が再生され、その動画映像が表示画面SCRNに表示される。
【0041】
あるいは、カーソルCSRの位置にサムネイルT1が表示されている場合に、カーソルCMDCSRによりコマンドPCMDのうちの「この番組を予約」の選択・実行を指示すると、サムネイルT1の番宣が示す番組、図4の場合には、「富士山」の番組の録画がビデオレコーダに予約される。
【0042】
したがって、〔2−2−1〕によれば、文字列○○を含む番宣を再生したり、その番宣に対応する番組の録画の予約をすることができる。
【0043】
※〔2−1〕、〔2−2−1〕のまとめ
〔2−1〕、〔2−2−1〕によれば、あらかじめ文字列○○をビデオレコーダに登録しておくと、その文字列○○を含む番宣がビデオレコーダに順次録画され、この番宣を再生したり、その番宣から対応する番組の録画の予約をすることができる。
【0044】
そして、この場合、文字列○○の登録は、すべての番宣および番組に共通であるとともに、一度行っておくだけでよく、したがって、番組ごとに録画の予約を設定する必要がなく、操作が簡単である。また、録画したい番組をあらかじめ知っておく必要もなく、見たい番組の録画を見逃すこともない。
【0045】
さらに、ECGは対応する番組についての詳細な情報を含んでいるので、目的とする番組の番宣を確実に録画することができる。したがって、その番宣の内容から該当する番組を録画するか否かを判断することができ、ユーザにとってあまり見る価値のない番組の全編を見る必要がない。そして、番組を録画する場合には、ワンタッチで予約することができる。
【0046】
また、番宣が例えば映画や商品の番宣の場合には、その番宣の表示画面SCRNにその映画のチケットや商品を販売するサイトを表示およびリンクさせておくことにより、その番宣のサムネイルを選択・指示したとき、そのサイトに接続して映画のチケットや商品の購入(あるいは予約)ができ、このとき、シームレスな購入ができる。あるいはURLをその番組を紹介するサイトにリンクさせておくこともできる。
【0047】
〔2−2−2〕 第2の表示方法による録画の設定
図5は、第2の表示方法による表示例を示す。ただし、図5は、図2の状態からカーソルCSRの位置にフォルダF1を表示させた場合である。そして、この例においては、カーソルCSRの位置にフォルダF1を表示させると、このフォルダF1に収納されている番宣を直接表示することを示す文字列「番組宣伝View」と、その収納されている番宣の数を示す数字「11」とが表示される。
【0048】
そして、この図5の表示状態で、決定の操作をすると、表示画面SCRNは例えば図6に示すような表示状態に切り換えられる。すなわち、表示画面SCRNの右側のエリアARRの最上部には、キーワードKYWDが表示され、このキーワードKYWDの下側に、フォルダF1に収納されている番宣のうち、キーワードKYWDにしたがって選択された番宣の番組の番組名PTTLがリスト形式で表示される。なお、キーワードKYWDの左右には、そのキーワードKYWDを切り換えるためのボタンKYBNが表示される。
【0049】
また、番組名PTTLのうちの1つ、図6においては、番組名「富士山」にカーソルTTLCSRが表示されるとともに、このカーソルTTLCSRが表示されている番組の番宣が再生され、表示画面SCRNの左側および中央のエリアARLのうち、上下の中央のエリアARLMに、その番宣の動画映像が表示される。さらに、エリアARLの上側のエリアARLUには、その番宣に対応する番組の名称、今の場合、「富士山」が表示され、エリアARLの下側のエリアARLLには、この番組に関連する各種の情報が表示される。
【0050】
さらに、例えば中央のエリアARLMの右下側には、予約ボタンRSVBが表示され、この予約ボタンRSVBを操作すると、この番宣の番組の録画が予約される。
【0051】
そして、カーソルTTLCSRが表示されている番組名PTTLの番組の番宣が再生されてエリアARLMに表示されるので、所定の操作により番組名PTTLに対してカーソルTTLCSRを順に移動させていくと、一般のテレビ受像機においてチャンネルを切り換えていくときのように、番宣を切り換えて表示していくことができ、番宣を容易に選択することができる。
【0052】
また、上述のように番宣のメタデータにURLを含む場合には、そのURLをエリアARLLに表示するとともに、そのURLを、映画の前売りチケットの購入先、映画館の予約、主題歌・挿入歌の購入方法などを案内するサイトにリンクさせておくことにより、そのサイトに接続して映画のチケットや商品の購入(あるいは予約)ができる。
【0053】
〔2−3〕 他の分類方法
上述の〔2−2−1〕、〔2−2−2〕においては、図3あるいは図5に示すように、すべての番宣を1つのフォルダF1にまとめて収集(ないし収納)し、このフォルダF1に収集しておいた番宣の中から図4の状態を通じて、あるいは図6に示すように、目的とする番宣を表示する場合であるが、番宣を所定の条件で分類し、その分類結果をそれぞれのフォルダに収集することもできる。
【0054】
図7は、そのような分類・収納方法の場合の表示例を示す。ただし、図7は、図2の状態からフォルダF1を選択した場合である。そして、フォルダF1を選択すると、このフォルダF1に含まれるサブフォルダF11〜F14が表示される。このサブフォルダF11〜F14は、この例においては、テレビ局(放送チャンネル)ごとに用意されているものであり、このサブフォルダF11〜F14の右側には、それぞれのサブフォルダが対応するテレビ局の名称(例えば、○○テレビ)と、そのサブフォルダに収納されて番宣の数とが表示される。
【0055】
なお、サブフォルダF14に続くサブフォルダF15(およびそれ以降)がある場合には、所定の操作をすると、サブフォルダF12以降が1つずつ上方向にスクロールされる。つまり、図3におけるフォルダF1〜F3と同様にスクロールされる。
【0056】
そして、図7の表示状態では、カーソルCSRの位置にサブフォルダF11が表示されているので、この状態で所定の操作をすると、サブフォルダF11に収納されている番宣、すなわち、今の場合、「○○テレビ」の番宣のサムネイルが、図4と同様に、あるいは図6と同様に表示され、〔2−2−1〕あるいは〔2−2−2〕において説明したように、番宣の再生が可能とされるとともに、その番宣に対応する番組の録画の予約などが可能とされる。
【0057】
こうして、この例においては、番宣をより細かく分類して収集することができ、サブフォルダを、例えばテーマ別やジャンル別などとすることもでき、番宣をより便利に収集することができる。
【0058】
〔3〕 ビデオレコーダの構成例
図8は、この発明をハードディスクレコーダに適用した場合の一例を示し、このビデオレコーダは、チューナ回路11およびハードディスクドライブ12を有する。この例においては、チューナ回路11は、地上アナログテレビ放送、地上デジタルテレビ放送、BSテレビ放送およびCSテレビ放送を受信できるものである。このチューナ回路11の受信バンドの切り換えおよび各受信バンドにおけるチャンネルの切り換えは、後述するシステム制御回路20により実行され、受信した放送波信号からデジタル映像信号およびデジタル音声信号が取り出されてシステム制御回路20に供給される。
【0059】
また、ハードディスクドライブ12は、番宣や番組を保存ないし記憶するための記憶装置であるとともに、OSおよび各種のアプリケーションプログラムを保存している。このアプリケーションプログラムの一部として、上述の〔2〕の表示処理、録画および再生処理を実行するためのルーチンが含まれるが、図9あるいは図10にその処理を実現するルーチン100の一例を示す。なお、図9および図10においては、ルーチン100は、この発明に関係する部分だけを抜粋して示している。
【0060】
そして、このハードディスクドライブ12もシステム制御回路20により制御されるものであり、録画時、チューナ回路11から出力された映像信号および音声信号が、ハードディスクドライブ12に供給されて書き込まれ、再生時、ハードディスクドライブ12から映像信号および音声信号が読み出され、システム制御回路20に供給される。
【0061】
さらに、システム制御回路20に供給された映像信号は、映像処理回路13に供給されてD/A変換などの処理が行われてからコネクタ14を通じてディスプレイ31に供給され、その表示画面SCRNに画像として表示される。また、システム制御回路20に供給された音声信号は、音声処理回路15に供給されてD/A変換などの処理が行われてからコネクタ16を通じてスピーカ32に供給され、音響として出力される。
【0062】
また、システム制御回路20は、マイクロコンピュータにより構成されているもので、これは、各種のプログラムを実行するCPU21と、イニシャルプログラムローダが保存されている不揮発性メモリ22と、ワークエリア用のRAM23とを有する。さらに、システム制御回路20は、時刻を計時する時計回路24と、コーデック25と、通信回路26とを有する。
【0063】
この場合、コーデック25は、チューナ回路11から出力されるデジタル信号(映像信号および音声信号)がハードディスクドライブ12に書き込まれるとき、そのデジタル信号をエンコード処理するとともに、ハードディスクドライブ12から読み出されたデジタル信号が処理回路13、15に供給されるとき、そのデジタル信号をもとの信号にデコード処理するものである。
【0064】
また、通信回路26はコネクタ27を通じてインターネット40に接続され、インターネット40には、ECGデータを提供するサーバ50が接続されている。このサーバ50が提供するECGデータは、それぞれの放送局が直接提供することもできるが、一般的には、専門のECG制作会社が放送局から委託を受け、番組のシナリオから制作して提供するものである。
【0065】
さらに、例えば赤外線式のリモコン(遠隔操作)の送信機33が用意され、この送信機33から出力される赤外線信号が受信回路34により受信されてシステム制御回路20に供給される。また、システム制御回路20には、このビデオレコーダに対する一部の操作をリモコンによらずに直接の操作により実行するための各種の操作キー35も接続される。なお、リモコンの送信機33は、〔2〕において説明した各種の操作を実現するための各種の操作キーやダイヤルを有するものである。
【0066】
このような構成において、送信機33を操作すると、その操作内容が送信機33からの赤外線によりシステム制御回路20に通知される。そして、その操作が例えばレコーダの主電源をオンにする操作の場合には、CPU21により不揮発性メモリ23のイニシャルプログラムローダが実行され、ハードディスクドライブ12からOSが読み出されてRAM23に転送され、次にこの転送されたOSによりハードディスクドライブ12からルーチン100などのアプリケーションプログラムが読み出されてRAM23に転送され、そのアプリケーションプログラムが実行される。
【0067】
この結果、送信機33の操作にしたがって、チューナ回路11における受信バンドおよびチャンネルの切り換え、受信した番組の録画や再生、〔2〕の表示処理などが実現される。なお、サーバ50からECGデータを受信したときには、そのECGデータはハードディスクドライブ12に保存される。また、ユーザの設定した情報やその処理結果もハードディスクドライブ12に保存され、必要なときに読み出されて使用される。
【0068】
〔4〕 処理ルーチンの例
上述の〔2−2〕の表示処理、録画および再生処理は、ルーチン100により以下のように行われる。
【0069】
〔4−1〕 第1の表示方法の場合(〔2−2−1〕の場合)
電源がオンとされてルーチン100がハードディスクドライブ12からRAM23に転送されると、CPU21の処理はルーチン100のステップ101からスタートし、次にステップ102において、ディスプレイ31の表示画面SCRNは例えば図2に示す内容とされ、その後、ステップ103において、入力待ちとなる。
【0070】
そこで、番宣を録画するモードを選択すると、処理はステップ103からステップ104に進み、ステップ103により選択されたモードが判別され、今の場合、番宣の録画なので、処理はステップ104からステップ111に進む。そして、ステップ111においては、録画する番宣に対するキーワードの入力待ちとなる。ただし、キーワードがすでに入力されていて新しく入力する必要のないときには、何も入力しないで、決定の操作をすることにより処理はステップ111からステップ112に進む。
【0071】
そして、このステップ112において、通信回路26によりインターネット40を通じてECGサーバ50からECGデータが取得され、次にステップ113において、ステップ112により取得されたECGデータのうち、ステップ111により入力されたキーワード(および過去に入力されたキーワード)を含む番宣が選択されるとともに、その番宣のECGデータ(受信バンド、受信チャンネル、番組の開始時刻tS、番宣の開始時刻tiSおよび放送時間TiDのデータを含む)が取り出され、このデータがハードディスクドライブ12にいったん保存される。
【0072】
続いて、ステップ114において、ステップ113により保存された番組の開始時刻tSおよび番宣の開始時刻tiSと、時計回路24が示す現在の時刻とが比較され、両者が一致したとき、すなわち、番宣の開始時刻(ts+tiS)になると、処理はステップ115に進み、その番宣のハードディスクドライブ12への録画が開始され、放送時間TiDを経過すると、その録画が終了とされる。したがって、ステップ115において、ステップ113により選択された番宣がハードディスクドライブ12に録画されたことになる。
【0073】
そして、この録画を終了すると、処理はステップ116に進み、他に録画すべき番宣があるか否かが判別され、あるときには、処理はステップ116からステップ114に戻る。したがって、ステップ115において、ステップ113により選択されたすべての番宣がハードディスクドライブ12に順に録画されていくことになる。
【0074】
また、ステップ116において、他に録画すべき番宣がないときには、処理はステップ116からステップ102に戻り、表示画面SCRNが更新されてからユーザの次の入力待ちとなる。
【0075】
こうして、ステップ111〜116によれば、(1)〜(3)で述べたように、あらかじめ設定しておいたキーワードを含む番宣がハードディスクドライブ12に録画される。
【0076】
一方、ステップ103において入力待ちのとき、番宣の表示の操作を行うと、処理はステップ103からステップ104を通じてステップ121に進み、このステップ121において、ユーザの操作にしたがって例えば図3の表示状態から図4の表示状態へと進む。なお、このとき、送信機33の操作にしたがって、〔2−2−1〕において説明したように、操作の入力を受け付ける状態となるともに、その操作に対応して表示の状態が切り換えられる。
【0077】
そこで、番宣の再生のための操作を行うと、処理はステップ121からステップ122に進み、番宣の再生であることが判別され、処理はステップ122からステップ131に進む。そして、このステップ131において、ステップ121からステップ122に進むときに選択されていた番宣がハードディスクドライブ12から読み出され、ディスプレイ31の表示画面SCRNに表示される。すなわち、〔2−2−1〕による番宣の再生が行われたことになる。そして、この番宣の再生を終了すると、処理はステップ131からステップ121に戻り、再び図4の表示状態となる。
【0078】
また、ステップ121において、番組の録画の予約の操作を行うと、処理はステップ121からステップ122に進み、番組の録画の予約であることが判別され、処理はステップ122からステップ141に進む。そして、このステップ141において、ステップ112により取得したECGデータから受信バンド、受信チャンネル、番組の放送開始時刻および放送時間のデータが取り出され、これがハードディスクドライブ12に保存されて録画予約が設定され、その後、処理はステップ121に戻る。したがって、今の場合、〔2−2−1〕における番組の録画の予約が行われたことになる。
【0079】
〔4−2〕 第2の表示方法の場合(〔2−2−2〕の場合)
この場合には、例えば図10に示すルーチン100が実行される。このルーチン100は、図9のルーチン100のステップ101からステップ121までは同じであり、ユーザの操作にしたがって例えば図5の表示状態から図6の表示状態へと進み、さらに、ステップ131において、カーソルTTLCSRが位置している番組名PTTLの番宣がハードディスクドライブ12から読み出されて表示画面SCRNに表示される。
【0080】
なお、このとき、送信機33の操作にしたがって、〔2−2−2〕において説明したように、操作の入力を受け付ける状態となるとともに、その操作に対応して表示される番宣が切り換えられる。
【0081】
そして、任意の番宣が表示されている場合に、予約ボタンRSVBを操作すると、処理はステップ131からステップ141に進み、その番宣の番組の録画が予約され、その後、処理はステップ131に戻る。
【0082】
また、任意の番宣が表示されている場合に、例えば表示画面SCRNのエリアARLLにURLが表示されているとき、これを選択すると、処理はステップ131からステップ151に進み、このステップ151において、この番宣のECGデータからリンク先のURLが取得され、次にステップ152において、通信回路26を通じて、さらに、インターネット40を通じて、そのリンク先にジャンプないし接続し、そのサイトが利用できる状態となる。したがって、今の場合、〔2−2−2〕における番組の予約録画が行われ、あるいはリンク先のサイトを利用できることになる。
【0083】
〔5〕 まとめ
上述のビデオレコーダによれば、あらかじめ文字列○○を登録しておくと、その文字列○○を含む番宣がビデオレコーダに順次録画され、この番宣を再生したり、その番宣から対応する番組の録画の予約をすることができる。
【0084】
そして、この場合、文字列○○の登録は、すべての番宣および番組に共通であるとともに、一度行っておくだけでよく、したがって、番組ごとに録画の予約を設定する必要がなく、操作が簡単である。また、録画したい番組をあらかじめ知っておく必要もなく、見たい番組の録画を見逃すこともない。
【0085】
さらに、ECGは対応する番組についての詳細な情報を含んでいるので、目的とする番組の番宣を確実に録画することができる。したがって、その番宣の内容から該当する番組を録画するか否かを判断することができ、ユーザにとってあまり見る価値のない番組の全編を見る必要がない。そして、番組を録画する場合には、ワンタッチで予約することができる。
【0086】
また、番宣が例えば映画や商品の番宣の場合には、その番宣の表示画面にその映画のチケットや商品を販売するサイトを表示およびリンクさせておくことにより、その番宣のサムネイルを選択・指示したとき、そのサイトに接続して映画のチケットや商品の購入(あるいは予約)ができ、このとき、シームレスな購入ができる。あるいはURLをその番組を紹介するサイトにリンクさせておくこともできる。
【0087】
〔6〕 その他
上述においては、〔2−2−2〕の場合に、リンク先を表示してそのリンク先にジャンプできるとしたが、〔2−2−1〕の場合にも、番宣の表示されているときに、同様にリンク先を表示してそのリンク先にジャンプすることもできる。
【0088】
また、〔2−2−1〕、〔2−2−2〕、〔2−3〕の表示方法は、ユーザが選択できるようにすることもできる。さらに、上述において、ビデオレコーダに登録しておく文字列○○は単数であっても、複数であってもよく、複数の場合には、番宣の検索時、アンド条件やオア条件などの条件を付けることもできる。
【0089】
さらに、上述においては、カーソルCSRがアイコンやフォルダの周囲を囲む長方形であるとしたが、カーソルCSRは、対象となるアイコンやフォルダを識別できるようにする表示であればよく、例えば、矢印の表示、反転表示、フォルダの背景色の変更などとすることもできる。これは、他のカーソルについても同様である。
【0090】
また、上述においては、ECGデータをサーバ50からインターネット40経由で得るとしたが、チューナ回路11が受信する放送に、データの一部として含ませておくこともできる。さらに、リモコンの送信機33に代えて(あるいは加えて)マウスなどのポインティングデバイスを使用することもできる。
【0091】
〔略語の一覧〕
CPU:Central Processing Unit
D/A:Digital to Analog
ECG:Electronic Content Guide
EPG:Electronic Program Guide
ID :IDentification
OS :Operating System
RAM:Random Access Memory
URL:Uniform Resource Locator
【図面の簡単な説明】
【0092】
【図1】この発明を説明するための図である。
【図2】この発明における表示画面の一形態を示す図である。
【図3】この発明における表示画面の一形態を示す図である。
【図4】この発明における表示画面の一形態を示す図である。
【図5】この発明における表示画面の他の形態を示す図である。
【図6】この発明における表示画面の他の形態を示す図である。
【図7】この発明における表示画面の他の形態を示す図である。
【図8】この発明の一形態を示す系統図である。
【図9】この発明の一形態を示すフローチャートである。
【図10】この発明の他の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0093】
11…チューナ回路、12…ハードディスクドライブ、13…映像処理回路、15…音声処理回路、20…システム制御回路(マイクロコンピュータ)、21…CPU、22…不揮発性メモリ、23…RAM、24…時計回路、25…コーデック、26…通信回路、31…ディスプレイ、32…スピーカ、33…リモコンの送信機、34…リモコン受信回路、35…操作キー、40…インターネット、50…ECGサーバ、A1〜A8…属性アイコン、F1〜F3…フォルダ、SCRN…表示画面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ある番組のメタデータが、少なくとも、上記番組の放送日時と、上記番組の番組宣伝の放送の開始時刻および放送時間(あるいは終了時刻。以下同様)と、上記番組および上記番組宣伝の放送されるチャンネルとのデータを有する場合において、
上記メタデータのうちの上記番組宣伝の放送の開始時刻および放送時間にしたがって上記番組宣伝を録画し、
この録画した番組宣伝をユーザの操作にしたがって選択的に再生して表示するとともに、
この表示された番組宣伝に対して録画の予約の操作をしたとき、その表示された番組宣伝に対応する番組の録画の予約を行う
ようにした録画予約方法。
【請求項2】
請求項1に記載の録画予約方法において、
上記メタデータが上記番組に関連するサイトの情報をさらに有する場合に、
上記表示された番組宣伝に対して接続の操作をしたとき、上記番組に関連するサイトの情報にしたがって、上記表示された番組宣伝に対応するサイトに接続する
ようにした録画予約方法。
【請求項3】
請求項1あるいは請求項2に記載の録画予約方法において、
上記メタデータは上記番組に関連するメタ情報をさらに有し、
上記メタデータのうちの上記番組宣伝の放送の開始時刻および放送時間にしたがって上記番組宣伝を録画するとき、
ユーザの設定したキーワードが上記メタ情報に含まれる番組宣伝だけを録画する
ようにした録画予約方法。
【請求項4】
ある番組のメタデータが、少なくとも、上記番組の放送日時と、上記番組の番組宣伝の放送の開始時刻および放送時間と、上記番組および上記番組宣伝の放送されるチャンネルとのデータを有する場合において、
上記メタデータを取得する取得手段と、
この取得手段により取得した上記メタデータのうちの上記番組宣伝の放送の開始時刻および放送時間にしたがって上記番組宣伝を保存ないし記憶するための記憶装置と、
この録画した番組宣伝をユーザの操作にしたがって選択する選択手段と、
この選択手段により選択された番組宣伝を再生して出力する出力手段と、
この出力手段から出力された番組宣伝の表示画面に対して、録画の予約の操作をしたとき、その表示された番組宣伝に対応する番組の録画の予約を行う予約手段と
を有し、
この予約手段により上記表示された番組宣伝に対応する番組を、上記記憶装置に予約録画する
ようにしたビデオレコーダ。
【請求項5】
請求項4に記載のビデオレコーダにおいて、
上記メタデータが上記番組に関連するサイトの情報をさらに有する場合に、
上記表示された番組宣伝に対して接続の操作をしたとき、上記番組に関連するサイトの情報にしたがって、上記表示された番組宣伝に対応するサイトに接続する手段
を有するビデオレコーダ。
【請求項6】
請求項4あるいは請求項5に記載のビデオレコーダにおいて、
上記メタデータが上記番組に関連するメタ情報を有するとき、
視聴者の設定したキーワードにより上記メタ情報に含まれる番組宣伝を検索して選択する選択手段
を有し、
この選択手段によって選択された番組宣伝の放送の開始時刻および放送時間にしたがって上記番組宣伝を録画する
ようにしたビデオレコーダ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−60484(P2009−60484A)
【公開日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−227368(P2007−227368)
【出願日】平成19年9月3日(2007.9.3)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】