説明

録画装置

【課題】長時間録画がされたとしてもユーザが短時間で所望の番組を鑑賞することができる録画装置を提供する。
【解決手段】制御部6は、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報をEPG情報に基づきメモリ9に記憶させ、ハードディスクドライブ5は、チューナ3からの映像音声情報をハードディスクに記録することを開始し、現在時刻がメモリ9に記憶された開始時刻情報が表す時刻になると、ハードディスクドライブ5は映像音声情報の記録を中止し、制御情報をハードディスクに記録された映像音声情報に付加してタイトルファイルを作成し、以降同様の動作が繰り返される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、録画装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から放送番組をハードディスクに記録させるハードディスクレコーダが普及している。このようなハードディスクレコーダにおいては、昨今のハードディスクの大容量化に伴い、長時間の録画が可能となってきている。
【0003】
なお、本発明に関するものとして、例えば特許文献1には、放送番組本編部分とCM部分との境界を音声形式の相違に基づき検出し、検出された境界においてコンテンツをチャプターに区分するようなコンテンツ処理装置が開示されている。
【特許文献1】特開2005−64914号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようにハードディスクレコーダは長時間の録画が可能となっているが、長時間録画を行うと大量の放送番組が一つのタイトルとして録画されて、録画後、ユーザが所望の放送番組を鑑賞しようとしても早送りによって目的の放送番組を探し出す必要があり、所望の放送番組を鑑賞するのに時間がかかってしまうという問題がある。
【0005】
上記問題点を鑑み、本発明は、長時間録画がされたとしてもユーザが短時間で所望の番組を鑑賞することができる録画装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明の録画装置は、EPG情報を取得するEPG取得手段と、放送信号から選局チャンネルの放送信号を抽出し映像音声情報を出力する選局手段と、該映像音声情報を記録媒体に記録させる記録手段と、制御手段と、記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、前記EPG情報と前記選局手段が現在選局しているチャンネルと現在時刻とに基づき、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報を前記記憶手段に記憶させ、前記記録手段は、前記映像音声情報を前記記録媒体に記録させることを開始し、その後、現在時刻が前記記憶手段に記憶された前記開始時刻情報が表す時刻となると、前記記録手段は、前記記録媒体に記録された映像音声情報に制御情報を付加してタイトルファイルを作成し、
以降、前記制御手段は、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報を前記記憶手段に記憶させ、その後、現在時刻が前記記憶手段に記憶された前記開始時刻情報が表す時刻となると、前記記録手段は、前記記録媒体に記録された映像音声情報に制御情報を付加してタイトルファイルを作成するような動作を繰り返すことを特徴としている。
【0007】
このような構成によれば、長時間録画がされたとしても、ユーザは、放送番組毎に作成されたタイトルファイルを選択して短時間で所望の放送番組を鑑賞することができる。
【0008】
また、上記目的を達成するために本発明の録画装置は、EPG情報を取得するEPG取得手段と、放送信号から選局チャンネルの放送信号を抽出し映像音声情報を出力する選局手段と、該映像音声情報を記録媒体に記録させる記録手段と、制御手段と、記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、前記EPG情報と前記選局手段が現在選局しているチャンネルと現在時刻とに基づき、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報を前記記憶手段に記憶させ、前記記録手段は、前記映像音声情報を前記記録媒体に記録させることを開始し、
その後、現在時刻が前記記憶手段に記憶された前記開始時刻情報が表す時刻となると、前記制御手段は、前記映像音声情報の記録開始から現在までの経過時間を表す経過時間情報を前記記憶手段に記憶させ、
以降、前記制御手段は、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報を前記記憶手段に記憶させ、その後、現在時刻が前記記憶手段に記憶された前記開始時刻情報が表す時刻となると、前記映像音声情報の記録開始から現在までの経過時間を表す経過時間情報を前記記憶手段に記憶させることを繰り返し、
その後、前記記録手段は、前記映像音声情報の記録を停止し、前記記録媒体に記録された映像音声情報に、前記記憶手段に記憶された経過時間情報を含む制御情報を付加してタイトルファイルを作成する、
ことを特徴としている。
【0009】
このような構成によれば、長時間録画がされたとしても、ユーザは、経過時間情報に基づき放送番組の頭出しを次々に行え、所望の放送番組を短時間で探し出して鑑賞することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の録画装置によれば、長時間録画がされたとしてもユーザは短時間で所望の番組を鑑賞することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態の一例について図面を参照し説明する。図1は、本発明に係るハードディスクレコーダ1のブロック図である。
【0012】
アンテナ2は、放送電波を受信し高周波信号に変換しチューナ3に送出する。チューナ3は、アンテナ2から入力される高周波信号から制御部6により指示されるチャンネルの高周波信号を抽出し映像情報および音声情報を出力する。また、チューナ3は、アンテナ2から入力される高周波信号からEPG(電子番組表)情報を抽出し出力する。
【0013】
MPEGコーデック4は、チューナ3からの映像情報および音声情報を圧縮したり、ハードディスクドライブ5がハードディスクから読み出した圧縮された映像情報および音声情報を伸長したりする。ハードディスクドライブ5は、MPEGコーデック4が圧縮した映像情報および音声情報を内蔵するハードディスクに記録させたり、ハードディスクから圧縮された映像情報および音声情報を読み出したりする。また、ハードディスクドライブ5は、チューナ3が取得したEPG情報をハードディスクに記録したりハードディスクから読み出したりもする。
【0014】
OSD(On Screen Display)部10は、制御部6からの指示に基づき図形信号や文字信号を生成し、チューナ3やMPEGコーデック4から入力される映像情報と合成してビデオ信号を生成し、不図示のテレビ等の表示装置に送出する。内部時計7は、時刻を計測する。リモコン受信部8は、不図示のリモコンから赤外線信号を受信しコード信号を制御部6に送出する。
【0015】
このような構成の本発明に係るハードディスクレコーダ1の録画時の動作例について以下、図2に示すフローチャートに沿って説明する。ここで、ハードディスクにはEPG情報が予め記録されているものとする。
【0016】
まず、ステップS20で、不図示のリモコンが有する録画ボタンが押し下げられると、リモコン受信部8はリモコンから赤外線信号を受信しコード信号を制御部6に送出し、制御部6は録画ボタンが押し下げられたことを検出する。
【0017】
すると、ステップS21で、制御部6は、ハードディスクに記録されたEPG情報に基づき、EPG情報が有するチャンネル情報のうち現在チューナ3が選局しているチャンネルを表すチャンネル情報に対応するEPG情報が有する放送開始時刻情報および放送終了時刻情報の組のうち、内部時計7で得られる現在時刻情報が表す時刻が放送開始時刻情報が表す時刻から放送終了時刻情報が表す時刻の間に含まれるような放送開始時刻情報および放送終了時刻情報の組を検索する。そして、制御部6は、検索された組の放送開始時刻情報が表す時刻よりも時間的に後であり直近の時刻を表す放送開始時刻情報を、EPG情報が有するチャンネル情報のうち現在チューナ3が選局しているチャンネルを表すチャンネル情報に対応するEPG情報が有する放送開始時刻情報の中から検索する。そして、制御部6は、検索された放送開始時刻情報をメモリ9に記憶させる。つまり、制御部6は、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報をメモリ9に記憶させる。
【0018】
また、このとき、制御部6は、上記で検索された放送開始時刻情報および放送終了時刻情報の組に対応するEPG情報が有する放送番組名情報もメモリ9に記憶させる。
【0019】
そして、ステップS22で、制御部6は、MPEGコーデック4が圧縮したチューナ3からの映像音声情報をハードディスクに記録するようハードディスクドライブ5に指示し、ハードディスクドライブ5はハードディスクに映像音声情報を記録開始する。
【0020】
その後、ステップS23で、内部時計7で得られる現在時刻と上記ステップS21でメモリ9に記憶された放送開始時刻情報が表す時刻とが一致すると、制御部6は、ハードディスクドライブ5に映像音声情報の記録中止を指示し、ハードディスクへの映像音声情報の記録が中止される。そして、制御部6は、タイトル名情報や映像音声情報の記録位置情報等からなる制御情報をハードディスクに記録するようハードディスクドライブ5に指示し、ハードディスクドライブ5は、ハードディスクに記録された映像音声情報に制御情報を付加してタイトルファイルをハードディスク上に作成する。ここで、上記タイトル名情報は、上記ステップS21でメモリ9に記憶された放送番組名情報に基づく。
【0021】
以降、ステップS21〜S23の動作が繰り返され、ある時点でリモコンが有する停止ボタンが押し下げられると、制御部6は、ハードディスクドライブ5に映像音声情報の記録中止を指示し、ハードディスクへの映像音声情報の記録が中止される。そして、制御部6は、制御情報をハードディスクに記録するようハードディスクドライブ5に指示し、ハードディスクドライブ5は、ハードディスクに記録された映像音声情報に制御情報を付加してタイトルファイルをハードディスク上に作成する。以上で録画完了となる。
【0022】
その後、リモコンが有するタイトル一覧ボタンが押し下げられると、制御部6は、ハードディスクドライブ5がハードディスクから読み出したタイトル名情報に基づきOSD部10に文字信号を生成するよう指示し、OSD部10は文字信号を生成し文字信号に基づくビデオ信号を不図示の表示装置に送出する。そして、表示装置には、タイトル名が一覧表示される。ここでのタイトル名は放送番組名となっている。ここで、リモコン操作によりあるタイトル名が選択されると、制御部6は、選択されたタイトル名に対応する映像音声情報をハードディスクから読み出すようハードディスクドライブ5に指示し、ハードディスクドライブ5はハードディスクから圧縮された映像音声情報を読み出しMPEGコーデック4に送出する。そして、MPEGコーデック4は、圧縮された映像情報を伸長しOSD部10に送出し、OSD部10は、伸長された映像情報に基づくビデオ信号を表示装置に送出する。すると、表示装置には、映像が再生表示される。
【0023】
これにより、長時間録画がされたとしても、放送番組毎にタイトルファイルが作成され、ユーザは放送番組名であるタイトル名を選択して短時間で所望の放送番組を鑑賞することができる。
【0024】
次に、本発明に係るハードディスクレコーダ1の録画時の他の動作例について以下、図3に示すフローチャートに沿って説明する。ここで、ハードディスクにはEPG情報が予め記録されているものとする。
【0025】
まず、ステップS30で、不図示のリモコンが有する録画ボタンが押し下げられると、リモコン受信部8はリモコンから赤外線信号を受信しコード信号を制御部6に送出し、制御部6は録画ボタンが押し下げられたことを検出する。
【0026】
すると、ステップS31で、制御部6は、ハードディスクに記録されたEPG情報に基づき、EPG情報が有するチャンネル情報のうち現在チューナ3が選局しているチャンネルを表すチャンネル情報に対応するEPG情報が有する放送開始時刻情報および放送終了時刻情報の組のうち、内部時計7で得られる現在時刻情報が表す時刻が放送開始時刻情報が表す時刻から放送終了時刻情報が表す時刻の間に含まれるような放送開始時刻情報および放送終了時刻情報の組を検索する。そして、制御部6は、検索された組の放送開始時刻情報が表す時刻よりも時間的に後であり直近の時刻を表す放送開始時刻情報を、EPG情報が有するチャンネル情報のうち現在チューナ3が選局しているチャンネルを表すチャンネル情報に対応するEPG情報が有する放送開始時刻情報の中から検索する。そして、制御部6は、検索された放送開始時刻情報をメモリ9に記憶させる。つまり、制御部6は、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報をメモリ9に記憶させる。
【0027】
そして、ステップS32で、制御部6は、MPEGコーデック4が圧縮したチューナ3からの映像音声情報をハードディスクに記録するようハードディスクドライブ5に指示し、ハードディスクドライブ5はハードディスクに映像音声情報を記録開始する。
【0028】
その後、ステップS33で、内部時計7で得られる現在時刻と上記ステップS31でメモリ9に記憶された放送開始時刻情報が表す時刻とが一致すると、制御部6は、映像音声情報の記録開始から現在までの経過時間を表す経過時間情報をメモリ9に記憶させる。
【0029】
そして、ステップS34で、上記ステップS31と同様に制御部6は、現在選局され放送されている放送番組の次の放送番組の開始時刻情報をメモリ9に記憶させる。
【0030】
その後、再びステップS33で、内部時計7で得られる現在時刻と上記ステップS34でメモリ9に記憶された放送開始時刻情報が表す時刻とが一致すると、制御部6は、映像音声情報の記録開始から現在までの経過時間を表す経過時間情報をメモリ9に記憶させる。
【0031】
以降、ステップS34、S33の動作が繰り返され、ある時点でリモコンが有する停止ボタンが押し下げられると、制御部6は、ハードディスクドライブ5に映像音声情報の記録中止を指示し、ハードディスクへの映像音声情報の記録が中止される。そして、制御部6は、タイトル名情報、映像音声情報の記録位置情報、およびメモリ9に記憶されている経過時間情報等からなる制御情報をハードディスクに記録するようハードディスクドライブ5に指示し、ハードディスクドライブ5は、ハードディスクに記録された映像音声情報に制御情報を付加してタイトルファイルをハードディスク上に作成する。以上で録画完了となる。
【0032】
その後、リモコンが有するタイトル一覧ボタンが押し下げられると、制御部6は、ハードディスクドライブ5がハードディスクから読み出したタイトル名情報に基づきOSD部10に文字信号を生成するよう指示し、OSD部10は文字信号を生成し文字信号に基づくビデオ信号を不図示の表示装置に送出する。そして、表示装置には、タイトル名が一覧表示される。ここで、ハードディスクには上記の録画によるタイトルファイルのみが記録されているとすると、一つのタイトル名のみが表示される。
【0033】
ここで、リモコン操作によりそのタイトル名が選択されると、制御部6は、選択されたタイトル名に対応する映像音声情報をハードディスクから読み出すようハードディスクドライブ5に指示し、ハードディスクドライブ5はハードディスクから圧縮された映像音声情報を読み出しMPEGコーデック4に送出する。そして、MPEGコーデック4は、圧縮された映像情報を伸長しOSD部10に送出し、OSD部10は、伸長された映像情報に基づくビデオ信号を表示装置に送出する。すると、表示装置には、録画された映像が最初から再生表示される。
【0034】
その後、リモコンが有するスキップボタンが押し下げられると、制御部6は、ハードディスクに記録された経過時間情報のうち現在の映像再生位置よりも時間的に後で直近の位置を表す経過時間情報を検索し、検索された経過時間情報と、ハードディスクに記録された映像音声情報の記録位置情報とに基づきその経過時間情報に対応する読み出し位置を特定し、その読み出し位置から読み出すようハードディスクドライブ5に指示する。そして、ハードディスクドライブ5は、ハードディスク上の指示された読み出し位置から圧縮された映像音声情報を読み出しMPEGコーデック4に送出する。そして、MPEGコーデック4は、圧縮された映像情報を伸長しOSD部10に送出し、OSD部10は、伸長された映像情報に基づくビデオ信号を表示装置に送出する。すると、表示装置には、録画された映像の最初から上記検索された経過時間情報が表す経過時間だけ経過した時点の映像から再生表示される。ここでは、スキップボタンが押し下げられた時点で再生されていた放送番組の次の放送番組の最初から再生表示されることとなる。
【0035】
以降、スキップボタンが押し下げられるたびに同様の動作が繰り返され、次々に放送番組の最初から再生表示される。これにより、長時間録画がされたとしても、ユーザはスキップボタンを押して所望の放送番組の頭出しを短時間で行い所望の放送番組を短時間で鑑賞することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】は、本発明に係るハードディスクレコーダのブロック図である。
【図2】は、本発明に係るハードディスクレコーダの録画時の動作例を示すフローチャートである。
【図3】は、本発明に係るハードディスクレコーダの録画時の他の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0037】
1 ハードディスクレコーダ
2 アンテナ
3 チューナ
4 MPEGコーデック
5 ハードディスクドライブ
6 制御部
7 内部時計
8 リモコン受信部
9 メモリ
10 OSD部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
EPG情報を取得するEPG取得手段と、放送信号から選局チャンネルの放送信号を抽出し映像音声情報を出力する選局手段と、該映像音声情報を記録媒体に記録させる記録手段と、制御手段と、記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、前記EPG情報と前記選局手段が現在選局しているチャンネルと現在時刻とに基づき、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報を前記記憶手段に記憶させ、前記記録手段は、前記映像音声情報を前記記録媒体に記録させることを開始し、その後、現在時刻が前記記憶手段に記憶された前記開始時刻情報が表す時刻となると、前記記録手段は、前記記録媒体に記録された映像音声情報に制御情報を付加してタイトルファイルを作成し、
以降、前記制御手段は、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報を前記記憶手段に記憶させ、その後、現在時刻が前記記憶手段に記憶された前記開始時刻情報が表す時刻となると、前記記録手段は、前記記録媒体に記録された映像音声情報に制御情報を付加してタイトルファイルを作成するような動作を繰り返すことを特徴とする録画装置。
【請求項2】
EPG情報を取得するEPG取得手段と、放送信号から選局チャンネルの放送信号を抽出し映像音声情報を出力する選局手段と、該映像音声情報を記録媒体に記録させる記録手段と、制御手段と、記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、前記EPG情報と前記選局手段が現在選局しているチャンネルと現在時刻とに基づき、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報を前記記憶手段に記憶させ、前記記録手段は、前記映像音声情報を前記記録媒体に記録させることを開始し、
その後、現在時刻が前記記憶手段に記憶された前記開始時刻情報が表す時刻となると、前記制御手段は、前記映像音声情報の記録開始から現在までの経過時間を表す経過時間情報を前記記憶手段に記憶させ、
以降、前記制御手段は、現在選局され放送されている放送番組の該放送番組と同じチャンネルの次の放送番組の開始時刻情報を前記記憶手段に記憶させ、その後、現在時刻が前記記憶手段に記憶された前記開始時刻情報が表す時刻となると、前記映像音声情報の記録開始から現在までの経過時間を表す経過時間情報を前記記憶手段に記憶させることを繰り返し、
その後、前記記録手段は、前記映像音声情報の記録を停止し、前記記録媒体に記録された映像音声情報に、前記記憶手段に記憶された経過時間情報を含む制御情報を付加してタイトルファイルを作成する、
ことを特徴とする録画装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−324952(P2007−324952A)
【公開日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−153098(P2006−153098)
【出願日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】