説明

長寿命光源を有する検査装置およびその制御方法

【課題】光学的方法を使用して長期間安定した検査を行うことができる長寿命光源を有する検査装置およびその制御方法を提供する。
【解決手段】長尺な検査対象Sの表面検査に使用される長寿命光源を有する検査装置であって、検査対象Sに光を照射する光源11と、光源11の作動を制御する制御部30とを備えた投光手段10と、投光手段10から検査対象Sに照射された光の反射光を受光する受光手段20とを備えており、投光手段10は、光源11が、検査対象S上の同一の検査位置SAに光を照射する複数のLEDセットLを備えており、制御部30は、複数のLEDセットLのうち、検査対象Sに対して光を照射するLEDセットLを切り換える切換手段32を備えており、制御部30は、検査位置SAで反射され受光手段20に入光する光量が所定の量となるように、各LEDセットLから検査対象S上に照射する光の光量を調整する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、長寿命光源を有する検査装置およびその制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
フィルムや鋼板のウエブ等のように長尺な検査物(以下、ウエブ等という)を連続して搬送する設備では、その表面に形成される傷や凹凸等の欠陥を検査するための検査装置が設けられている。かかる検査装置には、一般的に光学的な方法、つまり非接触で欠陥を検出する技術が採用される。例えば、光源からウエブ等の表面に光を照射し、ウエブ等の表面で反射した光をCCDカメラ等で受光することによってウエブ等の表面の画像を撮影し、この撮影された画像に基づいて欠陥の有無を判別することが行われている。
【0003】
しかるに、上記のごとき光学的手法を用いる検査装置では、長期間使用すると光源が劣化し、この光源の劣化が進行すると、光源からウエブ等に照射される光の光量の減少や色(波長)の変化が生じる。かかる光量の減少等が生じると、ウエブ等の正常な表面で反射した光がCCDカメラ等に入光してもその部分を欠陥と判断してしまう状態が生じるため、検査精度が低下してしまう。
かかる誤検出が発生するまで光源が劣化した場合、光源を交換することになるが、光源を交換するにはラインを停止させなければならないので、ウエブ等の生産効率の低下が生じる。
【0004】
ところで、近年、蛍光灯等の従来の光源に比べて寿命の長いLED光源の検査装置への採用が行われているが(例えば、特許文献1、2)、かかるLED光源でも長期間使用による劣化・交換は避けられない。
よって、ウエブ等の生産効率の低下を防ぐには、検査精度の低下を防ぎつつ、LED光源をさらに長期間継続して使用できる技術の開発が求められている。
【0005】
【特許文献1】特開2005−70021号
【特許文献2】WO2005/103658号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記事情に鑑み、光学的方法を使用して長期間安定した検査を行うことができる長寿命光源を有する検査装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1発明の長寿命光源を有する検査装置は、長尺な検査対象の表面検査に使用される検査装置であって、前記検査対象に光を照射する光源と、この光源の作動を制御する制御部とを備えた投光手段と、該投光手段から前記検査対象に照射された光の反射光を受光する受光手段とを備えており、前記投光手段は、前記光源が、前記検査対象上の検査位置に光を照射する複数のLEDセットを備えており、前記制御部が、前記複数のLEDセットのうち、前記検査対象に対して光を照射するLEDセットを切り換える切換手段を備えていることを特徴とする。
第2発明の長寿命光源を有する検査装置は、第1発明において、前記制御部は、前記複数のLEDセットの作動期間が重複しないように制御することを特徴とする。
第3発明の長寿命光源を有する検査装置の制御方法は、長尺な検査対象の表面検査に使用される検査装置の制御方法であって、該検査装置は、前記検査対象に光を照射する光源と、この光源の作動を制御する制御部とを備えた投光手段と、該投光手段から前記検査対象に照射された光の反射光を受光する受光手段とを備えており、前記投光手段は、前記光源が、前記検査対象上の検査位置に光を照射する複数のLEDセットを備えており、前記制御部によって、前記複数のLEDセットのうち、前記検査対象に対して光を照射するLEDセットを切り換えて、前記複数のLEDセットの作動期間が重複しないように制御することを特徴とする。
第4発明の長寿命光源を有する検査装置の制御方法は、第3発明において、前記制御部は、前記複数のLEDセットの作動期間が重複しないように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
第1発明によれば、検査対象に対してどのLEDセットから光が照射されても、受光手段が受光する受光量を同じ受光量とすることができる。すると、光を照射するLEDセットが切り換わっても受光手段が受光する受光量が変化することを防ぐことができるので、検査対象の状態に無関係な受光量の変化に起因する検査ミスの発生を防ぐことができる。しかも、設備等の稼動中にLEDセットを適宜切り換えれば、1つのLEDセットの作動時間を短くすることができるから、光源全体としての寿命が長くなり、長期間連続して安定した検査を行うことができる。また、1つのLEDセットに故障が生じても、他のLEDセットを点灯させている間に故障したLEDセットの交換修理を行うことができるので、光源の不具合による設備等の停止が発生することを防ぐことができる。
第2発明によれば、検査対象に対して複数のLEDセットから同時に光が照射されることがないので、過大な光が受光手段に入光することによる検査ミスが発生することを防ぐことができる。
第3発明によれば、検査対象に対してどのLEDセットから光が照射されても、受光手段が受光する受光量を同じ受光量とすることができる。すると、光を照射するLEDセットが切り換わっても受光手段が受光する受光量が変化することを防ぐことができるので、検査対象の状態に無関係な受光量の変化に起因する検査ミスの発生を防ぐことができる。しかも、設備等の稼動中にLEDセットを適宜切り換えれば、1つのLEDセットの作動時間を短くすることができるから、光源全体としての寿命が長くなり、長期間連続して安定した検査を行うことができる。また、1つのLEDセットに故障が生じても、他のLEDセットを点灯させている間に故障したLEDセットの交換修理を行うことができるので、光源の不具合による設備等の停止が発生することを防ぐことができる。
第4発明によれば、検査対象に対して複数のLEDセットから同時に光が照射されることがないので、過大な光が受光手段に入光することによる検査ミスが発生することを防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態の長寿命光源を有する検査装置の概略説明図であり、(A)はシート状の検査対象Sを検査している状態における装置の概略側面図であり、(B)は各LEDセットL1,L2の発光タイミングチャートであり、(C)は各LEDセットL1,L2から光が照射される領域LA,LBと検査位置SAとの関係を模式的に示した図である。
【0010】
図1において、符号Sは、本実施形態の検査装置によって、その表面の状態、例えば、表面の印刷状態や欠陥の有無等が検査される検査対象を示している。この検査対象Sは、連続したウエブや長尺な部材等、長期間連続して検査を行う必要があるものである。
ここでいう「長期間連続して検査を行う」とは、例えば、一ヵ月以上連続して操業することを予定して設備において製品を連続的に検査する状態を意味している。具体的には、連続したシートを連続搬送しながら行う検査や、連続したシートではないが搬送方向に沿った長さがある程度長いもの(例えば2〜3mの液晶ディスプレイや太陽電池用ガラス基板等)を連続搬送しながら行う検査を挙げることができる。
【0011】
図1(A)に示すように、本実施形態の長寿命光源を有する検査装置(以下、単に検査装置という)は、前記検査対象Sに対して光を照射するLED光源11を備えた投光手段10を備えている。この投光手段10のLED光源11は検査対象Sにおいて検査すべき検査位置SAに光を照射するものである。
そして、前記検査対象Sに対して、前記投光手段10と同じ側には、受光手段20が設けられている。この受光手段20は、前記投光手段10から検査対象Sに照射された光であって、検査位置SAにおいて反射した反射光を受光するように配設されている。この受光手段20としては、例えば、CCDカメラなどであり、連続して画像を撮影することができるものや、所定の間隔毎に画像を撮影するものなどを採用することができる。
【0012】
以上のごとき構造を有するので、検査対象Sに対して投光手段10のLED光源11から連続して光を照射すれば、受光手段20によって検査対象Sからの光を連続して受光できる。すると、検査対象Sの表面における検査位置SAの状態を連続して撮影できるので、連続して搬送されるシートや長尺な部材でも、検査できない部分(検査抜け)ができることを防ぐことができる。
【0013】
ところで、本実施形態の投光手段10は、LED光源11として、2つのLEDセットL1,L2を備えている。この2つのLEDセットL1,L2は、複数のLED発光体を備えた光源である。この2つのLEDセットL1,L2は、LEDセットL1が光を照射する領域LAと、LEDセットL2が光を照射する領域LBとが互いに重なり合う部分を有し、かつ、この両領域LA,LBが互いに重なり合う部分に、前記検査位置SAが含まれるように配設されている(図1(C))。
【0014】
また、投光手段10は、制御部30を備えている。この制御部30は、前記各LEDセットL1,L2の発光状態を調整する機能を有するものである。具体的には、制御部30は、各LEDセットL1,L2が検査対象Sに照射する光の光量を調整する光量調整手段31と、検査対象Sに対して光を照射するLEDセットLを切り換える切換手段32とを備えている。
【0015】
光量調整手段31は、各LEDセットL1,L2を構成するLED光源11の発光量を調整するものである。具体的には、光量調整手段31は、各LEDセットL1,L2から光を検査対象Sに照射したときに、検査位置SAで反射され受光手段20に入光する光量が所定の量となるように、各LEDセットL1,L2のLED発光体から検査対象S上に照射する光の光量を調整している。例えば、各LEDセットL1,L2から検査対象Sに照射される光の光量がほぼ同じになるように制御したり、各LEDセットL1,L2から検査対象Sに照射される光の光量に若干の差をつけるように制御したりしている。
【0016】
なお、LED発光体の発光量を調整する方法はとくに限定されないが、例えば、LED発光体に流す電流量を調整して制御したり、電流量を一定にした状態でLED発光体に電流を流す時間を制御(パルス制御)したりして調整することができる。
また、前記所定の量とは、受光手段20に入光する光量が検査ミスが発生しない程度の範囲の光量を意味している。
【0017】
切換手段32は、検査対象Sに対して光を照射するLEDセットLを切り換えるものであり、例えば、パワートランジスタ等によって検査対象Sに光を照射するLEDセットL(言い換えれば、発光させるLED発光体)を切り換えることができる。この切換手段32は、LEDセットLを切り換えても受光手段20に入光する光の光量が所定の範囲内となるように、LEDセットLを切り換えるタイミングを制御している。例えば、各LEDセットL1,L2から、検査対象Sに対して同時に光が照射されることがない、つまり、作動期間が重複しないように制御している。
【0018】
以上のごとき構成とすれば、検査対象Sに対してどのLEDセットLから光が照射されても、正常な検査対象Sの表面で光が反射した場合には、受光手段20が受光する受光量を常に同じ受光量とすることができる。言い換えれば、LED光源11に起因する検査対象Sの状態に無関係な受光量の変化が生じない。すると、光を照射するLEDセットLが切り換わっても、受光量の変化に起因する検査ミスの発生を防ぐことができる。
【0019】
また、制御部30は、LEDセットL1,L2の作動期間が重複しないように両LEDセットL1,L2を制御している。具体的には、図1(B)に示すようなタイミングでLEDセットL1,L2が発光(Hの状態)、消灯(Lの状態)となるように制御されている。すると、2つのLEDセットL1,L2から、検査対象Sに対して同時に光が照射されることがないので、過大な光が受光手段20に入光することに起因して発生する検査ミスを防ぐことができる。
【0020】
さらに、長期間連続して検査を行う必要がある検査対象Sを製造する設備等に設けられる検査装置の場合、検査対象Sの検査抜けができないように、通常、設備等の稼動中は光源の切り換えや変更は行われない。
しかし、本発明の検査装置の場合、消灯状態から所定の光量になるまでの時間(立ち上がり期間)が短く(例えば、100μs以下、好ましくは50μs以下)、また、瞬時に消灯する(例えば、100μs以下、好ましくは50μs以下)LED発光体を使用している。しかも、検査対象Sの表面において各LEDセットL1,L2によって光が照射される領域LA,LBが上記のごとき状態(段落0013参照)となるように配置し、かつ、各LEDセットL1,L2が上記のごとく作動(段落0015、0017参照)するように制御している。
このため、設備等の稼動させたままLEDセットLを切り換えても検査対象Sの検査抜けがほとんど生じない。
【0021】
例えば、受光手段20がCCDカメラの場合であれば、受光素子に蓄積されている電荷をメモリなどの記憶装置に転送する期間(転送期間)が必要である。この転送期間は、受光素子が光を受光している期間(つまり、撮影期間)に比べれば非常に短いのであるが、それでも、その転送期間は受光素子が受光(つまり、撮影)を行うことができない。本発明の検査装置では、この受光素子が受光できない転送期間内にLEDセットLの切り換えを終了させることができるので、LEDセットLの切り換えに起因する検査抜けの発生を防ぐことができる。つまり、本実施形態の検査設備では、受光手段20が撮影を行うことができない期間(CCDカメラでは転送期間)に比べて、所定の光量となるまでの立ち上がり期間や所定の光量から消灯状態になるまでの時間が短いLED発光体を使用しているので、LEDセットLの切り換えに起因する検査抜けの発生を防ぐことができるのである。
そして、設備等の稼動中にも検査位置SAに対して光を照射するLEDセットLを切り換えることができるので、1つのLEDセットLの作動時間を短くすることができ、LED光源11全体としての寿命が長くなり、長期間連続して安定した状態で検査を行うことができる。
【0022】
また、1つのLEDセットLに故障が生じても、他のLEDセットLを点灯させている間に故障したLEDセットLの交換修理を行うことができるので、検査装置の光源の不具合による設備等の停止が発生することを防ぐことができる。
【0023】
なお、LEDセットL1,L2は複数のLED発光体を有しているが、これらLED発光体の配列は、各LEDセットL1,L2から光が照射される照射領域LA,LBが上記のごとき条件を満たすのであれば、LED発光体の配列はとくに限定されない。例えば、図2(A)に示すように、LEDセットL1,L2を構成する複数のLED発光体を、直線的にかつ互いに平行となるように並べてもよい。また、LEDセットL1に含まれるLED発光体とLEDセットL2に含まれるLED発光体とか、一直線上に交互に並ぶように配置されていてもよいし(図2(B))、千鳥配置に並ぶように配置してもよい(図2(C))。
【0024】
また、上記例では、LEDセットLが2組の場合を説明したが、LEDセットLは2組より多くてもよい。LEDセットLが2組よりも多くても、上記のごとく、検査対象Sの表面において全てのLEDセットLから光が照射される領域が重なり合いかつその重なり合った部分に検査位置SAが存在し、しかも、どのLEDセットLから光が照射されても、検査対象Sの表面が正常であれば受光手段20が受光する受光量が同じ受光量となるようになっていればよい。
【0025】
さらに、本発明では、2以上のLEDセットLが同時点灯する状態を完全に排除するわけではない。つまり、2以上のLEDセットから検査対象Sに照射された光であって、受光手段20に入光する光の合計光量が所定の量、つまり、所定の誤差範囲内に収まるのであれば、複数のLEDセットLを同時点灯する期間が存在してもよい。例えば、一のLEDセットLを消灯させて他のLEDセットLを発光させるように切り換えを行う場合、一のLEDセットLが完全に消える前にはその光量が少なくなる期間が発生する。逆に、他のLEDセットLが完全に点灯する前にはその光量が少ない期間が発生する。しかし、一のLEDセットLが完全に消える前に他のLEDセットLの点灯を開始すれば、両LEDセットから照射された光が受光手段20に入光するので、消灯タイミングと点灯タイミングを調整すれば、受光手段20に入光する光の合計光量を所定の量とすることができる。すると、LEDセットLの切り換え時に、光量不足の期間が生じることを防ぐことができ、光量不足により検査ミスの発生が生じる可能性を少なくすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明の検査装置は、フィルムや鋼板のウエブ等のように連続で搬送される製品を製造するラインや、搬送方向に沿った長さがある程度長い液晶ディスプレイや太陽電池用ガラス基板等の製品を製造するライン等、一ヵ月以上連続して操業することを予定して設備における製品製造ラインの検査装置に適している。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本実施形態の長寿命光源を有する検査装置の概略説明図であり、(A)はシート状の検査対象Sを検査している状態における装置の概略側面図であり、(B)は各LEDセットL1,L2の発光タイミングチャートであり、(C)は各各LEDセットL1,L2から光が照射される領域LA,LBと検査位置SAとの関係を模式的に示した図である。
【図2】投光手段10における各LEDセットL1,L2の配設例を示した図である。
【符号の説明】
【0028】
10 発光手段
11 LED光源
20 受光手段
30 制御部
32 切換手段
L LEDセット
S 検査対象

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長尺な検査対象の表面検査に使用される検査装置であって、
前記検査対象に光を照射する光源と、該光源の作動を制御する制御部とを備えた投光手段と、
該投光手段から前記検査対象に照射された光の反射光を受光する受光手段とを備えており、
前記投光手段は、
前記光源が、
前記検査対象上の検査位置に光を照射する複数のLEDセットを備えており、
前記制御部は、
前記複数のLEDセットのうち、前記検査対象に対して光を照射するLEDセットを切り換える切換手段を備えており、
該制御部は、
前記検査位置で反射され前記受光手段に入光する光量が所定の量となるように、各LEDセットから前記検査対象上に照射する光の光量を調整する
ことを特徴とする長寿命光源を有する検査装置。
【請求項2】
前記制御部は、
前記複数のLEDセットの作動期間が重複しないように制御する
ことを特徴とする請求項1記載の長寿命光源を有する検査装置。
【請求項3】
長尺な検査対象の表面検査に使用される検査装置の制御方法であって、
該検査装置は、
前記検査対象に光を照射する光源と、この光源の作動を制御する制御部とを備えた投光手段と、
該投光手段から前記検査対象に照射された光の反射光を受光する受光手段とを備えており、
前記投光手段は、
前記光源が、
前記検査対象上の検査位置に光を照射する複数のLEDセットを備えており、
前記制御部によって、
各LEDセットから前記検査対象上に照射する光の光量を、前記検査位置で反射され前記受光手段に入光する光量が所定の量となるように調整した状態で、前記複数のLEDセットのうち、前記検査対象に対して光を照射するLEDセットを切り換える
ことを特徴とする長寿命光源を有する検査装置の制御方法。
【請求項4】
前記制御部は、
前記複数のLEDセットの作動期間が重複しないように制御する
ことを特徴とする請求項3記載の長寿命光源を有する検査装置の制御方法。

【図1】
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【図2】
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