説明

間仕切装置及び間仕切用ランナー

【課題】下部レールを簡単に床面に敷設することができ、且つ、床面と天井面との距離に変動のある場合にも対応することができる間仕切装置とする。
【解決手段】上部レール12に沿って移動する上部ランナー16と、下部レール14に沿って移動する下部ランナー18と、上部ランナー12及び下部ランナー18とによって移動可能なパネル22とを有しており、下部ランナー18は、車輪30と、車輪30を軸支すると共にパネル22に上下方向に相対移動不能に連結される車輪支持部材32と、車輪支持部材32に対して相対的に上下移動可能に連結されるレール摺動部材34と、を備える。下部ランナー18の車輪30は下部レール14の走行面14aに接触して、該走行面14aを転動しながらパネル22を移動させることができると共に、下部ランナー18の車輪30は下部レール14の走行面14aから離反してレール摺動部材34が下部レール14の係合部14bとの係合を維持して係合部14bを摺動しながらパネル22を移動させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、上部レールに沿って移動する上部ランナーと、下部レールに沿って移動する下部ランナーと、上部ランナー及び下部ランナーとによって移動可能なパネルと、を有する間仕切装置及びその間仕切用ランナーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の間仕切装置としては、特許文献1に記載されたものが知られている。該特許文献1に記載されたものでは、上部レールに沿って移動する上部ランナーと、下部レールに沿って移動する下部ランナーとでパネルを移動可能に支持しており、パネルの重量を下部ランナーで支持し、各パネルを上部ランナーと下部ランナーを回動支点として回動可能に支持し、少なくとも一対のパネルを蝶番部を介して回動可能に連結し、一対のパネルの下部ランナーに、パネルの下限位置を設定する下限位置設定手段を設けるとともに、下限位置より上方ではパネルを自在に上下動可能に支持している。
【0003】
【特許文献1】特開2004−232409号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
引用文献1の構成では、下部ランナーのランナー本体に4個の車輪が回転可能に支持され、車輪は下部レール内に収容され、下部レールの底部上を転動するようになっている。つまり、車輪は下部レール内に完全に収まっているために、下部レールの高さが必要となり、そのため、下部レールを床面に埋め込む工事が必要になるという問題がある。
【0005】
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、その目的は、下部レールを簡単に床面に敷設することができ、且つ、床面と天井面との距離に変動のある場合にも対応することができる間仕切装置及びその間仕切用ランナーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、上部レールに沿って移動する上部ランナーと、下部レールに沿って移動する下部ランナーと、上部ランナー及び下部ランナーとによって移動可能なパネルと、を有する間仕切装置において、
下部ランナーは、車輪と、車輪を軸支すると共にパネルに上下方向に相対移動不能に連結される車輪支持部材と、車輪支持部材に相対的に上下移動可能に連結されるレール摺動部材と、を備え、
下部レールは、その上面に前記下部ランナーの車輪が転動する走行面を有すると共に、該走行面に平行に設けられてレール摺動部材が係合する係合部を有しており、
下部ランナーの車輪は下部レールの走行面に接触して、該走行面を転動しながらパネルを移動させることができると共に、下部ランナーの車輪が下部レールの走行面から離反して前記レール摺動部材が下部レールの係合部との係合を維持して、該係合部を摺動しながらパネルを移動させることができる、ことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の上部ランナーが、パネルに上下方向に対して相対移動可能に且つ水平方向に相対移動不能に連結され、前記下部ランナーの車輪が走行面に接触する状態で、上部ランナーはパネルとの間で上下方向にクリアランスを形成することを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の前記車輪支持部材が前記パネルに対して上下方向を回転軸として相対回転可能に連結され、前記レール摺動部材は前記車輪支持部材に対して相対回転不能に連結されると共に、上部ランナーはパネルに対して上下方向を回転軸として相対回転可能に連結されることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、間仕切装置のパネルに連結されて下部レールに沿って移動可能となった間仕切用ランナーであって、
前記下部レール上を転動可能な車輪と、車輪を軸支すると共に前記パネルの下部に固定される取付ブラケットに対して連結される車輪支持部材と、車輪支持部材に上下方向に相対移動可能に連結されたレール摺動部材と、を備え、
前記レール摺動部材は下部レールと常時係合して下部レールを摺動可能である一方で、前記車輪は下部レールから離反可能であることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の前記車輪支持部材が前記取付ブラケットに上下方向を回転軸として回転可能に連結され、前記レール摺動部材は前記車輪支持部材に相対回転不能に連結されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、通常は下部ランナーの車輪が下部レールの走行面に接触しており、該走行面を転動しながらパネルを移動させることができる一方で、床面と天井面との距離に変動があり設定距離より長い箇所では、下部ランナーの車輪が下部レールの走行面から離反して、レール摺動部材が下部レールの係合部を摺動しながらパネルを移動させることができるので、床面と天井面との距離の変動に対応することができる。
【0012】
車輪が下部レールから離反可能となっており、車輪を下部レール内に収める必要がないため、下部レールの構成を簡単にすることができ、下部レールを肉薄にして簡単に床面に設置することができる。しかしながら、車輪が下部レールから離反しても、レール摺動部材が下部レールの係合部に係合しているため、脱線を防止しパネルの姿勢を規制することができる。
【0013】
通常は下部ランナーでパネルの重量を受けることができるので、上部レールにはパネルの重量は作用せず、上部レールの構成を強度的に簡素化することができる。このため、下部ランナーの車輪が走行面に接触する状態で、上部ランナーはパネルとの間で上下方向にクリアランスを形成するとよい。
【0014】
その一方で、上部ランナーはパネルに水平方向に相対移動不能に連結されることで、上部ランナーによって、パネルの姿勢を規制することができる。また、床面と天井面との距離が長い場合には、上下方向のクリアランスをなくすことで、上部ランナーでパネルの重量を受けて、床面と天井面との距離の変動に対応することができる。
【0015】
車輪支持部材がパネルに対して回転可能に連結され、且つ上部ランナーがパネルに対して相対回転不能に連結されることで、パネルが下部ランナー及び上部ランナーに対して回動することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の間仕切装置を示す正面図である。図において、間仕切装置10は、上部レール12と下部レール14との間に複数のパネル要素20が設けられている。一対のパネル要素20が互いに付き合わされた側端部で蝶番によって折曲自在に連結されることで、1枚のパネル22が構成される。この例では、2枚のパネル22、22が引き戸を構成しており、各パネル22が折れ戸も兼ねている。
【0017】
各パネル要素20及び一対のパネル要素20で構成されるパネル22は、図2に示すように、上部レール12に沿って移動する上部ランナー16と、下部レール14に沿って移動する下部ランナー18とによって、レールに沿って移動可能となっている。
【0018】
下部ランナー18は、図3に示すように、1つの車輪30と、車輪30を軸支する円柱状の車輪支持部材32と、車輪支持部材32に対して相対的に上下移動可能となった円筒状のレール摺動部材34と、を有している。
【0019】
車軸支持部材32は、車輪30の両側方に延びる部分を有しており、該部分を車輪30の車軸31が貫通することによって、車輪30を軸支している。
【0020】
レール摺動部材34も車輪30の両側方に延びる部分を有しており、該部分に上下方向に伸びる長孔34a、34aが形成される。そして、これら長孔34a内に、前記車輪支持部材32を貫通する車輪30の車軸31が摺動可能にはめ込まれている。車輪支持部材32はレール摺動部材34の頂部に形成された上部孔34cを挿通しており、車輪支持部材32とレール摺動部材34とは、相対的に上下方向に移動可能に且つ相対回転不能に連結される。レール摺動部材34の前記車輪30の両側方に延びる部分の下端には水平方向に延設された係合部34b、34bが形成されている。
【0021】
車輪支持部材32の頂部には、リベット38によって取付ブラケット36が回転可能に取り付けられる。取付ブラケット36の両端部は、車輪支持部材32の頂部から下方へ屈曲してさらに水平に屈曲し、パネル要素20の下部20aに取付けられるため(図4参照)、結果として、パネル要素20は、車輪支持部材32及びレール摺動部材34に対して上下方向を回転軸として回動可能となっている。
【0022】
下部レール14は、その上面に前記下部ランナー18の車輪30が転動する走行面14aを有しており、また、走行面14aの両側に平行に設けられて前記下部ランナー18のレール摺動部材34の係合部34bが係合する係合部14bを有している。下部レール14は、床面F上に固定されるものであり、その厚みは例えば3mm以下とすることができる。そのため、床面上に設置されていてもバリアフリーに対応することができる。
【0023】
次に、上部ランナー16は、図2に示すように、一対の車輪40と、車輪40を軸支するランナー本体42と、を有している。一対の車輪40はレールに沿った位置をずらしてランナー本体42に取り付けられる(図5参照)。
【0024】
パネル要素20の上部に取り付けられたボルト44はランナー本体42に形成された貫通孔42aを貫通しており、ボルト44の頭部44aは、貫通孔42aの上部に形成された拡径部42bにはめ込まれている。ボルト44の頭部44aが貫通孔42aの拡径部42bよりも下方に進入することができないことにより、ボルト44の下方変位が制限されており、この下方変位制限の下で、上部ランナー16はパネル要素20に対して上下方向に相対移動可能に且つ水平方向には相対移動不能に連結される。尚、ボルト44はナット46によってその上下高さが調整可能にパネル要素20に一体的に締着されるため、前記上部ランナー16とパネル要素20との間の上下方向に相対移動可能な距離を調整可能となっている。また、ボルト44は貫通孔42a内で自転可能となっていることから、上部ランナー16はパネル要素20に対して上下方向を回転軸として相対回転可能に連結される。
【0025】
上部レール12は、ボックス形状をなして天井面Cの下方に取り付けられており、その下部の上面が車輪40が走行する走行面12aとなっており、下部中央部には前記ランナー本体42の下部とボルト44が挿通するレール溝12bが形成されている。
【0026】
前記上部ランナー16と下部ランナー18は、各パネル要素20の幅方向中央部においてパネル要素20と連結される。
【0027】
また、上部レール12及び下部レール14は、2つのパネル22に対応して2列隣接して敷設されている。
【0028】
以上のように構成される間仕切装置において、通常の状態においては、図2に示すように、ボルト44の頭部44aと拡径部42bとの間に上下方向のクリアランスが設けられるように、ボルト44の高さが調整されている。そのため、上部ランナー16にはパネル22の重量は作用せず、パネル22の重量は取付ブラケット36を介して下部ランナー18に作用する。車輪支持部材32及び車輪支持部材32に軸支された車輪30は最大下降しており、車輪30は下部レール14の走行面14aに圧接されている。
【0029】
この状態で間仕切装置10を引き戸として作用させるために、図5(b)に示すように、パネル22をレールに沿って移動させると、下部ランナー18の車輪30は下部レール14の走行面14a上を転動し、且つレール摺動部材34の係合部34bは下部レール14の係合部14bに係合しながら摺動する。また、上部ランナー16の車輪40も上部レール12の走行面12a上を転動する。上部ランナー16にはパネル22の重量は作用しないが、上部ランナー16は、パネル要素20に取り付けられたボルト44の上端部の水平位置を規制することで、パネル22の姿勢を規制する。
【0030】
また、間仕切装置10を折れ戸として作用させるために、図5(c)に示すように、パネル22を構成する一対のパネル要素20、20を蝶番にて折曲すると、各パネル要素20は上部ランナー16及び下部ランナー18に対して回動し、レールに対して直交する位置まで最大回動することができる。このとき、パネル要素20は、上部ランナー14と下部ランナー16によって支持されて姿勢が規制されるため、倒れ等が防止される。こうして、間仕切装置10が設定される空間を大きく開放することができる。
【0031】
このような間仕切装置10において、天井面と床面との間の距離がレールに沿って一定であれば、上部ランナー16と下部ランナー18の位置関係を一定に作用させることができるが、天井面と床面との間の距離がレールに沿って一定でない場合には、上部ランナー16と下部ランナー18の位置関係を一定とすることができなくなる。特に、レールの長さが長くなると、距離に変動が生じる可能性が高くなる。例えば、図6の例では、最も左側の上部レール12と下部レール14との間の距離Xと、最も右側の上部レール12と下部レール14との間の距離Yとが異なっており、Y>Xとなっている。
【0032】
このような場合、右側に位置するパネル要素20において、図8及び図9に示すように、上部ランナー16において、ボルト44の頭部44aが拡径部42bの最下方へと移動するとともに、下部ランナー18の車輪支持部材32と車輪30とがレール摺動部材34に対して上方へと変位する。このため、パネル22の重量は上部ランナー16に作用することになり、重量を受けるランナーを切り換えることで対応することができる。このように上部ランナー16で重量を受けていても、レール摺動部材34の係合部34bが下部レール14の係合部14bに常時係合しているので、脱線を防ぐことができ、パネル22をレールに沿って移動させるときには、係合部34bが係合部14bを摺動しながら移動することができる。また、パネル22が移動して左側へと移動していくと、上部レール12と下部レール14との距離が短くなっていくので、それに従って、車輪支持部材32と車輪30が下方へと移動していき、車輪30が走行面14aに接触すると、ボルト44が上方へと移動してボルト44の頭部44aとランナー本体42との間にクリアランスが発生する。
【0033】
こうして、上部レール12と下部レール14との間の距離が連続的に変化する場合でも、パネルの重量を受けるランナーを上部ランナー16と下部ランナー18との間で切り換えることで、対応することができ、図7に示すように、引き戸、折れ戸として作用させることができる。
【0034】
このように本実施形態では、車輪30が適宜浮上して下部レール14から離反することで、上部レール12と下部レール14との間の距離の変動に対応している。車輪30を下部レール14から離反可能とすることで、下部レール14の厚みを薄くすることができて、簡単な敷設工事でバリアフリーの床面とすることができる。車輪30が下部レール14から離反しても、係合部34bが下部レール14の係合部14bに係合しているため、パネル22の下端位置を規制するために、パネル22の姿勢を規制することができる。よって、パネル22が回動したときにも、倒れ等が防止される。
【0035】
また、通常、パネルの重量は下部ランナー18から下部レール14で受けることになるため、上部レール12の構造は強度的に簡素化したものとすることができて、上部レール12の敷設工事も簡単且つ低コストで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の間仕切装置の全体正面図である。
【図2】本発明の間仕切装置の断面図である。
【図3】本発明の間仕切用ランナーの(a)は斜視図、(b)は半断面図、(c)は(b)の3c−3c線に沿って見た断面図である。
【図4】本発明の間仕切用ランナーの使用状態を表す半断面図である。
【図5】図1の間仕切装置の動作を現す上部レールを省略した平面図で、(a)は全閉状態、(b)は引き戸として開いた状態、(c)は折れ戸として開いた状態を示す図である。
【図6】本発明の間仕切装置において、上部レールと下部レールとの距離に変動がある場合の全体正面図である。
【図7】図6の間仕切装置の動作を現す上部レールを省略した平面図で、(a)は全閉状態、(b)は引き戸として開いた状態、(c)は折れ戸として開いた状態を示す図である。
【図8】上部レールと下部レールとの距離が長い部分における間仕切装置の断面図である。
【図9】上部レールと下部レールとの距離が長い部分における図4相当図である。
【符号の説明】
【0037】
10 間仕切装置
12 上部レール
14 下部レール
14a 走行面
14b 係合部
16 上部ランナー
18 下部ランナー(間仕切用ランナー)
20 パネル要素
22 パネル
30 車輪
32 車輪支持部材
34 レール摺動部材
36 取付ブラケット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部レール(12)に沿って移動する上部ランナー(16)と、下部レール(14)に沿って移動する下部ランナー(18)と、上部ランナー(16)及び下部ランナー(18)とによって移動可能なパネル(22)と、を有する間仕切装置において、
下部ランナー(18)は、車輪(30)と、車輪(30)を軸支すると共にパネル(22)に上下方向に相対移動不能に連結される車輪支持部材(32)と、車輪支持部材(32)に相対的に上下移動可能に連結されるレール摺動部材(34)と、を備え、
下部レール(14)は、その上面に前記下部ランナー(18)の車輪(30)が転動する走行面(14a)を有すると共に、該走行面(14a)に平行に設けられてレール摺動部材(34)が係合する係合部(14b)を有しており、
下部ランナー(18)の車輪(30)は下部レール(14)の走行面(14a)に接触して、該走行面(14a)を転動しながらパネル(22)を移動させることができると共に、下部ランナー(18)の車輪(30)が下部レール(14)の走行面(14a)から離反して前記レール摺動部材(34)が下部レール(14)の係合部(14b)との係合を維持して、該係合部(14b)を摺動しながらパネル(22)を移動させることができる、ことを特徴とする間仕切装置。
【請求項2】
上部ランナー(16)は、パネル(22)に上下方向に対して相対移動可能に且つ水平方向に相対移動不能に連結され、前記下部ランナー(18)の車輪(30)が走行面(14a)に接触する状態で、上部ランナー(16)はパネル(22)との間で上下方向にクリアランスを形成することを特徴とする請求項1記載の間仕切装置。
【請求項3】
前記車輪支持部材(32)は前記パネル(22)に対して上下方向を回転軸として相対回転可能に連結され、前記レール摺動部材(34)は前記車輪支持部材(32)に対して相対回転不能に連結されると共に、上部ランナー(16)はパネル(22)に対して上下方向を回転軸として相対回転可能に連結されることを特徴とする請求項1または2記載の間仕切装置。
【請求項4】
間仕切装置(10)のパネル(22)に連結されて下部レール(14)に沿って移動可能となった間仕切用ランナーであって、
前記下部レール(14)上を転動可能な車輪(30)と、車輪(30)を軸支すると共に前記パネル(22)の下部に固定される取付ブラケット(36)に連結される車輪支持部材(32)と、車輪支持部材(32)に上下方向に相対移動可能に連結されたレール摺動部材(34)と、を備え、
前記レール摺動部材(34)は下部レール(14)と常時係合して下部レール(14)を摺動可能である一方で、前記車輪(30)は下部レール(14)から離反可能であることを特徴とする間仕切用ランナー。
【請求項5】
前記車輪支持部材(32)は前記取付ブラケット(36)に上下方向を回転軸として回転可能に連結され、前記レール摺動部材(34)は前記車輪支持部材(32)に相対回転不能に連結されることを特徴とする請求項4記載の間仕切用ランナー。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2008−248577(P2008−248577A)
【公開日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−91641(P2007−91641)
【出願日】平成19年3月30日(2007.3.30)
【出願人】(000134958)株式会社ニチベイ (158)
【Fターム(参考)】