説明

防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け構造、防水ユニット、及び樹脂製部材の取り付け方法

【課題】固定部材による固定に起因した樹脂製部材の損傷を防止する防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け構造、防水ユニット、及び防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け方法を提供すること。
【解決手段】相手側コネクタに嵌合していない状態のコネクタ200に取り付けられる防水ユニット100に対する樹脂製部材130の取り付け構造であって、防水ユニット100は、台座部材110と、台座部材110に取り付けられる樹脂製部材130と、台座部材110に対して樹脂製部材130を固定する固定部材160とを備え、樹脂製部材130は、台座部材110と固定部材160とに対して遊嵌状態で取り付けられている防水ユニット100に対する樹脂製部材130の取り付け構造。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、相手側コネクタに嵌合していない状態のコネクタに取り付けられる防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け構造、防水ユニット、及び防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、屋外に設置される携帯電話基地局等の通信機器へ通信ケーブルなどを接続したりあるいは取り外したりする際に使用される防水型のモジュラコネクタとして、特許文献1に記載されるようなモジュラコネクタが知られている。
【0003】
ここで、一般に、特許文献1に記載されるモジュラコネクタのように屋外に設置されて使用されるコネクタの場合、コネクタの未使用時(すなわち、コネクタが相手側コネクタに嵌合していない時)に、コネクタに対して、コネクタ内部に水等が進入することを防止する防水ユニット等が取り付けられる。
【0004】
そして、このような防水ユニットの素材としては、金属が用いられるのが一般的であるが、近年、軽量化等を考慮して一部の構成部材を樹脂から成形することが行われ始めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−276633号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、他の構成部材に対する樹脂製部材の固定方法として、ネジを用いて他の構成部材に対して樹脂製部材を固定することが公知であり、この場合、ネジの座面(首下)から樹脂製部材に対して荷重がかかるようにネジを締め付けることで、他の構成部材に対して樹脂製部材を固定するのが一般的である。
【0007】
そして、このような樹脂製部材の固定方法を用いた場合、樹脂製部材がネジから受ける荷重や樹脂製部材に対する太陽光(特に紫外線)の照射等に起因して、ネジの座面との接触部分付近から樹脂製部材にクラックが生じることがあり、このクラック発生に起因して樹脂製部材が破損して防水ユニットから樹脂製部材が脱落することがあるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、従来の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、固定部材による固定に起因した樹脂製部材の損傷を防止する防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け構造、防水ユニット、及び防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け構造は、相手側コネクタに嵌合していない状態のコネクタに取り付けられる防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け構造であって、前記防水ユニットは、台座部材と、前記台座部材に取り付けられる樹脂製部材と、前記台座部材に対して前記樹脂製部材を固定する固定部材とを備え、前記樹脂製部材は、前記台座部材と前記固定部材とに対して遊嵌状態で取り付けられていることにより、前述した課題を解決したものである。
【0010】
また、本発明の防水ユニットは、相手側コネクタに嵌合していない状態のコネクタに取り付けられる防水ユニットであって、台座部材と、前記台座部材に取り付けられる樹脂製部材と、前記台座部材に対して前記樹脂製部材を固定する固定部材とを備え、前記樹脂製部材は、前記台座部材と前記固定部材とに対して遊嵌状態で取り付けられていることにより、前述した課題を解決したものである。
【0011】
また、本発明の防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け方法は、相手側コネクタに嵌合していない状態のコネクタに取り付けられる防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け方法であって、前記防水ユニットは、台座部材と、前記台座部材に取り付けられる樹脂製部材と、前記台座部材に対して前記樹脂製部材を固定する固定部材とを備え、前記台座部材に対して前記固定部材により前記樹脂製部材を、前記樹脂製部材が前記台座部材と前記固定部材とに対して遊嵌状態になるように取り付けることにより、前述した課題を解決したものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明では、樹脂製部材が台座部材及び固定部材に対して遊嵌状態で取り付けられることにより、固定部材及び台座部材の間で樹脂製部材が締め付けられ樹脂製部材に対して継続して荷重がかかることを回避するため、経年変化により樹脂製部材にクラックが生じることを防止でき、クラック発生に起因した樹脂製部材の破損により防水ユニットから樹脂製部材が脱落することを防止できる。
【0013】
また、前述したように、樹脂製部材が台座部材及び固定部材に対して遊嵌状態で取り付けられるため、経年変化により樹脂製部材と固定部材とが相互に固着することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施例である防水ユニットをコネクタに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】防水ユニットを示す斜視図である。
【図3】防水ユニットを示す側面図である。
【図4】防水ユニットを示す断面図である。
【図5】図4のA部分を拡大視して示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明の一実施例である防水ユニットを図1乃至図5に基づいて説明する。
【実施例】
【0016】
まず、本発明の一実施例である防水ユニット100は、図1に示すように、コネクタ200に対して相手側コネクタ(図示しない)が嵌合されていない場合に、コネクタ200の先端に形成された筒状部210に取り付けられ、コネクタ200の内部を保護するものである。
【0017】
本実施例におけるコネクタ200は、防水型モジュラコネクタであり、屋外に設置される携帯電話基地局等の通信機器へ通信ケーブルなどを接続したりあるいは取り外したりする際に使用されるコネクタである。本実施例におけるコネクタ200は、筒状部210側で相手側コネクタ(図示しない)に嵌合されるように構成され、内部にモジュラプラグ(図示しない)等が配置されている。なお、コネクタ200の具体的な態様については、上記に限定されるものではない。
【0018】
防水ユニット100は、図4等に示すように、合成樹脂製の台座部材110と、金属製の筒状部材120と、合成樹脂製のキャップ(樹脂製部材)130と、Oリングパッキン140と、ねじりバネ150と、ネジ(固定部材)160とを備えている。
【0019】
台座部材110は、基部111と、前方側円筒状部112と、位置決め凹部112aと、リング用凹部113と、筒状部材用凹部114と、後方側円筒状部115と、規制部115aと、後方側突出部116と、タップ穴117と、ネジ部117aと、バネ用固定部(図示しない)とを有している。
【0020】
基部111は、円板状に形成され、コネクタ200に対して防水ユニット100を挿入する挿入方向X1に直交する平面内に位置している。
前方側円筒状部112は、図4に示すように、基部111から挿入方向X1の前方側に向けて円筒状に突出形成され、コネクタ200に対する防水ユニット100の嵌合時においてコネクタ200の筒状部210内に挿入される。前方側円筒状部112の外周には、コネクタ200の筒状部210に形成された位置決め凸部(図示しない)に係合する複数の位置決め凹部112aが挿入方向X1に沿って形成されている。
リング用凹部113は、図4に示すように、前方側円筒状部112の外周側に環状に凹設され、Oリングパッキン140を配置させる凹部である。
筒状部材用凹部114は、図4に示すように、台座部材110の外周側に凹設され、筒状部材120の突出部121を嵌入させ、筒状部材120を回動可能な状態で支持する凹部である。
後方側円筒状部115は、図4に示すように、基部111から挿入方向X1の後方側に向けて円筒状に突出形成されている。挿入方向X1における後方側円筒状部115の後端は、キャップ130の挿入方向X1の前端側への移動を規制する規制部115aとして機能する。後方側円筒状部115の外周面には、ねじりバネ150の一端を固定するバネ用固定部(図示しない)が形成されている。
後方側突出部116は、図4に示すように、基部111から挿入方向X1の後方側に向けて突出形成されている。後方側突出部116は、後方側円筒状部115の内周側に形成されている。後方側突出部116は、挿入方向X1に沿って形成されネジ160の軸部161を挿入させるタップ穴117を挿入方向X1の後方側に有している。タップ穴117の内周面には、ネジ160の軸部161の外周に形成されたネジ部161aに螺合するネジ部117aが形成されている。
【0021】
筒状部材120は、図1に示すように、挿入方向X1における台座部材110の前端側において、台座部材110に対して回動可能な状態で、台座部材110の外周に取り付けられている。
筒状部材120は、突出部121と、バネ用固定部(図示しない)と、係合部(図示しない)とを有している。
【0022】
突出部121は、図4に示すように、筒状部材120の内周側に向けて突出形成され、台座部材110の筒状部材用凹部114内に配置されている。
筒状部材120のバネ用固定部(図示しない)は、筒状部材120の内周に形成され、ねじりバネ150の他端を固定する部位である。
筒状部材120の係合部(図示しない)は、筒状部材120の内周に形成され、後述する収容部170内に突出し、コネクタ200に対する防水ユニット100の嵌合時において、コネクタ200の筒状部210の外周に形成された係合部(図示しない)に係合し、コネクタ200からの防水ユニット100の外れを防止する役割を担っている。
【0023】
台座部材110と筒状部材120とは、図4に示すように、コネクタ200に対する防水ユニット100の嵌合時において、コネクタ200の筒状部210を収容する収容部170を協働して形成している。
【0024】
キャップ130は、収容部170側への水等の侵入を防止することを目的として、図1乃至図4に示すように、ネジ160により台座部材110の後端側に、外部に露呈した状態で取り付けられている。本実施例におけるキャップ130は、耐久性、加工性、軽量性に優れるプラスチックから成形されている。
キャップ130は、図4に示すように、基部131と、リップ部132と、ネジ用突出部133と、軸部挿通孔134と、頭部受容部135と、座面135aとを有している。
【0025】
基部131は、円板状に形成され、挿入方向X1に直交する平面内に位置している。
リップ部132は、図4に示すように、基部131の外縁から挿入方向X1の前方側に向けて環状に突出形成されている。
ネジ用突出部133は、図4に示すように、基部131の中心付近から挿入方向X1の前方側に向けて突出形成されている。
軸部挿通孔134は、図4に示すように、ネジ用突出部133を挿入方向X1に沿って貫通するように形成され、ネジ160の軸部161を挿通させる孔である。
頭部受容部135は、図4に示すように、挿入方向X1における軸部挿通孔134の後端側に連設され、ネジ160の頭部162を受容する凹部である。頭部受容部135は、図1に示すように、テーパ状に形成された座面135aを有している。
【0026】
Oリングパッキン140は、図4に示すように、台座部材110のリング用凹部113に配置され、その一部が収容部170内に位置している。
Oリングパッキン140は、コネクタ200に対する防水ユニット100の嵌合時において、コネクタ200及び台座部材110により圧縮され、コネクタ200の筒状部210の内周面と台座部材110(前方側円筒状部112)の外周面との間を封止し、コネクタ200内に水等が進入することを防止する役割を担っている。
【0027】
ねじりバネ150は、一端を台座部材110のバネ用固定部(図示しない)に固定されるとともに、他端を筒状部材120のバネ用固定部(図示しない)に固定され、台座部材110に対して筒状部材120を回動させた際に、筒状部材120の回動方向X2とは逆方向に向けて筒状部材120を弾性的に付勢する。
【0028】
ネジ160は、図4に示すように、軸部161と、軸部161に連設された頭部162とから構成されている。
【0029】
軸部161は、台座部材110のネジ部117aに螺合するネジ部161aを外周に有している。
頭部162は、テーパ状に形成された座面162aを有している。挿入方向X1における頭部162の後端面は、図4や図5に示すように、挿入方向X1における基部131の後端面と略面一になるように配置され、換言すると、頭部162は、基部131の後端面から突出していない。
【0030】
つぎに、本実施例における防水ユニット100の特徴であるキャップ130とネジ160と台座部材110との間の寸法関係について、以下に説明する。
【0031】
まず、キャップ130の軸部挿通孔134の内径は、図5に示すように、ネジ160の軸部161の外径より大きく設定されている。
また、キャップ130の頭部受容部135の内径は、図5に示すように、ネジ160の頭部162の外径より大きく設定されている。
また、挿入方向X1におけるネジ160の寸法は、図5に示すように、挿入方向X1におけるネジ用突出部133の前端面から基部131の後端面までの寸法と、挿入方向X1におけるタップ穴117の寸法とを足した長さより、大きく設定されている。
【0032】
上記の寸法設定の結果、図5に示すように、ネジ160を用いて台座部材110に対してキャップ130を取り付けた状態で、頭部162の座面162aとキャップ130の座面135aとの間、及び、軸部161と軸部挿通孔134との間に隙間が生じ、すなわち、キャップ130が台座部材110及びネジ160に対して遊嵌状態で取り付けられる。
【0033】
つぎに、コネクタ200に対する防水ユニット100の取り付け方法を以下に説明する。
【0034】
防水ユニット100の取り付け時には、まず、使用者の手により台座部材110に対して筒状部材120を回動方向X2に回動させる。
次に、台座部材110の位置決め凹部112aとコネクタ200の筒状部210に形成された位置決め凸部(図示しない)とを係合させるように、台座部材110の前方側円筒状部112をコネクタ200の筒状部210内に挿入する。
次に、使用者の手を筒状部材120から離す。この際、ねじりバネ150の弾性力により筒状部材120が回動方向X2の逆方向に回動し、筒状部材120の係合部(図示しない)とコネクタ200の係合部(図示しない)とが相互に係止し、コネクタ200からの防水ユニット100の外れが防止される。
【0035】
このようにして得られた防水ユニット100では、キャップ130が台座部材110及びネジ160に対して遊嵌状態で取り付けられることにより、ネジ160及び台座部材110の間でキャップ130が締め付けられキャップ130に対して継続して荷重がかかることを回避するため、経年変化によりキャップ130にクラックが生じることを防止でき、クラック発生に起因したキャップ130の破損により防水ユニット100からキャップ130が脱落することを防止できる。
【0036】
また、前述したように、キャップ130が台座部材110及びネジ160に対して遊嵌状態で取り付けられるため、経年変化によりキャップ130とネジ160とが相互に固着することを防止できる。
【0037】
なお、上述した実施例では、キャップが合成樹脂製であるものとして説明したが、キャップの具体的な素材はこれに限定されるものではなく、例えば、天然ゴム等の天然樹脂をキャップの素材として用いてもよい。
【符号の説明】
【0038】
100 ・・・ 防水ユニット
110 ・・・ 台座部材
111 ・・・ 基部
112 ・・・ 前方側円筒状部
112a ・・・ 位置決め凹部
113 ・・・ リング用凹部
114 ・・・ 筒状部材用凹部
115 ・・・ 後方側円筒状部
115a ・・・ 規制部
116 ・・・ 後方側突出部
117 ・・・ タップ穴
117a ・・・ ネジ部
120 ・・・ 筒状部材
121 ・・・ 突出部
130 ・・・ キャップ(樹脂製部材)
131 ・・・ 基部
132 ・・・ リップ部
133 ・・・ ネジ用突出部
134 ・・・ 軸部挿通孔
135 ・・・ 頭部受容部
135a ・・・ 座面
140 ・・・ Oリングパッキン
150 ・・・ ねじりバネ
160 ・・・ ネジ(固定部材)
161 ・・・ 軸部
161a ・・・ ネジ部
162 ・・・ 頭部
162a ・・・ 座面
170 ・・・ 収容部
200 ・・・ コネクタ
210 ・・・ 筒状部
X1 ・・・ 挿入方向
X2 ・・・ 回動方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
相手側コネクタに嵌合していない状態のコネクタに取り付けられる防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け構造であって、
前記防水ユニットは、台座部材と、前記台座部材に取り付けられる樹脂製部材と、前記台座部材に対して前記樹脂製部材を固定する固定部材とを備え、
前記樹脂製部材は、前記台座部材と前記固定部材とに対して遊嵌状態で取り付けられていることを特徴とする防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け構造。
【請求項2】
前記樹脂製部材は、外部に露呈した位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け構造。
【請求項3】
前記固定部材は、外周にネジ部を有する軸部と、前記軸部の一端に形成された頭部とを有し、
前記台座部材は、前記軸部の前記ネジ部に螺合するネジ部を内周に有するタップ穴を有し、
前記樹脂製部材は、前記軸部を挿通させる軸部挿通孔を有し、
前記固定部材と前記台座部材と前記樹脂製部材は、前記固定部材により前記台座部材に対して樹脂製部材を取り付けた状態で、前記頭部の座面と前記樹脂製部材との間、及び、前記軸部と前記軸部挿通孔との間に隙間が生じるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け構造。
【請求項4】
相手側コネクタに嵌合していない状態のコネクタに取り付けられる防水ユニットであって、
台座部材と、前記台座部材に取り付けられる樹脂製部材と、前記台座部材に対して前記樹脂製部材を固定する固定部材とを備え、
前記樹脂製部材は、前記台座部材と前記固定部材とに対して遊嵌状態で取り付けられていることを特徴とする防水ユニット。
【請求項5】
相手側コネクタに嵌合していない状態のコネクタに取り付けられる防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け方法であって、
前記防水ユニットは、台座部材と、前記台座部材に取り付けられる樹脂製部材と、前記台座部材に対して前記樹脂製部材を固定する固定部材とを備え、
前記台座部材に対して前記固定部材により前記樹脂製部材を、前記樹脂製部材が前記台座部材と前記固定部材とに対して遊嵌状態になるように取り付けることを特徴とする防水ユニットに対する樹脂製部材の取り付け方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−226864(P2012−226864A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−91065(P2011−91065)
【出願日】平成23年4月15日(2011.4.15)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】