説明

電圧降圧装置を有する電気ケーブルおよびコネクタ組立

【解決手段】12ボルト供給導体および5ボルト供給導体を有する電気ケーブルと、この電気ケーブルに接続された電気コネクタとを有する電気ケーブルおよびコネクタ組立。前記電気コネクタは、12ボルト供給導体と、5ボルト供給導体に接続された5ボルト供給接点と、電気コネクタのハウジングの内に位置された電圧降圧装置によって5ボルト供給導体に接続された3.3ボルト供給接点とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電気コネクタに係り、より特別には、電圧降圧装置を有する電気コネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
過去に、コンピュータディスクドライブは、12ボルトおよび5ボルト電源を必要として製造されてきた。新型のコンピュータディスクドライブは、12ボルトおよび3.3ボルト電源を必要として提案されてきている。好ましくは、単に、その新型の提案されたより低電圧のディスクドライブが必要とする低電圧に適合するためにそのコンピュータの他の部品を再設計しないことである。このように、電力変換は、5ボルト電源を3.3ボルト電源に減じることが求められている。
【0003】
この要求されている電力降圧に対する1つの提案された解決は、ディスクドライブの印刷回路基板に電力変換器を設置することであった。しかしながら、電力変換器は、熱を発生する。ディスクドライブ内に追加的な熱を発生することは、その熱の潜在的な有害な作用のために望ましくない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、コンピュータのその他の主要な部品の再構築や再設計を望まないものの、そのディスクドライブ内に追加的な熱を発生しない、コンピュータディスクドライブに対する3.3ボルト電源を提供したいとの要望がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明の1つの概念によれば、電気ケーブルおよびコネクタ組立は、12ボルト供給導体および5ボルト供給導体を有する電気ケーブルと、この電気ケーブルに接続された電気コネクタとを有する。この電気コネクタは、12ボルト供給導体と、5ボルト供給導体に接続された5ボルト供給接点と、電気コネクタのハウジング内に位置された電圧降圧装置によって5ボルト供給導体に接続された3.3ボルト供給接点とを有する。
【0006】
この発明の他の概念によれば、電気ケーブルおよびコネクタ組立は、それぞれ第1の電圧および第2の異なる電圧を伝えるための2つの異なる電圧供給導体と、この電気ケーブルの端部に接続された電気コネクタとを有して構成される。この電気コネクタは、2つの異なる電圧供給導体に結合される少なくとも3グループの異なる電圧の電気接点を有する。この電気コネクタは、電圧供給導体の第2のものから接点のグループの第2のものに対する第2の電圧を供給するための、さらには、第2の電圧供給導体から接点のグループの第3のものに対する電圧を降圧するための手段を有する。この電気コネクタは、第1の結合する電気コネクタに接続されるように寸法どりされ、形づくられて、接点のグループの第1のものに接続し、この第1のものは、電圧供給導体の第1のものに、さらには、第1の電圧および第2の電圧を供給するための第1の結合する電気コネクタの接点の第2のグループに接続されるが、第3の電圧を第1の結合する電気コネクタには供給しない。この電気コネクタは、または、第2の異なる結合する電気コネクタに接続されるように寸法どりされ、形づくられて、接点の第1のグループおよび接点のグループの第3のものを第2の結合する電気コネクタの接点に接続し、さらに第1の電圧および第3の電圧を、第2の結合する電気コネクタに供給する。
【0007】
この発明の1つの方法によれば、電気ケーブルおよび電気コネクタ組立を製造する方法は、第1の電圧供給導体および第2の電圧供給導体を有する電気ケーブルを提供し、前記第1の導体は第2の導体よりも高い電圧電流を伝えるようにされていることと、電圧降圧回路を電気ケーブルの端部で第2の導体に接続することと、および、電気接点を電圧供給導体および電圧降圧回路に接続し、この電気接点は、第1の導体に結合された第1の電圧供給接点と、第2の導体に結合された第2の電圧供給接点と、3つの電圧供給接点が3つの異なる電圧を電気ケーブルの2つの電圧供給導体から供給できるように電圧降圧回路によって第2の導体に結合された第3の電圧供給接点とを有すること、とのステップを有する。
【0008】
この発明の前述した概念およびその他の特徴は、添付の図面に関連してなされた以下の記述において説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1を参照して、この発明の特徴を具体化するコンピュータ装置10の斜視図が示されている。この発明は、図において示されている代表的な実施例に関連して記述されるけれども、この発明は、多くの代りの実施例の形状において具体化されていることを理解すべきである。さらに、あらゆる適切な寸法、形状、またはタイプの要素や材料を使用することができる。
【0010】
コンピュータ装置10は、通常、主ユニット12とディスプレイ14とを有する。図示される実施例において、コンピュータ装置10は、デスクトップタイプのPCである。しかしながら、代りの実施例において、この発明の特徴は、ノートブックコンピュータのようなあらゆる適切なタイプのコンピュータ装置に使用することができる。この発明の特徴は、また、ディスクドライブを使用するあらゆる適切なタイプの電子部品において使用することができる。
【0011】
主ユニット12は、通常、マザー印刷回線板16と、電源18と、ディスクドライブ20とを有する。この電源18は、プラグおよびコード22によって電気供給源に接続されるようにされている。しかしながら、代りの実施例においては、この電源18は、ラップトップコンピュータにおけると同様に、再充電可能なバッテリを有する。ディスクドライブ20は、電気ケーブルおよび電気コネクタ24によって電源18に接続される。このディスクドライブ20は、電気コネクタ26を有する。
【0012】
また図2−5を参照して、電気ケーブルおよび電気コネクタ組立24は、通常、電気ケーブル28と、第1電気コネクタ30と、第2電気コネクタ32とを有する。第2電気コネクタ32は、離脱可能に電源18に取り付けられる。第1電気コネクタ30は、ディスクドライブ20の結合する電気コネクタ26に離脱可能に取り付けられる。電気ケーブル28は、通常、2つの異なる電圧供給導体34、36と2つの接地導体35、37とを有する。第1電圧供給導体34は、電源18から12ボルトの電流を供給するようにされる。第2電圧供給導体36は、電源18から5ボルト電流を供給するようにされている。
【0013】
ケーブル28の導体は、第1電気コネクタ30の接点38および第2電気コネクタ32の接点39に結合される。図4に示されるように、第2電気コネクタは、4つの電気接点39であって、電気導体34−37のそれぞれ用の各1つの接点39を有する。このように、接点39の1つは5ボルト接点であり、接点39の1つは12ボルト接点であり、他の2つの接点39は、接地接点である。
【0014】
電気ケーブルおよび電気コネクタ組立24は、導体36からの5ボルト電流を第1電気コネクタ30における3.3ボルトに降圧、または変換することによって、12ボルト電流と3.3ボルト電流とを提案された新規の12V/3.3Vディスクドライブに供給するために使用することができる。このことは、ディスクドライブまたはその他におけるよりもむしろコネクタ30においてなされる。このことは、電力変換から発生される熱がディスクドライブの外側とどまることを許容するのを助ける。この電力変換を、その他のものよりもむしろコネクタ30内に一体化することによって、コンピュータのスペースが増加する必要がない。コンピュータの他の構成部品も、また再設計される必要がない。組立24は、単に古い従来の12V/5Vケーブルおよびコネクタ組立以外を備える必要があるだけである。この組立24は、また従来の12V/5Vディスクドライブとともに使用される。このように、組立24は、12V/5V/3.3Vケーブルおよびコネクタ組立を有する。
【0015】
特に、図6を参照して、第1電気コネクタ30は、通常、接点38と、ハウジング40(図2参照)と、電圧降圧装置42とを有する。図5に最もよく示されるように、ハウジング40は、通常、内部ハウジング44と外部ハウジング446とを有する。この外部ハウジング46は、好ましくは、内部ハウジング44に2重モールドされる。しかしながら、代りの実施例においては、外部ハウジング46は、相互にスナップ嵌め接続される多数のハウジング部材、または相互に接続される他のものでもよい。内部ハウジング44は、ベース部材48を有する。接点38は、ベース部材48に設置される。このベース部材48およびトップ部材49は、内部ハウジング44を形成する。ベース部材48およびトップ部材49は、コネクタ26の結合する部分を受けるための内部ハウジング44の前部に受け領域51(図5参照)を形成する。
【0016】
また、図7を参照して、この実施例において、第1電気コネクタ30は、15個の電気接点38を有する。この電気接点38は、5つのグループ100、101、102、103、104に配置される。第1グループ100の接点は、3.3ボルト電流供給のために適合される。第2グループ102の接点は、接地のために適合される。第3グループ103の接点は、5ボルト電流供給のために適合される。第4グループ103の接点は、接地のために適合される。第5グループ104の接点は、12ボルト電流供給のために適合される。
【0017】
接点38は、以下に続くような配置および機能を有する。
【表1】

【0018】
接点38は、好ましくは、電気接点ピンまたはピッチを有する列に配置された、その間に、例えば約1.27mmのピッチのようなスペースを有する可撓性のスプリング接点である。上記表1における結合する順序についての説明は、配線盤のブラインド結合コネクタのみの場合に適用する。この場合に、その結合する順序は、(1)接地ピンP4とP12、(2)プレチャージ電源ピンおよびその他の接地ピン、そして(3)残りの電源ピンである。
【0019】
図6に示されるように、電圧降圧装置42は、通常、印刷回路基板80およびこの印刷回路基板に配置された回路を有する。接点38は、この印刷回路基板80に取り付けられる後端尾部82を有する。後端尾部82は、はんだ付けによるように、印刷配線基板80の接点パッドに取り付けることができる。5つの接点パッド83であって、100−104の接点グループの各1つ用のパッド83がある。印刷回路基板80は、またそれぞれに取り付けられたケーブル28の導体34−37を有するようにされる4つの接点領域70、71、72、73を有する。この接点領域70−73は、スルーホールを有する。導体34−37は、このスルーホールに位置され、それにはんだ付けされる。印刷回路基板80は、ケーブル28の導体34−37と接点38との間の結合として機能する。しかしながら、いくつかのケーブル28の導体は、接点38に直接接続することができる。
【0020】
この印刷回路基板80は、接点領域70−73と接点パッド83との間の導電通路を有する。印刷回路基板80は、また、電圧降圧回路を形成する回路を有する。この実施例において、電圧降圧回路は、電圧調整器86および抵抗87を有する。電圧調整器86への入力は、ケーブル28の5ボルト電気導体36に接続される接点領域71に接続される。電圧調整器86からの出力は、3.3ボルト接点54、55、56に接続される接点パッド83に接続される。接点領域71は、ケーブル28の5ボルト電気導体36に接続されるが、また5ボルト接点60、61、62にも接続される。接点領域73は12ボルト導体34および接点66、67、68に結合される。接点領域72は、接地導体35または37および接点63、64、65に結合される。接点領域70は、その他の接地導体35または37、および接点57、58、59に結合される。
【0021】
このタイプの実施例によって、第3グループ102の接点は、5ボルト電流を供給することができる。第1グループの接点100は、電圧調整器86および抵抗87の助けで3.3ボルト電流を供給することができ、この電圧は、5ボルトの入力電圧から降圧されている。この発明によって、電気コネクタ30は、12ボルト入力および5ボルト入力を要求する第1タイプのディスクドライブ20のために第1結合する電気コネクタ26に接続することもできるし、または、12ボルト入力および3.3ボルト入力を要求する第2タイプのディスクドライブのための第2の異なる結合する電気コネクタに接続することもできる。
【0022】
図6に示される実施例において、電圧降圧装置42は、またヒートシンク88を有する(PCB80に関して、図6における分解図に示されている)。このヒートシンク88は、印刷回路基板80にしっかりと取り付けられて、電圧調整器86と熱的に接触している。ヒートシンク88は、電圧変換からの電圧変換器86から発生する熱を除去することを助長することができる。好ましい実施例においては、ハウジング40は、ヒートシンク88からの熱がハウジングを出ていくことを許容する少なくとも1つの穴90(図5参照)を有する。
【0023】
代りの実施例において、電気コネクタは、15個以上またはそれ以下の接点38を有する。接点38は、またあらゆる適切なタイプの形状に配置されることもできる。接地接点のような、1つまたはそれ以上の接点38は、単一の接点内に結合することもできる。あらゆるタイプの形状が、据付の接点パッドを有する接点38のために提供される。代りの実施例において、あらゆるタイプの装置が、またケーブル28の導体を印刷回路基板80に取り付けるために使用される。代りの実施例において、ケーブルおよびコネクタ組立は、コネクタ30が、5ボルト電流のための接点を有しないときのように、単に、12V/3.3Vケーブルおよびコネクタ組立であるに過ぎない。ケーブル28は、4つ以上またはそれ以下の導体を有する。また、5つ以上またはそれ以下のパッド83がある。1つのタイプの代りの実施例において、この発明の特徴は、信号接点と、信号導体を有するケーブルを備えた組立とを有する電気コネクタ内に一体にされることもできる。
【0024】
また、図8を参照して、この発明の代りの実施例ための構成部品が示されている。この代りの実施例のための電気コネクタは、ベース部材48および接点38を有するが、印刷回路基板92が、異なっている。この実施例においては、電圧降圧装置94は、通常、印刷回路基板92と、抵抗96と、ゼナーダイオード98とを有する。このゼナーダイオードは、電流がそれを通していずれかの方向に流れることができるダイオードである。ゼナーダイオードが、抵抗よりもむしろダイオードをなお考慮されている理由は、逆方向におけるよりも順方向において流れる電流を得る方がはるかにより容易であることである。ゼナーダイオードが逆方向の絶縁破壊モードに入るためには、充分な電圧が印加されなければならない。要求される電圧はダイオード間で変化するが、非常に特別な電圧を有するダイオードを製造することは容易である。この理由のために、回路の設計者が電圧を厳密に制御できるから、殆んどのゼナーダイオードは、逆絶縁破壊モードで使用される。電圧調整器よりもむしろゼナーダイオードの使用によって印刷回路基板92のコストは、電圧調整器を有する印刷回路基板80のコストよりも比較的に高くない。
【0025】
これまでの記述は、単にこの発明の例証に過ぎないことを理解すべきである。種々の修正や変更が、この発明から逸脱することなく、この分野の技術を有する者によって案出される。したがって、この発明は、付属する請求項の範囲内にあるそのようなあらゆる変更、修正、変化を包含することを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】この発明の特徴を具体化する電気ケーブルおよび電気コネクタ組立を有するコンピュータの概略斜視図。
【図2】図1に示された電気ケーブルおよびコネクタ組立の平面図。
【図3】図2に示された前記組立の第1電気コネクタの側面図。
【図4】図2に示された前記組立の第2電気コネクタの側面図。
【図5】図1に示された前記電気ケーブルおよび電気コネクタ組立の端部の斜視図。
【図6】図5に示された組立の電気コネクタの構成部品の斜視図。
【図7】図6に示されたコネクタの底部ハウジング部分の平面図であって、前記電気コネクタの電気接点の配置を示す。
【図8】図2に示された組立の第1電気コネクタの代りの実施例の構成部品の部分的斜視図。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
12ボルト供給導体および5ボルト供給導体を有する電気ケーブルと、前記電気ケーブルに接続された電気コネクタであって、この電気コネクタは、12ボルト供給導体に接続された12ボルト供給接点と、5ボルト供給導体に接続された5ボルト供給接点と、前記電気コネクタのハウジング内に位置された電圧降圧装置によって、5ボルト供給導体に接続された3.3ボルト供給接点とを具備する電気ケーブルおよびコネクタ組立。
【請求項2】
前記電圧降圧装置は、前記5ボルト供給導体からの前記5ボルト電流を3.3ボルトに降圧するようにされた電圧調整器を有する前記請求項1記載の電気ケーブルおよびコネクタ組立。
【請求項3】
前記電圧降圧装置は、印刷回路基板を有しており、前記電圧調整器がその印刷回路基板に設置されている前記請求項2記載の電気ケーブルおよびコネクタ組立。
【請求項5】
前記電圧調整器からの熱を除去するための、前記印刷回路基板に接続され、かつ、電圧調整器に接続されたヒートシンクをさらに有する前記請求項4記載の電気ケーブルおよびコネクタ組立。
【請求項6】
前記電気コネクタは、熱が前記ヒートシンクから穴を通過することができる少なくとも1つの穴を具備するハウジングを有する前記請求項5記載の電気ケーブルおよびコネクタ組立。
【請求項7】
前記ハウジングは、前記印刷回路基板に2重モールドされる2重モールドハウジングを有する前記請求項6記載の電気ケーブルおよびコネクタ組立。
【請求項8】
前記ハウジングは、ハウジング部材を接続したスナップロックを有する前記請求項6記載の電気ケーブルおよびコネクタ組立。
【請求項9】
前記電圧降圧装置は、抵抗とゼナーダイオードとを有する前記請求項1記載の電気ケーブルおよびコネクタ組立。
【請求項10】
前記電気コネクタは、5つのグループに配置された、少なくとも15個の電気接点を有する前記請求項1記載の電気ケーブルおよびコネクタ組立。
【請求項11】
前記電気コネクタは、第1の結合する電気コネクタに接続されるように寸法どりされ、かつ形づくられて、前記12ボルト電流および5ボルト電流を供給するが、前記3.3ボルト電流を前記第1の結合する電気コネクタには供給しないために、第1接点グループおよび第2接点グループを前記第1の結合する電気コネクタに接続し、さらに前記電気コネクタは、また、第2の異なる結合する電気コネクタに接続されるように寸法どりされ、かつ形づくられて、前記1グループの接点および第3グループの接点を前記第2の結合する電気コネクタの接点に接続し、かつ前記12ボルト電流および3.3ボルト電流を前記第2の結合する電気コネクタに供給する前記請求項10記載の電気ケーブルおよびコネクタ組立。
【請求項12】
ハウジングと、2つの異なる電圧供給導体に結合されるようにされた少なくとも3つのグループの異なる電圧の電気接点と、前記電圧供給導体の第2のものから、前記接点のグループの第2のものに第2の電圧を供給するための、さらには前記第2電圧供給導体から前記接点のグループの第3のものに第3の電圧に電圧を降圧するための手段とを有してなり、前記電気コネクタは、第1の結合する電気コネクタに接続されるように寸法どりされ、かつ形づくられて、前記接点グループの第1のものであって前記電圧供給導体の第1のものに接続されているもの、および、第1電圧および前記第2電圧を供給するが、前記第3電圧を前記第1の結合する電気コネクタには供給しないために、前記第1の結合する電気コネクタに対して接点の第2グループを接続し、前記電気コネクタは、また、第2の異なる結合する電気コネクタに接続されるように寸法どりされ、かつ形づくられて、前記接点の第1グループおよび前記接点のグループの第3のものを前記第2の結合する電気コネクタに接続し、かつ第1電圧および第3電圧を前記第2の結合する電気コネクタに供給する電気コネクタ組立。
【請求項13】
前記供給するための手段は、5ボルト電流から3.3ボルト電流に前記第2電圧を降圧するようにされた電圧調整器を有する前記請求項12記載の電気コネクタ組立。
【請求項14】
前記供給するための手段は、印刷回路基板を有しており、前記電圧調整器は、この印刷回路基板に設置されている前記請求項13記載の電気コネクタ組立。
【請求項15】
前記印刷回路基板および前記電圧調整器から熱を除去するための前記電圧調整器に接続されたヒートシンクをさらに有する請求項14記載の電気コネクタ組立。
【請求項16】
前記電気コネクタは、熱が前記ヒートシンクから前記穴を通過することができる少なくとも1つの穴を有するハウジングを具備する請求項15記載の電気コネクタ組立。
【請求項17】
前記供給する手段は、抵抗とゼナーダイオードとを有する請求項12記載の電気コネクタ組立。
【請求項18】
12ボルト供給導体および5ボルト供給導体を有する2つの電力導体のみからなる電気ケーブルと、この電気ケーブルに接続された請求項12におけるような電気コネクタ組立とを有する電気コネクタおよびケーブル組立。
【請求項19】
第1電圧供給導体および第2電圧供給導体を有し、この第1導体は前記第2導体よりも高い電圧電流を通すようにされている電気ケーブルを有することと、電圧降圧回路を前記ケーブルの端部で前記第2導体に接続することと、電気接点を前記電圧供給導体および電圧降圧回路に接続することであって、前記電気接点は、前記第1導体と、前記第2導体に結合された第2電圧供給導体と、前記3つの電圧供給接点が、前記電気ケーブルの2つの電圧供給導体から3つの異なる電圧を供給できるように前記電圧降圧回路によって前記第2導体結合された第3電圧供給接点とを有していることとのステップを有する電気ケーブルおよび電気コネクタ組立を製造する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2007−502011(P2007−502011A)
【公表日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−533373(P2006−533373)
【出願日】平成16年5月25日(2004.5.25)
【国際出願番号】PCT/US2004/016323
【国際公開番号】WO2004/112193
【国際公開日】平成16年12月23日(2004.12.23)
【出願人】(501294087)エフシーアイ (60)
【Fターム(参考)】