説明

電子機器、制御方法、及び制御プログラム

【課題】誤って変更した設定を適切に元に戻すことができる電子機器、制御方法、及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】本発明の実施の形態にかかる電子機器10は、ユーザからの入力操作を受け付ける入力部11と、入力部11の入力操作によって変更された設定に対して、設定変更前後の情報を設定変更時間と対応付けて記憶する記憶部12と、記憶部12に記憶された設定変更前後の情報を、設定変更時間とともに設定変更履歴として表示する表示部13と、入力部11の入力操作によって、設定変更履歴中の設定変更が指定された場合に、指定された設定変更の前の状態に戻す制御部14と、を備えるものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、制御方法、及び制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年の携帯電話端末などは、非常に多機能であり、操作が複雑になってきている。そのため、初心者や高齢者などは操作を覚えることが困難である。また、携帯電話端末では設定の変更を数字キーに割り当てている。ワンキーで設定を変更するなどの操作に慣れたユーザには便利だが、誤って設定を切り替えてしまう危険性も持ち合わせている。従って、ユーザが認識なく設定が変更されてしまう可能性が非常に大きくなっている。
【0003】
特許文献1には、リモコンの簡易操作によって、誤操作から復帰できるテレビジョン装置が開示されている。特許文献1のテレビジョン装置は、操作履歴テーブルを作成している。特許文献2には、各設定の累積使用時間や、累積起動回数を表示する設定装置画開示されている。これにより、累積使用時間の長い設定や、累積起動回数の多い設定に戻すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−306061号公報
【特許文献2】特開2008−250389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1、2の装置では、設定変更した前後の内容を把握することができない。従って、変更した設定が誤操作によるものなのか、あるいは、ユーザが意図した操作によるものなのかを区別することができない。よって、特許文献1、2の装置では、誤操作による変更した設定を適切に元に戻すことができないという問題点がある。
【0006】
本発明は、誤って変更した設定を適切に元に戻すことができる電子機器、及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願発明の一態様にかかる電子機器は、ユーザからの入力操作を受け付ける入力部と、前記入力部の入力操作によって変更された設定に対して、設定変更前後の情報を設定変更時間と対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された設定変更前後の情報を、前記設定変更時間とともに設定変更履歴として表示する表示部と、前記入力部の入力操作によって、前記設定変更履歴中の前記設定変更が指定された場合に、指定された前記設定変更の前の状態に戻す制御部と、を備えるものである。
【0008】
本願発明の一態様にかかる電子機器の制御方法は、ユーザからの入力操作に基づいて、記憶された設定変更前後の情報を、設定変更時間とともに設定変更履歴として表示するステップと、ユーザからの入力操作によって、前記設定変更履歴中の前記設定変更が指定された場合に、指定された前記設定変更の前の状態に戻すステップと、を備えるものである。
【0009】
本願発明の一態様にかかるプログラムは、電子機器を制御する制御プログラムであって、ユーザからの入力操作に基づいて、記憶された設定変更前後の情報を、設定変更時間とともに設定変更履歴として表示するステップと、ユーザからの入力操作によって、前記設定変更履歴中の前記設定変更が指定された場合に、指定された前記設定変更の前の状態に戻すステップと、をコンピュータに実行させるものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、誤って変更した設定を適切に元に戻すことができる電子機器、及びその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電子機器の構成を示すブロック図である。
【図2】電子機器で表示される設定変更履歴テーブルのデータ例を示す図である。
【図3】設定変更履歴テーブルを表示する処理を示すフローチャートである。
【図4】変更した設定を元に戻す処理を示すフローチャートである。
【図5】実施の形態2にかかる電子機器で表示される表示画面を示す図である。
【図6】その他の実施の形態にかかる電子機器の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
【0013】
実施の形態1.
本実施形態にかかる電子機器の構成について、図1を用いて説明する。図1は、電子機器10の要部を示すブロック図である。本実施形態に係る電子機器10は、CPU1、表示部2、記憶部3、報知部4、及び操作部5を有している。CPU12は、バスを介して、表示部2、記憶部3、報知部4、及び操作部5と接続され、これらを制御する。
【0014】
表示部2は、白黒あるいはカラーの液晶パネルあるいは有機EL(電子蛍光)等の表示装置を有している。表示部2は、設定に関する情報やその他の情報を表示する。例えば、電子機器10が、携帯電話端末の場合、電話やメールなどを行うために必要な情報が表示部2に表示される。
【0015】
記憶部3は、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)やROM(リード・オンリー・メモリ)等の記憶手段を有している。記憶部3は、CPU1がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納するようになっている。さらに、記憶部3には、本実施の携帯にかかる電子機器の制御方法を実行するためのプログラムが格納されている。
【0016】
報知部4は、スピーカと、スピーカを制御するための音響制御部を有している。報知部4に設けられた音響制御部を介してスピーカより音響を発生することができる。報知部4は、デイリーアラームや操作音などで使用される。あるいは、報知部4は、着信音や、発信音などを出力する。さらに、報知部4はLEDなどの光源手段を有していても良い。こうすることで、光源からの光によって、報知することも可能となる。
【0017】
操作部5は、各種入力キーや、キー入力を受け付ける入力回路を有している。すなわち、操作部5は、数字キーなどのボタンを有する入力手段となる。また、操作部5は、タッチパネル等を有していても良い。ユーザが操作部5を操作すると、CPU1がその操作に基づく処理を実行する。これにより、表示部2が、操作に応じた表示を行う。また、記憶部3には、必要に応じて操作内容が記憶される。さらに報知部4は、操作に応じて、ユーザに報知するための音や光を出力する。
【0018】
ユーザが設定変更を行うために、操作部5を走査する。すなわち、操作部5は、電子機器10の設定変更をするための入力を受け付ける入力手段である。例えば、ユーザが、入力キーやタッチパネル等を操作して、電子機器10の設定を変更したとする。この場合、CPU1が設定変更の操作に基づいて、電子機器10の設定を変更する。さらに、記憶部3には、電子機器10の設定変更履歴が格納される。電子機器10の設定としては、表示部2における表示設定、報知部4における報知音などの設定、あるいは図示しないカメラなどのカメラ設定(撮影設定)がある。ユーザが設定変更を行うと、その設定で、電子機器10が動作する。
【0019】
ユーザが操作部5によって、設定変更を元に戻すためのキー操作(以下、設定戻り操作)をすると、表示部2に設定変更を元に戻すための設定変更履歴が表示される。そして、表示部2に設定変更履歴が表示されている状態で、ユーザが操作部5を操作して、設定変更履歴中の設定変更を指定する。CPU1が、電子機器10の設定を、指定された変更設定前の状態に戻す。設定変更を元に戻すためのキーは操作部5中の専用キーに割り当てても良い。
【0020】
図2に、設定変更を元に戻す画面を示す。表示画面上には、設定変更履歴となる設定変更履歴テーブル6が示されている。設定変更履歴テーブル6には、入力された各設定変更が一覧表として示されている。さらに、設定変更毎に、変更日時と、変更内容とが、対応付けられて記憶されている。設定変更履歴テーブル6には、変更された設定が、時系列に沿って格納されている。例えば、2010年11月10日7時21分に、カメラ撮影のマクロ設定をOFFからONに設定変更しており、これが最も新しく変更された設定である。その前には、2010年11月10日7時20分に、カメラの撮影サイズを13Mから5Mに設定変更している。さらにその前には、2010年11月9日23時42分に、報知部4におけるアラーム設定をOFFから7:00にONするよう、設定変更している。さらにその前には、2010年11月9日23時42分に、表示部2における表示明るさ設定を3から4に設定変更している。
【0021】
このように、時系列に沿った設定変更が設定変更履歴テーブル6として、記憶部3に格納されている。さらに、表示される設定変更履歴テーブル6には、設定変更前の情報と設定変更後の情報とが含まれている。例えば、撮影サイズの設定変更の場合、設定変更前の設定値(13M)と、設定変更後の設定値(5M)が表示される。各設定変更の変更前後の情報が、変更時間に対応づけられた一覧表として、表示されている。なお、図2では4つの設定変更内容が設定変更履歴として示されているが、表示部2の1表示画面に表示される設定変更の数は特に限定されるものではない。また、設定変更が多数回行われ、1表示画面中に全ての設定変更画表示できない場合、画面をスクロールなどして、表示させるようにしてもよい。ユーザが設定変更履歴テーブル6の中から設定変更を指定することで、その設定を変更前の状態に戻すことができる。
【0022】
次に、設定変更履歴テーブルを表示する処理について、図3を用いて説明する。図3は設定変更履歴テーブルを表示する処理を示すフローチャートである。まず、ユーザによって設定戻り操作が行われたか否かを判定する(ステップS21)。操作部5において設定戻り操作キーが操作された場合(ステップS21のYes)、CPU1がこれを検出する。一方、操作部5において設定戻り操作キーが操作されない場合(ステップS21のNo)、ユーザが操作するまで、ステップS21の判定を行う。なお、操作部5において、特定のキーを設定戻り操作キーとして割り当てることができる。あるいは、設定戻り処理を開始するためのアイコンを表示部2に表示させてもよい。設定戻り用のアイコンを選択することで、設定を元に戻すための処理が開始する。
【0023】
設定戻り操作キーが操作された場合、設定変更履歴を取得する(ステップS22)。すなわち、CPU1が、記憶部3に格納された設定変更履歴のデータを読み出す。そして、設定変更履歴を表示する(ステップS23)。これにより、表示部2が、図2で示した設定変更履歴テーブル6を表示する。表示された設定変更履歴テーブル6には、設定変更前後の情報が、変更日時とともに表示されている。これにより、ユーザが、変更内容を容易に認識することができる。
【0024】
次に、設定を変更する前の状態に戻す処理について、図4を用いて説明する。図4は、変更した設定を元に戻す処理を示すフローチャートである。図4のステップS31〜ステップS33は、図3のステップS21〜ステップS23と同様であるため説明を省略する。ステップS33において、設定変更履歴を表示した後、指定設定の戻り指示があるか否かを判定する(ステップS34)。すなわち、ユーザが、設定変更履歴テーブルの中から、戻したい設定内容を一つ選択した場合(ステップS34のYes)、指定された設定内容を変更前の状態に戻す処理を実施する。(ステップS35)。
【0025】
ユーザの戻したい設定が一つではない場合(ステップS34のNo)、指定した設定内容まで全てを戻したいか否かを判定する(ステップS36)。すなわち、ユーザが変更した複数の設定を一度に戻したい場合、以下の処理を行う。ユーザが、設定戻り操作の直前から指定した設定内容まで全てを変更前の状態へ戻す操作をした場合(ステップS36のYes)、指定した設定内容まで全てを変更前の状態へ戻す処理を行う(ステップS37)。これにより、指定した設定の直前の状態まで、一括して、設定を戻すことができる。
【0026】
ユーザが、指定した設定内容まで全てを変更前の状態へ戻す操作をしない場合(ステップS36のNo)、戻したい設定が日付で指定されたか否かを判定する(ステップS38)。ユーザが、戻したい設定を日付で指定した場合(ステップS38のYes)、指定日時の設定を戻す処理を実施する(ステップS39)。これにより、指定した日時の直前の状態まで、一括して、設定を戻すことができる。ユーザが、戻したい設定を日付で指定しない場合(ステップS38のNo)、ステップS33に戻る。
【0027】
表示部2に表示されている設定変更履歴の中から、設定変更を指定することで、設定変更前の状態に戻すことができる。ユーザが、設定変更前後の情報を確認した状態で、設定変更を元に戻すことができる。よって、誤操作によって変更された設定を適切に元に戻すことができる。すなわち、適切に変更された設定を元に戻すことなく、誤操作によって変更された設定のみを元に戻すことができる。また、指定した設定まで一括して復元することもできる。さらに、日時を指定することで、指定された日時までの設定変更を全てリセットすることができる。設定変更履歴中の複数の設定変更を指定された場合に、指定された複数の設定変更の前の状態に一括して戻すことが可能になる。さらに、キー入力履歴から設定変更を解析するのではなく、設定変更内容を直接記憶することで、メモリの節約と処理の高速化が可能になる。一覧表示し、戻したい設定の部分の選択や指定したところまでのリセットなど自由に選択して戻すことが可能になる。よって、利便性を向上することができる。
【0028】
なお、電子機器10は、例えば、携帯電話端末、電子手帳、パーソナルコンピュータ等の電子機器である。従って、それぞれ機器に対応した構成が、図1の構成に対して追加される。例えば、電子機器10が携帯電話端末の場合、無線通信を行う通信機能やメール機能等が、さらを有している。もちろん、電子機器10は、上記の機器以外のものであってもよい。特に、上記の処理は、設定変更キーが割り当てられており、容易に設定を変更できる電子機器10に有効である。
【0029】
実施の形態2.
本実施形態では、設定内容を解析し、長い時間設定を変更なく使用していた状態に戻すことができるようにしている。これ以外の構成については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。例えば、設定変更日時がある一定時間(例えば、一ヶ月間など長い時間)以上変更がない場合、ユーザが長い時間設定を変更なく使用していたことが分かる。CPU1が、この設定について「ユーザの使い勝手が良かった」設定であると判断する。具体的には、設定変更履歴を参照して、各設定項目について使用時間が最も長い設定を抽出する。そして、使用時間が最も長い設定をおすすめ設定として登録しておく。なお、設定変更間の時間を使用時間としても良く、設定毎の和を取った累積時間を使用時間としてもよい。
【0030】
ステップS21のように、設定戻り操作が行われたら、図5に示すように、おすすめ設定アイコン7を表示する。ここでは、表示部2は、設定変更履歴テーブル6とともに、おすすめ設定アイコン7が表示画面上に表示している。ユーザがおすすめ設定アイコン7を選択した場合は、CPU1がおすすめ設定に戻す。長い時間設定を変更なく使用していた状態に戻すことができる。おすすめ設定を指定した場合、使用時間が最も長い設定に復元する。
【0031】
なお、このおすすめ設定を変更履歴に記憶してもよい。すなわち、記憶部3におすすめ設定を記憶するようにしてよい。そして、ある設定について、長い時間設定変更なく使用している状態が続いた場合、おすすめ設定を更新する。これにより、長時間変更されなかった設定が、おすすめ設定に追加される。おすすめ設定は、設定項目ごとに登録しておいてもよい。このようにすることで、設定を簡便かつ適切に戻すことができ、操作性を向上することができる。
【0032】
その他の実施の形態.
その他の実施形態にかかる電子機器に付いて、図6を用いて説明する。電子機器10は、入力部11と、記憶部12と、表示部13と、制御部14とを備えている。入力部11は、操作部5と同様の構成を有しており、ユーザからの入力操作を受け付ける。記憶部12は、記憶部3と同様の構成を有しており、入力部11の入力操作によって変更された設定に対して、設定変更前後の情報を設定変更時間と対応付けて記憶する。表示部13は、表示部2と同様の構成を有しており、記憶部に記憶された設定変更前後の情報を、設定変更時間とともに設定変更履歴として表示する。制御部14は、CPU1に対応しており、入力部11の入力操作によって、設定変更履歴中の設定変更が指定された場合に、指定された設定変更の前の状態に戻す。
【0033】
なお、上記の制御は、コンピュータプログラムによって実行されても良い。上述した制御プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
【0034】
また、コンピュータが上述の実施の形態の機能を実現するプログラムを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現される場合だけでなく、このプログラムが、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)もしくはアプリケーションソフトウェアと共同して、上述の実施の形態の機能を実現する場合も、本発明の実施の形態に含まれる。
【0035】
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
【符号の説明】
【0036】
1 CPU
2 表示部
3 記憶部
4 報知部
5 操作部
6 設定変更履歴テーブル
7 おすすめ設定アイコン
10 電子機器
11 入力部
12 記憶部
13 表示部
14 制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザからの入力操作を受け付ける入力部と、
前記入力部の入力操作によって変更された設定に対して、設定変更前後の情報を設定変更時間と対応付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された設定変更前後の情報を、前記設定変更時間とともに設定変更履歴として表示する表示部と、
前記入力部の入力操作によって、前記設定変更履歴中の前記設定変更が指定された場合に、指定された前記設定変更の前の状態に戻す制御部と、を備える電子機器。
【請求項2】
前記入力部の入力操作によって、使用時間が最も長い設定に復元することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記入力部の入力操作によって、前記設定変更履歴中の複数の設定変更を指定された場合に、指定された複数の設定変更の前の状態に一括して戻す請求項1、又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
ユーザからの入力操作に基づいて、記憶された設定変更前後の情報を、設定変更時間とともに設定変更履歴として表示するステップと、
ユーザからの入力操作によって、前記設定変更履歴中の前記設定変更が指定された場合に、指定された前記設定変更の前の状態に戻すステップと、を備える電子機器の制御方法。
【請求項5】
ユーザからの入力操作によって、使用時間が最も長い設定に復元することを特徴とする請求項4に記載の電子機器の制御方法。
【請求項6】
ユーザからの入力操作によって、前記設定変更履歴中の複数の設定変更を指定された場合に、指定された複数の設定変更の前の状態に一括して戻す請求項4、又は5に記載の電子機器。
【請求項7】
電子機器を制御する制御プログラムであって、
ユーザからの入力操作に基づいて、記憶された設定変更前後の情報を、設定変更時間とともに設定変更履歴として表示するステップと、
ユーザからの入力操作によって、前記設定変更履歴中の前記設定変更が指定された場合に、指定された前記設定変更の前の状態に戻すステップと、
をコンピュータに実行させる制御プログラム。
【請求項8】
ユーザからの入力操作によって、使用時間が最も長い設定に復元させるステップを、コンピュータに実行させる請求項7に記載の制御プログラム。
【請求項9】
ユーザからの入力操作によって、前記設定変更履歴中の複数の設定変更を指定された場合に、指定された複数の設定変更の前の状態に一括して戻すステップを、コンピュータに実行させる請求項7、又は8に記載の制御プログラム。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−203815(P2012−203815A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−70112(P2011−70112)
【出願日】平成23年3月28日(2011.3.28)
【出願人】(310006855)NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 (1,081)
【Fターム(参考)】