説明

電子装置及びその開閉角度の自動調整方法

【課題】本発明は、開閉角度を自動的に調整することができる電子装置及びその開閉角度の自動調整方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る電子装置は、コンピュータ本体部と、前記コンピュータ本体部に回動可能に接続される表示装置と、前記表示装置と使用者との間の位置関係を検出する検出モジュールと、前記位置関係に基づいて対応する調整信号を生じる処理ユニットと、前記処理ユニットに電気的に接続され、且つ前記調整信号によって前記表示装置と前記コンピュータ本体部との間の開閉角度を調整する駆動ユニットと、を備える。前記電子装置の開閉角度の自動調整方法は、前記表示装置と使用者との間の位置関係を検出するステップと、前記位置関係に基づいて対応する調整信号を生じるステップと、前記調整信号によって前記表示装置と前記コンピュータ本体部との間の開閉角度を調整するステップと、備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置に関するものであって、特に電子装置及びその開閉角度の自動調整方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ノートパソコンのような電子装置は、コンピュータ本体部及びコンピュータ本体部に回動可能に装着される表示装置を備える。電子装置を開ける場合、使用者は手でコンピュータ本体部と表示装置との間の開閉角度を調整するので、不便である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、前記課題を解決し、開閉角度を自動的に調整することができる電子装置及びその開閉角度の自動調整方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明に係る電子装置は、コンピュータ本体部と、前記コンピュータ本体部に回動可能に接続される表示装置と、前記表示装置と使用者との間の位置関係を検出する検出モジュールと、前記位置関係に基づいて対応する調整信号を生じる処理ユニットと、前記処理ユニットに電気的に接続され、且つ前記調整信号によって前記表示装置と前記コンピュータ本体部との間の開閉角度を調整する駆動ユニットと、を備える。
【0005】
前記電子装置の開閉角度の自動調整方法は、前記表示装置と使用者との間の位置関係を検出するステップと、前記位置関係に基づいて対応する調整信号を生じるステップと、前記調整信号によって前記表示装置と前記コンピュータ本体部との間の開閉角度を調整するステップと、備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明の電子装置及びその開閉角度の自動調整方法において、表示装置と使用者との間の位置関係を検出することができ、且つ前記位置関係に基づいてコンピュータ本体部と前記表示装置との間の開閉角度を自動的に調整する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の第一実施形態に係る電子装置の立体図である。
【図2】図1に示す電子装置の機能ブロック図である。
【図3】図1に示す電子装置の立体分解図である。
【図4】本発明の第二実施形態に係る電子装置の立体図である。
【図5】本発明の第一実施形態に係わる電子装置の開閉角度の自動調整方法のフローチャートである。
【図6】本発明の第二実施形態に係わる電子装置の開閉角度の自動調整方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0009】
図1を参照すると、本発明の第一実施形態に係る電子装置100は、表示装置10と、コンピュータ本体部20と、前記表示装置10及び前記コンピュータ本体部20を回動可能に接続する回動軸30と、を備える。本実施形態において、前記電子装置100は、ノートパソコンである。
【0010】
前記表示装置10は、蓋体11と、表示スクリーン13と、検出モジュール15と、を備える。前記蓋体11は、前記回動軸30によって前記コンピュータ本体部20に装着されて、前記コンピュータ本体部20に相対して開閉することができる。前記表示スクリーン13は、前記蓋体11に設置され且つ前記コンピュータ本体部20に対面する。
【0011】
前記検出モジュール15は、前記表示装置10と使用者との間の位置関係を検出するために用いられる。前記位置関係は、前記表示装置10と使用者の顔との間の距離値である。前記検出モジュール15は、前記表示装置10の前に使用者がいるかどうかを検出し、もし使用者がいると、さらに前記表示装置10と前記使用者との間の位置関係を検出するので、前記電子装置100は、知能化性能を有する。前記電子装置100は、ショートカット・メニューを設置して前記検出モジュール15をスタートオンするか又はスタートオフする。他の実施形態において、前記表示装置10の前に使用者がいるかどうかを人工で判断することができ、前記表示装置10又は前記コンピュータ本体部20に実体ボタンを設置して、前記検出モジュール15をスタートオンするか又はスタートオフすることができる。前記検出モジュール15は、画像取得ユニット150と、顔識別ユニット152と、距離測定ユニット156と、を備える。
【0012】
前記画像取得ユニット150は、カメラであって、前記蓋体11に取り付けられ且つ前記表示スクリーン13とともに前記蓋体11の前記コンピュータ本体部20に対面する片側に位置する。前記画像取得ユニット150は、前記蓋体11の前記回動軸30から離れている一端に設置される。前記画像取得ユニット150は、所定の焦点距離で前記表示スクリーン13の前の画面を撮影して画像を取得する。
【0013】
前記顔識別ユニット152及び前記距離測定ユニット156は、前記コンピュータ本体部20の内部に設置されたソフトウェア又はハードウェアである。前記顔識別ユニット152は、前記画像に顔があるかどうかを判断し、もし前記画像に顔があると、顔識別部分を取得する。前記顔識別ユニット152によって顔を識別した場合、前記検出モジュール15は、前記表示スクリーン13の前に使用者がいると判断する。前記距離測定ユニット156は、前記顔識別部分の画像面積を測定し、且つ前記顔識別部分の画像面積に基づいて、使用者の顔と前記表示スクリーン13との間の距離値を取得する。
【0014】
前記画像取得ユニット150は、所定の焦点距離で撮影して画像を取得するので、毎回取得した画像の被写界深度が同じであり、前記表示スクリーン13から離れている被写体の画像面積が小さく、前記表示スクリーン13に近い被写体の画像面積が大きい。即ち、前記顔識別部分に対応する顔と前記表示スクリーン13との間の距離値は、前記顔識別部分の画像面積に正比例になる。だから、前記顔識別部分の異なる画像面積に基づいて、前記顔識別部分に対応する顔と前記表示スクリーン13との間の距離値を判断することができる。前記焦点距離及び前記距離値と前記画像面積の比は、大量の実験データから取得することができる。
【0015】
図2及び図3を参照すると、前記コンピュータ本体部20は、本体21と、処理ユニット23と、駆動ユニット25と、を備える。前記本体21は、前記回動軸30によって前記蓋体11に装着される。前記処理ユニット23及び前記駆動ユニット25は、全て前記本体21の内部に設けられる。前記処理ユニット23は、前記距離測定ユニット156から送信する距離値を受信して、前記距離値が所定距離値と等しいかどうかを判断し、もし前記距離値が所定距離値と等しなければ、調整信号を送信する。前記駆動ユニット25は、前記処理ユニット23からの調整信号によって、前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度を調整して、使用者の顔と前記表示スクリーン13との間の距離値をずっと前記所定距離値に維持させる。
【0016】
前記駆動ユニット25は、前記回動軸30の両端に固定される2つのモーターである。2つの前記モーターと前記回動軸30は、同軸に設置される。前記回動軸30の中部は前記蓋体11に固定され、前記回動軸30の両端は前記本体21の内部に収容される。前記駆動ユニット25は、前記回動軸30を駆動して回動させて、前記蓋体11を連動して前記コンピュータ本体部20に相対して回動させる。前記駆動ユニット25は、前記処理ユニット23に電気接続し、且つ前記処理ユニット23の調整信号によって前記回動軸30を駆動して回動させて、前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度を調整する。
【0017】
前記電子装置100が開けられた場合、前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度は、好ましい調整範囲が存在する。前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度が前記調整範囲の最大値又は前記調整範囲の最小値と等しいと、前記駆動ユニット25は前記回動軸30を駆動しない。前記開閉角度の調整範囲は、大量の実験データから取得することができ、且つ前記処理ユニット23内に貯蓄される。前記開閉角度の調整範囲は、50度〜135度であることが好ましい。
【0018】
前記コンピュータ本体部20は、前記処理ユニット23に電気接続する貯蓄ユニット27をさらに備えることができる。前記貯蓄ユニット27は、前記焦点距離、前記距離値と前記画像面積の比及び前記開閉角度の調整範囲を貯蓄するために用いられる。
【0019】
本実施形態に係わる前記電子装置100は、前記表示装置10に設置された前記検出モジュール15によって前記表示スクリーン13の前に使用者がいるかどうかを検出し、もし使用者がいると、前記表示スクリーン13と前記使用者の顔との間の距離値を計算し、前記コンピュータ本体部20の処理ユニット23は前記距離値に基づいて対応する調整信号を生じ、前記駆動ユニット25は前記処理ユニット23からの調整信号によって前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度を自動的に調整する。
【0020】
図4は、本発明の第二実施形態に係る電子装置200の立体図である。前記第一実施形態に係わる電子装置100に比べて、本実施形態に係わる電子装置200において、前記表示装置10と使用者との間の位置関係は、前記表示装置10と使用者の顔との間の距離値ではなく、前記表示装置10と使用者との間の距離値であり、前記画像取得ユニット150は、いかなる焦点距離で前記表示スクリーン13の前の画面を撮影して画像を取得することができ、検出モジュール15aの距離測定ユニット256は実体部材であり、前記距離測定ユニット256は、顔識別部分が存在する場合、前記顔識別部分に対応する使用者と前記表示スクリーン13との間の距離値を測定する。
【0021】
前記距離測定ユニット256は、赤外線距離センサーであり、前記蓋体11に取り付けられ且つ前記表示スクリーン13とともに前記蓋体11の前記コンピュータ本体部20に対面する片側に位置する。前記距離測定ユニット256は、前記蓋体11の前記回動軸30から離れている一端に設置される。前記距離測定ユニット256は、前記画像取得ユニット150であるカメラのケースに嵌めることができ、前記表示装置10の外観が美しくなる。他の実施形態において、前記距離測定ユニット256は、レーザー距離センサー又はソナー距離センサーなどであることができる。
【0022】
本実施形態において、前記電子装置200は、前記画像取得ユニット150を設置しなく、人工で前記表示装置10の前に使用者がいるかどうかを判断することができ、従って前記電子装置200の省エネルギーを実現する。使用者が前記表示装置10の前にいる時、前記検出モジュール15aの距離測定ユニット256をスタートオンして、前記表示装置10と前記使用者との間の距離値を計算し、前記表示装置10と前記使用者との間の位置関係を正確に判断する。
【0023】
前記表示装置10と前記使用者との間の位置関係は、前記表示装置10と前記使用者との間の距離値であるので、前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度を調整して、前記表示装置10と前記使用者との間の距離値をずっと所定距離値に維持させる。
【0024】
本実施形態に係わる前記電子装置200は、前記表示装置10に前記距離測定ユニット256である実体部材を設置して、顔識別部分が存在する場合、前記距離測定ユニット256によって前記顔識別部分に対応する使用者と前記表示スクリーン13との間の距離値を測定して、前記電子装置200は前記距離値に基づいて対応する調整信号を生じ、前記調整信号によって前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度を自動的に調整する。
【0025】
図5は、本発明の第一実施形態に係わる電子装置100の開閉角度の自動調整方法のフローチャートである。
【0026】
ステップS50:所定の焦点距離で前記表示装置10の前の画面を撮影して画像を取得する。
【0027】
ステップS52:前記画像に顔が存在するかどうかを判断する。
【0028】
ステップS53:前記画像に顔が存在すると、顔識別部分を取得し、それともステップS50に戻る。
【0029】
ステップS54:前記顔識別部分の画像面積を測定する。
【0030】
ステップS56:前記顔識別部分の画像面積に基づいて、使用者の顔と前記表示装置10と間の距離値を計算して、使用者と前記表示装置10との間の位置関係を取得する。
【0031】
ステップS58:前記距離値が所定距離値と等しいかどうかを判断する。
【0032】
ステップS510:前記距離値が所定距離値と等しくないと、調整信号を送信し、それともステップS50に戻る。
【0033】
ステップS512:前記調整信号によって前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度を調整する。
【0034】
最後に前記ステップS50に戻り、このように繰り返して循環して、使用者の顔と前記表示スクリーン13との間の距離値をずっと所定距離値に維持させる。前記ステップS50は、前記画像取得ユニット150が実行し、前記ステップS52及び前記ステップS53は、前記顔識別ユニット152が実行し、前記ステップS54及び前記ステップS56は、前記距離測定ユニット156が実行し、前記ステップS58及び前記ステップS510は、前記処理ユニット23が実行し、前記ステップS512は、前記駆動ユニット25が実行する。前記検出モジュール15をスタートオンするか又はスタートオフして、前記自動調整方法を開始するか又は終了する。
【0035】
本実施形態に係わる電子装置100の開閉角度の自動調整方法は、前記表示装置10の前に使用者がいるかどうかを検出し、もし使用者がいると、前記表示装置10と前記使用者の顔との間の距離値を検出し、前記コンピュータ本体部20の処理ユニット23は前記距離値に基づいて対応する調整信号を生じ、前記調整信号によって前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度を自動的に調整して、使用者の顔と前記表示装置10との間の距離値をずっと所定距離値に維持させる。
【0036】
図6は、本発明の第二実施形態に係わる電子装置200の開閉角度の自動調整方法のフローチャートである。
【0037】
ステップS60:前記表示装置10の前の画面を撮影して画像を取得する。
【0038】
ステップS62:前記画像に顔が存在するかどうかを判断する。
【0039】
ステップS64:前記画像に顔が存在すると、顔識別部分に対応する使用者と前記表示装置10との間の距離値を測定して、使用者と前記表示装置10との間の位置関係を取得し、それとも前記ステップS60に戻る。
【0040】
ステップS66:前記距離値が所定距離値と等しいかどうかを判断する。
【0041】
ステップS68:前記距離値が所定距離値と等しくないと、調整信号を送信し、それともステップS60に戻る。
【0042】
ステップS610:前記調整信号によって前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度を調整する。
【0043】
最後に前記ステップS60に戻り、このように繰り返して循環して、使用者と前記表示装置10との間の距離値をずっと所定距離値に維持させる。前記ステップS60は、前記画像取得ユニット150が実行し、前記ステップS62は、前記顔識別ユニット152が実行し、前記ステップS64は、前記距離測定ユニット256が実行し、前記ステップS66及び前記ステップS68は、前記処理ユニット23が実行し、前記ステップS610は、前記駆動ユニット25が実行する。前記検出モジュール15aをスタートオンするか又はスタートオフして、前記自動調整方法を開始するか又は終了する。
【0044】
本実施形態に係わる電子装置200の開閉角度の自動調整方法は、顔識別部分を取得すると、前記顔識別部分に対応する使用者と前記表示装置10との間の距離値を測定し、前記コンピュータ本体部20の処理ユニット23は前記距離値に基づいて対応する調整信号を生じ、前記調整信号によって前記コンピュータ本体部20と前記表示装置10との間の開閉角度を自動的に調整して、使用者と前記表示装置10との間の距離値をずっと所定距離値に維持させる。
【0045】
以上本発明を実施例に基づいて具体的に説明したが、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種種変更可能であることは勿論であって、本発明の保護範囲は、以下の特許請求の範囲から決まる。
【符号の説明】
【0046】
10 表示装置
11 蓋体
13 表示スクリーン
15,15a 検出モジュール
20 コンピュータ本体部
21 本体
23 処理ユニット
25 駆動ユニット
27 貯蓄ユニット
30 回動軸
100,200 電子装置
150 画像取得ユニット
152 顔識別ユニット
156,256 距離測定ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ本体部と、
前記コンピュータ本体部に回動可能に接続される表示装置と、
前記表示装置と使用者との間の位置関係を検出する検出モジュールと、
前記位置関係に基づいて対応する調整信号を生じる処理ユニットと、
前記処理ユニットに電気的に接続され、且つ前記調整信号によって前記表示装置と前記コンピュータ本体部との間の開閉角度を調整する駆動ユニットと、
を備えることを特徴とする電子装置。
【請求項2】
前記表示装置と使用者との間の位置関係は、前記表示装置と使用者の顔との間の距離値であり、前記処理ユニットは、前記距離値に基づいて対応する調整信号を生じることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記検出モジュールは、
所定の焦点距離で前記表示装置の前の画面を撮影して画像を取得する画像取得ユニットと、
前記画像に顔があるかどうかを判断し、もし前記画像に顔があると、顔識別部分を取得する顔識別ユニットと、
前記顔識別部分の画像面積を測定し、且つ前記顔識別部分の画像面積に基づいて、使用者の顔と前記表示装置との間の距離値を計算する距離測定ユニットと、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
【請求項4】
前記表示装置と使用者との間の位置関係は、前記表示装置と使用者との間の距離値であり、前記処理ユニットは、前記距離値に基づいて対応する調整信号を生じることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項5】
前記検出モジュールは、
前記表示装置の前の画面を撮影して画像を取得する画像取得ユニットと、
前記画像に顔が存在するかどうかを判断する顔識別ユニットと、
前記画像に顔があると、前記顔に対応する使用者と前記表示装置との間の距離値を測定する距離測定ユニットと、
を備えることを特徴とする請求項4に記載の電子装置。
【請求項6】
前記電子装置は、前記表示装置を前記コンピュータ本体部に回動可能に接続する回動軸をさらに備え、前記駆動ユニットは、モーターであり、前記モーターは前記回動軸の端部に固定され、前記モーターと前記回動軸は同軸に設置され、前記モーターは前記回動軸を駆動して回動させて、前記表示装置と前記コンピュータ本体部との間の開閉角度を調整することを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項7】
前記処理ユニットは、前記距離値が所定距離値と等しいかどうかを判断し、前記距離値が所定距離値と等しくないと、調整信号を送信することを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の電子装置。
【請求項8】
コンピュータ本体部及び前記コンピュータ本体部に回動可能に接続される表示装置を備える電子装置の開閉角度の自動調整方法であって、
前記表示装置と使用者との間の位置関係を検出するステップと、
前記位置関係に基づいて対応する調整信号を生じるステップと、
前記調整信号によって前記表示装置と前記コンピュータ本体部との間の開閉角度を調整するステップと、
備えることを特徴とする電子装置の開閉角度の自動調整方法。
【請求項9】
前記表示装置と使用者との間の位置関係を検出するステップは、
所定の焦点距離で前記表示装置の前の画面を撮影して画像を取得するステップと、
前記画像に顔が存在するかどうかを判断するステップと、
前記画像に顔が存在すると、顔識別部分を取得するステップと、
前記顔識別部分の画像面積を測定するステップと、
前記顔識別部分の画像面積に基づいて、使用者の顔と前記表示装置との間の距離値を計算して、前記表示装置と使用者との間の位置関係を取得するステップと、
を備えることを特徴とする請求項8に記載の電子装置の開閉角度の自動調整方法。
【請求項10】
前記表示装置と使用者との間の位置関係を検出するステップは、
前記表示装置の前の画面を撮影して画像を取得するステップと、
前記画像に顔が存在するかどうかを判断するステップと、
前記画像に顔があると、顔識別部分に対応する使用者と前記表示装置との間の距離値を測定して、前記表示装置と使用者との間の位置関係を取得するステップと、
を備えることを特徴とする請求項8に記載の電子装置の開閉角度の自動調整方法。
【請求項11】
前記位置関係に基づいて対応する調整信号を生じるステップは、
前記距離値が所定距離値と等しいかどうかを判断するステップと、
前記距離値が所定距離値と等しくないと、調整信号を送信するステップと、
を備えることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の電子装置の開閉角度の自動調整方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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