説明

電子資金及び領収書転送システム

電子フォーマットのEFTPOS取引データに関する領収書データを顧客又は他の認証された第三者が取得可能にする電子資金及び電子領収書転送システム及び方法を提供する(26)。好ましい一実施形態によれば、販売時に商店により生成される領収書データは、EFTPOS取引データに添付され、既知のEFTPOSシステムと同一のチャネルを用いて送られる(16)。または、領収書データは、後の回復のために第三者へ転送されてもよい。領収書データにアクセスするために、システムは、顧客が自身の金融機関のインターネットバンキングのウェブページへアクセスすることを可能にし(22)、販売時に商店により生成された時の領収書を印刷、保存又は電子メール化することを可能にする(26)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子資金及び領収書転送システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年のElectronic Fund Transfer Point Of Sale(EFTPOS)システムは、小売業で広く用いられている。
【0003】
近年のEFTPOSシステムは、EFTPOSシステムのサービスを使用する顧客に対して大量の紙の領収書を生成する。現存するEFTPOSシステムでは、商店の(merchant)領収書及びEFTPOS取引の領収書を1つに合成した領収書、又は一方が商店の領収書であり、他方がEFTPOS取引の領収書である2つの領収書が生成される。生成される多くの領収書は、生成されてから数日以内に紛失される又は損傷を受ける。多くの商店は、時間が経つと消えてしまう感熱紙にEFTPOS取引の領収書を印刷することもまた知られている。
【0004】
現存するEFTPOSシステムの場合には、これらの領収書を再生成することはできない。これは、後日、顧客が買物をした日及び買物の性質を区分する必要がある場合の課題を提起している。
【0005】
この課題を解決しようとした他のシステム及び方法は、例えば、米国特許出願公開2004/0064373A1に記載されている。米国特許出願公開2004/0064373A1に記載されているようなシステムは、電子取引の領収書を撮像及び記憶することを目的としており、商店の領収書をコピーするものではなく、何が購入されたかの明細金額でもない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国特許出願公開2004/0064373号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、従来のシステム及び方法の前述した不利益の少なくとも一部を解消しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によれば、電子資金転送に関する電子領収書データを送信及び記憶するシステムであって、商店の領収書データ及びEFTPOS取引データは、少なくとも一つの遠隔地へ電子的に送信され、取引時に商店により生成された元の領収書を再生成して、顧客が電子フォーマットで取得可能にすることを特徴とするシステムが提供される。
【0009】
また、商店の領収書データ及びEFTPOS取引データからのデータは、送信前に暗号化及び/又は圧縮されるシステムが提供される。さらに、データは、記憶されうる第三者の場所へ送信されてもよい。
【0010】
第三者の場所は、サーバファームであることが好ましい。この場合、データは、サーバファームに記憶され、顧客の金融機関又は他の認証された者により送信されうる場所によりデータがサーバファームから送信される。
【0011】
本発明の更なる態様によれば、電子資金決済に関する電子領収書データを送信及び記憶する方法であって、商店の領収書データをEFTPOS取引データに添付するステップと、前記商店の領収書データ及び前記EFTPOS取引データを少なくとも一つの遠隔地へ電子的に送信するステップと、前記商店の領収書データ及び前記EFTPOS取引データを顧客残高とリンクするステップと、前記顧客が前記商店の領収書データの電子コピーを取得可能にするステップと、を含むことを特徴とする方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本発明は、例示としての添付の図面を参照して、説明される。
【図1】図1は、EFTPOS取引の領収書の再生成を示す図である。
【図2】図2は、EFTPOS取引のための商店の領収書の再生成を示す図である。
【図3】図3は、本発明の方法の一実施形態を説明するプロセスチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本明細書で示される金融機関は、銀行、住宅金融組合、信用組合、認定された預金受託機関(ADFs)、政府機関、ギフトカードサービスを提供する小売商店及びクレジットカードプロバイダを含むが、これに限定されるものではない。
【0014】
図1を参照すると、EFTPOS取引の領収書が示される。このような領収書は、EFTPOS取引が処理される度に毎回生成される。EFTPOS取引の領収書に含まれる情報は、限られている。既存のEFTPOS取引の領収書は、顧客が商店のアカウントへ転送する金額と共に、カードの使用(例えば、カード番号及び口座の種類)、商店のLD番号、端末番号及び取引番号に関する詳細を示している。このような領収書は、購入されたことを示すのみであり、特定のアイテムが商店から購入されたことを証明するために用いることはできない。さらに、上述した理由のために、EFTPOS取引の領収書のみでは、税金の還付要求用には十分ではない。
【0015】
図2を参照すると、領収書での包括的なEFTPOS取引を示す商店の領収書が示される。購入されたアイテムと共に、個々のアイテムの金額が明確に示されていることがわかる。この領収書は、税金の還付要求又は費用の控除の要求用に十分である。さらに、顧客は、いつ購入したか、及び正確には何を購入したかを明確に確認することができる。
【0016】
図3を参照すると、顧客が後日に商店の領収書データのコピーにアクセス可能となる、領収書データを顧客の金融機関へ送信するシステム及び方法が示される。この領収書データは、通常、EFTPOS取引が完了すると、商店の金融機関へ送信されるEFTPOSデータに添付される。または、領収書情報は、必要に応じて、顧客の金融機関又は他の認証された第三者による回復のために、サーバファームのような第三者の場所へ送信されてもよい。
【0017】
作動時には、10において、本発明のシステムを用いて、顧客が商店から購入を希望するどのグッズ及び/又はサービスを選択することで、取引が開始される。12において、商店は、その後、バーコードスキャン又はPLU’sのような適切な手段を用いて、商店のPOSシステムへ販売情報を入力する。14において、顧客が電子資金転送による支払いを選択すると、EFTPOS取引データは、生成され、商店のPOSシステムのコンピュータシステムは、通常、取引を承認して、このデータを商店の金融機関へ送信する。
【0018】
本発明の好ましい一実施形態によれば、商店のPOSシステムによりEFTPOS取引が承認され、かつ記録されると、EFTPOS取引に用いられたデータに追加データが添付される。商店のPOSシステムは、電子データ(EFTPOS取引データ及び商店の領収書データを含む)を本発明のシステムへ移動する。本発明のシステムは、その後、16において、セキュアな接続(例えば、デジタル加入者回線、Virtual Private Network(VPN)、又はインターネット)において、このデータを、EFTPOS取引データが通常定められた商店の金融機関へ送信する。EFTPOS取引データに添付される追加データは、購入された個別のアイテムのような商店の領収書データ及び領収書を後日に再生成するために必要な任意のデータを含む。
【0019】
データの大きさを低減するために、商店のロゴや、商標のようなEFTPOS取引データに添付されるデータは、取引データに含まなくてもよい。商店のロゴ、商標、アドレス、又はヘッダー及びフッターデータのような共通に再生成されるデータは、識別し易くするために、商店のEFTPOS Merchant LD番号に記憶される、又はリンクされる。
【0020】
18において、一旦、合成された商店の領収書データ及びEFTPOS取引データは、本発明のシステムにより送信され、商店の金融機関により受信される。後日、顧客の銀行へ転送するために、このデータを記憶することは、商店の金融機関にとって通常の業務である。
【0021】
18において、商店の金融機関がEFTPOS取引のデータを商店の金融機関へ転送する所定の時間に、合成された領収書及びEFTPOS取引データは、商店の金融機関へ自動的に送信される。
【0022】
商店の金融機関の既存のコンピュータシステムは、通常通りにEFTPOS取引データを処理し、適切にリンクし、顧客のアカウントに入力する。本発明の好ましい本実施形態では、商店の金融機関の既存のコンピュータシステムは、また、20において、顧客の金融機関にも移動される商店の領収書データを処理する。顧客の金融機関が、合成された商店の領収書データ及びEFTPOS取引データを処理すると、顧客の金融機関のコンピュータシステムは、適切にリンクし、顧客のアカウントに入力する。
【0023】
または、顧客の金融機関のコンピュータシステムは、領収書データを処理しなくてもよく、それに代えて、以下に示すように、顧客により要求されるまでの間、領収書データを記憶してもよい。顧客の金融機関のコンピュータシステムにより領収書データを記憶している時間の長さは、金融機関の方針及び法的要件に依存する。
【0024】
22において、商店の領収書データ及びEFTPOS取引データを顧客のアカウントへリンクすることは、その後、顧客が自身の金融機関のインターネットバンキングのウェブページへログオンすることを可能にし、24において、各EFTPOS取引へリンクされた領収書を閲覧することが可能になる。
【0025】
各領収書で明らかに繰り返されるため、送信されない商店のロゴ、商標及び他の情報は、顧客の金融機関又は第三者の場所に記憶されるコピーから生成されてもよい。26において、領収書についての既存の技術を用いて、領収書データ及びEFTPOS取引データは、それに追加されるこのような追加情報を有し、顧客が自身のインターネットブラウザで領収書を閲覧可能にする。
【0026】
その後、コピーを印刷する、領収書のコピーを電子フォーマットした装置に保存する、添付ファイルとして電子メールにする等の顧客のインターネットブラウザによるこのような機能性を有する適切な手段により顧客が領収書の情報を複写することが可能になる。
【0027】
本発明の他の好ましい実施形態によれば、商店の領収書データ及びEFTPOS取引データは、セキュリティを確保する、又は送信されるデータの大きさを削減することが要求されたときに、上述した処理のいずれかの段階において暗号化及び/又は圧縮されてもよい。
【0028】
商店のPOSシステムが、電子データを本発明のシステムへ移動する本発明の他の例示的な実施形態では、本発明のシステムは、商店の領収書データを、顧客の金融機関へ転送されるEFTPOS取引データに添付しない。この実施形態では、商店の領収書データ及び少なくともいくつかのEFTPOS取引データのコピーは、サーバファームのような第三者の場所へ転送される。第三者の場所への領収書データの転送は、セキュアな接続を通じて行われる。第三者の場所へ転送されるEFTPOS取引データは、取引を顧客の金融機関の記録と照合する必要がある。この実施形態によれば、第三者の場所へ送信されるデータは、所定の時間に顧客の金融機関へ自動的に送信される。データを受信すると、商店の領収書データと共に送信されるEFTPOSデータは、顧客の領収書データを、既存の手法で顧客の金融機関により受信されたEFTPOS取引データと照合するために用いられ、このとき、顧客の金融機関のコンピュータシステムが適切にリンクする、及び/又は顧客のアカウントを入力する。
【0029】
または、本発明のシステムにより送信される商店の領収書に含まれるデータは、暗号化される、及び/又は従来の圧縮アルゴリズムを用いて圧縮される。これは、領収書データ及び少なくともいくつかのEFTPOSデータを第三者の場所へ送信する際に、データ転送の大きさを低減する。これは、第三者の場所で商店の領収書データ及びEFTPOS取引データを記憶するように要求されるストレージの量を低減する。この実施形態によれば、商店の領収書データは、本明細書に記載されるように回復されるまで、この暗号化及び/又は圧縮された形態で記憶されてもよい。
【0030】
本発明の他の好ましい実施形態では、商店の領収書データは、顧客の金融機関のEFTPOS取引データに添付されないが、概要を上述したセキュアな接続を通じて、少なくともいくつかのEFTPOS取引データと共に第三者の場所へ送信される。しかし、この実施形態では、商店の領収書データは、顧客の金融機関がデータを要求する時まで、第三者の場所で保持される。要求されたデータは、セキュアな接続を通じて顧客の金融機関へ送信される。データを受信すると、商店の領収書データと共に送信されるEFTPOSデータは、顧客の領収書データを、既存の手法で顧客の金融機関により受信されたEFTPOS取引データと照合するために用いられ、このとき、顧客の金融機関のコンピュータシステムが適切にリンクする、及び/又は顧客のアカウントを入力する。
【0031】
または、送信され、かつ第三者の場所で記憶されるデータは、先ず暗号化及び/又は圧縮される。この暗号化及び/又は圧縮されたデータは、顧客の金融機関へ送信される。顧客の金融機関のコンピュータシステムは、適切なリンクを作成する及び/又は顧客のアカウントに入力する前に、データを暗号化及び/又は圧縮する。
【0032】
本発明の他の好ましい実施形態では、商店の領収書データは、顧客の金融機関のEFTPOS取引データに添付しないが、概要を上述したセキュアな接続を通じて、少なくともいくつかのEFTPOS取引データと共に第三者の場所へ送信される。しかし、この実施形態では、商店の領収書データは、顧客の金融機関がデータを要求する時まで、第三者の場所で保持される。本発明のこの好ましい実施形態によれば、顧客の金融機関は、金融機関のインターネットバンキングページにアクセスすることによる顧客の情報要求に応じて、特定の取引のためのデータを要求するのみである。要求されたデータは、セキュアな接続を通じて顧客の金融機関へ送信される。データを受信すると、商店の領収書データと共に送信されるEFTPOSデータは、顧客の領収書データを、既存の手法で顧客の金融機関により受信されたEFTPOS取引データと照合するために用いられ、このとき、顧客の金融機関のコンピュータシステムが適切にリンクする、及び/又は顧客のアカウントを入力する。
【0033】
または、送信され、かつ第三者の場所で記憶されるデータは、先ず暗号化及び/又は圧縮される。この暗号化及び/又は圧縮されたデータは、顧客の金融機関へ送信される。顧客の金融機関のコンデンサシステムは、リンクを作成する及び/又は顧客のアカウントに入力する前に、データを暗号化及び/又は圧縮する。本発明の他の好ましい実施形態では、商店の領収書データは、顧客の金融機関のEFTPOS取引データに添付しないが、概要を上述したセキュアな接続を通じて、少なくともいくつかのEFTPOS取引データと共に第三者の場所へ送信される。しかし、この実施形態では、商店の領収書データは、顧客の金融機関がデータを要求する時まで、第三者の場所で保持される。本発明のこの好ましい実施形態によれば、顧客の金融機関は、金融機関のインターネットバンキングページにアクセスすることによる顧客の情報要求に応じて、特定の取引のためのデータを要求するのみである。要求されたデータは、その後、セキュアな接続を通じて、顧客の金融機関のコンピュータシステムで取得可能となる。顧客の金融機関のコンピュータシステムは、その後、機関のインターネットバンキングウェブページを通じて顧客に対してデータを表示する。本発明のこの実施形態に係る顧客の金融機関のインターネットバンキングページは、顧客の金融機関のサーバで保持される情報だけでなく、第三者の場所で保持される情報を表示する。
【0034】
または、送信され、かつ第三者の場所で記憶されるデータは、先ず暗号化及び/又は圧縮される。第三者の場所のコンピュータシステムは、顧客の金融機関のインターネットバンキングページに表示するために、データを顧客の金融機関のコンピュータシステムへ送信する前に、当該データを暗号化及び/又は圧縮する。
【0035】
本発明のシステムは、
税金申請の実証、
不良品に対する保証請求の正当性の立証、
製品がどこで販売されたかについての情報提供、及び税務署のコンプライアンス活動の促進のような広範囲な状況において有用性を有する。
【0036】
当業者にとって自明である変更及び変形は、本発明の範囲内であるとみなされる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子資金決済に関する電子領収書データを送信及び記憶するシステムであって、商店の領収書データ及びEFTPOS取引データは、少なくとも一つの遠隔地へ電子的に送信され、顧客が電子フォーマットで取得可能となるように元の領収書を再生成することを特徴とするシステム。
【請求項2】
データは、前記顧客の金融機関である遠隔地へ送信されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
データは、記憶のための第三者の場所である遠隔地へ送信されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項4】
前記第三者の場所へ送信されるデータは、商店の領収書及び少なくともいくつかのEFTPOS取引データを含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記第三者の場所へ送信されるデータは、少なくとも暗号化及び/又は圧縮されることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
【請求項6】
前記商店の領収書及び少なくともいくつかの前記EFTPOS取引データを含む前記第三者の場所へ送信されるデータは、さらに前記顧客の金融機関へ所定の時間に自動的に送信されることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
【請求項7】
前記商店の領収書及び少なくともいくつかの前記EFTPOS取引データを含む前記第三者の場所へ送信されるデータは、さらに前記金融機関の要求で前記顧客の金融機関へ送信されることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
【請求項8】
前記商店の領収書及び少なくともいくつかの前記EFTPOS取引データを含む前記第三者の場所へ送信されるデータは、前記金融機関の要求で前記顧客の金融機関が取得可能となることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
【請求項9】
前記顧客から前記金融機関への要求は、関連するデータのための前記第三者の場所へ要求を送らせることを特徴とする請求項7又は8に記載のシステム。
【請求項10】
送信される前記商店の領収書及び前記EFTPOS取引データは、送信前に暗号化及び/又は圧縮する工程を始めに経ることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項11】
前記顧客に電子フォーマットで提供される前記領収書の再生成は、前記取引時の商店による領収書の生成と同じであることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項12】
前記顧客から電子フォーマットで提供される前記領収書の再生成は、前記取引時の商店による領収書の生成と同時であることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のシステムにおいて、電子資金転送に関する電子領収書データを送信及び記憶する方法であって、
商店の領収書データをEFTPOS取引データに添付するステップと、
前記商店の領収書データ及び前記EFTPOS取引データを少なくとも一つの遠隔地へ電子的に送信するステップと、
前記商店の領収書データ及び前記EFTPOS取引データを顧客残高とリンクするステップと、
前記顧客が前記商店の領収書データの電子コピーを取得可能にするステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項13】
前記遠隔地は、前記顧客の金融機関であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記リンクするステップ及び前記電子コピーを取得可能にするステップは、前記顧客又は認証された第三者の場所が前記領収書のコピーを要求するまでは完了しないことを特徴とする請求項12又は13に記載の方法。
【請求項15】
記憶するために前記商店の領収書データ及び少なくともいくつかの前記EFTPOS取引データを前記第三者の場所へ送信するステップと、
前記顧客の金融機関からの要求を受信すると、前記顧客の金融機関と前記第三者の場所とのセキュアな接続を確立するステップと、
前記商店の領収書データ及び前記EFTPOS取引データを前記金融機関へ電子的に順次送信するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記顧客からの要求に応じて前記顧客の金融機関と前記第三者の場所とのセキュアな接続を確立するステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項17】
少なくとも一つの前記遠隔地へ送られる前記商店の領収書データ及び前記EFTPOS取引データを暗号化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項18】
前記第三者の場所により受信される前記商店の領収書データ及び前記EFTPOS取引データを復号化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項19】
セキュアな接続において前記顧客の金融機関が前記第三者の場所で記憶されたデータを取得可能にするステップをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項20】
セキュアな接続において前記顧客の金融機関が前記第三者の場所で記憶されたデータを取得可能にするステップと、
前記顧客の金融機関が前記第三者の場所で記憶されたデータをさらに取得可能にするステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2013−501277(P2013−501277A)
【公表日】平成25年1月10日(2013.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−523167(P2012−523167)
【出願日】平成22年8月4日(2010.8.4)
【国際出願番号】PCT/AU2010/000988
【国際公開番号】WO2011/014920
【国際公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【出願人】(512021254)
【Fターム(参考)】