説明

電気コネクタ

【課題】公知の形式に典型的に関連する欠点を解決するように設計された電気コネクタを提供する。
【解決手段】ケーシング(2)および移動可能部材(27)が、第2の保持手段(26)の非作動位置において一体的に形成され、第2の保持手段(26)が、少なくとも第2の保持手段(26)の非作動位置において、コネクタ(59)の接続方向(A)で移動可能部材(27)をケーシング(2)に一体的に接続する柔軟な手段を具備し、移動可能部材(27)が、単なる押し動作によって非作動位置と作動位置との間で移動可能であり、柔軟な接続手段(74)が、少なくとも1つの破断可能な接続部分(75)を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電気コネクタに関し、特に、少なくとも1つの軸方向の孔を画定する外部絶縁ケーシングと、前記孔内に収容されかつ第1の保持手段により保持される電気端子とを具備する形式の電気コネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
上述した形式の公知の電気コネクタは、正確な挿入を保証しかつ各孔の内部に端子を保持することをさらに保証するための第2の保持装置を具備している。
【0003】
この装置は、通常、ケーシングに対して移動可能な部材であって、かつ、端子または前記第1の保持手段と協動し、それによって、端子の偶発的な引き抜きを防止するためにケーシングにスナップ式に係合する部材を具備している。移動可能な部材のケーシングへのスナップ式の接続は、端子が正確に挿入されかつ前記第1の保持手段により孔の内部に保持されたときにのみ可能である。
【0004】
公知の実施形態において、この移動可能な部材は、ケーシングに一体的にヒンジ式に結合されており、それによって、機能および寸法的な理由から、その適用範囲を制限する実質的な回転移動を提供している。
【0005】
他の実施形態において、移動可能な部材は、ケーシングから分離され、該ケーシングに対して移動される。
【0006】
この解決策にも欠点がある。特に、この場合には、2つの別々の部品(ケーシングと移動可能部材)を製造しかつ取り扱うことを必要とし、2つの部品の接続は一定の精度が必要であり、手で行われるときには両手を使う必要がある。配線作業者(wirer)による取り扱いおよび組立を簡易化するために、移動部材はしばしばケーシングに予め組み付けられ、そのために、これも一定の困難性を要する他の予備的な工程を追加することになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この発明の目的は、公知の形式に典型的に関連する上述した欠点を解決するように設計された電気コネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明によれば、少なくとも1つの軸方向孔を有する絶縁ケーシングと、該孔の内部に収容される少なくとも1つの電気端子と、前記端子を前記孔内に保持するための第1の保持手段と、少なくとも1つの移動可能部材を有する第2の保持手段であって、前記移動可能な部材が、前記第1の保持手段による前記端子の正確な係合を決定しかつ該端子の引き抜きを防止するために、前記第2の保持手段の作動位置において前記ケーシングにスナップ式に係合する第2の保持手段とを具備する電気コネクタであって、
前記ケーシングおよび前記移動可能部材が、前記第2の保持手段の非作動位置において一体的に形成され、前記第2の保持手段が、前記第2の保持手段の少なくとも前記非作動位置において前記移動可能部材を前記ケーシングに一体的に接続する柔軟な手段を具備し、前記移動可能部材が、直線並進移動によって、前記非作動位置と前記作動位置との間で移動可能であることを特徴とする電気コネクタが提供される。
【0009】
本発明の、2つの好適な限定しない実施形態が、添付図面を参照した例によって以下に説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1から図7における符号1は、特に、自動車のエアバッグ作動装置のための電気コネクタを示している。
【0011】
コネクタ1は、実質的には、2つの長手方向の貫通孔3を画定する絶縁ケーシング2と、相補的なコネクタ(図示せず)へのコネクタ1の接続方向Aに平行な軸「a」を有し、各孔3内に収容される2つの雄電気端子4とを具備している。
【0012】
さらに詳細には、図1,2,6,7を参照すると、ケーシング2は、端子4のための孔3が形成された後部5と、該後部5より大きな断面を有し相補的なコネクタ(図示略)の対応する形状の部分を受け入れかつ各孔3と連通する部屋7を画定する中空の前部6とを具備している。
【0013】
前記後部5は、2つの対向する側壁8と、該側壁8に垂直にかつ一体的に接続された側壁9と、該側壁9から前記側壁8に平行に延びかつ前記各側壁8とともに各孔3を画定する中間壁10とを具備している。したがって、孔3は、前記壁10と各壁8との間のそれぞれの長手方向の開口11を通して外部に連通している。
【0014】
図6および図7を参照すると、各端子4は、中間部分12と、円筒状のピンの形態をして前記中間部分12から前方に突出する接触部分13と、電気ケーブル15に接続するための後側部分14とを具備している。
【0015】
中間部分12は、前記接触部分13に隣接する円筒状部分12aと、前記接続部分14に隣接する実質的に半円筒状の部分12bとを具備している。
【0016】
前記部分12bは、それとともに、前記壁9から一体的に突出する弾性保持ランス17のための停止面として機能する軸方向肩部16を画定するように部分12aより小さな直径を有しており、各開口11に対面する座18を画定している。この座18の機能については後述する。ランス17は、端子の挿入は許容するが端子の引き抜きは妨げるように、前方に向かい、かつ、前記孔の内方に向かって傾斜している。
【0017】
各端子4の接触部分13は、孔3の前部開口20を通して部分6の部屋7内に軸方向に突出し、各ケーブル15は、孔3の後部開口19を通してケーシング2から突出している。
【0018】
コネクタ1は、端子4を保持するための、全体的に符号26により示される第2の保持装置をも提供している。
【0019】
装置26は、ケーシング2の部分5における長手方向の開口11に面し、端子4の前記軸「a」に実質的に平行な平面内に配置される移動可能な壁部材27(以下、単に「壁27」という。)を具備する。壁27は、それ自体および端子4の軸「a」を含む平面πに垂直な方向Bにケーシング2に対して移動可能であり、端子4が各孔3内に正確に挿入されたときに(図1,4,6)、部分5にスナップ式に係合する。
【0020】
装置26は、壁27を部分5に一体的に接続し、装置26が非作動とされかつ壁27自体が部分5から分離する位置(図2,3,5,7)と、壁27が部分5に固定されかつ部分6と面一に配される作動位置(図1,4,6)との間で壁27をB方向に移動することができるように実質的に弾性的に曲がる多数の変形可能なブレード28を具備する。
【0021】
さらに詳細には、ブレード28は4個であり、部分5の両側の各側壁8の外側に2つずつ配置されており、各ブレード28は、壁27の対応する側部31と一体的な第1の端部30と、壁27に対面する部分5の一部を形成しかつその縁に沿って延びる対応する長手方向リブ33と一体的な第2の端部32とを具備している。
【0022】
各対におけるブレード28は、相互に対面して配置され、壁8に平行な平面内において、所定の方向に曲がるようにそれらの凸側を相互に対向させて湾曲しており、かつ、壁8に垂直な方向(すなわち、方向A,Bに交差する方向)に細長い断面を提供し、それによって、実質的にこの方向に剛性を高くし、かつ、壁27のいかなる望ましくない横ずれをも防止している。
【0023】
壁27は、各端子4と協動する2つの係合部分34を具備し、該係合部分34は、ケーシング2の部分5のそれぞれの長手方向の開口11にそれぞれ長手方向の突起35を具備している。各突起35は、各孔3に向かって収斂する2つの傾斜した側部38により横方向に画定され、前記部分5に形成されかつ側壁8および中間壁10のそれぞれに形成された傾斜面41(図2,4)により横方向に両定された対応する開いた導入座40内部にぴったりはまる前方センタリング部36を提供している。
【0024】
各部分34は、突起35の前部36の前端から突出し、側部38と同一平面上の傾斜面44により横方向に画定された先細の付属部分43を具備し、各孔3内に正確に挿入されるときに端子4の座18内に量に適合するような大きさおよび配置に設けられた前歯部45を提供している。
【0025】
壁27は、ケーシング2に形成された各座47内にスナップ式に係合する一対の前方側歯部46(図2,8,9)によって、かつ、壁27の後縁に形成された突起49(図1,2,8,9)にスナップ式に係合するケーシング2上の中央後部フック48によって、ケーシング2に対して作動位置にスナップ式に係合される。
【0026】
最後に、壁27は、該壁27が手で前記作動位置に押されたときに滑りを防止するためにギザギザをつけた外面を具備している。
【0027】
コネクタ1は、以下のように組み立てられる。
【0028】
ケーシング2および装置26は、ブレード28が変形されず、付属部43の歯部45が各開口11内に収容されかつ孔3に対して後退した非作動位置(図2)において一体的に形成されている。
【0029】
この位置において、端子4は、各孔3内に挿入される。
【0030】
その後、壁27が、B方向に押され、ケーシング2の部分5にスナップ式に係合され、したがって、ブレード28が壁8に平行な平面内において曲げられる。
【0031】
この点において、2つの状況が生じ得る。
【0032】
端子4が、各孔3内に完全に挿入され、かつ、各ランス17によって正確に係合された場合(図6)には、壁27が方向Bに押されたときに、突起35が各壁8と壁10との間に挿入され、したがって、それぞれの開いた座40に係合する付属部43によって、壁27が横方向に位置決めされる。そして、壁27がその移動端に到達すると、歯部45が端子4の座18内にぴったりはまり、付属部43が端子の各円筒状部分12aの後方に位置決めされ、したがって、引き抜きが防止され、歯46部およびフック48が、上述した装置26の作動位置において、ケーシング2に壁27をロックする。
【0033】
反対に、端子4が完全に挿入されずかつランス17により正確に係合されない場合には、座18は歯部45に一致せず(図7)、したがって、壁27が方向Bに押されたときに歯部45が部分12aと干渉することによって壁27がケーシング2の部分5にはまることが妨げられ、それによって、誤りが迅速に検知され得る。
【0034】
図10から図17は、この発明の他の実施形態に係る電気コネクタ59を示しており、コネクタ1と異なる範囲でのみ記載されており、既に述べたものと類似のまたは同一の全ての部品に対して同一の符号体系を用いている。
【0035】
コネクタ59は、一体的に形成されかつ全体的に符号60で示される保持手段により相互に接続された、コネクタ1のものと同様のケーシング2および壁27を具備している。
【0036】
コネクタの各側部について、保持手段60は実質的に、ケーシング2の部分5の各側壁8に沿って壁27から一体的かつ垂直に延びる3つのアーム61,62,63と、前記壁27に向かってケーシング2の各リブ33から一体的に延び、それぞれ中間アーム62とアーム61,63の間に挟まれる2つのアーム64,65とを具備している。したがって、アーム61,62,63は、アーム64,65に対してAの方向にずれており、Bの方向にスライド可能である。
【0037】
アーム61,63は、柔軟であり、アーム64,65にそれぞれ対面する各端部の歯部66を具備し、アーム64,65は、それぞれ、アーム61,63に面し、リブ33に向かって上方に傾斜しかつ該リブ33に向かってアーム64,65に直交する各側部68により画定される側部傾斜面67を具備する。
【0038】
中間アーム62は、アーム64,65のそれぞれの基部の間に形成された座70内部をスライドする横に曲がった端部69を提供し、アーム64,65は、壁27がケーシング2から完全に離れることを防止するために、壁27の完全に外れた位置におけるアーム62の部分69およびアーム63の歯66およびケーシング2とそれぞれ協動する各側端付属部72,73を具備している。
【0039】
ケーシング2および壁27は、アーム62の端部69およびアーム64,65の各中間部との間に配置され、アーム64またはアーム65と一体的な広い側の端部と、破断部を画定する薄い円筒状のビード75によりアーム62に接続された狭い側の端部とを有する、実質的に円錐台形状の構造を具備する2つの破断可能な接続部材74(図11,12,13)によって相互に一体的に接続されている。
【0040】
コネクタ59は、コネクタ1と実質的に同等の方法で作動する。第2の保持手段26の非作動位置から作動位置までの移動は、接続部剤74のビード75を破断し壁27のケーシング2への接続(図13)を許容するように、単に壁27を押すことによって達成される。
【0041】
壁27がケーシング2に向かって移動するときに、アーム61,63は、それぞれの歯66が、側部68に接触するロック位置に向かって傾斜面67に沿ってスライドしかつ該傾斜面67の背後にスナップ式に係合するように外側に曲がり、それと同時に、壁27の後部がフック48によってロックされる。
【0042】
図14から図17に示されるように、第2の保持装置26および端子4が、コネクタ1を参照して説明した方法と全く同一の方法で協動する。
【0043】
この発明の教示に係るコネクタ1,59の利点は、上記説明により明らかである。
【0044】
特に、スライド可能な移動可能部材27が、端子4の挿入とその後の部材27のケーシング2への不具合のない接続を可能にする組立前位置において、実質的に2つの指を用いて、ケーシング2と一体的に形成され、装置26が単に移動可能部材27をケーシング2から外すだけで非作動にされ、この場合、部材27は、やはり、コネクタ1のブレード28およびコネクタ59のアーム61〜65の相互作用によって、ケーシング2に取り付けられた状態に維持される。
【0045】
しかしながら、この発明の範囲から逸脱することなく、ここに説明されかつ示されたようなコネクタ1,59に変更を加えてもよいことは明らかである。
【0046】
例えば、移動可能部材27は、ケーシング2に対する横方向ではなく、軸方向にスライドしてもよく、移動可能部材27は、端子4とではなく、第1の保持手段17と協動してもよく、任意の数の孔3および任意の形状のケーシング2および端子4が準備されてもよく、とくに、端子は任意の形式の雄ブレードまたは雌端子でよい。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】図1および図2は、この発明の教示に係る電気コネクタの第1の実施形態を示す2つの斜視図であり、2つの異なる動作位置を示している。
【図2】図1および図2は、この発明の教示に係る電気コネクタの第1の実施形態を示す2つの斜視図であり、2つの異なる動作位置を示している。
【図3】図3は、図2の位置におけるコネクタの正面図を示している。
【図4】図4は、図1の位置におけるコネクタの背面図を示している。
【図5】図5は、図2の位置におけるコネクタの背面図を示している。
【図6】図6は、図4の線VI-VIに沿う断面を示している。
【図7】図7は、不正確に組み立てた位置における、図5の線VII-VIIに沿う断面を示している。
【図8】図8は、右側部分が図4の線VIIIa-VIIIaに沿い、左側部分が図4の線VIIIb-VIIIbに沿う部分的な断面を示している。
【図9】図9は、右側部分が図5の線IXa-IXaに沿い、左側部分が図5の線IXb-IXbに沿う部分的な断面を示している。
【図10】図10は、この発明の教示に係る電気コネクタの第2の実施形態を示す斜視図である。
【図11】図11は、図10のコネクタの側面図である。
【図12】図12は、図10の部分的に断面をとった拡大詳細図である。
【図13】図13は、異なる動作位置における図10のコネクタの側面図である。
【図14】図14および図15は、それぞれ図11および図13の位置における図10のコネクタの背面図である。
【図15】図14および図15は、それぞれ図11および図13の位置における図10のコネクタの背面図である。
【図16】図16は、図14の線XVI-XVIに沿う断面を示している。
【図17】図17は、図15の線XVII-XVIIに沿う断面を示している。
【符号の説明】
【0048】
2 ケーシング
3 孔
4 端子
17 第1の保持手段
26 第2の保持手段
27 移動可能部材
31 側部
33 側部
59 コネクタ
60 相互保持手段
61,62,63 第2のアーム
64,65 第1のアーム
66,67,68 相互保持手段
75 破断可能な接続部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの軸方向の孔(3)を有する絶縁ケーシング(2)と、前記孔(3)内に収容される少なくとも1つの電気端子(4)と、前記端子(4)を前記孔(3)内に保持するための第1の保持手段(17)と、第2の保持手段(26)であって、前記第1の保持手段(17)による前記端子の正確な係合を決定しかつ前記端子(4)の引き抜きを防止するために該第2の保持手段(26)の作動位置において前記ケーシング(2)にスナップ式に係合する少なくとも1つの移動可能部材(27)を有する第2の保持手段(26)とを具備する電気コネクタ(59)において、
前記ケーシング(2)および前記移動可能部材(27)が、前記第2の保持手段(26)の非作動位置において一体的に形成され、前記第2の保持手段(26)が、少なくとも前記第2の保持手段(26)の前記非作動位置において、該コネクタ(59)の接続方向(A)で前記移動可能部材(27)を前記ケーシング(2)に一体的に接続する柔軟な手段を具備し、前記移動可能部材(27)が、単なる押し動作によって前記非作動位置と前記作動位置との間で移動可能であり、
前記柔軟な接続手段(74)が、少なくとも1つの破断可能な接続部分(75)を具備することを特徴とする電気コネクタ(59)。
【請求項2】
前記第2の保持手段(26)が、前記移動可能部材(27)を前記ケーシング(2)に対して保持し、前記移動可能部材(27)が前記ケーシング(2)から完全に外れることを防止するために、前記破断可能な部分(75)の破断の後に作動される相互保持手段(60)を具備することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ(59)。
【請求項3】
前記相互保持手段が、前記ケーシング(2)の各側部(33)から前記移動可能部材(27)に向かって延びる第1のアーム(64,65)と、前記移動可能部材(27)の各側部(31)から前記ケーシング(2)に向かって延びる第2のアーム(61,62,63)とを具備し、前記第1および第2のアーム(64,65;61,62,63)が、前記コネクタ(59)の前記接続方向(A)に相互に対してずれており、前記移動可能部材(27)の前記移動方向(B)に相互に対してスライド可能であることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1および第2のアーム(64,64;61,62,63)が、スナップ式に係合する相互保持手段(66,67,68)を具備することを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
【請求項5】
前記移動可能部材(27)が、前記コネクタ(59)の接続方向(A)に交差する方向(B)に、前記ケーシング(2)に対してスライドすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のコネクタ。
【請求項6】
前記ケーシング(2)および前記移動可能部材(27)が、前記移動可能部材(27)を該移動可能部材(27)の前記移動方向(B)および前記コネクタ(59)の前記接続方向(A)に交差する方向にセンタリングするためのセンタリング手段(40;35,36)を具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のコネクタ。
【請求項7】
前記第2の保持手段(26)が、前記移動可能部材(27)から突出し、前記第2の保持手段(26)の前記作動位置において前記端子(4)と協動するように前記孔(3)内を貫通する係合手段(34)を具備し、前記センタリング手段が、前記係合手段(34)の先細部分(36,43)と前記ケーシング(2)に形成された対応する導入座(40)とを具備することを特徴とする請求項6記載のコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2006−302911(P2006−302911A)
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−183766(P2006−183766)
【出願日】平成18年7月3日(2006.7.3)
【分割の表示】特願平8−532165の分割
【原出願日】平成8年4月24日(1996.4.24)
【出願人】(595026324)エフシーアイ (73)
【Fターム(参考)】