説明

電気音響変換器

【課題】無振動環境下で楽曲を聴取する場合でも、楽曲を聴取しながら発電および蓄電をすることのできる小型、軽量の簡便な電気音響変換器を提供する。
【解決手段】第1の振動板211と、振動板211を振動させるための音声信号が入力される信号入力部214を有する振動板駆動部213と、振動板211の振動時にその背後に生ずる空気の圧力変動によって振動する第2の振動板221と、振動板221に結合して、その振動板221と共に同方向に振動する電磁誘導コイル224と、電磁誘導コイル224の振動方向に交差する磁束を発生して電磁誘導コイル224に起電力を生じさせる発電用磁気回路225と、電磁誘導コイル224に生じた起電力を直流電力として蓄える蓄電部44と、を備えた電気音響変換器である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カナル型その他のインナイヤーヘッドホンや補聴器などとして用いられる電気音響変換器に係わり、特に振動板の振動エネルギーを電気エネルギーとして蓄える発電/蓄電機能を備えた電気音響変換器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スピーカと発電機との両機能を兼ね備えた電気音響変換器として、
磁気回路に設けた磁気ギャップ内に配設されたボイスコイルに、外部振動を付加したときに発生する逆起電力を取り出す第1モード位置と、オーディオ聴取時に前記第1モード位置を開放して前記ボイスコイルにオーディオ信号を供給する第2モード位置とを含むスイッチを備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−221743号公報(請求項1、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のように外部振動によりボイスコイルを振動させて発電する構成では、自動車などの振動系内で用いられるものに限られ、振動系内での使用でもボイルコイルが外部振動の振幅方向に向けられていなければボイルコイルを良好に振動させることができない。
【0005】
一方、ボイスコイルの振動を促すべく、ボイスコイルを外部振動の振幅方向に向けて配置すると、オーディオ聴取時において外部振動が振動板に直接作用して再生音質を劣化させてしまう。
【0006】
尚、特許文献1には、ボイスコイルの振動を促すために、ボイルコイルを含む振動系部品にウエイトを設ける例が開示されているが、これではスピーカとして低音再生能力を損ない、中高音帯域では再生できなくなることが懸念される。
【0007】
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は周囲が無振動の環境下で楽曲を聴取する場合でも、楽曲を聴取しながら発電および蓄電をすることのできる簡便な電気音響変換器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記の目的を達成するため、以下に記載するような電気音響変換器を提供するものである。
(1)第1の振動板211と、振動板211を振動させるための音声信号が入力される信号入力部214を有する振動板駆動部213と、振動板211の振動時にその背後に生ずる空気の圧力変動によって振動する第2の振動板221と、振動板221に結合して、その振動板221と共に同方向に振動する電磁誘導コイル224と、電磁誘導コイル224の振動方向に交差する磁束を発生して電磁誘導コイル224に起電力を生じさせる発電用磁気回路225と、電磁誘導コイル224に生じた起電力を直流電力として蓄える蓄電部44と、を備えていることを特徴とする電気音響変換器。
(2)振動板駆動部213の信号入力部214に入力される音声信号を加工する信号処理部41を備え、信号処理部41がその電源として蓄電部44に接続されていることを特徴とする上記(1)記載の電気音響変換器。
(3)第2の振動板221は、第1の振動板211よりも最低共振周波数が低いことを特徴とする上記(1)、又は(2)記載の電気音響変換器。
(4)第1の振動板211の背後に形成される気室C1と、第2の振動板221の背後に形成される気室C2とを連通させる連通孔230を備えていることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の電気音響変換器。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る電気音響変換器は、電磁誘導コイルに起電力が生ずるようにしていることから、無振動環境下で楽曲を聴取する場合でも、楽曲を聴取しながら効率よく発電することができる。しかも、電磁誘導コイルに生じた起電力を直流電力として蓄える蓄電部を備えるようにすれば、信号処理部としてノイズキャンセリング機能などを備えたヘッドホンや補聴器などに適用して、蓄電部に蓄えた電力を信号処理部の駆動電力として利用できる。このため、信号処理部の主電源として用いられる電池の交換頻度を下げつつ、長期に亘って高音質の再生音を聴取することが可能となる。又、第2の振動板の最低共振周波数を第1の振動板よりも低くした構成では、第1の振動板の振動負荷を軽減できる。このため、第1の振動板の振動による音声再生帯域を拡大させながら、音源装置の電力消費を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明に係る電気音響変換器の実施形態を示す断面図
【図2】図1に示した電気音響変換器を構成する駆動ユニットの拡大断面図
【図3】駆動ユニットの変更例を示す拡大断面図
【図4】駆動ユニットの他の変更例を示す拡大断面図
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面に基づいて本発明を詳しく説明する。先ず、図1に本発明に係る電気音響変換器をカナル型インナイヤーヘッドホンとした例を示す。
【0012】
図1において、1はヘッドホンの外装をなす筐体であり、この筐体1には主要な構成要素として駆動ユニット2が内蔵されている。図1から明らかなように、駆動ユニット2は動電形スピーカユニットを2つ背向かいに結合したような構造とされている。尚、係る駆動ユニット2は、音声再生機能と発電機能を備えているが、その具体的構成については追って説明する。
【0013】
筐体1の一端側には、耳孔内に挿入される筒状のノズル11が形成されており、そのノズル11の外周には、耳孔の内壁に密着するイヤピース12が嵌着されている。又、ノズル11と駆動ユニット2との間において、筐体1には駆動ユニット2から放射された音波を拡散するディフューザ3が内蔵されており、これにより拡散された音波がノズル11の内部を通じて耳孔内に放出される構成とされている。
【0014】
一方、筐体1の内部には、駆動ユニット2を挟んでノズル11とは反対側となる位置において、回路基板4と蓋部材13とにより区分された空間14が形成されている。空間14には信号処理部41(例えば、デジタルシグナルプロセッサ:DSP)が設けられ、その信号処理部41と音源装置5(例えば、携帯型音楽プレーヤ:DAP)が接続コード42により繋がるようになっている。
【0015】
信号処理部41は、音源装置5から接続コード42を通じて伝送された音声信号に対し、バイノーラルやサラウンド効果などの音場再生処理やノイズキャンセリングなどの処理を施すものであり、これによる信号出力が回路基板4上の入力端子4aに入力される構成とされている。そして、その種の信号処理部41を備える構成では、高品位な再生音声を得ることができる。
【0016】
ここに、空間14には、信号処理部41の駆動用主電源として、電池43(アルカリ乾電池、オキシ水酸化ニッケル電池、ニッケル水素充電池、リチウムイオン充電池、空気亜鉛電池、酸化銀電池など)が設けられているが、その寿命は短く、短期間での交換が必要とされる。例えば、デジタル方式の信号処理では、連続再生時間が10〜20時間、ノイズキャンセリングをアナログ方式にした場合でも連続再生時間が200時間程度である。又、補聴器の場合でも、信号処理部41によるノイズ低減を図った高機能なデジタル機種では、連続使用時間が200時間前後に過ぎず、いずれも1日〜1週間程度の煩雑な電池交換を余儀なくされる。
【0017】
そこで、本発明では、信号処理部41の補助電源などとして、空間14内に蓄電部44を設け、その蓄電部44に蓄えられた直流電力を信号処理部41に供給する構成としている。蓄電部44は、整流器部45を介して回路基板4の出力端子4bに接続されており、これにより上記駆動ユニット2内に生じた起電力が直流電力として蓄電部44に蓄えられるようにしている。尚、蓄電部44には、キャパシタ、コンデンサ、リチウムイオン充電池、あるいはニッケル水素充電池などの二次電池が好適に用いられる。
【0018】
ここで、図2に基づき駆動ユニット2の構成について言及すると、210,220は略同一形状のフレームであり、その両フレーム210,220は互いに背面を接合面200として結合されている。一方のフレーム210には、ドーム型の振動板211(第1の振動板)の周縁がガスケット212により固定され、その振動板211が振動板駆動部213により所定方向(図2の上下方向)に振動される構成とされている。
【0019】
振動板駆動部213は、音声信号が入力されるボイスコイル214(信号入力部)と磁気回路215とからなる。このうち、ボイスコイル214は、銅やアルミからなる巻腺部214aをボビン214bの外周に巻き込んで構成され、その一端が振動板211の中心部に接着剤などによって固着されている。尚、ボビン214bは省略することができる。
【0020】
一方、磁気回路215は、コ字形の断面を有するヨーク215aと、ヨーク215aの中心部上に配置したリング状の永久磁石215bと、永久磁石215bの上に配したリング状の磁性体からなるトッププレート215cとにより構成された内磁形であり、トッププレート215cの周面とヨーク215aとの間はボイスコイル214に作用する磁束を発生する磁気ギャップG1とされている。そして、その磁気ギャップG1にボイルコイル214が挿入されることにより、磁気ギャップG1における磁束とボイスコイル214に流される電流とに対して直交する方向(図2の上下方向)に電磁力が働き、これによってボイスコイル214が結合する振動板211がボイスコイル214と共に同方向に振動することとなる。
【0021】
他方、フレーム220にもドーム型の振動板221(第2の振動板)の周縁がガスケット222により固定されている。振動板221の中心部には電磁誘導コイル224が結合されており、その電磁誘導コイル224が振動板221と共に所定方向(図2の上下方向)に振動する構成とされている。
【0022】
電磁誘導コイル224は、銅やアルミからなる巻腺部224aをボビン224bの外周に巻き込んで構成され、その一端が振動板221の中心部に接着剤などにより固着されている。尚、電磁誘導コイル224もそのボビン224bを省略することができる。
【0023】
又、フレーム220には、振動板221と電磁誘導コイル224との振動時において、電磁誘導コイル224に起電力を生じさせるための磁束を発生する発電用磁気回路225が設けられている。
【0024】
発電用磁気回路225は、磁気回路215と同じく、コ字形の断面を有するヨーク225aと、ヨーク225aの中心部上に配置したリング状の永久磁石225bと、永久磁石225bの上に配したリング状の磁性体からなるトッププレート225cとにより構成された内磁形であり、トッププレート225cの周面とヨーク225aとの間は電磁誘導コイル224に作用する磁束を発生する磁気ギャップG2とされている。そして、その磁気ギャップG2に電磁誘導コイル224が挿入され、その電磁誘導コイル224が磁気ギャップG2の磁束を横切る方向に振動することで、電磁誘導コイル224に誘導起電力が生じ、その起電力が直流電力として図1に示した蓄電部44に蓄えられるようにしてある。すなわち、電磁誘導コイル224は、図示せぬリード線により図1に示した出力端子4bおよび整流器部45を介して蓄電部44に接続されている。
【0025】
特に、本発明において、振動板221は空気を媒介して振動板211に連動する構成とされている。そのために、図2に示す例では、フレーム210,220およびヨーク215a,225aの中心部に、永久磁石215b,225bとトッププレート215c,225cとの中心孔に合致する連通孔230を穿ち、その連通孔230により振動板211の背後(磁気回路215側)に形成される気室C1と、振動板221の背後(発電用磁気回路225側)に形成される気室C2とを連通させている。これによれば、振動板211の振動により、その背後に位置する気室C1に空気の圧力変動が生ずると、連通孔230を通じて気室C2内の空気にも同様の圧力変動が生じるために、振動板211,221を同調的に振動させることができる。要するに、本発明によれば、ボイスコイル214に入力した電気信号(音声信号)を振動板211の駆動による空気振動(音響信号)に変換しながら、振動板211の振動エネルギーを振動板221に伝達して発電を行い、これを信号処理部41の駆動用電力として蓄電することができる。そのため、振動板211と振動板221とで挟まれた空間は密閉されていることがより好ましい。
【0026】
尚、磁気回路215と発電用磁気回路225は、別体として構成することに限らず、例えば両者のヨーク215a,225aを一体構造の共有物として構成することができる。
【0027】
又、2つの振動板211,221は全く同一のものでも良いが、振動板211の負荷を軽減する観点からして振動板221には振動板211よりも最低共振周波数(f)が低いものを用いることが好ましい。
【0028】
ここに、f=(m/c)0.5{m:振動系の質量、c:コンプライアンス(スチフネスsの逆数)}であらわされるので、振動板の質量mを軽くし、コンプライアンスc(動き易さ)を大きくし、スチフネスs(硬さ)を小さくすれば、最低共振周波数fは低くなる。
【0029】
例えば、振動板221の口径、厚さ、密度、あるいは電磁誘導コイル224の口径、巻線部224aの巻数、線径などを小さくして振動板221を軽量化することにより、その最低共振周波数fを低くすることができる。又、振動板221の厚さ、もしくはヤング率を小さくするか、振動板221の形状やエッジ部形状などを最適化してスチフネスを小さくすることにより、振動板221の最低共振周波数fを低くすることができる。
【0030】
一方、振動系における最大発電量の見積は、Mitchesonらにより、バネとダッシュポットの複合モデルとして算出されている。ここに、最大発電量Pmaxは、
max=(1/2)Xωm(Xmax/X){X:変位量、ω:2πf、Xmax:最大変位量、m:質量}であらわされるので、例えば振動板221の質量mが4mg、その変位量(振幅)Xが1μm、最大変位量Xmaxが10μm、周波数fが600Hzであれば、Pmaxは約1mWとなる。尚、市販のノイズキャンセリング機能を有するカナル型インナイヤーヘッドホンでは消費電力が20mW以下、補聴器では1〜2mWであるから、1mWの発電量でも信号処理部41の駆動用補助電力として十分である。
【0031】
次に、駆動ユニットの変更例を図3に示して説明する。図3において、係る駆動ユニット21は、永久磁石215b,225bおよびトッププレート215c,225cを無孔の円板状とし、永久磁石215b,225bの外周側においてフレーム210,220とヨーク215a,225aとの底部周縁に連通孔230を穿設し、その連通孔230を通じて気室C1,C2を連通させている点で上記例とは相違している。要するに、図3の駆動ユニット21は、連通孔230の位置のみ相違し、他は図2の駆動ユニット2と同様の構成とされている。そして、図3に示すような駆動ユニット21でも、振動板211の振動による気室C1内空気の圧力変動を、連通孔230を通じて気室C2に及ぼし、これによって振動板221および電磁誘導コイル224を振動させながら、電磁誘導コイル224に生ずる起電力を直流電力として図1に示した蓄電部44に蓄えることができる。尚、本変更例の連通孔230は、底部周縁において、周状に複数設けても良い。又、連通孔230は、第1の振動板211側から見たときの形状が円形状の連通孔230でもよいし、フレーム210,220とヨーク215a,225aとの底部の中心の位置を中心点とする円弧状の連通孔230でもよい。
【0032】
又、図4は発電用磁気回路225を外磁形とした例を示す。すなわち、図4において、発電用磁気回路225は、センタピース部cpを有する断面T字形のヨーク225aの外周に、リング状の永久磁石225bを配置し、センタピース部cpの上端面に円板状の内側トッププレート225cを設けると共に、永久磁石225bの上端面にリング状の外側トッププレート225dを設け、内側トッププレート225cと外側トッププレート225dとの間を磁気ギャップG2として形成している。そして、図4に示すような駆動ユニット22でも、振動板211の振動時に連通孔230を通じて気室C1,C2内空気に圧力変動を生じさせ、これによって磁気ギャップG2に挿入された電磁誘導コイル224と、これが結合する振動板221とを同方向に振動させながら、電磁誘導コイル224に生ずる起電力を直流電力として図1に示した蓄電部44に蓄えることができる。
【0033】
以上説明したように、第1の振動板の振動時にその背後に生ずる空気の圧力変動によって振動する第2の振動板を備え、その第2の振動板に結合する電磁誘導コイルが発電用磁気回路による磁束と交差する方向に振動することにより、電磁誘導コイルに起電力が生ずるようにしていることから、無振動環境下で楽曲を聴取する場合でも、楽曲を聴取しながら効率よく発電することができる。
【0034】
尚、本発明の実施形態を説明したが、係る電気音響変換器はヘッドホンのみならず、補聴器にも適用することができる。又、上記各実施形態では、2つの振動板211,221を同一直線上に配置して、それらの振動方向が同一となるようにしたが、両振動板211,221の振動方向が交差するような配置形態とすることもできる。
【0035】
更に、蓄電部44は、ノイズキャンセリングなどを行なう信号処理部41の補助電源として用いることに限らず、例えば電飾用LEDを付加した電気音響変換器にして、蓄電部44をLEDの発光電源として用いることができる。
【符号の説明】
【0036】
211 第1の振動板
213 振動板駆動部
214 ボイスコイル(信号入力部)
215 磁気回路
221 第2の振動板
224 電磁誘導コイル
225 発電用磁気回路
41 信号処理部
44 蓄電部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の振動板と、
前記第1の振動板を振動させるための音声信号が入力される信号入力部を有する振動板駆動部と、
前記第1の振動板の振動時にその背後に生ずる空気の圧力変動によって振動する第2の振動板と、
前記第2の振動板に結合して、その第2の振動板と共に同方向に振動する電磁誘導コイルと、
前記電磁誘導コイルの振動方向に交差する磁束を発生して前記電磁誘導コイルに起電力を生じさせる発電用磁気回路と、
前記電磁誘導コイルに生じた起電力を直流電力として蓄える蓄電部と、
を備えていることを特徴とする電気音響変換器。
【請求項2】
前記振動板駆動部の信号入力部に入力される音声信号を加工する信号処理部を備え、
前記信号処理部がその電源として前記蓄電部に接続されていることを特徴とする請求項1記載の電気音響変換器。
【請求項3】
前記第2の振動板は、前記第1の振動板よりも最低共振周波数が低いことを特徴とする請求項1、又は2記載の電気音響変換器。
【請求項4】
前記第1の振動板の背後に形成される気室と、前記第2の振動板の背後に形成される気室とを連通させる連通孔を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気音響変換器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−165129(P2012−165129A)
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−23028(P2011−23028)
【出願日】平成23年2月4日(2011.2.4)
【出願人】(308036402)株式会社JVCケンウッド (1,152)
【Fターム(参考)】