説明

電線の皮剥工具

【課題】本発明は、難着雪電線等のヒレ付き電線のみならず、通常のヒレなし電線をも安定して確実に皮剥せしめることが出来る、電線の皮剥工具を提供するものである。
【解決手段】ヒレ付き電線18を挿通せしめるべく一対の略半筒状刃物ホルダ−部材12a・12bを連結して筒状に形成されてなる刃物ホルダ−6と、該刃物ホルダ−6を所定方向に伝動手段3を介して回転作動せしめる操作軸1とよりなり、上記一方の刃物ホルダ−部材12aには切削刃15が内方突出状に取付けられ、他方の刃物ホルダ−部材12b
の内面には該切削刃15に対応すべく内周面が円弧状とされた当接プレ−ト17が内方突出状に取付けられ、該当接プレ−ト17は刃物ホルダ−部材12bの軸線方向に対して傾斜状とされると共に、その内周径はヒレ付き電線18の被覆部外径と、また、内方突出長Lは同ヒレ高さHと同一寸法に各々設定されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、活線状態にある架空電線の絶縁被覆を剥離せしめる皮剥工具に関し、更に詳
細には、難着雪電線等のヒレ付き電線を安定して確実に皮剥せしめることが出来るのみな
らず、通常の電線の皮剥にも充分適用せしめることが出来る、電線の皮剥工具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、難着雪電線等この種ヒレ付き電線を皮剥せしめる工具としては、特開平10
−201036号公報に記載されているように、切削刃を備えた略半円弧状の刃物ホルダ
−と、該刃物ホルダ−に連動すべく対向状に配設された略半円弧状の電線締込みガイドと
よりなり、上記電線締込みガイドと刃物ホルダ−の内周面には各々周方向に向けて所要数
の突起が形成されたものが開示されている。
【0003】
そして、上述の如く構成された皮剥工具は、電線締込みガイドを回転作動せしめつつ、
刃物ホルダ−との間にヒレ付き電線を挿通状に保持せしめると共に、その内周面の各突起
でもってヒレを圧潰又は切除せしめながら切削刃により電線の被覆を順次剥離せしめるも
のとされている。
【0004】
また、実公平7−53373号公報や実用新案登録第2540664号公報に記載され
ているように、切削刃を備えた回転自在な略U字形状刃物ホルダ−と、該刃物ホルダ−に
連通して連動自在に接続された電線ホルダ−とよりなり、上記刃物ホルダ−の内周面には
切削刃に対向して所要数の尖り先突部がその長手方向に沿って突設されたものが開示され
ている。
【0005】
そして、上述の如く構成された皮剥工具は、刃物ホルダ−を所定方向に回転作動せしめ
つつ、電線ホルダ−よりヒレ付き電線を順次挿通せしめ、刃物ホルダ−の尖り先突部でも
ってヒレを圧潰しながら切削刃により電線の被覆部を順次剥離せしめるものとされている

【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平10−201036号公報
【特許文献2】実公平7−53373号公報
【特許文献3】実用新案登録第2540664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特開平10−201036号公報記載の皮剥工具は、刃物ホルダ−と電線締
込みガイドの内周面に各々形成された突起でもってヒレ付き電線のヒレを圧潰又は切除せしめつつ、切削刃により被覆部を剥離して皮剥作業を有効に行なうことが出来る反面、各突起は刃物ホルダ−等の内周面に沿ってその周方向に形成されているから、ヒレ部と点接触状に接触するものとなり、ひいては、ヒレ部との接触時における圧潰等の抵抗が大となってガタ付きやすく、剥離が非常に不安定となって確実なる皮剥作業がしずらいのみならず、突起の圧潰力等が局部的に集中しやすく、また、ヒレ付き電線の被剥離個所においても不用意に損傷せしめるおそれがあるものである。
【0008】
また、実公平7−53373号公報や実用新案登録第2540664号公報記載の皮剥
工具は、刃物ホルダ−を所定方向に回転作動せしめつつ、その内周面に形成された所要数
の尖り先突部でもってヒレ付き電線のヒレ部を圧潰しつつ、切削刃により被覆部を剥離し
て皮剥作業を有効に行なうことが出来る反面、各尖り先突部は刃物ホルダ−の内周面に沿
ってその長手方向に形成されているから、上記特開平10−201036号公報記載の皮
剥工具と同様に、ヒレ部と点接触状に接触するものとなり、ひいては、ヒレ部との接触時
における圧潰の抵抗が大となってガタ付きやすく、剥離が非常に不安定となって確実なる
皮剥作業がしずらいのみならず、尖り先突部の圧潰力が局部的に集中しやすく、また、ヒレ付き電線の被剥離個所においても不用意に損傷せしめるおそれがあるものである。
【0009】
本発明は従来の課題を解決し、難着雪電線等のヒレ付き電線を安定して確実に皮剥せし
めることが出来るのみならず、通常の電線にも充分適用せしめることが出来る、電線の皮
剥工具を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するため、本願請求項1記載の発明は、ヒレ付き電線を挿通せしめる
べく一対の略半筒状刃物ホルダ−部材を連結して筒状に形成されてなる刃物ホルダ−と、
該刃物ホルダ−を所定方向に伝動手段を介して回転作動せしめる操作軸とよりなり、上記
一方の刃物ホルダ−部材には切削刃が内方突出状に取付けられ、他方の刃物ホルダ−部材
の内面には該切削刃に対応すべく内周面が円弧状とされた当接プレ−トが内方突出状に取
付けられ、該当接プレ−トは刃物ホルダ−部材の軸線方向に対して傾斜状とされると共に
、その内周径はヒレ付き電線の被覆部外径と同一寸法に、また、内方突出長は同ヒレ高さ
と同一寸法に各々設定されてなることを特徴とする、電線の皮剥工具を要旨とするもので
ある。
【0011】
請求項2記載の発明は、切削刃に隣接してヒレ付き電線の被覆部を内方に押圧支持せし
めるべく一方の刃物ホルダ−部材には押圧支持片が内方突出状に付設されてなることを特
徴とする、請求項1記載の電線の皮剥工具を要旨とするものである。
【0012】
請求項3記載の発明は、当接プレ−トの内周縁がテ−パ状に形成されてなることを特徴
とする、請求項1または2記載の電線の皮剥工具を要旨とするものである。
【発明の効果】
【0013】
本願請求項1記載の発明は、上述のように構成されているから、操作軸により伝動手段
を介して刃物ホルダ−を所定方向に回転作動せしめつつヒレ付き電線を挿通せしめ、内周
面が円弧状とされた傾斜状の当接プレ−トを電線のヒレ部から被覆部にかけて線接触状に
安定的に接触せしめながら順次接触するヒレ部を圧潰すると共に、被覆部を切削刃により
順次剥離せしめることが出来るものであって、従来のようにガタを生起せしめることなく
、常に皮剥作業を安定的に、しかも、確実に行なうことが出来るものである。また、当接
プレ−トは刃物ホルダ−部材の軸線方向に対して傾斜状とされているから、剥離時におけ
る電線の長手方向に対して推進力を生起せしめることができ、切削刃にかかる負担を軽減
せしめることが出来るのみならず、前述の如く電線の被覆部を線接触状に安定的に接触せ
しめることが出来るため、ヒレ付き電線のみならず、通常の電線の皮剥にも充分適用せし
めることが出来るものである。
【0014】
請求項2記載の発明は、上述のように構成されているから、電線の皮剥作業時において
もヒレ付き電線の被覆部を常に内方に押圧支持せしめることが出来るものであって、当接
プレ−トと相まって従来のようにガタを生起せしめることなく安定的に、しかも、確実に
皮剥作業を行なうことが出来るのみならず、通常の電線の皮剥にも充分適用せしめること
が出来るものである。
【0015】
請求項3記載の発明は、上述のように構成されているから、当接プレ−トを線接触状に
接触せしめて圧潰する場合においても、ヒレ部に容易に喰い込み、小さい抵抗でもって確
実に圧潰することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す一部破砕側面図である。
【図3】実施例の刃物ホルダ−6を示す分解斜視図である。
【図4】実施例の刃物ホルダ−部材12bと当接プレ−ト17を示す正面図である。
【図5】実施例によりヒレ付き電線18の皮剥状態を示す断面図である。
【図6】図5の一部破砕側面図である。
【図7】実施例によるヒレ付き電線18の皮剥状態を示す断面図である。
【図8】図7の一部破砕側面図である。
【図9】実施例による通常のヒレなし電線21の皮剥状態を示す断面図である。
【図10】図9の一部破砕側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明を実施するための形態を図面に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図1乃至図8は本発明の一実施例を示すもので、同図中、1は絶縁操作棒(図示略)に
より所定方向に回転作動自在とされた操作軸、2は該操作軸1を支持する支持フレ−ム、
3は後記する回転部材5を所定方向に回転作動せしめるべく該支持フレ−ム2内に配設さ
れた歯車伝動機構、4は支持フレ−ム2の背面側に取付けられた略C字形状の取付け金具
、5・6は前記歯車伝動機構3を介して所定方向に回転作動せしめるべく該取付け金具4
に取付けられた回転部材と刃物ホルダ−である。
【0019】
上記歯車伝動機構3は操作軸1により回転される傘歯車7・8と、該傘歯車8に噛合し
て後記する回転部材5の半円弧状部材10a・10bに伝動する平歯車9とより構成され
ている。
【0020】
また、上記回転部材5は一対の半円弧状部材10a・10bが開閉ピン(図示略)を介
して互いに開閉自在に連結されると共に、該一対の半円弧状部材10a・10bには前記
平歯車9に噛合する半割歯車11が各々形成され、操作軸1から歯車伝動機構3を介して
回転駆動力が伝達されるものとされている。
【0021】
さらに、上記刃物ホルダ−6は後記するヒレ付き電線18を挿通せしめるべく一対の略
半筒状刃物ホルダ−部材12a・12bを連結して筒状に形成され、該一方の刃物ホルダ
−部材12aは開閉ピン13を介して前記一方の半円弧状部材10aに、他方の刃物ホル
ダ−部材12bは開閉ピン14を介して他方の半円弧状部材10bに各々着脱自在に取付
けられてなり、刃物ホルダ−6は回転部材5に対して着脱自在であり、かつ、ヒレ付き電
線18の外径に合わせて交換自在とされている。そして、回転部材5を操作軸1により歯
車伝動機構3を介して一定方向(図1の時計回り方向)に回転作動せしめると、刃物ホル
ダ−6を構成する各刃物ホルダ−部材12a・12bも連動して閉作動状態下に同一方向
に回転し、逆に、反対方向(反時計回り方向)に回転作動せしめると、開閉ピン13・1
4を支点として半円弧状部材10bと刃物ホルダ−部材12bとが回動して開作動するも
のとされている。
【0022】
上記刃物ホルダ−6を構成する一方の刃物ホルダ−部材12aにはその回転に伴って後
記するヒレ付き電線18を螺旋状に剥離せしめるべく傾斜状の切削刃15が内方突出状に
取付けられると共に、ヒレ付き電線18を内方に押圧支持せしめるべく該切削刃15に隣
接して押圧支持片16が内方突出状に付設されている。また、他方の刃物ホルダ−部材1
2b内面にはその軸線方向に対して傾斜状とされた一対の当接プレ−ト17が切削刃15
に対応して内方突出状に取付けられ、該各当接プレ−ト17は後記するヒレ付き電線18
を当接支持せしめるべくその内周面が円弧状に形成されると共に、その内周縁がテ−パ状
とされている。そして、各当接プレ−ト17の内周径は後記するヒレ付き電線18の被覆
部19外径と同一寸法に、また、各当接プレ−ト17の内方突出長Lは同ヒレ高さHと同
一寸法に各々設定せしめられている。
その他、18は難着雪電線等のヒレ付き電線、19はその被覆部、20は同ヒレ部を、
また、21は通常のヒレなし電線を各々示す。
【0023】
次に、上述の如く構成された実施例の作動について説明する。
先ず、絶縁操作棒(図示略)により操作軸1を回転操作せしめつつ、歯車伝動機構3・
半割歯車11を介して半円弧状部材10a・10bを支持フレ−ム2内に沿って図1の反
時計回り方向に回転せしめる。すると、開閉ピン13・14を支点として半円弧状部材1
0bが回動し、これに連動して刃物ホルダ−部材12bも回動して開作動する。しかるの
ち、活線状態にあるヒレ付き電線18を刃物ホルダ−部材12a内に嵌合せしめると共に
、操作軸1を反対方向に回転操作せしめつつ、開閉ピン13・14を支点として半円弧状
部材10b及び刃物ホルダ−部材12bを回動して閉作動せしめ、刃物ホルダ−部材12
a・12b間に電線18を挿通状に保持せしめる。ついで、操作軸1により歯車伝動機構
3・半割歯車11を介して半円弧状部材10a・10bを支持フレ−ム2内に沿って図1
の時計回り方向に回転せしめると共に、これに連動して刃物ホルダ−部材12a・12b
を回転せしめる。すると、図5乃至図8に示すように、当接プレ−ト17の円弧状内周面
が電線18に接触し、順次接触するヒレ部20を圧潰すると共に、電線18の反対側を押
圧支持片16でもって押圧支持せしめつつ被覆部19を切削刃15により剥離して皮剥作
業を行なう。
【0024】
このさい、当接プレ−ト17はその内周面が円弧状とされると共に、刃物ホルダ−部材
12bの軸線方向に対して傾斜状とされ、しかも、内周径は電線18の被覆部19外径寸
法と、また、内方突出長Lはヒレ高さHと同一寸法に設定せしめられているから、当接プ
レ−ト17の内周面を電線18のヒレ部20から被覆部19にかけて線接触状に安定的に
接触せしめ、順次接触するヒレ部20を圧潰すると共に、電線18の反対側を押圧支持片
16でもって押圧支持せしめつつ被覆部19を切削刃15により安定的に、しかも、確実
に剥離せしめることが出来るものである。また、上述の如く当接プレ−ト17は傾斜状と
されているから、剥離時における電線18の長手方向に対して推進力を生起せしめること
ができ、ひいては、切削刃15にかかる負荷を軽減せしめることが出来るものである。さ
らに、当接プレ−ト17の内周縁はテ−パ状に形成されているから、電線18に対して線
接触状に接触せしめてヒレ部20を圧潰する場合においても、ヒレ部20に容易に喰い込
み、小さい抵抗でもって確実に圧潰することが出来るものである。
【0025】
そして、電線18の剥離が終了すると、操作軸1を回転操作せしめ、半円弧状部材10
bを反時計回り方向に回動せしめつつ開閉ピン13・14を支点として刃物ホルダ−部材
12bを回動して開作動せしめ、挿通する電線18を解放して皮剥作業を完了する。
【0026】
図9及び図10は通常のヒレなし電線21の皮剥状態を示すもので、上記実施例と同様
に、活線状態下の電線21を刃物ホルダ−部材12a・12b内に挿通状に保持せしめつ
つ、当接プレ−ト17の円弧状内周面を電線21の被覆部19に線接触状に接触せしめる
と共に、その反対側を押圧支持片16でもって押圧支持せしめながら被覆部19を切削刃
15により剥離して皮剥作業を行うものである。
【0027】
このさい、当接プレ−ト17はその内周面が円弧状とされると共に、その内周径が電線
21の被覆部外径と同一寸法とされ、しかも、刃物ホルダ−部材12bの軸線方向に対し
て傾斜状に取付けられているから、当接プレ−ト17の内周面を電線21の被覆部19に
略螺旋状に線接触せしめつつ、反対側を押圧支持片16でもって押圧支持せしめつつ被覆
部19を切削刃15により安定的に、しかも、確実に剥離することが出来るものであって
、ヒレ付き電線18のみならず通常のヒレなし電線21の皮剥にも充分に適用せしめることが出来るものである。
【0028】
なお、上記実施例において、当接プレ−ト17は刃物ホルダ−部材12bの内面に2個取付けられているが、電線18・21の外径に応じて適宜その個数を増減せしめることが出来る。また、伝動手段として傘歯車7・8と平歯車9により構成された歯車伝動機構3が示されているが、これに限定されるものではなく、他の公知の歯車により構成してもよいものである。
【符号の説明】
【0029】
1 操作軸
3 歯車伝動機構
5 回転部材
6 刃物ホルダ−
12a・12b 刃物ホルダ−部材
15 切削刃
16 押圧支持片
17 当接プレ−ト
18 ヒレ付き電線
19 被覆部
20 ヒレ部
21 ヒレなし電線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒレ付き電線を挿通せしめるべく一対の略半筒状刃物ホルダ−部材を連結して筒状に形
成されてなる刃物ホルダ−と、該刃物ホルダ−を所定方向に伝動手段を介して回転作動せ
しめる操作軸とよりなり、上記一方の刃物ホルダ−部材には切削刃が内方突出状に取付け
られ、他方の刃物ホルダ−部材の内面には該切削刃に対応すべく内周面が円弧状とされた
当接プレ−トが内方突出状に取付けられ、該当接プレ−トは刃物ホルダ−部材の軸線方向
に対して傾斜状とされると共に、その内周径はヒレ付き電線の被覆部外径と同一寸法に、
また、内方突出長は同ヒレ高さと同一寸法に各々設定されてなることを特徴とする、電線
の皮剥工具。
【請求項2】
切削刃に隣接してヒレ付き電線の被覆部を内方に押圧支持せしめるべく一方の刃物ホル
ダ−部材には押圧支持片が内方突出状に付設されてなることを特徴とする、請求項1記載
の電線の皮剥工具。
【請求項3】
当接プレ−トの内周縁がテ−パ状に形成されてなることを特徴とする、請求項1または
2記載の電線の皮剥工具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−15510(P2011−15510A)
【公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−156483(P2009−156483)
【出願日】平成21年7月1日(2009.7.1)
【出願人】(000207311)大東電材株式会社 (14)
【Fターム(参考)】