説明

面光源装置及びこれを有する表示装置

【課題】面光源装置及びこれを有する表示装置を提供する。
【解決手段】面光源装置は、本体、電極、透明電極、電子放出部材、導電性グリッド部材、蛍光層及び支持部を含む。本体は、第1本体部及び前記第1本体部から離隔された第2本体部を有する。電極は第1本体部上に配置され、透明電極は第2本体部上に配置される。電子放出部材は電極に配置され透明電極に向かって電子を放出し、導電性グリッド部材は電極と透明電極との間に配置され電子放出部材から電子を放出する。蛍光層は透明電極上に配置され電子を可視光線に変換する。支持部は本体に一体に形成され、第1本体部及び第2本体部を支持する。これにより、水銀空害を発生せず、光の輝度を向上させ、製造工程数を大きく減少させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は面光源装置及びこれを有する表示装置に関する。より、具体的に、本発明は製造工程数を減少させ、光学特性を向上させることができる面光源装置及びこれを有する表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、液晶表示装置のような平板表示装置は、情報処理装置で処理された電気的信号フォーマットを有するデータを画像に変更する。
液晶表示装置に含まれた液晶は電界に対応して配列が変化する電気的特性及び配列に対応して光の透過率が変化する光学的特性を有する。
液晶表示装置は液晶表示パネル及びバックライト組立体を含む。液晶表示パネルは液晶の配列を制御し、バックライト組立体は液晶表示パネルに光を提供する。
【0003】
バックライト組立体は光を発生する光源を含む。光源の例としては、発光ダイオードのような点光源、冷陰極線管ランプCCFL、のような線光源及び面光源装置のような面光源装置を挙げることができる。
従来の面光源装置は、液晶表示パネルの全面積にかけて均一な輝度を有する光を提供する。従来の面光源装置は、内部に水銀のような放電ガスを含み、面光源装置は放電ガスによって発生した紫外線のような非可視光線を可視光線に変換して光を発生する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の面光源装置は水銀のような取扱いに注意を要する放電ガスを含む。また、水銀を用いた面光源装置は外部温度によって光学特性が変化してしまうという問題点を有する。
従って、本発明は従来の技術による一つまたはその以上の問題点及び制限を実質的に除去することにある。
本発明による一つの目的は、無水銀(mercury−free)面光源装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記面光源装置を有する表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような本発明の一つの目的を具現するために、本発明による面光源装置は本体、電極、透明電極、電子放出部材、導電性グリッド部材、蛍光層及び支持部を含む。本体は第1本体部及び前記第1本体部から離隔された第2本体部を有する。電極は第1本体部上に配置され、透明電極は第2本体部上に配置される。電子放出部材は電極に配置され透明電極に向かって電子を放出し、導電性グリッド部材は電極と透明電極との間に配置され電子放出部材から電子を放出させる。蛍光層は透明電極上に配置され電子を可視光線に変換する。支持部は本体に一体に形成され、第1本体部及び第2本体部を支持する。
また、本発明による面光源装置は、本体、電子放出部材、導電性グリッド部材、蛍光層及び支持部を含む。本体は電極が形成された第1基板、電極と向き合う透明電極が形成された第2基板、第1基板と第2基板との間に介在され第1基板、及び第2基板を密封する密封部材を含む。電子放出部材は、電極に配置され前記透明電極に向かって電子を放出し、導電性グリッド部材は、電極と透明電極との間に配置され電子放出部材から前記電子を放出させる。蛍光層は透明電極上に配置され電子を可視光線に変換する。支持部は本体に一体に形成され、第1面及び第2面を支持するための支持部を含む。
【0006】
また、本発明による面光源装置は、第1基板、第2基板、電極、透明電極、電子放出部材、導電性グリッド部材及び蛍光層を含む。第2基板は、第1基板上に配置され、少なくとも一つの隆起部及び前記隆起部に近接した溝部からなる発光部を有する。電極は発光部と向き合う第1基板上に配置され、発光部の曲率と実質的に同一の曲率を有する。透明電極は第1電極と向き合う第2基板の内側面に形成され、電子放出部材は第1電極上に配置され第2基板に向かって電子を放出する。導電性グリッド部材は電子放出部材と実質的に同一の曲率を有し電子放出部材から電子を放出させる。蛍光層は透明電極の上面に配置され電子を可視光線に変換する。
【0007】
また、本発明の他の目的を具現するために、本発明による表示装置は収納容器、面光源装置及び表示パネルを含む。面光源装置は収納容器に収納され、相互向き合う第1面及び第2面を有する本体、第1面上に配置された電極、第2面上に配置された透明電極、電極に配置され透明電極に向かって電子を放出する電子放出部材、透明電極上に配置され電子を可視光線に変換する蛍光層、及び本体に一体に形成され、第1面及び第2面を支持するための支持部を含む。表示パネルは収納容器に収納され、可視光線に基づいて画像を発生する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の望ましい一実施形態をより詳細に説明する。
(面光源装置)
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態による面光源装置の部分切開斜視図である。図2は図1の内部を示す平面図である。図3は図1に示された面光源装置のI−I’線に沿って切断した断面図である。
図1ないし図3に示すように、面光源装置800は、本体100、電極200、透明電極300、導電性グリッド部材(conductive grid member)400、電子放出部材500、蛍光層600及び支持部700を含む。
図3に示すように、本体100は内部に空間が形成された立体形状を有する。
本体100は、例えば、立方体形状を有する。本体100は光を透過する物質、例えば、ガラスからなる。
【0009】
本体100部は第1本体部110、第2本体部120及び第3本体部130を含む。
第1本体部110及び第2本体部120は、それぞれプレート形状を有する。第1及び第2本体部110、120は、例えば、長方形プレート形状を有する。第1及び第2本体部110、120は実質的に同一の形状及び実質的に同一な面積を有する。
第3本体部130は、第1本体部110及び第2本体部120の周囲に一体に連結された側壁となっており、これにより本体100の内部には空間が形成される。
【0010】
本実施形態において、本体100を成す第1本体部110、第2本体部120及び第3本体部130は一体に形成される。これとは異なり、第1本体部110及び第3本体部130が一体に形成され、第2本体部120は第3本体部130に連結されるようにしてもよい。これとは異なり、第2本体部120及び第3本体部130が一体に形成され、第2本体部120は第3本体部130に連結されるようにしてもよい。
電極200は、例えば、第2本体部120と向き合う第1本体部110の第1面112上に配置される。
電極200は金属からなる。電極200を成す金属の例としては、アルミニウム、銀または銅などを挙げることができる。電極200はプレート形状を有する。電極200は、例えば、平面状で見たとき四角形形状を有する。電極200は第1面112上に、例えば、接着部材などを介して付着させることができる。
【0011】
本実施形態において、電極200は第1面112上にマトリックス状に複数個が配置されることができる。これとは異なり、電極200は第1面112上に一つだけ形成することもできる。第1面112に1個の電極200が形成される場合、第1面112の表面積及び電極200の表面積は実質的に同一である。本実施形態において、電極200は第1面112上にマトリックス状に複数個が配置される。電極200には、例えば、(−)極性を有する直流基準電圧が印加される。
透明電極300は第1本体部110と向き合う第2本体部120の第2面122上に形成される。透明電極300を成す物質の例としてインジウム錫酸化物ITO、インジウム亜鉛酸化物IZOまたはアモルファスインジウム錫酸化物a−ITOなどを挙げることができる。
【0012】
本実施形態による透明電極300には(+)極性を有する直流電圧が印加される。透明電極300に印加された直流電圧のレベルは約5〜10[kV]であり、透明電極300に印加された直流電圧によって、電子放出部材400から放出される電子の速度及び電子の方向が制御される。
電子放出部材400は電極200上に複数個が、例えば、マトリックス状に配置される。望ましく、電子放出部材400は円筒形状を有し、電極200に対して実質的に垂直な方向に沿って延設される。本実施形態において電子放出部材400は、例えば、カーボンナノチューブ(CNT)である。
【0013】
導電性グリッド部材500は、フレーム510及び導電性ワイヤー520を含む。フレーム510は本体100の第3本体部130に沿って形成される。従って、フレーム510は平面上で見た場合、四角形フレーム形状を有する。導電性ワイヤー420はフレーム510に格子形状に固定される。
本実施形態において、導電性グリッド部材500が導電性ワイヤー520を含む場合、導電性ワイヤー520によって覆われる電極200の面積を減少させ、従って、電極200上に配置される電子放出部材400の個数を大きく向上させることができ、これにより、面光源装置で発生した光の輝度を大きく向上させることができる。
望ましくは、少なくとも一つの電子放出部材400は平面上で見た時、導電性ワイヤー520の格子の間に配置されることが望ましい。また、導電性ワイヤー520は電子放出部材400と近接したところに配置されることが望ましい。
【0014】
導電性グリッド部材500には電子放出部材400から電子を放出させるために約10〜50[kV]の(+)極性を有する直流電圧が印加される。
一方、導電性グリッド部材500の垂れを防止するために、第1本体部100からは固定突起115が上方に突出している。固定突起115は、導電性グリッド部材500の垂れが発生しないように、第1本体部110上に複数個を形成してもよい。これとは異なり、導電性グリッド部材500を固定する固定突起115は、第2本体部120上に形成することができる。
蛍光層600は、本体100の第2本体部120に形成された透明電極300上(図面では下方)に配置される。蛍光層600は電子放出部材400から放出された電子によって可視光線を発生させる。蛍光層600は望ましくは、赤色可視光線を生成する赤色蛍光物質、緑色可視光線を生成する緑色蛍光物質及び青色可視光線を生成する青色蛍光物質を含む。
【0015】
一方、本体100の内部で電子を発生させ、電子を蛍光層600に衝突させ可視光線を発生させるためには、本体100の内部が大気圧より低い圧力を有することが望ましい。例えば、本体100の内部は非常に高い真空圧、例えば、10−7〜10−6Paとなっている。
このように本体100の内部に非常に高い真空圧が生じている場合、本体100の内部と本体100の外部の圧力差によって本体100が破損される場合がある。
本実施形態において、本体100の内部と本体100の外部との圧力差によって本体100が破損されることを防止し、組立工程数の減少及び輝度をより向上させるために、本体100には支持部700が形成される。望ましく、本実施形態において、本体100及び支持部700は実質的に同一の材質からなる。
【0016】
図3に示すように、支持部700は第1本体部110上に形成される。本実施形態による支持部700及び第2本体部120の接触面積が増加する場合、支持部700によって面光源装置から発生した光の輝度が低くなる。従って、支持部700は第1本体部110から第2本体部120に向かって突出した円錐形状、三角錐形状または多角錘形状を有することが望ましい。本実施形態において、支持部700は円錐形状を有する。これとは異なり、支持部700は、三角柱、四角柱、円柱、多角柱形状を有することができる。
一方、円錐形状を有する支持部700と第2本体部120との接触面積が過度に減少する場合、支持部700に過度な圧力が加えられ、支持部700及び/または第2本体部120が破損することが考えられる。従って、円錐形状を有する支持部700の先端部は丸くラウンド加工されることが望ましい。
(第2実施形態)
【0017】
図4は本発明の第2実施形態による面光源装置の断面図である。本発明の第2実施形態による面光源装置は、実施形態1の支持部を除いては実施形態1の面光源装置と同一である。従って、同一の部材については実施形態1と同一の参照番号を示し、その重複された説明は省略する。
図4に示すように、支持部710は第2本体部120上に形成され、支持部710は、例えば、円錐形状、三角錐形状または多錘角形状を有する。本実施形態において、支持部710は円錐形状を有する。円錐形状を有する支持部710を第2本体部120に形成する場合、第1本体部110側と接触する面積は小さくなり、第1本体部110上に配置される電極200の表面積はより増加される。第1本体部110上に配置された電極200の表面積がより増加されることにより、電極200上に追加的に電子放出部材400がより多く配置される。これにより、面光源装置800から発生される光の輝度をより向上させることができる
一方、円錐形状を有する支持部710及び第1本体部110の接触面積が過度に減少する場合、支持部710に過度な圧力が加えられ、支持部710及び/または第1本体部110が破損することが考えられる。従って、円錐形状を有する支持部710の端部には丸くラウンド加工されたラウンド部が形成されることが望ましい。
(第3実施形態)
【0018】
図5は本発明の第3実施形態による面光源装置の断面図である。本発明の第3実施形態による面光源装置は第1実施形態の支持部を除いては第1実施形態の面光源装置と同一である。従って、同一の部材については第1実施形態と同一の参照番号を示しその重複される説明は省略する。
図5に示すように、支持部700は第1支持部730及び第2支持部740を含む。
【0019】
第1支持部730は第1本体部110上に形成され、第1支持部730の先端部は第2本体部120と接触するように第1本体部110から突出している。第1支持部730及び第2本体部120の接触面積が増加する場合、第1支持部730によって面光源装置で発生した光の輝度が低くなる。従って、第1支持部730は第1本体部110から第2本体部120に向かって突出した円錐形状、三角錘形状を有することが望ましい。本実施形態において、第1支持部730は円錐形状を有する。これとは異なり、第1支持部730は三角柱、四角柱、円柱、多角柱形状を有することができる。
一方、円錐形状を有する第1支持部730と第2本体部120との接触面積が過度に減少される場合、第1支持部730に過度の圧力が加えられて、第1支持部730及び/または第2本体部120が破損することが考えられる。従って、円錐形状を有する第1支持部730の端部は丸くラウンド加工されることが望ましい。
【0020】
第2支持部740は第2本体部120上(図5では下方)に形成され、第2支持部740は、例えば、円錐形状、三角錘形状、または多角錘形状を有する。本実施形態において、第2支持部740は円錐形状を有する。円錐形状を有する第2支持部740を第1本体部110に形成する場合、第2支持部740と第1本体部110との接触面積は小さなものとなるため、第1本体部110上に配置された電極200の平面積はより増加される。第1本体部110上に配置される電極200の平面積がより増加されることで、電極200上に追加的に電子放出部材400はより多く配置される。これにより、面光源装置800から発生する光の輝度をより向上させることができる。
一方、円錐形状を有する第2支持部740及び第1本体部110の接触面積が過度に減少される場合、第2支持部740の先端部に過度な圧力が加えられ、第2支持部740及び/または第1本体部110が破損することが考えられる。従って、円錐形状を有する第2支持部740の端部は、丸くラウンド加工されたラウンド部であることが望ましい。
(第4実施形態)
【0021】
図6は本発明の第4実施形態による面光源装置の断面図である。本発明の第4実施形態による面光源装置は第1実施形態の支持部を除いては、第1実施形態の面光源装置と同一である。従って、同一の部材については第1実施形態と同一の参照番号に示しその重複された説明は省略する。
図6に示すように支持部700は第1支持部750及び第2支持部760を含む。
【0022】
第1支持部750は第1本体部110から第2本体部120に向かって突出している。第1本体部110から突出した第1支持部750の端部は第1本体部110と平行に形成されている。望ましく、第2支持部750は円錐台形状、三角錘台形状または多角錘台形状を有することができる。本実施形態において、第1支持部750は円錐台形状を有する。
第2支持部760は第2本体部120から第1本体部110に向かって突出している。第2本体部120から突出した第2支持部760の端部は第1支持部750の端部と接触するようになっている。望ましくは、第2支持部760は円錐台形状、三角錘台形状または多角錘台形状を有することができる。本実施形態において、第2支持部760は円錐台形状を有する。
(第5実施形態)
【0023】
図7は本発明の第5実施形態による面光源装置の切開斜視図である。図8は図7に示された面光源装置のII−II’線に沿って切断した断面図である。
図7及び図8に示すように、面光源装置800は本体100、電極210、透明電極310、導電性グリッド部材500、電子放出部材410、蛍光層610及び支持部770を含む。
図7に示すように、本体100は第1基板140、第2基板150及び密封部材160を含む。
第1基板140は、例えば、プレート形状を有し、平面状で見た場合に矩形形状を有する。第2基板150は、例えば、プレート形状を有し、平面上で見た場合に矩形形状を有する。第1基板140及び第2基板150は、実質的に同一の表面積及び形状を有する。密封部材160は第1基板140と第2基板150との間に介在される。密封部材160は第1及び第2基板140、150の間に空間を形成し、第1基板140と第2基板150とを相互に結合させる。望ましくは、密封部材160は第1基板140の縁部及び第2基板150の縁部に配置される。密封部材160の例としては鉛ガラスまたはセラミックなどを使用することが望ましい。
【0024】
電極210は、例えば、第2基板150と向き合う第1基板140の第1面142上に配置される。
電極210は金属を含む。電極210を成す金属の例としてアルミニウム、銀または銅などを挙げることができる。電極210はプレート形状を有する。電極210は、例えば、平面上で見た場合に四角形状を有する。電極210は第1面142上に、例えば、接着部材などを介して付着されることができる。
本実施形態において、電極210は第1面122上にマトリックス状に複数個を配置することができる。これとは異なり、電極210は第1面142上に1個が形成されることもできる。第1面142に1個の電極210が形成される場合、第1面142の平面積及び電極210の平面積は実質的に同一である。本実施形態において、電極210は第1面142上にマトリックス状に複数個が配置される。電極210には、例えば、(−)極性を有する直流基準電圧が印加される。
【0025】
透明電極310は、第1基板140と向き合う第2基板150の第2面152上(図8では下方)に形成される。透明電極310を成す物質の例としては、インジウムすず酸化物、インジウム亜鉛酸化物またはアモルファスインジウムすず酸化物などを挙げることができる。
本実施形態による透明電極310には、(+)極性を有する直流電圧が印加される。透明電極310に印加された直流電圧のレベルは約5〜10[kV]であり、透明電極310に印加された直流電圧によって電子放出部材410から放出された電子の速度及び電子の方向は制御される。
電子放出部材410は電極210上に複数個が、例えば、マトリックス状に配置される。望ましくは、電子放出部材410は円筒形状を有し、電極210に対して実質的に垂直な方向に沿って延設される。本実施形態において、電子放出部材410は、例えば、カーボンナノチューブである。
【0026】
導電性グリッド部材500は、電子放出部材410から透明電極310に向かって電子を放出させる。導電性グリッド部材500は第1基板140と第2基板150との間に介在される。望ましくは、導電性グリッド部材500は密封部材160の内側面によって固定される。
導電性グリッド部材500は、フレーム530及び導電性ワイヤー540を含む。フレーム530は本体100の密封部材160の内側面に沿って形成される。従って、フレーム530は平面上で見た場合に四角形フレーム形状を有する。導電性ワイヤー540はフレーム530に格子形状に固定される。
【0027】
本実施形態において、導電性グリッド部材500が導電性ワイヤー540を含む場合、導電性ワイヤー540によって覆われる電極210の面積を減少させ、従って、面光源装置で発生した光の輝度を大きく向上させることができる。
望ましくは、少なくとも一つの電子放出部材410は平面上に見た場合に、導電性ワイヤー540の格子の間に配置されることが望ましい。また、導電性ワイヤー540は電子放出部材410と近接したところに配置されることが望ましい。
導電性グリッド部材500には電子放出部材410から電子を放出させるために約10〜50[kV]の(+)極性を有する直流電圧が印加される。
一方、導電性グリッド部材500の垂れを防止するために、第1基板140からは固定突起145が突出している。固定突起145は導電性グリッド部材500の垂れが発生しないように、第1基板140上に複数個が形成されている。これとは異なり、導電性グリッド部材500を固定する固定突起145は第2基板150上に形成してもよい。
【0028】
蛍光層610は本体100の第2基板150に形成された透明電極310上(図8では下方)に配置される。蛍光層610は電子放出部材410から放出された電子によって可視光線を発生させる。蛍光層610は望ましく、赤色可視光線を生成する赤色蛍光物質、緑色可視光線を生成する緑色蛍光物質及び青色可視光線を生成する青色蛍光物質を含む。
一方、蛍光層610の上面には光が透過する厚さを有する金属薄膜を形成してもよい。金属薄膜は、例えば、蛍光層610または透明電極310上に残っている電子を除電して、蛍光層610及び電子の衝突頻度数をより向上させ面光源装置800の輝度をより向上させる。
一方、本体100の内部で電子を発生させ、電子を蛍光層610に衝突させて可視光線を発生させるためには、本体100の内部が大気圧より低い圧力となるようにすることが望ましい。例えば、本体100の内部は非常に高い真空圧、例えば、10−7〜10−6Paを有する。
【0029】
このように本体100の内部に非常に高い真空圧が形成される場合、本体100の内部と本体100の外部との圧力差によって本体100が破損す場合がある。
本実施形態において、本体100の内部と本体100の外部との圧力差によって本体100が破損することを防止し、組立工程数減少及び輝度をより向上させるために、本体100には支持部770が形成される。望ましく、本実施形態において、本体100及び支持部770は実質的に同一な材質からなる。
図8に示すように、支持部770は第1基板140から突出し、第2基板150に接触される突起形状を有する。本実施形態による支持部770及び第2基板150の接触面積が増加する場合、支持部770によって面光源装置で発生した光の輝度が低くなる。従って、支持部770は第1基板140から第2基板150に向かって突出する円錐形状、三角錘形状または多角錘形状を有することが望ましい。本実施形態において、支持部770は円錐形状を有する。これとは異なり、支持部770は三角柱、四角柱、円柱、多角柱形状を有することができる。
一方、円錐形状を有する支持部770と第2基板140との接触面積が過度に減少される場合、支持部770に過度な圧力が加えられて、支持部770及び/または第2基板150が破損することが考えられる。従って、円錐形状を有する支持部770の端部は丸くラウンド加工されることが望ましい。
(第6実施形態)
【0030】
図9は本発明の第6実施形態による面光源装置の断面図である。本発明の第6実施形態による面光源装置は第5実施形態の支持部を除いては第5実施形態の面光源装置と同一である。従って、同一の部材については第5実施形態と同一の参照番号に示しその重複された説明は省略することにする。
図9に示すように、支持部780は第2基板150上(図9では下方)に形成され、支持部780は、例えば、円錐形状、三角錘形状または多角錘形状を有する。本実施形態において、支持部780は円錐形状を有する。円錐形状を有する支持部780を第2基板150に形成する場合、第1基板140上に配置された電極210の表面積はより増加される。第1基板140上に配置される電極201の表面積がより増加されることで、電極210上に追加的に電子放出部材410がより多く配置される。これにより、面光源装置800から発生する光の輝度をより向上させることができる。
一方、円錐形状を有する支持部780と第1基板140との接触面積が過度に減少される場合、支持部780に過度な圧力が加えられ、支持部780及び/または第1基板140が破損することが考えられる。従って、円錐形状を有する支持部780の端部には丸くラウンド加工されたラウンド部が形成されることが望ましい。
(第7実施形態)
【0031】
図10は本発明の第7実施形態による面光源装置の断面図である。本発明の第7実施形態による面光源装置は第5実施形態の支持部を除いては第5実施形態の面光源装置と同一である。従って、同一の部材については第5実施形態と同一の参照番号を示し、その重複された説明は省略することにある。
図10に示すように、支持部795は第1支持部792及び第2支持部794を含む。
第1支持部792は第1基板140上に形成され、第1支持部792は第2基板150と接触するように第1基板140から突出している。第1支持部792と第2基板150との接触面積が増加する場合、第1支持部792によって面光源装置から発生した光の輝度が低くなる。従って、第1支持部792は第1基板140から第2基板150に向かって突出した円錐形状、三角錘形状を有することが望ましい。本実施形態において、第1支持部792は円錐形状を有する。これとは異なり、第1支持部792は三角柱、円柱、多角柱形状を有することができる。
【0032】
一方、円錐形状を有する第1支持部792と第2基板150との接触面積が過度に減少される場合、第1支持部792に過度な圧力が加えられ、第1支持部792及び/または第2基板150が破損することが考えられる。従って、円錐形状を有する第1支持部790の端部は丸くラウンド加工されることが望ましい。
第2支持部794は、第2基板150上(図10では下方)に形成され、第2支持部794は、例えば、円錐形状。三角錘形状または多角錘形状を有する。本実施形態において、第2支持部794は円錐形状を有する。円錐形状を有する第2支持部794を第1基板140に形成する場合、第1基板140上に配置された電極210の表面積はより増加される。第1基板140上に配置される電極210の表面積がより増加されることで、電極210上に追加的に電子放出部材410はより多く配置される。これにより、面光源装置800から発生する光の輝度を向上させることができる。
一方、円錐形状を有する第2支持部794と第1基板140との接触面積が過度に減少される場合、第2支持部794に過度な圧力が加えられ、第2支持部794及び/または第1基板140が破損することが考えられる。従って、円錐形状を有する第2支持部794の端部には丸くラウンド加工されたラウンド部であることが望ましい。
(第8実施形態)
【0033】
図11は本発明の第8実施形態による面光源装置の断面図である。本発明の第8実施形態による面光源装置は第5実施形態の支持部を除いては、第5実施形態の面光源装置と同一である。従って、同一の部材については第5実施形態と同一の参照番号を示しその重複された説明は省略する。
図11に示すように、支持部798は第1支持部796及び第2支持部797を含む。
【0034】
第1支持部796は第1基板140から第2基板150に向かって突出している。第1基板140から突出した第1支持部796の端部は第1基板140と平行に形成される。望ましくは、第1支持部796は円錐台形状、三角錘台形状または多角錘台形状を有することができる。本実施形態において、第1支持部796は円錐台形状を有する。
第2支持部797は第2基板150から第1基板140に向かって突出している。第2基板150から突出した第2支持部797の端部は第1支持部796の端部と接触する。望ましくは、第2支持部797は円錐台形状、三角錘台形状または多角台形状を有することができる。本実施形態において、第2支持部797は円錐台形状を有する。
(第9実施形態)
【0035】
図12は本発明の第9実施形態による面光源装置の断面図である。図13は図12に示された面光源装置の‘A’における部分拡大図である。
図12及び図13に示すように、面光源装置900は第1基板910、第2基板920、電極940、透明電極930、電子放出部材960、導電性グリッド部材950及び蛍光層935を含む。
第1基板910はプレート形状を有する。望ましく、第1基板910は平面上で見た場合に四角形プレート形状を有する。
第2基板920は複数個の発光部905を有する。各発光部905は、例えば、断面半円状の筒状形状を有する。これとは異なり、各発光部905は縦断面が梯形形状、四角形状、三角形形状を有してもよい。
【0036】
各発光部905は少なくとも一つの隆起部分(ridge)及び隆起部に近接した溝部分(grooves)を含む。本実施形態において発光部905は複数個からなり、各発光部905は並列に配列されて相互に連結される。また、各発光部905の溝部分は第1基板910上に密着される。望ましくは、各発光部905の溝部分と第1基板910との間には接着部材が介在させてもよい。
電極940は各隆起部分と向き合う第1基板910上に配置される。本実施形態においては、電極940は各発光部905の内側面の曲率と実質的に同一の曲率を有する半円状筒状形状を有し、電極940は金属からなる。電極940には(−)極性を有する基準直流電圧が印加される。
【0037】
透明電極930は各発光部905の内側面に電極940と向き合うように配置される。本実施形態において、透明電極930は望ましくはインジウム錫酸化物、インジウム亜鉛酸化物またはアモルファスインジウム錫酸化物を使用することが望ましい。本実施形態において、透明電極930には(+)極性を有する直流電圧が印加される。
電子放出部材960は透明電極930と電極940との間に配置され、望ましくは、電子放出部材960は電極940上にマトリックス状または放射状に配置される。本実施形態において、電子放出部材960は望ましくカーボンナノチューブである。
導電性グリッド部材950は格子形状に配置された導電性ワイヤーを含む。導電性グリッド部材950は発光部905の内側面の曲率と実質的に同一の曲率を有する半円状筒状形状を有する。導電性グリッド部材950は電子放出部材960から電子が放出されるように(+)極性を有する直流電圧が印加される。
蛍光層935は透明電極930上に形成され、導電性グリッド部材950によって電子放出部材960から放出された電子を可視光線に変換させ、可視光線は第2基板920を通じて出射される。
(表示装置)
(第10実施形態)
【0038】
図14は本発明の第10実施形態による表示装置の断面図である。本発明の第10実施形態による面光源装置は第5実施形態の面光源装置と同一である。従って、同一の部材については第5実施形態と同一な参照番号に示し、その重複された説明は省略する。
図14に示すように、表示装置100は面光源装置800、光学部材110、表示パネル1200及び収納容器1400を含む。
光学部材1100は、面光源装置800の上面に配置される。例えば、光学部材1100は拡散板、拡散シートを含む。
表示パネル1200は第1表示パネル1120、第2表示パネル1140及び液晶層1130を含む。第1表示パネル1120はマトリックス状に配置され画素電圧が印加される画素電極を含み、第2表示パネル1140は第1表示パネル1120と向き合うように配置され、画素電極と向き合う共通電圧が印加された共通電極を含む。液晶層1130は共通電極と各画素電極との間に形成された電界差によって配列が変更され、配列に対応して面光源装置8000から提供された光に基づいて画像を表示する。
【0039】
以上、詳細に説明したように、面光源装置の構造を変更して面光源装置の製造工程数を大きく減少させ、面光源装置から発生した光の輝度を大きく向上させることができる。
以上、本発明の実施形態によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の第1実施形態による面光源装置の部分切開斜視図である。
【図2】図1の内部を示す平面図である。
【図3】図1に示された面光源装置のI−I’線に沿って切断した断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態による面光源装置の断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態による面光源装置の断面図である。
【図6】本発明の第4実施形態による面光源装置の断面図である。
【図7】本発明の第5実施形態による面光源装置の部分切開斜視図である。
【図8】図7に示された面光源装置のII−II’線に沿って切断した断面図である。
【図9】本発明の第6実施形態による面光源装置の断面図である。
【図10】本発明の第7実施形態による面光源装置の断面図である。
【図11】本発明の第8実施形態による面光源装置の断面図である。
【図12】本発明の第9実施形態による面光源装置の断面図である。
【図13】図12に示された面光源装置の‘A’部分拡大図である。
【図14】本発明の第10実施形態による表示装置の断面図である。
【符号の説明】
【0041】
100 本体
110 第1本体部
112 第1面
120 第2本体部
130 第3本体部
140 第1基板
150 第2基板
160 密封部材
200 電極
300 透明電極
400 導電性グリッド部材
500 電子放出部材
510 フレーム
520 導電性ワイヤー
600 蛍光層
700 支持部
730 第1支持部
740 第2支持部
800 面光源装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1本体部と、前記第1本体部から離隔された第2本体部とを有する本体と、
前記第1本体部上に配置された電極と、
前記第2本体部上に配置された透明電極と、
前記電極に配置され前記透明電極に向かって電子を放出する電子放出部材と、
前記電極と記透明電極との間に配置され前記電子放出部材から前記電子を放出するための導電性グリッド部材と、
前記透明電極上に配置され前記電子を可視光線に変換する蛍光層と、
前記本体に一体的に形成され、前記第1本体部及び前記第2本体部を支持するための支持部と、
を含むことを特徴とする面光源装置。
【請求項2】
前記支持部は、前記第1本体部から突出して前記第2本体部に接触することを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
【請求項3】
前記支持部は、前記第2本体部から突出して前記第1本体部に接触することを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
【請求項4】
前記支持部は、前記第1本体部から突出して前記第2本体部に接触する第1支持部と、前記第2本体部から突出して前記第1本体部に接触する第2支持部と、を含むことを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
【請求項5】
前記支持部は、前記第1本体部から前記第2本体部に向かって突出する第1支持部と、前記第2本体部から突出して前記第1支持部と接触する第2支持部と、を含むことを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
【請求項6】
前記支持部は、円錐形状を有することを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
【請求項7】
前記支持部の端部には、ラウンド部が形成されることを特徴とする請求項6記載の面光源装置。
【請求項8】
前記電極は、前記第1本体部上に複数個がマトリックス状に配置されることを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
【請求項9】
前記電子放出部材は、前記電極上に複数個がマトリックス状に配置されたカーボンナノチューブであることを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
【請求項10】
前記導電性グリッド部材は、格子状に配置された導電性ワイヤーであることを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
【請求項11】
前記導電性グリッド部材を固定するための固定突起が前記第1本体部から突出していることを特徴とする請求項10記載の面光源装置。
【請求項12】
前記導電性グリッド部材を固定するための固定突起が前記第2本体部から突出していることを特徴とする請求項10記載の面光源装置。
【請求項13】
前記本体及び前記支持部は、同一の材質からなることを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
【請求項14】
電極が形成された第1基板と、前記電極と向き合う透明電極が形成された第2基板と、前記第1基板と第2基板との間に介在され前記第1基板及び第2基板を密封する密封部材とを含む本体と、
前記電極に配置され前記透明電極に向かって電子を放出する電子放出部材と、
前記電極と前記透明電極との間に配置され前記電子放出部材から前記電子を放出するための導電性グリッド部材と、
前記透明電極上に配置され前記電子を可視光線に変換する蛍光層と、
前記本体に一体に形成され、前記第1面及び前記第2面を支持するための支持部と、
を含むことを特徴とする面光源装置。
【請求項15】
前記支持部は、前記第1基板から突出して前記第2基板と接触することを特徴とする請求項14記載の面光源装置。
【請求項16】
前記支持部は、前記第2基板から突出して前記第1基板と接触することを特徴とする請求項14記載の面光源装置。
【請求項17】
前記支持部は、前記第1基板から突出して前記第2基板と接触する第1支持部と、前記第2基板から突出して前記第1基板と接触する第2支持部と、を含むことを特徴とする請求項14記載の面光源装置。
【請求項18】
前記支持部は、前記第1基板から前記第2基板に向かって突出した第1支持部と、前記第2基板から突出して前記第1支持部と接触する第2支持部と、を含むことを特徴とする請求項14記載の面光源装置。
【請求項19】
前記電子放出部材は、前記電極上に複数個がマトリックス状に配置されたカーボンナノチューブであることを特徴とする請求項14記載の面光源装置。
【請求項20】
前記電子放出部材と隣接する領域には電子を加速するための導電性グリッド部材が配置されることを特徴とする請求項14記載の面光源装置。
【請求項21】
前記導電性グリッド部材は、格子状に配置された導電性ワイヤーであることを特徴とする請求項14記載の面光源装置。
【請求項22】
前記蛍光層上には前記透明電極に形成された電子を除電するための、光が通過する厚さを有する金属薄膜が形成されることを特徴とする請求項14記載の面光源装置。
【請求項23】
前記金属薄膜は、アルミニウムを含むことを特徴とする請求項22記載の面光源装置。
【請求項24】
第1基板と、
前記第1基板上に配置され、少なくとも一つの隆起部及び前記隆起部に近接した溝部からなる発光部を有する第2基板と、
前記発光部と向き合い、第1基板上に配置され、前記発光部の内側面曲率と実質的に同一の曲率を有する電極と、
前記第1電極と向き合う第2基板の内側面に形成された透明電極と、
前記第1電極上に配置され電子を放出する電子放出部材と、
前記電子放出部材と実質的に同一の曲率を有し、前記電子放出部材から電子を放出するための導電性グリッド部材と、
前記透明電極の上面に配置され前記電子を可視光線に変換する蛍光層と、
を含むことを特徴とする面光源装置。
【請求項25】
前記発光部は、半円状筒状形状を有することを特徴とする請求項24記載の面光源装置。
【請求項26】
前記電子放出部材は、前記第1電極上に放射状に配置されたことを特徴とする請求項24記載の面光源装置。
【請求項27】
前記第2基板のうち前記発光部の溝部部分は、前記第1基板と密着されることを特徴とする請求項24記載の面光源装置。
【請求項28】
前記導電性グリッド部材は、前記電極の曲率と実質的に同一の曲率を有し、格子形状を有する導電性ワイヤーを含むことを特徴とする請求項24記載の面光源装置。
【請求項29】
収納容器と、
前記収納容器に収納され、相互向き合う第1面及び第2面を有する本体と、前記第1面上に配置された電極と、前記第2面上に配置された透明電極と、前記電極に配置され前記透明電極に向かって電子を放出する電子放出部材と、前記透明電極上に配置され前記電子を可視光線に変換する蛍光層と、前記本体に一体に形成され、前記第1面及び第2面を支持するための支持部とを含む面光源装置と、
前記収納容器に収納され、前記可視光線に基づいて画像を生成する表示パネルと、
を含むことを特徴とする表示装置。
【請求項30】
前記面光源装置と表示パネルとの間には光学部材が配置されることを特徴とする請求項29記載の表示装置。
【請求項31】
前記表示パネルは、画素電圧が印加される画素電極がマトリックス状に配置された第1表示基板と、前記第1表示基板と向き合って共通電圧が印加される共通電極が形成された第2表示基板と、前記第1及び第2表示基板の間に介在された液晶層と、を含むことを特徴とする請求項29記載の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2006−173085(P2006−173085A)
【公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−93493(P2005−93493)
【出願日】平成17年3月29日(2005.3.29)
【出願人】(503447036)サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド (2,221)
【Fターム(参考)】