説明

駐車場の管理制御装置

【課題】 車の駐車スペースを有するフロアが複数設けられた駐車場の使い勝手を向上させるのにより好適な管理制御装置を実現する。
【解決手段】 車の駐車スペースを有するフロアが複数設けられた駐車場の管理制御装置1は、フロア間を昇降する利用者用のエレベータ10と、駐車スペースの識別符号を記憶するICチップ12を有する駐車券14と、駐車場の歩行者出入口を有する出入口フロアに配設された駐車券読取装置16と、駐車券14を発行する指令を出力するとともにエレベータ10を昇降する指令を出力する中央処理装置18とを備え、中央処理装置18は、駐車券読取装置16により駐車券14が読み取られたときエレベータ10を出入口フロアに呼ぶ指令を出力するとともに、駐車券14に関連付けられた駐車スペースのフロアにエレベータ10を昇降させる指令を出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の駐車スペースを有するフロアが複数設けられた駐車場を管理制御する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車の駐車スペースを有するフロアが複数設けられた駐車場の管理制御装置として、各駐車スペースの駐車の有無を管理して駐車券を発行する指令を出力するとともに、各フロア間を昇降するエレベータに作動指令を出力する中央処理装置を有するものが知られている。
【0003】
このような駐車場の管理制御装置においては、利用者の利便性を向上させるために、車の入庫時に駐車スペースの識別符号を印刷した駐車券を発行するとともに、入庫スペースのフロアにエレベータを自動的に呼ぶことにより、利用者のエレベータ待ち時間を短縮することが行われる(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平8−202997号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1のような方式では、所用を済ませた利用者が駐車場に戻ってきた際は、自己の車を駐車したフロアを記憶に頼って探すことになる。その場合、駐車フロアを探すのにエレベータを繰り返し使用すると、他の利用者のエレベータ待ち時間が増加するため、駐車場の使い勝手が悪くなることがある。
【0006】
本発明の課題は、駐車スペースを有するフロアが複数設けられた駐車場の使い勝手を向上させるのにより好適な管理制御装置を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の駐車場の管理制御装置は、車の駐車スペースを有するフロアが複数設けられた駐車場と、フロア間を昇降する利用者用のエレベータと、駐車スペースの識別符号を記憶する手段を有する駐車券と、駐車場の歩行者出入口を有する出入口フロアに配設された駐車券読取装置と、駐車券を発行する指令を出力するとともにエレベータを昇降する指令を出力する中央処理装置とを備え、中央処理装置は、駐車券読取装置により駐車券が読み取られたときエレベータを出入口フロアに呼ぶ指令を出力するとともに、駐車券に関連付けられた駐車スペースのフロアにエレベータを昇降させる指令を出力することを特徴とする。
【0008】
これによれば、駐車券に関連付けられた駐車スペースは、利用者が自動車を駐車した駐車スペースに対応する。したがって、駐車券の識別符号を読み取ることにより、利用者が戻るべき駐車フロアを迅速かつ客観的に特定できる。特定した駐車フロアにエレベータを自動的に移動させることにより、エレベータの無駄な動きを抑制できる。その結果、エレベータの利用可能な時間が増加して他の利用者のエレベータ待ち時間が低減するため、駐車場の使い勝手を向上できる。
【0009】
要するに、利用者が駐車場に戻った際の出入口フロアにエレベータを呼ぶとともに、エレベータの昇降先フロアを自動登録することにより、利用者が自動車を駐車したフロアを忘れた場合でも、駐車フロアに自動的に導かれるため、駐車場の使い勝手が向上する。
【0010】
この場合、駐車券読取装置については、駐車券に関連付けられた駐車スペースのフロアを音声案内又はモニタ表示する通知手段を備えることができる。これによれば、駐車券読取装置に駐車券を投入したときに、通知手段により利用者が駐車フロアを認識できるため、より的確に駐車フロアに戻ることができる。
【0011】
また、駐車券については、駐車スペースの識別符号を記憶するICチップを貼付できる。これにより、駐車券を薄片(例えば、紙状)に形成できるから、利用者にとって便利である。なお、ICチップに代えて、磁気記憶装置などの他の記憶手段を駐車券に搭載してもよい。
【0012】
また、駐車場内の各通路を照明する複数の第一の照明装置と、各駐車スペースを照明する複数の第二の照明装置とを備え、中央処理装置は、駐車券が発行されたとき、駐車場の入場口から駐車券に関連付けられた駐車スペースに至るまでの通路に対応した第一の照明装置にオン信号を出力するとともに、駐車スペースに対応した第二の照明装置にオン信号を出力することができる。さらに、利用者が駐車場に戻って来た際に、駐車券読取装置により駐車券が読み取られたとき、駐車券に関連付けられた駐車スペースから駐車場の退場口に至るまでの通路に対応した第一の照明装置にオン信号を出力するとともに、駐車スペースに対応した第二の照明装置にオン信号を出力することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、駐車スペースを有するフロアが複数設けられた駐車場の使い勝手を向上させるのにより好適な管理制御装置を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明を適用した駐車場の管理制御装置の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の駐車場の管理制御装置の構成図である。
【0015】
図1に示すように、自動車の駐車スペースを有するフロアが複数設けられた駐車場の管理制御装置1は、フロア間を昇降する利用者用のエレベータ10と、駐車スペースの識別符号を記憶する手段としてのICチップ12が貼付された駐車券14と、駐車場と例えばショッピングモールとを連結する歩行者出入口を有する出入口フロアに配設された駐車券読取装置16と、駐車券14を発行する指令を出力するとともにエレベータ10を昇降する指令を出力する中央処理装置18を備えている。
【0016】
ここで、本発明に関する中央処理装置18は、出入口フロアの駐車券読取装置16により駐車券14が読み取られたとき、出入口フロアにエレベータ10を呼ぶ指令を出力するとともに、駐車券14に関連付けられた駐車スペースのフロアにエレベータ10を昇降させる指令を出力する。
【0017】
より詳細に管理制御装置1について説明する。図1に示すように、駐車場の管理制御装置1は、駐車場の自動車用の入場口に設けられた入場管理装置20と、駐車場の自動車用の退場口に設けられた退場管理装置22と、駐車場内の通路を照明する第一の照明装置としての複数の通路照明24と、駐車スペースを照明する第二の照明装置としての複数の区画ゾーン照明26と、出入口フロアのエレベータ乗り場に配設された駐車券読取装置16と、各フロアのエレベータ乗り場に配設された複数の駐車券読取装置28などから構成されている。このような入場管理装置20、退場管理装置22、通路照明24、区画ゾーン照明26、駐車券読取装置16、駐車券読取装置28との間でネットワーク30を介して管理制御データを授受する中央処理装置18が配設されている。
【0018】
駐車場は、各フロアに複数の駐車スペースをビル内に有し、例えば最下階が出入口フロアとしてショッピングモールに連通している。同じフロアの複数の駐車スペースは、複数のグループに分けられる。ここでのグループを区画ゾーンと称する。同じ区画ゾーンに属する駐車スペースは、互いに近傍に位置しており、中央処理装置18により一括して管理制御される。例えば、中央処理装置18から出力された指令に応じ、区画ゾーン照明26により区画ゾーン単位で明かりが照らされる。ただし、この形態に限らず、駐車スペース単位で管理制御してもよい。なお、本形態の駐車場を立体駐車場と称してもよい。
【0019】
入場管理装置20は、駐車場の入場口で自動車が入場するのを規制する入場ゲート32と、駐車券14を発行する発券機34とを有する。また、退場管理装置22は、駐車場の退場口で自動車が退場するのを規制する退場ゲート36と、駐車券14を回収する回収機38と、駐車料金を集金する精算機40とを有する。なお、入場ゲート32及び退場ゲート36は、開閉式のゲートであり、中央処理装置18から指令が来るまで閉止している。
【0020】
中央処理装置18は、例えばコンピュータから構成されており、駐車情報データベース42が記憶された記憶装置を有する。駐車情報データベース42は、各駐車スペースに予め関連付けられた識別符号(例えば、識別番号)や、各駐車スペースの駐車の有無を示すデータなどの駐車情報を配列している。駐車情報データベース42の駐車情報に基づき、中央処理装置18は駐車場を管理制御する。
【0021】
このように構成される管理制御装置1の動作について図2及び図3を参照して説明する。図2は、駐車場に自動車を入庫する際の管理制御装置1の全体動作を示すフローチャートである。なお、本処理は、中央処理装置18が各構成部との間でネットワーク30を介してデータや指令を授受することにより実現される。
【0022】
自動車が駐車場の入場口に到着すると(S100)、駐車情報データベース42の駐車情報を検索することにより、駐車可能な駐車スペース、つまり空の状態の駐車スペースが特定される(S102)。駐車スペースが特定されると、その駐車スペースに対応した駐車券14が発券機34により発行される。発行された駐車券14を利用者が受け取ると、入場ゲート32が開放されることにより、自動車が入場ゲート32を通過して駐車場に入場する(S104)。利用者に渡された駐車券14は、特定された駐車スペースの識別番号を記憶したICチップ12が搭載されている。
【0023】
S102の処理で検索された駐車スペースの識別番号に基づき、通路照明24及び区画ゾーン照明26に対してオン信号が出力される(S106)。例えば、駐車券14が発行されたとき、中央処理装置18は、駐車場の入場口から駐車券14に関連付けられた駐車スペースに至るまでの通路に対応した通路照明24にオン信号を出力するとともに、駐車スペースに対応した区画ゾーン照明26にオン信号を出力する。中央処理装置18から出力されたオン信号に応じ、駐車場の入場口から駐車スペースに至るまでの通路が通路照明24により照明される。また、オン信号に応じ、駐車スペースの属する区画ゾーンが区画ゾーン照明26により照らされる。これらの照明は、自動車を駐車スペースに導くための誘導表示になる。その照明に従って自動車が所定の駐車スペースに入庫される。
【0024】
次に、駐車券14が駐車券読取装置28により読み取りされたか否かが検出される(S108)。例えば、駐車スペースに自動車を入庫するまでは、駐車券14が読み取られることがないので、S106の処理を継続する。一方、駐車スペースに自動車を入庫した利用者は、駐車スペースからエレベータ乗り場に赴いた後、駐車券読取装置28に駐車券14を入力することにより、駐車券14が駐車券読取装置28により読み取られる。
【0025】
駐車券14が読み取られたときは、エレベータ10の呼び指令が自動登録される(S110)。この登録に基づき、エレベータ10は、利用者の待っているフロアに到着する。なお、駐車券14の識別番号に基づき、通路照明24及び区画ゾーン照明26に対してオフ信号が出力される(S112)。利用者を乗せたエレベータ10が例えば最下階の出入口フロアに到着すると、利用者は出入口フロアを介して例えばショッピングモールに赴くことができる。
【0026】
図3は、駐車場から自動車を出庫する際の管理制御装置1の全体動作を示すフローチャートである。なお、本処理は、中央処理装置18が各構成部との間でネットワーク30を介してデータや指令を授受することにより実現される。
【0027】
まず、駐車券14が駐車券読取装置16により読み取られたか否かが検出される(S200)。例えば、ショッピングモールから駐車場に戻って来た利用者は、駐車券読取装置16に駐車券14を入力することにより、駐車券14が駐車券読取装置16により読み取られる。ここでの駐車券読取装置16は、駐車場の出入口フロアのエレベータ乗り場に設置されている。
【0028】
駐車券14が読み取られたとき、エレベータ10の呼び指令とエレベータ10の行先フロアを自動登録する(S202)。例えば、駐車券読取装置16から出力される読取結果(例えば、識別番号)に基づき、中央管理装置18は、エレベータ10を出入口フロアに呼ぶ指令を出力するとともに、駐車券14の識別番号に関連付けられた駐車スペースのフロアにエレベータ10を昇降させる指令を自動登録する。
【0029】
また、駐車券読取装置16から出力される読取結果に基づき、中央処理装置18は、通路照明24及び区画ゾーン照明26に対しオン信号を出力する(S204)。例えば、駐車券読取装置16により駐車券14が読み取られたとき、駐車券14に関連付けられた駐車スペースから駐車場の退場口に至るまでの通路に対応した通路照明24にオン信号を出力するとともに、駐車スペースに対応した区画ゾーン照明26にオン信号を出力する。オン信号に応じ、駐車スペースから退場口に至るまでの帰路が通路照明24及び区画ゾーン照明26により照明される。なお、駐車券14の識別番号に関連付けられた駐車スペースは、図2の処理により利用者が自動車を駐車した駐車スペースに対応している。S204の処理においては、エレベータ10が駐車スペースのフロアに到着したときに区画ゾーン照明26をオンしてもよい。
【0030】
次に、駐車券14が回収機38により回収されたか否かが検出される(S206)。例えば、駐車スペースから出庫した自動車が駐車場の退場口に来ると、自動車は退場ゲート36で一時停止する。このとき、駐車券14が利用者により回収機38に投入されると、駐車券14の識別番号に基づき駐車料金が精算機40により求められる。求められた駐車料金は、精算機40の表示モニタに表示される。利用者が駐車料金を支払うと、退場ゲート36が開放することにより、自動車は退場ゲート36を通過して駐車場から退場する。
【0031】
また、S206の処理で駐車券14が回収されたとき、S204の処理の通路照明24及び区画ゾーン照明26に対しオフ信号が出力される(S208)。さらに、駐車券14の識別番号がネットワーク30を介して中央処理装置18に伝送される。伝送された識別番号に基づき駐車情報データベース42が更新される(S210)。より具体的には、駐車情報データベース42は、識別番号に対応する駐車スペースが空きの状態になったことを示すデータが登録される。
【0032】
本実施形態によれば、S200の処理の駐車券14の識別番号に関連付けられた駐車スペースのフロアは、利用者が自動車を駐車したフロアに対応する。したがって、駐車券14の識別番号を駐車券読取装置16で読み取ることにより、利用者が戻るべき駐車フロアを迅速かつ客観的に特定できる。特定した駐車フロアにエレベータ10を自動的に移動させることにより、エレベータ10の無駄な動きを抑制できる。その結果、エレベータ10の利用可能な時間が増加して他の利用者のエレベータ待ち時間が低減するため、駐車場の使い勝手が向上する。
【0033】
要するに、利用者が駐車場に戻った際の出入口フロアにエレベータ10を呼ぶとともに、エレベータ10の昇降先を自動登録することにより、利用者が自動車を駐車したフロアを忘れた場合でも、駐車フロアに自動的に導かれるため、駐車場の使い勝手が向上する。
【0034】
また、駐車券14に基づきエレベータ10が自動制御されるため、駐車券14を持たない第三者はエレベータ10を利用できず、駐車場のセキュリティが向上する。
【0035】
さらに、S102の処理により各駐車スペースの駐車の有無を容易に把握できる。これにより、駐車場内の空き状況の管理が容易になる。しかも、各駐車スペースの駐車の有無を検出するセンサなどの機器類が不要になり、駐車場の製造及び管理コストを抑制できる。
【0036】
この場合、駐車券読取装置16については、駐車券14に関連付けられた駐車スペースのフロアを音声案内又はモニタ表示する通知手段を備えることができる。これによれば、駐車券読取装置16に駐車券14を投入したときに、通知手段により利用者が駐車フロアを認識できるため、より的確に駐車フロアに戻ることができる。
【0037】
また、駐車券14については、ICチップ12を貼付することにより、薄片(例えば、紙状)に形成できるから、利用者にとって便利である。ICチップ12としては、データの読み取り機能に特化した例えばμチップ(登録商標)を用いることができる。また、ICチップ12に記憶された識別符号に基づき、例えば、利用者がショッピングモールで買い物した料金を集計してもよい。なお、ICチップ12に代えて、磁気記憶装置などの他の記憶手段を駐車券14に搭載してもよい。要は、駐車スペースの識別符号を記憶でき、かつ駐車券14に搭載できるものであればよい。
【0038】
さらに本実施形態の効果について説明する。駐車場の照明を制御する従前の技術として、各駐車スペース付近やエレベータ付近、あるいは階段付近にセンサを配設し、各センサの検出結果に基づき駐車スペースの照明をオンオフ制御するもの(例えば、特開平8−202997号公報)がある。これに対し、本実施形態によれば、S106、S112、S204、S208の処理により、駐車券14の発行、回収、あるいは読取結果に基づき、通路照明24や区画ゾーン照明26がオンオフ制御される。したがって、駐車場の省エネルギ化を図りつつ、例えば人体検出用センサなどの機器類を低減できる。
【0039】
また、駐車場に入場した自動車を駐車スペースに誘導する従前の技術として、各駐車スペースや通路に誘導表示灯を配設し、誘導表示灯により自動車を駐車スペースに導くもの(例えば、特開平6−52496号公報)がある。これに対し、本実施形態によれば、S106の処理で通路照明24や区画ゾーン照明26をオンオフ制御することにより、通路照明24や区画ゾーン照明26を誘導表示灯としても利用する。したがって、自動車の進行をガイドする誘導表示灯などの機器類を低減でき、自動車を誘導するシステムを安価に構築できる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明を適用した一実施形態の駐車場の管理制御装置の構成図である。
【図2】駐車場に自動車を入庫する際の管理制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】駐車場から自動車を出庫する際の管理制御装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0041】
1 管理制御装置
10 エレベータ
12 ICチップ
14 駐車券
16 駐車券読取装置
18 中央処理装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車の駐車スペースを有するフロアが複数設けられた駐車場と、前記フロア間を昇降する利用者用のエレベータと、前記駐車スペースの識別符号を記憶する手段を有する駐車券と、前記駐車場の歩行者出入口を有する出入口フロアに配設された駐車券読取装置と、前記駐車券を発行する指令を出力するとともに前記エレベータを昇降する指令を出力する中央処理装置とを備え、
前記中央処理装置は、前記駐車券読取装置により前記駐車券が読み取られたとき前記エレベータを前記出入口フロアに呼ぶ指令を出力するとともに、該駐車券に関連付けられた前記駐車スペースのフロアに前記エレベータを昇降させる指令を出力することを特徴とする駐車場の管理制御装置。
【請求項2】
前記駐車券読取装置は、前記駐車券に関連付けられた前記駐車スペースのフロアを音声案内又はモニタ表示する通知手段を有してなることを特徴とする請求項1に記載の駐車場の管理制御装置。
【請求項3】
前記駐車場内の各通路を照明する複数の第一の照明装置と、前記各駐車スペースを照明する複数の第二の照明装置とを備え、前記中央処理装置は、前記駐車券が発行されたとき、前記駐車場の入場口から該駐車券に関連付けられた駐車スペースに至るまでの通路に対応した前記第一の照明装置にオン信号を出力するとともに、前記駐車スペースに対応した前記第二の照明装置にオン信号を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車場の管理制御装置。
【請求項4】
前記駐車場内の各通路を照明する複数の第一の照明装置と、前記各駐車スペースを照明する複数の第二の照明装置とを備え、前記中央処理装置は、前記駐車券読取装置により前記駐車券が読み取られたとき、該駐車券に関連付けられた駐車スペースから前記駐車場の退場口に至るまでの通路に対応した前記第一の照明装置にオン信号を出力するとともに、前記駐車スペースに対応した前記第二の照明装置にオン信号を出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の駐車場の管理制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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