説明

麹菌、その育種法及び醤油の製造法

【課題】1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を育種する。また、その麹菌を用いて窒素利用率が高く、総窒素及びグルタミン酸含量の多い醤油を得る。
【解決手段】アスペルギルス属に属する菌株に、重イオンビームを照射し、その照射体又はその培養物から、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を分離し、課題の麹菌を得る。また、該麹菌を醤油麹原料に接種培養して麹を造り、この麹を用いて仕込みを行ない課題の醤油を得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌、その育種法に関する。また該麹菌を用いて総窒素及びグルタミン酸含量の多い醤油を得る方法に関する。
【背景技術】
【0002】
醤油はアミノ酸やペプチドを呈味成分とする調味料であるために、醤油の醸造において、窒素の利用率を向上して、呈味成分として重要なアミノ酸及びペプチドの生成量を多くし、またグルタミン酸の生成量を多くして旨味の強い醤油を得る意義は大きく、そのため強力なプロテアーゼ及びグルタミナーゼを生産し得る麹菌の出現が醤油業界にとって強く望まれていた。
【0003】
しかしながら、高濃度食塩水中で原料の酵素分解を行う醤油の製造法において、醤油諸味中に窒素、ペプチド及びグルタミン酸を著量遊離蓄積せしめることは、極めて困難である。この解決法の一つとして従来から酵素作用の阻害を考慮して仕込み当初の食塩水濃度を調節したり、あるいは諸味中に種々の微生物起源のグルタミナーゼを添加したりして、醤油諸味中に窒素及びグルタミン酸などを著量蓄積せしめようとする方法が行われているが、いずれも余分な工程を必要とし、操作が煩雑となり、特に後者のグルタミナーゼを添加する方法は、酵素製造のための設備費と人件費が余分にかかり、経済的に必ずしも得策ではない。
【0004】
本発明者らは、以上の現状を考慮して、醤油諸味中に著量の窒素とグルタミン酸を遊離蓄積する能力を有する醤油麹菌を取得し、この麹菌を用いて醤油麹を造り、これを食塩水に仕込み、醤油諸味中に著量の窒素及びグルタミン酸を生成蓄積させることができれば、醤油業界にとって極めて大きな貢献となることに着目し、多くの麹菌を対象として、プロテアーゼ生産能が高く、しかもグルタミナーゼ生産能も高い麹菌の育種法について検討した。
【0005】
一般に醤油の製造に使用されている麹菌は、500〜650U(単位又はユニットともいうことがある)/g麹の高いプロテアーゼ生産能を有する菌株はグルタミナーゼ生産能が0.25〜1.5U/g麹のように低く、また3.0〜8.0U/g麹の高いグルタミナーゼ生産能を有する菌株はプロテアーゼ生産能が100〜400U/g麹のように低いという傾向があった(図1参照)。
このため、これまでの醤油の製造では、プロテアーゼ生産能の高い菌株を使用すると、醤油原料の可溶性窒素の溶解利用率は向上するが、グルタミナーゼ生産能が低いために諸味液汁におけるグルタミン酸の生成が少なく、旨味の豊富な醤油が得がたい傾向あり、またグルタミナーゼ生産能の高い菌株を使用すると、プロテアーゼ生産能が低いために醤油の可溶性窒素の溶解利用率を向上することができない問題点を有していた。
【0006】
これまで、プロテアーゼ生産能及びグルタミナーゼ生産能の高い、優秀な麹菌を得るために、麹菌を人工変異処理することが試みられたが(特許文献1)、この方法では、得られる変異株は、アルカリプロテアーゼ生産能が親株(元株)に比べて約3倍以上向上するが、反対にグルタミナーゼ生産能は半分以下に減少することが知られており、グルタミナーゼ生産能を殆ど低下させることなくプロテアーゼ生産能を顕著に向上した変異株を育種することは非常に困難であった。
【0007】
従来この欠点を解消する方法として、アスペルギルス・ソーヤに属する、高プロテアーゼ生産株と高グルタミナーゼ生産株とをプロトプラスト融合させ、該融合2倍体株を半数体化処理して、課題の変異株を取得する方法(例えば特許文献2参照)が知られている。
しかし、この方法においては、650U/g麹よりも高いプロテアーゼ生産能及び3.5U/g麹よりも高いグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を育種できることが記載されているが、得られた麹菌は、プロテアーゼ生産能については最も高くても673U/g麹の生産能を有するアスペルギルス・ソーヤBen−1(FERM P−7522)であって、これ以上の高プロテアーゼ生産能を有する麹菌の育種については知られていない。
【特許文献1】特公平3−37,913号公報
【特許文献2】特公平3−73,271号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、1,100U/g麹よりも高いプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上グルタミナーゼ生産能を有する麹菌を育種することを課題とする。また、その麹菌を用いて総窒素及びグルタミン酸含量の多い醤油を得ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意研究を重ねた結果、アスペルギルス属に属しグルタミナーゼ生産能の高い菌株(例えばアスペルギルス・ソーヤ ATCC42251)の分生子にC、Ne、Heなどをイオン源とした重イオンビームを照射すると、得られた分生子の中に、グルタミナーゼ生産能が高く、しかも親株に比べてプロテアーゼ生産能が著しく高い菌株のあることを発見し、この知見に基づいて本発明を完成した。
【0010】
本発明は、以下に示す麹菌及びその育種法である。
(1)アスペルギルス属に属する菌株であって、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌。
(2)アスペルギルス属する菌株が、アスペルギルス・ソーヤに属する菌株である前記(1)に記載の麹菌。
(3)アスペルギルス・ソーヤに属する菌株がアスペルギルス・ソーヤ I67−1(NITE AP−430)である前記(2)に記載の麹菌。
(4)アスペルギルス属に属する菌株に、重イオンビームを照射し、その照射体又はその培養物から、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を分離することを特徴とする麹菌の育種法。
(5)アスペルギルス属に属する菌株に、重イオンビームを照射し、その照射体又はその培養物から、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を分離し、得られた麹菌を醤油麹原料に接種培養して麹を造り、この麹を用いて仕込みを行うことを特徴とする醤油の製造法。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を得ることができる。またこの麹菌によれば、窒素利用率が高く、総窒素及びグルタミン酸含量の多い醤油を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を詳細に説明する。
アスペルギルス属に属する菌株としては、アスペルギルス・オリゼ、アスペルギルス・ソーヤ、アスペルギルス・ニガー、アスペルギルス・アワモリ等に属する任意の菌株が挙げられるが、そのうちグルタミナーゼ生産能の高い、アスペルギルス・ソーヤ及びアスペルギルス・オリゼに属する黄麹菌が好ましい。
このような菌株としては、従来の醤油、味噌又は清酒の醸造に使用する麹菌の中から2.5U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する菌株を分離することによって入手することができる。このほか、アスペルギルス・ソーヤ 262(FERM P−2188)、アスペルギルス・ソーヤ 2165(FERM P−7280)及びアスペルギルス・オリゼ(IAM2638)、アスペルギルス・ソーヤ ATCC42251の各菌株等を利用することができる。
【0013】
次に、重イオンビームを照射するには、上記菌株の胞子懸濁液を、通常の寒天平板培養培地、例えばマルツ培地(マルツエキス9%、酵母エキス0.5%、寒天2% pH6)等に0.2〜20×106個塗布し、125+をイオン源として25〜2,500Gyの強度で照射を行う。
この重イオンビームの照射は、例えば独立行政法人日本原子力研究開発機構 高崎量子応用研究所のTIARAを用いることができる。
【0014】
照射後は、同培地で25〜35℃で2〜6日間培養し、分生子を着生させ、この分生子を回収し、カゼインプレートによる高プロテアーゼ変異株のスクリーニングを行なう。
【0015】
このようにして、培養物から、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を分離する。
【0016】
このようにして、本発明によれば目的とする麹菌、アスペルギルス・ソーヤ I67−1(NITE AP−430)を容易に得ることができる。
【0017】
次に、こうして得られた麹菌を、通常の醤油麹原料に接種培養して麹をつくる。
例えば、撒水し、蒸煮した大豆と炒熬割砕した小麦の混合物にアスペルギルス・ソーヤ I67−1(NITE AP−430)を接種混合し、25〜35℃で3〜4日培養し、醤油麹をつくる。なお、醤油麹原料としては醤油の製造に用いることが知られている全ての原料を使用することができる。
【0018】
次に、上記醤油麹を醤油醸造における通常の仕込み割合にて適当濃度の食塩水に仕込み、醤油醸造の常法に従い、適宜攪拌して3〜6カ月間発酵熟成を行ない、水溶性窒素及びグルタミン酸を著量含有する醤油諸味を得る。
【0019】
次に上記のようにして得られた熟成諸味は、通常の圧搾、濾過、火入、オリ引き等を行って製品醤油とする。
【0020】
なお、プロテアーゼ活性及びグルタミナーゼ活性の測定法は、以下の方法による。
(プロテアーゼ活性の測定法)
麹に10倍量の蒸留水を加え、よく混合し、2時間室温で放置した。これをNO.2の濾紙(アドバンテック社製)で濾過し、得られた抽出液を酵素サンプルとして、「しょうゆ試験法」(財団法人 日本醤油研究所 昭和60年)に記載の方法に従って測定した。
表1及び図1のプロテアーゼ活性は、麹1g当り1分間に1μモルのチロシンを生成する活性を1U(ユニット又は単位)として示した。
【0021】
(グルタミナーゼ活性の測定法)
麹に50倍量の蒸留水を加え、ポリトロンで1分間破砕したものを酵素サンプルとした。この酵素サンプル7mlに0.1M L−グルタミン溶液(1Mトリス、0.1M塩酸ヒドロキシアミン pH8)5mlを加え、よく混合した後、30℃で1時間反応させた。反応は、停止液(50g塩化第二鉄/1000ml8.4N塩酸)2mlを入れることで停止した。この液をNO.5Cの濾紙(アドバンテック社製)で濾過した。この濾液の吸光度を420nmで測定した。活性は、テストの吸光度から酵素ブランク、水ブランクの吸光度を引いた後、係数として6.03をかけてU/g麹とした。表1及び図1のグルタミナーゼ活性は、麹1g当り1分間に1μモルのグルタミン酸量を生成する活性を1U(ユニット又は単位)として示した。
【0022】
以下、実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、何らこれらに限定されるものではない。
【実施例1】
【0023】
(重イオンビーム照射に麹菌の育種)
親株としてアスペルギルス・ソーヤATCC42251を使用した。
この菌株は、551単位/g麹のプロテアーゼ生産能を有し、2.62単位/g麹のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌であった。
この菌株の分生子をマルツ培地(マルツエキス9%、酵母エキス0.5%、寒天2% pH6)に約2×106個塗布し、125+をイオン源として250Gyの強度で照射を行った。
重イオンビームの照射は独立行政法人日本原子力研究開発機構 高崎量子応用研究所のTIARAを用いて行った。
照射後、30℃で4日間培養し、分生子を着生させた。この分生子を回収し、カゼインプレートによる高プロテアーゼ変異株のスクリーニングを行った。
【0024】
(カゼイン培地によるスクリーニング)
回収した分生子を約400個/mlになるように滅菌水で希釈し、この希釈液を50μlずつカゼイン培地(ミルクカゼイン0.4%、カザミノ酸0.05%、リン酸1カリウム0.36%、リン酸2ナトリウム1.43%、硫酸マグネシウム0.5%、硫酸第二鉄0.002%、寒天2% pH6.5)に塗布し、30℃で4日間培養した。
培養後、コロニーの周りにできるクリアゾーンの大きい株を選択し、アスペルギルス・ソーヤ I67−1(NITE AP−430)を育種した。
この麹菌株は、1,929U/g麹のプロテアーゼ生産能を有し且つ2.38U/g麹のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌であった。
【実施例2】
【0025】
(醤油麹の製造例)
蒸煮した脱脂大豆と炒熬割砕小麦を50:50の割合で混合し、ここに種麹0.1%(w/w)加え、3日麹で製麹し、得られた醤油麹の分析結果を表1に示す。なお、Ben−1、PFA−118は特公平3−73,271号に記載の菌株であり、データも同特許から転載した。
【0026】
【表1】

【0027】
表1の結果から、本発明によれば、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌が得られることが判る。
【実施例3】
【0028】
(醤油麹の消化度試験)
実施例2で得られた醤油麹の消化度を常法により測定した。結果を表2に示す。
【0029】
【表2】

【0030】
表2の結果から、アスペルギルス・ソーヤI67−1の麹菌は他の菌株よりも高い消化度を示すことがわかる。このことから本発明によれば、醤油原料の窒素利用率が高く、高窒素濃度の醤油を製造できることが判る。
【実施例4】
【0031】
(醤油の製造例)
上記実施例1で得られた本発明の麹菌アスペルギルス・ソーヤI67−1(本発明株)を用いて以下の通り醤油の製造試験を行った。また比較のため、本発明株に代えて、その親株アスペルギルス・ソーヤATCC42251を用いる以外は全く同様にして醤油の製造試験を行った。
蒸煮した脱脂大豆と炒熬割砕小麦を50:50の割合で混合し、ここに種麹0.1%(w/w)加え、3日麹で製麹し、通常の醤油の製造法にしたがって、醤油麹と食塩水を混和して仕込み、30℃で5カ月発酵熟成させ、圧搾して醤油を得た。得られた醤油について、総窒素%(w/v)(TNと略記する)、グルタミン酸%(w/v)(Gluと略記する)、Glu/TN及び窒素利用率(%)を測定した。
その結果を表3に示す。
【0032】
【表3】

【0033】
表3の結果から、本発明で得られた麹菌(本発明株)を用いて製麹し、醤油を製造すると、醤油原料が頗るよく分解されて窒素利用率が、約3%も増大し、また総窒素濃度が高く、またグルタミン酸含量が多く、窒素そのものの質が向上し、非常に旨味の強い醤油を得ることが判る。
【実施例5】
【0034】
(麹菌のプロテアーゼ生産能とグルタミナーゼ生産能の相関図)
麹菌アスペルギルス・ソーヤ ATCC42251(親株)及び実施例1で育種した本発明の麹菌アスペルギルス・ソーヤ I67−1(NITE AP−430)のプロテアーゼ生産能とグルタミナーゼ生産能を測定し、図1を作製した。
また、比較のため、従来のアスペルギルス・ソーヤに属する麹菌(従来株)のプロテアーゼ生産能とグルタミナーゼ生産能の関係を調べた。その結果を図1に合わせて記載した。
【0035】
図1の結果から、従来公知の麹菌は、500〜650U/g麹の高いプロテアーゼ生産能を有する菌株はグルタミナーゼ生産能が0.25〜1.5U/g麹のように低く、また3.0〜8.0U/g麹の高いグルタミナーゼ生産能を有する菌株はプロテアーゼ生産能が100〜400U/g麹のように低いという傾向があることが判る。また、アスペルギルス・ソーヤに属する、高プロテアーゼ生産能株と高グルタミナーゼ生産株とをプロトプラスト融合させ、該融合2倍体株を半数体化処理すると、650単位/g麹よりも高いプロテアーゼ生産能及び3.5単位/g麹よりも高いグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を育種できることが判る。しかし、得られた麹菌は、プロテアーゼ生産能については最も高くても673単位/g麹の生産能を有するアスペルギルス・ソーヤBen−1(FERM P−7522)であることが判る。これに対し、本発明によれば1,100U/g麹よりも高いプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を得ることが判る。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】図1は、各麹菌のプロテアーゼ生産能とグルタミナーゼ生産能の相関を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アスペルギルス属に属する菌株であって、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌。
【請求項2】
アスペルギルス属に属する菌株が、アスペルギルス・ソーヤに属する菌株である請求項1に記載の麹菌。
【請求項3】
アスペルギルス・ソーヤに属する菌株がアスペルギルス・ソーヤ I67−1(NITE AP−430)である請求項2に記載の麹菌。
【請求項4】
アスペルギルス属に属する菌株に、重イオンビームを照射し、その照射体又はその培養物から、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を分離することを特徴とする麹菌の育種法。
【請求項5】
アスペルギルス属に属する菌株に、重イオンビームを照射し、その照射体又はその培養物から、1,100U/g麹以上のプロテアーゼ生産能を有し、2.0U/g麹以上のグルタミナーゼ生産能を有する麹菌を分離育種し、得られた麹菌を醤油麹原料に接種培養して麹を造り、この麹を用いて仕込みを行うことを特徴とする醤油の製造法。

【図1】
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【公開番号】特開2009−95279(P2009−95279A)
【公開日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−269954(P2007−269954)
【出願日】平成19年10月17日(2007.10.17)
【出願人】(000004477)キッコーマン株式会社 (212)
【出願人】(505374783)独立行政法人 日本原子力研究開発機構 (727)
【Fターム(参考)】