説明

1,3−プロパンジオール製造中の反応性重質副生物の粘度低下

本発明は、1,3−プロパンジオールを製造する方法に関する改良であり、3−ヒドロキシプロパナール水溶液を形成し、存在するならば、前記形成において使用した触媒を、溶液から除去し、水酸化ナトリウムを溶液に添加して、溶液中の任意の酸をpHが少なくとも5であるように中和し、中和した水溶液を水素化して、粗製の1,3−プロパンジオール混合物を生成し、これを蒸留して、1,3−プロパンジオール、水、および反応性重質成分を生成する。本方法に関する改良は、反応性重質成分の粘度を低下させるために、水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム以外のアルカリ金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物からなる群から選択される水酸化物で、水酸化ナトリウムを置換することを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、3−ヒドロキシプロパナール水溶液が形成され、前記形成において使用した触媒を溶液から除去し、水酸化物を溶液に添加して、溶液中の任意の酸を中和し、中和した水溶液を水素化して、PDO混合物を生成し、これを蒸留して精製PDOを生成する、1,3−プロパンジオール(PDO)を製造する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
いくつかの会社が、主原料としてエチレンオキシドから出発するPDOの製造技術を開発してきた。エチレンオキシドを一酸化炭素および水素の混合物である合成ガス(シンガス:syngas)と反応させ、これは、天然ガスの水蒸気変成または炭化水素の部分酸化によって得られる。PDOを生成する、エチレンオキシド(EO)とシンガスとの理想的な反応を以下に示す。
【0003】
EO+CO+2H→PDO
Hoechst Celaneseの米国特許第4,873,378号、同第4,873,379号および同第5,053,562号は、110〜120℃および約1000psigで、2:1(モル)のシンガスを使用して、PDOおよびその前駆物質が65〜78モルパーセントの収率で得られる単一ステップ反応を記載している。使用した触媒システムは、ロジウム、様々なホスフィン、ならびに促進剤として様々な酸、および水からなっていた。
【0004】
Union Carbideの米国特許第5,030,766号および同第5,210,318号は、ロジウム含有触媒存在下でのEOと合成ガスとの反応を記載している。110℃および1000psigの2:1モルのシンガスで、47モルパーセントまでの選択性が実現されたが、PDOおよび3−ヒドロキシプロパナールの生成の組み合わせた速度は、1時間当り、1リットル当り0.05〜0.07モルでかなり低かった。より良い結果は、ロジウム触媒に対するリン酸促進剤の比を増大することによって実現された。
【0005】
Shell Oilの米国特許第5,256,827号、第5,304,686号、および第5,304,691号は、第三級ホスフィン−錯体化コバルトカルボニル触媒を利用して、EOおよびシンガスからのPDOの製造を記載していた。90〜105℃および1400〜1500psigのシンガス(1:1モル比)で3時間の反応条件で、85〜90モルパーセントの範囲の選択性を生じ、EO転化率は、21〜34パーセントの範囲であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、1,3−プロパンジオールを製造する方法に関する改良であり、3−ヒドロキシプロパナール水溶液を形成し、存在するならば、前記形成において使用した触媒を溶液から除去し、水酸化ナトリウムを溶液に添加して、溶液中の任意の酸をpHが少なくとも5であるように中和し、中和した水溶液を水素化して、粗製の1,3−プロパンジオール混合物を生成し、これを蒸留して、1,3−プロパンジオール、水、および反応性重質成分を生成する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本方法に関する改良は、反応性重質成分の粘度を低下させるために、水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム以外のアルカリ金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物からなる群から選択される水酸化物で水酸化ナトリウムを置換することを含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明の出発材料である3−ヒドロキシプロパナール(HPA)水溶液は、多数の異なる方法によって生成することができる。前述の米国特許第4,873,378号、同第4,873,379号、同第5,053,562号、同第5,030,766号、同第5,210,318号、同第5,256,827号、同第5,304,686号、および同第5,304,691号は、これらの全てを参照により本明細書に組み込むが、HPA水溶液を生成するための異なる方法を記載している。HPAはまた、酸性触媒の存在下で、アクロレインの水和によって生成することができる。この結果を達成する方法は、米国特許第5,426,249号、同第5,015,789号、同第5,171,898号、同第5,276,201号、同第5,334,778号および同第5,364,987号において記載されており、これらの全てを、参照により本明細書に組み込む。
【0009】
本発明の方法全体を実施するための好ましい方法を以下に記載する。EOは、全反応混合物の0.01〜1.0重量パーセント(%wt)の濃度のコバルト触媒の存在下、水素と一酸化炭素との比1:5〜25:1を有する合成ガス200〜5000psi(1380〜34,500kPa)、50〜110℃のバブルカラムまたは撹拌タンクなどの反応器中で、ヒドロホルミル化することが好ましい。
【0010】
ヒドロホルミル化反応流出液を、2:1〜1:20の範囲の水−溶媒比、5〜55℃で、一酸化炭素50〜200psi(350〜1380kPa)の雰囲気下、少量の水で抽出することが好ましい。活性形態にある90パーセントを超えるコバルト触媒を含む溶媒層をヒドロホルミル化反応器に戻して再利用する。HPAは、水層中、全水層の10〜45重量パーセントの濃度に濃縮する。
【0011】
コバルトは、最初にコバルトを酸化し、次いで酸性イオン交換樹脂を利用して抽出することによってこのHPA水溶液から除去することが好ましい。イオン交換樹脂は、弱酸性または強酸性イオン交換樹脂であってよい。
【0012】
コバルトが除去された水溶液は、中和しなければならない有機酸を含んでいる。というのは下流の炭素鋼装置中では、その酸性度を扱うことができないからであり、また触媒の下流が分解する潜在的可能性のためである。HPA水溶液は、溶液のpHが少なくとも5であるように中和する。好ましくはpHは5〜6の範囲である。3−ヒドロキシプロパナールの縮合は、塩基によって強く触媒され、この範囲内の操作が望ましくない副生物を減少させるからである。この溶液中の酸を、指定されている通りに中和するために、全溶液の5重量%〜50重量%の水酸化物水溶液として、本発明の水酸化物を溶液に添加することが好ましい。製造した1,3−プロパンジオールの量を基準にして、使用する水酸化物の量は、1,3−プロパンジオールに対して約0.05重量%〜約5重量%にすることができるが、10重量%にもすることができる。水酸化物を10重量%を超えて添加するのは、おそらく経済的でないであろうし、一般には、その範囲は、0.2重量%から2重量%であってよい。
【0013】
本発明の利点を実現するために、HPAの水溶液を中和するために使用される塩基または荷性アルカリは、水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム以外のアルカリ金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物からなる群から選択される水酸化物である。本発明の方法において、これらの水酸化物のいずれか1つを使用した場合、粗製PDO混合物の蒸留の間に生成された重質エンドストリーム(蒸留塔のボトムからの反応性重質成分ストリーム)の粘度は、一般に重質エンドの取り扱いが容易であるように十分に低く、一般に重質エンドストリームは、約30重量パーセント以下のPDO濃度を有することができ、一般に反応性重質成分からPDOを回収することが可能である。具体的な好ましいアルカリ金属およびアルカリ土類金属水酸化物には、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化セシウム、水酸化ルビジウム、および水酸化ストロンチウムが含まれる。本明細書で使用する、最も好ましい水酸化物は、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、および水酸化アンモニウムである。水酸化カリウムが、本発明で使用する最高に好ましい水酸化物である。
【0014】
いかなる理論によっても拘束されることは望まないが、本発明者等は、反応性重質成分は、PDO/HPAのアセタール、3−ヒドロキシプロピオン酸、他のカルボン酸、およびその誘導体を含むと思われる。材料、特にカルボン酸は、おそらくゲル網目の形成のために、PDO中で、水酸化ナトリウムにより粘性のある溶液を形成する。しかし、本発明の水酸化物溶液は、おそらく前記網目の分解のため、はるかに粘性が低い。
【0015】
水酸化ナトリウムを使用した場合、反応性重質成分は、非常に高い粘度、すなわち、40℃で、約5000mm/s(1秒当りの2乗されたミリメートル)程度を有する。これは、PDO中のナトリウム塩の性質が非常に粘性が高いためである。事実、ナトリウム塩は、ほとんどゲルである。PDO中の本発明の水酸化物の塩は、はるかに粘性が低く、すなわち、40℃で、好ましくは40mm/s程度以下、通常は40℃で、100mm/s以下である。水酸化ナトリウムを使用する場合、反応性重質成分ストリームが55〜70重量パーセントのPDOを含むように、蒸留を実施しなければならない。さもなければ、全ストリームは、通常の装置で蒸留するためには、粘性が高過ぎる。このPDOは無駄になる、というのも反応性重質成分ストリームから蒸留するのに費用がかかり過ぎるからであり、たとえPDOが留出しても、扱い難い粘着性の固体が蒸留塔に残るであろう。
【0016】
3−ヒドロキシプロパナール水溶液を中和した後、水溶液を水素化する。これは、支持されたニッケル触媒固定床上、100〜2000psi(690〜13,800kPa)の水素で、水素化することによって実施することができる。一般に、初期水素化は、40℃で行われ、反応性重質成分をPDOに返す反応を促進するために温度を175℃に上昇する。最後に、水および飛沫同伴する軽溶媒、および揮発性不純物をPDOから蒸留し、また反応性重質成分は、ボトムスストリームとして蒸留の間に分離する。これらの反応性重質成分は、上記のように処理する。
【0017】
粗製PDOの蒸留において生成した反応性重質成分ストリームの粘度は、水酸化ナトリウムを使用する従来の慣行に対して、本発明に従った場合には、約100分の1以下に低下する。これは、廃棄および/または処理および/または再利用および/またはこれらの反応性重質成分からのPDOの分離を取り扱う点から大きなプロセス利点を生みだす。また、蒸留塔のボトムスストリーム中の残存PDOの量を、著しく減少させることができ、その結果、経済性を改善することができる。
【実施例1】
【0018】
PDO設備のボトム1751B(反応性重質成分含有、ナトリウム含有量1.55重量%)50gmに、強酸性、50〜100メッシュ、イオン交換樹脂Dowex(登録商標)50WX4−100、30gmを添加し、混合物を、窒素ブランケット下に、週末にかけて攪拌した。上澄み液の試料は、ナトリウム含有量が、<0.005重量%であることを示した。
【0019】
液体画分(24286−13−3)を濾過によって回収し、濾液を10gmずつに分割した。
【0020】
濾液の1つの10gm分を、蒸留水(2.5gm)中の水酸化ナトリウム(NaOH)0.27gmの溶液で処理し、この新しい混合物を40℃で、真空下(1トル−0.133kPa)、回転蒸発させた。残渣の赤色液体(24286−15−2)5ccは、非常に粘性が高いと判断した。
【0021】
第2の濾液10分を、蒸留水(2.5gm)中の水酸化カリウム(KOH)0.22gmの溶液で処理し、また40℃で、1トル(0.133kPa)下、回転蒸発させた。残渣の赤色液体(24286−15−3)5ccは、非粘性の液体であると判断した。
【実施例2】
【0022】
実施例1の手順にしたがって、PDO蒸留ボトムス1751B、200gmをDowex(登録商標)50WX4−100樹脂120gmで処理し、窒素ブランケット下に攪拌して、<0.005重量%のナトリウムを含む上澄み液が得られた。樹脂を濾過によって取り出し、濾液(24286−19−1)を60gmずつに分割した。
【0023】
1つの60gm分を、水酸化ナトリウム1.62gmを水(4.5gm)に溶かした溶液で処理し、この新しい混合物を1トル(0.133kPa)、40℃で蒸発させた。残渣赤味がかった液体(24286−19−2)は、40℃で5686mm/sの動粘度であることが分った。
【0024】
第2の濾液60gm分を、KOH1.32gmを水(4.5gm)に溶かした溶液で処理し、混合物を1トル(0.133kPa)、40℃で蒸発させた。残渣赤色液体(24286−19−3)は、40℃で54mm/sの動粘度であることが分った。
【実施例3】
【0025】
実施例1および2の手順にしたがって、PDO蒸留ボトムス1751B、200gmをDowex(登録商標)50WX4−100樹脂120gmで処理して、全てのナトリウムイオンを除去し、樹脂を濾過によって除去した。新しい濾液は、#24286−21−1であった。
【0026】
濾液の60gm分を、水(3.0gm)に溶かしたKOH2.64gmで処理し、この混合物を1トル(0.133kPa)、40℃で蒸発させた。残渣赤色液体(24286−21−2)は、40℃で43mm/sの動粘度であった。
【0027】
第2の60gm分を水(1.5gm)に溶かしたKOH0.66gmで処理し、この混合物を蒸発させた。残渣赤色液体(24286−21−3)は、40℃で42mm/s動粘度であった。
【実施例4】
【0028】
実施例1〜3の手順にしたがって、PDO設備ボトムス1751B、試料300gmをDowex(登録商標)50WX4−100樹脂120gmで処理して、全てのナトリウムイオンを除去し、残存樹脂を濾過によって除去した。濾液#は、24286−25−1であった。
【0029】
濾液の60gm分を、水40gmに溶かした水酸化リチウム3.2gmで処理し、この混合物を回転蒸発させた。残渣液体(24286−25−2、42.4gm)は、40℃で914mm/s、および100℃で28mm/sの動粘度であった。
【0030】
第2の60gm分を、水(20gm)に溶かした水酸化カルシウム1.7gmで処理した。蒸発後の残渣(24286−25−3、43.0gm)は、40℃で88mm/s、および100℃で11mm/sの動粘度であった。
【0031】
第3の試料を、水(20gm)に溶かした水酸化バリウム1.2gmで処理した。残渣(24286−25−4、39.2gm)は、40℃で47mm/s、および100℃で5.5mm/sの動粘度であった。
【実施例5】
【0032】
アンモニウおよびカリウムイオンは、同様の大きさなので、PDOボトムス区画をアルカリ金属イオンではなく、アンモニアで中和すると、ボトムス粘度を実質上低下させること、ならびに、それによってこれらストリームの加工性および流動性を容易にすることができるかどうかを決定することは、本発明者等にとって興味のあることであった。本発明者等は、出発材料として、以下を使用して並列実験を3セット行った。
【0033】
・約65%PDOを含むPDOボトムス1751B
・約45重量%PDOのPDO蒸留ボトムス#882246
・残存PDOを回収するために、真空下で、さらに分溜した#882246の試料、番号24286−29/35ボトムス。
【0034】
それぞれの場合に、典型的試料をDowex(登録商標)50WX4−100酸性樹脂で中和し、(全てのNaイオンを除去するため)次いで液体濾液を当量のアンモニア(水に溶かした約28重量%の水酸化アンモニウム溶液として)で再処理した。添加した水を除去するためにストリッピングした後、残存液体を粘度測定用に共した。以下に表示したデータは、比較のために、カリウムおよびナトリウムイオンで再処理したPDOボトムス試料の同じ3つのセットに対する、本発明者等が以前に報告した粘度測定値(mm/s)を含む。
【0035】
【表1】

【0036】
【表2】

【0037】
【表3】

明らかに、これらの様々なボトムス試料のアンモニア処理は、水酸化ナトリウム溶液に比較して、材料を全て交換しても粘度の実質的低下につながる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
3−ヒドロキシプロパナール水溶液を形成し、存在するならば、前記形成において使用した触媒を溶液から除去し、水酸化ナトリウムを溶液に添加して、溶液中の任意の酸をpHが少なくとも5であるように中和し、中和した水溶液を水素化して、粗製の1,3−プロパンジオール混合物を生成し、これを蒸留して、1,3−プロパンジオール、水、および反応性重質成分を生成する1,3−プロパンジオールを製造する方法において、反応性重質成分の粘度を低下させるために、水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム以外のアルカリ金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物からなる群から選択される水酸化物で、水酸化ナトリウムを置換することを含む改良。
【請求項2】
pHを5から6の範囲に調整する請求項1に記載の方法。
【請求項3】
水酸化ナトリウムを置換する水酸化物が、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化アンモニウム、水酸化リチウム、水酸化ストロンチウム、水酸化ルビジウム、および水酸化セシウムからなる群から選択される請求項1に記載の方法。
【請求項4】
水酸化ナトリウムを置換する水酸化物が、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、および水酸化アンモニウムからなる群から選択される請求項3に記載の方法。
【請求項5】
水酸化ナトリウムを置換する水酸化物が、水酸化カリウムである請求項4に記載の方法。
【請求項6】
3−ヒドロキシプロパナール水溶液を形成し、使用した任意の触媒を溶液から除去し、水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム以外のアルカリ金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物からなる群から選択される水酸化物を溶液に添加して、溶液中の任意の酸をpHが少なくとも5であるように中和し、中和した水溶液を水素化して、粗製の1,3−プロパンジオール混合物を生成し、前記粗製混合物を蒸留して、1,3−プロパンジオール、水、および反応性重質成分ストリームを生成する、40℃で100mm/s未満の粘度の反応性重質成分ストリーム。
【請求項7】
pHを5から6の範囲に調整する請求項6に記載の反応性重質成分ストリーム。
【請求項8】
水酸化ナトリウムを置換する水酸化物が、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化アンモニウム、水酸化リチウム、水酸化ストロンチウム、水酸化ルビジウム、および水酸化セシウムからなる群から選択される請求項6に記載の反応性重質成分ストリーム。
【請求項9】
水酸化ナトリウムを置換する水酸化物が、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、および水酸化アンモニウムからなる群から選択される請求項8に記載の反応性重質成分ストリーム。
【請求項10】
水酸化ナトリウムを置換する水酸化物が水酸化カリウムである請求項9に記載の反応性重質成分ストリーム。

【公表番号】特表2006−502202(P2006−502202A)
【公表日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−542042(P2004−542042)
【出願日】平成15年10月2日(2003.10.2)
【国際出願番号】PCT/US2003/031216
【国際公開番号】WO2004/031108
【国際公開日】平成16年4月15日(2004.4.15)
【出願人】(590002105)シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー (301)
【Fターム(参考)】