説明

3Dメディア環境においてメディアオブジェクトの近接度を決定するシステムおよび方法

3次元(3D)メディアガイダンスアプリケーションにおいてオブジェクトの近接度を決定するためのシステムおよび方法を提供する。第1のランクは、第1のメディアオブジェクトに関連付けられてもよい。第1のランクよりも低い第2のランクは、第2のメディアオブジェクトに関連付けられてもよい。第1および第2のメディアオブジェクトは、立体視光学デバイスを使用して見られるときに、3D空間の中にそれぞれ第1および第2の距離に現れてもよい。第1および第2の距離は、それぞれ第1および第2のメディアオブジェクトの第1および第2のランクに対応してもよい。第1および第2のランクは、所定のまたは視聴者定義の基準を使用して、第1および第2のメディアオブジェクトと自動的に関連付けられてもよい。視聴者は加速度計を有するユーザ入力デバイスを使用してランキング基準を入力してもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、米国実用特許出願第12/632,489号(2009年12月7日出願)の利益を主張し、この出願の開示は、参照することによって本明細書に援用される。
【背景技術】
【0002】
(発明の背景)
従来のシステムは、3次元(3Dまたは立体)メディア環境を提供し、表示画面と平行な異なる平面内にメディアオブジェクトを提示する。これらのシステムにおいて、表示画面中のあるメディアオブジェクトは、他のメディアオブジェクトよりも視聴者に近く見えてもよい。従来のシステムは、メディアが相互および視聴者から見えるべきである相対的な距離を決定するために、基準またはランキングを使用しない。したがって、メディアオブジェクトを表示するためのこれらの従来のシステムは、表示中の最重要なまたは関連するメディアに視聴者の注意を効果的に集中させる手段が欠けている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
先述の内容を考慮して、本発明の種々の実施形態による、3Dメディア環境においてメディアオブジェクトの近接度を決定するためのシステムおよび方法が提供される。具体的には、メディアオブジェクトは、視聴者から異なる距離にある表示画面中に位置付けられるように見えてもよい。いくつかの実施形態において、各メディアオブジェクトは、ランクと関連付けられてもよい。メディアオブジェクトが視聴者から見える距離は、メディアオブジェクトと関連付けられるランクに関係してもよい。
【0004】
いくつかの実施形態において、第1のランクは、第1のメディアオブジェクトと関連付けられてもよく、第1のランクよりも低い第2のランクは、第2のメディアオブジェクトと関連付けられてもよい。第1のメディアオブジェクトが第2のメディアオブジェクトよりも高くランク付けされるため、第1のメディアオブジェクトは、第2のメディアオブジェクトよりも視聴者に近く見えてもよい。
【0005】
いくつかの実施形態において、立体視メディア環境は、立体視メディアガイダンスアプリケーションであってもよい。立体視メディアガイダンスアプリケーションは、利用可能なコンテンツのメディア一覧を表す、メディアオブジェクトを表示してもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクトのランキング基準は、メディアガイダンスアプリケーションによって自動的に決定されてもよい。一実施形態において、メディアガイダンスアプリケーションは、メディアオブジェクトを視聴者の選好に基づくランクと自動的に関連付けてもよい。いくつかの実装では、視聴者は、コメディのメディアアセットよりも医療ドラマのメディアアセットを選好してもよい。したがって、メディアアセット「House」に対応するメディアオブジェクトは、メディアアセット「Friends」に対応するメディアオブジェクトと関連付けられるランクよりも高いランクと関連付けられてもよい。いくつかの実装では、メディアアセット「House」に対応するメディアオブジェクトは、立体視メディアガイダンスアプリケーションディスプレイ中で、メディアアセット「Friends」に対応するメディアオブジェクトよりも視聴者に近く見えてもよい。
【0006】
他の実施形態において、視聴者は、メディアオブジェクトのランキング基準を特定してもよい。一実装では、視聴者は、他の視聴者の間の表されたメディア一覧の人気に基づいて、メディアオブジェクトをランク付けする所望を示してもよい。高い視聴者評定を伴う番組を表すメディアオブジェクトは、低い視聴者評定を伴う番組を表すメディアオブジェクトよりも高いランクと関連付けられてもよい。
【0007】
いくつかの実施形態において、広告は、立体視メディアガイダンスアプリケーション等の立体視メディア環境内に現れてもよい。各広告は、関連スポンサを有してもよい。いくつかの実施形態において、第1および第2の広告は、各関連スポンサによって行われる金銭的貢献の量に基づいて、それぞれの第1および第2のランクと関連付けられてもよい。第1の広告と関連付けられるスポンサは、第2の広告と関連付けられるスポンサよりも高い金銭的貢献を行っていてもよいため、第1の広告は、第2の広告よりも高いランクと関連付けられてもよい。第1の広告は、立体視メディア環境内で第2の広告よりも視聴者に近く見えてもよい。いくつかの実施形態において、広告は、ビデオの場面、バナー表示、および/または広告の小あるいは大規模ビデオ表示中に表示される、オブジェクトを含んでもよい。
【0008】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクトは、種々のスポンサのプロダクトプレイスメントキャンペーンの一部として、映画の場面等の立体視メディア環境内に現れてもよい。より高い金銭的貢献を行ったスポンサと関連付けられるメディアオブジェクトは、より低い金銭的貢献を行ったスポンサと関連付けられるメディアオブジェクトよりも高いランクと関連付けられてもよい。より高くランク付けされたメディアオブジェクトは、立体視メディア環境内で、より低くランク付けされたメディアオブジェクトよりも視聴者に近く見えてもよい。いくつかの実施形態において、表示されたメディアオブジェクトは、選択可能であってもよい。特定のメディアオブジェクトの視聴者選択は、メディアオブジェクトによって表される製品に関するさらなる情報、メディアオブジェクトによって表される製品の自動購入、またはメディアオブジェクトと関連付けられるスポンサに関する情報を表示させてもよい。
【0009】
いくつかの実施形態において、立体視メディア環境は、ビデオゲーム環境であってもよい。メディアオブジェクトは、ビデオゲームの中のアバターが収集してもよい集められるオブジェクトを表してもよい。異なる集められるオブジェクトが、アバターにとっての集められるオブジェクトの有用性に基づいて、異なる関連ランクを有してもよい。集められるオブジェクトの有用性、したがって関連ランクは、ビデオゲーム環境内の状況に基づいて変化してもよい。一実施形態において、ビデオゲームは、戦闘ビデオゲームであってもよい。第1の集められるオブジェクトは、武器を表してもよく、第2の集められるオブジェクトは、医療品を表してもよい。アバターが戦おうとしているが、武器を持っていない場合、武器を入手することがアバターにとって最重要であるので、第1の集められるオブジェクトは、第2の集められるオブジェクトよりも高いランクと関連付けられてもよい。第1の集められるオブジェクトは、立体ビデオゲーム環境内で第2の集められるオブジェクトよりも視聴者に近く見えてもよい。アバターがひどく負傷した場合、健康を回復することがアバターにとって最重要であるので、第2の集められるオブジェクトは、第1の集められるオブジェクトよりも高いランクと関連付けられてもよい。第2の集められるオブジェクトは、立体ビデオゲーム環境内において第1の集められるオブジェクトよりも視聴者に近く見えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の上記および他の目的および利点は、類似参照文字が全体を通して類似部品を指す、添付図面と併せて解釈される、以下の詳細な説明を考慮すると明白となるであろう。
【図1】図1および2は、本発明の実施形態による、メディアガイダンスアプリケーションを提供するために使用されてもよい、例示的な表示画面を示す。
【図2】図1および2は、本発明の実施形態による、メディアガイダンスアプリケーションを提供するために使用されてもよい、例示的な表示画面を示す。
【図3】図3は、本発明の別の実施形態による、例示的なユーザ機器デバイスを示す。
【図4】図4は、本発明の別の実施形態による、例示的なクロスプラットフォーム双方向メディアシステムの略図を示す。
【図5】図5Aは、本発明の実施形態による、例示的な立体視光学デバイスを示す。図5Bは、本発明の別の実施形態による、例示的な立体視光学デバイスを示す。図5Cは、本発明の第3の実施形態による、例示的な立体視光学デバイスを示す。
【図6】図6Aは、本発明の実施形態による、異なる平面内に現れるメディアオブジェクトの表示画面の例示的な正面図を示す。図6Bは、本発明の実施形態による、メディアオブジェクトが実際には3次元であると仮定した、図6Aに図示された表示画面の例示的な側面図を示す。
【図7】図7Aは、本発明の実施形態による、異なる平面内に表示された選択可能なメディアガイダンスオブジェクトの例示的な表示画面を示す。図7Bは、本発明の実施形態による、異なる平面内に表示された映画表現の例示的な表示画面を示す。
【図8】図8は、本発明の実施形態による、ユーザ機器デバイスおよび周辺デバイスの例示的な配設を示す。
【図9】図9A−Bは、本発明の種々の実施形態による、表示画面上の選択されたメディアオブジェクトに関する付加的な情報の例示的な構成を示す。
【図10】図10は、本発明の実施形態による、異なる平面内に表示された推奨メディアコンテンツ表現の例示的な表示画面を示す。
【図11】図11は、本発明の実施形態による、表示画面上の選択された広告に関する付加的な情報の例示的な構成を示す。
【図12−1】図12A−Dは、本発明の種々の実施形態による、表示画面上でメディアオブジェクトを視覚的に区別するための例示的な構成を示す。
【図12−2】図12A−Dは、本発明の種々の実施形態による、表示画面上でメディアオブジェクトを視覚的に区別するための例示的な構成を示す。
【図13】図13Aは、本発明の実施形態による、立体ビデオゲーム環境の例示的な表示画面を示す。図13Bは、本発明の別の実施形態による、立体ビデオゲーム環境の例示的な表示画面を示す。
【図14】図14A−Cは、本発明の種々の実施形態による、メディアオブジェクトの種々の例示的なランキングを示す。
【図15】図15は、本発明の実施形態による、立体視メディアアセットからの例示的な場面を示す。
【図16】図16は、本発明の実施形態による、立体チャットルーム環境の例示的な表示画面を示す。
【図17】図17は、本発明の実施形態による、立体Eメールクライアント環境の例示的な表示画面を示す。
【図18】図18は、本発明の実施形態による、立体調査環境の例示的な表示画面を示す。
【図19】図19は、本発明の実施形態による、立体視メディアアセットのクレジットの例示的な表示画面を示す。
【図20】図20は、本発明の実施形態による、立体視メディア環境内のメディアアセットに対するリマインダの例示的な表示画面を示す。
【図21】図21は、本発明の実施形態による、立体視メディア環境内のメディアオブジェクトのランクおよび顕著度を関係付けるための例示的なフロー図である。
【図22】図22は、本発明の実施形態による、スポンサ貢献、ランク、および広告の顕著度を関係付けるための例示的なフロー図である。
【図23】図23は、本発明の実施形態による、特定の種類のメディアオブジェクトのリストを作成するための例示的なフロー図である。
【図24】図24は、本発明の実施形態による、特定の種類のメディアオブジェクトのランク付きリストを作成するための例示的なフロー図である。
【図25】図25は、本発明の実施形態による、ランクに基づいてメディアオブジェクトをそれぞれの視距離と関連付けるための例示的なフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明は、概して、立体または3Dメディア環境内の視聴者へのメディアオブジェクトの近接度を決定することに関する。具体的には、複数のうちの各メディアオブジェクトは、それぞれの関連ランクを有してもよい。関連ランクが他のメディアオブジェクトよりも高いメディアオブジェクトは、他のメディアオブジェクトよりも視聴者に近く見えてもよい。より具体的には、より高いランクを有するメディアオブジェクトは、より低いランクを有するメディアオブジェクトよりもはっきりと見えてもよい。メディアオブジェクトは、メディア一覧、推奨、ビデオゲームの中の集められるオブジェクトおよび場所、警告、命令、場面オブジェクト、メッセージ、視聴者入力のための領域、テキストオブジェクト、アイコン、画像、リマインダ、および広告を含んでもよい。
【0012】
本明細書で定義されるように、アセットまたはメディアアセットとは、再生、アクセス、記録、および/または視聴されてもよい、任意の種類のメディア(またはデータファイル)を指す。本明細書で参照されるように、「焦点」または焦点が合っているという用語は、表示されたアイテムまたはオブジェクトの外観を変化させて、アイテムまたはオブジェクトを他のアイテムまたはオブジェクトよりも視覚的に顕著にすることを意味すると理解されるべきである。
【0013】
任意の所与のメディア送達システムにおいて、視聴者に利用可能なメディアの量は、膨大となり得る。結果として、多くの視聴者は、視聴者がメディア選択を効率的にナビゲートし、重要または望ましいと思う場合があるメディアコンテンツを容易に識別することを可能にする、インターフェースを通したメディアガイダンスの形態を所望している。そのようなガイダンスを提供するアプリケーションは、本明細書では、双方向メディアガイダンスアプリケーションと称されるが、メディアガイダンスアプリケーションまたはガイダンスアプリケーションと称されることもある。
【0014】
双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ガイダンスを提供するメディアに応じて、種々の形態をとってもよい。1つの典型的な種類のメディアガイダンスアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである。双方向テレビ番組ガイド(電子番組ガイドと呼ばれることもある)は、とりわけ、従来のテレビ番組(従来の放送、ケーブル、衛星、インターネットまたは他の手段を介して提供される)、ならびに有料番組、オンデマンド番組(ビデオオンデマンド(VOD)システムのような)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングメディア、ダウンロード可能なメディア、ウェブキャスト等)、および他の種類のメディアまたはビデオコンテンツを含む、多くの種類のメディアコンテンツ間を、ユーザがナビゲートおよび検索することを可能にする、周知のガイダンスアプリケーションである。ガイダンスアプリケーションはまた、視聴者が、例えば、ビデオクリップ、記事、広告、チャットセッション、ゲーム等を含む、ビデオコンテンツに関係するコンテンツ間でナビゲートし、検索することも可能にする。ガイダンスアプリケーションはまた、視聴者がマルチメディアコンテンツ間でナビゲートすることも可能にする。用語「マルチメディア」とは、本明細書では、テキスト、オーディオ、静止画、画像、動画、ビデオ、および双方向コンテンツ形態等の、少なくとも2つの異なるコンテンツ形態を利用する、メディアならびにコンテンツとして定義される。マルチメディアコンテンツは、コンピュータおよび電子デバイス等の情報コンテンツ処理デバイスによって、記録および再生、表示またはアクセスされてもよいが、また、ライブパーフォーマンスの一部であることも可能である。メディアコンテンツに関連して論議される、本発明の実施形態はまた、ビデオ、オーディオ、および/またはマルチメディア等の他の種類のコンテンツにも適用可能であることを理解されたい。
【0015】
インターネット、モバイルコンピューティング、高速無線ネットワークの登場に伴い、視聴者は、パーソナルコンピュータ(PC)や、ハンドヘルドコンピュータ、携帯端末(PDA)、携帯電話、または他のモバイルデバイス等の従来はアクセスしなかった他のデバイス上で、メディアにアクセスしている。これらのデバイス上で、視聴者は、テレビを通して利用可能な同じメディア間をナビゲートおよび検索することができる。その結果として、メディアガイダンスは、これらのデバイス上でも必要である。提供されるガイダンスは、テレビのみを通して利用可能なメディアコンテンツ、これらのデバイスのうちの1つ以上のみを通して利用可能なメディアコンテンツ、またはテレビおよびこれらのデバイスのうちの1つ以上の両方を通して利用可能なメディアコンテンツのためのものであってもよい。メディアガイダンスアプリケーションは、オンラインアプリケーション(すなわち、ウェブサイト上で提供される)として、あるいはPDA、携帯電話、または他のモバイルデバイス等のハンドヘルドコンピュータ上の独立型アプリケーションまたはクライアントとして提供されてもよい。メディアガイダンスアプリケーションを実装してもよい、種々のデバイスおよびプラットフォームは、以下でより詳細に説明される。
【0016】
メディアガイダンスアプリケーションの機能のうちの1つは、メディア一覧およびメディア情報を視聴者に提供することである。図1−2は、メディアガイダンス、特にメディア一覧を提供するために使用されてもよい、例示的な表示画面を示す。図1−2、7A−B、10、および12A−Dに示された表示画面は、任意の好適なデバイスまたはプラットフォーム上で実装されてもよい。図1−2、7A−B、10、および12A−Dの表示は、全画面表示として図示されているが、それらはまた、表示されているメディアコンテンツ上に完全または部分的にオーバーレイされてもよい。視聴者は、表示画面に提供された選択可能なオプション(例えば、メニューオプション、一覧オプション、アイコン、ハイパーリンク等)を選択することによって、あるいはリモートコントロールまたは他のユーザ入力インターフェースもしくはデバイス上の専用ボタン(例えば、「ガイド」ボタン)を押下することによって、メディア情報にアクセスする所望を示してもよい。視聴者の指示に応じて、メディアガイダンスアプリケーションは、グリッド内の時間およびチャンネル別、時間別、チャンネル別、メディアの種類別、カテゴリ別(例えば、映画、スポーツ、ニュース、子供向け、または他の番組カテゴリ)、または、他の所定、ユーザ定義、あるいは他の編成基準等のいくつかの方法のうちの1つで編成されたメディア情報を伴う表示画面を提供してもよい。いくつかの実施形態において、メディア情報は、所定または視聴者定義のランキングによって編成されてもよい。
【0017】
図1は、単一表示内の異なる種類のメディアコンテンツへのアクセスも可能にする、時間およびチャンネル別に配設された例示的なグリッド番組一覧表示100を示す。表示100は、(1)各チャンネル/メディア種類識別子(列内のセル)が利用可能な異なるチャンネルまたはメディアの種類を識別する、チャンネル/メディア種類識別子104の列、および(2)各時間識別子(行内のセル)が番組の時間帯を識別する、時間識別子106の行を伴う、グリッド102を含んでもよい。グリッド102はまた、番組一覧108等の番組一覧のセルも含み、各一覧は、一覧の関連チャンネルおよび時間の上に提供される、番組のタイトルを提供する。ユーザ入力デバイスを用いて、視聴者は、ハイライト領域110を移動させることによって番組一覧を選択することができる。ハイライト領域110によって選択される番組一覧に関する情報が、番組情報領域112の中で提供されてもよい。 領域112は、例えば、番組タイトル、番組内容、番組が提供される時間(該当する場合)、番組が放送されるチャンネル(該当する場合)、番組の評価、および他の所望の情報を含んでもよい。いくつかの実施形態において、1つ以上の番組一覧と関連付けられるメタデータが、領域112の中で、または表示100の何らかの他の好適な領域の中で表示されてもよい。いくつかの実施形態において、メタデータは、表示100の中で他の要素よりも顕著に表示されてもよい。例えば、メタデータは、チャンネル/メディア種類識別子104よりも視聴者に近く見えてもよい。いくつかの実施形態において、放送局のロゴが、番組一覧に関係するメタデータまたは他の情報に含まれてもよい。放送局のロゴは、表示100の中で他の関連データまたは他の要素よりも視聴者に近く見えてもよい。
【0018】
いくつかの実施形態において、グリッド102の壁のうちのいくつかまたは全ての部分が、表示100の中で他の要素よりも顕著に表示されてもよい。例えば、グリッド102の中の番組一覧108を含むセル等の、あるセルの周囲の壁は、グリッド102の中の他のセルの周囲の壁よりも視聴者に近く見えてもよい。代替として、グリッド102の壁の全ての部分は、例えば、プログラム情報領域112よりも視聴者に近く見えてもよい。
【0019】
スケジュールに従って提供される線形番組へのアクセスを提供することに加えて、メディアガイダンスアプリケーションはまた、スケジュールに従って提供されない非線形番組へのアクセスも提供する。非線形番組は、オンデマンドメディアコンテンツ(例えば、VOD)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングメディア、ダウンロード可能なメディア等)、ローカルに記憶したメディアコンテンツ(例えば、デジタルビデオレコーダ(DVR)、デジタルビデオディスク(DVD)、ビデオカセット、コンパクトディスク(CD)に記憶されたビデオコンテンツ等)、または時間的制約のない他のメディアコンテンツを含む、異なるメディアソースからのコンテンツを含んでもよい。オンデマンドコンテンツは、映画および特定のメディアプロバイダによって提供されるオリジナルのメディアコンテンツの両方を含んでもよい(例えば、「The Sopranos」や「Curb Your Enthusiasm」を提供するHBO On Demand)。HBO ON DEMANDは、Time Warner Company L.P.らによって所有されるサービスマークであり、THE SOPRANOSおよびCURB YOUR ENTHUSIASMは、Home Box Office, Inc.によって所有される商標である。インターネットコンテンツは、チャットセッションまたはウェブキャストのようなウェブイベント、あるいは、インターネットウェブサイトまたは他のインターネットアクセス(例えば、FTP)を通して、ストリーミングメディアまたはダウンロード可能なメディアとしてオンデマンドで利用可能なコンテンツを含んでもよい。
【0020】
グリッド102は、オンデマンド一覧114、録画メディア一覧116、およびインターネットコンテンツ一覧118を含む、非線形番組の一覧を提供してもよい。異なる種類のメディアソースからのコンテンツのための一覧を組み合わせる表示は、「混合メディア」表示と呼ばれることもある。表示100とは異なる、表示されてもよい一覧の種類の種々の順列は、視聴者選択またはガイダンスアプリケーション定義に基づいてもよい(例えば、録画および放送一覧のみの表示、オンデマンドおよび放送の一覧のみの表示等)。例示されるように、一覧114、116、および118は、これらの一覧の選択が、それぞれ、オンデマンド一覧、録画一覧、またはインターネット一覧専用の表示へのアクセスを提供し得ることを示すように、グリッド102内に表示される時間帯全体に及ぶものとして示されている。他の実施形態において、これらのメディア種類の一覧は、グリッド102に直接含まれてもよい。視聴者がナビゲーションアイコン120のうちの1つを選択することに応じて、付加的な一覧が表示されてもよい。 (ユーザ入力デバイス上の矢印キーを押すことは、ナビゲーションアイコン120を選択することと同様に表示に影響を及ぼしてもよい)。
【0021】
表示100はまた、ビデオ領域122、広告124、およびオプション領域126を含んでもよい。ビデオ領域122は、視聴者が、現在利用可能である、今後利用可能となる、または利用可能であった番組を視聴および/またはプレビューすることを可能にしてもよい。ビデオ領域122のコンテンツは、グリッド102に表示される一覧のうちの1つに対応するか、またはそれから独立してもよい。ビデオ領域を含むグリッド表示は、ピクチャインガイド(PIG)表示と呼ばれることもある。PIG表示およびそれらの機能は、2003年5月13日発行のSatterfieldらの米国特許第6,564,378号、および2001年5月29日発行のYuenらの米国特許第6,239,794号でさらに詳細に説明されており、それらは全体を参照することによって本明細書に組み込まれる。PIG表示は、本発明の他のメディアガイダンスアプリケーション表示画面に含まれてもよい。
【0022】
広告124は、(例えば、購読番組に対する)視聴者のアクセス権に応じて、現在利用可能である、将来利用可能となる、または決して利用可能とはなり得ない、メディアコンテンツの広告を提供してもよく、グリッド102内のメディア一覧のうちの1つ以上に対応するか、または無関係であってもよい。広告124はまた、グリッド102内で表示されるメディアコンテンツに関係するか、または無関係である製品またはサービスに対するものであってもよい。広告124は、選択可能であってもよく、メディアコンテンツに関するさらなる情報を提供する、製品またはサービスに関する情報を提供する、メディアコンテンツ、製品、またはサービスの購入を可能にする、広告に関するメディアコンテンツを提供する等を行ってもよい。広告124は、視聴者のプロファイル/選好、監視されたユーザ活動、提供される表示の種類、または他の好適な標的化された広告基盤に基づいて標的化されてもよい。広告124は、視聴者のプロファイル/選好、監視された視聴者活動、提供される表示の種類、または他の好適な所定または視聴者定義のランキング基準に基づく関連ランクを有してもよい。
【0023】
広告124は、長方形またはバナー形状として示されているが、広告は、ガイダンスアプリケーション表示内の任意の好適なサイズ、形状、および場所で提供されてもよい。例えば、広告124は、グリッド102に水平方向に隣接する長方形として提供されてもよい。これは、パネル広告と呼ばれることもある。加えて、広告は、メディアコンテンツまたはガイダンスアプリケーション表示上にオーバーレイされるか、または表示内に埋め込まれてもよい。広告はまた、テキスト、画像、回転画像、ビデオクリップ、または他の種類のメディアコンテンツを含んでもよい。
【0024】
広告124と関連付けられるランクは、ガイダンスアプリケーション表示の中の広告124のサイズ、形状、場所、および外観に関係してもよい。例えば、広告124が高いランクと関連付けられる場合、広告124は、表示100の中のより大きい領域を占有してもよいか、または視聴者の注意を引くようにスクロールテキストとともに表示されてもよい。広告124よりも低いランクと関連付けられる第2の広告が表示100に表示される場合、第2の広告は、広告124よりも小さくてもよいか、または表示100の中であまり顕著ではない場所に現れてもよい。
【0025】
広告は、ガイダンスアプリケーションを伴うユーザ機器内、ユーザ機器に接続されたデータベース内、遠隔場所(ストリーミングメディアサーバを含む)内、あるいは他の記憶手段またはこれらの場所の組み合わせ上に記憶されてもよい。メディアガイダンスアプリケーションに広告を提供するステップは、例えば、それらの全体で参照することにより本明細書に組み込まれる、2003年1月17日出願のKnudsonらの米国特許出願第10/347,673号、2004年6月29日発行のWard,IIIらの米国特許第6,756,997号、および2002年5月14日発行のScheinらの米国特許第6,388,714号で、さらに詳細に論議されている。広告は、本発明の他のメディアガイダンスアプリケーション表示画面に含まれてもよいことが理解されるであろう。
【0026】
オプション領域126は、視聴者が、異なる種類のメディアコンテンツ、メディアガイダンスアプリケーション表示、および/またはメディアガイダンスアプリケーション特徴にアクセスすることを可能にしてもよい。オプション領域126は、ディプレイ100(および本発明の他の表示画面)の一部であってもよく、あるいは画面上のオプションを選択すること、またはユーザ入力デバイス上の専用または割当可能ボタンを押下することによって、視聴者によって呼び出されてもよい。オプション領域126内の選択可能オプションは、グリッド102内の番組一覧に関連する特徴に関してもよく、またはメインメニュー表示から利用可能なオプションを含んでもよい。番組一覧に関連する特徴は、他の放送時間または番組の受信方法の検索、番組の録画、番組の連続録画の有効化、番組および/またはチャンネルをお気に入りとして設定、番組の購入、あるいは他の特徴を含んでもよい。メインメニュー表示から利用可能なオプションは、検索オプション、VODオプション、ペアレンタルコントロールオプション、種々の種類の一覧表示へのアクセス、プレミアムサービスへの加入、視聴者のプロファイルの編集、ブラウザオーバーレイにアクセス、または他のオプションを含んでもよい。
【0027】
メディアガイダンスアプリケーションは、視聴者の選好に基づいて個人化されてもよい。個人化されたメディアガイダンスアプリケーションは、視聴者が、メディアガイダンスアプリケーションによって個人化された「体験」を生成するように、表示および特徴をカスタマイズすることを可能にする。この個人化された体験は、視聴者がこれらのカスタマイズを入力できるようにすることによって、および/または種々の視聴者選好を決定するようにメディアガイダンスアプリケーションが視聴者活動を監視することによって、生成されてもよい。視聴者は、ログインすることによって、または別様にガイダンスアプリケーションに対して自らを識別することによって、個人化されたガイダンスアプリケーションにアクセスしてもよい。メディアガイダンスアプリケーションのカスタマイズは、視聴者プロファイルに従って作成されてもよい。カスタマイズは、提示方式(例えば、表示のカラー方式、テキストのフォントサイズ等)、表示されるメディアコンテンツ一覧の態様(例えば、HDTV番組のみ、お気に入りチャンネル選択に基づいた視聴者指定の放送チャンネル、チャンネルの表示の並び替え、推奨メディアコンテンツ等)、所望の録画特徴(例えば、特定の視聴者に対する録画または連続録画、録画の質等)、ペアレンタルコントロール設定、および他の所望のカスタマイズを変動させるステップを含んでもよい。
【0028】
メディアガイダンスアプリケーションは、視聴者が視聴者プロファイル情報を提供することを可能にしてもよく、または視聴者プロファイル情報を自動的に編成してもよい。メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、視聴者がアクセスするメディア、および/または視聴者がガイダンスアプリケーションと行ってもよい他の対話を監視してもよい。加えて、メディアガイダンスアプリケーションは、特定の視聴者に関連する他の視聴者プロファイルの全体または一部を取得し(例えば、www.tvguide.com等の視聴者がアクセスするインターネット上の他のウェブサイトから、視聴者がアクセスする他のメディアガイダンスアプリケーションから、視聴者がアクセスする他の双方向アプリケーションから、視聴者のハンドヘルドデバイスから等)、および/またはメディアガイダンスアプリケーションがアクセスしてもよい他のソースから、視聴者に関する情報を取得してもよい。結果として、視聴者の異なるデバイスにわたって、統一されたガイダンスアプリケーション体験を視聴者に提供することができる。この種類の視聴者経験は、図4に関連して、以下でより詳細に説明される。付加的な個人化されたメディアガイダンスアプリケーション特徴は、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願第11/179,410号、1999年11月9日出願のBoyerらの米国特許出願第09/437,304号、および2002年2月21日出願のEllisらの米国特許出願第10/105,128号でさらに詳細に説明されており、それらは全体を参照することにより本明細書に組み込まれる。
【0029】
メディアガイダンスを提供するための別の表示配設が、図2に示されている。ビデオモザイク表示200は、メディアの種類、ジャンル、および/または他の編成基準に基づいて編成されたメディアコンテンツ情報のための選択可能オプション202を含む。表示200では、テレビ一覧オプション204が選択されているため、放送番組一覧として、一覧206、208、210、および212を提供している。図1の一覧とは異なり、表示200の一覧は、メディアを説明する簡単なテキスト(例えば、番組のタイトル)およびアイコンに限定されない。むしろ、表示200では、一覧は、カバーアート、メディアコンテンツからの静止画像、ビデオクリップのプレビュー、メディアコンテンツからのライブビデオ、または一覧によって説明されているメディアコンテンツを視聴者に示す他の種類のメディアを含む、グラフィック画像を提供してもよい。グラフィック一覧のそれぞれはまた、一覧と関連するメディアコンテンツに関するさらなる情報を提供するように、テキストを同伴してもよい。例えば、一覧208は、メディア部分214およびテキスト部分216を含む、1つより多くの部分を含んでもよい。メディア部分214および/またはテキスト部分216は、ビデオを全画面で視聴するように、またはメディア部分214に表示されるビデオに関連する番組一覧を閲覧するように(例えば、ビデオが表示されるチャンネルの一覧を閲覧するように)、選択可能であってもよい。
【0030】
表示200の一覧は、異なるサイズである(すなわち、一覧206は、一覧208、210、および212より大きい)が、所望に応じて、全ての一覧が同じサイズであってもよい。一覧は、メディアプロバイダの所望に応じて、または視聴者選好に基づいて、視聴者に関心の程度を示すように、または、あるコンテンツを強調するように、異なるサイズであるか、またはグラフィックが強調されてもよい。メディア一覧をグラフィック的に強調するための種々のシステムおよび方法は、例えば、全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、2005年12月29日出願のYatesの米国特許出願第11/324,202号で論議されている。
【0031】
視聴者は、ユーザ機器デバイスから、メディアコンテンツおよびメディアガイダンスアプリケーション(ならびに上記および下記で説明されるその表示画面)にアクセスしてもよい。図3は、例示的なユーザ機器デバイス300の一般化実施形態を示す。 ユーザ機器デバイスのより具体的な実装は、図4に関連して以下で論議される。 ユーザ機器デバイス300は、入出力(以降では「I/O」)経路302を介して、メディアコンテンツおよびデータを受信してもよい。I/O経路302は、処理回路306および記憶装置308を含む制御回路304に、メディアコンテンツ(例えば、放送番組、オンデマンド番組、インターネットコンテンツ、および他のビデオまたはオーディオ)およびデータを提供してもよい。制御回路304は、I/O経路302を使用して、コマンド、要求、および他の好適なデータを送受信するために使用されてもよい。I/O経路302は、制御回路304(具体的には処理回路306)を1つ以上の通信経路(以下で説明される)に接続してもよい。I/O機能は、これらの通信経路のうちの1つ以上によって提供されてもよいが、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、図3では単一経路として示されている。
【0032】
制御回路304は、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、プログラム可な能論理素子等に基づく処理回路等の任意の好適な処理回路306に基づいてもよい。いくつかの実施形態において、制御回路304は、メモリ(すなわち、記憶装置308)に記憶されたメディアガイダンスアプリケーションに対する命令を実行する。クライアント・サーバに基づく実施形態において、制御回路304は、ガイダンスアプリケーションサーバあるいは他のネットワークまたはサーバと通信するための好適な通信回路を含んでもよい。通信回路は、ケーブルモデム、総合デジタル通信網(ISDN)モデム、デジタル加入者回線(DSL)モデム、電話モデム、または他の機器との通信用無線モデムを含んでもよい。そのような通信は、インターネットあるいは任意の他の好適な通信ネットワークまたは経路を伴ってもよい(図4に関連してさらに詳細に説明される)。加えて、通信回路は、ユーザ機器デバイスのピアツーピア通信、または相互から遠隔の場所にあるユーザ機器デバイスの通信を可能にする回路を含んでもよい(以下でさらに詳細に説明される)。
【0033】
メモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ、読取専用メモリ、または任意の他の好適なメモリ)、ハードドライブ、光学ドライブ、あるいは任意の他の好適な固定または可撤性記憶装置(例えば、DVDレコーダ、CDレコーダ、ビデオカセットレコーダ、または他の好適な録画デバイス)は、制御回路304の一部である記憶装置308として提供されてもよい。記憶装置308は、上記の種類の記憶デバイスのうちの1つ以上を含んでもよい。例えば、ユーザ機器デバイス300は、DVR(パーソナルビデオレコーダまたはPVRと称されることもある)用のハードドライブおよび2次記憶装置としてのDVDレコーダを含んでもよい。記憶装置308は、番組情報、ガイダンスアプリケーション設定、視聴者選好またはプロファイル情報、ランキング情報、またはガイダンスアプリケーションを操作する際に使用される他のデータを含む、本明細書で説明される種々の種類のメディアおよびガイダンスアプリケーションデータを記憶するために使用されてもよい。非揮発性メモリもまた、使用されてもよい(例えば、ブートアップルーチンや他の命令を起動するために)。
【0034】
制御回路304は、1つ以上のアナログチューナ、1つ以上のMPEG−2デコーダ、または他のデジタル復号回路、高解像度チューナ、または任意の他の好適な同調あるいはビデオ回路等のビデオ生成回路および同調回路、もしくはそのような回路の組み合わせを含んでもよい。符号化回路(例えば、記憶のために、無線、アナログ、またはデジタル信号をMPEG信号に変換するためのもの)もまた、提供されてもよい。回路304はまた、メディアをユーザ機器300の好ましい出力形式に上方変換および下方変換するためのスケーラ回路を含んでもよい。回路304はまた、デジタルおよびアナログ信号間で変換するためのデジタルからアナログへの変換回路およびアナログからデジタルへの変換回路を含んでもよい。同調および符号化回路は、メディアコンテンツを受信して表示する、再生する、または録画するために、ユーザ機器によって使用されてもよい。同調および符号化回路はまた、ガイダンスデータを受信するために使用されてもよい。例えば、同調、ビデオ生成、符号化、復号、スケーラ、およびアナログ/デジタル回路を含む、本明細書で説明される回路は、1つ以上の汎用または専門プロセッサ上で稼働するソフトウェアを使用して実装されてもよい。複数のチューナが、同時同調機能に対処するように提供されてもよい(例えば、視聴および録画機能、ピクチャインピクチャ(PIP)機能、多重チューナ録画機能等)。記憶装置308が、ユーザ機器300とは別のデバイスとして提供される場合、同調および符号化回路(複数のチューナを含む)は、記憶装置308と関連付けられてもよい。
【0035】
視聴者は、ユーザ入力インターフェース310を使用して制御回路304を制御してもよい。ユーザ入力インターフェース310は、リモートコントロール、マウス、トラックボール、キーパッド、キーボード、タッチ画面、タッチパッド、スタイラス入力、ジョイスティック、音声認識インターフェース、または他のユーザ入力インターフェース等、任意の好適なユーザインターフェースであってもよい。いくつかの実施形態において、ユーザ入力インターフェース310は、加速度計316を含有してもよい。視聴者が加速度計316を含有するユーザ入力インターフェース310を動かすと、加速度計316は、ユーザ入力インターフェースの運動および配向に関する情報をユーザ機器デバイス300に伝送してもよい。いくつかの実施形態において、ユーザ入力インターフェース310は、加速度計316に加えて、またはその代わりに、ジャイロスコープ(図示せず)を含んでもよい。
【0036】
例えば、加速度計316を含有するユーザ入力インターフェース310は、Nintendo Wiiで使用されるユーザ入力インターフェースと同様である、ワンド状デバイスであってもよい。一実施形態において、ワンド状デバイスは、直角プリズムの形状であってもよい。他の実施形態において、ワンド状デバイスは、直角プリズム、球体、または円柱の形状であってもよく、またはワンド状デバイスは、ピラミッドまたは円錐のように一方から他方の端まで徐々に狭くなってもよい。視聴者がワンド状デバイスを握って腕を振り上げた場合、加速度計316は、上向きの運動および視聴者から最も遠いワンド状デバイス上の点の上向きの配向を示す情報を伝送してもよい。視聴者がワンド状デバイスを握って腕を振り下ろした場合、加速度計316は、下向きの運動および視聴者から最も遠いワンド状デバイス上の点の下向きの配向を示す情報を伝送してもよい。視聴者がワンド状デバイスを握って地面と平行に腕を振った場合、加速度計316は、横方向運動および地面と平行なワンド状デバイスの配向を示す情報を伝送してもよい。視聴者は、動いて、上向き、下向き、および横方向の腕の運動の任意の組み合わせで、ワンド状デバイスの配向を変化させてもよい。視聴者はまた、ワンド状デバイスを握ったまま、上下、左右、または円運動で手首を回転させることによる等、腕全体ではなく手首のみを動かすことによって、動いてワンド状デバイスの配向を変化させてもよい。
【0037】
ディスプレイ312は、独立型デバイスとして提供されるか、またはユーザ機器デバイス300の他の要素と一体化してもよい。ディスプレイ312は、モニタ、テレビ、モバイルデバイス用液晶画面(LCD)、または視覚的画像を表示するための任意の他の好適な機器のうちの1つ以上であってもよい。いくつかの実施形態において、ディスプレイ312は、HDTV対応型であってもよい。スピーカ314は、ユーザ機器デバイス300の他の要素との統合として提供されてもよく、または独立型ユニットであってもよい。ディスプレイ312上に表示されるビデオおよび他のメディアコンテンツのオーディオ構成要素は、スピーカ314を通して再生されてもよい。いくつかの実施形態において、音声は、スピーカ314を介して音声を処理および出力する受信機(図示せず)に配信されてもよい。
【0038】
ガイダンスアプリケーションは、任意の好適なアーキテクチャを使用して実装されてもよい。例えば、それは、ユーザ機器デバイス300上で完全に実装される、独立型アプリケーションであってもよい。そのようなアプローチでは、アプリケーションの命令は、ローカルに記憶され、アプリケーションによって使用するためのデータは、周期的にダウンロードされる(例えば、テレビチャンネルのVBIから、帯域外フィードから、または別の好適なアプローチを使用して)。別の実施形態において、メディアガイダンスアプリケーションは、クライアント・サーバベースのアプリケーションである。ユーザ機器デバイス300上に実装される、シックまたはシンクライアントによって使用するためのデータは、ユーザ機器デバイス300の遠隔にあるサーバに要求を発行することによって、オンデマンドで読み出される。クライアント・サーバベースのガイダンスアプリケーションの一実施例では、制御回路304は、遠隔サーバによって提供されるウェブページを解釈する、ウェブブラウザを実行する。
【0039】
さらに他の実施形態において、メディアガイダンスアプリケーションは、インタープリタまたは仮想マシン(制御回路304によって実行される)によって、ダウンロードされ、解釈され、または別様に実行される。いくつかの実施形態において、ガイダンスアプリケーションは、ETVバイナリ交換形式(ETV Binary Interchange Format/EBIF)で符号化され、好適なフィードの一部として制御回路304によって受信され、制御回路304上で稼働するユーザエージェントによって解釈されてもよい。例えば、ガイダンスアプリケーションは、EBIFウィジェットであってもよい。他の実施形態において、ガイダンスアプリケーションは、制御回路304によって実行されるローカル仮想マシンまたは他の好適なミドルウェアによって受信および実行される、一連のJAVA(登録商標)ベースのファイルによって定義されてもよい。そのような実施形態のうちのいくつか(例えば、MPEG−2または他のデジタルメディア符号化スキームを採用するもの)では、ガイダンスアプリケーションは、例えば、番組のMPEGオーディオおよびビデオパケットを用いたMPEG−2オブジェクトカルーセルにおいて符号化および伝送されてもよい。
【0040】
図3のユーザ機器デバイス300は、ユーザ機器402、ユーザコンピュータ機器404、無線通信デバイス406、または非携帯型ゲーム機等のメディアにアクセスするために好適な任意の他の種類のユーザ機器として、図4のシステム400に実装することができる。簡単にするために、これらのデバイスは、本明細書では総称して、ユーザ機器またはユーザ機器デバイスと呼ばれてもよい。メディアガイダンスアプリケーションが実装されるユーザ機器デバイスは、独立型デバイスとして機能してもよく、またはデバイスのネットワークの一部であってもよい。デバイスの種々のネットワーク構成が実装されてもよく、以下でさらに詳細に論議される。
【0041】
ユーザ機器402は、セットトップボックス、衛星放送用受信機(IRD)、テレビ、デジタル記憶デバイス、DVDレコーダ、ビデオカセットレコーダ(VCR)、ローカルメディアサーバ、または他のユーザテレビ機器を含んでもよい。これらのデバイスのうちの1つ以上は、所望に応じて、単一デバイスとなるように統合されてもよい。ユーザコンピュータ機器404は、PC、ラップトップ、タブレット、WebTVボックス、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)、PCメディアサーバ、PCメディアセンタ、または他のユーザコンピュータ機器を含んでもよい。WEBTVは、Microsoft Corp.によって所有される商標である。無線通信デバイス406は、PDA、携帯電話、携帯用ビデオプレーヤ、携帯用音楽プレーヤ、携帯用ゲーム機、または他の無線デバイスを含んでもよい。
【0042】
PC用テレビチューナーカード、WebTV、および他のユーザ機器デバイスへのビデオの統合の出現に伴い、デバイスを上記のデバイスのうちの1つとして分類しようとすると、明確に区分できなくなることに留意されたい。実際、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、および無線通信デバイス406のそれぞれは、図3に関連して上記で説明されるシステム特徴のうちの少なくともいくつかを利用し、結果として、デバイス上で利用可能なメディアコンテンツの種類に関する融通性を含んでもよい。例えば、ユーザテレビ機器402は、インターネットコンテンツへのアクセスを可能にするインターネット対応型であってもよい一方で、ユーザコンピュータ機器404は、テレビ番組へのアクセスを可能にするチューナを含んでもよい。メディアガイダンスアプリケーションはまた、種々の種類のユーザ機器上で同一レイアウトを有してもよく、またはユーザ機器の表示能力に合わせられてもよい。例えば、ユーザコンピュータ機器上では、ガイダンスアプリケーションは、ウェブブラウザによってアクセスされるウェブサイトとして提供されてもよい。別の実施例では、ガイダンスアプリケーションは、無線ユーザ通信デバイス用に縮小されてもよい。
【0043】
システム400では、典型的には、各種類のユーザ機器デバイスが2つ以上存在するが、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、それぞれ1つだけが図4に示されている。加えて、各視聴者は、2つ以上の種類のユーザ機器デバイスを利用し(例えば、ユーザはテレビおよびコンピュータを有してもよい)、また各種類のユーザ機器デバイスを2つ以上利用してもよい(例えば、視聴者はPDAおよび携帯電話および/または複数のテレビを有してもよい)。
【0044】
視聴者はまた、家庭内デバイスおよび遠隔デバイスにわたって一貫したメディアガイダンスアプリケーション設定を維持するように、種々の設定を設定してもよい。設定は、本明細書で説明される設定、ならびに、お気に入りのチャンネルおよび番組、番組を推奨するためにガイダンスアプリケーションが利用する番組選好、表示選好、メディアアセットランキング基準、および他の望ましいガイダンス設定を含む。例えば、視聴者が、オフィスのパソコンで、例えば、ウェブサイトwww.tvguide.comの上で、チャンネルをお気に入りとして設定した場合、所望に応じて、同じチャンネルが、ユーザの家庭内デバイス(例えば、ユーザテレビ機器およびユーザコンピュータ機器)、ならびに視聴者のモバイルデバイス上でお気に入りとして表示される。したがって、同じまたは異なる種類のユーザ機器デバイスであるかどうかにかかわらず、1つのユーザ機器デバイス上で行われる変更は、別のユーザ機器デバイス上のガイダンス体験を変更することができる。加えて、行われる変更は、視聴者による設定入力、ならびにガイダンスアプリケーションによって監視される視聴者活動に基づいてもよい。
【0045】
ユーザ機器デバイスは、通信ネットワーク414に連結されてもよい。すなわち、ユーザ機器402、ユーザコンピュータ機器404、および無線通信デバイス406は、それぞれ、通信経路408、410、および412を介して、通信ネットワーク414に連結される。通信ネットワーク414は、インターネット、携帯電話ネットワーク、モバイルデバイス(例えば、Blackberry)ネットワーク、ケーブルネットワーク、公衆交換電話ネットワーク、または他の種類の通信ネットワーク、あるいは通信ネットワークの組み合わせを含む、1つ以上のネットワークであってもよい。BLACKBERRYは、Research In Motion Limited Corp.によって所有されるサービスマークである。経路408、410、および412は、別個または一緒に、衛星経路、光ファイバ経路、ケーブル経路、インターネット通信をサポートする経路(例えば、IPTV)、フリースペース接続(例えば、放送または他の無線信号用)、あるいは任意の他の好適な有線または無線通信経路、もしくはそのような経路の組み合わせ等の、1つ以上の通信経路を含んでもよい。経路412は、図4に示された例示的実施形態において、無線経路であることを示すように破線で描かれ、経路408および410は、有線経路であることを示すように実線で描かれている(しかし、これらの経路は、所望に応じて無線経路であってもよい)。ユーザ機器デバイスとの通信は、これらの通信経路のうちの1つ以上によって提供されてもよいが、図4では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一経路として示されている。
【0046】
通信経路がユーザ機器デバイスの間に描かれていないものの、これらのデバイスは、経路408、410、および412に関連して上記で説明されるもの等の通信経路、ならびにUSBケーブル、IEEE 1394ケーブル、無線経路(例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線、IEEE 802−11x等)等の他の短距離ポイントツーポイント通信経路、あるいは有線または無線経路を介した他の短距離通信等の通信経路を介して、相互に直接通信してもよい。BLUETOOTH(登録商標)は、Bluetooth(登録商標),SIG,INC.によって所有される認証マークである。ユーザ機器デバイスはまた、通信ネットワーク414を介した間接的経路を通して、直接相互に通信してもよい。
【0047】
システム400は、それぞれ通信経路420および422を介して通信ネットワーク414に連結される、メディアコンテンツソース416およびメディアガイダンスデータソース418を含む。経路420および422は、経路408、410、および412に関して上記で説明される通信経路のうちのいずれかを含んでもよい。メディアコンテンツソース416およびメディアガイダンスデータソース418との通信は、1つ以上の通信経路を介して交信されてもよいが、図4では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一経路として示されている。加えて、メディアコンテンツソース416およびメディアガイダンスデータソース418のそれぞれが2つ以上あってもよいが、図4では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、それぞれ1つだけが示されている。(これらのソースのそれぞれの異なる種類を以下で論議する)。所望に応じて、メディアコンテンツソース416およびメディアガイダンスデータソース418は、1つのソースデバイスとして統合されてもよい。ソース416および418と、ユーザ機器デバイス402、404、および406との間の通信は、通信ネットワーク414を通したものとして示されているが、いくつかの実施形態において、ソース416および418は、経路408、410、および412に関連して上記で説明されるもの等の通信経路(図示せず)を介して、ユーザ機器デバイス402、404、および406と直接通信してもよい。
【0048】
メディアコンテンツソース416は、テレビ配信施設、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星配信施設、番組ソース(例えば、NBC、ABC、HBO等のテレビ放送会社)、中間配信施設および/またはサーバ、インターネットプロバイダ、オンデマンドメディアサーバ、および他のメディアコンテンツプロバイダを含む、1つ以上の種類のメディア配信機器を含んでもよい。NBCは、National Broadcasting Company, Inc.によって所有される商標であり、ABCは、ABC, INC.によって所有される商標であり、HBOは、Home Box Office,Inc.によって所有される商標である。メディアコンテンツソース416は、メディアコンテンツの発信元であってもよく(例えば、テレビ放送会社、ウェブキャストプロバイダ等)、またはメディアコンテンツの発信元でなくてもよい(例えば、オンデマンドメディアコンテンツプロバイダ、ダウンロード用放送番組のビデオコンテンツのインターネットプロバイダ等)。メディアコンテンツソース416は、ケーブルソース、衛星プロバイダ、オンデマンドプロバイダ、インターネットプロバイダ、または他のメディアコンテンツプロバイダを含んでもよい。メディアコンテンツソース416は、ユーザ機器デバイスのうちのいずれかから遠隔の場所にある、異なる種類のメディアコンテンツ(視聴者によって選択されるビデオコンテンツを含む)を記憶するために使用される、遠隔メディアサーバを含んでもよい。メディアコンテンツの遠隔記憶のため、および遠隔に記憶されたメディアコンテンツをユーザ機器に提供するためのシステムおよび方法は、その全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、1999年6月11日出願のEllisらの米国特許出願第09/332,244号に関連して、さらに詳細に論議されている。
【0049】
メディアガイダンスデータソース418は、メディア一覧、メディア関連情報(例えば、放送時間、放送チャンネル、メディアのタイトル、メディア内容、評価情報(例えば、ペアレンタルコントロール評価、批評家の評価等)、ジャンルまたはカテゴリ情報、俳優情報、放送会社またはプロバイダのロゴのロゴデータ等)、メディア形式(例えば、標準解像度、高解像度等)、広告情報(例えば、テキスト、画像、メディアクリップ等)、オンデマンド情報、および、ユーザが所望のメディア選択間でナビゲートし、検索するために役立つ、任意の他の種類のガイダンスデータ等のメディアガイダンスデータを提供してもよい。
【0050】
メディアガイダンスアプリケーションデータは、任意の好適なアプローチを使用して、ユーザ機器デバイスに提供されてもよい。いくつかの実施形態において、ガイダンスアプリケーションは、データフィード(例えば、連続フィード、トリクルフィード、またはチャンネルの垂直帰線消去間隔内のデータ)を介して番組ガイドデータを受信する、独立型双方向テレビ番組ガイドであってもよい。番組スケジュールデータおよび他のガイダンスデータは、テレビチャンネルのサイドバンド上で、テレビチャンネルの垂直帰線消去間隔内で、帯域内デジタル信号を使用して、帯域外デジタル信号を使用して、または任意の他の好適なデータ伝送技術によって、ユーザ機器に提供されてもよい。番組スケジュールデータおよび他のガイダンスデータは、複数のアナログまたはデジタルテレビチャンネル上でユーザ機器に提供されてもよい。番組スケジュールデータおよび他のガイダンスデータは、任意の好適な頻度で(例えば、連続して、毎日、ユーザ指定期間で、システム指定期間で、ユーザ機器からの要求に応じて等)ユーザ機器に提供されてもよい。いくつかのアプローチでは、メディアガイダンスデータソース418からのガイダンスデータは、クライアントサーバアプローチを使用して、視聴者の機器に提供されてもよい。例えば、視聴者の機器上に存在するガイダンスアプリケーションクライアントは、必要なときにガイダンスデータを取得するように、ソース418とのセッションを開始してもよい。メディアガイダンスデータソース418は、ユーザ機器デバイス402、404、および406に、メディアガイダンスアプリケーション自体、またはメディアガイダンスアプリケーションのソフトウェア更新を提供してもよい。
【0051】
メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、ユーザ機器デバイス上に実装される独立型アプリケーションであってもよい。他の実施形態において、メディアガイダンスアプリケーションは、クライアントがユーザ機器デバイス上に常駐する場合のみ、クライアントサーバアプリケーションであってもよい。例えば、メディアガイダンスアプリケーションは、部分的にユーザ機器デバイス300の制御回路304上のクライアントアプリケーションとして、および部分的に遠隔サーバ上のサーバアプリケーションとして(例えば、メディアガイダンスデータソース418)、実装されてもよい。ガイダンスアプリケーション表示は、メディアガイダンスデータソース418によって生成され、ユーザ機器デバイスに伝送されてもよい。メディアガイダンスデータソース418はまた、ユーザ機器上での記憶のためにデータを伝送してもよく、次いで、ユーザ機器は、制御回路によって処理される命令に基づいて、ガイダンスアプリケーション表示を生成する。
【0052】
メディアガイダンスシステム400は、いくつかのアプローチ、またはネットワーク構成を例示することを目的としており、これによって、ユーザ機器デバイスならびにメディアコンテンツおよびガイダンスデータのソースは、メディアにアクセスし、メディアガイダンスを提供する目的で、相互に通信してもよい。本発明は、これらのアプローチのいずれか1つまたは一部において、またはメディアを送達し、メディアガイダンスを提供するための他のアプローチを採用するシステムにおいて、適用されてもよい。以下の3つのアプローチは、図4の一般化実施例の具体的例示を提供する。
【0053】
1つのアプローチでは、ユーザ機器デバイスは、ホームネットワーク内で相互に通信してもよい。ユーザ機器デバイスは、上記で説明される短距離ポイントツーポイント通信方式を介して、ホームネットワーク上に提供されるハブまたは他の類似デバイスを通した間接経路を介して、あるいは通信ネットワーク414を介して、直接相互に通信することができる。1つの家庭内の複数の個人のそれぞれが、ホームネットワーク上の異なるユーザ機器デバイスを操作してもよい。結果として、種々のメディアガイダンス情報または設定が、異なるユーザ機器デバイス間で伝達されることが望ましくてもよい。例えば、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願第11/179,410号でさらに詳細に説明されているように、ホームネットワーク内の異なるユーザ機器デバイス上で、視聴者が一貫したメディアガイダンスアプリケーション設定を維持することが望ましくてもよい。ホームネットワーク内の異なる種類のユーザ機器デバイスはまた、メディアコンテンツを伝送するように相互に通信してもよい。例えば、視聴者は、ユーザコンピュータ機器から携帯用ビデオプレーヤまたは携帯用音楽プレーヤにメディアコンテンツを伝送してもよい。
【0054】
第2のアプローチでは、視聴者は、複数の種類のユーザ機器を有してもよく、これによって、メディアコンテンツにアクセスしてメディアガイダンスを取得する。例えば、一部の視聴者は、家庭内およびモバイルデバイスによってアクセスされる、ホームネットワークを有してもよい。視聴者は、遠隔デバイス上に実装されるメディアガイダンスアプリケーションを介して、家庭内デバイスを制御してもよい。例えば、視聴者は、オフィスのパーソナルコンピュータ、あるいはPDAまたはウェブ対応携帯電話等のモバイルデバイスを介して、ウェブサイト上のオンラインメディアガイダンスアプリケーションにアクセスしてもよい。視聴者は、オンラインガイダンスアプリケーション上で種々の設定(例えば、録画、リマインダ、ランキング基準、または他の設定)を設定して、ユーザの家庭内機器を制御してもよい。オンラインガイドは、直接、または視聴者の家庭内機器上のメディアガイダンスアプリケーションと通信することによって、視聴者の機器を制御してもよい。ユーザ機器デバイスが相互から遠隔の場所にある、ユーザ機器デバイスの通信のための種々のシステムおよび方法は、例えば、その全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、2004年8月26日出願のEllisらの米国特許出願第10/927,814号で論議されている。
【0055】
第3のアプローチでは、家庭内外のユーザ機器デバイスの視聴者は、メディアコンテンツソース416と直接通信してメディアコンテンツにアクセスするために、メディアガイダンスアプリケーションを使用することができる。具体的には、家庭内では、ユーザテレビ機器404およびユーザコンピュータ機器406の視聴者は、メディアガイダンスアプリケーションにアクセスし、望ましいメディアコンテンツ間でナビゲートし、検索してもよい。視聴者はまた、無線ユーザ通信デバイス406を使用して、家庭外のメディアガイダンスアプリケーションにアクセスし、望ましいメディアコンテンツ間でナビゲートし、検索してもよい。
【0056】
メディアコンテンツの論議は、ビデオコンテンツを中心としているが、メディアガイダンスの原則は、音楽、画像等の他の種類のメディアコンテンツに適用できることが理解されるであろう。
【0057】
いくつかの実施形態において、メディアガイダンスアプリケーションオブジェクトまたはメディアガイダンスオブジェクトは、異なる平面内で表示されるように見えてもよい。具体的には、メディアガイダンスオブジェクトのうちの1つは、第1の平面内に表示されてもよく(例えば、メディアガイダンスオブジェクトが画面上で平坦に見える)、他のメディアガイダンスオブジェクトは、第2の平面内に表示されてもよい(例えば、メディアガイダンスオブジェクトが画面の前または画面の後ろにあるかのように見える)。
【0058】
本明細書で定義されるように、メディアガイダンスオブジェクトまたはメディアガイダンスアプリケーションオブジェクトという用語は、任意のウェブサイト、ライブビデオフィード、視聴者プロファイルの視覚的表現等のメディアガイダンスアプリケーションデータの録画ビデオフィード再生または視覚的表現、メディアアセット、以前に録画されたメディアアセット、メディアアセット推奨、Eメールメッセージ、通知、リマインダ、予定された録画、お気に入りチャンネル、写真、アイコン、スケッチ、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージ、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)メッセージ、サービスプロバイダメッセージ、新しいメディアアセットリリース、メディアカテゴリ、将来視聴されるメディアアセットを含むキュー、メディアアセットのプレイリスト、またはホームビデオ、あるいはこれらの任意の組み合わせを意味する。
【0059】
立体視メディアガイダンスアプリケーションまたは任意の他の立体視メディア環境では、立体効果は、視聴者の右眼で見られる第1の画像を生成し、視聴者の左眼で見られる第2の画像を生成することによって達成されてもよい。第1および第2の画像は、処理回路306によって生成されてもよく、それぞれメディアオブジェクトのコピーを含んでもよい。第2の画像中のメディアオブジェクトのコピーは、第1の画像中のメディアオブジェクトのコピーのある距離による平行移動であってもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクトのコピー間の平行移動距離は、メディアオブジェクトと関連付けられるランクに対応してもよい。例えば、高いランクは、メディアオブジェクトを視聴者により近く見せるように、大きい平行移動距離を示してもよく、低いランクは、メディアオブジェクトを視聴者からより遠く見せるように、より小さい平行移動距離を示してもよい。
【0060】
2つの画像は、立体画像を生成するように重ね合わせられてもよい。立体画像では、メディアオブジェクトは、視聴者から視距離に現れてもよい。視距離は、重ね合わせた画像中のメディアオブジェクトのコピー間の平行移動距離に関係してもよい。複数のメディアオブジェクトが立体画像中に現れる場合、それぞれの平行移動距離に応じて、いくつかのオブジェクトは、視聴者により近く見えてもよく、他のオブジェクトは、より遠くに見えてもよい。
【0061】
視聴者の眼のそれぞれに提示される画像を分離するために、視聴者は、立体視光学デバイスを使用して、立体視メディアガイダンスアプリケーションの第1および第2の画像を見てもよい。立体視メディアガイダンスアプリケーションをナビゲートするための方法は、例えば、全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、2009年9月30日出願のKlappertらの米国特許出願第12/571,287号でより詳細に論議されている。
【0062】
図5Aは、本発明の実施形態による、例示的な立体視光学デバイスを図示する。具体的には、立体視光学デバイス500は、眼鏡のように構造化されてもよい。立体視光学デバイス500は、視聴者の右眼用の第1の開口部502a、および視聴者の左眼用の第2の開口部502bを有してもよい。視聴者が開口部502aを通して見ると、視聴者は、視聴者の右眼のために生成された画像しか見えない。同様に、視聴者が開口部502bを通して見ると、視聴者は、視聴者の左眼のために生成された画像しか見えない。開口部502aおよび502bは、フレーム構造504によって包囲されてもよい。フレーム構造504は、視聴者が立体視光学デバイス500を装着したときに、視聴者の鼻の上に静置してもよい、ブリッジ506を含んでもよい。立体視光学デバイス500はまた、視聴者の頭部の側面に沿って及び、視聴者の耳の上に引っ掛かる、側面部品508を有してもよい。側面部品508は、ネジ、ヒンジ、糊、または任意の他の好適な取付手段によって、フレーム構造504に取り付けられてもよい。
【0063】
いくつかの実施形態において、開口部502aは、第1のレンズによって覆われてもよく、開口部502bは、第2のレンズによって覆われてもよい。レンズは、液晶または何らかの他の好適な材料でできていてもよい。いくつかの実施形態において、レンズのそれぞれを通して見える画像は、適切なときにレンズを遮断し、障害物を取り除くことによって重ね合わせられる。レンズが遮断されると、可視光はレンズを通過することを妨げられる。レンズの障害物が取り除かれると、可視光はレンズを通過することを許可される。
【0064】
いくつかの実施形態において、ユーザ機器デバイス上の伝送機が、センサで受信される第1の信号を伝送してもよい。第1の信号の受信に応じて、第1のレンズが遮断され、第2のレンズの障害物が取り除かれる。次いで、第2の信号が、伝送機によって伝送され、センサによって受信されてもよい。第2の信号の受信に応じて、第1のレンズの障害物が取り除かれ、第2のレンズが遮断される。伝送機、センサ、および信号は、図8に関して以下でより詳細に説明される。
【0065】
いくつかの実施形態において、レンズは、シャッタリング過程を使用して、遮断され、障害物を取り除かれてもよい。例えば、上記で説明される、レンズを遮断し、障害物を取り除く過程は、レンズのシャッタリングを視聴者に気付かせず、代わりに連続立体画像を見せるように、1秒につき何度も繰り返されてもよい。
【0066】
図5Bは、本発明の別の実施形態による、例示的な立体視光学デバイスを示す。具体的には、立体視光学デバイス520は、ゴーグルのように構造化されてもよい。立体視光学デバイス520は、視聴者の右眼用の第1の開口部522a、および視聴者の左眼用の第2の開口部522bを有してもよい。視聴者が開口部522aを通して見ると、視聴者は、視聴者の右眼のために生成された画像しか見えない。同様に、視聴者が開口部522bを通して見ると、視聴者は、視聴者の左眼のために生成された画像しか見えない。開口部522aおよび522bは、フレーム構造524によって包囲されてもよい。フレーム構造524は、視聴者が立体視光学デバイス520を装着したときに、視聴者の鼻の上に静置してもよい、ブリッジ526を含んでもよい。立体視光学デバイス520はまた、視聴者の頭部を取り囲んで、適所で光学デバイス520を担持する、バンド528を有してもよい。バンド528は、ネジ、ヒンジ、糊、または任意の他の好適な取付手段によって、フレーム構造524に取り付けられてもよい。
【0067】
いくつかの実施形態において、開口部522aは、第1のレンズによって覆われてもよく、開口部522bは、第2のレンズによって覆われてもよい。レンズは、液晶または何らかの他の好適な材料でできていてもよい。いくつかの実施形態において、レンズのそれぞれを通して見える画像は、図5Aに関して上記で説明される方式で適切なときにレンズを遮断し、障害物を取り除くことによって重ね合わせられる。
【0068】
図5Cは、本発明の第3の実施形態による、例示的な立体視光学デバイスを図示する。具体的には、立体視光学デバイス540は、オペラグラスのように構造化されてもよい。立体視光学デバイス540は、視聴者の右眼用の第1の開口部542a、および視聴者の左眼用の第2の開口部542bを有してもよい。視聴者が開口部542aを通して見ると、視聴者は、視聴者の右眼のために生成された画像しか見えない。同様に、視聴者が開口部542bを通して見ると、視聴者は、視聴者の左眼のために生成された画像しか見えない。開口部542aおよび542bは、それぞれ、フレーム構造544aおよび544bによって包囲されてもよい。フレーム構造544aおよび544bは、視聴者が立体視光学デバイス540を装着したときに、視聴者の鼻の上に静置してもよい、ブリッジ546によって接続されてもよい。
【0069】
立体視光学デバイス540は、特定の配向にあるときに、第2の開口部542bが、視聴者の右眼から可視光が通過し、視聴者の右眼で見るために生成される重ね合わせた立体画像の一部分のみが見えることを可能にしてもよいように、視聴者の顔面上に位置付けられるように構成されてもよい。また、特定の配向にあるときに、第1の開口部542aは、可視光が視聴者の左眼から通過し、視聴者の左眼で見るために生成される重ね合わせた立体画像の一部分のみが見えることを可能にしてもよい。一緒に見ると、視聴者の脳が画像を組み合わせ、組み合わせられた画像を3次元オブジェクトとして知覚する。
【0070】
立体視光学デバイス540はまた、開口部542aおよび542bを通して見ながら視聴者が握ってもよい、ハンドル548を有してもよい。ハンドル548は、ネジ、ヒンジ、糊、または任意の他の好適な取付手段によって、フレーム構造544aまたはフレーム構造544bのいずれか一方に取り付けられてもよい。ハンドル548の長さは、立体視光学デバイス540が異なるサイズの視聴者によって使用されてもよいように、調整可能であってもよい。
【0071】
いくつかの実施形態において、開口部542aは、第1のレンズによって覆われてもよく、開口部542bは、第2のレンズによって覆われてもよい。レンズは、液晶または何らかの他の好適な材料でできていてもよい。いくつかの実施形態において、レンズのそれぞれを通して見える画像は、図5Aに関して上記で説明される方式で適切なときにレンズを遮断し、障害物を取り除くことによって重ね合わせられる。
【0072】
図5A−Cに関して上記で説明されるもの等の立体視光学デバイスは、視聴者が立体視メディア環境を見るときに使用されてもよい。例示的な立体視メディア環境表示画面は、図6A−Bに関して以下で詳細に説明される。
【0073】
図6Aは、本発明の実施形態による、異なる平面内に現れるメディアオブジェクトの表示画面600の例示的な正面図を示す。表示画面600を見る視聴者608は、第1のメディアオブジェクト602および第2のメディアオブジェクト604を見る。第1のメディアオブジェクト602は、表示画面600に垂直である軸606に沿って見られるときに第2のメディアオブジェクト604よりも視聴者に近く見える。
【0074】
第1および第2のメディアオブジェクト602および604の視聴者の知覚は、図6Bでさらに図示されている。図6Bは、第1および第2のメディアオブジェクト602および604が実際には3次元であると仮定した、図6Aに図示された表示画面の例示的な側面図を示す。第1のメディアオブジェクト602は、点線612によって示される、第1の平面内に表示される。第2のメディアオブジェクト604は、第1の平面612とは異なる場所で軸606に交差する点線614によって示される、第2の平面内に表示される。付加的なメディアオブジェクト(図示せず)は、第1および第2のメディアオブジェクト602および604と同じ平面内で表示画面600の中に現れてもよく、または付加的なメディアオブジェクトは、付加的な平面内に現れてもよい。
【0075】
第1および第2のメディアオブジェクト602および604等のメディアオブジェクトは、表示画面600の後ろに、または表示画面600の前に現れてもよいことを理解されたい。具体的には、第1の平面612および第2の平面614は両方とも、視聴者608から表示画面600の反対側にあるように見えてもよい。たとえ両方のメディアオブジェクトが表示画面600の後ろにあるように見えても、第1の平面612内に表示された第1のメディアオブジェクト602が、第2の平面614内に表示された第2のメディアオブジェクト604よりも視聴者608に依然として近く見えるように、第1の平面612は、第2の平面614よりも視聴者608に対向して表示画面600の側面により近く見えてもよい。
【0076】
いくつかの実施形態において、表示画面600の中のメディアオブジェクトは、それぞれのランクと関連付けられてもよい。処理回路306は、表示画面600を生成するように重ね合わせられる第1および第2の画像を生成するときに、1つ以上のメディアオブジェクトがそれぞれの関連ランクを有するかどうかを決定してもよい。1つ以上のメディアオブジェクトがそれぞれの関連ランクを有すると決定された場合、処理回路306は、記憶装置308からランクを読み出してもよい。
【0077】
取り出されたランキングに基づいて、処理回路306は、他のメディアオブジェクトに対して視聴者608から各メディアオブジェクトの好適な視距離を決定してもよい。視聴者608が立体視光学デバイス616を使用して第1および第2の画像を見るときに現れる立体画像の中で、メディアオブジェクトが視聴者608から好適な見かけの距離に現れるように、処理回路306は、各メディアオブジェクトに対する適切なそれぞれの平行移動距離で第1および第2の画像を生成してもよい。立体視光学デバイス616は、図5A−Cに関して上記で説明される立体視光学デバイスのうちの1つと同様であってもよい。
【0078】
例えば、処理回路306は、第1および第2のメディアオブジェクト602および604が、それぞれの関連する第1および第2のランクを有すると決定してもよい。ランクをメディアオブジェクトと関連付けるための基準は、図14A−Cに関して以下でさらに説明される。処理回路306は、記憶装置308から第1および第2のランクを読み出してもよい。第1のランクは、第2のランクより高くてもよいため、処理回路306は、第1のメディアオブジェクト602が、第2のメディアオブジェクト604よりも視聴者608に近い視距離を有するべきであると決定してもよい。処理回路306は、第1のメディアオブジェクト602に対する第1の平行移動距離および第2のメディアオブジェクト604に対する第2の平行移動距離を用いて、表示画面600に対する第1および第2の画像を生成してもよい。第2の平行移動距離と比較した第1の平行移動距離の長さは、第1および第2の画像を重ね合わせることによって生成される立体画像の中で、第1のメディアオブジェクト602の視距離が、第2のメディアオブジェクト604の視距離よりも視聴者608に近くなるようなものであってもよい。より具体的には、処理回路306は、第2のメディアオブジェクト604が表示される、表示画面600に平行な第2の平面よりも視聴者608に近い、表示画面600に平行な第1の平面内で第1のメディアオブジェクト602を表示してもよい。
【0079】
視聴者608は、図3に関して上記で説明されるユーザ入力デバイス等のユーザ入力デバイス610を用いて、第1および第2のメディアオブジェクト602および604のうちの少なくとも対話してもよい。ユーザ入力デバイスを使用した立体視メディア環境との視聴者の対話は、図8に関して以下でさらに詳細に論議される。
【0080】
図6A−Bに関して上記で論議される立体視メディア環境は、立体視メディアガイダンスアプリケーションであってもよい。複数の選択可能なメディアガイダンスオブジェクトは、図7A−Bに関して以下で論議されるように、立体視メディアガイダンスアプリケーション表示の中で配設されてもよい。
【0081】
図7Aは、本発明の実施形態による、異なる平面内に表示された選択可能なメディアガイダンスオブジェクトの例示的な表示画面700を示す。選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702、704、706、708、710、および712は、太陽系に基づいて配設されてもよい。具体的には、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702は、太陽系の中の太陽の位置にあってもよく、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト704、706、708、710、および712は、太陽の軌道に乗る惑星の位置にあってもよい。より具体的には、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702(「太陽」オブジェクト)は、3D空間内の中心領域中にあるものとして、立体視光学デバイスを使用するときに視聴者によって知覚されてもよく、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト704、706、708、710、および712(「惑星」オブジェクト)は、3D空間内の選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702を包囲するものとして視聴者によって知覚されてもよい。処理回路306は、異なるメディアガイダンスオブジェクトが表示画面700の中の表示画面と平行な異なる平面内に現れるように、異なるメディアガイダンスオブジェクトに対する種々の平行移動距離を用いて表示画面700に対する第1および第2の画像を生成してもよい。
【0082】
いくつかの実施形態において、「太陽」オブジェクト702は、メディアアセットのグループを識別してもよく、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712のそれぞれは、グループのメディアアセットのうちの1つに対応してもよい。例えば、「太陽」オブジェクト702は、テレビ番組のグループを識別してもよく、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712のそれぞれは、グループの中の異なるテレビ番組を表してもよい。具体的には、「太陽」オブジェクト702は、利用可能である、または特定の時間に、あるいは特定のソース(例えば、放送、衛星、インターネット、地上波)から放送される、テレビ番組のグループを識別してもよく、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712のそれぞれは、利用可能である、または特定の時間に、あるいは特定のソースから放送される、異なるメディアアセットを表してもよい。同様に、「太陽」オブジェクト702は、メディアアセットのキャストメンバーまたは監督のグループを識別してもよく、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712のそれぞれは、グループの中のキャストメンバーまたは監督のうちの異なる1人を表してもよい。「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712(上記および以下で論議される)は、視聴者が「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712のうちの1つによって提供されるメディアアセット表現を知覚するときに、メディアアセットを視聴者に識別する、メディアアセットに特有の画像、ビデオ、テキスト、音声ファイル、ウェブサイト、または他の表現を用いてメディアアセットを表してもよい。
【0083】
いくつかの実施形態において、「太陽」オブジェクト702は、メディアアセットのジャンルを識別してもよく、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712のそれぞれは、グループの中のメディアアセットのうちの異なる1つを表してもよい。例えば、「太陽」オブジェクト702は、コメディまたはアクション映画等の映画のジャンルを識別してもよく、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712のそれぞれは、そのジャンルにおける異なる映画のタイトルを表してもよい。いくつかの実施形態において、「太陽」オブジェクト702は、楽曲、音楽アーティスト、カテゴリ、視聴者が受信するEメール、お気に入りメディアアセット、プレイリスト、またはビデオゲームを識別してもよい。例えば、「太陽」オブジェクト702は、メディアアセットのプレイリストを識別してもよく、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712のそれぞれは、プレイリストの中のメディアアセットのうちの異なる1つ、または同様のジャンルあるいは持続時間の他のメディアアセットを表してもよい。
【0084】
いくつかの実施形態において、「太陽」オブジェクト702は、メディアアセットを識別してもよく、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712のそれぞれは、識別されたメディアアセットと関連付けられる対話を表してもよい。例えば、「太陽」オブジェクト702は、テレビ番組を識別してもよい。「惑星」オブジェクト704は、別の視聴者にテレビ番組を推奨するオプションを表してもよく、「惑星」オブジェクト706は、視聴者がテレビ番組に関するさらなる情報を入手することを可能にしてもよい、ハイパーリンクを含有してもよい。加えて、「惑星」オブジェクト708が、テレビ番組に関して他の視聴者とチャットするオプションを表してもよい一方で、「惑星」オブジェクト710は、テレビ番組に関するトリビアゲームをするよう視聴者を招待してもよい。
【0085】
いくつかの実施形態において、視聴者は、付加的な選択可能なメディアガイダンスオブジェクトを表示するコマンドを示してもよい。次いで、既に表示されている「惑星」オブジェクトと同じメディアアセット種類である、付加的な「惑星」オブジェクト、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト714および716が現れてもよい。例えば、付加的な「惑星」オブジェクト714および716は、ある時刻のより多くの番組一覧、またはあるジャンルのより多くのメディアアセットを含んでもよい。「惑星」オブジェクト714は、表示画面700の前に現れてもよく、「惑星」オブジェクト716は、表示画面700の後ろに現れてもよい。代替として、「惑星」オブジェクト714および716の両方は、表示画面700の後ろに現れてもよいが、「惑星」オブジェクト714は依然として、「惑星」オブジェクト716よりも視聴者の近くに見えてもよい。「惑星」オブジェクト714および716は、既に表示されている「惑星」オブジェクトとは異なる平面内に現れてもよい。
【0086】
いくつかの実施形態において、付加的な「惑星」オブジェクト714および716は、既に表示されている「惑星」オブジェクトとは異なるメディアアセット種類であってもよい。一実施形態において、「太陽」オブジェクトは、映画のジャンルであってもよく、既に表示されている「惑星」オブジェクトは、そのジャンルにおける映画のタイトルであってもよい。付加的な「惑星」オブジェクト714および716は、既に表示されている「太陽」および「惑星」オブジェクトのうちの1つ以上に関係してもよい、またはいずれにも関係しなくてもよい、広告を含有する「惑星」オブジェクトであってもよい。いくつかの実施形態において、1つ以上の「惑星」オブジェクト714および716は、立体視メディアガイダンスアプリケーションをナビゲートする方法に対する命令を含有してもよい。いくつかの実施形態において、1つ以上の「惑星」オブジェクト714および716は、チャットまたは調査等の双方向コンテンツを表してもよい。いくつかの実装では、「惑星」オブジェクト714および716は、視聴者が付加的な「惑星」オブジェクトを表示するコマンドを示すことなく、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702、704、706、708、710、および712が表示されたときに表示されてもよい。
【0087】
いくつかの実施形態において、「太陽」オブジェクト702は、メディアアセットを識別してもよく、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716のうちのいずれかは、識別されたメディアアセットに関係する広告を含んでもよい。例えば、識別されたメディアアセットが楽曲である場合、広告は、楽曲を歌うアーティストによって催される地元のコンサート、または楽曲を含有するCDに関係してもよい。識別されたメディアアセットがスポーツイベントである場合、広告は、イベントを見ている間に視聴者が注文したいかもしれない食品、または試合するチームのジャージに関係してもよい。いくつかの実施形態において、広告は、宣伝された品目の割引を含有してもよい。いくつかの実施形態において、表示された広告のうちのいくつかは、識別されたメディアアセットに直接関係しなくてもよく、その代わり、地元または地域の広告であってもよい。
【0088】
いくつかの実施形態において、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716は、関連するそれぞれのランクを有してもよい。処理回路306は、図6A−Bに関して上記で説明される手順に従って、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716が、ランクに基づいて視聴者からそれぞれの視距離に現れるように、表示画面700に対する第1および第2の画像を生成してもよい。いくつかの実装では、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716は、「太陽」オブジェクト702から等距離にあるものとして位置付けられ、見なされてもよい。他の実装では、「太陽」オブジェクト702からの「惑星」オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716のそれぞれの距離は、「惑星」オブジェクトのそれぞれのランクに基づいて変化してもよい。
【0089】
いくつかの実施形態において、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716と関連付けられるランクは、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716が「太陽」オブジェクト702にどの程度関連するかに対応してもよい。処理回路306は、重ね合わせた立体画像中で、より高いランクと関連付けられる「惑星」オブジェクトが「太陽」オブジェクト702に近く、または視聴者に近く見えるように、第1および第2の画像を生成してもよい。
【0090】
選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702、704、706、708、710、712、714、および716のそれぞれは、異なる点で画面の垂線に交差する、異なる平面内に表示されてもよい。例えば、「太陽」オブジェクト702は、第1の選択可能なメディアガイダンスオブジェクト602が視聴者に見えると、視聴者に見えてもよく(例えば、3D空間内で視聴者により近く見えてもよい)、「惑星」オブジェクト712は、第2の選択可能なメディアガイダンスオブジェクト604が視聴者に見えると、ユーザに見えてもよい(例えば、3D空間内で視聴者からより遠く見えてもよい)。いくつかの実装では、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702、704、706、708、710、712、714、および716は、球形、長方形、三角形、または任意の他の幾何学形状であってもよい。
【0091】
いくつかの実施形態において、視聴者は、ユーザ入力デバイスを使用して、選択可能なメディアガイダンスオブジェクトをランク付けするための基準を入力または選択してもよい。例えば、視聴者は、「太陽」オブジェクト702へのそれらの関連性に基づいて、ランク「惑星」オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716をランク付けすることを選択してもよい。次いで、処理回路306は、選択された基準に従って、「惑星」オブジェクトをそれぞれのランクと関連付け、視聴者から視距離にある「惑星」オブジェクトを表示してもよい。
【0092】
いくつかの実施形態において、処理回路306は、異なるランキング基準を異なるメディアオブジェクトに適用してもよい。例えば、処理回路306は、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712が、「太陽」オブジェクト702によって表されるジャンルの映画を表すと決定してもよい。処理回路306はまた、「惑星」オブジェクト714および716が広告を表すと決定してもよい。次いで、処理回路306は、第1組の基準に基づいて、ランクを「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712と関連付け、第2組の基準に基づいて、ランクを「惑星」オブジェクト714および716と関連付けてもよい。例えば、処理回路306は、「惑星」オブジェクトによって表される映画の可用性に基づいて、ランクを「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712と関連付けてもよい。処理回路306は、映画への関連広告の関連性に基づいて、ランクを「惑星」オブジェクト714および716と関連付けてもよい。処理回路306は、図6A−Bに関して上記で論議されるように、そのそれぞれの基準に従って、各組の「惑星」オブジェクトを表示してもよい。
【0093】
いくつかの実施形態において、視聴者は、ユーザ入力デバイスを使用して、ランキング基準を変更してもよい。例えば、処理回路306は、(例えば、処理回路306が加速度計および/またはジャイロスコープから受信する入力に基づいて)入力デバイス上の上下移動を検出してもよく、結果として、ランキング基準を変更し、それに従って「惑星」オブジェクトを再表示してもよい。いくつかの実装では、ランキング基準は、入力デバイスが向かって動かされる特定の方向に基づいて変更されてもよい。例えば、入力デバイスが表示の垂線に対して45度の角度を形成する線の方向に向かって動かされると、処理回路306が決定すると、処理回路306は、「惑星」オブジェクトによって表されるメディアアセットの可用性に基づくようにランキング基準を設定してもよい。例えば、オンデマンドで利用可能であるメディアアセットは、設定時間に放送される予定になっているメディアアセットよりも高いランクと関連付けられてもよい。入力デバイスが表示の垂線に対して90度の角度を形成する線の方向に向かって動かされると、処理回路306が決定すると、処理回路306は、ランクを「惑星」オブジェクトと関連付ける際に、「太陽」オブジェクト702への関連性および可用性の両方を基準として使用してもよい。より具体的には、異なる種類および組み合わせのランキング基準が、入力デバイスが移動させられる、または動かされる、異なる方向と関連付けられてもよい。
【0094】
いくつかの実施形態において、選択可能なメディアガイダンスオブジェクトは、半透明、部分的に透明、または完全に透明であってもよい。例えば、「惑星」オブジェクト706は、3D空間内で「惑星」オブジェクト708よりも視聴者に近く見えてもよい。「惑星」オブジェクト706は、「惑星」オブジェクト708の視聴者の視界を部分的または完全に妨害してもよい。「惑星」オブジェクト706は、視聴者が依然として「惑星」オブジェクト706を通して「惑星」オブジェクト708を見てもよいように、半透明、部分的に透明、または完全に透明に見えてもよい。具体的には、視聴者は、画面の同じ部分の中で「惑星」オブジェクト708および「惑星」オブジェクト706の両方を見てもよい。いくつかの実装では、透明性のレベルは(例えば、視聴者またはシステムによって)調整されてもよい。例えば、視聴者は、透明効果を完全透明により近くさせ(例えば、窓であることにより近く見せる)、より多くの可視光が通過することを可能にしてもよい、高レベルの透明性を設定してもよい。代替として、視聴者は、1つのオブジェクトが別のオブジェクトよりもわずかに不透明に見えるように、透明効果を不透明または半透明により近くさせ(例えば、すりガラスの窓であることにより近く見せる)、より少ない可視光が通過することを可能にしてもよい、より低いレベルの透明性を設定してもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクトの透明性のレベルは、メディアオブジェクトと関連付けられるランクに基づいてもよい。例えば、より高いランクと関連付けられるメディアオブジェクトは、より低いランクと関連付けられるメディアオブジェクトよりも不透明に近く見えてもよい。
【0095】
いくつかの実施形態において、画像ボックス718および説明ボックス720が、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702、704、706、708、710、712、714、および716とともに表示されてもよい。画像ボックス718は、「惑星」オブジェクト702、704、706、708、710、712、714、および716のうちの1つと関連付けられる画面を表示してもよい。いくつかの実施形態において、画像ボックス718の中の画像は、静止画像であってもよい。例えば、静止画像は、俳優の写真またはテレビ番組からのスクリーンショットであってもよい。他の実施形態において、画像ボックス718の中の画像は、回転画像またはコンテンツのストリーミングクリップ等の動画であってもよい。いくつかの実施形態において、動画は、映画の予告編またはキャストメンバーとのインタビューであってもよい。
【0096】
説明ボックス720は、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702、704、706、708、710、712、714、および716のうちの1つを説明するテキストを表示してもよい。いくつかの実施形態において、説明ボックス720の中のテキストは、テキストの全てが一度に視認されてもよいようにサイズ決定されてもよい。他の実施形態において、ユーザは、テキストの全てを見るために、説明ボックス720内で上下または左右に手動でスクロールしてもよい。なおも他の実施形態において、説明ボックス720の中のテキストは、ユーザがテキストの全てを読んでもよいように、上下または左右に自動的にスクロールしてもよい。なおも他の実施形態において、いくらかのテキストが説明ボックス720の中に表示されてもよく、ユーザは、残りのテキストを読むために説明ボックス720を選択してもよい。説明ボックス720の中のテキストは、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702、704、706、708、710、712、714、および716のうちのいずれかまたは全てに関係してもよい。例えば、説明ボックス720の中のテキストは、俳優の経歴、プロットの粗筋、楽曲の歌詞、またはビデオゲームの説明であってもよい。
【0097】
いくつかの実施形態において、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702、704、706、708、710、712、714、および716自体が、画像またはテキスト、あるいは両方を含有してもよい。選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702、704、706、708、710、712、714、および716の中の画像またはテキストは、画像ボックス718および説明ボックス720に関して上記で説明される方式のうちのいずれかまたは全てで表示されてもよい。
【0098】
いくつかの実施形態において、広告722、724、および726が、「太陽」および「惑星」オブジェクトとともに表示されてもよい。広告722、724、および726は、表示画面700の中で長方形であるが、任意の形状であってもよい。広告722、724、および726のうちのいくつかが表示画面の前に現れてもよく、いくつかが表示画面の後ろに現れてもよい。広告722、724、および726は、既に表示されている選択可能なメディアガイダンスオブジェクトとは異なる平面内に現れてもよい。
【0099】
いくつかの実施形態において、広告722、724、および726は、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト704、706、708、710、712、714、および716と同じレベル(または高さ)にあるものとして位置付けられ、見なされてもよい。他の実施形態において、広告722、724、および726は、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702、704、706、708、710、712、714、および716のうちのいずれかとは異なるレベルにあるように見えてもよい。いくつかの実施形態において、広告722、724、および726は、全て視聴者から同じ距離に現れる。他の実施形態において、広告722、724、および726は、関連ランキングに基づいて、視聴者から異なる距離に現れる。広告をランク付けし、表示することは、図14Aに関して以下でさらに詳細に論議される。いくつかの実施形態において、広告722、724、726のうちの1つ以上は、選択可能である。選択可能な広告は、図10−11に関して以下でさらに論議される。
【0100】
広告722、724、および726は、表示された「太陽」および「惑星」オブジェクトのうちの1つ以上に関係してもよく、またはいずれにも全く関係しなくてもよい。例えば、「惑星」オブジェクト704、706、708、710、および712が映画を識別する場合、広告722は、映画のDVDを宣伝すること等によって、1つの映画に関係してもよい。広告724は、視聴者が割引映画チケットを購入することができるウェブサイトを宣伝すること等によって、映画一般に関係してもよい。広告726は、地元の衣料品店の新開店を宣伝すること等によって、映画と関係がなくてもよい。
【0101】
図7Bは、本発明の実施形態による、異なる平面内に表示された映画表現の例示的な表示画面750を示す。具体的には、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト752、754、756、758、760、762、764、および766は、太陽系に基づいて配設されてもよい。選択可能なメディアガイダンスオブジェクト752、754、756、758、760、762、764、および766は、異なる点または場所で画面の垂線に交差する、異なる平面内に表示されてもよい。選択可能なメディアガイダンスオブジェクト752は、「太陽」オブジェクトであってもよく、アクションという映画のジャンルを識別する。選択可能なメディアガイダンスオブジェクト752は、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト702(図7A)と同じであってもよく、または同様の機能性を有してもよい。選択可能なメディアガイダンスオブジェクト754、756、758、760、および762は、「惑星」オブジェクトであってもよく、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト752によって識別されるアクション映画ジャンルにおける映画のタイトルに対応してもよい。選択可能なメディアガイダンスオブジェクト764および766は、付加的な「惑星」オブジェクトであってもよく、映画に関係する広告に対応してもよい。例えば、「惑星」オブジェクト764は、地元の映画館の広告であってもよく、「惑星」オブジェクト764は、特定のアクション映画のDVDの広告であってもよい。選択可能なメディアガイダンスオブジェクト764および766の中の広告は、表示された映画のタイトルのうちの1つ以上に対応してもよく、またはいずれにも全く対応しなくてもよい。選択可能なメディアガイダンスオブジェクト754、756、758、760、762、764、および766は、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト704、706、708、710、712、714、および716(図7A)と同じであってもよく、または同様の機能性を有してもよい。「惑星」オブジェクト754、756、758、760、762、764、および766は、映画のタイトルまたは広告と関連付けられる画像、ならびに映画のタイトルまたは広告のテキストを含んでもよい。
【0102】
別の実施形態において、「太陽」オブジェクトは、時刻に対応してもよく、「惑星」オブジェクトは、その時刻に予定されている番組に対応してもよい。さらに別の実施形態において、「太陽」オブジェクトは、映画のジャンルを識別してもよく、「惑星」オブジェクトは、そのジャンルに属する映画に対応してもよい。
【0103】
図7Bの画像ボックス768は、「惑星」オブジェクト756と関連付けられる画像を表示してもよい。具体的には、画像ボックス768の中の画像は、「惑星」オブジェクト756によって識別される映画の中の主役であるWolverineによって引っかかれた「X」であってもよい。別の実施形態において、画像ボックス768の中の画像は、映画「Wolverine」の予告編であってもよい。さらに別の実施形態において、画像ボックス768の中の画像は、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト752、754、758、760、762、764、および766のうちの1つと関連付けられる画像であってもよい。
【0104】
図7Bの説明ボックス770は、「惑星」オブジェクトのうちの1つと関連付けられるテキストを表示する。具体的には、説明ボックス770の中のテキストは、選択可能なメディアオブジェクト756の中に表示される映画「Wolverine」のプロットの粗筋であってもよい。別の実施形態において、説明ボックス770の中のテキストは、「Wolverine」における主要な俳優を記載してもよい。他の実施形態において、説明ボックス770の中のテキストは、他の「惑星」オブジェクトのうちの1つの中の映画のうちの1つのプロットの粗筋または主要な俳優のリストであってもよい。
【0105】
広告772、774、および776も、表示画面750の中に現れてもよい。広告772、774、および776のそれぞれは、異なる点または場所で画面の垂線に交差する、異なる平面内に表示されてもよい。広告772、774、および776は、表示画面750の中に現れる「太陽」および「惑星」オブジェクトのうちの1つ以上に関係してもよく、またはそれらのいずれにも関係しなくてもよい。例えば、広告772は、Showtimeという映画チャンネルへの加入を宣伝すること等によって、映画一般に関係してもよい。広告774は、表示された「惑星」オブジェクトの中の映画「Wolverine」からのアクションフィギュアを宣伝すること等によって、特定の映画に関係してもよい。広告776は、地元のピザ屋のクーポンを宣伝すること等によって、映画に全く関係しなくてもよい。広告772、774、および776は、広告722、724、および726(図7A)と同じであってもよく、または同様の機能性を有してもよい。いくつかの実施形態において、広告772、774、および776のうちの1つ以上は、選択可能であってもよい。
【0106】
図7A−Bに関して上記で説明される立体視メディアガイダンスアプリケーション等の立体視メディア環境は、複数のユーザ機器デバイスおよび周辺デバイスを使用して表示され、ナビゲートされてもよい。立体視メディアガイダンスアプリケーションを生成するための方法は、例えば、全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、2009年9月30日出願のKlappertらの米国特許出願第12/571,283号でより詳細に論議されている。
【0107】
図8は、本発明の実施形態による、ユーザ機器デバイスおよび周辺デバイスの例示的な配設800を示す。立体視メディア環境は、テレビ802の画面上に表示されてもよい。視聴者810は、図5A−Cに関して上記で説明される立体視光学デバイスのうちの1つ等の立体視光学デバイス812を使用して、立体視メディアガイダンスアプリケーションを見てもよい。セットトップボックス804が、テレビ802の上に載置されてもよく、またはテレビ802に組み込まれてもよい。カメラ806もまた、テレビ802の上に載置されてもよく、またはそれに組み込まれてもよい。本明細書で参照されるように、ユーザテレビ機器は、それぞれ、または全てのセットトップボックス804、カメラ806、およびテレビ802を独立して、または共同で含んでもよい。カメラ806は、視聴者810またはユーザ入力デバイス814の移動を検出してもよい。いくつかの実施形態において、カメラ806は、赤外線カメラであってもよい。赤外線カメラは、視聴者810の熱画像を形成することによって、視聴者810の移動を検出してもよい。代替として、ユーザ入力デバイス814は、赤外線カメラによって検出されてもよい赤外線を発してもよい。
【0108】
送受信機808もまた、テレビ802の上に載置されてもよく、またはそれに組み込まれてもよい。送受信機808はまた、上記および以下で参照されるユーザテレビ機器に含まれてもよい。送受信機808は、立体視光学デバイス812を制御するために使用されてもよい。例えば、送受信機808は、立体視光学デバイス812上のセンサによって受信される赤外線信号を伝送してもよい。赤外線信号は、図5A−Cに関して上記で説明されるように、視聴者810が立体画像を見るように、光学デバイス812上のレンズを遮断し、かつ障害物を取り除いてもよい。例えば、処理回路306は、視聴者が左眼のみで見るために画面上に画像を表示してもよく、それに従って、右のレンズを遮断し、左のレンズの障害物を取り除くよう、視聴者の光学デバイスにメッセージを送信するように送受信機808に命令してもよい。その後になって(例えば、数ミリ秒またはマイクロ秒)、処理回路306は、視聴者が右眼のみで見るために画面上に画像を表示してもよく、それに従って、左のレンズを遮断し、右のレンズの障害物を取り除くよう、視聴者の光学デバイスにメッセージを送信するように送受信機808に命令してもよい。
【0109】
送受信機808はまた、ユーザ入力デバイス814から信号を受信してもよい。例えば、視聴者810は、図7Bの広告772等の表示された選択可能なメディアガイダンスオブジェクトを選択するように、ユーザ入力デバイス814上のボタンを押してもよい。ユーザ入力デバイス814は、送受信機808によって受信される視聴者選択を示す、赤外線信号等の信号を伝送してもよい。いくつかの実施形態において、送受信機808は、視聴者810およびユーザ入力デバイス814の移動を検出するように、カメラ806と連携して稼働してもよい。例えば、カメラ806が、視聴者810の広い腕の動きを検出してもよい一方で、送受信機808は、ユーザ入力デバイス814の内側の加速度計によって収集されるユーザ入力デバイス814の運動および配向に関する情報を受信する。カメラ806および送受信機808によって収集される情報に基づいて、立体視メディアガイダンスアプリケーション表示は、図9A−B、10、および11に関して以下で詳細に論議されるように修正されてもよい。
【0110】
いくつかの実施形態において、表示された「惑星」オブジェクトの選択は、選択された「惑星」オブジェクトと関連付けられる付加的な情報を表示させる。図9A−Bは、本発明の実施形態による、表示画面上の選択されたメディアオブジェクトに関する付加的な情報の例示的な構成900および950をそれぞれ示す。例えば、選択された映画のタイトルに関する付加的な情報は、映画がどのようなものであるが、どの俳優が映画に出演しているか、またはいつどのチャンネルで映画が放送されるかに関する情報を含んでもよい。
【0111】
図7Bの立体視メディアガイダンスアプリケーション表示画面750を見る視聴者は、ユーザ入力デバイスを使用して、「惑星」オブジェクト756に対応する映画「Wolverine」に関する付加的な情報を要求してもよい。図9Aに図示される一実装では、付加的な情報902は、表示されたメディアオブジェクト上にオーバーレイされる。付加的な情報902は、映画の完全なタイトル、主要な俳優、および映画の次の放送に関する関連情報を含んでもよい。オーバーレイされた付加的な情報902の後ろのメディアオブジェクトの中のテキストは、オーバーレイされた付加的な情報902によって覆い隠されていないメディアオブジェクトの輪郭のみを残して消えてもよい。いくつかの実施形態において、付加的な情報902は、付加的な情報902の後ろのメディアオブジェクトの輪郭が見えてもよいように、半透明、部分的に透明、または完全に透明に見えてもよい。いくつかの実施形態において、透明性のレベルが調整されてもよい(例えば、視聴者またはシステムによって)。
【0112】
図9Bに図示される別の実装では、付加的な情報952は、付加的な情報が要求された前の表示画面とは異なる表示画面950に表示されてもよい。視聴者が図7Bの立体視メディアガイダンスアプリケーション表示画面750の中で映画「Wolverine」を選択する実施例に戻ると、選択された「惑星」オブジェクトのコピーであるメディアオブジェクト954が、表示画面950に現れてもよい。メディアオブジェクト954は、既に選択されたメディアオブジェクトのコピーであってもよいため、選択可能ではなくてもよい。付加的な情報952は、映画の完全なタイトル、主要な俳優、および映画の次の放送に関する関連情報を含んでもよい。
【0113】
表示画面950はまた、メディアオブジェクト956、958、960、および962を含んでもよい。メディアオブジェクト956、958、960、および962は、選択された「惑星」オブジェクトに関係してもしなくてもよい。例えば、メディアオブジェクト956および958は、Wolverineのかぎづめによって引っかかれた「X」およびWolverineが着ているジャケット等の「Wolverine」に関係する画像であってもよい。メディアオブジェクト956および958は、関連ランクを有してもよく、メディアオブジェクト956は、メディアオブジェクト958よりも高いランクと関連付けられてもよい。処理回路306は、図6A−Bに関して上記で説明される手順に従って、メディアオブジェクト958よりも視聴者に近い視距離にメディアオブジェクト956を表示してもよい。
【0114】
メディアオブジェクト960および962は、広告であってもよい。広告960は、残りのX−Men映画等の「Wolverine」に関係する映画のDVDを宣伝してもよい。食品の広告であってもよい広告962は、「Wolverine」に全く関係しなくてもよい。いくつかの実施形態において、広告960は、広告962よりも高いランキングと関連付けられてもよいため、処理回路306は、視聴者よりも近い視距離に、または広告962よりも大きく広告960を表示してもよい。
【0115】
いくつかの実施形態において、立体視メディアガイダンスアプリケーション表示画面の中の「太陽」オブジェクトは、視聴者プロファイルを識別してもよく、「惑星」オブジェクトは、視聴者プロファイルに対してメディアの推奨を提示してもよい。図10は、本発明の実施形態による、異なる平面内に表示された推奨メディアコンテンツ表現の例示的な表示画面1000を示す。
【0116】
一実施形態において、「太陽」オブジェクト、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト1002は、視聴者プロファイルを識別してもよく、「惑星」オブジェクト、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト1004、1006、1008、1010、および1012のそれぞれは、視聴者プロファイルに対する異なる推奨を提示してもよい。いくつかの実施形態において、推奨は、視聴者プロファイルと関連付けられる視聴履歴に基づいてもよい。推奨は、同じジャンルの映画またはテレビ番組、同様の話題についてのドキュメンタリ、または同じアーティストによって書かれた楽曲等の、視聴履歴の中のメディアアセットに関係するメディアアセットに対するものであってもよい。いくつかの実施形態において、推奨は、映画のポスター、DVD、またはスポーツの記念品等の、ユーザの興味を引くかもしれない製品に対するものであってもよい。製品推奨は、視聴者が見たメディアアセット、または視聴者が以前に購入した製品に基づいてもよい。いくつかの実施形態において、推奨は、視聴者の友達の選好に基づいてもよい。いくつかの実施形態において、推奨は、Oprah等のメディアパーソナリティ、またはConsumer Reports等の出版物からの推薦に基づいてもよい。「惑星」オブジェクト1004、1006、1008、1010、および1012のそれぞれは、それぞれのランクと関連付けられてもよい。処理回路306は、図6A−Bに関して上記で説明されるように、異なる平面内に「惑星」オブジェクトを表示してもよい。ランクは、推奨されたメディアアセットが視聴者の視聴履歴にどの程度密接に関係するか、または製品が視聴者あるいは組織によってどの程度高く評価されているか等の基準に基づいてもよい。
【0117】
「太陽」オブジェクト1002は、視聴者Johnに対する推奨として「惑星」オブジェクトのグループを識別してもよい。「惑星」オブジェクト1004は、テレビ番組「House」を提示してもよい。「House」は、Johnの視聴者プロファイルが「ER」および「Grey’s Anatomy」等の他の医療ドラマを見たことを示すため、推奨として現れてもよい。「惑星」オブジェクト1006は、映画「The Matrix Reloaded」を表してもよい。「The Matrix Reloaded」は、Johnの視聴者プロファイルが最初の「Matrix」映画を見たことを示すため、推奨として現れてもよい。「惑星」オブジェクト1008は、別のテレビ番組「Seinfeld」を表してもよい。「Seinfeld」は、Johnの友達のうちの1人がそれを気に入り、Johnに推奨したかったため、推奨として現れてもよい。「惑星」オブジェクト1010は、Bose製のヘッドフォンであるオブジェクトを表してもよい。Boseヘッドフォンは、Consumer Reportsの最新号で高く評価されたため、推奨として現れてもよい。「惑星」オブジェクト1012は、来るべきU2のコンサートを表してもよい。U2のコンサートは、ソーシャルネットワーキングサイト上のJohnの友達のうちの数人がコンサートに行くことを示したため、推奨として現れてもよい。
【0118】
いくつかの実施形態において、付加的な「惑星」オブジェクト1014および1016が表示画面1000に現れてもよい。いくつかの実施形態において、「惑星」オブジェクト1014および1016は、視聴者に対する付加的な推奨であってもよい。他の実施形態において、「惑星」オブジェクト1014および1016は、広告であってもよい。「惑星」オブジェクト1014および1016に現れる広告は、他の表示された「惑星」オブジェクトのうちの1つ以上に、または視聴者の視聴履歴の中のメディアアセットに関係してもよく、あるいは表示された「惑星」オブジェクトにも視聴者の視聴履歴にも関係しなくてもよい。例えば、「惑星」オブジェクト1014は、視聴者が「Home Improvement」のようなテレビ番組を見ているため、日曜大工ホームプロジェクトのウェブサイトを宣伝してもよい。「惑星」オブジェクト1016は、他の「惑星」オブジェクトに現れる1つ以上の推奨アイテムが雑誌によって最近論評または推薦されたため、雑誌Consumer Reportsを宣伝してもよい。いくつかの実施形態において、「惑星」オブジェクト1014および1016は、図14Aに関して以下でさらに論議されるように、それぞれのランクと関連付けられてもよい。
【0119】
いくつかの実施形態において、画像ボックス1018および説明ボックス1020は、表示画面1000の中で推奨とともに表示されてもよい。画像ボックス1018は、「太陽」オブジェクト1002、または「惑星」オブジェクト1004、1006、1008、1010、1012、1014、あるいは1016のうちのいずれかと関連付けられる画像を表示してもよい。一実施形態において、画像ボックス1018は、「惑星」オブジェクト1006、映画「The Matrix Reloaded」の推奨と関連付けられてもよい。画像ボックス1018は、Matrixにリンクされたコンピュータの画面の画像を含有してもよい。代替として、画像ボックス1018の中の画像は、「The Matrix Reloaded」からのキャストの写真、予告編、または映画に関係する任意の他の好適な静止画像あるいは動画であってもよい。
【0120】
説明ボックス1020は、「太陽」オブジェクト1002、または「惑星」オブジェクト1004、1006、1008、1010、1012、1014、あるいは1016のうちのいずれかと関連付けられるテキストを表示してもよい。一実施形態において、説明ボックス1020は、「惑星」オブジェクト1006と関連付けられてもよい。説明ボックス1020の中のテキストは、「The Matrix Reloaded」を推奨した視聴者を教えてもよい。代替として、説明ボックス1020の中のテキストは、「The Matrix Reloaded」のプロットの粗筋、主要な俳優のリスト、映画の次の放送に関する情報、または映画に関係する任意の他の好適なテキストを含んでもよい。
【0121】
広告1022、1024、および1026もまた、表示画面1000に現れてもよい。広告1022、1024、および1026のそれぞれは、異なる点または場所で画像の垂線に交差する、異なる平面内に表示されてもよい。広告1022、1024、および1026は、表示画面1000に現れる推奨メディアアセットまたは製品のうちの1つ以上に関係してもよく、またはそれらのいずれにも関係しなくてもよい。例えば、「惑星」オブジェクト1006が推奨映画を表すため、広告1022および1024は、映画一般に関係してもよい。広告1022は、視聴者がDVDでお気に入りの映画を購入することができる、amazon.comというウェブサイトを宣伝してもよい。広告1024は、割引値段で映画チケットを視聴者に提供してもよい。広告1026は、全く映画に関係しなくてもよく、「惑星」オブジェクト1010が推奨製品を表すため、代わりに製品に関係してもよい。広告1026は、amazon.comの別の広告であってもよいが、映画の代わりに電子機器の買い物をするよう視聴者を招待する。代替として、広告1026は、推奨のうちのいずれにも関係しなくてもよい。例えば、広告1026は、レストランでの特別メニュー品目の広告であってもよい。いくつかの実施形態において、広告1022、1024、および1026は、図14Aに関して以下でさらに論議されるように、それぞれのランクと関連付けられてもよい。
【0122】
いくつかの実施形態において、広告1022、1024、および1026のうちの1つ以上は、選択可能であってもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、広告の視聴者選択を受信してもよい。例えば、処理回路306は、図3に関して上記で論議されるユーザ入力デバイス310等のユーザ入力デバイスから視聴者選択を受信してもよい。処理回路306は、発注情報(例えば、クレジットカードおよびアカウントユーザ情報)を自動的に読み出し、読み出した情報および視聴者選択(例えば、広告の選択)を識別する情報を遠隔サーバに伝送して、選択された広告によって表される製品を自動的に購入させてもよい。処理回路306は、表示画面1000の中で自動購入に関係する情報を表示してもよい。他の実施形態において、処理回路306は、図11に関して以下で論議されるように、視聴者選択の受信に応じて、選択された広告に関する付加的な情報を表示してもよい。
【0123】
図11は、本発明の実施形態による、表示画面上の選択された広告に関する付加的な情報の例示的な構成1100を示す。視聴者が図10に関して上記で論議される広告1024を選択した場合、広告に関する付加的な情報1102が画面上に現れてもよい。付加的な情報1102は、表示されたメディアオブジェクト上にオーバーレイされてもよい。付加的な情報1102は、視聴者が割引映画チケットを購入してもよいウェブサイトのアドレス、fandango.comを含み、割引の条件および詳細を説明してもよい。いくつかの実施形態において、付加的な情報1102は、宣伝されたウェブサイトへのリンクを含んでもよい。
【0124】
オーバーレイされた付加的な情報1102の後ろのメディアオブジェクトの中のテキストは、オーバーレイされた付加的な情報1102によって覆い隠されていないメディアオブジェクトの輪郭のみを残して消えてもよい。いくつかの実施形態において、付加的な情報1102は、付加的な情報1102の後ろのメディアオブジェクトの輪郭が見えてもよいように、半透明、部分的に透明、または完全に透明に見えてもよい。いくつかの実施形態において、透明性のレベルが調整されてもよい(例えば、視聴者またはシステムによって)。
【0125】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクトは、他の表示されたメディアオブジェクトと視覚的に区別されてもよい。図12A−Dは、本発明の種々の実施形態による、表示画面上でメディアオブジェクトを視覚的に区別するための例示的な構成1200、1225、1250、および1275をそれぞれ示す。表示画面1200、1225、1250、および1275は全て、図7A−Bに関して上記で説明されるように、惑星配設を示す。
【0126】
図12Aの表示画面1200の中の「太陽」および「惑星」オブジェクト1202、1204、1206、1208、1210、1212、および1214はそれぞれ、図7Aに関して上記で論議される「太陽」および「惑星」オブジェクトと同一または同様である機能性を有する。図12Aの「太陽」および「惑星」オブジェクト1202、1204、1206、1208、1210、1212、および1214のそれぞれは、異なる点で画面の垂線に交差する、異なる平面内に表示されてもよい。「太陽」オブジェクト1202は、上記で論議されるように、コメディであるテレビ番組のジャンル、またはメディアアセットの任意のグループを識別してもよい。「惑星」オブジェクト1204、1206、1208、および1210はそれぞれ、コメディである種々のテレビ番組を識別してもよい。
【0127】
いくつかの実施形態において、「惑星」オブジェクト1212および1214は、立体視メディアガイダンスアプリケーションをナビゲートする方法についての命令を含有してもよい。「惑星」オブジェクト1212は、ハイライト領域1224によって視覚的に区別される番組を見るために、ユーザ入力デバイス上の「選択」ボタンを押すように視聴者に命令してもよい。「惑星」オブジェクト1214は、立体視メディアガイダンスアプリケーションのメインメニューに戻るために、ユーザ入力デバイス上の「メニュー」ボタンを押すように視聴者に命令してもよい。いくつかの実施形態において、「惑星」オブジェクト1212および1214の一方または両方は、広告を表してもよい。「惑星」オブジェクト1212および1214は、表示画面1200の中で同じ平面内に現れてもよく、または「惑星」オブジェクト1212および1214は、異なる平面内に現れてもよい。「惑星」オブジェクト1212および1214は、他の表示された「惑星」オブジェクトのうちの1つ、1つより多くに関係するか、またはいずれにも関係しなくてもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、「惑星」オブジェクト1212および1214が関連するそれぞれのランクを有すると決定してもよく、図6A−Bに関して上記で説明される手順に従って、異なる視距離に「惑星」オブジェクト1212および1214を表示してもよい。
【0128】
画像ボックス1216の中の画像は、表示された「太陽」または「惑星」オブジェクトのうちの1つに対応してもよい。一実施形態において、画像ボックス1216の中の画像は、「惑星」オブジェクト1204の中で識別されるテレビ番組「Friends」に対応してもよい。図12Aの「惑星」オブジェクト1204は、ハイライト領域1224によって視覚的に区別されてもよい。「惑星」オブジェクト1204は、種々の理由で視覚的に区別されてもよい。例えば、「惑星」オブジェクト1204は、「Friends」が視聴者のお気に入りの番組であるため、視覚的に区別されてもよい。「惑星」オブジェクト1204はまた、他の視聴者によって高く評価されているため、別の視聴者が推奨したため、全ての「惑星」オブジェクトのうちで最高関連ランキングを有するため、または視聴者が「Friends」の録画、あるいはそれを見るリマインダを設定しているため、視覚的に区別されてもよい。いくつかの実施形態において、「惑星」オブジェクト1204は、「Friends」の放送局が、他のメディアオブジェクトよりも「Friends」を表すメディアオブジェクトを目立たせるために支払いをしているため、視覚的に区別されてもよい。複数の放送局が、それぞれの番組をより顕著に表示させるために支払いをしている場合、処理回路306は、どの放送局が最も支払いをしたかを決定し、その放送局と関連付けられる番組を、全ての表された番組のうちで視聴者に最も近く見せてもよい。「惑星」オブジェクト1204は、上記の理由のうちのいずれか1つまたは任意の組み合わせで、視覚的に区別されてもよいこと、および「惑星」オブジェクト1204は、別の理由または上記に記載されていない理由の組み合わせで、視覚的に区別されてもよいことを理解されたい。
【0129】
いくつかの実施形態において、ハイライト領域1224は、完全に半透明または透明であってもよい。他の実施形態において、ハイライト領域1224は、選択可能なメディアガイダンスオブジェクトに重複する領域で半透明または透明であり、他の場所で不透明であってもよい。いくつかの実施形態において、ハイライト領域1224は、ハイライトされたメディアオブジェクトに焦点を合わせてもよい。
【0130】
説明ボックス1218は、「惑星」オブジェクト1204と関連付けられるテキストを表示してもよい。具体的には、説明ボックス1218の中のテキストは、テレビ番組「Friends」がどのようなものであるかという総括であってもよい。いくつかの実施形態において、説明ボックス1218および/または画像ボックス1216は、それらが関連付けられる選択可能なメディアガイダンスオブジェクトと同じ平面内に位置するように見えてもよい。例えば、説明ボックス1218および/または画像ボックス1216は、「惑星」オブジェクト1204によって識別される番組「Friends」に関する情報を含んでもよい。「惑星」オブジェクト1204は、「惑星」オブジェクト1204を「惑星」オブジェクト1208よりも視聴者に近い距離にあるように見せる、第1の場所で画面の垂線に交差する平面内に位置するように見えてもよい。したがって、説明ボックス1218および/または画像ボックス1216はまた、「惑星」オブジェクト1204と同じ平面内に位置し、視聴者から「惑星」オブジェクト1204と同じ距離で離れているように見えてもよい。これは、視聴者が、表示された選択可能なメディアガイダンスオブジェクトのうちのどれに説明ボックス1218および/または画像ボックス1216が対応するかを視覚的に識別することを可能にしてもよい。
【0131】
いくつかの実施形態において、説明ボックス1218および/または画像ボックス1216が、画面の平面内に現れてもよい一方で、選択可能なメディアガイダンスオブジェクトは、画面の前および/または後ろの平面内に現れる。いくつかの実施形態において、1つ以上の選択可能なメディアガイダンスオブジェクトが、画面の平面内に現れてもよい一方で、他の選択可能なメディアガイダンスオブジェクトは、画面の前および/または後ろの平面内に現れる。例えば、説明ボックス1218および画像ボックス1216が、選択可能なメディアガイダンスオブジェクト1204ととも画面の平面内に現れてもよい一方で、他の選択可能なメディアガイダンスオブジェクトは、画面の前および後ろの平面内に現れる。
【0132】
いくつかの実施形態において、広告1220および1222が、表示画面1200に現れてもよい。広告1220および1222のそれぞれは、異なる点または場所で画面の垂線に交差する、異なる平面内に表示されてもよい。広告1220および1222は、表示画面1200の中に現れるメディアオブジェクトのうちの1つ以上に関係してもよい。例えば、広告1220は、テレビ番組「Friends」を表す「惑星」オブジェクト1204のみに関係してもよい。広告1220は、DVDで「Friends」の第6シーズンを購入するよう視聴者を招待してもよい。広告1222は、全てNew York Cityで起こるテレビ番組を表す、いくつかの「惑星」オブジェクト、すなわち、「惑星」オブジェクト1204、1206、および1210に関係してもよい。広告1222は、New York Cityへの割引バスチケットを視聴者に提供してもよい。いくつかの実施形態において、広告1220および1222は、表示画面1200の中の表示されたメディアオブジェクトのうちのいずれにも関係しなくてもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、広告1220および1222が関連するそれぞれのランクを有すると決定してもよく、図6A−Bに関して上記で説明される手順に従って、異なる視距離に「広告1220および1222を表示してもよい。いくつかの実施形態において、広告1220および1222は、選択可能であってもよい。
【0133】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクトは、図12Bの表示画面1225に示されるように、太字テキストを用いて視覚的に区別されてもよい。図12Bのメディアオブジェクト1226、1228、1230、1232、1234、1238、1240、1242、および1246は、図12Aのメディアオブジェクト1202、1204、1206、1208、1210、1214、1216、1218、および1222にそれぞれ対応し、プレーンテキストを含んでもよい。「惑星」オブジェクト1236は、コーヒーの割引の広告を含んでもよく、また、プレーンテキストを含んでもよい。別の広告1244は、DVDで「Friends」の第6シーズンを購入するよう視聴者を招待する、太字テキストを含んでもよい。広告1244の中の太字テキストは、表示画面1225に現れる他のメディアオブジェクトの中のテキストよりも濃く、したがって、さらなる注意を引いてもよい。いくつかの実施形態において、広告1244は、他の表示された広告よりも高いランクと関連付けられるため、視覚的に区別されてもよい。広告の関連ランクと広告が表示される方法との間の関係は、図14Aに関して以下でさらに論議される。
【0134】
いくつかの実施形態において、視覚的に区別されたオブジェクトのテキストは、ブロック体、または他の表示されたメディアオブジェクトの中のテキストとは異なる別のフォントで現れてもよい。いくつかの実施形態において、視覚的に区別されたオブジェクトのテキストは、他の表示されるテキストとは異なる色で現れてもよい。いくつかの実施形態において、視覚的に区別されたメディアオブジェクトのテキストは、他の表示されるテキストよりも大きく、または視聴者に近く見えてもよい。いくつかの実施形態において、視覚的に区別されたオブジェクトのテキストは、メディアオブジェクトの内側でスクロールしてもよい。
【0135】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクトは、図12Cの表示画面1250に示されるように、メディアオブジェクトの周囲の境界によって視覚的に区別されてもよい。図12Cのメディアオブジェクト1252、1254、1256、1258、1260、1264、1266、1268、1270、および1272は、図12Aのメディアオブジェクト1202、1204、1206、1208、1210、1214、1216、1218、1220、および1222にそれぞれ対応する。図12Cのメディアオブジェクト1262は、コーヒーの割引の広告を含んでもよい。メディアオブジェクト1262は、境界1274によって表示画面1250の中の他のメディアオブジェクトから視覚的に区別されてもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1262が表示画面1250の中の他のメディアオブジェクトよりも高いランクと関連付けられると処理回路306が決定したため、メディアオブジェクト1262は、視覚的に区別されてもよい。
【0136】
いくつかの実施形態において、境界1274は、1つ以上の色で点滅してもよい。例えば、境界1274は、青で画面上に現れ、次いで、一時的に消えてすぐに赤で再び現れ、次いで、一時的に消えてすぐに緑で再び現れてもよい。異なる色で消えて再び現れる境界1274のサイクルは、無限に続いてもよい。他の色がサイクルで使用されてもよく、サイクルは、3つよりも多くの色、または3つよりも少ない色を伴ってもよい。いくつかの実施形態において、境界1274の色の順番は、無作為化されてもよく、いくつかの色は、他の色よりも頻繁に、または長時間にわたって現れてもよい。いくつかの実施形態において、境界1274は、メディアオブジェクト1262の周囲で回転するように動かされてもよい。
【0137】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1262と境界1274との間の背景は、残りの表示画面1250の背景とは異なる色であってもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1262と境界1274との間の背景は、経時的に色を変化させてもよい。例えば、メディアオブジェクト1262と境界1274との間の背景は、1秒間はオレンジに見え、次の1秒間は黄色に見え、次いで、オレンジに戻り、無限に色を循環させ続けてもよい。他の色がサイクルで使用されてもよく、サイクルは、2つより多くの色を伴ってもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1262と境界1274との間の背景の色の順番は、無作為化されてもよく、いくつかの色は、他の色よりも頻繁に、または長時間にわたって現れてもよい。
【0138】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクトは、図12Dの表示画面1275に示されるように、メディアオブジェクトに関する画面上の表示されたメッセージによって視覚的に区別されてもよい。図12Dのメディアオブジェクト1276、1278、1280、1282、1284、1288、1290、1292、1294、および1296は、図12Aのメディアオブジェクト1202、1204、1206、1208、1210、1214、1216、1218、1220、および1222にそれぞれ対応する。図12Dのメディアオブジェクト1286は、コーヒーの割引の広告を含んでもよい。メディアオブジェクト1286は、視聴者の注意をメディアオブジェクト1286に方向付ける表示されたメッセージ1298によって、表示画面1275の中の他のメディアオブジェクトから視覚的に区別されてもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1286が表示画面1275の中の他のメディアオブジェクトよりも高いランクと関連付けられると処理回路306が決定したため、メディアオブジェクト1286は、視覚的に区別されてもよい。
【0139】
いくつかの実施形態において、表示されたメッセージ1298は、視覚的に表示されたメディアオブジェクト1286に隣接して現れてもよい。他の実施形態において、表示されたメッセージ1298は、表示画面1275を横断してスクロールしてもよい。いくつかの実施形態において、表示されたメッセージ1298は、どのメディアオブジェクトを表示されたメッセージ1298が参照するかを示す、矢印またはポインタを含んでもよい。いくつかの実施形態において、表示されたメッセージ1298は、表示画面1275の中の他のテキストとは異なる色または異なるフォントで現れてもよい。いくつかの実施形態において、表示されたメッセージ1298は、動かされてもよい。例えば、表示されたメッセージ1298は、表示画面1275の中で1つ以上の色で繰り返し点滅するか、または視覚的に区別されたメディアオブジェクト1286の周囲で移動してもよい。
【0140】
表示画面1200、1225、1250、および1275に現れるメディアオブジェクトのうちのいずれかは、図12A−Dに関して上記で論議される方式のうちのいずれかで視覚的に区別されてもよいことを理解されたい。同時に1つより多くのメディアオブジェクトが視覚的に区別されてもよく、異なる方法で異なるメディアオブジェクトが視覚的に区別されてもよい。例えば、図12Aのメディアオブジェクト1204は、ハイライト領域で視覚的に区別されてもよく、図12Aのメディアオブジェクト1220は、太字テキストで視覚的に区別されてもよい。
【0141】
図7A−B、10、および12A−Dに示されたメディアオブジェクトのサイズは、3D空間内のメディアオブジェクトの異なる場所を表すことに留意されたい。例えば、円のサイズは、立体視光学デバイスを用いて視認したときに、視聴者からどの程度近く、または遠くに選択可能なメディアガイダンスオブジェクトが見えるかを表す。具体的には、円のサイズが大きくなるほど、選択可能なメディアガイダンスオブジェクトが視聴者に近くにあるように見え、円のサイズが小さくなるほど、選択可能なメディアガイダンスオブジェクトがユーザから遠くにあるように見える。例えば、図7Bの選択可能なメディアガイダンスオブジェクト752は、立体視光学デバイスを用いて視認したときに、サイズがより小さくなるように描かれる選択可能なメディアガイダンスオブジェクト760よりも視聴者に近く見える。
【0142】
上記で論議される図7A−12Dは、立体視メディアガイダンスアプリケーションである立体視メディア環境に関する。いくつかの実施形態において、立体視メディア環境は、ビデオゲーム環境であってもよい。図13Aは、本発明による、立体ビデオゲーム環境の例示的な表示画面1300を示す。
【0143】
表示画面1300は、視聴者がアバターを制御するビデオゲームからの場面であってもよい。アバターは、敵の侵略者から自分の領地を防衛してもよい。アバターは、生き延びて侵略者を撃退することに役立つように、メディアオブジェクト1302、1304、および1306によって表される種々の建物に入ることができてもよい。例えば、アバターは、戦闘中に負傷する場合があり、薬剤および治療を入手するために、病院1302に入ってもよい。アバターは、食料を購入して生き続けるために、スーパーマーケット1304に入ってもよい。アバターは、必要ツールまたは輸送用の車両を捜すために、倉庫1306に入ってもよい。
【0144】
建物1302、1304、および1306は、立体ビデオゲーム環境内において視聴者にとって異なるサイズで、または視聴者から異なる距離に現れてもよい。いくつかの実施形態において、表示画面1300の中の建物の外観は、状況に依存してもよい。例えば、アバターが戦闘中にひどく負傷した場合、アバターがすぐに治療を求めるべきであると示すように、病院1302が視聴者に非常に近く見えてもよい。アバターが長時間食べていない場合、スーパーマーケット1304が表示画面1300の中において非常に大きく見えてもよい。建物のサイズまたは視距離は、アバターが建物を訪問するべきである順番を視聴者が優先することに役立ってもよい。
【0145】
表示画面1300の中のメディアオブジェクト1308、1310、1312、および1314は、アバターを助ける集められるオブジェクトを表してもよい。集められるオブジェクト1308は、アバターに対する追加の生命を表してもよく、またはアバターを完全な健康に戻してもよい。集められるオブジェクト1310は、アバターが侵略者に対してより効果的に戦うことに役立ってもよい、無敵性または不可視性等の特殊能力を表してもよい。集められるオブジェクト1312は、アバターが武器庫に追加してもよいナイフ等の武器を表してもよい。集められるオブジェクト1314は、アバターが食料、補給品、武器、または医療に支払ってもよい金銭を表してもよい。
【0146】
集められるオブジェクト1308、1310、1312、および1314は、立体ビデオゲーム環境内において視聴者にとって異なるサイズで、または視聴者から異なる距離に現れてもよい。いくつかの実施形態において、表示画面1300の中の集められるオブジェクトの外観は、状況に依存してもよい。例えば、アバターの生命が少ししか残っていない場合、視聴者の注意をアバターの生命を回復することに引き付けるように、集められるオブジェクト1308が視聴者に非常に近く見えてもよい。敵が接近しており、アバターが武器を持っていない場合、集められるオブジェクト1312が表示画面1300の中で非常に大きく見えてもよい。集められるオブジェクトのサイズまたは視距離は、アバターが集められるオブジェクトを収集するべきである順番を視聴者が優先することに役立ってもよい。
【0147】
表示画面1300の中のメディアオブジェクト1316および1318は、ビデオゲームの中の現在の状況に関して警告を視聴者に表してもよい。警告1316は、現在アバターが戦闘に従事するほど強くないことを視聴者に警告するアバターの「生命インジケータ」を含んでもよい。警告1316を見ることにより、病院またはアバターの生命を回復する集められるオブジェクトに向かってアバターを移動させるように視聴者を促してもよい。警告1318は、敵が接近していることを視聴者に知らせてもよい。警告1316を見ることにより、アバターのために武器を入手するか、戦闘の準備をするように視聴者を促してもよい。
【0148】
警告1316および1318は、立体ビデオゲーム環境内において視聴者にとって異なるサイズで、または視聴者から異なる距離に現れてもよい。いくつかの実施形態において、表示画面1300の中の警告の外観は、状況に依存してもよい。例えば、アバターの生命が少ししか残っていない場合、視聴者の注意をアバターの生命を回復することに引き付けるように、警告1316が視聴者に非常に近く見えてもよい。アバターの「生命インジケータ」が最大の半分をわずかに下回る場合、アバターの状態が不安定ではないため、警告1316は、より小さく見えるか、または視聴者からより遠く見えてもよい。敵が接近しているが、依然としてアバターの現在の位置から遠い場合、警告1318は、視聴者から遠くに見えてもよい。敵が表示画面1300上に現れようとしている場合、警告1318は、特にアバターが武器を持っていない場合に、視聴者に非常に近く見えてもよい。警告のサイズまたは視距離は、警告が用心されるべき順番を視聴者が優先することに役立ってもよい。
【0149】
いくつかの実施形態において、各メディアオブジェクトは、アバターにとってのメディアオブジェクトの顕著に基づくランクと関連付けられてもよい。メディアオブジェクトの関連ランクと表示画面中のメディアオブジェクトの外観との間の関係は、図14A−Cに関して以下で論議される。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクトのうちの1つ以上は、図12A−Dに関して上記で論議される方式で、ランクに基づいて視覚的に区別されてもよい。
【0150】
図13Bは、本発明の別の実施形態による、立体ビデオゲーム環境の例示的な表示画面を示す。表示画面1350は、視聴者が有名人であるアバターを制御する、ビデオゲームからの場面であってもよい。視聴者の目標は、アバターの外見および社会的地位を可能な限り向上させることであってもよい。アバターは、メディアオブジェクト1352、1354、および1356によって表される種々の建物に入ってもよい。アバターは、新しい服およびアクセサリの買い物をするために、モール1352に入ってもよい。アバターは、服を着替えてイベントの支度をするために、自宅1354に戻ってもよい。アバターは、美顔術を受けるためにサロン1356に入ってもよい。
【0151】
建物1352、1354、および1356は、立体ビデオゲーム環境内で視聴者にとって異なるサイズで、または視聴者から異なる距離に現れてもよい。いくつかの実施形態において、表示画面1350の中の建物の外観は、状況に依存してもよい。例えば、アバターがパーティを主催している場合、アバターが装飾およびギフトバッグ用の品目の買い物をするべきであると示すように、モール1352が視聴者に非常に近く見えてもよい。アバターがトークショーでインタビューされる場合、アバターがインタビューのために髪を整えてもらいたい場合があるため、サロン1356が表示画面1350の中で非常に大きく見えてもよい。建物のサイズまたは視距離は、アバターが建物を訪問するべき順番を視聴者が優先することに役立ってもよい。
【0152】
表示画面1350の中のメディアオブジェクト1358、1360、および1362は、アバターを助ける集められるオブジェクトを表してもよい。集められるオブジェクト1358は、アバターが衣類、アクセサリ、贈り物、および美顔術に支払うために使用してもよい、金銭を表してもよい。集められるオブジェクト1360は、アバターが場所から場所に移動するために使用してもよい、新しい車を表してもよい。集められるオブジェクト1362は、アバターが外見を引き立たせるために身に着けてもよい、宝石類であってもよい。
【0153】
集められるオブジェクト1358、1360、および1362は、立体ビデオゲーム環境内で視聴者にとって異なるサイズで、または視聴者から異なる距離に現れてもよい。いくつかの実施形態において、表示画面1350の中の集められるオブジェクトの外観は、状況に依存してもよい。例えば、ちょうどアバターが買い物している間に多くの金銭を使ったところである場合、視聴者の注意をアバターの銀行口座を補充することに引き付けるように、集められるオブジェクト1358が視聴者に非常に近く見えてもよい。アバターが最近多くの新しい宝石類を購入した場合、アバターがさらに多くの宝石類を現在必要としないため、集められるオブジェクト1362が表示画面1350の中で他の集められるオブジェクトより小さく見えてもよい。集められるオブジェクトのサイズまたは視距離は、アバターが集められるオブジェクトを収集するべきである順番を視聴者が優先することに役立ってもよい。
【0154】
表示画面1350の中のメディアオブジェクト1364および1366は、ビデオゲームをする方法に関する命令を視聴者に表してもよい。命令1364は、アバターが建物に入ることを可能にするために、ユーザ入力デバイス上のどのボタンを押すべきであるかについて視聴者に知らせてもよい。命令1366は、アバターを集められるオブジェクトに歩み寄らせることによって、集められるオブジェクトが収集されてもよいことを視聴者に知らせてもよい。いくつかの実施形態において、命令1364および1366は、アバターが行くべきである次の場所に関する情報を視聴者に与えるか、またはある集められるオブジェクトの利点を説明してもよい。
【0155】
命令1364および1366は、立体ビデオゲーム環境内で視聴者にとって異なるサイズで、または視聴者から異なる距離に現れてもよい。いくつかの実施形態において、表示画面1350の中の命令の外観は、状況に依存してもよい。例えば、アバターが同じ建物に入らずにそれらを通り過ぎて歩き続けた場合、アバターを建物に入らせる方法を視聴者に知らせるように、命令1364が視聴者に非常に近く見えてもよい。視聴者がアバターのためにいくつかの集められるオブジェクトを既に収集している場合、視聴者が集められるオブジェクトを収集する方法に関する知識を既に明らかにしているため、命令1366は、より小さく、または視聴者からより遠くに見えてもよい。命令のサイズまたは視距離は、命令が従われるべき順番を視聴者が優先することに役立ってもよい。
【0156】
いくつかの実施形態において、各メディアオブジェクトは、アバターにとってのメディアオブジェクトの顕著に基づくランクと関連付けられてもよい。処理回路306は、メディアオブジェクトが関連するそれぞれのランクを有すると決定してもよく、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、異なる視距離にメディアオブジェクトを表示してもよい。メディアオブジェクトの関連ランクと表示画面中のメディアオブジェクトの外観との間の関係は、図14A−Cに関して以下で論議される。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクトのうちの1つ以上は、図12A−Dに関して上記で論議される方式で、ランクに基づいて視覚的に区別されてもよい。
【0157】
図14A−Cは、本発明の種々の実施形態による、メディアオブジェクトの種々の例示的なランキングを示す。図14Aのランキングは、スポンサ列1402、貢献列1404、およびランク列1406を含んでもよい、表1400で編成されてもよい。スポンサ列1402の下のスポンサ1408、1410、1412、1414、および1416は、図10に関して上記で論議される、表示画面1000に現れる種々の広告と関連付けられるスポンサを含んでもよい。具体的には、広告1014は、Home Depotというスポンサ1412と関連付けられてもよい。広告1016は、Consumer Reportsというスポンサ1414と関連付けられてもよい。広告1024は、Fandangoというスポンサ1410と関連付けられてもよい。広告1022は、Amazon.comというスポンサ1408と関連付けられてもよい。広告1026は、同様にAmazon.comであってもよい、スポンサ1416と関連付けられてもよい。各広告は、その関連スポンサが販売する製品を販売促進してもよい。スポンサ1408、1410、1412、1414、および1416は、それぞれの広告に対して、貢献した合計量1418、1420、1422、1424、および1426を有してもよい。貢献量は、表1400の貢献列1404の下に記載されてもよい。スポンサ1408、1410、1412、1414、および1416はまた、表1400のランク列1406の下に記載されてもよい、関連ランク1428、1430、1432、1434、および1436を有してもよい。
【0158】
表1400では、ランクは、スポンサが行う金銭的貢献の量に基づいてスポンサに関連付けられる。より高い貢献を行うスポンサは、より高くランク付けされる。例えば、Amazon.comは、広告1022に対して、それぞれの広告に対して任意の他のスポンサが貢献したよりも多い、$2000.00を貢献した。したがって、Amazon.comは、表1400の中で1番目にランク付けされる。
【0159】
スポンサのランクは、スポンサの広告が立体視メディア環境内に表示される方法に関係してもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、より低くランク付けされたスポンサと関連付けられる広告よりも視聴者に近い視距離に、より高くランク付けされたスポンサと関連付けられる広告を表示してもよい。例えば、Home Depotが表1400の中でConsumer Reportsよりも高くランク付けされるため、Home Depotの広告1014がConsumer Reportsの広告1016よりも視聴者に近く見えるように、処理回路306は、図6A−Bに関して説明される手順を使用して、表示画面1000のための画像を生成してもよい。処理回路306は、他の技術を使用して、より低くランク付けされた広告よりも顕著により高くランク付けされた広告を表示してもよい。いくつかの実施形態において、高くランク付けされたスポンサと関連付けられる広告は、より低くランク付けされたスポンサと関連付けられる広告よりも大きく見えてもよい。例えば、Amazon.comが表1400の中でFandangoよりも高くランク付けされるため、Amazon.com’の広告1022は、表1400の中でFandangoの広告1024よりも大きく見えてもよい。いくつかの実施形態において、高いランクを有する広告は、他の広告と視覚的に区別されてもよい。例えば、Amazon.comが最も高くランク付けされたスポンサであるため、広告1022の中のテキストは、太字であってもよく、または広告1022は、色を変化させる境界によって包囲されてもよい。
【0160】
スポンサが貢献する金額は、それによって広告または関連スポンサをランク付けする唯一の基準ではないことに留意されたい。いくつかの実施形態において、スポンサまたは関連広告が別の表示されたメディアオブジェクトに高度に関連するため、スポンサまたは関連広告は、高くランク付けされてもよい。例えば、映画DVDを購入することが、日曜大工ホームプロジェクトのウェブサイトよりも表示されたメディアオブジェクトに関連するため、広告1022は、より高い関連ランクを有し、したがって、表示画面1000の中で広告1014よりも視聴者に近く見えてもよい。
【0161】
広告だけでなく、任意の種類のメディアオブジェクトが、ランキングと関連付けられてもよいことも認識されたい。いくつかの実施形態において、ランキングは、推奨コンテンツを含む図10の「惑星」オブジェクトと関連付けられてもよい。ランキングは、推奨コンテンツが視聴者の視聴履歴にどの程度関連するか、または何人の他の視聴者がコンテンツを推奨したかに基づいてもよい。いくつかの実施形態において、ランキングは、図14B−Cに関して以下で論議されるように、立体ビデオゲーム環境内でメディアオブジェクトと関連付けられてもよい。
【0162】
図14Bのランキングは、オブジェクト列1452およびランク列1454を含んでもよい、表1450で組織される。オブジェクト記述子1456、1458、1460、および1462は、オブジェクト列1452の下に記載されてもよく、図13Aに関して上記で論議される、表示画面1300に現れる種々の集められるオブジェクトに対応してもよい。具体的には、生命というオブジェクト記述子1456は、集められるオブジェクト1308に対応してもよい。無敵性というオブジェクト記述子1458は、集められるオブジェクト1310に対応してもよい。ナイフというオブジェクト記述子1460は、集められるオブジェクト1312に対応してもよい。金銭というオブジェクト記述子1462は、集められるオブジェクト1314に対応してもよい。オブジェクト記述子1456、1458、1460、および1462は、それぞれ、表1450のランク列1454の下に記載されてもよい、関連ランク1464、1466、1468、および1470を有してもよい。
【0163】
表1450の中で、ランクは、現在の状況でアバターにとってのそれぞれの集められるオブジェクトの顕著に基づいて、オブジェクト記述子と関連付けられてもよい。アバターにとってより重要である集められるオブジェクトのオブジェクト記述子は、より高くランク付けされる。例えば、表示画面1300に図示される状況では、アバターの生命が少ししか残っていない。この状況でアバターにとって最重要の集められるオブジェクトは、アバターの生命を増大させるか、または保つオブジェクトである。したがって、集められるオブジェクト1308を収集することにより、アバターの生命を完全に回復するため、生命が表1450の中で1番目にランク付けされる。無敵性があると、敵によって攻撃された場合にアバターの生命が現象しないため、無敵性は生命が表1450の中で2番目にランク付けされる。武器および金銭を有することは、アバターが持つ生命の量に直接影響しないため、ナイフおよび金銭は表1450の中でより低くランク付けされる。
【0164】
オブジェクト記述子のランクは、対応する集められるオブジェクトが立体ビデオゲーム環境内で表示される方法に関係してもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、より低くランク付けされたオブジェクト記述子と関連付けられる集められるオブジェクトよりも視聴者に近く、より高くランク付けされたオブジェクト記述子と関連付けられる集められるオブジェクトを表示してもよい。例えば、無敵性が表1450の中でナイフよりも高くランク付けされるため、集められるオブジェクト1310が集められるオブジェクト1312よりも視聴者に近く見えるように、処理回路306は、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1300のための画像を生成してもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、より低くランク付けされたオブジェクト記述子に対応する集められるオブジェクトよりも大きく、より高くランク付けされたオブジェクト記述子に対応する集められるオブジェクトを表示してもよい。例えば、生命が表1450の中で金銭よりも高くランク付けされるため、集められるオブジェクト1308は、表示画面1300の中で集められるオブジェクト1314よりも大きく見える。いくつかの実施形態において、高いランクを有するオブジェクト記述子に対応する集められるオブジェクトは、他の集められるオブジェクトと視覚的に区別されてもよい。例えば、生命が最も高くランク付けされたオブジェクト記述子であるため、集められるオブジェクト1308は、色を変化させる境界によって包囲されてもよい。
【0165】
表1450の中のランキングは、立体ビデオゲーム環境内の状況が変化するときに変化してもよいと理解されたい。例えば、アバターが最大に近い生命を持つが、いずれの武器も持たない場合、ナイフが表1450の中で生命よりも高くランク付けされてもよく、表示画面1300の中の対応する集められるオブジェクトの外観は、それに従って変化してもよい。この状況では、処理回路306は、集められるオブジェクト1312が集められるオブジェクト1308よりも大きく、または視聴者に近く見えるように、表示画面1300のための画像を生成してもよい。
【0166】
図14Cのランキングは、場所列1476およびランク列1478を含んでもよい、表1475で編成される。場所記述子1480、1482、1484、および1486は、場所列1476の下に記載されてもよく、図13Bに関して上記で論議される、表示画面1350に現れる種々の場所に対応してもよい。具体的には、モールという場所記述子1480は、場所1352に対応してもよい。家という場所記述子1482は、場所1354に対応してもよい。サロンという場所記述子1484は、場所1356に対応してもよい。レストランという場所記述子1486は、表示画面1350に示されていない場所に対応してもよい。場所記述子1480、1482、1484、および1486は、それぞれ、表1475のランク列1478の下に記載されてもよい、関連ランク1488、1490、1492、および1494を有してもよい。
【0167】
表1475の中で、ランクは、現在の状況でアバターにとってのそれぞれの場所の顕著に基づいて、場所記述子と関連付けられてもよい。アバターにとってより重要である場所の場所記述子は、より高くランク付けされる。例えば、表示画面1350に図示される状況では、アバターは、友達のために自宅で仮装パーティを主催する準備をしていてもよい。この状況でアバターにとって最も重要な場所は、アバターが準備のために行かなければならない場所である。したがって、アバターが自宅用の装飾および衣装用の材料を購入しなければならないため、モールが表1475の中で1番目にランク付けされる。アバターがパーティの準備をするために購入品を自宅に持って帰るため、家が表1475の中で2番目にランク付けされる。美顔術がアバターの準備に不可欠でなくてもよいため、サロンは表1475の中で3番目にランク付けされる。アバターがパーティの準備をしている間には食事に出かけないため、レストランは表1475の中で4番目にランク付けされる。
【0168】
場所記述子のランクは、対応する場所が立体ビデオゲーム環境内で表示される方法に関係してもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、より低くランク付けされた場所記述子と関連付けられる場所よりも視聴者に近く、より高くランク付けされた場所記述子と関連付けられる場所を表示してもよい。例えば、モールが表1475の中で家よりも高くランク付けされるため、場所1352が場所1354よりも視聴者に近く見えるように、処理回路306は、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1350のための画像を生成してもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、より低くランク付けされた場所記述子に対応する場所よりも大きく、より高くランク付けされた場所記述子に対応する場所を表示してもよい。例えば、家が表1475の中でサロンよりも高くランク付けされるため、場所1354は、表示画面1350の中で場所1356よりも大きく見える。いくつかの実施形態において、高いランクを有する場所記述子に対応する場所は、他の場所と視覚的に区別されてもよい。例えば、表示画面1350の中の全てのメディアオブジェクトは、モールが最も高くランク付けされた場所記述子であるため目立つ色で表示されてもよい、場所1352を除いて、パステルカラーで表示されてもよい。
【0169】
図15は、本発明の実施形態による、立体視メディアアセットからの例示的な場面1500を示す。いくつかの実施形態において、場面1500は、テレビのホームコメディからのダイニングエリアの場面であってもよい。他の実施形態において、場面1500は、映画、音楽ビデオ、またはショッピングアプリケーションからの場面であってもよい。ダイニングエリアは、テーブル1516と、椅子1518および1520とを含んでもよい。オブジェクト1502、1504、1506、1508、および1512は、通常の場面オブジェクトとして、プロダクトプレイスメントキャンペーンの一部であるメディアオブジェクトとして、テーブル1516上に現れてもよい。例えば、オブジェクト1504および1506は、ソーダの缶である通常の場面オブジェクトであってもよい。オブジェクト1502は、ソーダのブランドであるColaのプロダクトプレイスメントキャンペーンの一部として場面1500内に現れるソーダ缶メディアオブジェクトであってもよい。Colaの製造業者は、Colaブランドの缶を他のソーダの缶よりも場面内で顕著に見せるように、金銭的貢献を行っていてもよい。いくつかの実施形態において、Cola1502の缶が、他のソーダの缶1504および1506よりも場面1500内で大きく見えてもよく、Colaというブランド名が、視聴者に明確に見えてもよい。いくつかの実施形態において、Cola1502の缶は、他のソーダの缶1504および1506よりも視聴者に近く見えてもよい。例えば、処理回路306は、Cola1502の缶が、他のソーダの缶1504および1506よりも視聴者に近い距離D2において現れるように、場面1500のための画像を生成してもよい。いくつかの実施形態において、Cola1502の缶は、他のオブジェクトと視覚的に区別されてもよい。例えば、Cola1502の缶は、場面1500内の他のオブジェクトよりも太い線および目立つ色を有してもよく、または境界あるいはハイライト領域によって包囲されてもよい。
【0170】
オブジェクト1508および1512は、IkeaおよびLowe’というそれぞれのスポンサに対するプロダクトプレイスメントキャンペーンの一部として場面1500に現れる、カタログメディアオブジェクトであってもよい。スポンサの名前が、それぞれテキストオブジェクト1510および1514として、カタログメディアオブジェクト1508および1512上に現れてもよい。カタログメディアオブジェクト1508および1512ならびにそれぞれのスポンサは、図14Aに関して上記で説明される方式でランキングと関連付けられてもよい。例えば、IkeaがLowe’sよりも高い金銭的貢献を行っていてもよいため、Ikeaは、Lowe’sよりも高いランクと関連付けられてもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、Ikeaと関連付けられるカタログメディアオブジェクト1508が、Lowe’sと関連付けられるカタログメディアオブジェクト1512よりも視聴者に近く見えるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、場面1500のための画像を生成してもよい。例えば、処理回路306は、カタログメディアオブジェクト1508がカタログメディアオブジェクト1512よりも視聴者に近い距離D1において現れるように、場面1500のための画像を生成してもよい。いくつかの実施形態において、カタログメディアオブジェクト1508は、場面1500内でカタログメディアオブジェクト1512よりも大きく見えてもよい。いくつかの実施形態において、カタログメディアオブジェクト1508は、カタログメディアオブジェクト1512と視覚的に区別されてもよい。例えば、カタログメディアオブジェクト1508の中のテキストオブジェクト1510は、カタログメディアオブジェクト1512の中のテキストオブジェクト1514よりも大きく、または目立って見えてもよい。カタログメディアオブジェクト1508は、カタログメディアオブジェクト1512よりも目立つ色で現れるか、または境界あるいはハイライト領域によって包囲されてもよい。
【0171】
いくつかの実施形態において、壁1522の上のオブジェクト1524、1526、および1528もまた、メディアオブジェクトであってもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1524、1526、および1528は、1つ以上のスポンサと関連付けられる製品の説明図を含んでもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1524、1526、および1528は、1つ以上のスポンサと関連付けられるスローガンまたは特別提供等のテキストを含んでもよい。テキストは、メディアオブジェクト1524、1526、および1528のうちの1つを横断してスクロールする等、動かされてもよく、または静止してもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1524、1526、および1528と関連付けられるスポンサは、各スポンサからの金銭的貢献に基づく関連ランクを有してもよい。関連ランクに基づいて、処理回路306は、メディアオブジェクト1524、1526、および1528が、視聴者から異なる距離に現れるか、または異なるサイズであってもよいように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、場面1500のための画像を生成してもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1524、1526、および1528のうちの1つ以上は、図12A−Dに関して上記で論議される方式で、場面1500内の他のメディアオブジェクトと視覚的に識別されてもよい。
【0172】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1502、1508、1512、1524、1526、および1528のうちの1つ以上は、選択可能であってもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1502、1508、1512、1524、1526、および1528のうちの1つを選択することは、図9A−Bおよび11に関して上記で論議される方式で、スポンサと関連付けられる付加的な情報を表示させてもよい。付加的な情報は、関連スポンサに関する一般情報、または選択されたメディアオブジェクトによって表される製品に関する具体的情報を含んでもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1502、1508、1512、1524、1526、および1528のうちの1つを選択することは、選択されたメディアオブジェクトに関係する双方向アプリケーションを起動してもよい。例えば、関連スポンサのインターネットホームページへのリンクが起動されてもよく、または視聴者が選択されたメディアオブジェクトおよび関連スポンサに関係する品目を購入するために使用することができる、ショッピングアプリケーションが開かれてもよい。
【0173】
いくつかの実施形態において、立体視メディア環境は、チャットルーム環境であってもよい。図16は、本発明の実施形態による、立体チャットルーム環境の例示的な表示画面1600を示す。視聴者は、視聴者が最近見た映画に関して他の視聴者とチャットするために、チャットルームに入ってもよい。チャットルーム表示画面1600は、全てのチャットルーム参加者のコメントを表示してもよい、チャットログ1602を含んでもよい。視聴者のチャットルームユーザ名1604は、ユーザがテキストを入力して他のチャットルーム参加者とコミュニケーションを取ってもよい、メディアオブジェクトであるテキスト入力ボックス1606より上側に表示されてもよい。表示画面1600は、現在のチャットルームユーザのリスト1608を含んでもよい。メディアオブジェクト1610は、ユーザがテキストを入力してもよい、別のメディアオブジェクトであるテキスト入力ボックス1612の中にチャットルームの話題をタイプすることによって、視聴者が別のチャットルームを見つけることを可能にしてもよい。視聴者は、退室メディアオブジェクト1614を選択することによって、チャットルームから退室してもよい。
【0174】
テキスト入力ボックス1606および1612は、視聴者がテキストを入力してもよい領域に視聴者の注意を引き付けるように、表示画面1600の中の他のメディアオブジェクトよりも顕著に表示されてもよい。いくつかの実施形態において、テキスト入力ボックス1606および1612の境界は、表示画面1600の中の他のメディアオブジェクトの線よりも太い線で現れてもよい。いくつかの実施形態において、テキスト入力ボックス1606および1612は、それぞれのランクと関連付けられてもよく、処理回路306は、テキスト入力ボックス1606および1612が他のメディアオブジェクトよりも視聴者に近く見えるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、場面1600のための画像を生成してもよい。
【0175】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1616および1618が、表示画面1600に現れてもよい。メディアオブジェクト1616および1618は、1つ以上のスポンサと関連付けられる広告を含んでもよい。いくつかの実施形態において、広告1616および1618の一方または両方は、チャットルームの話題に関係してもよい。例えば、チャットルームの話題が映画である場合、広告1616は、Fandango(映画の上映時間およびチケットに関する情報を伴うインターネットウェブサイト)と関連付けられてもよく、広告1618は、STARZ(多くの映画を上映する有料チャンネル)と関連付けられてもよい。いくつかの実施形態において、スポンサは、金銭的貢献の量およびチャットルームの話題への関連性のような基準に基づく関連ランクを有してもよい。例えば、STARZが、Fandangoよりも高い金銭的貢献を行ったため、STARZは、Fandangoよりも高くランク付けされてもよい。結果として、処理回路306は、広告1618が広告1616よりも視聴者に近く、または大きく現れるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示1600のための画像を生成してもよい。
【0176】
いくつかの実施形態において、立体視メディア環境は、電子メールクライアントであってもよい。図17は、本発明の実施形態による、立体Eメールクライアント環境の例示的な表示画面1700を示す。表示画面1700は、送信者列1704と、題名列1706とを含んでもよい。種々の送信者1708、1710、1712、1714、1716、および1718の名前が、送信者列1704に現れてもよい。それぞれの送信者1709、1710、1712、1714、および1716に対応する、種々のメッセージの題名1720、1722、1724、1726、1728、および1730が、題名列1706に現れてもよい。視聴者は、対応する送信者またはメッセージの題名を選択し、次いで、メディアオブジェクト1732を選択することによって、電子メッセージを開いてもよい。視聴者は、メディアオブジェクト1734を選択することによって、新しい電子メッセージを作成してもよい。電子メールクライアントを終了するためには、視聴者は、メディアオブジェクト1736を選択してもよい。
【0177】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1732、1734、および1736は、全て視聴者から同じ距離に現れてもよい。他の実施形態において、メディアオブジェクト1732、1734、および1736は、関連ランクを有してもよく、視聴者から異なる距離に現れてもよい。例えば、ユーザは受信したメッセージを見ることに主に関心があるため、メディアオブジェクト1732は、メディアオブジェクト1734および1736よりも高くランク付けされ、視聴者に近く見えてもよい。処理回路306は、メディアオブジェクト1732、1734、および1736が視聴者から適切な相対的距離に現れるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1700のための画像を生成してもよい。いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1732、1734、および1736のうちの1つ以上は、視覚的に区別されてもよい。例えば、メディアオブジェクト1732のテキストおよび境界は、表示画面1700の中で他のメディアオブジェクトのテキストおよび境界よりも目立って見えてもよい。
【0178】
いくつかの実施形態において、ある送信者および対応するメッセージの題名が、表示画面1700の中で他の送信者および対応するメッセージの題名よりも顕著に見えてもよい。例えば、高い重要性を伴って送信されたメッセージに対応する送信者の名前1710およびメッセージの題名1722は、他の送信者の名前およびメッセージの題名よりも視聴者に近く見えてもよい。Amazon.com等のスポンサは、電子メールを介して広告を視聴者に送信してもよく、その名前1716およびメッセージの題名1728を他のスポンサと視覚的に区別させる(例えば、より太い線およびテキストで現れさせる)ように金銭的貢献を行ってもよい。いくつかの実施形態において、着信メッセージは、送信者との視聴者の親密性、件名、および関連スポンサからの金銭的貢献の量等の基準に基づいて、それぞれのランクを割り当てられてもよい。メッセージのランクは、その対応する送信者の名前およびメッセージの題名が立体電子メールクライアント環境内で表示される方法に関係してもよい。処理回路306は、あるメッセージが関連ランクを有すると決定してもよく、メッセージの送信者および題名が視聴者から適切な相対的距離に現れるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1700のための画像を生成してもよい。
【0179】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1738および1740が、表示画面1700に現れてもよい。メディアオブジェクト1738および1740は、1つ以上のスポンサと関連付けられる広告を含んでもよい。いくつかの実施形態において、広告1738および1740の一方または両方は、表示画面1700の中の1つ以上のメッセージの題名と関係してもよい。いくつかの実施形態において、広告1738および1740は、表示画面1700の中のいずれのメッセージの題名にも関係しなくてもよい。いくつかの実施形態において、スポンサは、金銭的貢献の量および表示されたメッセージの題名への関連性のような基準に基づく関連ランクを有してもよい。例えば、広告1738と関連付けられるスポンサが、より高い金銭的貢献を行ったため、広告1738と関連付けられるスポンサは、広告1740と関連付けられるスポンサよりも高くランク付けされてもよい。結果として、処理回路306は、広告1738が広告1740よりも視聴者に近く、または大きく現れるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1700のための画像を生成してもよい。
【0180】
いくつかの実施形態において、立体視メディア環境は、調査環境であってもよい。図18は、本発明の実施形態による、立体調査環境の例示的な表示画面1800を示す。表示画面1800は、調査メディアオブジェクト1802と、ナビゲーションメディアオブジェクト1810、1812、および1814とを含んでもよい。調査の話題は、「映画」であってもよい。調査メディアオブジェクト1802は、映画に関する質問、および視聴者が回答に選択してもよいオプションを含んでもよい。視聴者は、ユーザ入力デバイスを用いて、オプションバブルメディアオブジェクト1804、1806、および1808のうちの1つを選択することによって、質問に応答してもよい。いくつかの実施形態において、オプションバブル1804、1806、および1808は、視聴者の注意を視聴者入力のための領域に引き付けるように、他のメディアオブジェクトよりも表示画面1800の中で顕著に現れてもよい。例えば、オプションバブル1804、1806、および1808は、表示画面1800の中で他のメディアオブジェクトよりも視聴者に近く見えてもよい。
【0181】
ナビゲーションメディアオブジェクト1810の視聴者選択は、視聴者が調査の中の前の質問を見ることを可能にしてもよい。ナビゲーションメディアオブジェクト1812の視聴者選択は、視聴者が調査の中の次の質問を見ることを可能にしてもよい。ナビゲーションメディアオブジェクト1814の視聴者選択は、視聴者が調査を終了することを可能にしてもよい。いくつかの実施形態において、ナビゲーションメディアオブジェクト1810、1812、および1814は、全て視聴者から同じ距離に現れてもよい。いくつかの実施形態において、ナビゲーションメディアオブジェクト1810、1812、および1814は、調査において視聴者がどの程度進捗しているかに応じて、視聴者から異なる距離に現れてもよい。例えば、視聴者が調査の第1の質問にある場合、調査の中にさらに質問があることを視聴者に示すように、ナビゲーションメディアオブジェクト1812は、ナビゲーションメディアオブジェクト1810および1814よりも視聴者に近く見えてもよい。
【0182】
いくつかの実施形態において、メディアオブジェクト1816、1818、1820、および1822が、表示画面1800に現れてもよい。ディアオブジェクト1816、1818、1820、および1822は、1つ以上のスポンサと関連付けられる広告を含んでもよい。いくつかの実施形態において、広告1816、1818、1820、および1822のうちの1つ以上は、調査の話題と関係してもよい。例えば、チャットルームの話題が「映画」である場合、広告1816は、Netflix(映画レンタルサービス)と関連付けられてもよく、広告1818は、Fandango(映画の上映時間およびチケットに関する情報を伴うインターネットウェブサイト)と関連付けられてもよく、広告1822は、視聴者が映画の予告編を見ることができるウェブサイトと関連付けられてもよい。広告1820は、調査会社と関連付けられてもよく、視聴者が、特定の映画に関する、または別の話題に関する調査等の別の調査を行うための動機を提供してもよい。いくつかの実施形態において、スポンサは、金銭的貢献の量および調査の話題への関連性のような基準に基づく関連ランクを有してもよい。例えば、Netflixが、Fandangoよりも高い金銭的貢献を行ったため、Netflixは、Fandangoよりも高くランク付けされてもよい。結果として、処理回路306は、広告1816が広告1818よりも視聴者に近く、または大きく現れるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1800のための画像を生成してもよい。
【0183】
いくつかの実施形態において、立体視メディア環境は、メディアアセットのクレジットであってもよい。図19は、本発明の実施形態による、立体視メディアアセットのクレジットの例示的な表示画面1900を示す。表示画面1900は、キャストメンバーおよび映画の制作に関与した種々の人員と関連付けられるテキストメディアオブジェクトを含んでもよい。表示画面1900の中のいくつかのテキストオブジェクトは、他のテキストオブジェクトよりも顕著に見えてもよい。例えば、テキストオブジェクト1912は、Susan Jonesという女優と関連付けられてもよい。Susan Jonesが他の俳優よりも有名であるため、または彼女が女優として種々の賞を獲得しているため、テキストオブジェクト1912は、表示画面1900の中で他の俳優の名前よりも視聴者に近く見えるか、または太字のテキストで現れてもよい。
【0184】
いくつかの実施形態において、表示画面1900は、Steven Sawyerという映画の監督と関連付けられるテキストオブジェクト1918を含んでもよい。Steven Sawyerがクレジットに記載された誰よりも有名であるか、または多くの賞を獲得しているため、またはSteven Sawyerが映画を監督したという事実が視聴者を強く引き付けるため、テキストオブジェクト1918は、いずれの他のテキストオブジェクトよりも表示画面1900の中で顕著に見えてもよい。例えば、テキストオブジェクト1918は、表示画面1900の中のテキストオブジェクトの全てのうちで、視聴者に最も近く見えるか、または最も太字のテキストを有してもよい。
【0185】
いくつかの実施形態において、表示画面1900は、映画の制作を支援した、Dayton Museum of Natural Historyという組織と関連付けられるテキストオブジェクト1930を含んでもよい。組織は、映画をより現実的にするための専門家の助言を提供したため、または映画がを組織の所有権を使用して撮影されたため、クレジットの中で認識されてもよい。テキストオブジェクト1930は、視聴者の注意を組織の貢献に引き付けるように、他のテキストオブジェクトよりも表示画面1900の中で顕著に見えてもよい。例えば、テキストオブジェクト1930は、表示画面1900の中で他のテキストオブジェクトよりも視聴者に近く見えるか、または太字のテキストで現れてもよい。
【0186】
いくつかの実施形態において、表示画面1900の中のテキストオブジェクトは、映画にとっての名声および重要性のような基準に基づく関連ランクを有してもよい。ランキング基準は、例えば、映画の制作者によって、またはある俳優あるいは監督に対する視聴者の個人的選好によって決定されてもよい。一実施形態において、制作者は、主演俳優と関連付けられるテキストオブジェクトが、あまり知られていない俳優と関連付けられるテキストオブジェクトよりも高くランク付けられるべきであると決定してもよい。結果として、処理回路306は、テキストオブジェクト1912がテキストオブジェクト1914よりも高いランクと関連付けられると決定してもよく、「Susan Jones」という名前が「Michael Walton」という名前よりも視聴者に近く、または大きく現れるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1900のための画像を生成してもよい。
【0187】
いくつかの実施形態において、広告を含むメディアオブジェクトが、表示画面1900に現れてもよい。広告は、1つ以上のスポンサと関連付けられてもよい。いくつかの実施形態において、広告のうちの1つ以上は、映画のジャンルに、または映画一般に関係してもよい。例えば、映画がスーパーヒーローの漫画本に基づく場合、いくつかの広告は、漫画本屋またはアクションフィギュアの製造業者によって後援されてもよい。いくつかの広告はまた、例えば、NetflixおよびFandangoによって後援されてもよい。いくつかの実施形態において、スポンサは、金銭的貢献の量および映画への関連性のような基準に基づく関連ランクを有してもよい。処理回路306は、広告が相対的距離にクレジットに現れるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1900のための画像を生成してもよい。
【0188】
いくつかの実施形態において、表示画面1900の中のメディアオブジェクトのうちの1つ以上は、選択可能であってもよい。例えば、俳優と関連付けられるテキストオブジェクトの視聴者選択は、俳優または俳優の役柄に関する付加的な情報を立体視メディア環境内に現れさせてもよい。付加的な情報はまた、俳優が出演する他の映画または上演を含んでもよい。
【0189】
いくつかの実施形態において、視聴者は、あるメディアアセットを見るリマインダを設定してもよい。図20は、本発明の実施形態による立体視メディア環境内のメディアアセットに対するリマインダの例示的な表示画面2000を示す。表示画面2000は、メディアオブジェクト2002および2004を含んでもよい。メディアオブジェクト2002は、テレビ番組「Heroes」に対するリマインダを含んでもよい。メディアオブジェクト2004は、映画「The Matrix」に対するリマインダを含んでもよい。
【0190】
いくつかの実施形態において、リマインダメディアオブジェクトは、ランクと関連付けられてもよい。ランクは、リマインダと関連付けられるメディアアセットがいつになったら放送されるか、および視聴者がメディアアセットをどの程度気に入っているか等の基準に基づいてもよい。例えば、「Heroes」が「The Matrix」よりも早く放送されるため、リマインダオブジェクト2002は、リマインダオブジェクト2004よりも高いランクと関連付けられてもよい。結果として、処理回路306は、リマインダオブジェクト2002が表示画面2000の中でリマインダオブジェクト2004よりも顕著に現れてもよいように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面2000のための画像を生成してもよい。例えば、リマインダオブジェクト2002は、リマインダオブジェクト2004よりも視聴者に近く見え、大きく見え、または太字のテキストで現れてもよい。
【0191】
図21は、本発明の実施形態による、立体視メディア環境内のメディアオブジェクトのランクおよび顕著度を関係付けるための例示的なフロー図2100である。ステップ2102では、第1のランクを有する第1のメディアオブジェクトが識別されてもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、ユーザ機器デバイスを使用して視聴者によって手動で関連付けられるランクを有する、メディアオブジェクトを識別してもよい。いくつかの実施形態において、処理回路306は、例えば、外部推奨、スポンサ貢献、立体視メディア環境の状態、または暗示あるいは明記された視聴者選好に基づいて、自動的に関連付けられるランクを有する、メディアオブジェクトを識別してもよい。例えば、処理回路306は、アバターの健康状態が良くない場合があるため、1というランクを有する、図13Aに関して上記で論議される集められるオブジェクト1308を識別してもよい。
【0192】
ステップ2104では、第2のランクを有する第2のメディアオブジェクトが識別されてもよい。例えば、処理回路306は、アバターの健康状態が良くないときに武器はあまり重要ではないため、3というランクを有する、図13Aに関して上記で論議される集められるオブジェクト1312を識別してもよい。
【0193】
ステップ2106では、第1のランクが第2のランクよりも高いかどうかが決定される。例えば、処理回路306は、集められるオブジェクト1308と関連付けられる1というランクが、集められるオブジェクト1312と関連付けられる3というランクよりも高いと決定してもよい。ステップ2106で、第1のランクが第2のランクよりも高いと決定された場合、過程はステップ2108へと進む。
【0194】
ステップ2108では、第1のメディアオブジェクトが、第2のメディアオブジェクトよりも顕著に表示させる。例えば、処理回路306は、オブジェクト1308がオブジェクト1312よりも視聴者に近く見えるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1300のための画像を生成してもよい。代替として、オブジェクト1308は、オブジェクト1312よりも目立つ色で現れてもよい。
【0195】
ステップ2106で第1のランクが第2のランクよりも高くないと決定された場合、過程はステップ2110へと進む。ステップ2110では、第2のランクが第1のランクよりも高いかどうかが決定される。例えば、第1のランクは、4という関連ランクを有してもよい、集められるオブジェクト1314と関連付けられてもよく、第2のランクは、3という関連ランクを有してもよい、集められるオブジェクト1312と関連付けられてもよい。処理回路306は、4というランクが3というランクよりも高くないと決定してもよい。ステップ2110で第2のランクが第1のランクよりも高いと決定された場合、過程はステップ2112へと進む。
【0196】
ステップ2112では、第2のメディアオブジェクトが第1のメディアオブジェクトよりも顕著に表示される。例えば、処理回路306は、オブジェクト1312がオブジェクト1314よりも視聴者に近く見えるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1300のための画像を生成してもよい。代替として、オブジェクト1312は、オブジェクト1314よりも目立つ色で現れてもよい。
【0197】
ステップ2110では第2のランクが第1のランクよりも高くないと決定された場合、過程はステップ2114へと進む。ステップ2114では、第1および第2のメディアオブジェクトは、同等の顕著度で表示される。例えば、図13Aの集められるオブジェクトは、マチェーテを表してもよく、2つの武器が同等にアバターの役に立つため、集められるオブジェクト1312と同じランクと関連付けられてもよい。処理回路は、マチェーテを表す集められるオブジェクトが、視聴者から集められるオブジェクト1312と同じ距離に現れるように、表示画面1300のための画像を生成してもよい。
【0198】
図22は、本発明の実施形態による、スポンサ貢献、ランク、および広告の顕著度を関係付けるための例示的なフロー図2200である。ステップ2202では、第1の広告に関係する貢献が、第2の広告に関係する貢献よりも高いかどうかが決定される。例えば、第1の広告は、Fandangoの広告1024であってもよく、第2の広告は、Home Depotの広告1014であってもよく、両方とも図10に関して上記で論議される。広告1024に関係する貢献は、$1500.00であってもよく、広告1014に関係する貢献は、$800.00であってもよい。処理回路306は、広告1024に関係する貢献が広告1014に関係する貢献よりも高いと決定してもよい。ステップ2202で第1の広告に関係する貢献が第2の広告に関係する貢献よりも高いと決定された場合、過程はステップ2204へと進む。
【0199】
ステップ2204では、第1の広告は、第2の広告よりも高くランク付けされる。例えば、処理回路306は、2というランクを広告1024と、3というランクを広告1014と関連付けてもよい。
【0200】
ステップ2206では、第1の広告は、第2の広告よりも顕著に表示される。例えば、処理回路306は、広告1024が広告1014よりも視聴者に近く見えるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1000のための画像を生成してもよい。代替として、広告1024は、広告1014よりも目立つ色で現れてもよい。
【0201】
ステップ2202で第1の広告に関係する貢献が第2の広告に関係する貢献よりも高くないと決定された場合、過程はステップ2208へと進む。ステップ2208では、第2の広告に関係する貢献が第1の広告に関係する貢献よりも高いと決定される。例えば、第1の広告は、Consumer Reportsの広告1016であってもよく、第2の広告は、Home Depotの広告1014であってもよい。広告1016に関係する貢献は、$500.00であってもよく、広告1014に関係する貢献は、$800.00であってもよい。処理回路306は、広告1014に関係する貢献が広告1016に関係する貢献よりも高いと決定してもよい。ステップ2208で第2の広告に関係する貢献が第1の広告に関係する貢献よりも高いと決定された場合、過程はステップ2210へと進む。
【0202】
ステップ2210では、第2の広告は、第1の広告よりも高くランク付けされる。例えば、処理回路306は、3というランクを広告1014と、4というランクを広告1016と関連付けてもよい。
【0203】
ステップ2212では、第2の広告は、第1の広告よりも顕著に表示される。例えば、処理回路306は、広告1014が広告1016よりも視聴者に近く見えるように、図6A−Bに関して上記で説明される手順を使用して、表示画面1000のための画像を生成してもよい。代替として、広告1014は、広告1016よりも目立つ色で現れてもよい。
【0204】
ステップ2208で第2の広告に関係する貢献が第1の広告に関係する貢献よりも高くないと決定された場合、過程はステップ2214へと進む。ステップ2214では、第1および第2の広告は、同じランクを有する。例えば、第1の広告は、Consumer Reportsと関連付けられてもよい。第2の広告は、Netflixという別のスポンサと関連付けられてもよい。Netflixは、Consumer Reportsが行ったのと同じ量である、$500.00の金銭的貢献を行っていてもよい。処理回路306は、Netflixの広告をConsumer Reportsの広告1016と同じランクと関連付けてもよい。
【0205】
ステップ2216では、第1および第2の広告は、同等の顕著度で表示される。例えば、処理回路306は、広告1016が視聴者からNetflix広告と同じ距離に現れるように、表示画面1300のための画像を生成してもよい。
【0206】
いくつかの実施形態において、各メディアアセットは、表示されてもよいメディアアセットと関連付けられるメディアオブジェクトのリストを示す、データ構造を含んでもよい。図23は、本発明の実施形態による、特定の種類のメディアオブジェクトのリストを作成するための例示的なフロー図2300である。ステップ2302では、特定の種類のメディアオブジェクトが識別されてもよい。例えば、処理回路306は、図13Bに関して上記で論議されるメディアオブジェクト1354を、ビデオゲームメディアアセットと関連付けられるメディアオブジェクトとして識別してもよい。具体的には、アバターの家を表すメディアオブジェクト1354は、「場所」という種類のメディアオブジェクトとして識別されてもよい。
【0207】
ステップ2304では、メディアオブジェクトが、特定の種類のメディアオブジェクトのリストに追加されてもよい。例えば、処理回路306は、メディアオブジェクト1354を「場所」という種類のメディアオブジェクトのリストに追加してもよい。
【0208】
ステップ2306では、メディアアセットデータ構造が、同じ種類のメディアオブジェクトについて検索されてもよい。例えば、処理回路306は、他の「場所」という種類のメディアオブジェクトについて、ビデオゲームメディアアセットデータ構造を検索してもよい。別の場合においては、処理回路306は、「俳優」という種類のメディアオブジェクトのリストを作成するときに、「俳優」という種類のメディアオブジェクトについて、映画メディアアセットデータ構造を検索してもよい。
【0209】
ステップ2308では、同じ種類の他のメディアオブジェクトが存在するかどうかが決定されてもよい。例えば、処理回路306によって行われる検索が3つの結果を返すときに、他の「場所」という種類のメディアオブジェクトが存在すると決定されてもよい。処理回路306によって行われる検索が結果を返さないときに、他の「場所」という種類のメディアオブジェクトが存在しないと決定されてもよい。ステップ2308で同じ種類の他のメディアオブジェクトが存在すると決定された場合、過程はステップ2310へと進む。
【0210】
ステップ2308で同じ種類の他のメディアオブジェクトが存在すると決定された場合、過程はステップ2310へと進む。ステップ2310では、同じ種類の別のメディアオブジェクトが識別されてもよい。例えば、他の「場所」という種類のメディアオブジェクトについての処理回路306による検索が、3つの結果を返してもよく、そのうちの1つは、モールを表すメディアオブジェクト1352であってもよい。処理回路306は、メディアオブジェクト1352を別の「場所」という種類のメディアオブジェクトとして識別してもよい。次いで、過程は、折り返してステップ2304に戻る。例えば、メディアオブジェクト1352は、「場所」という種類のメディアオブジェクトのリストに追加されてもよく、過程は、再びステップ2306へと進む。
【0211】
ステップ2308で同じ種類の他のメディアオブジェクトが存在しないと決定された場合、過程はステップ2312へと進む。ステップ2312では、特定の種類のメディアオブジェクトのリストが記憶されてもよい。例えば、ステップ2306で「場所」という種類のメディアオブジェクトについて処理回路306による検索が、リストにまだ追加されていない「場所」という種類のメディアオブジェクトを返さない場合がある。検索結果は、全ての「場所」という種類のメディアオブジェクトがリストに追加されているため、リストが、例えば、記憶装置308に記憶されてもよいことを示す。
【0212】
図24は、本発明の実施形態による、特定の種類のメディアオブジェクトのランク付きリストを作成するための例示的なフロー図2400である。ステップ2402では、特定の種類のメディアオブジェクトのリストが読み出されてもよい。例えば、処理回路306は、図23に関して上記で説明される過程によって作成される、「場所」という種類のメディアオブジェクトのリストを読み出してもよい。具体的には、読み出されたリストは、順序不同に「場所」という種類のメディアオブジェクトを含んでもよい。
【0213】
ステップ2404では、読み出されたリストの中のメディアオブジェクトの種類に適用できる所定の基準が存在するかどうかが決定されてもよい。例えば、処理回路306は、ビデオゲームの中のアバターにとってのそれらの顕著に従って、「場所」という種類のメディアオブジェクトが評価されてもよいかどうかを決定してもよい。代替として、処理回路306は、読み出されたリストの中のメディアオブジェクトの種類を決定するための基準が見つからないか、または利用可能ではないと決定してもよく、それは、処理回路306の観点から、そのような基準が存在しないと決定することと同等である。ステップ2404で適用できる所定の基準が存在しないと決定された場合、過程はステップ2406へと進む。
【0214】
ステップ2406では、リストの中のメディアオブジェクトが、以前に決定された構成に従って、視聴者から既定の距離に現れると決定されてもよい。例えば、処理回路306は、適用できる基準がないメディアオブジェクトが、視聴者から同じ事前設定された距離に表示されると決定してもよい。代替として、処理回路306は、視聴者からの各メディアオブジェクトが現れるための距離を無作為に生成してもよい。
【0215】
ステップ2408では、以前に決定された構成に従った表示画面のための画像が決定されてもよい。例えば、視聴者が立体視光学デバイスを使用して画像を見るときに、メディアオブジェクトが視聴者から適切な距離に現れるように、処理回路306は、視聴者の左眼のための第1の画像および視聴者の右眼のための第2の画像を生成してもよい。
【0216】
ステップ2404で適用できる所定の基準が存在すると決定された場合、過程はステップ2410へと進む。ステップ2410では、リストの中のメディアオブジェクトに適用できる基準が識別されてもよい。例えば、処理回路306は、「現在の状況でのアバターにとっての重要性」を「場所」という種類のメディアオブジェクトを評価するための基準として識別してもよい。
【0217】
ステップ2412では、ポインタがリストの中の第1のメディアオブジェクトに設定されてもよい。例えば、リストが、家、レストラン、サロン、およびモールといった「場所」という種類のメディアオブジェクトを、その順番で含む場合、処理回路306は、ポインタを家に設定してもよい。
【0218】
ステップ2414では、ポインタにおけるメディアオブジェクトは、適用できる基準に従って評価されてもよい。例えば、処理回路306は、アバターの現在の状況で、家に帰ることがアバターにとってどの程度重要であるかを決定してもよい。
【0219】
ステップ2416では、ポインタにおけるメディアオブジェクトは、基準に従って、ポインタの前の他のメディアオブジェクトと比較されてもよい。例えば、リストが、家、レストラン、サロン、およびモールといったメディアオブジェクトを、その順番で含み、ポインタがサロンにある場合、処理回路306は、家およびレストランの顕著に対するアバターにとってのサロンの重要性を評価してもよい。ポインタが家にある場合、処理回路306は、家の前に他のメディアオブジェクトがないため、家がリストの中で最も重要なメディアオブジェクトであると決定してもよい。
【0220】
ステップ2418では、ポインタの前の他のメディアオブジェクトに対するポインタにおけるメディアオブジェクトのランクが決定されてもよい。例えば、ポインタが家にあり、家がリストの中の第1のメディアオブジェクトである場合、家の前にリストの中の他のメディアオブジェクトがないため、処理回路306は、1というランクを家と関連付けてもよい。ポインタがレストランにあり、レストランに行くことが家に帰ることほどアバターにとって重要ではない場合、処理回路306は、2というランクをレンストランと関連付け、家との1という関連ランクを保ってもよい。
【0221】
ステップ2420では、ポインタにおけるメディアオブジェクトのランクが、ポインタの前のメディアオブジェクトのランクよりも高いかどうかが決定されてもよい。例えば、ポインタがレストランにある場合、処理回路306は、レストランが家よりも低くランク付けられるべきであると決定してもよいため、ポインタにおけるメディアオブジェクトのランクは、ポインタの前のメディアオブジェクトのランクよりも高くない。ポインタがサロンにあり、処理回路306がステップ2416で、サロンがレストランよりも高いが家よりも低くランク付けされるべきであると決定した場合、処理回路306は、ポインタにおけるメディアオブジェクトのランクが、ポインタの前のメディアオブジェクトのランクよりも高いと決定してもよい。ステップ2420で、ポインタにおけるメディアオブジェクトのランクが、ポインタの前のメディアオブジェクトのいずれのランクよりも高くないと決定された場合、過程は直接ステップ2426へと進む。ステップ2420で、ポインタにおけるメディアオブジェクトのランクが、ポインタの前のメディアオブジェクトのランクよりも高いと決定された場合、過程は最初に、ステップ2426の前にステップ2422および2424へと進む。
【0222】
ステップ2422では、ポインタにおけるメディアオブジェクトのランクよりも低いランクを有する、ポインタよりも上側の全てのメディアオブジェクトが識別されてもよい。例えば、ポインタがサロンにある場合、処理回路306は、レストランのランクがサロンのランクよりも低いと決定してもよい。
【0223】
ステップ2424では、ステップ2422において上記で識別される各メディアオブジェクトの関連ランクが、1だけ増加させられてもよい。例えば、ポインタがサロンにある場合、家およびレストランのランクは、それぞれ1および2であってもよい。しかしながら、サロンがレストランよりも高くランク付けされるべきであるため、処理回路306は、2というランクをサロンと関連付け、レストランのランクが3となるように、レストランのランクを1だけ増加させてもよい。
【0224】
ステップ2426では、ポインタより下側にメディアオブジェクトがあるかどうかが決定されてもよい。例えば、ポインタが家にある場合、処理回路306は、ポインタより下側にメディアオブジェクトがあること、および評価されるべきメディアオブジェクトがさらにあることを決定してもよい。ポインタがモールにあり、モールがリストの中の最後のメディアオブジェクトである場合、処理回路306は、ポインタより下側にメディアオブジェクトがないこと、および評価されるべきメディアオブジェクトがないことを決定してもよい。ステップ2426でポインタの後にメディアオブジェクトがあると決定された場合、過程はステップ2428へと進む。
【0225】
ステップ2428では、ポインタは、リストの中の次のメディアオブジェクトへと前進させられてもよい。例えば、ポインタが家にあった場合、処理回路306は、ポインタをレストランへ移動させてもよい。ステップ2428の後、過程は折り返して2414に戻る。例えば、処理回路306は、適用できる基準を使用してレストランを評価し、家で使用される同じ手順に従ってもよい。
【0226】
ステップ2426でポインタの後にメディアオブジェクトがないと決定された場合、過程はステップ2430へと進む。ステップ2430では、メディアオブジェクトのリストが、ランクに従って順序付け直されてもよい。例えば、家、レストラン、サロン、およびモールが、それぞれ、ランク2、4、3、および1と関連付けられている場合、処理回路306は、第1のメディアオブジェクトがモールであり、その後に家、サロン、およびレストランが続くように、リストを順序付け直してもよい。
【0227】
ステップ2432では、メディアオブジェクトのランク付きリストが記憶される。例えば、「場所」という種類のメディアオブジェクトのランク付きリストが、記憶装置308に記憶されてもよい。
【0228】
図25は、本発明の実施形態による、ランクに基づいてメディアオブジェクトをそれぞれの視距離と関連付けるための例示的なフロー図2500である。ステップ2502では、特定の種類のメディアオブジェクトのランク付きリストが読み出されてもよい。例えば、処理回路306は、図24に関して上記で説明される過程によって作成される、「場所」という種類のメディアオブジェクトのリストを読み出してもよい。具体的には、読み出されたリストは、モール、家、サロン、およびレストランといった「場所」という種類のメディアオブジェクトを、その順番で含んでもよい。
【0229】
ステップ2504では、読み出されたランク付きリストの中のメディアオブジェクトの数が決定されてもよい。例えば、処理回路306は、「場所」という種類のメディアオブジェクトのランク付きリストの中のメディアオブジェクトの数が4であると決定してもよい。
【0230】
ステップ2506では、表示されるメディアオブジェクトの最大数が決定されてもよい。例えば、処理回路306は、3つだけのメディアオブジェクトが決定されても良いと決定してもよい。
【0231】
ステップ2508では、リストの中のメディアオブジェクトの数が、表示されるメディアオブジェクトの最大数を超えるかどうかが決定されてもよい。例えば、処理回路306は、4である、「場所」という種類のメディアオブジェクトの数が、3である、表示することができるオブジェクトの数を超えると決定してもよい。代替として、最大で5つのメディアオブジェクトを表示することができる場合、処理回路306は、「場所」という種類のメディアオブジェクトの数が、表示することができるメディアオブジェクトの最大数を超えないと決定してもよい。ステップ2508で、リストの中のメディアオブジェクトの数が、表示されるメディアオブジェクトの最大数を超えないと決定された場合、過程は直接ステップ2512へと進む。ステップ2508で、リストの中のメディアオブジェクトの数が、表示されるメディアオブジェクトの最大数を超えると決定された場合、過程は最初に、ステップ2512の前にステップ2510へと進む。
【0232】
ステップ2510では、リストは、表示されるメディアオブジェクトの最大数に等しいメディアオブジェクトの数のみを含むように切り詰められてもよい。例えば、処理回路306は、表示することができる最大数に等しい最高ランクのメディアオブジェクトの数だけ残して、リストから最低ランクのメディアオブジェクトを排除してもよい。具体的には、処理回路306は、モール、家、およびサロンのみを含むように、「場所」という種類のメディアオブジェクトのランク付きリストを切り詰めてもよい。
【0233】
ステップ2512では、ポインタは、リストの中の第1のメディアオブジェクトに設定されてもよい。例えば、ランク付きリストが、モール、家、サロン、およびレストランといった「場所」という種類のメディアオブジェクトを、その順番で含む場合、処理回路306は、ポインタをモールに設定してもよい。
【0234】
ステップ2514では、ポインタにおけるメディアオブジェクトのランクが読み出されてもよい。例えば、ポインタがモールにある場合、処理回路306は、記憶装置308から1というランクを読み出してもよい。
【0235】
ステップ2516では、ポインタの前の他のメディアオブジェクトが、ポインタにおけるメディアオブジェクトと同じランクを有するかどうかが決定されてもよい。例えば、ポインタが家にある場合、処理回路306は、家と関連付けられる1というランクを読み出し、家がモールと同じランクを有すると決定してもよい。ポインタがサロンにある場合、処理回路は、サロンの前のいずれの他のメディアオブジェクトも、2である、サロンと同じ関連ランクを持たないと決定してもよい。ステップ2516で、ポインタの前の他のメディアオブジェクトが、ポインタにおけるメディアオブジェクトと同じランクを有すると決定された場合、過程は、ステップ2522の前にステップ2518へと進む。ステップ2516で、ポインタの前の他のメディアオブジェクトが、ポインタにおけるメディアオブジェクトと同じランクを持たないと決定された場合、過程は、ステップ2522の前にステップ2520へと進む。
【0236】
ステップ2518では、ポインタにおけるメディアオブジェクトが、同じランクを有する他のメディアオブジェクトと同じ視距離と関連付けられてもよい。例えば、ポインタが家にあり、モールおよび家の両方が1という関連ランクを有する場合、処理回路306は、家がモールと同じ視距離と関連付けられるべきと決定してもよい。具体的には、モールおよび家は、立体ビデオゲーム環境表示の中で視聴者から同じ距離に現れるべきである。
【0237】
ステップ2520では、ポインタにおけるメディアオブジェクトは、ポインタの前のメディアオブジェクトの視距離よりも視聴者から遠い視距離と関連付けられてもよい。例えば、ポインタがサロンにある場合、サロンの前のいずれの他のメディアオブジェクトも、サロンと同じランクを持たないため、処理回路306は、サロンを、モールおよび家と関連付けられる視距離よりも視聴者から遠い視距離と関連付けてもよい。具体的には、サロンは、立体ビデオゲーム環境表示の中で視聴者からより遠く見えるべきである。
【0238】
ステップ2522では、ポインタより下側にメディアオブジェクトがあるかどうかが決定されてもよい。例えば、ポインタが家にある場合、処理回路306は、ポインタより下側にメディアオブジェクトがあること、およびそれぞれの視距離と関連付けられるべきメディアオブジェクトがさらにあることを決定してもよい。リストが3つの御メディアオブジェクトに切り詰められ、ポインタがサロンにある場合、処理回路306は、ポインタより下側にメディアオブジェクトがないこと、およびリストの中の全てのメディアオブジェクトがそれぞれの関連する視距離を有することを決定してもよい。ステップ2522でポインタの後にメディアオブジェクトがあると決定された場合、過程はステップ2524へと進む。
【0239】
ステップ2524では、ポインタは、リストの中の次のメディアオブジェクトへと前進させられてもよい。例えば、ポインタが家にあった場合、処理回路306は、ポインタをサロンへ移動させてもよい。ステップ2524の後、過程は折り返して2514に戻る。例えば、処理回路306は、好適な視距離をサロンと関連付けるように、家で使用される同じ手順に従ってもよい。
【0240】
ステップ2522で、ポインタの後にメディアオブジェクトがないと決定された場合、過程はステップ2526へと進む。ステップ2526では、メディアオブジェクトが視聴者から適切な視距離に現れるように、表示画面のための画像が生成されてもよい。例えば、視聴者が立体視光学デバイスを使用して画像を見るときに、モールおよび家が視聴者から同じ距離に現れ、サロンがモールおよび家よりも視聴者から遠くに見えるように、処理回路306は、視聴者の左眼のための第1の画像および視聴者の右眼のための第2の画像を生成してもよい。
【0241】
図21−25のフロー図の上記のステップは、図で示され、説明された順番および順序に限定されない、任意の順番および順序で実行または実施されてもよいことを理解されたい。また、図21−25のフロー図の上記のステップのうちのいくつかは、待ち時間および処理時間を削減するように、適切な場合、実質的に同ときに、または並行して実行または実施されてもよい。
【0242】
本発明の上記の実施形態は、限定ではなく例示の目的で提示され、本発明は、以下の請求項のみによって限定される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メディアオブジェクトランクに従って、立体視メディア環境内のメディアオブジェクトを視聴者に表示するための方法であって、該方法は、
表示されるべき第1および第2のメディアオブジェクトを識別することと、
所定の基準に基づいて、該第1のメディアオブジェクトが該第2のメディアオブジェクトよりも顕著に3次元空間の中に表示されるべきことを決定することであって、該決定することは、第1のランクが該第1のメディアオブジェクトと関連付けられ、該第1のランクよりも低い第2のランクが該第2のメディアオブジェクトと関連付けられることを可能にする、ことと、
該第1および第2のメディアオブジェクトをそれぞれの第1および第2のランクに対応するそれぞれの第1および第2の距離と関連付けることであって、それにより、該第1および第2のメディアオブジェクトが立体視光学デバイスを使用して見られるときに、該第1および第2のメディアオブジェクトが、3次元空間の中に該それぞれの第1および第2の距離に現れると知覚され、該第1の距離は、該第2の距離よりも該視聴者に近いと該視聴者によって知覚される、ことと
を含む、方法。
【請求項2】
表示画面を有するユーザ機器デバイスを使用して、前記第1のメディアオブジェクトを表示することであって、
該第1のメディアオブジェクトは、前記立体視光学デバイスを使用して見られるときに第1の平面の中に現れ、
該第1の平面は、前記視聴者から前記第1の距離にある第1の場所において該表示画面に垂直な軸と交差すると知覚される、ことと、
該ユーザ機器デバイスを使用して、前記第2のメディアオブジェクトを表示することであって、
該第2のメディアオブジェクトは、該立体視光学デバイスを使用して見られるときに第2の平面の中に現れ、
該第2の平面は、前記第2の距離にある第2の場所において該軸と交差すると知覚され、該第2の距離は、該第1の距離よりも該視聴者から遠い、ことと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、選択可能なメディアオブジェクトである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1および第2のメディアオブジェクトのうちの少なくとも1つの視聴者選択を受信することと、
該少なくとも1つの選択されたメディアオブジェクトに関する付加的な情報を表示することと
をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のメディアオブジェクトは、前記第2のメディアオブジェクトよりも前記立体視メディア環境の中に顕著に見える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のメディアオブジェクトを他のメディアオブジェクトから視覚的に区別することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記視覚的に区別することは、前記第1のメディアオブジェクトを繰り返し点滅させることと、該第1のメディアオブジェクトをハイライト領域の中に表示することと、該第1のメディアオブジェクトの周囲に境界を表示することと、該第1のメディアオブジェクトの背後に点滅背景を表示することと、該第1のメディアオブジェクトを他のメディアオブジェクトよりも鮮やかな色で表示することと、該第1のメディアオブジェクトの中に太字テキストを表示すること、該第1のメディアオブジェクトを動画化することと、前記視聴者の注意を該第1のメディアオブジェクトに方向付けるメッセージを表示することとから成る群より選択される技術を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記立体視メディア環境は、立体視メディアガイダンスアプリケーションである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、それぞれの第1および第2のメディア一覧を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記メディア一覧は、テレビ番組、映画、有料番組、オンデマンド番組、音楽ビデオ、楽曲、購入するための品目、インターネットウェブサイト、広告、ショッピングアプリケーション、およびビデオゲームから成る群より選択される複数のメディアアセットを表す、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第1および第2のメディア一覧は、視聴者プロファイルとの適合性、消費者擁護団体からの称賛、および他の視聴者の間での人気から成る群より選択される基準に基づく、それぞれの第1および第2のメディアアセットの推奨である、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記第1および第2のランクは、前記第1および第2のメディアアセットが前記選択された基準をどの程度よく満たすかに関係する、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記立体視メディア環境は、ビデオゲーム環境である、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、アバターのためのそれぞれの第1および第2の集められるオブジェクトであり、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の集められるオブジェクトが該アバターにとってどの程度重要であるかに関係し、
該集められるオブジェクトは、弾薬、ツール、特殊能力、健康、食料、通貨、衣類、アクセサリ、および追加の生命から成る群より選択される、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、アバターがナビゲートするべきである、それぞれの第1および第2の場所を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の場所が該アバターにとってどの程度重要であるかに関係する、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、第1および第2の警告を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の警告がどの程度緊急であるかに関係する、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記立体視メディア環境は、メディアアセットからの場面を含み、該メディアアセットは、テレビ番組、映画、有料番組、オンデマンド番組、音楽ビデオ、インターネットウェブサイト、広告、ショッピングアプリケーション、およびビデオゲームから成る群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記第1のメディアオブジェクトは、第1のスポンサからの第1の金銭的貢献に関係する第1の場面オブジェクトとして前記場面に現れ、
前記第2のメディアオブジェクトは、第2のスポンサからの第2の金銭的貢献に関係する第2の場面オブジェクトとして該場面に現れ、
該第1および第2のランクは、該第1および第2の金銭的貢献の量に関係する、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記立体視メディア環境は、チャットルーム、電子メールクライアント、および調査のうちの1つから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、前記視聴者に対するそれぞれの第1および第2のメッセージを含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のメッセージが該視聴者にとって優先順位がどの程度高いかに関係する、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、視聴者入力のための領域を含む、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、それぞれの第1および第2のアイコンを含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のアイコンが前記視聴者にとってどの程度有用であるかに関係する、請求項19に記載の方法。
【請求項23】
前記立体視メディア環境内にテキストを表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、前記表示されるテキストに関係するそれぞれの第1および第2の画像を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の画像が該表示されるテキストにどのように関連するかに関係する、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、表示されるテキストを含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のメディアオブジェクトの中に該表示されるテキストがどの程度顕著に見えるかに関係する、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、前記立体視メディア環境内にナビゲートするためのそれぞれの第1および第2の命令を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の命令が前記視聴者にとってどの程度有用であるかに関係する、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
前記立体視メディア環境は、メディアアセットに対するクレジットを含み、該メディアアセットは、テレビ番組、映画、有料番組、オンデマンド番組、音楽ビデオ、楽曲、インターネットウェブサイト、広告、ショッピングアプリケーション、およびビデオゲームから成る群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項28】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、それぞれの第1および第2の名前を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の名前が前記メディアアセットにとってどの程度重要であるかに関係する、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、メディアアセットに関係するそれぞれの第1および第2のリマインダであり、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のリマインダがどの程度緊急であるかに関係する、請求項1に記載の方法。
【請求項30】
メディアオブジェクトランクに従って、立体視メディア環境内の広告を視聴者に表示するための方法であって、該方法は、
表示されるべき第1および第2の広告を識別することと、
所定の基準に基づいて、該第1の広告が該第2の広告よりも顕著に3次元空間の中に表示されるべきことを決定することであって、該決定することは、第1のランクが該第1の広告と関連付けられ、該第1のランクよりも低い第2のランクが該第2の広告と関連付けられることを可能にする、ことと
表示画面を有するユーザ機器デバイスを使用して、該第1の広告を表示することであって、
該第1の広告は、立体視光学デバイスを使用して見られるときに第1の平面の中に現れ、
該第1の平面は、第1の場所において該表示画面に垂直な軸と交差し、
該第1の場所は、該視聴者から第1の距離にあり、該第1の距離は、該第1のランクに対応する、ことと、
該ユーザ機器デバイスを使用して、該第2の広告を表示することであって、
該第2の広告は、該立体視光学デバイスを使用して見られるときに第2の平面の中に現れると知覚され、
該第2の平面は、該第2のランクに対応する第2の距離にある第2の場所において該軸と交差し、
該第1の距離は、該第2の距離よりも該視聴者に近いと該視聴者によって知覚される、ことと
を含む、方法。
【請求項31】
前記第1および第2の広告は、選択可能である、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記第1および第2の広告のうちの少なくとも1つの視聴者選択を受信することと、
前記少なくとも1つの選択された広告に関する付加的な情報を表示することと
をさらに含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記第1および第2の広告は、第1のスポンサに対応する、請求項30に記載の方法。
【請求項34】
前記第1および第2のランクは、前記第1および第2の広告に対する前記第1のスポンサから受信されるそれぞれの貢献に関係する、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記第1の広告は、第1のスポンサに対応し、前記第2の広告は、該第1のスポンサとは異なる第2のスポンサに対応する、請求項30に記載の方法。
【請求項36】
前記第1のランクは、前記第1のスポンサから受信される第1の金銭的貢献に関係し、
前記第2のランクは、前記第2のスポンサから受信される第2の金銭的貢献に関係する、
請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記立体視メディア環境は、立体視メディアガイダンスアプリケーションである、請求項30に記載の方法。
【請求項38】
前記第1の広告は、前記第2の広告よりも前記立体視メディア環境の中に顕著に見える、請求項30に記載の方法。
【請求項39】
メディアオブジェクトランクに従って、立体視メディア環境内のメディアオブジェクトを視聴者に表示するためのシステムであって、該システムは、処理回路を含み、該処理回路は、
表示されるべき第1および第2のメディアオブジェクトを識別することと、
所定の基準に基づいて、該第1のメディアオブジェクトが該第2のメディアオブジェクトよりも顕著に3次元空間の中に表示されるべきことを決定することであって、該決定することは、第1のランクが該第1のメディアオブジェクトと関連付けられ、該第1のランクよりも低い第2のランクが該第2のメディアオブジェクトと関連付けられる、ことと、
該第1および第2のメディアオブジェクトをそれぞれの第1および第2のランクに対応するそれぞれの第1および第2の距離と関連付けることであって、それにより、該第1および第2のメディアオブジェクトが、立体視光学デバイスを使用して見られるときに、該第1および第2のメディアオブジェクトが、3次元空間の中に該それぞれの第1および第2の距離に現れると知覚され、該第1の距離は、該第2の距離よりも該視聴者に近いと該視聴者によって知覚される、ことと
を行うように構成される、システム。
【請求項40】
垂直軸を有する表示画面をさらに含み、
前記処理回路は、
該表示画面上に前記第1のメディアオブジェクトを表示することであって、
該第1のメディアオブジェクトは、前記立体視光学デバイスを使用して見られるときに第1の平面の中に現れ、
該第1の平面は、前記視聴者から前記第1の距離にある第1の場所において前記軸と交差すると知覚される、ことと、
該表示画面上に前記第2のメディアオブジェクトを表示することであって、
該第2のメディアオブジェクトは、該立体視光学デバイスを使用して見られるときに第2の平面の中に現れ、
該第2の平面は、前記第2の距離にある第2の場所において該軸と交差すると知覚され、該第2の距離は、該第1の距離よりも該視聴者から遠い、ことと
を行うように構成される、請求項39に記載のシステム。
【請求項41】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、選択可能なメディアオブジェクトである、請求項39に記載のシステム。
【請求項42】
前記処理回路は、
前記第1および第2のメディアオブジェクトのうちの少なくとも1つについての視聴者選択を受信することと、
該少なくとも1つの選択されたメディアオブジェクトに関する付加的な情報を表示することと
を行うようにさらに構成される、請求項41に記載のシステム。
【請求項43】
前記第1のメディアオブジェクトは、前記第2のメディアオブジェクトよりも前記立体視メディア環境の中に顕著に見える、請求項39に記載のシステム。
【請求項44】
前記処理回路は、前記第1のメディアオブジェクトを他のメディアオブジェクトから視覚的に区別するようにさらに構成される、請求項39に記載のシステム。
【請求項45】
前記視覚的に区別することは、前記第1のメディアオブジェクトを繰り返し点滅させることと、ハイライト領域の中に該第1のメディアオブジェクトを表示することと、該第1のメディアオブジェクトの周囲に境界を表示することと、該第1のメディアオブジェクトの背後に点滅背景を表示することと、該第1のメディアオブジェクトを他のメディアオブジェクトよりも鮮やかな色で表示することと、該第1のメディアオブジェクトの中に太字テキストを表示することと、該第1のメディアオブジェクトを動画化することと、前記視聴者の注意を該第1のメディアオブジェクトに方向付けるメッセージを表示することとから成る群より選択される技術を含む、請求項44に記載のシステム。
【請求項46】
前記立体視メディア環境は、立体視メディアガイダンスアプリケーションである、請求項39に記載のシステム。
【請求項47】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、それぞれの第1および第2のメディア一覧を含む、請求項46に記載のシステム。
【請求項48】
前記メディア一覧は、テレビ番組、映画、有料番組、オンデマンド番組、音楽ビデオ、楽曲、購入するための品目、インターネットウェブサイト、広告、ショッピングアプリケーション、およびビデオゲームから成る群より選択される複数のメディアアセットを表す、請求項47に記載のシステム。
【請求項49】
前記第1および第2のメディア一覧は、基準に基づくそれぞれの第1および第2のメディアアセットの推奨であり、該基準は、視聴者プロファイルとの適合性、消費者擁護団体からの称賛、および他の視聴者の間での人気から成る群より選択される、請求項47に記載のシステム。
【請求項50】
前記第1および第2のランクは、前記第1および第2のメディアアセットが前記選択された基準をどの程度よく満たすかに関係する、請求項49に記載のシステム。
【請求項51】
前記立体視メディア環境は、ビデオゲーム環境である、請求項39に記載のシステム。
【請求項52】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、アバターのためのそれぞれの第1および第2の集められるオブジェクトであり、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の集められるオブジェクトが該アバターにとってどの程度重要であるかに関係し、
該集められるオブジェクトは、弾薬、ツール、特殊能力、健康、食料、通貨、衣類、アクセサリ、および追加の生命から成る群より選択される、請求項51に記載のシステム。
【請求項53】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、アバターがナビゲートするべきであるそれぞれの第1および第2の場所を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の場所が該アバターにとってどの程度重要であるかに関係する、請求項51に記載のシステム。
【請求項54】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、第1および第2の警告を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の警告がどの程度緊急であるかに関係する、請求項51に記載のシステム。
【請求項55】
前記立体視メディア環境は、メディアアセットからの場面を含み、該メディアアセットは、テレビ番組、映画、有料番組、オンデマンド番組、音楽ビデオ、インターネットウェブサイト、広告、ショッピングアプリケーション、およびビデオゲームから成る群より選択される、請求項39に記載のシステム。
【請求項56】
前記第1のメディアオブジェクトは、第1のスポンサからの第1の金銭的貢献に関係する第1の場面オブジェクトとして前記場面に現れ、
前記第2のメディアオブジェクトは、第2のスポンサからの第2の金銭的貢献に関係する第2の場面オブジェクトとして該場面に現れ、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の金銭的貢献の量に関係する、請求項55に記載のシステム。
【請求項57】
前記立体視メディア環境は、チャットルーム、電子メールクライアント、および調査のうちの1つから選択される、請求項39に記載のシステム。
【請求項58】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、前記視聴者に対するそれぞれの第1および第2のメッセージを含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のメッセージが該視聴者にとって優先順位がどの程度高いかに関係する、請求項57に記載のシステム。
【請求項59】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、視聴者入力のための領域を含む、請求項57に記載のシステム。
【請求項60】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、それぞれの第1および第2のアイコンを含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のアイコンが前記視聴者にとってどの程度有用であるかに関係する、請求項57に記載のシステム。
【請求項61】
前記処理回路は、前記立体視メディア環境の中にテキストを表示するようにさらに構成される、請求項39に記載のシステム。
【請求項62】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、前記表示されるテキストに関係するそれぞれの第1および第2の画像を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の画像が該表示されるテキストにどのように関連するかに関係する、請求項61に記載のシステム。
【請求項63】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、表示されるテキストを含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のメディアオブジェクトの中に該表示されるテキストがどの程度顕著に見えるかに関係する、請求項61に記載のシステム。
【請求項64】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、前記立体視メディア環境内においてナビゲートするためのそれぞれの第1および第2の命令を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の命令が前記視聴者にとってどの程度有用であるかに関係する、請求項39に記載のシステム。
【請求項65】
前記立体視メディア環境は、メディアアセットのクレジットを含み、該メディアアセットは、テレビ番組、映画、有料番組、オンデマンド番組、音楽ビデオ、楽曲、インターネットウェブサイト、広告、ショッピングアプリケーション、およびビデオゲームから成る群より選択される、請求項39に記載のシステム。
【請求項66】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、それぞれの第1および第2の名前を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の名前が前記メディアアセットにとってどの程度重要であるかに関係する、請求項65に記載のシステム。
【請求項67】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、メディアアセットに関係するそれぞれの第1および第2のリマインダであり、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のリマインダがどの程度緊急であるかに関係する、請求項39に記載のシステム。
【請求項68】
メディアオブジェクトランクに従って、立体視メディア環境の中の広告を視聴者に表示するためのシステムであって、該システムは、
垂直軸を有する表示画面と、
処理回路と
を含み、該処理回路は、
表示されるべき第1および第2の広告を識別することと、
所定の基準に基づいて、該第1の広告が該第2の広告よりも顕著に3次元空間の中に表示されるべきことを決定することであって、該決定することは、第1のランクが該第1の広告と関連付けられ、該第1のランクよりも低い第2のランクが該第2の広告と関連付けられることを可能にする、ことと、
該第1の広告を表示することであって、
該第1の広告は、立体視光学デバイスを使用して見られるときに第1の平面の中に現れると知覚され、
該第1の平面は、第1の場所において軸と交差し、
該第1の場所は、該視聴者から第1の距離にあり、該第1の距離は、該第1のランクに対応する、ことと、
ユーザ機器デバイスを使用して該第2の広告を表示することであって、
該第2の広告は、該立体視光学デバイスを使用して見られるときに第2の平面の中に現れると知覚され、
該第2の平面は、該第2のランクに対応する第2の距離にある第2の場所において該軸と交差し、
該第1の距離は、該第2の距離よりも該視聴者に近いと該視聴者によって知覚される、ことと
を行うように構成される、システム。
【請求項69】
前記第1および第2の広告は、選択可能である、請求項68に記載のシステム。
【請求項70】
前記処理回路は、
前記第1および第2の広告のうちの少なくとも1つの視聴者選択を受信することと、
該少なくとも1つの選択された広告に関する付加的な情報を表示することと
を行うようにさらに構成される、請求項69に記載のシステム。
【請求項71】
前記第1および第2の広告は、第1のスポンサに対応する、請求項68に記載のシステム。
【請求項72】
前記第1および第2のランクは、前記第1および第2の広告に対する前記第1のスポンサから受信されるそれぞれの貢献に関係する、請求項71に記載のシステム。
【請求項73】
前記第1の広告は、第1のスポンサに対応し、前記第2の広告は、該第1のスポンサとは異なる第2のスポンサに対応する、請求項68に記載のシステム。
【請求項74】
前記第1のランクは、前記第1のスポンサから受信される第1の金銭的貢献に関係し、
前記第2のランクは、前記第2のスポンサから受信される第2の金銭的貢献に関係する、請求項73に記載のシステム。
【請求項75】
前記立体視メディア環境は、立体視メディアガイダンスアプリケーションである、請求項68に記載のシステム。
【請求項76】
前記第1の広告は、前記第2の広告よりも前記立体視メディア環境の中に顕著に見える、請求項68に記載のシステム。
【請求項77】
メディアオブジェクトランクに従って、立体視メディア環境の中のメディアオブジェクトを視聴者に表示するためのシステムであって、該システムは、
表示されるべき第1および第2のメディアオブジェクトを識別するための手段と、
所定の基準に基づいて、該第1のメディアオブジェクトが該第2のメディアオブジェクトよりも顕著に3次元空間の中に表示されるべきことを決定するための手段であって、該決定することは、第1のランクが該第1のメディアオブジェクトと関連付けられ、該第1のランクよりも低い第2のランクが該第2のメディアオブジェクトと関連付けられることを可能にする、手段と、
該第1および第2のメディアオブジェクトを該それぞれの第1および第2のランクに対応するそれぞれの第1および第2の距離と関連付けるための手段であって、該関連付けることにより、該第1および第2のメディアオブジェクトが、立体視光学デバイスを使用して見られるときに、該第1および第2のメディアオブジェクトが、3次元空間の中にそれぞれの第1および第2の距離に現れると知覚され、該第1の距離は、該第2の距離よりも該視聴者に近いと該視聴者によって知覚される、手段と
を含む、システム。
【請求項78】
表示画面を有するユーザ機器デバイスを使用して、前記第1のメディアオブジェクトを表示するための手段であって、
該第1のメディアオブジェクトは、前記立体視光学デバイスを使用して見られるときに第1の平面の中に現れ、
該第1の平面は、前記視聴者から前記第1の距離にある第1の場所において該表示画面に垂直な軸と交差すると知覚される、手段と、
該ユーザ機器デバイスを使用して、前記第2のメディアオブジェクトを表示するための手段であって、
該第2のメディアオブジェクトは、該立体視光学デバイスを使用して見られるときに第2の平面の中に現れ、
該第2の平面は、前記第2の距離にある第2の場所において該軸と交差すると知覚され、該第2の距離は、該第1の距離よりも該視聴者から遠い、手段と
をさらに含む、請求項77に記載のシステム。
【請求項79】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、選択可能なメディアオブジェクトである、請求項77に記載のシステム。
【請求項80】
前記第1および第2のメディアオブジェクトのうちの少なくとも1つの視聴者選択を受信するための手段と、
該少なくとも1つの選択されたメディアオブジェクトに関する付加的な情報を表示するための手段と
をさらに含む、請求項79に記載のシステム。
【請求項81】
前記第1のメディアオブジェクトは、前記第2のメディアオブジェクトよりも前記立体視メディア環境の中に顕著に見える、請求項77に記載のシステム。
【請求項82】
前記第1のメディアオブジェクトを他のメディアオブジェクトから視覚的に区別するための手段をさらに含む、請求項77に記載のシステム。
【請求項83】
前記視覚的に区別することは、前記第1のメディアオブジェクトを繰り返し点滅させることと、該第1のメディアオブジェクトをハイライト領域の中に表示することと、該第1のメディアオブジェクトの周囲に境界を表示することと、該第1のメディアオブジェクトの背後に点滅背景を表示することと、該第1のメディアオブジェクトを他のメディアオブジェクトよりも鮮やかな色で表示することと、該第1のメディアオブジェクトの中に太字テキストを表示することと、該第1のメディアオブジェクトを動画化することと、前記視聴者の注意を該第1のメディアオブジェクトに方向付けるメッセージを表示することとから成る群より選択される技術を含む、請求項82に記載のシステム。
【請求項84】
前記立体視メディア環境は、立体視メディアガイダンスアプリケーションである、請求項77に記載のシステム。
【請求項85】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、それぞれの第1および第2のメディア一覧を含む、請求項84に記載のシステム。
【請求項86】
前記メディア一覧は、テレビ番組、映画、有料番組、オンデマンド番組、音楽ビデオ、楽曲、購入するための品目、インターネットウェブサイト、広告、ショッピングアプリケーション、およびビデオゲームから成る群より選択される、複数のメディアアセットを表す、請求項85に記載のシステム。
【請求項87】
前記第1および第2のメディア一覧は、基準に基づくそれぞれの第1および第2のメディアアセットの推奨であり、該基準は、視聴者プロファイルとの適合性、消費者擁護団体からの称賛、および他の視聴者の間での人気から成る群より選択される、請求項85に記載のシステム。
【請求項88】
前記第1および第2のランクは、前記第1および第2のメディアアセットが前記選択された基準をどの程度よく満たすかに関係する、請求項87に記載のシステム。
【請求項89】
前記立体視メディア環境は、ビデオゲーム環境である、請求項77に記載のシステム。
【請求項90】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、アバターのためのそれぞれの第1および第2の集められるオブジェクトであり、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の集められるオブジェクトが該アバターにとってどの程度重要であるかに関係し、
該集められるオブジェクトは、弾薬、ツール、特殊能力、健康、食料、通貨、衣類、アクセサリ、および追加の生命から成る群より選択される、請求項89に記載のシステム。
【請求項91】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、アバターがナビゲートするべきであるそれぞれの第1および第2の場所を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の場所が該アバターにとってどの程度重要であるかに関係する、請求項89に記載のシステム。
【請求項92】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、第1および第2の警告を含み、
前記第1および第2のランクは、前記第1および第2の警告がどの程度緊急であるかに関係する、請求項89に記載のシステム。
【請求項93】
前記立体視メディア環境は、メディアアセットからの場面を含み、該メディアアセットは、テレビ番組、映画、有料番組、オンデマンド番組、音楽ビデオ、インターネットウェブサイト、広告、ショッピングアプリケーション、およびビデオゲームから成る群より選択される、請求項77に記載のシステム。
【請求項94】
前記第1のメディアオブジェクトは、第1のスポンサからの第1の金銭的貢献に関係する第1の場面オブジェクトとして前記場面の中に現れ、
前記第2のメディアオブジェクトは、第2のスポンサからの第2の金銭的貢献に関係する第2の場面オブジェクトとして該場面の中に現れ、
該第1および第2のランクは、該第1および第2の金銭的貢献の量に関係する、請求項93に記載のシステム。
【請求項95】
前記立体視メディア環境は、チャットルーム、電子メールクライアント、および調査のうちの1つから選択される、請求項77に記載のシステム。
【請求項96】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、前記視聴者に対するそれぞれの第1および第2のメッセージを含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のメッセージが該視聴者にとって優先順位がどの程度高いかに関係する、請求項95に記載のシステム。
【請求項97】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、視聴者入力のための領域を含む、請求項95に記載のシステム。
【請求項98】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、それぞれの第1および第2のアイコンを含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のアイコンが前記視聴者にとってどの程度有用であるかに関係する、請求項95に記載のシステム。
【請求項99】
前記立体視メディア環境の中にテキストを表示するための手段をさらに含む、請求項77に記載のシステム。
【請求項100】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、前記表示されるテキストに関係するそれぞれの第1および第2の画像を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の画像が該表示されるテキストにどのように関連するかに関係する、請求項99に記載のシステム。
【請求項101】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、表示されるテキストを含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のメディアオブジェクトの中の該表示されるテキストがどの程度顕著に見えるかに関係する、請求項99に記載のシステム。
【請求項102】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、前記立体視メディア環境内においてナビゲートするためのそれぞれの第1および第2の命令を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の命令が前記視聴者にとってどの程度有用であるかに関係する、請求項77に記載のシステム。
【請求項103】
前記立体視メディア環境は、メディアアセットのクレジットを含み、該メディアアセットは、テレビ番組、映画、有料番組、オンデマンド番組、音楽ビデオ、楽曲、インターネットウェブサイト、広告、ショッピングアプリケーション、およびビデオゲームから成る群より選択される、請求項77に記載のシステム。
【請求項104】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、それぞれの第1および第2の名前を含み、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2の名前が前記メディアアセットにとってどの程度重要であるかに関係する、請求項103に記載のシステム。
【請求項105】
前記第1および第2のメディアオブジェクトは、メディアアセットに関係するそれぞれの第1および第2のリマインダであり、
前記第1および第2のランクは、該第1および第2のリマインダがどの程度緊急であるかに関係する、請求項77に記載のシステム。
【請求項106】
メディアオブジェクトランクに従って、立体視メディア環境の中の広告を視聴者に表示するためのシステムであって、該システムは、
表示されるべき第1および第2の広告を識別するための手段と、
所定の基準に基づいて、該第1の広告が該第2の広告よりも顕著に3次元空間の中に表示されるべきことを決定するための手段あって、該決定することは、第1のランクが該第1の広告と関連付けられ、該第1のランクよりも低い第2のランクが該第2の広告と関連付けられることを可能にする、手段と、
表示画面を有するユーザ機器デバイスを使用して、該第1の広告を表示するための手段であって、
該第1の広告は、立体視光学デバイスを使用して見られるときに第1の平面の中に現れると知覚され、
該第1の平面は、第1の場所において該表示画面に垂直な軸と交差し、
該第1の場所は、該視聴者から第1の距離にあり、該第1の距離は、該第1のランクに対応する、手段と、
該ユーザ機器デバイスを使用して、該第2の広告を表示するための手段であって、
該第2の広告は、該立体視光学デバイスを使用して見られるときに第2の平面の中に現れると知覚され、
該第2の平面は、該第2のランクに対応する第2の距離にある第2の場所において該軸に交差し、
該第1の距離は、該第2の距離よりも該視聴者に近いと該視聴者によって知覚される、手段と
を含む、システム。
【請求項107】
前記第1および第2の広告は、選択可能である、請求項106に記載のシステム。
【請求項108】
前記第1および第2の広告のうちの少なくとも1つについての視聴者選択を受信するための手段と、
該少なくとも1つの選択された広告に関する付加的な情報を表示するための手段と
をさらに含む、請求項107に記載のシステム。
【請求項109】
前記第1および第2の広告は、第1のスポンサに対応する、請求項106に記載のシステム。
【請求項110】
前記第1および第2のランクは、前記第1および第2の広告に対する前記第1のスポンサから受信されるそれぞれの貢献に関係する、請求項109に記載のシステム。
【請求項111】
前記第1の広告は、第1のスポンサに対応し、前記第2の広告は、該第1のスポンサとは異なる第2のスポンサに対応する、請求項106に記載のシステム。
【請求項112】
前記第1のランクは、前記第1のスポンサから受信される第1の金銭的貢献に関係し、
前記第2のランクは、前記第2のスポンサから受信される第2の金銭的貢献に関係する、請求項111に記載のシステム。
【請求項113】
前記立体視メディア環境は、立体視メディアガイダンスアプリケーションである、請求項106に記載のシステム。
【請求項114】
前記第1の広告は、前記第2の広告よりも前記立体視メディア環境の中に顕著に見える、請求項106に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12−1】
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【図12−2】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【公表番号】特表2013−513304(P2013−513304A)
【公表日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−542133(P2012−542133)
【出願日】平成22年11月30日(2010.11.30)
【国際出願番号】PCT/US2010/058401
【国際公開番号】WO2011/071719
【国際公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【出願人】(500050376)ユナイテッド ビデオ プロパティーズ, インコーポレイテッド (206)
【Fターム(参考)】