説明

NC工作機械における加工方法

【課題】多大な手間をかけずに、任意のワーク座標系に基づいて加工を行うことができるNC工作機械における加工方法を提供すること。
【解決手段】NC工作機械において、予め、標準ワーク座標系15b(標準ワーク座標系1〜6)とは別に複数の拡張ワーク座標系15c(拡張ワーク座標系101〜400)を作製しておき、拡張ワーク座標系指定工程において複数の拡張ワーク座標系15cのうちのいずれかの拡張ワーク座標系15cが指定されると、ワーク座標系書込工程では、指定された拡張ワーク座標系15cを複数の標準ワーク座標系15bのいずれかに書き込む。そして、加工工程では、ワーク座標系書込工程で拡張ワーク座標系15cが書き込まれた標準ワーク座標系15bに基づいて工作機械本体80でワークWに加工を行わせる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、NC(Numerical control:数値制御)工作機械における加工方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
NC工作機械では、複数のワーク座標系が設定されており、指定されたワーク座標系に基づいて工作機械本体でワークに加工動作を行わせる。ここで、ワーク座標系は、所定の数のワーク座標系、例えば、6つのワーク座標系が標準ワーク座標系として装備されており、G54〜G59等の指令コードによって指定される。しかしながら、テーブル上に配置された複数のワークを加工する際、6つのワーク座標系では、対応することができないことがある。このような場合、加工プログラムを変更する方法が採用されることが多いが、この場合、加工プログラムを大幅に変更する必要があるため、プログラム作成者に過大な負荷がかかるとともに、入力ミスが発生しやすい。
【0003】
一方、ワーク毎のオフセットを記憶しておき、かかるオフセットに基づいてワーク座標系の切り換えを行う方法が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平5−6209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ワーク毎のオフセットに基づいてワーク座標系の切り換えを行う場合でも、加工プログラムを基本的に変更する必要があるため、多大な手間がかかるという問題点がある。
【0006】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、多大な手間をかけずに、任意のワーク座標系に基づいて加工を行うことができるNC工作機械における加工方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明では、複数の標準ワーク座標系のうち、指定された標準ワーク座標系に基づいて工作機械本体でワークに加工動作を行わせるNC工作機械における加工方法であって、前記標準ワーク座標系とは別に複数の拡張ワーク座標系を作製しておき、前記複数の拡張ワーク座標系のうちのいずれかの拡張ワーク座標系を指定する拡張ワーク座標系指定工程と、前記拡張ワーク座標系指定工程で指定された前記拡張ワーク座標系を前記複数の標準ワーク座標系のいずれかに書き込むワーク座標系書込工程と、前記複数の標準ワーク座標系のうち、前記ワーク座標系書込工程で前記拡張ワーク座標系が書き込まれた標準ワーク座標系に基づいて前記工作機械本体で前記ワークに加工を行わせる加工工程と、を行うことを特徴とする。
【0008】
本発明では、予め、標準ワーク座標系とは別に複数の拡張ワーク座標系を作製しておき、拡張ワーク座標系指定工程において複数の拡張ワーク座標系のうちのいずれかの拡張ワーク座標系が指定されると、ワーク座標系書込工程では、指定された拡張ワーク座標系が複数の標準ワーク座標系のいずれかに書き込まれる。そして、加工工程では、ワーク座標系書込工程で拡張ワーク座標系が書き込まれた標準ワーク座標系に基づいて工作機械本体でワークに加工を行わせる。このため、複数の拡張ワーク座標系の追加と、拡張ワーク座標系指定工程およびワーク座標系書込工程の追加とを行うだけで、拡張ワーク座標系に基づく加工を行うことができる。従って、加工プログラムを大幅に変更する必要がないので、多大な手間をかけずに、任意のワーク座標系に基づいて加工を行うことができる。
【0009】
本発明において、前記拡張ワーク座標系指定工程で指定する拡張ワーク座標系を変更する一方、前記ワーク座標系書込工程で拡張ワーク座標系が書き込まれる標準ワーク座標系については同一にして、前記拡張ワーク座標系指定工程、前記ワーク座標系書込工程、および前記加工工程をこの順に複数回、繰り返し行う構成を採用することができる。かかる構成によれば、同一の加工を複数個所で行うことができる。
【0010】
本発明において、前記拡張ワーク座標系指定工程および前記加工工程をメインプログラムに従って行い、前記ワーク座標系書込工程をマクロプログラムに従って行うことが好ましい。かかる構成によれば、メインプログラムについては大幅な変更を行わなくても、任意のワーク座標系に基づいて加工を容易に行うことができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明では、複数の拡張ワーク座標系の追加と、拡張ワーク座標系指定工程およびワーク座標系書込工程を行うだけで、拡張ワーク座標系に基づく加工を行うことができる。従って、加工プログラムを大幅に変更する必要がないので、多大な手間をかけずに、任意のワーク座標系に基づいて加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係るNC工作機械のハードウエアを示すブロック図である。
【図2】本発明に係るNC工作機械に設定されているワーク座標系の説明図である。
【図3】本発明に係るNC工作機械の工作機械本体側の動作内容を示す説明図である。
【図4】本発明に係るNC工作機械において、標準ワーク座標系を用いて加工する際のNC装置での動作内容を示す説明図である。
【図5】本発明に係るNC工作機械において、拡張ワーク座標系を用いて加工する際のNC装置での動作内容を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図面を参照して、本発明に係るNC装置、NC工作機械、およびNC工作機械での加工方法を説明する。
【0014】
(NC工作機械のハードウエア)
図1は、本発明に係るNC工作機械のハードウエアを示すブロック図である。図1に示すNC工作機械100は、NC装置10と工作機械本体80とを有しており、工作機械本体80は、例えば、ワークを保持するテーブル、テーブルに保持されたワークを加工するドリル等のツール、およびそれらを駆動するサーボモータ等を備えている。また、工作機械本体80は、ワークを保持するスピンドル、ツールを保持したタレット、およびそれらを駆動するサーボモータ等を有する場合もある。
【0015】
NC装置10はプロセッサ11を有しており、プロセッサ11は、ROM12に格納されたシステムプログラムに従って、NC装置10全体を制御する。ROM12には、例えばEPROM等を用いることができ、RAM13には、SRAM等を用いることができ、これらの記憶部には各種のデータが格納される。不揮発性メモリ15は、メインの加工プログラム15a(メインプログラム)や各種パラメータ等が記憶されている。加工プログラム15aは、各種加工に対応する複数のプログラムを含んでおり、複数のプログラムのうち、指定されたプログラムが実行される。
【0016】
プログラマブル・マシン・コントローラ14(PMC)は、各種機能の指令を受けて、シーケンスプログラム14aによってこの指定を解読処理し、工作機械本体80を制御する出力信号を出力する。また、プログラマブル・マシン・コントローラ14は、工作機械本体80側から、例えばリミットスイッチの信号等を受けて、シーケンスプログラム14aで処理し、工作機械本体80側を制御する。本形態において、RAM13はワーキングメモリとして使用されており、NC装置10で必要な信号は、バス17を経由してRAM13に転送され、プロセッサ11によって読み取られる。
【0017】
表示制御部26は、各軸の現在位置や移動量等、RAM13に格納されたデータを表示信号に変換し、表示装置22に送る。表示装置22は、送られた表示信号に基づいて、加工プログラムや各軸の現在位置や移動量等を表示する。表示装置22は、液晶表示装置等を用いることができる。入力装置としては、キーボード31が用いられる他、表示装置22に設けたタッチキー33を用いることができる。
【0018】
X軸制御回路51は、プロセッサ11からのX軸の移動指令を受けてサーボアンプ61に出力し、サーボアンプ61は、この移動指令に基づいてX軸のサーボモータを駆動してツールとワークとのX軸方向の相対位置を制御する。Y軸制御回路52は、プロセッサ11からのY軸の移動指令を受けてサーボアンプ62に出力し、サーボアンプ62は、この移動指令に基づいてY軸のサーボモータを駆動してツールとワークとのY軸方向の相対位置を制御する。Z軸制御回路53は、プロセッサ11からのZ軸の移動指令を受けてサーボアンプ63に出力し、サーボアンプ63は、この移動指令に基づいて、Z軸のサーボモータを駆動してツールとワークとのZ軸方向の相対位置を制御する。
【0019】
(ワーク座標系等の説明)
図2は、本発明に係るNC工作機械100に設定されているワーク座標系の説明図であり、図2(a)、(b)は、標準ワーク座標系の説明図、および拡張ワーク座標系の説明図である。
【0020】
図1および図2において、本形態のNC工作機械100の不揮発性メモリ15には、メインの加工プログラム15aの他、複数の標準ワーク座標系15bが記憶されている。かかる標準ワーク座標系15bは、図2(a)に示すように、例えば、指令コードG54〜G59の各々に対応する座標データ(X1、Y1、Z1)〜座標データ(X6、Y6、Z6)からなり、NC工作機械100において予め一定の数(例えば、6つ)が標準装備されていたワーク座標系である。かかる標準ワーク座標系15b(標準ワーク座標系1〜6)は、例えば、キーボード31やタッチキー33を用いての入力により設定される。
【0021】
また、本形態では、不揮発性メモリ15に複数の拡張ワーク座標系15cが記憶されている。かかる拡張ワーク座標系15cは、図2(b)に示すように、例えば、指令コードP101〜P400の各々に対応する座標データ(X101、Y101、Z101)〜座標データ(X400、Y400、Z400)からなり、本発明を実施するにあたって新たに追加したワーク座標系である。かかる拡張ワーク座標系15c(拡張ワーク座標系101〜400)は、例えば、キーボード31やタッチキー33を用いての入力により設定される。なお、本形態では、計300の拡張ワーク座標系が設定されているが、その数は、複数であれば300に限定されるものではない。
【0022】
また、本形態では、不揮発性メモリ15に、拡張ワーク座標系15cを用いて加工を行うためのマクロプログラム15dも記憶されており、マクロプログラム15dは、本発明を実施するにあたって、新たに追加したプログラムである。マクロプログラム15dは、加工前に複数作成されて不揮発性メモリ15に記憶されており、後述するように、加工プログラム15aからの指定に基づいて実行される。
【0023】
(動作)
図3は、本発明に係るNC工作機械100の工作機械本体80側の動作内容を示す説明図であり、図3(a)、(b)は、標準ワーク座標系15bを用いて工作機械本体80側で行われる加工を示す説明図、および拡張ワーク座標系15cを用いて工作機械本体80側で行われる加工を示す説明図である。図4は、本発明に係るNC工作機械100において、標準ワーク座標系15bを用いて加工する際のNC装置10での動作内容を示す説明図である。図5は、本発明に係るNC工作機械100において、拡張ワーク座標系15cを用いて加工する際のNC装置10での動作内容を示す説明図である。
【0024】
図3(a)、(b)に示すように、ワーク座標系は、機械座標系からのオフセットに対応しており、図3(a)に示すように、例えば、1つのワークWを加工する場合には、1つのワーク座標系で対応することができる。このため、図4に示す加工プログラム15aによって加工が行われる。より具体的には、ステップST1において処理を開始した後、ステップST2では、図1に示すキーボード31やタッチキー33等を利用してワーク座標系の設定が行われる。例えば、指令コードG59が設定されている場合、図2(a)に示す標準ワーク座標系6(X6、Y6、Z6)が、ワーク座標系の原点(X0、Y0、Z0)として設定される。従って、ステップST3では、ワークWとツールとの相対位置を標準ワーク座標系6(X6、Y6、Z6)の原点に位置決めした後、ステップST4では、標準ワーク座標系6(X6、Y6、Z6)に基づいて加工を行い、その後、ステップST5で処理を終了する。
【0025】
これに対して、図3(b)に示すように、例えば、機械座標系に対して異なる位置にあるワークW1〜Wnを加工する場合、複数のワーク座標系を必要とし、6つの標準ワーク座標系1〜6では対応することができない。このため、図5に示すプログラムが実行される。より具体的には、予め、図1に示すキーボード31やタッチキー33等を利用して標準ワーク座標系15b(標準ワーク座標系1〜6)とは別に複数の拡張ワーク座標系15c(拡張ワーク座標系101〜400)を作製しておく。
【0026】
そして、拡張ワーク座標系指定工程において複数の拡張ワーク座標系15cのうちのいずれかの拡張ワーク座標系15cを指定する。より具体的には、加工プログラム15aにおいてステップST11で処理を開始した後、ステップST12として、拡張ワーク座標系指定工程が実行される。ここで、ステップST12では、例えば、指令コードG159が設定されており、この場合、マクロプログラム15dが実行される。本形態では、ステップST12において、指令コードとしてP101が設定されているので、マクロプログラム15dのステップST21では、拡張ワーク座標系15c(拡張ワーク座標系101〜400)のうち、拡張ワーク座標系指定工程で指定された拡張ワーク座標系101(座標データ(X101、Y101、Z101))を、複数の標準ワーク座標系1〜6のうち、指令コードG59に対応する標準ワーク座標系6に書き込む(ワーク座標系書込工程)。
【0027】
このため、マクロプログラム15dのステップST22において、ワークWとツールとの相対位置をワーク座標系の原点(X0、Y0、Z0)に位置決めすると、プログラム上は、標準ワーク座標系6の原点に位置決めすることになっているが、実際には、拡張ワーク座標系101に基づいて位置決めされることになる(位置決め工程)。かかる位置決めを行った後、ステップST23において、加工プログラム15aに戻る。
【0028】
そして、加工プログラム15aのステップST13においては、指令コードG59に対応する標準ワーク座標系6に基づいたプログラムに基づいてワークとツールとの相対移動が実行される間に、図3(b)に示すワークW1への加工が行われる(加工工程)。その際、プログラム上は、標準ワーク座標系6に基づいて加工が行われるが、実際には、拡張ワーク座標系101に基づいて加工が行われることになる。
【0029】
以降、拡張ワーク座標系指定工程で選択する拡張ワーク座標系を変更する一方、ワーク座標系書込工程で拡張ワーク座標系が書き込まれる標準ワーク座標系については同一にして、拡張ワーク座標系指定工程、ワーク座標系書込工程、および加工工程がこの順に複数回、繰り返し行われる。
【0030】
より具体的には、ステップST15においては、指令コードP102によって拡張ワーク座標系102を指定して、ステップST12、ステップST13、およびステップST21〜ST23までの処理ST30が再度、実行される。その結果、図3(b)に示すワークW2への加工が行われる。その際、プログラム上は、標準ワーク座標系6に基づいて加工が行われるが、実際には、拡張ワーク座標系102に基づいて加工が行われることになる。
【0031】
そして、ステップ15においては、指令コードPnによって拡張ワーク座標系nを指定して、ステップST12、ステップST13、およびステップST21〜ST23までの処理ST30が再度、実行される。その結果、図3(b)に示すワークWnへの加工が行われる。その際、プログラム上は、標準ワーク座標系6に基づいて加工が行われるが、実際には、拡張ワーク座標系nに基づいて加工が行われることになる。
【0032】
しかる後に加工を終了すれば、図3(b)に示す全てのワークW(ワークW1〜Wn)を加工できたことになる。
【0033】
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、予め、標準ワーク座標系15b(標準ワーク座標系1〜6)とは別に複数の拡張ワーク座標系15c(拡張ワーク座標系101〜400)を作製しておき、拡張ワーク座標系指定工程において複数の拡張ワーク座標系15cのうちのいずれかの拡張ワーク座標系15cが指定する。その結果、ワーク座標系書込工程では、指定された拡張ワーク座標系15cが複数の標準ワーク座標系15bのいずれかに置換、設定される。そして、加工工程では、ワーク座標系書込工程で拡張ワーク座標系15cが書き込まれた標準ワーク座標系15bに基づいて工作機械本体80でワークWに加工を行わせる。このため、複数の拡張ワーク座標系101〜400の追加と、拡張ワーク座標系指定工程およびワーク座標系書込工程の追加とを行うだけで、拡張ワーク座標系101〜400に基づく加工を行うことができる。従って、標準ワーク座標系15bでは対応できない数のワーク座標系が必要な場合でも、加工プログラム15aを大幅に変更する必要がないので、多大な手間をかけずに、任意のワーク座標系に基づいて加工を行うことができる。
【0034】
(他の実施の形態)
上記実施の形態では、図3(b)に示すように、複数のワークWに対して同一の加工を行うにあたって、拡張ワーク座標系101〜400を利用したが、1つのワークWに対して多面加工等を行う場合等において、本発明のように拡張ワーク座標系101〜400を利用してもよい。
【符号の説明】
【0035】
1〜6、15b 標準ワーク座標系
15a 加工プログラム(メインプログラム)
15c、101〜400 拡張ワーク座標系
15d マクロプログラム
10 NC装置
80 工作機械本体
100 NC工作機械

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の標準ワーク座標系のうち、指定された標準ワーク座標系に基づいて工作機械本体でワークに加工動作を行わせるNC工作機械における加工方法であって、
前記標準ワーク座標系とは別に複数の拡張ワーク座標系を作製しておき、
前記複数の拡張ワーク座標系のうちのいずれかの拡張ワーク座標系を選択する拡張ワーク座標系指定工程と、
前記拡張ワーク座標系指定工程で指定された前記拡張ワーク座標系を前記複数の標準ワーク座標系のいずれかに書き込むワーク座標系書込工程と、
前記複数の標準ワーク座標系のうち、前記ワーク座標系書込工程で前記拡張ワーク座標系が書き込まれた標準ワーク座標系に基づいて前記工作機械本体で前記ワークに加工を行わせる加工工程と、
を行うことを特徴とするNC工作機械における加工方法。
【請求項2】
前記拡張ワーク座標系指定工程で選択する拡張ワーク座標系を変更する一方、前記ワーク座標系書込工程で前記拡張ワーク座標系が書き込まれる前記標準ワーク座標系については同一にして、前記拡張ワーク座標系指定工程、前記ワーク座標系書込工程、および前記加工工程をこの順に複数回、繰り返し行うことを特徴とする請求項1に記載のNC工作機械における加工方法。
【請求項3】
前記拡張ワーク座標系指定工程および前記加工工程をメインプログラムに従って行い、前記ワーク座標系書込工程をマクロプログラムに従って行うことを特徴とする請求項1または2に記載のNC工作機械における加工方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−65217(P2013−65217A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−203872(P2011−203872)
【出願日】平成23年9月17日(2011.9.17)
【出願人】(000141831)株式会社メクトロン (3)
【Fターム(参考)】