説明

RFIDライター付きプリンター及びRFID付き印刷媒体発行システム

【課題】簡単にRFID付きラベル発行システムを構築可能なRFIDライター付きラベルプリンターを提供する。
【解決手段】RFIDライター付きラベルプリンター3は、ホストコンピューター2からラベル発行コマンドを受信する入力部5と、入力部5で受信したラベル印刷コマンドに含まれるラベル印刷データをRFIDタグ22を備えたラベル15に印刷する印刷機構14と、ラベル15のRFIDタグ22にデータを書き込むデータ書き込み部16と、ラベル印刷コマンドにバーコードコマンドが含まれているか否かを検索する検索部18と、バーコードコマンドが検索されると、RFIDタグ22に書き込むための書き込みデータを生成するデータ生成部19とを有している。通常のラベルプリンターに供給されるラベル発行コマンドをそのまま用いて、バーコードが印刷され、バーコード情報が書き込まれたRFID付きラベル15を発行できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、RFIDタグを備えたラベル等の印刷媒体に印刷を行うと共にRFIDタグにデータの書き込みを行うRFIDライター付きプリンターに関する。さらに詳しくは、外部から入力される印刷コマンドに基づきRFIDタグへの書き込みデータを生成可能なRFIDライター付きプリンター、および、当該RFIDライター付きプリンターを備えたRFID付き印刷媒体発行システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年においては、物流などの分野において配送管理を行うためにRFIDタグを備えたラベル(以下、「RFID付きラベル」と呼ぶ。)が利用されている。RFID付きラベルでは配送管理などに用いるバーコードなどの管理情報が印刷されると共にRFIDタグにも管理情報を表すデータが書き込まれる。ラベルに印刷されたバーコードが汚れなどによって読み取れない場合等においても、RFID付きラベルをRFIDリーダーによって読み取ることにより管理情報を取得して配送管理などの所定の管理を行うことができる。
【0003】
特許文献1(特開2009−110266号公報)には、このようなRFID付きラベルを作成するためのラベル発行装置が提案されている。ラベル発行装置は一般にコンピューターとRFIDライター付きラベルプリンターから構成されており、コンピューターの側で生成したラベル発行コマンド(ラベル印刷用のコマンドおよびRFIDタグ書き込み用のコマンド)をRFIDライター付きラベルプリンターに供給して、当該RFIDライター付きラベルプリンターによるラベル印刷動作およびRFIDタグ書き込み動作を行わせるようにしている。このようなラベル発行装置を、特許文献2(特開2010−67279号公報)に記載されているようなネットワークを用いたラベル発行システムに適用すれば、各端末のラベルプリンターにおいてRFID付きラベルを発行することができ便利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−110266号公報
【特許文献2】特開2010−67279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、RFIDライターが備わっていない通常のラベルプリンターを使用しているユーザーが、RFIDライター付きラベルプリンターを導入してRFID付きラベルを作成する場合には、ラベルプリンターのみを交換するだけでは足りず、コンピューターとラベルプリンターから構成されるラベル発行システム上のアプリケーションを全面的に入れ替える必要がある。すなわち、コンピューターの側において、ラベル印刷用のコマンドに加えて、RFIDタグ書き込み用のコマンドを生成してRFIDライター付きラベルプリンターに供給する必要がある。例えば、上記の特許文献2に開示のネットワークを用いたラベル発行システムの場合においては、RFIDライター付きラベルプリンターの導入に当たり、ネットワーク用の新たなアプリケーションの開発が必要になり、また、それを導入する費用が掛かるので、ラベル発行システムをRFID付きラベル発行システムに変更することが簡単にできない。
【0006】
かかる問題点は、ラベル以外の印刷媒体を発行する印刷媒体発行システムにおいて、RFIDタグを備えた印刷媒体(以下、「RFID付き印刷媒体」と呼ぶ。)を発行可能なRFID付き印刷媒体発行システムに変更する場合においても発生する。
【0007】
本発明の課題は、このような点に鑑みて、RFIDタグへの書き込みを前提としていない印刷媒体発行システムを、そのアプリケーション等を変更してRFIDタグ書き込み用のコマンドを生成してプリンターの側に供給することなく、RFIDタグにデータが書き込まれたRFID付き印刷媒体を発行可能な印刷媒体発行システムに変更できるRFIDライター付きプリンターを提案することにある。また、本発明の課題は、かかるRFIDライター付きプリンターを用いて構築されたRFID付き印刷媒体発行システムを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明のRFIDライター付きプリンターは、
外部から印刷コマンドが入力される入力部と、
前記入力部に入力された前記印刷コマンドに含まれる印刷データを、RFIDタグを備えた印刷媒体に印刷する印刷部と、
前記印刷媒体の前記RFIDタグにデータを書き込むデータ書き込み部と、
前記入力部に入力された前記印刷コマンドに、予め定めた特定情報が含まれているか否かを検索する検索部と、
前記検索部によって前記特定情報が検索されると、前記データ書き込み部によって前記RFIDタグに書き込まれる書き込みデータを生成するデータ生成部とを有していることを特徴としている。
【0009】
ここで、前記RFIDタグを備えた印刷媒体として、RFIDタグを備えたラベルを用いることができる。
【0010】
また、RFIDタグにバーコード情報を書き込む場合には、前記特定情報としてバーコードコマンド名を表す文字列を検索し、これが検索されたときに、前記データ生成部において、前記書き込みデータとして、前記バーコードコマンドに含まれるバーコードデータに対応するバーコード書き込みデータを生成すればよい。
【0011】
さらに、前記検索部による検索対象の前記特定情報を設定あるいは変更可能な設定・変更部を備え、前記データ生成部は、前記検索部による検索対象の前記特定情報に含まれる情報に基づき前記書き込みデータを生成するように構成してもよい。このようにすれば、バーコード以外の情報をRFIDタグに書き込むことができる。
【0012】
次に、本発明のRFID付き印刷媒体発行システムは、上記構成のRFIDライター付きプリンターと、前記印刷コマンドを生成して前記RFIDライター付きプリンターに供給するコンピューターとを有することを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明のRFIDライター付きプリンターでは、入力される印刷コマンドを検索してバーコードコマンド名などの特定情報が含まれている場合には、書き込みデータ生成部においてRFIDタグに書き込むための書き込みデータを生成する。したがって、入力される印刷コマンドを、RFIDタグへの書き込みコマンド、書き込みデータを含むRFID付き印刷媒体を発行するためのコマンドに変更することなく、RFID付き印刷媒体を発行することができる。
【0014】
よって、RFIDタグへの書き込み機能の無いプリンターを備えた印刷媒体発行システムにおいて、プリンターを本発明のRFIDライター付きプリンターに交換すれば、システム上のアプリケーションの大幅な変更を伴うことなく、RFID付き印刷媒体発行システムを簡単に構築できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明のRFID付きラベル発行システムの制御系を示す概略ブロック図である。
【図2】バーコード印刷コマンドの例を示す説明図である。
【図3】RFID付きラベルの発行動作を示す概略フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態に係るRFID付きラベル発行システムを説明する。
【0017】
図1は本実施の形態に係るRFID付きラベル発行システムの制御系を中心に示す概略ブロック図である。RFID付きラベル発行システム1は、ホストコンピューター2とRFIDライター付きラベルプリンター3を備えている。
【0018】
RFIDライター付きラベルプリンター3の制御系は、CPU、ROM、RAMを中心に構成される制御回路4を備えており、制御回路4には、ホストコンピューター2との間で通信を行うための入力部5および出力部6を備えた通信インターフェースが接続されている。制御回路4は、入力部5を介して受信したホストコンピューター2からの受信データを格納する受信バッファー8、印刷用のイメージデータを一時的に格納するためのプリントバッファー9を備えている。また、CPUの制御の下に、RAMを作業領域として用いてROMに格納されている制御プログラムを実行することにより、制御回路4は各種の制御部として機能する。
【0019】
すなわち、制御回路4は、入力部5を介して受信バッファー8に格納されたデータを読み込んでコマンド解析を行い、当該データによって指示されている処理を実行するデータ処理部10として機能する。また、制御回路4は、プリントバッファー9に展開された印刷データの印刷制御を行う印刷制御部11として機能する。印刷制御部11は、印刷ヘッド12、搬送機構13を含む印刷機構14を駆動制御して、RFID付きラベル15等の印刷媒体を印刷ヘッド12による印刷位置を経由させて搬送し、当該搬送に同期させて印刷ヘッド12を駆動して印刷データ(ラベル印刷データ、バーコードデータ)の印刷動作を行わせる。さらに、制御回路4は、RFIDライター16を駆動制御してRFID付きラベル15のRFIDタグ22に対するデータの書き込みを行なわせる書き込み制御部17として機能する。
【0020】
データ処理部10は、コマンド解析の結果、予め定めた特定情報、本例ではバーコードコマンド名を表す制御文字列が検出されか否かを判別する検索部18を備えている。また、データ処理部10は、バーコードコマンド名を表す制御文字列が検出された場合に、これに続いて受信されるバーコードデータを抽出して、RFIDライター16による書き込みデータを生成して書き込み制御部17に供給するデータ生成部19を備えている。
【0021】
一方、RFID付きラベル15は、例えば、長尺状のRFID付きラベル用紙20として供給される。RFID付きラベル用紙20は、長尺状の台紙21の表面に、その長さ方向に沿って一定の間隔で剥離可能な状態で、一定幅および一定長さのRFID付きラベル15が貼り付けられており、各RFID付きラベル15と台紙21の間にはRFIDタグ22が配置された構成となっている。
【0022】
ここで、ホストコンピューター2からRFIDライター付きラベルプリンター3に送信されるコマンドには、所定のデータ量のビットイメージデータの転送、印刷などを指示するビットイメージ処理コマンドが含まれている。このビットイメージ処理コマンドとして、ラベル印刷を指示するラベル印刷コマンド、バーコード印刷を指示するバーコード印刷コマンド等が定義されている。ビットイメージ処理コマンドは、ビットイメージコマンドヘッダー部とビットイメージデータ部から構成されており、ビットイメージコマンドヘッダー部には、コマンド名を示す制御文字列、ビットイメージデータの印刷モード(縦横の印刷ドットの密度など)、データ量などを指示する制御パラメーターが含まれている。ビットイメージデータ部は、ビットイメージデータが所定の順序で配列された構成となっている。
【0023】
図2(a)、(b)はバーコードコマンドの二例を示す説明図である。バーコードコマンド30A、30Bは一般にASCIIコードに従って記述されており、図2(a)のバーコードコマンド30Aは、バーコードコマンドヘッダー部31A「GS k m」と、バーコードデータ部32A「d1〜dk NUL]から構成されており、図2(b)のバーコード30Bは、バーコードコマンドヘッダー部31B「GS k m」と、バーコードデータ部32B「n d1〜dn]から構成されている。
【0024】
バーコードコマンドヘッダー部31A、31Bにおいて、「GS」はバーコードコマンド名を示す制御文字列であり、「k」はデータ数を表す制御パラメーターであり、「m」はバーコード体系(バーコードの種類)を表す制御パラメーターである。バーコードデータ部32Aにおいて、「d1〜dk」はデータを表し、「NUL」はデータの終わりを表す。また、バーコードデータ部32Bにおいて、「n」はデータ数を表し、「1〜dn」はデータを表す。
【0025】
本例では、RFIDライター付きラベルプリンター3の制御回路4における検索部18において、バーコードコマンド名を表す特殊文字列、すなわち、バーコードコマンドヘッダー部31Aの制御文字列「GS k m」が検索されると、データ生成部19では、このバーコードコマンドヘッダー部31Aに続いて供給されるバーコードデータ部によって表されるバーコード情報を示すRFIDタグ書き込みデータを生成する。書き込み制御部17では、生成されたデータを、RFIDライター16を介してRFIDタグ22に書き込ませる。したがって、発行されるRFID付きラベル15には、その表面に所定のラベル情報およびバーコードが印刷されると共に、RFIDタグ22には印刷されたバーコードに対応するバーコード情報が書き込まれる。
【0026】
(RFID付きラベルの発行動作)
次に、図3は、上記構成のRFID付きラベル発行システム1によるRFID付きラベルの発行動作を示す概略フローチャートである。ラベルの発行に先立って、ホストコンピューター2の側においてラベル印刷用のデータが作成される。このデータには、所定のラベル印刷データのみが含まれている場合と、これにバーコード印刷データが含まれている場合がある。これらのデータが印刷されたラベルの発行時には、ホストコンピューター2の側のプリンタドライバー2aを介してラベル印刷コマンドが生成され、これがRFIDライター付きラベルプリンター3の側に送信される。
【0027】
RFIDライター付きラベルプリンター3の側では、通信インターフェースの入力部5を介してラベル印刷コマンドを受信し、これを受信バッファー8に格納する(ステップST1、2)。受信バッファー8に格納されたラベル印刷コマンドは、データ処理部10によってコマンド解析される(ステップST3)。
【0028】
ここで、データ処理部10の検索部18は、コマンド解析によってバーコードコマンドを表す文字列「GS k m」を検出すると、これに続いて供給されるバーコードデータを抽出してデータ生成部19に供給する(ステップST11でYES)。データ生成部19では、バーコードデータを表すRFIDタグへの書き込みデータを生成する(ステップST12)。書き込みデータが生成されると、書き込み制御部17は、RFIDライター16を駆動して、生成された書き込みデータをRFID付きラベルのRFIDタグに書き込ませる(ステップST13)。
【0029】
一方、バーコードを含む全ての印刷データは、プリントバッファー9に展開される(ステップST4)。プリントバッファー9に展開されたデータは、印刷制御部11の制御の下で、印刷ヘッド12によってRFID付きラベル15に印刷される(ステップST5)。ラベル15上には所定のラベル印刷画像と共にステップST11で検出されたバーコードも印刷される。更に、受信バッファー8にデータがある場合は(ステップST6でYES)、コマンド解析に戻る(ステップST3)。以上の繰り返しにより受信バッファー8にデータが無くなると(ステップST6でNO)、バーコードがラベル表面に印刷されると共に、当該バーコードが表すバーコード情報がRFIDタグに書き込まれたRFID付きラベル15が発行される(ステップST7)。
【0030】
これに対して、バーコードコマンドが検出されない場合には、RFIDライター16による書き込みデータは生成されない(ステップST11からのNOの流れ)。したがって、この場合には、印刷データは、プリントバッファー9に展開される(ステップST4)。プリントバッファー9に展開されたデータは、印刷制御部11の制御の下で、印刷ヘッド12によってラベル15に印刷される(ステップST5)。即ち、通常のラベルプリンターと同様に、ラベルに印刷が行われるのみであり、RFIDタグ22は未書き込み状態のままでRFID付きラベル15が発行されることになる(ステップST7)。
【0031】
このように、本例のRFID付きラベル発行システム1では、ホストコンピューター2の側から送信されるラベル印刷コマンドは、RFIDライター16が備わっていないラベルプリンターに対して送信されるコマンドと同一である。したがって、既存のラベル発行システムにおいて使用されているラベルプリンターの代わりに本例のRFIDライター付きラベルプリンター3を用いれば、ラベル発行システム上のアプリケーションを実質的に変更することなくRFID付きラベル発行システム1を構築できる。
【0032】
(その他の実施の形態)
なお、上記の実施の形態は、バーコードコマンドを検索するとバーコードデータに対応するRFIDタグへの書き込みデータを生成して当該RFIDタグに書き込みを行うものであるが、コンピューターの側から供給されるコマンドに含まれているバーコードコマンド以外の各種の管理情報などを表す特定情報を検索して、それに対応する書き込みデータを生成してRFIDタグに書き込むことも可能である。
【0033】
また、図1において想像線で示すように、検索部18による検索対象の特定情報の設定あるいは変更を行うことのできる設定・変更部18Aを配置し、RFIDライター付きプリンターの出荷時などにおいて設定・変更部18Aを介して、検索対象の特定情報の設定あるいは変更を行うことができるようにしてもよい。この場合、設定あるいは変更後の検索対象の特定情報に対応させて、データ生成部19において書き込みデータを生成できるようにすればよい。
【0034】
次に、上記の実施の形態はRFID付きラベル発行システムに関するものであるが、本発明はラベル以外のRFID付き印刷媒体を発行するシステムにも適用可能である。例えば、本発明は、医療管理システムに利用することができる。医療管理システムにおいては、氏名等の身元識別情報が印刷されたリストバンドを、プリンターを用いて作成して患者に装着させることにより、患者を取り違えるなどの医療ミス等を防止している。このプリンターに代えて、RFIDライター付きプリンターを用いることにより、RFID付きリストバンドを作成することができる。RFIDタグは非接触状態で情報を読み取ることができるのでバーコードリーダーを用いる場合に比べて管理が容易になる。
【0035】
また、本発明のRFIDライター付きプリンター、RFID付き印刷媒体発行システムは、医薬管理システム以外の管理システム、例えば、物流管理、図書館管理などの各分野における管理において利用することができる。
【符号の説明】
【0036】
1 RFID付きラベル発行システム、2 ホストコンピューター、3 RFIDライター付きプリンター、4 制御回路、5 入力部、6 出力部、8 受信バッファー、9 プリントバッファー、10 データ処理部、11 印刷制御部、12 印刷ヘッド、13 搬送機構、14 印刷機構、15 RFID付きラベル、16 RFIDライター、17 書き込み制御部、18 検索部、18A 設定・変更部、19 データ生成部、20 RFID付きラベル用紙、21 台紙、22 RFIDタグ、30A、30B バーコードコマンド、31A、31B バーコードコマンドヘッダー部、32A、32B バーコードデータ部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部から印刷コマンドが入力される入力部と、
前記入力部に入力された前記印刷コマンドに含まれる印刷データを、RFIDタグを備えた印刷媒体に印刷する印刷部と、
前記印刷媒体の前記RFIDタグにデータを書き込むデータ書き込み部と、
前記入力部に入力された前記印刷コマンドに、予め定めた特定情報が含まれているか否かを検索する検索部と、
前記検索部によって前記特定情報が検索されると、前記データ書き込み部によって前記RFIDタグに書き込まれる書き込みデータを生成するデータ生成部とを有していることを特徴とするRFIDライター付きプリンター。
【請求項2】
請求項1において、
前記RFIDタグを備えた印刷媒体は、RFIDタグを備えたラベルであることを特徴とするRFIDライター付きプリンター。
【請求項3】
請求項1または2において、
前記特定情報はバーコードコマンド名を表す文字列であり、
前記データ生成部は、前記書き込みデータとして、前記バーコードコマンドに含まれているバーコードデータに対応するバーコード書き込みデータを生成することを特徴とするRFIDライター付きプリンター。
【請求項4】
請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
前記検索部による検索対象の前記特定情報を設定あるいは変更可能な設定・変更部を備えており、
前記データ生成部は、前記検索部による検索対象の前記特定情報に含まれる情報に基づき前記書き込みデータを生成することを特徴とするRFIDライター付きプリンター。
【請求項5】
請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載のRFIDライター付きプリンターと、
前記印刷コマンドを生成して前記RFIDライター付きプリンターに供給するコンピューターとを有することを特徴とするRFID付き印刷媒体発行システム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−79085(P2012−79085A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−223576(P2010−223576)
【出願日】平成22年10月1日(2010.10.1)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】