説明

X線異物検査装置

【課題】X線異物検査装置において、検査対象物及びX線エリアカメラに対してX線を均一に照射することにより照射強度のむらをなくす。
【解決手段】複数個のX線エリアカメラ31、32、33、34を、X線源2から等距離の円周上に、かつ、X線源2に対向するように配置する。また、複数列のコンベア41、42、43、44を、X線源2とX線エリアカメラ31、32、33、34の間において、X線源2から等距離の円周上に、かつ載置面41a、42a、43a、44aがX線源2に対向するように配置する。これにより、検査対象物及びX線エリアカメラに対してX線が均一に照射され、照射強度のむらがなくなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査対象物に対してX線を照射することにより、表面や内部の異物や空隙等を非破壊検査するX線異物検査装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、X線異物検査装置においては、単位時間あたりの検査個数を増やすために、検査対象物をコンベアによって搬送する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示されている検査対象物は、比較的大きなスイカ等の青果物であり、幅広のコンベア等によって搬送されるのが一般的とされている。一方、検査対象物が小さな部品である場合には、図5に示すように幅の狭い複数のコンベア241、242、243、244とX線エリアカメラ231、232、233、234をそれぞれ並列に配列し、それぞれのコンベア241、242、243、244に検査対象物50を1つずつ載置することにより、搬送する構成が考えられる。
【特許文献1】特開平11−174001号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
一般に、X線の照射強度は距離の2乗に反比例するところ、図5に示したX線異物検査装置200においては、X線源2からそれぞれのコンベア241、242、243、244までの距離及びX線源2からそれぞれのX線エリアカメラ231、232、233、234までの距離が異なるため、X線の照射強度にむらが生じ、微小な異物を高精度に検査することが困難となる。また、それぞれのコンベア241、242、243、244及びそれぞれのX線エリアカメラ231、232、233、234ごとにX線の照射角に差異が生ずるため、高精度な検査を妨げる原因となっていた。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、検査対象物に対してX線を均一に照射することにより照射強度のむらをなくし、微小な異物を高精度に検査することを可能としたX線異物検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、
X線を出射するX線源と、
前記X線源から等距離の円周上に配置された複数個のX線撮像手段と、
前記X線源と前記X線撮像手段との間に複数列設けられ、載置された検査対象物を搬送して該X線源から等距離の円周上を通過させる搬送手段と、
前記X線撮像手段によって撮像されたX線画像に基づいて、検査対象物内の異物の有無を判別する異物検出手段とを備えたものである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のX線異物検査装置において、
それぞれの搬送手段は、検査対象物の載置面が前記X線源に対向するように配設されているものである。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2に記載のX線異物検査装置において、
それぞれのX線撮像手段は、前記載置面に対して平行に配設されているものである。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のX線異物検査装置において、
前記搬送手段の搬送方向は、前記X線源及び前記X線撮像手段を含む平面に直交するものである。
【0009】
請求項5の発明は、
X線を出射するX線源と、
前記X線源から等距離の円周上に配置された複数個のX線撮像手段と、
前記X線源と前記X線撮像手段との間において、複数個の検査対象物を載置可能に設けられ、載置された検査対象物を支持する支持手段と、
前記支持手段をX軸、Y軸及びZ軸の方向にそれぞれ独立して移動させるための駆動手段と、
前記X線撮像手段によって撮像されたX線画像に基づいて、検査対象物内の異物の有無を判別する異物検出手段とを備えたものである。
【0010】
請求項6の発明は、請求項5に記載のX線異物検査装置において、
前記支持手段は、検査対象物の載置面が前記X線源に対向するように形成されているものである。
【0011】
請求項7の発明は、請求項5又は請求項6のいずれか一項に記載のX線異物検査装置において、
それぞれのX線撮像手段は、前記載置面に対して平行に配設されているものである。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の発明によれば、複数列の搬送手段が検査対象物をX線源から等距離の円周上を通過させるので、いずれの列の搬送手段によって搬送されたかに関わらず、X線源とX線撮像手段によって撮像される検査対象物との距離をすべて同一とすることができる。これにより、複数列の検査対象物に対するX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物等を高精度に検査できるようになる。また、複数個のX線撮像手段がX線源から等距離の円周上に配置されているので、いずれのX線撮像手段に対しても同等の強度でX線が照射される。これにより、個々のX線撮像手段に対するX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物等を高精度に検査できるようになる。
【0013】
請求項2の発明によれば、それぞれの搬送手段は、検査対象物の載置面がX線源に対向するように配設されているので、いずれの搬送手段によって搬送された検査対象物に対しても同等の角度でX線が照射される。これにより、いずれの検査対象物に対しても正面からX線が照射されるので、個々の検査対象物内におけるX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物等をより一層高精度に検査できるようになる。
【0014】
請求項3の発明によれば、それぞれのX線撮像手段は、載置面に対して平行に配設されているので、いずれのX線撮像手段に対しても同等の角度で検査対象物を透過したX線が同等の角度で照射される。これにより、いずれのX線撮像手段に対しても正面からX線が照射されるので、個々のX線撮像手段内におけるX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物等をより一層高精度に検査できるようになる。
【0015】
請求項4の発明によれば、搬送手段の搬送方向がX線源及びX線撮像手段を含む平面に直交するので、検査対象物の真上方向からX線を照射することができる。これにより、特に、搬送方向に厚みの均一な検査対象物を検査する場合に、その前後端部において、より一層微小な異物等を高精度に検査できるようになる。
【0016】
請求項5の発明によれば、複数個のX線撮像手段がX線源から等距離の円周上に配置されているので、いずれのX線撮像手段に対しても同等の強度でX線が照射される。これにより、X線撮像手段に対するX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物等を高精度に検査できるようになる。支持手段をX軸、Y軸及びZ軸の方向にそれぞれ独立して移動させるための駆動手段を備えているので、X線源に対する検査対象物の位置を微調整できる。これにより、検査対象物に対するX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物等を高精度に検査できるようになる。
【0017】
請求項6の発明によれば、支持手段は、検査対象物の載置面がX線源に対向するように形成されているので、いずれの検査対象物に対しても同等の角度でX線が照射される。これにより、微小な異物等をより一層高精度に検査できるようになる。
【0018】
請求項7の発明によれば、それぞれのX線撮像手段は、載置面に対して平行に配設されているので、いずれのX線撮像手段に対しても同等の角度で検査対象物を透過したX線が同等の角度で照射される。これにより、いずれの検査対象物及びX線撮像手段に対しても正面からX線を照射でき、微小な異物等をより一層高精度に検査できるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
(実施形態1)
本発明の一実施形態によるX線異物検査装置について図面を参照して説明する。図1はX線異物検査装置の全体構成を示している。また、図2はそのX線撮像部の構成を示している。X線異物検査装置1は、X線を出射するX線源2と、検査対象物50を透過したX線画像を撮像するX線エリアカメラ(X線撮像手段)31、32、33、34と、検査対象物50を搬送するコンベア(搬送手段)41、42、43、44と、X線エリアカメラ31、32、33、34によって撮像された画像を解析することにより、検査対象物50内に異物が存在するかを判別する画像処理装置(異物検出手段)5と、X線源2を制御するX線制御装置21と、コンベア41、42、43、44を駆動する駆動ローラ61、62、63、64等によって構成されている。
【0020】
X線源2は、X線制御装置21によって制御され、所定の照射角でX線を放射状に出射する。X線源2から出射されたX線は、検査対象物50及びコンベア41、42、43、44を透過して、X線エリアカメラ31、32、33、34によって検知される。X線エリアカメラ31、32、33、34は、入射したX線を荷電粒子すなわち電気信号に変換して出力する。例えば、検査対象物50の内部にX線透過率の異なる異物が混入している場合又は検査対象物50の内部に空隙が存在する場合、X線エリアカメラ31、32、33、34に入射するX線量が部分的に異なるため、X線エリアカメラ31、32、33、34によって撮像された画像内に斑点として現れる。画像処理装置5は、画像内に現れた斑点を異物等によるものか否かを判別することにより、検査対象物50の内部の状態を非破壊検査する。
【0021】
図1に示すように、X線エリアカメラ31、32、33、34は、X線源2から等距離の円周上に配置されている。また、X線エリアカメラ31、32、33、34の近傍には、コンベア41、42、43、44が配設されている。個々のコンベア41、42、43、44は、その搬送方向Aに直交する方向に平行に配列されている。すなわち、X線の照射エリアにおいて、コンベア41、42、43、44の搬送方向Aに直交する1つの平面内に、X線源2及びX線エリアカメラ31、32、33、34が配設されている。なお、X線エリアカメラ31、32、33、34の向きは、それぞれコンベア41、42、43、44の載置面41a、42a、43a、44aと平行に向けられている。
【0022】
コンベア41、42、43、44のうち検査対象物50が載置される載置面41a、42a、43a、44aは、X線源2とX線エリアカメラ31、32、33、34との間を通過するように、配設されている。従って、載置面41a、42a、43a、44aに載置され搬送される検査対象物50は、必ずX線源2とX線エリアカメラ31、32、33、34との間を通過し、そのときX線によって内部の異物の有無が検査される。
【0023】
コンベア41、42、43、44の載置面41a、42a、43a、44aは、X線源2から等距離の円周上に配置されている。そのため、コンベア41、42、43、44の前後端の駆動ローラ61、62、63、64は、回転軸が円弧状に並ぶように配設されている。これにより、X線の照射エリアにおいて、コンベア41、42、43、44の載置面41a、42a、43a、44aは、すべてX線源2に対向するように配設されることになる。
【0024】
以上のような構成を備えたX線異物検査装置1によれば、複数列のコンベア41、42、43、44が検査対象物50をX線源2から等距離の円周上を通過させるので、いずれの列のコンベア41、42、43、44によって搬送されたかに関わらず、X線源2とX線エリアカメラ31、32、33、34によって撮像される検査対象物50との距離をすべて同一とすることができる。これにより、複数列の検査対象物50に対するX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物を高精度に検査できるようになる。また、複数個のX線エリアカメラ31、32、33、34がX線源から等距離の円周上に配置されているので、いずれのX線エリアカメラ31、32、33、34に対しても同等の強度でX線が照射される。これにより、個々のX線エリアカメラ31、32、33、34に対するX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物を高精度に検査できるようになる。
【0025】
また、それぞれのコンベア41、42、43、44は、検査対象物50の載置面41a、42a、43a、44aがX線源2に対向するように配設されているので、いずれのコンベア41、42、43、44によって搬送された検査対象物50に対しても同等の角度でX線が照射される。これにより、微小な異物をより一層高精度に検査できるようになる。また、それぞれのX線エリアカメラ31、32、33、34は、載置面41a、42a、43a、44aと平行に配設されているので、いずれのX線エリアカメラ31、32、33、34に対しても同等の角度で検査対象物50を透過したX線が同等の角度で照射される。これにより、いずれの検査対象物50及びX線エリアカメラ31、32、33、34に対しても正面からX線を照射でき、微小な異物をより一層高精度に検査できるようになる。また、コンベア41、42、43、44の搬送方向AがX線源2及びX線エリアカメラ31、32、33、34を含む平面に直交するので、検査対象物50の真上方向からX線を照射することができる。これにより、特に、搬送方向Aに厚みの均一な検査対象物50を検査する場合に、その前後端部において、より一層微小な異物を高精度に検査できるようになる。
【0026】
(実施形態2)
本発明の別の実施形態によるX線異物検査装置について図面を参照して説明する。図3はX線異物検査装置の全体構成を示している。X線異物検査装置100は、X線源2と、X線エリアカメラ31、32、33、34と、画像処理装置5と、X線源2を制御するX線制御装置21と、X線源2とX線エリアカメラ31、32、33、34との間において複数個の検査対象物50を支持する検査用トレイ(支持手段)101と、検査用トレイ101を移動させるためのXYZテーブル(駆動手段)102等によって構成されている。X線エリアカメラ31、32、33、34は、X線源2から等距離の円周上に、かつ、X線源2に対向するように配置されている。
【0027】
検査用トレイ101は、複数個の検査対象物50を載置するための載置面101aを有している。載置面101aには、検査対象物50に対応する形状の凹部が形成されている。載置面101aは、個々の検査対象物50がX線源2に対向するように湾曲して形成されている。これにより、検査対象物50はX線源2から略等距離の円周上に載置される。XYZテーブル102は、検査用トレイ101を図3中X軸、Y軸及びZ軸の方向にそれぞれ独立して移動させる。個々の検査対象物50とX線源2との距離が微妙に異なる場合であっても、XYZテーブル102によって検査用トレイ101をX軸、Y軸又はZ軸の方向に移動させることにより、微調整することができる。なお、X線エリアカメラ31、32、33、34の向きは、検査用トレイ101の載置面101aと平行に向けられている。
【0028】
図4は、検査用トレイ101に載置された検査対象物50と、X線エリアカメラ31、32、33、34により1回の撮像で検査できる範囲の関係を示している。1回の撮像で検査できる範囲は、X線源2の照射範囲とX線エリアカメラ31、32、33、34の撮像範囲により決定され、同図においてハッチングで示される。本実施形態では、1回の撮像で2列分の検査対象物50が検査される。最初の2列分の検査対象物50が検査された後、XYZテーブル102によって検査用トレイ101をX軸の方向に2列分だけ移動させることにより、次の2列分の検査対象物50が検査される。このようにして、検査用トレイ101に載置された検査対象物50が連続的に効率よく検査される。
【0029】
以上のような構成を備えたX線異物検査装置100によれば、複数個のX線エリアカメラ31、32、33、34がX線源2から等距離の円周上に配置されているので、いずれのX線エリアカメラ31、32、33、34に対しても同等の強度でX線が照射される。これにより、X線エリアカメラ31、32、33、34に対するX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物を高精度に検査できるようになる。また、検査用トレイ101をX軸、Y軸及びZ軸の方向にそれぞれ独立して移動させるためのXYZテーブル102を備えているので、X線源2に対する検査対象物50の位置を微調整できる。これにより、検査対象物50に対するX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物を高精度に検査できるようになる。
【0030】
また、検査用トレイ101は、検査対象物50の載置面101aがX線源2に対向するように形成されているので、いずれの検査対象物50に対しても同等の角度でX線が照射される。これにより、いずれの検査対象物50に対しても正面からX線が照射されるので、個々の検査対象物50内におけるX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物等をより一層高精度に検査できるようになる。また、それぞれのX線エリアカメラ31、32、33、34は、検査用トレイ101の載置面101aと平行に配設されているので、いずれのX線エリアカメラ31、32、33、34に対しても同等の角度で検査対象物50を透過したX線が同等の角度で照射される。これにより、いずれのX線エリアカメラ31、32、33、34に対しても正面からX線が照射されるので、個々のX線エリアカメラ31、32、33、34内におけるX線の照射強度のむらをなくすことができ、微小な異物等をより一層高精度に検査できるようになる。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく、少なくとも複数個のX線エリアカメラ31、32、33、34がX線源2から等距離の円周上に配置されていればよい。また、本発明は種々の変形が可能であり、例えば、X線エリアカメラの個数やコンベアの配列数は、上述した構成に限られることなく、検査対象物50の大きさ等によって適宜定めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施形態によるX線異物検査装置の全体構成を示す断面図。
【図2】同装置のX線撮像部の構成を示す斜視図。
【図3】本発明の別の実施形態によるX線異物検査装置の全体構成を示す断面図。
【図4】同装置の検査用トレイに載置された検査対象物と、X線エリアカメラにより1回の撮像で検査できる範囲の関係を示す平面図。
【図5】従来のX線異物検査装置の全体構成を示す断面図。
【符号の説明】
【0033】
1 X線異物検査装置
2 X線源
21 X線制御装置
31、32、33、34 X線エリアカメラ(X線撮像手段)
41、42、43、44 コンベア(搬送手段)
50 検査対象物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
X線を出射するX線源と、
前記X線源から等距離の円周上に配置された複数個のX線撮像手段と、
前記X線源と前記X線撮像手段との間に複数列設けられ、載置された検査対象物を搬送して該X線源から等距離の円周上を通過させる搬送手段と、
前記X線撮像手段によって撮像されたX線画像に基づいて、検査対象物内の異物の有無を判別する異物検出手段とを備えたことを特徴とするX線異物検査装置。
【請求項2】
それぞれの搬送手段は、検査対象物の載置面が前記X線源に対向するように配設されていることを特徴とする請求項1に記載のX線異物検査装置。
【請求項3】
それぞれのX線撮像手段は、前記載置面に対して平行に配設されていることを特徴とする請求項2に記載のX線異物検査装置。
【請求項4】
前記搬送手段の搬送方向は、前記X線源及び前記X線撮像手段を含む平面に直交することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のX線異物検査装置。
【請求項5】
X線を出射するX線源と、
前記X線源から等距離の円周上に配置された複数個のX線撮像手段と、
前記X線源と前記X線撮像手段との間において、複数個の検査対象物を載置可能に設けられ、載置された検査対象物を支持する支持手段と、
前記支持手段をX軸、Y軸及びZ軸の方向にそれぞれ独立して移動させるための駆動手段と、
前記X線撮像手段によって撮像されたX線画像に基づいて、検査対象物内の異物の有無を判別する異物検出手段とを備えたことを特徴とするX線異物検査装置。
【請求項6】
前記支持手段は、検査対象物の載置面が前記X線源に対向するように形成されていることを特徴とする請求項5に記載のX線異物検査装置。
【請求項7】
それぞれのX線撮像手段は、前記載置面に対して平行に配設されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のX線異物検査装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2009−236633(P2009−236633A)
【公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−81913(P2008−81913)
【出願日】平成20年3月26日(2008.3.26)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】