説明

株式会社ダイヘンにより出願された特許

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【課題】移動距離を延長しても、直線移動機構全体の重量化、および旋回動作による慣性力の増大を適切に回避する。
【解決手段】搬送装置A1は、固定ベース1と、垂直状の旋回軸線Os周りに旋回可能な旋回ベース2と、旋回ベース2に支持された直線移動機構3と、直線移動機構3に支持され、ワークWを水平直線状の移動行程に沿って搬送するハンド4A,4Bと、軸線Osに沿って配置され、固定ベース1内のモータM3,M4からの駆動力を直線移動機構3に伝達するための伝動軸25,26とを備える。直線移動機構3は、水平軸線O1周りに回転可能な駆動プーリ335、および、垂直面内に沿うように駆動プーリ335に掛け回され、移動行程の平行線に沿って往復動する出力ベルト337を含んで構成された駆動機構33A,33Bと、出力ベルト337に連結されたハンド4A,4Bを移動可能に支持するガイドレール32A,32Bとを有する。 (もっと読む)


【課題】ガスシールドアーク溶接において、溶接開始時に発生するシールドガスの突流を低減する溶接トーチを提供する。
【解決手段】溶接トーチ1のガス供給口11と同軸に有底穴状の弁体ケーシング13を設ける。弁体ケーシング13内のガス供給口11側に弁体12を設け、弁体ケーシング13の底部と弁体12との間にスプリング14を設ける。弁体ケーシング13の、スプリング14挿入部の軸直角面に、ガス導入路15とつながる開口部13aを設ける。溶接開始のシールドガス突流発生時にガス供給口11内のガス圧上昇によって弁体12が開口部13a側へ移動して弁体12の外周面が開口部13aの一部をふさいで突流を低減し、その後、シールドガスが定常流れになると弁体12がスプリング14のばね力によりガス供給口11側へ移動して開口部13aを開放する。 (もっと読む)


【課題】メッキ鋼板の抵抗溶接において、電極磨耗の進行状態に関わらず良好な溶接品質を得ること。
【解決手段】瞬時電力値が電力設定値Prと等しくなるように定電力制御しながら溶接する抵抗溶接制御方法において、上記の電力設定値Prを、予め定めた電力目標パターンに従って溶接経過時間tに伴って変化する値とする。この電力目標パターンは、溶接開始時点で初期値Psとなり、その後は次第に大きくなり第1溶接経過時間T1で第1ピーク値Pp1となり、その後は次第に小さくなり第2溶接経過時間T2で0となり、第3溶接経過時間T3までの冷却期間Tc中は0のままであり、その後は次第に大きくなり溶接終了時点Teで第2ピーク値Pp2となるパターンである。第1ピーク値Pp1によってメッキ層を除去し、冷却期間Tcによって過剰な入熱を抑制して良好な溶接品質を得る。 (もっと読む)


【課題】地上設置型変圧器装置の変圧器の絶縁油の量を節約する。
【解決手段】三相変圧器本体8を絶縁油7と共に収容した変圧器ケース6の側板の上部を貫通して変圧器ケース内の絶縁油の油面より上方の空間に三相のヒューズホルダ9uないし9wが挿入され、ヒューズホルダ内の高圧限流ヒューズ12uないし12wを通して変圧器本体8の一次側に接続される開閉器装置2がヒューズホルダよりも下方に位置させて変圧器ケース6の側板に支持される地上設置型変圧器装置において、変圧器ケース6の三相のヒューズホルダ9uないし9wが取り付けられた部分よりも下方に位置する部分の幅寸法W1を、変圧器本体の対地間絶縁距離の確保に支障を来さない範囲で、三相のヒューズホルダが取り付けられた部分の幅寸法W2よりも小さく設定した。 (もっと読む)


【課題】プラズマミグ溶接において、プラズマ電極の消耗に伴うプラズマアークの変更による溶接不良の発生を防止する。
【解決手段】溶接ワイヤと母材との間にピーク期間Tp中のピーク電流Ip及びベース期間Tb中のベース電流Ibを1パルス周期Tfとするミグ溶接電流Iwmを通電することによってミグアークを発生させると共に、溶接ワイヤを囲むように配置されたプラズマ電極と母材との間に直流のプラズマ溶接電流Iwpを通電することによってプラズマアークを発生させ、パルス周期Tfの特定期間(ピーク期間Tp及びベース期間Tb)中のプラズマ溶接電圧Vwp(誘起ピーク電圧Vpp及び誘起ベース電圧Vbb)をパルス周期Tfごとに検出し、この検出値が増加した状態又は減少した状態が所定期間以上継続したことによってプラズマアークの偏向を判別し、警報を発すると共に溶接を中断する。 (もっと読む)


【課題】 被覆アーク溶接のとき最大負荷電圧特性の各出力電流値における最大負荷電圧が高いので、タック溶接等を行うとき、容易にアークが消弧できない。
【解決手段】 商用交流電源を整流及び平滑して直流電圧を出力する直流電源回路と、直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、高周波交流電圧を溶接に適した交流電圧に変換する主変圧器と、主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、整流された出力電流を検出する出力検出回路と、検出された出力電流に基づいてインバータ回路を制御する主制御回路と、を備えたアーク溶接機において、タック溶接モードを選択する選択回路を設け、主制御回路は、タック溶接モードが選択されると、各出力電流値における最大負荷電圧を降圧させた最大負荷電圧特性を形成する外部特性制御を行う、ことを特徴とするアーク溶接機である。 (もっと読む)


【課題】並列接続されたインバータ装置間に循環電流が流れるための電流経路が形成される場合に、過渡時の循環電流を抑制することができる系統連系インバータシステムを提供する。
【解決手段】直流電源10a〜10cと、これらにそれぞれ接続され、変換した交流電力を変圧器を介さずに出力するインバータ装置20a〜20cと、インバータ装置20a〜20cが互いに並列に接続された出力側の接続点と電力系統40との間に設けられている変圧器30と、各直流電源10a〜10cの一対の出力端の一方をそれぞれ接地する接地線LG1a〜LG1cとを備えている系統連系インバータシステムAにおいて、各接地線LG1a〜LG1cにインピーダンスを増加させるための抵抗Ra〜Rcを設けた。インバータ装置10a〜10c間に循環電流の電流経路が形成されるが、抵抗Ra〜Rcのために過渡時の循環電流が抑制される。 (もっと読む)


【課題】1つの溶接トーチからミグアークとプラズマアークとを同時に発生させるプラズマミグ溶接方法において、ミグアークのアーク長制御をより精密に行なうこと。
【解決手段】ミグ溶接電圧Vwmを、基準電圧波形を中心電圧値とする変動範囲Vc±ΔVc内に制限してミグ溶接電圧制限値Vftを算出し、この算出値によってアーク長制御を行う。第n回目のパルス周期の開始時に、第n−1回目〜第n−k回目(kは2以上の整数)までのパルス周期のミグ溶接電圧Vwmが上記変動範囲の下限値以下であったときは、ミグ溶接電圧制限値Vftを基準電圧波形の中心電圧値Vcとして算出する。これにより、ミグ溶接電圧Vwmに重畳する異常電圧を除去することができるので、高精度のアーク長制御が可能となる。 (もっと読む)


【課題】温度調整手段が別途不要で内部の温度調整対象を適温に制御可能な構成とすることで、使用環境温度が変化しても安定して高精度な計測結果が得られる計測装置を提供する。
【解決手段】デジタル処理回路での処理にかかるA/Dコンバータの待機時間での通常モードと待機モードとの時間割合(時間ta,tbの割合)をアナログ回路の周囲温度の検出温度に基づいて変更し、各モードの異なる電力消費に基づく発熱量の違いにてその周囲温度の温度制御を行うようにした。つまり、A/Dコンバータの動作不要な時間にA/Dコンバータ自身を温度調整手段として機能させることでその温度制御が行われる。 (もっと読む)


【課題】インバータ回路がACリンク方式である場合に、ソフトスイッチングを実現できないタイミングをなくすことができるインバータ装置を提供する。
【解決手段】ACリンク方式のインバータ回路2と制御回路3とを備えるインバータ装置4において、制御回路3が三相の電圧の中性点電位を1/3周期毎に遷移させて1/3周期ずつ各相の電位を負極側の電位に固定するNVS制御を行うようにした。いずれかの相が負極側の電位に固定されるので、すべての相の正極側のスイッチング素子がオン状態となる場合は発生しない。また、すべての相の負極側のスイッチング素子がオン状態となる場合でも、スイッチングが行われる相の相電圧がプラス電位となるので、当該相と負極側の電位に固定されている相とを導通させれば、共振電流を流すことができる。したがって、この場合でも、ソフトスイッチングを実現することができる。 (もっと読む)


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