説明

株式会社ダイセルにより出願された特許

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【課題】 共役不飽和カルボニル化合物の収率を低下させることなく、フタル酸系骨格を有するイミド化合物触媒の使用量を低減できる共役不飽和カルボニル化合物の製造法を提供する。
【解決手段】 本発明の製造法では、下記式(1)


[式中、R1、R2、R3、R4は水素原子、アルキル基等を示す。Xは酸素原子、又は−OR基(Rは水素原子又はヒドロキシル基の保護基を示す)を示す]で表されるイミド化合物Aと、芳香環と縮合しているイミド化合物Bとで構成された触媒の存在下、炭素−炭素二重結合の隣接位にメチレン基を有する不飽和化合物を酸素と反応させて、該メチレン基の炭素原子にオキソ基が導入された対応する共役不飽和カルボニル化合物を生成させる。 (もっと読む)


【課題】 不純物含有量の極めて少ないフォトレジスト用高分子化合物を効率よく製造できる方法を提供する。
【解決手段】 本発明のフォトレジスト用高分子化合物の製造法は、ラクトン骨格を含む単量体(a)及びヒドロキシル基を有する脂環式骨格を含む単量体(c)から選択された少なくとも1種の単量体に対応する繰り返し単位と、酸により脱離してアルカリ可溶性となる基を含む単量体(b)に対応する繰り返し単位とを有するフォトレジスト用高分子化合物を製造する方法であって、単量体混合物の重合により生成したポリマーを沈殿又は再沈殿させる沈殿精製工程において、沈殿又は再沈殿に用いる貧溶媒として混合溶媒を用いることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 環状イミド系又は環状アシルウレア系化合物触媒を用いた反応混合物から、含窒素不純物含量の少ない有機化合物を効率よく得る方法を提供する。
【解決手段】 本発明の有機化合物の製造方法は、下記式(I)又は(II)
【化1】


[式中、Xは酸素原子又は−OR基(Rは水素原子又はヒドロキシル基の保護基を示す)を示す。Gは炭素原子又は窒素原子を示す。nは1又は2を示し、nが2のとき、2つのGは同一でもよく異なっていてもよい]
で表される環状イミド骨格又は環状アシルウレア骨格を有する環状イミド系又は環状アシルウレア系化合物触媒の存在下、基質を反応させて有機化合物を製造する方法において、生成した有機化合物をリンス及び/又はリパルプ処理に付して含窒素不純物含量の低減された目的物を得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 生分解性と実用物性を有すると共に、弾性率、耐衝撃性などの物性が改善され、且つ滑り性に優れた成形品を与える低分岐度脂肪族ポリエステル組成物の提供。
【解決手段】 脂肪族ジカルボン酸残基、脂肪族ジオール残基及び必要に応じて加えられる脂肪族ヒドロキシカルボン酸残基からなり、脂肪族ジカルボン酸残基のうちの特定比率がコハク酸残基であり、特定値以上の重量平均分子量(Mw)を有し、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が小さく、特定構造の分岐構造の含有率が少ない低分岐度高分子量脂肪族ポリエステル(a)及びフィラー(j)からなる低分岐度高分子量脂肪族ポリエステル樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維強化ポリオレフィン系樹脂の強度等の物性向上。
【解決手段】 酸量が、無水マレイン酸換算で、平均で0.05〜0.5重量%である酸基含有ポリオレフィン系樹脂(A)を、酸基と反応し得る官能基を有するサイジング剤(s)で表面処理された炭素長繊維(B)に、酸基含有ポリオレフィン系樹脂(A)と炭素長繊維(B)の合計中の炭素長繊維(B)の重量比率が5重量%以上、50重量%未満となるように含浸してなる炭素長繊維強化樹脂ペレットであり、該ペレットの長さ方向に該炭素繊維が同一長さで平行配列しており、該炭素繊維の長さが4〜50mmである炭素長繊維強化樹脂ペレットを、温度T50〜160℃、時間t0.1〜100時間、加熱処理した被熱処理炭素長繊維強化樹脂ペレットを用いる。 (もっと読む)


【課題】 成形時の分子量低下や着色が少ない、低分岐度高分子量脂肪族ポリエステルの製造方法の提供。
【解決手段】 脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸類及び脂肪族ヒドロキシカルボン酸類を原料に、脂肪族ジカルボン酸類100mol%の内100〜75mol%がコハク酸又はその誘導体であり、それに含まれるリンゴ酸の濃度が0.60重量%以下であり、2A族、2B族、及び4A族元素化合物触媒を存在させて脂肪族ポリエステルを製造する際、所定の反応温度で所定エステル化率までエステル化反応を進め、所定重量平均分子量、所定酸価の低分子量体を得る工程と、所定反応温度で重縮合させて高分子量化する工程からなり、反応液の粘度が特定以上の高分子量化工程で、二軸連続重合反応装置を使用する。 (もっと読む)


【課題】 生分解性と実用的な耐熱性等を有する成形品を与える低分岐度高分子量脂肪族ポリエステルの提供。
【解決手段】 分子鎖が、脂肪族ジカルボン酸残基、脂肪族ジオール残基、及び脂肪族ヒドロキシカルボン酸残基からなり、脂肪族ジカルボン酸残基100 mol%のうち100〜75mol%がコハク酸残基であり、脂肪族ヒドロキシカルボン酸残基の、脂肪族ジカルボン酸残基及び脂肪族ヒドロキシカルボン酸残基の和に対するモル分率が0〜0.25であり、重量平均分子量(Mw)が180,000以上であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が2.7以下であり、リンゴ酸に基づく分岐構造の含有率が10×10−6mol/g以下である低分岐度高分子量脂肪族ポリエステル。 (もっと読む)


【課題】 環状アシルウレア系化合物を触媒として用いる反応において、該触媒の失活を抑制でき、少量の触媒で効率よく有機化合物を製造する方法を提供する。
【解決手段】 本発明の有機化合物の製造方法は、反応により水を生成する反応系において、下記式(I)
【化1】


[式中、Rは水素原子又はヒドロキシル基の保護基を示す。Gは炭素原子又は窒素原子を示す。nは1又は2を示し、nが2のとき、2つのGは同一でもよく異なっていてもよい]
で表される環状アシルウレア骨格を有する環状アシルウレア系化合物を触媒として用いて有機化合物を製造するに際し、系内の水を除去しながら反応を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 生分解性に優れ、実用的な耐熱性を有すると共に、耐衝撃性などの物性が改善されたフィルムに用いる樹脂組成物の提供。
【解決手段】 脂肪族ジカルボン酸残基、脂肪族ジオール残基及び必要に応じて加えられる脂肪族ヒドロキシカルボン酸残基からなり、脂肪族ジカルボン酸残基のうちの特定比率がコハク酸残基であり、特定値以上の重量平均分子量(Mw)を有し、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が小さく、特定の分岐構造の含有率が少ない低分岐度高分子量脂肪族ポリエステル(a)及び特定の脂肪族ポリエステル(b)からなる低分岐度高分子量脂肪族ポリエステル樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】 入手しやすい安価な原料から短い工程で簡易にN,N′,N″−トリヒドロキシイソシアヌル酸を製造できる方法を提供する。
【解決手段】 本発明のN,N′,N″−トリヒドロキシイソシアヌル酸の製造方法は、ヒドロキシルアミン又はその塩とカルボニル化合物とを反応させてN,N′,N″−トリヒドロキシイソシアヌル酸を生成させることを特徴とする。前記カルボニル化合物として、例えば、ホスゲン、尿素、炭酸エステル、ハロギ酸エステル、カルボニル基に2つの含窒素芳香族複素環式基が窒素原子部位で結合した複素環式カルボニル化合物などを用いることができる。反応は塩基の存在下で行ってもよい。 (もっと読む)


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