説明

中外製薬株式会社により出願された特許

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Fc領域に1またはそれ以上のアミノ酸置換が導入されている抗グリピカン3抗体が開示される。好ましくは、本発明の抗グリピカン3抗体は、Fc領域の239、298、326、330または332位のアミノ酸残基の1またはそれ以上が別のアミノ酸残基で置換されている。本発明のFc改変型ヒト化抗グリピカン3抗体は、増強されたADCC活性を有するため、肝癌などの癌の治療に有用である。また、本発明の抗グリピカン3抗体および薬学的に許容しうる担体を含む抗癌剤、ならびに癌を有する患者に本発明の抗癌剤を投与することにより癌を治療する方法が開示される。
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【課題】本発明はヒトIL-6Rに対する再構成ヒト抗体を提供する。
【解決手段】(A)(1)ヒトL鎖C領域、及び
(2)ヒトL鎖FR、及びヒトIL-6Rに対するマウスモノクローナル抗体のL鎖CDRを含んでなるL鎖V領域、を含んで成るL鎖;並びに
(B)(1)ヒトH鎖C領域、及び
(2)ヒトH鎖FR、及びヒトIL-6Rに対するマウスモノクローナル抗体のH鎖CDRを含んで成るH鎖V領域、を含んで成るH鎖;
を含んで成るヒトIL-6Rに対する再構成された抗体。
この抗体においては、ヒト抗体のV領域のCDRがヒトIL-6Rに対するマウスモノクローナル抗体のCDRにより置き換えられている。この再構成ヒト抗体の大部分がヒト抗体に由来し、そしてCDRは抗原性が低いから、本発明の再構成ヒト抗体はヒトに対する抗原性が低く、そしてそれ故に療法用として期待される。 (もっと読む)


【課題】ベンズアミド誘導体の効率的かつ簡便な製法。
【解決手段】


(式中、R及びRは水素、アルキル基、アリール基、アシル基、カルボアルコキシ基またはカルボベンゾキシ基を示し、R及びRは水素原子、アシル基又はカルボアルコキシ基を示し、Rは水素原子、シアノ基、ニトロ基、アミノ基またはハロゲン原子を示す。ただし、R及びRが水素のとき、Rはアシル基又はカルボアルコキシ基を示す。)で表される化合物を塩化水素を含む溶媒中で反応させる、上式中、R及びRが水素であるベンズアミド誘導体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 新規な細胞増殖抑制剤を提供すること。
【解決手段】 抗グリピカン3抗体を有効成分として含有する治療剤、ならびに抗グリピカン3抗体及び医薬的に許容される担体又は添加物を含む治療用製剤が開示される。好ましくは本発明の治療用製剤は細胞増殖抑制剤である。また好ましくは、抗グリピカン3抗体はモノクローナル抗体である。また好ましくは、抗グリピカン3抗体は細胞障害活性を有する。 (もっと読む)


【課題】全てのタイプのHBVに対して中和活性を有し得るHBs抗原特異的モノクローナル抗体を提供する。
【解決手段】HBs抗原特異的モノクローナル抗体。B型肝炎ウイルスのHBs抗原に対する単鎖抗体(scFv)、上記HBs抗原特異的モノクローナル抗体を構成する重鎖可変領域および軽鎖可変領域であるタンパク質、上記HBs抗原特異的モノクローナル抗体を構成する重鎖相補性決定領域1〜3および軽鎖相補性決定領域1〜3であるペプチド、上記HBs抗原特異的モノクローナル抗体を構成する重鎖可変領域および軽鎖可変領域をコードするDNA(遺伝子)、並びに上記HBs抗原特異的モノクローナル抗体を構成する重鎖相補性決定領域1〜3および軽鎖相補性決定領域1〜3をコードするDNA(遺伝子)。これらモノクローナル抗体等を利用するB型肝炎ウイルスの検定方法、B型肝炎の診断方法およびB型肝炎の治療方法。 (もっと読む)


【課題】 抗CD47抗体の作用を増強させること。
【解決手段】 抗CD47抗体及びインテグリンリガンドを有効成分として含有する医薬組成物。インテグリンリガンドと併用することを特徴とする、抗CD47抗体を有効成分として含有する医薬組成物。抗CD47抗体と併用することを特徴とする、インテグリンリガンドを有効成分として含有する医薬組成物。インテグリンリガンドを有効成分として含有する、抗CD47抗体の作用増強剤。 (もっと読む)


【課題】血中乳酸値を実質的に上昇させずかつ優れた血糖降下作用を有しており、腎機能障害等を伴う乳酸アシドーシスを起こしやすい糖尿病患者に対しても投与することが可能な糖尿病治療剤を提供すること。
【解決手段】血中乳酸値を実質的に上昇させずに血糖値を降下させる作用を有する糖尿病治療剤であって、前記治療剤が一般式(1)
【化1】


(式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を示す。)
で表されるビグアニド誘導体又はその塩を有効成分とすることを特徴とする糖尿病治療剤。 (もっと読む)


インターロイキン−6(IL−6)アンタゴニスト、例えばIL−6受容体(IL−6R)に対する抗体を含んで成る中皮腫治療剤、及びIL−6アンタゴニスト、例えばIL−6Rに対する抗体を含んで成る中皮腫細胞増殖抑制剤。
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【課題】 プランジャロッド付きシリンジ製剤の組付装置を用いて製造することができる程度に、製造過程における主剤であるタンパク質の消失を防止した、安定化されたプランジャロッド付きプレフィルドシリンジタンパク質溶液製剤を提供すること。
【解決手段】 プランジャロッドを具備し、タンパク質がエリスロポエチン、G−CSFまたは抗体であることを特徴とするプレフィルドシリンジタンパク質溶液製剤である。このプレフィルドシリンジタンパク質溶液製剤により、安価で且つ安全なシリンジ製剤、好適にはプレフィルドシリンジ製剤を提供することができる。 (もっと読む)


AR1鎖,AR2鎖の二種の分子から成るI型インターフェロン受容体に対するリガンド機能代替二種特異性抗体の分離に成功した。また、血液凝固第IX因子/活性化血液凝固第IX因子及び血液凝固第X因子の双方に結合し、酵素反応を増強させる血液凝固第VIII因子/活性化血液凝固第VIII因子の作用を代替する二種特異性抗体を作製することに成功した。 (もっと読む)


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