説明

三菱レイヨン株式会社により出願された特許

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【課題】サイジング剤液を含浸させた炭素繊維束における繊維軸方向の糸幅のバラツキを減少させ、さらには並行処理される複数の炭素繊維束間において糸幅を均一化できる炭素繊維束の製造方法を提供すること。
【解決手段】並走する複数の炭素繊維束をサイジング剤液に浸漬させた後該サイジング剤液の液面よりも上方に配置された引き上げローラーを経由させて該サイジング剤液に浸漬させた該複数の炭素繊維束を引き上げた後に乾燥処理を行うサイジング処理工程を含むサイジング剤液含浸炭素繊維束の製造方法であり、該サイジング処理工程において、該複数の炭素繊維束が該サイジング剤液の液面を出てから該引き上げローラーに接するまでに走行する走行路の中間地点を走行するよりも前に該サイジング剤液の液面から出た後の該複数の炭素繊維束のうちの隣り合う炭素繊維束の間に形成される該サイジング剤液の膜を除去するサイジング剤液含浸炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】重合体に含まれる残存単量体を効率良く低減できる、電子材料用重合体の製造方法を提供する。
【解決手段】重合溶媒の存在下に、重合開始剤を使用して、単量体をラジカル重合させて重合反応溶液を得る工程と、得られた重合反応溶液を減圧濃縮して、未反応の単量体を除去する工程を有する、電子材料用重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】入射角依存性、及び偏角散乱性を有し、所望方向に中心角を有する散乱光を出射させることにより観察に寄与する光の利用効率を高めることができる光制御フィルムを提供すること。
【解決手段】本発明の複数枚の散乱フィルム32、34が積層された光制御フィルム30は、散乱フィルムが光重合性組成物の硬化物からなる板状のマトリックスとマトリックス中に配設されマトリックスと屈折率が異なる複数の柱状構造体とを備え、同一の散乱フィルム内では、各柱状構造体が、散乱フィルムの法線方向に対し一定角度(θ1、θ2)で傾斜し略平行に配向され、傾斜角度が、一方の散乱フィルムから他方の散乱フィルムに向けて段階的に変化し、光制御フィルムへの光の入射角と、散乱光の出射角度範囲とが異なることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】発電時に生成水の排水機能が高く及び高分子電化質膜の乾燥を防ぐ保水機能に優れたガス拡散電極とそれを用いた燃料電池を提供することを目的とする。
【解決手段】炭素質多孔体を用いた固体高分子型燃料電池用ガス拡散電極であって、セパレーターとの接触面上に溝を設けた固体高分子型燃料電池用ガス拡散電極。炭素質多孔体を用いた固体高分子型燃料電池用ガス拡散電極であって、セパレーターとの接触面上に、幅が0.1〜2.0mm、深さ5〜100μmの溝を0.5〜2.0mmピッチで設けた固体高分子型燃料電池用ガス拡散電極。溝が、抄紙体にウォータージェットパンチング法を適用することにより形成されている前記のガス拡散電極。 (もっと読む)


【課題】少量でも、集電体に対する密着性に優れた電池電極用バインダを提供する。
【解決手段】シアン化ビニル単位80〜99.99モル%及びリン酸基含有単位0.01〜20モル%を有し、N−メチルピロリドンに対する不溶分が50質量%以下の重合体であることよりなる。電池電極用組成物は、本発明の水溶性バインダを含有することよりなる。電池用電極は、集電体と、該集電体上に設けられた合剤層とを備え、合剤層は、本発明の電池電極用組成物と電極活物質とを含有することよりなり、二次電池は、本発明の電池用電極を備えることよりなる。 (もっと読む)


【課題】高い導電性を有する導電性ポリマーの前駆体として好適な導電性ポリマー前駆体、およびこの導電性ポリマー前駆体を重合させて得られる導電性ポリマーの提供。
【解決手段】下記一般式(1)で表される導電性ポリマー前駆体、および該導電性ポリマー前駆体を重合させて得られる導電性ポリマー。
[化1]


式(1)中、Rは水素原子、または直鎖もしくは分岐のアルキル基であり、Rが結合する窒素原子は、2級もしくは3級のアミノ基またはその塩を形成してもよく、R〜R11はそれぞれ独立して特定の置換基から選ばれ、R〜R11のうち、少なくとも1つは水素原子であり、少なくとも1つは電子供与性基であり、少なくとも1つはアミノ基またはその塩であり、少なくとも1つは酸性基またはその塩である。 (もっと読む)


【課題】燃料電池に用いた際に短絡電流や反応ガスのクロスリークが生じにくい多孔質電極基材が求められていた。
【解決手段】炭素短繊維を網目状炭素繊維及び/又は樹脂炭化物で結着した多孔質電極基材であって、前記多孔質電極基材の少なくとも片面において、表面から厚さ30μmまでの嵩密度が0.30g/cm以上である多孔質電極基材。短絡電流密度が0.1mA/cm以下である多孔質電極基材。短絡電流密度が0.1mA/cm以下である多孔質電極基材。 (もっと読む)


【課題】樹脂の切り替え時における金型表面への樹脂の付着を抑制でき、樹脂の切り替え後も樹脂の残存痕の転写を防止しつつ、樹脂の切り替え前と同様に、金型の表面構造をフィルム状支持体の表面に転写でき、かつ無駄を軽減したフィルムの製造方法の提供。
【解決手段】金型11に連続搬送されるフィルム状支持体21上に、2つ以上の樹脂供給手段12,13から活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を順次切り替えて連続供給し、支持体21と金型11とで挟み、活性エネルギー線を照射して硬化させてフィルムを連続製造する方法であって、少なくとも2番目に供給される樹脂組成物は、活性エネルギー線が照射されないように支持体上に供給され、樹脂の切り替え時には、フィルム状支持体への供給中の樹脂組成物と、次の樹脂組成物の供給量の総量が一定またはそれ以上になるように樹脂組成物を切り替える、フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】被接合面において、熱可塑性樹脂が溶け出して強化繊維が浮き出る現象による接合不良を防止でき、バリの質量が少ない、繊維強化熱可塑性樹脂の接合方法を提供する。
【解決手段】強化繊維(F1)に熱可塑性樹脂(P1)を含浸してなる繊維強化熱可塑性樹脂(C1)からなる部材に設けられた第1の被接合面1aと、熱可塑性樹脂(P2)を含み繊維を含まない材料(C2)または強化繊維(F2)に熱可塑性樹脂(P2)を含浸してなる繊維強化熱可塑性樹脂(C3)からなる部材に設けられた第2の被接合面2aの少なくとも一方を加熱手段3で予備加熱した後、振動溶着により両者を接合する方法であって、予備加熱される被接合面1a、2aの表面温度が、該被接合面1a、2aを構成する熱可塑性樹脂の融点以下またはガラス転移温度以下である、繊維強化熱可塑性樹脂の接合方法。 (もっと読む)


【課題】親水性高分子の使用を必須としない方法で、親水性を有する塩化ビニル系多孔質膜を製造できる方法を提供する。
【解決手段】塩化ビニル系ポリマーを膜形成ポリマーとして用いて製造された塩化ビニル系多孔質膜を、濃度2質量%の水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、55℃で2時間加熱してアルカリ処理を行った後、20℃の水中に1時間浸漬して洗浄し、得られた多孔質膜を、濃度1質量%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液に浸漬し、40℃で4時間加熱後、室温(22℃)で12時間静置して酸化剤処理を行った後、20℃の水中に1時間浸漬して洗浄し、洗浄後の多孔質膜を室温で乾燥して親水性多孔質膜を得た。 (もっと読む)


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