説明

アイシン高丘株式会社により出願された特許

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【課題】金属板材に対する形状付与と焼入れとを同時に行う熱間プレス成形の長所を生かしながら、横断面がほぼ又は完全に閉じた中空な閉断面形状をなす成形品を製造可能とする、熱間プレスによる閉断面形状品の製造方法を提供すること。
【解決手段】第1成形部M1及び第2成形部M2を有する金属板材Mを準備し、これを焼入れ可能な温度に加熱する。先ず、低温の第1のプレス型機構を用いて焼入れ可能な温度状態にある第1成形部M1にプレス成形を施すことにより、第1成形部M1に対し開放断面形状を付与された一次成形品を得ると共に同時焼入れを行う。次に、低温の第2のプレス型機構を用いて焼入れ可能な温度状態にある第2成形部M2にプレス曲げ成形を施すことにより、一次成形品の開放断面形状を、曲げ成形された第2成形部M2によって横断面が閉じた中空な閉断面形状に変化させた二次成形品を得ると共に同時焼入れを行う。 (もっと読む)


【課題】ノズルベーンの効果を減殺することなくターボチャージャーの過給性能を向上させることができ、ターボチャージャーの稼動時にタービンハウジング自体の熱膨張や熱変形が生じたとしても機械的な障害を生じ難いノズルベーン付きターボチャージャー用のタービンハウジングを提供する。
【解決手段】タービンハウジングは、スクロール本体1と、そのスクロール本体1に対してノズルベーン10を位置決めすべく前記スクロール本体1の中央域に設けられたノズル壁面フランジ5とを少なくとも備えている。スクロール本体1は環状トンネル状の排気ガス通路6を区画する。この排気ガス通路6はその全周にわたって断面積がほぼ一定となるように形成されている。 (もっと読む)


【課題】焼入れ前(鋳放し状態)の良好な被削性と、焼入れ処理時の良好な焼入れ性とを併せ持った球状黒鉛鋳鉄を提供する。
【解決手段】FCD450相当の球状黒鉛鋳鉄の溶湯に銅(Cu)及びニッケル(Ni)を添加することにより得られる球状黒鉛鋳鉄である。この球状黒鉛鋳鉄は少なくとも、Cuの含有量が0.2〜0.4質量%であり、Niの含有量が0.4〜0.8質量%であり、FCD600相当の機械的性質を有する。更に、この球状黒鉛鋳鉄は基地組織の大部分がパーライト及びフェライトで構成され、球状黒鉛を除いた基地組織の面積割合においてパーライトが50〜90%を占めている。 (もっと読む)


【課題】セパレータの電極配置エリアに流体を均等に分配できると共に、電極面積に比してセパレータの外形寸法をあまり大きくせずとも電池性能を確保できる燃料電池セパレータを提供する。また、従来よりも体積効率に優れた燃料電池スタックを提供する。
【解決手段】セパレータには、その本体の四つの外周辺と電極配置エリアとの間に四角枠領域が確保されている。セパレータ本体の左辺部及び右辺部に対応する四角枠領域のうちの外側領域にはそれぞれ、第1流通孔12,11が設けられている。また、四角枠領域のうちの内側領域にはそれぞれ、複数の第2流通孔21,22が電極配置エリアの周縁に沿って一列に並んで設けられている。セパレータ本体の一方の面には、左右の第1流通孔12,11どうしをつなぐための複数条の第1流通孔連絡溝13が、電極配置エリアを横断し且つ各溝13が第2流通孔21,22の間を通るように設けられている。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼材にて、焼き入れ後の成形品の耐食性を冷間成型品と同等以上とした、耐食性と耐疲労性に優れた高強度焼き入れ成形体を得る方法と設備を提供する。
【解決手段】Al,Siを各々単独もしくは複合して0.15質量%以上含有する亜鉛めっき層を備えた亜鉛めっき鋼材を加熱設備1において、酸素0.1体積%以上の酸化雰囲気下で800℃以上950℃以下に加熱後、急冷設備2において730℃以下500℃以上に60sec以内で冷却した後、ホットスタンプ設備3で加工急冷し、焼き入れ後の成形体鋼材表面にZnを主成分としてFe:30質量%以下からなる層を30g/m以上形成する。 (もっと読む)


【課題】重ね継手を構成する複数の接合部間のギャップを解消又は極力低減して、高品質のレーザー溶接を可能とする重ね継手の溶接方法を提供する。
【解決手段】薄肉鋼板からなる二つの接合部1a,2aを重ね合わせて、帯状に延びる重ね合わせ部3を構成する。帯状重ね合わせ部3の複数箇所で前記接合部の厚み方向に圧接を施すことにより、帯状重ね合わせ部3の幅方向に長く延びる略長方形状の圧接部4を、帯状重ね合わせ部3の長手方向に沿って間隔を隔てながら複数個形成する。レーザービームの走査線が複数個の圧接部4の各々と交差するように走査させながら、レーザービームを帯状重ね合わせ部3に照射することにより、帯状重ね合わせ部3の長手方向のほぼ全体にわたって、レーザー溶接痕5が複数個の圧接部4の各々と交差するようなレーザー溶接を施す。こうして、二つの接合部1a,2aからなる重ね継手の溶接を完了する。 (もっと読む)


【課題】ワークに形成されている貫通孔を利用してワークを搬送し、更に弾性係合部を作動させる駆動源が必要とされないプレス成形装置、プレス成形方法を提供する。
【解決手段】上型1は、ワーク5の上面51側からワーク5の貫通孔50に挿入される軸状をなす挿入部3と、径内方向および径外方向に変位可能な弾性係合部4とを備えている。弾性係合部4は、貫通孔50の周縁部53のうちワーク5の上面51側に当接して弾性係合部4を挿入部3の径内方向に退避させる退避駆動力を発生させる第1係合体41と、挿入部3の径外方向に突出させる突出駆動力を発生させるバネ力と、ワーク5の下面52側の貫通孔50の周縁部53に当接して弾性係合部4を挿入部3の径内方向に退避させる退避駆動力を発生させる第2係合体42とを備えている。 (もっと読む)


【課題】装置構造が簡素で保守管理も容易であり、劣化砂と未劣化砂とを効率的に分離可能な砂型の分解装置を提供する。
【解決手段】砂型の分解装置は、上下に垂直移動可能な可動フレーム20と、可動フレームに対し左右に水平移動可能に支持されて相互に接近及び離間可能な左右一対の引き剥ぎ具30L,30Rとを備える。左右の引き剥ぎ具30L,30Rは、相互最接近時に分解作業台11上の砂型を包囲可能な左及び右の分割枠体からそれぞれ構成されている。左の分割枠体30Lの前端部及び後端部と、右の分割枠体30Rの前端部及び後端部とはそれぞれに対向関係にある。左及び右の各分割枠体30の前端部及び後端部には、前後方向内向きに突出して一対をなす前側刃部34及び後側刃部35がそれぞれ設けられている。 (もっと読む)


【課題】燃料電池構成部品の基材の表面に所望パターンの金属メッキ層を正確に形成可能な燃料電池構成部品の製造方法を提供する。また、基材の表面に金属メッキ層が正確にパターニングされた燃料電池構成部品を提供する。
【解決手段】凹凸が付与されたプレート状基材1を準備する。基材1の凹部及び凸部の表面(2a,3a,3b)を疎水性物質で疎水化し、疎水層4を形成する。光触媒リソグラフィー又は光触媒走査により、前記疎水化された凹部及び凸部の表面のうちの凸部頂面2aを覆っている疎水性物質を分解して親水化することにより、凸部頂面2aに親水層5を形成する。最後に、この基材1を金属イオン含有水溶液からなるメッキ浴中に浸漬することにより、親水化されている凸部頂面2aに金属メッキを選択的に施し、金属メッキ層6を形成する。 (もっと読む)


【課題】排気による出口側の熱変形を抑制可能なタービンハウジングを提供する。
【解決手段】タービンホイール2が収容されるスクロール室10と、スクロール室10をバイパスするWGノズル14と、を有するスクロール部3と、スクロール室10の排気出口7及びWGノズル14のWGポート16がそれぞれ一端に開口し、かつ他端に内燃機関の排気管が接続される出口フランジ24を有する出口ケース4と、WGノズル14を開閉するWGバルブ17と、を備えたタービンハウジング1において、出口ケース4の内面のうち少なくともWGポート16の周辺の内面を覆うように出口ケース4の内面に沿って設けられ、かつ出口ケース4の一端側に配置される一端側端部22aがスクロール部3に固定されるとともに出口ケース4の他端側に配置される他端側端部22bが出口ケース4の内面に沿って移動可能なように設けられる第1の出口ケース22を備える。 (もっと読む)


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