説明

古河スカイ株式会社により出願された特許

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【課題】ろう付造管法によるチューブを用い、チューブとヘッダプレートをろう付接合して熱交換器を組み立てるにあたり、特殊な加工や工程の追加、ろう付炉の変更を要することなく、ヘッダプレートからの溶融ろうのチューブへの流動によるチューブのエロージョンの発生を確実に抑制する。
【解決手段】ヘッダプレートとして、表面のAl−Si系ろう材のSi濃度A(mass%)が3≦A<6のものを用い、かつチューブとヘッダプレートをろう付加熱する際に、ヘッダプレート温度Xが、X≧660−A×15にある間において、Xとチューブ温度Yが、Y−3≦Xを満たすように制御し、かつヘッダプレート最高到達温度Xmaxが、ヘッダプレートのろう材の液相線温度T2以下となり、チューブの最高到達温度Ymaxが、チューブの心材の固相線温度T3以下となるよう制御する。 (もっと読む)


【課題】Zn添加を行わずに高い耐食性を有すると共に外部ろう付け性の機能を備えたアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】ブレージングシート10は、心材11がSiを0.10〜0.90mass%、Feを0.10〜0.60mass%、Cuを0.20〜0.80mass%、Mnを0.6〜1.8mass%、Tiを0.05〜0.20mass%含有し、残部がAl及び不可避不純物からなり、ろう材12が、Siを5.0〜12.0mass%、Feを0.20〜0.50mass%、Naを0.005〜0.10mass%含有し、残部がAl及び不可避不純物からなり、597〜615℃で1〜4min加熱されると、ろう材の厚さの0.5〜3倍の厚さのエロージョン部を形成する。 (もっと読む)


【課題】触媒反応や電極反応に有効利用可能な、大表面積の結合金属粉末壁を備え、且つ耐食性に優れた多孔質アルミニウムを提供する。
【解決手段】金属粉末とこれより高い融点を有する支持粉末とを含む加圧成形体の焼結体から前記支持粉末が除去されて内部に空隙Pを有する多孔質金属において、前記空隙Pの周囲を形成する結合金属粉末壁Wの断面が、40%以上80%未満の結合金属粉末の面積占有率を有する多孔質金属及び当該多孔質金属の結合金属粉末壁Wの表面に酸化皮膜を有する多孔質金属、ならびに、これらの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、冷却効率を向上できるヒートシンクを提供することを目的とする。
【解決手段】ヒートシンク(100A)は、発熱部品(12)が熱的に接続されたベースプレート(11)と、ベースプレートの上方に並列に配置されベースプレートと熱的に接続される曲折して形成された多数の曲折金属板(10A)と、ベースプレートの一端側の冷却用流体(CF)が流入する入口部(13a)と、ベースプレートの他端側の冷却用流体が流出する出口部(13b)とを備える。そして、多数の曲折金属板(10A)とそれに隣り合う曲折金属板との間の空隙がそれぞれ冷却用流体通路(15)となり、冷却用流体は、入口部(13a)から隣り合う曲折金属板同士で構成された板間通路入口(14a)へ流れ、隣り合う曲折金属板同士で構成された冷却用流体通路(15)を流れ、隣り合う曲折金属板同士で構成された板間通路出口(14b)から出口部(13b)へ流れる。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金圧延板に部分的加熱処理を施して面内に強度差を付与した後、プレス成形を行なう成形品の製造方法において、板ひずみの発生を防止しつつ成形性の確実な向上を図るとともに、生産性の向上、成形品外観品質の向上を図る。
【解決手段】時効硬化型アルミニウム合金からなる圧延板を用い、その板面内の予め定めた1または2以上の領域を部分的に350℃以下の温度に加熱することによりその加熱部分を復元軟化させる部分的加熱処理を施し、その後、前記加熱部分が200℃以下、130℃以上の温度となった状態で、プレス成形用潤滑油を板表面に塗布することにより、前記加熱部分を100℃より低い温度域まで急冷し、その後プレス成形を施して成形品とする。 (もっと読む)


【課題】 フィン間同士の間隙を広くしても冷却性能に優れるヒートシンクを提供する。
【解決手段】 入口部(13a)から出口部(13b)までを結ぶ基線(Ax)を含む鉛直面に対して第1鋭角(θ1)に配置された面内においてベースプレート(100A)の表面から伸びた柱状の複数のフィン(10A)が一定の間隔で並ぶことにより構成された第1フィン列(20a)と、第1鋭角(θ1)とは反対側で基線(Ax)を含む鉛直面に対して第2鋭角(θ2)に配置された面内においてベースプレート(11)の表面から伸びた柱状の複数のフィンが一定の間隔で並ぶことにより構成された第2フィン列(20b)とを備える。出口部側において第1フィン列のフィンと第2フィン列のフィンとは近接して配置され、出口部側に冷却用流体の流れを制限する制限手段(14)を形成する。 (もっと読む)


【課題】主に自動車ボデイシ−トに用いる冷間プレス成形用Al合金板として、高成形性の確保と塗装焼付け硬化性の向上との両立を図る。
【解決手段】溶体化処理後10日以上経過した状態において、2%の塑性変形後に170℃にて20分間の人工時効を行なった場合に耐力値が50MPa以上増大するような塗装焼付け硬化性を有するAl−Mg−Si系合金板よりなるブランク(具体的には、Al−Mg−Si系合金圧延板に480℃以上で溶体化処理を行なって、100℃以下の温度域まで急冷した後、50℃以上、120℃以下の範囲内の温度に5分以上保持する予備的時効処理を行なって得られたブランク)を用い、ブランク内の所定の領域を部分的加熱領域と定めて、その領域について、加熱時の昇温速度20℃/sec以上、加熱到達温度180℃以上300℃以下の条件で部分的加熱処理を行なうことにより、その領域を復元軟化させる。 (もっと読む)


【課題】
DI成形を施し塗装焼付を行う飲料缶胴用に好適な、強度および成形性の優れた樹脂被覆アルミニウム合金板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
Mgを0.4mass%以上0.8mass%以下、Siを0.5mass%より多く1.5mass%以下、Cuを0.01mass%以上0.4mass%以下、Mnを0.01mass%以上0.4mass%未満含有し、残部Alと不可避的不純物とからなり、最終板厚に冷間圧延したアルミニウム合金板の引張強さが270MPa以上380MPa以下であり、かつ導電率が40%IACS以上50%IACS以下であることを特徴とする樹脂被覆アルミニウム合金板およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】比較的容易な方法によって、高撥水性で長期に亘って撥水性が維持可能で、かつ、塗膜密着性に優れた金属塗装材を提供する。
【解決手段】金属材と、その少なくとも一方の面に形成され親水性微粒子を含有する有機樹脂からなる下地塗膜と、その上に形成された撥水性仕上げ塗膜とを備え、仕上げ塗膜が1.5〜5.0μmの算術平均粗さと10〜50μmの輪郭曲線要素の平均長さを有し、下地塗膜の有機樹脂が、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂及びウレタン系樹脂の1種以上であり、下地塗膜の付着量が0.5〜10.0g/mであり、微粒子が二酸化ケイ素であり、二酸化ケイ素微粒子の平均粒径がこれが存在しない部分の下地塗膜厚より大きく、且つ、3〜12μmであり、下地塗膜中の二酸化ケイ素微粒子の含有量が有機樹脂との総量100重量部に対して5〜50重量部である撥水性金属塗装材。 (もっと読む)


【課題】 しごき成形性、フランジ成形性、缶体強度等の特性を損なう事なくボトムしわ性を向上させた缶胴用アルミニウム合金板を得る。
【解決手段】 Mg:0.8〜1.5%、Mn:0.7〜1.5%、Cu:0.05〜0.25%、Si:0.1〜0.4%、Fe:0.2〜0.6%を含有し、更にTi:0.005〜0.05%,B:0.0001〜0.001%を含有し、残部Alと不可避不純物からなる最終素板のr値の平均が0.75以上かつr値の面内異方性Δrが−0.15から+0.05の範囲内であり、伸びが5%以上であるアルミニウム合金板。 (もっと読む)


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