説明

古河スカイ株式会社により出願された特許

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【課題】板厚200mm以上の厚板においても高い強度を有する6000系アルミニウム合金を提供する。
【解決手段】Si:0.2〜1.2mass%(以下、%と記す)、Mg:0.2〜1.5%、Fe:1%以下、Ti:0.15%以下を含有し、残部Al及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金を常法により鋳造して鋳塊を製造し、該鋳塊を480℃以上の温度で1時間以上の加熱を行った後、該鋳塊の中心部の冷却速度が100℃/hr以上となる焼入れ処理を行い、その後該鋳塊の表面を平滑化して厚板とすることを特徴とする高強度アルミニウム合金厚板及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】フラックスを使用しない不活性ガス中でのろう付けにおいて、接合部の隙間のろう材充填性を改善し、密閉性の高いろう付け方法提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製ブレージングシートから構成される第1の部材とアルミニウムあるいはアルミニウム合金から構成される第2の部材とをろう付けする方法であって、前記アルミニウム合金製ブレージングシートを構成する少なくとも一つの部位にMgを含有し、前記第1の部材と第2の部材との隙間に、Al−Si系アルミニウム合金の置きろうを配置し、フラックスを塗布しないで不活性ガス中において加熱して両部材をろう付けし、ろう付後において隙間に充填されるろう材のMg含有量が隙間以外のろう材のMg含有量の75%以下となることを特徴とするアルミニウム部材のろう付方法。 (もっと読む)


【課題】安全なコイルの段積み方法
【解決手段】コイルを多段積み方法において、その上段に載置するコイルと、該上段コイルと接触し、既にスキッドに載置されている2つの下段コイルにおけるコイルとスキッドあるいはコイル同士の接触点において発生する抗力がゼロ以上コイル耐荷重未満で、且つ、下段コイルの重心周りのモーメント力がつり合っている時にのみ上段コイルの載置を行うことにより段積みの際の荷崩れを発生させないようにしたことを特徴とするコイル多段積み方法。 (もっと読む)


【課題】接合される被接合部材間の突合せ部を、容易且つ確実に接合できる摩擦攪拌接合方法を提供する。
【解決手段】金属材料の突合せ部の両端にタブ板を設置し、第1タブ板の第1開始点に攪拌ピンを挿入し、攪拌ピンを第2タブ板側へ移動させて突合せ部と第1タブ板との当接面を横切らせると共に突合せ部を接合した後、攪拌ピンを突合せ部から引き抜き第2タブ板の折り返し点まで移動させる第1接合工程と、第2タブ板の折り返し点に攪拌ピンを挿入し、突合せ部を第2タブ板側から接合し、第1接合工程によって接合された位置まで接合した後、攪拌ピンを突合せ部から引き抜く第2接合工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】ベースプレート上に放熱ユニットが熱的に接続されたヒートシンクにおいて、冷却性能を向上させる。
【解決手段】放熱ユニットを、ベースプレートに垂直な面内において板状金属部分と開口穴部分とがベースプレートに平行な方向を周期方向として交互に周期的に形成されてなる第1のフィン層F1および第2のフィン層F2が平行に配置されてなる複層型とし、全体のヒートシンク構成として、入口部から流入した冷却用流体が第1フィン層の開口穴部分に導かれて、少なくともその一部が第1、第2フィン層の間をそれらに沿って移動した後、第2フィン層の開口穴部分から出口部に導かれる構成とした。放熱ユニット自体の厚さを薄くし得たので、ベースプレート上の所定幅の中に多数の放熱ユニットを存在させえ冷却効率を向上させかつ圧力損失を小さくすることができた。 (もっと読む)


【課題】軽量性と歩行者保護性に優れた、アルミニウム合金からなる自動車用フードパネルを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金からなるアウターパネル及びインナーパネルを積層してなる自動車用フードパネルにおいて、(i)インナーパネルが、(i-1)その断面形状が略台形であり、フードパネルの長辺方向及び短辺方向に延伸する、エンジンルーム側から見て凸部を、複数個備え、(i-2)隣接する上記凸部の間に、アウターパネルに近接して対向する凹部を、複数備え、(ii)上記凸部及び凹部からなるインナーパネルの長辺方向の長さlが、アウターパネルの長辺方向の長さLの42%以上90%以下であり、(iii)インナーパネルの長辺方向中央の断面形状が、断面の二次モーメントをIxとし、インナーパネルの厚さをtinのとき、272.8<l/L+5.2{(6.4×10-5)Ix+43.8tin}を満たす。 (もっと読む)


【課題】ベースプレート上に放熱ユニットが熱的に接続されたヒートシンクにおいて、冷却性能を向上させた複層型放熱ユニットを用いたヒートシンクを提供する。
【解決手段】放熱ユニットを、ベースプレート1に垂直な面内において板状金属部分と開口穴部分とがベースプレートに平行な方向を周期方向として交互に周期的に形成されてなる第1および第2のフィン層が平行に配置されてなる複層型とし、かつその複層型放熱ユニット60A、60Bを、V字型もしくはそれに準じた配列とし、全体のヒートシンク構成として、入口部から流入した冷却用流体が第1フィン層の開口穴部分に導かれて、少なくともその一部が第1、第2フィン層の間をそれらに沿って移動した後、第2フィン層の開口穴部分から出口部8に導かれる構成とした。 (もっと読む)


【課題】Znを添加しないろう材を用い、ろう付け性及び耐食性に優れたアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】心材の一方の主面にろう材をクラッドしたアルミニウム合金ブレージングシートであって、前記心材は、Si:0.02〜0.3%(質量%、以下同じ)、Fe:0.02〜0.3%、Cu:0.3〜1.0%、Mn:0.6〜1.8、Ti:0.05〜0.25%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金からなり、前記ろう材は、Si:3.0〜9.4%、Fe:0.1〜1.5%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金からなり、前記アルミニウム合金ブレージングシートの全板厚をt(μm)、前記のろう材の厚さをa(μm)、及び前記のろう材中のSi量をb(%)とする場合において、
50<a≦−34×b+42.5
0.03×t≦a≦0.30×t
なる関係を満足する。 (もっと読む)


【課題】耐水素脆化特性および機械的性質などを兼備する高圧ガス容器用アルミニウム6000系合金材を提供することを目的とする。
【解決手段】高圧ガス容器用アルミニウム合金材を、AA6066合金の規格組成範囲よりも更にFe、MnおよびCuの含有量を狭い範囲とし、このアルミニウム合金材を、微細な分散粒子が一定量分散するとともに、粗大な晶出物が少ない組織として、高圧ガス容器としての強度と耐水素脆化特性とを向上させる。 (もっと読む)


【課題】フッ素系樹脂を強力に接着した樹脂接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】接着媒体によって二つの接着対象物を接着して樹脂接合体を製造する方法において、これら二つの接着対象物の少なくとも一方が重合体単位中に水素原子を少なくとも1個以上含有するフッ素系樹脂を含み、前記接着媒体がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)を主成分とするホットメルト接着剤であり、当該接着媒体によって前記二つの接着対象物を加熱接着する工程と、加熱接着した接合体を40℃以下まで冷却する工程と、冷却した接合体を40〜100℃の温度で10分間以上保持する工程と、を含むことを特徴とする樹脂接合体の製造方法。 (もっと読む)


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