説明

スター精密株式会社により出願された特許

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【課題】発熱抵抗体および1対の測温抵抗体を用いて被検流体の流量検出を行う熱式流量センサにおいて、流量検出の精度を十分に高める。
【解決手段】空気の流路2を、本流路2Mと、この本流路2Mと平行に延びるとともに上流端および下流端において本流路2Mと連通する副流路2Sとで構成し、かつ、両者を互いに線対称の断面形状で形成する。そして、発熱抵抗体22を、本流路2Mおよび副流路2Sに跨るように配置し、1対の測温抵抗体24、26を、本流路2Mおよび副流路2Sの各々において、発熱抵抗体22から互いに等距離の位置に配置する。これにより、本流路2Mおよび副流路2Sを同一の環境温度に設定した上で、本流路2Mを流れる空気の流量に対して副流路2Sを流れる空気の流量を小さくし、両測温抵抗体24、26相互間に生じる抵抗差として検出される温度差を、空気流量の変化に対して略直線的に変化する値として得るようにする。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波を利用して被検溶液中の化学物質濃度を検出するように構成された濃度センサにおいて、濃度検出を精度良く行えるようにする。
【解決手段】濃度センサを、ショートチャンネル34Aおよびオープンチャンネル34Bを有する自励式の濃度センサとして構成する。その際、各チャンネル部34A、34Bの発振用回路を構成する電子部品90を、被検溶液と接触する各チャンネル部34A、34Bと略同じ環境温度下に配置する。すなわち、被検溶液の収容空間80が形成された筐体70の下部フレーム74を、熱抵抗が小さい部材で構成する。そして、表面に電子部品90が実装された支持基板92の裏面を、下部フレーム74の床状部74gの下面と面接触させる。これにより、被検溶液の熱を、床状部74gおよび支持基板92を介して電子部品90まで伝達させる。そしてこれにより、化学物質濃度を算出する際に環境温度の要因を略正確に把握可能とする。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波を利用して被検溶液中の化学物質濃度を検出するように構成された濃度センサにおいて、濃度検出を精度良く行えるようにする。
【解決手段】濃度センサを、ショートチャンネル34Aおよびオープンチャンネル34Bを有する自励式の濃度センサとして構成する。そして、そのセンサ本体30として、各チャンネル部34A、34Bが、圧電基板32上の一側端近傍部位に形成されるとともに、5つの外部接続端子36Ai〜36Biが、圧電基板32上の他側端近傍部位に形成された構成とする。その上で、センサ本体30を、その各チャンネル部34A、34Bを被検溶液の収容空間76に露出させるとともに、その5つの外部接続端子36Ai〜36Biを筐体70の外部空間に露出させた状態で、筐体70に片持ち支持された構成とする。これにより、各チャンネル部34A、34Bに歪が生じないようにして、弾性表面波の発振精度を維持する。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波を利用した濃度センサを用いて、メタノール濃度を検出する際、その濃度を精度良く算出可能とする。
【解決手段】ショートチャンネル34Aおよびオープンチャンネル34Bを有する自励式の濃度センサ10を用いてメタノール濃度を検出する。その際、ショートチャンネル側およびオープンチャンネル側の各閉ループ回路22A、22Bから出力される発振周波数fs、foおよびゲイン調整電圧Vs、Voを予め実測しておき、その実測値を用いて、各出力値fs、fo、Vs、Voを算出するための4つの近似式を、メタノール濃度および蟻酸濃度を係数、環境温度を変数として設定する。そして、メタノール濃度および蟻酸濃度に対する感度は低いが環境温度に対しては敏感に反応する発振周波数fsの実測値を用いて、環境温度範囲を絞り込んだ上で、上記各近似式から環境温度の解を求め、その算出結果からメタノール濃度を得る。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波を利用して被検溶液中の化学物質濃度を検出するように構成された濃度センサにおいて、これをコンパクトに構成した上で、濃度検出を精度良く行えるようにする。
【解決手段】ショートチャンネル34Aおよびオープンチャンネル34Bを有する自励式の濃度センサとして構成する。その上で、ショートチャンネル34Aに接続された発振用回路40Aの高周波増幅器42Aが動作しているときには、オープンチャンネル34Bに接続された発振用回路40Bの高周波増幅器42Bの動作を停止させ、また、高周波増幅器42Bが動作しているときには、高周波増幅器42Aの動作を停止させる構成とする。これにより、ショートチャンネル側の閉ループ回路22Aにおける自励発振と、オープンチャンネル側の閉ループ回路22Bにおける自励発振との間に干渉が生じてしまうのを未然に防止する。 (もっと読む)


【課題】カンチレバー状の板バネで構成された端子部材を有する動電型の電気音響変換器において、これをコンパクトでかつ製造時の作業性が良い構成とした上で、外部機器との電気的な接続を確実に行えるようにする。
【解決手段】フレーム16に基端部22aが固定された端子部材22を、所定量撓ませた状態で、その先端部22eにおいて係止部材24Aに係止された構成とすることにより、外部機器との電気的な接続を確実に行えるようにする。その際、係止部材24Aを、インサート成形によりフレーム16と一体で形成された金属製の部材として構成しておく。これにより、従来のように係止部材を合成樹脂製のフレーム16自体の一部として構成した場合に比して、その肉厚を薄くしても所要の強度を確保可能とし、係止部材24Aをコンパクトに構成可能とする。また、係止部材24Aの位置精度およびその支持強度を十分に確保可能とする。 (もっと読む)


【課題】積層型の筐体構造を有するマイクロホンの製造方法において、基板間の接着強度を十分に確保した上で、接着固定時の押圧によるマイクロホン機能への悪影響を効果的に抑制する。
【解決手段】マイクロホン集合体110を複数個に分割することによりマイクロホンを製造する際、その第1および第2の接着領域124a、126aの各々に接着シート集合体154、156を配置した状態で、ボディ基板集合体122の上下両面にトップ基板集合体124およびボトム基板集合体126をそれぞれ当接させて、その上下両側から第1および第2の押圧板164、166で押圧することにより、その接着固定を行う。その際、第1の押圧板164の下面における第1の接着領域124aと対向する位置に、上記押圧の際にトップ基板集合体124の上面における各トップ基板24相互間の連結位置に当接する突起部164aを形成しておく。 (もっと読む)


【課題】積層型の筐体構造を有するマイクロホンの製造方法において、基板間の接着強度を確保した上で、接着領域からの接着剤の溢れ出しによるマイクロホン機能への悪影響を効果的に抑制する。
【解決手段】マイクロホン集合体110を複数個に分割することによりマイクロホン10を製造する際、トップ基板集合体124の下面における各トップ基板相互間の連結位置に、該トップ基板集合体124とボディ基板集合体122とを接着固定するための第1の接着領域124aを形成しておく。その際、ボディ基板集合体122の上面における第1の接着領域124aと対向する位置に、接着固定の際に第1の接着領域124aから溢れ出す接着剤を収容するための第1の接着剤収容部として、導電層22Bの一部を切除した切除部22bと、ボディ基板集合体122を上下方向に貫通する貫通孔122dとを形成しておく。 (もっと読む)


【課題】移動体に加わる摩擦力を調整する手段を別途設けなくても、移動体の摩擦負荷を容易に調整することが可能な工作機械の提供を課題とする。
【解決手段】数値制御工作機械1に、案内方向D1へ向かうにつれて漸次変化した厚みを有して凹凸嵌合構造30において対向する支持体40と移動体50との間の空間CL1に挿入された隙間調整部材60と、移動体50を案内方向D1へ駆動する移動体駆動手段70と、隙間調整部材60を案内方向D1へ駆動する隙間調整部材駆動手段80と、ワークW1を加工するために用いられる加工プログラムP1を記録した記録媒体20と、移動体50を案内方向D1へ移動させるための移動体駆動手段70、及び、隙間調整部材60を案内方向D1へ移動させるための隙間調整部材駆動手段を加工プログラムP1に従って制御する制御手段10とを設ける。 (もっと読む)


【課題】消費される画像記録媒体(例えば用紙)の量の削減を図ることが可能になる印刷システムを提供すること。
【解決手段】受付手段(30)は、印刷データの印刷要求を受け付ける。待機手段(31)は、印刷データの印刷の実行を待機させる。判定手段(32)は、所与の操作受付期間内に所定操作が行われたか否かを判定する。実行制御手段(33)は、判定手段(32)の判定結果に基づいて、印刷データの印刷の実行を中止させる。 (もっと読む)


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