説明

ユケン工業株式会社により出願された特許

21 - 30 / 33


【課題】粉体アルカリ洗浄剤の性能を損なうことなく、作業性、生産性及び洗浄品質に係る問題点を解決する。
【解決手段】本発明の洗浄装置100は、液状の補給薬剤を補給しつつ洗浄処理を行う本槽部101を有する洗浄槽103と、洗浄液の循環ポンプユニット104と、補給薬剤の貯蔵用タンク105、106と、補給薬剤を補給する補給装置107、108と、補給装置107、108に補給の開始および停止の信号を出力する制御部110と、本槽部101内の洗浄液に補給薬剤を補給するための補給用ボックス111を備える。この補給用ボックス111は、貯蔵用タンク106からの補給薬剤が注がれる第一の流入部112と、ポンプユニット104からの洗浄液が注がれる第二の流入部113と、第一の流入部112から注がれた補給薬剤が第二の流入部11から注がれた洗浄液に希釈されつつともに本槽部101内へと流出する流出部114とを有する。 (もっと読む)


【課題】濃縮液として貯蔵時にガス発生が見られない、貯蔵安定性に優れた3価クロメート処理に代表される化成処理用の濃縮液組成物を開発する。
【解決手段】次の手段のいずれかでス発生を防止する。
(i)マロン酸の量を少なくし、硝酸イオンによるマロン酸の酸化・分解をハイドロキノンによって阻止する。
(ii) マロン酸に代えて、シュウ酸のみを用いる。 (もっと読む)


【課題】錫−銅合金、錫−銀合金および錫−銅−銀合金から選ばれた錫合金電気めっき皮膜に見られるウイスカ発生を、リフロー処理を利用せずに抑制する。
【解決手段】使用する電気めっき浴にボイド形成剤を含有させることによりめっき皮膜に微小なボイドを導入して、皮膜を軟質化する。錫−銅合金めっき皮膜の場合、ボイドを含有しないめっき皮膜のビッカース硬度を100%として、ビッカース硬度が80〜95%になるようにボイドを導入する。 (もっと読む)


【課題】ドーパントの選択の自由度が高く、金属基体に強く結合されたドープ型π電子共役系導電性ポリマー含有防食皮膜を形成することができる高耐食性皮膜の成膜方法。
【解決手段】金属基体にドーパント(例、スルホン酸その他のプロトン酸またはルイス酸)を含有する塗布液を塗布して、基体表面にドーパントを化学結合により付着させる。次いで、非ドープ型のポリアニリン類のポリマーおよびオリゴマーから選ばれる1種以上を含有する塗布液を塗布した後、加熱して、ドーパントと該導電性ポリマーとを反応させ、基体に強く結合したドープ型ポリアニリン含有皮膜を形成する。バインダーとして加水分解性金属化合物またはその加水分解物(例、シリカゾル)を共存させてもよい。 (もっと読む)


【課題】複雑形状の部材にも均一に化成皮膜を形成できる反応型のノンクロム化成処理により、亜鉛系めっき部材に対して、寸法精度に悪影響を与えずに、クロメート処理に匹敵するような外観と耐食性を付与する。
【解決手段】亜鉛系めっき部材を、好ましくは亜鉛系めっき部材を、Znより貴な金属イオンとキレート剤とを含有するpH1〜5の酸性前処理液に浸漬した後に水洗することにより前処理した後、アルミニウムイオン、リン酸イオン、硝酸イオン、およびカルボキシル基および/またはアミノ基を有する多官能性有機化合物(例、多価カルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、ヒドロキシアミン)を含有するpH1〜5の酸性化成処理液に浸漬した後に水洗することにより化成処理すると、乾燥後に、酸化アルミニウムおよび/または水酸化アルミニウムを主体とする化成皮膜が均一に形成される。乾燥前に、さらに加水分解性の金属酸化物前駆体化合物、有機結合剤、および有機インヒビターを含有する仕上げ液を塗布して仕上げ処理を行うと、耐食性はさらに改善される。 (もっと読む)


【課題】小ネジなどの多数の微小金属物品を有孔回転バレルに入れて電着塗装した場合の、バレル内面への物品の付着や物品同士の接合による大量の不良品発生を防止する。
【解決手段】
有孔回転バレルとして、絶縁性である樹脂製バレルを利用し、バレルを間欠的に回転させながら、バレルの内壁または内部に配置したリード線を介してバレル内の金属物品に給電することにより電着塗装を行う。好ましくは、給電を一定電流で行い、電流および給電時間により塗膜厚みを制御する。バレル回転中は金属物品間の接触が少なく、電着塗膜の析出が起こらないのに対し、回転停止中は金属物品間が接触して電着塗膜が析出する。次のバレル回転中に接合した部品がばらける。回転と停止を繰り返すことにより、物品同士の接合を防止して、微小部品を電着塗装することができる。
(もっと読む)


【課題】めっき性能を劣化させずに、無排水の回収型電気亜鉛めっきを行う方法及び装置を提供する。
【解決手段】陽イオン交換膜6により隔離された不溶性陽極4と可溶性陽極3を備えためっき浴内で電気亜鉛めっきを行い、めっき後の被めっき物5を水洗槽8〜10で順に水洗して、めっき浴から持ち出された付着めっき液を回収する。不溶性陽極の隔離により不溶性陽極上での塩や有機物の分解が防止される。水洗槽内の水洗水は順次前段の水洗槽に送る。最前段の水洗槽8内の水洗水および/またはめっき液1の一部は、濃縮器7で濃縮して、めっき浴に戻す。光沢剤としてベンジリデンアセトンを使用することにより、濃縮中にその陰極分解物を蒸発させて除去することができるので、めっき液の回収を繰り返しても、この分解物がめっき液中に蓄積するのが防止される。 (もっと読む)


【目的】 印刷性および耐久性(耐摩耗性)に優れたメタルマスクを提供すること。
【構成】 はんだペースト等を用いた場合の印刷性に優れているメタルマスク20。メタルマスク本体16の表面に、反応成膜式イオンプレーティング等のPVD(物理蒸着法)やプラズマCVD等のCVD(化学蒸着法)によりセラミック処理膜18を形成する。セラミック処理膜18の形成材は、ふっ素樹脂等の固体潤滑剤を含有させた窒化物等とする。 (もっと読む)


【課題】塗料配管に屈曲部や段差部があっても塗料片や顔料を効率よく押し流すことができる塗料配管の洗浄方法と、それに用いる塗料配管の洗浄液とを提供する。
【解決手段】塗料配管を、直接または塗料除去剤により洗浄した後に、水系および/または有機溶剤系の溶媒に増粘剤(例、アクリル酸系、カルボン酸系もしくはセルロース系増粘剤またはガム類)を含有させた、粘度100mPa・s以上、好ましくは500〜4000mPa・sの粘性流体からなる洗浄液でさらに洗浄する。塗料配管を直接洗浄する場合には、洗浄液に芳香族アルコールを含有させる。洗浄液は、アルカリ、界面活性剤および防錆剤から選ばれた少なくとも1種の成分をさらに含有していてもよい。 (もっと読む)


【課題】嵌合型接続端子における端子の挿入時の圧力に起因する嵌合ウイスカの発生を防止できる、嵌合型接続端子に適した錫系めっき付き電子材料を製造する。
【解決手段】銅または銅合金からなる導電性基体に、下地のニッケルめっきと次に厚みが0.05〜0.5μmのフラッシュ銅めっきを順に施し、次いで錫もしくは錫合金めっきを行う。得られた錫系めっき付き電子材料は、経時中、または210℃以上の温度でのリフロー中に、フラッシュ銅めっき層が下地のニッケルめっき層と相互拡散して、銅−ニッケル合金層からなるバリア層に変化して、錫もしくは錫合金めっき皮膜中に金属間化合物による針状もしくは柱状晶が成長するのを防止する。固溶体であると考えられるこの合金層により、嵌合ウィスカの発生が効果的に抑制される。 (もっと読む)


21 - 30 / 33