説明

王子ホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】記録部の耐可塑剤性が改善され、しかも高温高湿保存下でも地肌かぶりが問題とならない、耐アルコール性に優れた感熱記録体を提供することにある。
【解決手段】支持体上に、少なくともロイコ染料及び呈色剤を含有する塗液を塗布・乾燥して感熱記録層を形成する感熱記録体の製造方法において、該塗液は、ロイコ染料1質量部に対して、呈色剤として、N−p−トルエンスルホニル−N’−3−(p−トルエンスルホニルオキシ)フェニルウレアを0.5〜5質量部と4,4’−ビス〔(4−メチル−3−フェノキシカルボニルアミノフェニル)ウレイド〕ジフェニルスルホンを0.1〜3質量部を含有してなり、且つ、前記4,4’−ビス〔(4−メチル−3−フェノキシカルボニルアミノフェニル)ウレイド〕ジフェニルスルホンは、予め塩基性無機顔料と同一液体中において、50〜90℃の条件で加熱処理して得られた分散液として塗液に配合する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ポリオレフィン系樹脂のラミネート層と同等の目止め性をもち、安定した剥離力を発現し、且つ古紙として再生利用が可能な剥離紙用原紙を提供することを目的とするものである。
【解決手段】木材パルプを主体とした原紙の片側の面に、目止め用塗工層、剥離層を順次設け、該原紙に比べ湿度による伸縮の少ないものを貼り合せる用途に用いられる剥離紙において、該剥離層とは反対面に塗工層(以下裏面層とする)を設けることにより、縦目方向20mm、横目方向210mmの該剥離紙を裏面層側を上にして水平面に置き、23℃相対湿度20%の環境下にて10時間調湿を行った後、23℃相対湿度80%の環境下に10時間保持した際に、相対湿度20%時に対し両端部が平均して2mm以上裏面層側に向かうカールが発生することを特徴とする剥離紙である。 (もっと読む)


【課題】
シートの長期保管時において、印画濃度の安定性に優れ且つ、黄変(白紙部の黄ばみ)の少ない、極めて保管性に優れた熱転写受容シートを提供する。
【解決手段】
シート状支持体の少なくとも一面に、画像受容層を有する熱転写受容シートの製造方法において、前記シート状支持体上に、カルボン酸を含有する乳化剤を用いて乳化されている塩化ビニル−ビニルイソブチルエーテル共重合体エマルジョン、および架橋剤を含有する画像受容層形成用塗工液を塗工、乾燥して画像受容層を形成する。 (もっと読む)


【課題】記録感度、画質及び耐薬品性に優れた感熱記録体を提供することにある。
【解決手段】支持体上に、アンカー層、下塗り層及びロイコ染料と顕色剤を含有する感熱記録層を備えた感熱記録体において、アンカー層がアスペクト比20〜100の無機顔料とプラスチック中空粒子を含有し、下塗り層が吸油量40〜120ml/100gの吸油性顔料を含有する。アンカー層に含有される無機顔料がカオリンであることが好ましい。アンカー層に含有される無機顔料とプラスチック中空粒子の質量比率が95/5〜20/80であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、リグノセルロース物質を原料として、連続蒸解釜を用いて前加水分解−クラフト蒸解法により溶解パルプを製造する際にピッチトラブルがなく、蒸解効率
がよく、品質の良い溶解パルプを得る。
【解決方法】グノセルロース物質から溶解パルプを製造する方法であって、1)リグノセルロース物質を水に浸し、次いで浸した水の一部を脱水して不純物を除去しつつ、リグノセルロース物質の含水量を調整する工程と、2)該含水状態のリグノセルロース物質を100℃以上に加熱して前加水分解処理する工程と、3)該前加水分解処理後、脱水して、処理後のリグノセルロース物質と、廃ガスおよび廃液に分ける工程と、4)該前加水分解処理後のリグノセルロースを連続蒸解釜を用いてアルカリ蒸解する工程と、5)該アルカリ蒸解後、洗浄して、さらに漂白処理を行う工程の、少なくとも5つの工程からなる溶解パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 鮮明な模様を有し、且つ、インクジェット記録適性に優れたインクジェット記録用紙を提供することにある。
【解決手段】本発明は、紙層10の片側の表面11aに、該紙層表面の地色または光沢とは異なる色または光沢を呈する模様形成材料21を部分的に有する模様紙20と、該模様紙の模様形成材料を有する面に、インク定着剤、気相法シリカおよびバインダーを含有するインク受容層30を設けたインクジェット記録用紙1である。 (もっと読む)


【課題】
紙カップ製罐時におけるトップカール適性に優れ、自動販売機の切り離し結合カムに係合する適切な口径を有し、手に把持した際にも潰れにくい紙カップを提供する。
【解決手段】最表層に濾水度320〜420mlCSFのLBKPを用い、最表層と最裏層の縦方向の引張強度の比(表/裏)が1.00以下であり、好ましくは、テーバーこわさが縦方向で5.0mN・m以上、かつ横方向で2.5mN・m以上である紙カップ用原紙で、3層以上の多層抄き合わせにより、最裏層に濾水度360〜460mlCSFのNBKPを20〜40質量%、濾水度320〜420mlCSFのLBKPを60〜80質量%配合し、かつ最表層に濾水度320〜420mlCSFのLBKPを100質量%配合し、 最裏層の坪量が最表層の坪量の1.0倍以上1.5倍以下で、パルプ含有液の吐出速度(J)とワイヤー速度(W)との比(J/W)が最表層では1.000±0.005の範囲であり、かつ最裏層では0.995以下又は1.005以上で抄造する。 (もっと読む)


【課題】ディスプレイとディスプレイの前面側に配置された光学部材との間に電磁波シールド材を簡便に設けることができる両面粘着シートを提供する。
【解決手段】本発明の両面粘着シート10は、透明導電基材11と、透明導電基材11の一方の面に設けられた第1の粘着剤層12と、透明導電基材11の他方の面に設けられた第2の粘着剤層13とを備える。第1の粘着剤層12はアクリル系粘着主剤を主成分とし、該アクリル系粘着主剤の質量平均分子量は35万〜80万であり、第2の粘着剤層13はアクリル系粘着主剤を主成分とし、該アクリル系粘着主剤の質量平均分子量は90万〜200万である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、帯電防止性及び耐カール性が良好で、シート走行性に優れた感熱記録体を提供することを主な目的とする。
【解決手段】支持体の一方の面にロイコ染料と顕色剤を含有する感熱記録層、支持体の他方の面に裏面層を備えた感熱記録体において、裏面層が少なくとも第1裏面層及び第1裏面層上に形成された第2裏面層からなる多層構造を有しており、第1裏面層が電子伝導性帯電防止剤を含有し、第2裏面層が接着剤として30〜250℃のガラス転移温度を有するアクリル系樹脂及びアクリルアミド系樹脂から選ばれる少なくとも1種を含有する。 (もっと読む)


【課題】細部に至るまで明瞭な画像を形成することができ、しかも同一印加エネルギーで形成された記録画像の濃度ムラがない感熱記録体を提供することにある。
【解決手段】支持体上にロイコ染料及び呈色剤を含有する感熱記録層、中間層及び保護層を備えた感熱記録体において、感熱記録層が一般式(1)で表されるフッ素系化合物の少なくとも1種を感熱記録層の全固形量中0.01〜1.0質量%含有し、中間層が一般式(2)で表されるフッ素系化合物の少なくとも1種を中間層の全固形量中0.05〜5.0質量%含有し、保護層が一般式(1)で表されるフッ素系化合物の少なくとも1種を保護層の全固形量中0.05〜3.0質量%含有し、更に一般式(2)で表されるフッ素系化合物及び一般式(3)で表されるフッ素系化合物から選ばれる少なくとも1種を保護層の全固形量中0.05〜3.0質量%含有する。 (もっと読む)


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