説明

株式会社サムソンにより出願された特許

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【課題】
蒸気供給路が冷えた状態で蒸気供給路に蒸気を流すことによって、蒸気供給路が弓形に変形するということを防止する。
【解決手段】
発生した蒸気を流す蒸気供給路2には、蒸気供給路2の温度を検出する温度検出装置3と、蒸気供給路の温度に基づいて弁の開閉動作を行う蒸気弁7を設け、蒸気供給路2の蒸気弁7よりも上流側の部分にドレン抜き配管5を接続し、ドレン抜き配管5には蒸気供給路の温度に基づいて弁の開閉を行うドレン抜き弁6を設けている蒸気ボイラにおいて、蒸気供給路の温度が低い場合は、ドレン抜き弁6を開き、蒸気弁7は閉じる操作を行い、蒸気供給路の温度が上昇すると、ドレン抜き弁6は閉じ、蒸気弁7は開く操作を行う。また、蒸気供給路2の温度上昇を受けて蒸気弁7を開く場合、蒸気弁7に漸開動作を行わせる。 (もっと読む)


【課題】加熱した熱媒油を熱使用部との間で循環させる熱媒システムにおいて、熱媒油の高温酸化を防止する。
【解決手段】熱媒油の加熱を行う熱媒ボイラ1と、熱媒油の流通経路最頂部に設けた熱媒膨張タンク2と、熱媒膨張タンク2からオーバフローした熱媒油をためる熱媒サービスタンク3を持ち、加熱した熱媒油を熱使用部11との間で循環させるようにしている熱媒システムにおいて、前記熱媒膨張タンク2に向けて窒素ガスを供給する窒素ガス供給装置4と、熱媒膨張タンク2内の圧力が大気圧よりわずかに高い値に設定した設定圧力を保つように窒素ガスの導入を制御する圧力調節装置5と、熱媒膨張タンク2から熱媒サービスタンク3へ熱媒油を逃がす熱媒逃がし経路6に熱媒油による液シール部7を設ける。 (もっと読む)


【課題】稼働中のボイラにおいても、大掛かりな工事などを必要とせずに蒸気発生量を算出する蒸気発生量算出方法を提供する。
【解決手段】燃料の燃焼を行うことで熱を発生して蒸気の供給を行っている蒸気ボイラ1において、ボイラ1の燃焼排ガスを流す煙道2内の全圧と静圧を測定し、全圧と静圧の差から煙道内の排ガス流速を測定するピトー管による排ガス流速計3と、燃焼排ガスの温度を測定する排ガス温度計4を設け、前記測定装置にて測定した値と、蒸気ボイラが持つ固有値により、蒸気ボイラの燃料使用量を演算により算出し、演算で求めた燃料使用量を用いて蒸気使用量を算出する。 (もっと読む)


【課題】
負荷変動に対する追従性を高め、ハンチングの発生を防止することで蒸気圧力を安定させることのできるボイラ多缶設置システムを提供する。
【解決手段】ボイラ1を複数台設置しておき、複数台のボイラで発生させた蒸気は一旦蒸気集合部5に集合させてから蒸気必要部へ供給しているボイラ多缶設置システムであって、蒸気集合部5に設けた圧力検出装置4と、圧力検出装置4で検出した蒸気圧力値に基づいて各ボイラに対して燃焼指令を出力する台数制御装置2を設けているボイラ多缶設置システムにおいて、台数制御装置2は、前記圧力検出装置4にて検出している蒸気圧力値の上昇速度を算出しておき、蒸気圧力値の上昇速度が設定値以上であった場合、蒸気圧力値の上昇によって燃焼を停止したボイラに対し、蒸気集合部における蒸気圧力値が上昇している段階で、次回の燃焼に向けて燃焼準備の工程を開始する制御を行う。 (もっと読む)


【課題】 エコノマイザを持った複数台のボイラからなる多缶設置ボイラにおいて、エコノマイザの短期間での腐食を防止し、エコノマイザの寿命を長くすることのできる多缶設置ボイラを提供する。
【解決手段】 給水を予熱するエコノマイザを持った複数台のボイラ1と、負荷状況に応じてボイラの燃焼台数を決定する台数制御装置3を設置しておき、台数制御装置3は各ボイラに設定している稼働優先順位に基づいて燃焼を行うボイラ1を決定し、ボイラの稼働優先順位は定期的に変更するようにしている多缶設置ボイラにおいて、稼働優先順位を繰り下げることで燃焼が停止することになるボイラでは、稼働優先順位の変更を行う前にエコノマイザの洗浄を実行する。 (もっと読む)


【課題】殺菌槽内を高温高圧として包装容器内食品の加熱殺菌を行い、その後に冷却を行う加熱殺菌装置において、殺菌工程時に包装容器がさびることを防止し、かつ加熱殺菌後に包装容器内外の圧力差が大きくなって包装容器が破損したり変形することを防止する。
【解決手段】缶詰やレトルト食品など、食品を包装容器に収容した後に包装容器内の食品を加熱殺菌する加熱殺菌装置であって、殺菌槽1内を高温高圧に保つことで被殺菌物2を加熱殺菌する殺菌工程を終了すると、被殺菌物に向けて冷却水を噴射することで被殺菌物2を冷却する冷却工程を行うようにしている加熱殺菌装置において、冷却水の噴射を1秒以下の短時間噴射と、冷却水噴射時間よりも長い時間の噴射休止を繰り返しながら冷却を行う。また、冷却工程が進むと冷却水噴射の割合を大きくする。 (もっと読む)


【課題】加熱殺菌後に包装容器内外の圧力差が大きくなって包装容器が変形することを防止する、殺菌槽内を高温高圧として包装容器内食品の加熱殺菌を行い、その後に冷却を行う加熱殺菌装置を提供する。
【解決手段】包装容器に収容した食品を加熱殺菌する加熱殺菌装置であって、被殺菌物2を加熱殺菌する殺菌工程を終了すると、殺菌槽1内へ加圧エアを導入して殺菌槽1内の蒸気と空気を置き換える置換工程を行い、その後に被殺菌物2に向けて冷却水を噴射することで被殺菌物2を冷却する冷却工程を行うようにしている加熱殺菌装置において、殺菌工程後に殺菌槽1内の下部から冷却用水を導入して殺菌槽1内底部に冷却用水をため、冷却用水温度を80℃以上100℃未満まで加熱して温水とする温水準備工程を行い、その後に殺菌槽1内の蒸気とエアを置き換える置換工程を行うようにしておき、置換工程では冷却用水を加熱した温水中に加圧エアを吹き込む。 (もっと読む)


【課題】 バーナプレートやその周囲の断熱材の一部が脱落するなどし、予混合ガスがバーナプレート側面から漏れ出すことで、燃焼状態の悪化や逆火不具合が発生するということを防止する。
【解決手段】 円筒形であるバーナ本体1の先端近くに円板形のバーナプレート7を設け、バーナ本体1のバーナプレート7より上流側を混合部、バーナプレート7より下流側を燃焼部としておき、混合部で燃料ガスと燃焼用空気を混合した予混合ガスをバーナプレート7の先側に向けて噴射し、バーナプレート7の下流側で燃焼を行う予混合バーナにおいて、バーナプレートの燃焼部側にバーナプレートの周縁部を押さえ付ける金属製の押さえリング2を設けており、押さえリング2は円弧の一部を切り欠いたものを使用し、バーナ本体先端近くの側壁に貫通孔を開けて貫通孔に固定具6を貫通させることにより、押さえリング2を固定具6とバーナプレート7で挟み込むようにして固定する。 (もっと読む)


【課題】ボイラ正常運転時に、通信エラーによる不必要なボイラ運転停止が発生することを防止する。
【解決手段】遠隔操作装置2とボイラ1の間を通信によって情報伝達することを可能としており、前記遠隔操作装置はボイラから送られてきたボイラ運転データに基づいて遠隔操作装置の表示部9にボイラ運転状態を表示するとともに、遠隔操作装置2にボイラ運転指令を入力することで、遠隔操作装置2からボイラ1へボイラ運転指令を送信し、ボイラ1では遠隔操作装置2から送られてきたボイラ運転指令に基づいてボイラの運転を操作することで、ボイラの運転を遠隔で制御することができるようにしているボイラ遠隔制御システムにおいて、ボイラ1から遠隔操作装置2へ送るボイラ運転データには誤り検出符号を設けておき、前記遠隔操作装置2ではボイラ運転データに誤りがあることを検出した場合には、ボイラ停止の操作を受け付けなくする。 (もっと読む)


【課題】 給水ポンプ内でキャビテーションが発生した場合であっても、給水ポンプの給水能力の減少によってボイラ内の水位が低下することを防止することのできるボイラを提供する。
【解決手段】 ボイラ本体1と、ボイラ本体内へボイラ用水を供給する給水経路2からなり、給水経路2の途中に給水ポンプ3を設けておき、ボイラ本体内の水位に基づいて給水ポンプ3の発停を制御することでボイラ本体1への給水を制御しているボイラであって、給水経路2の給水ポンプ3設置箇所よりも上流側にブースタポンプ4を設けておき、ボイラ内水位が給水開始水位まで低下することで給水ポンプ3を稼働した場合には、給水ポンプ3の稼働時間を計測しておき、給水ポンプ3の稼働時間があらかじめ設定しておいた判定時間T1よりも長くなった場合には、前記ブースタポンプ4の稼働を行う。 (もっと読む)


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