説明

株式会社サムソンにより出願された特許

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【課題】蒸気使用量に対して蒸気供給量の余裕が少ない状態で、ボイラが全ブローを行うことで蒸気供給量が低下した場合に、蒸気供給量や蒸気圧力の低下によって蒸気使用部が異常停止したり、蒸気使用部で製造している製品の品質低下を招くことを防止する。
【解決手段】水を加熱して蒸気を発生するボイラ1と、ボイラ1で発生した蒸気を使用している蒸気使用部2からなる蒸気供給システムにおいて、ボイラ1の燃焼を停止してボイラ内の缶水を排出する全ブローを行う場合、全ブローの開始時よりも前の時点で全ブロー実施を事前に報知する報知信号の出力を開始しておき、前記報知信号に基づき、全ブロー実施前に前記蒸気使用部2での蒸気使用量を削減し、その後に全ブローを開始する。 (もっと読む)


【課題】専門的な知識がなくとも、含気容器を変形・破損させない圧力制御を可能とする。
【解決手段】気相分を含んだ食品を容器内に密封した含気容器を殺菌槽内に収容し、含気容器に高温水を噴射することで加熱殺菌を行う加熱殺菌装置であって、殺菌槽内の温度を検出する槽内温度検出器、殺菌槽内の圧力を検出する槽内圧力検出器、殺菌槽内の圧力を調節する槽内圧力調節装置を持ち、殺菌槽内の圧力を調節しながら被殺菌物の加熱殺菌を行う加熱殺菌装置において、槽内温度検出器で検出した現在の槽内温度は、所定の遅れ時間経過後の含気容器内温度であるとして予想品温を算出するプログラムを持った運転制御装置を設けておき、算出した予想品温に基づいて殺菌槽内の圧力調節を行う。 (もっと読む)


【課題】蒸気の集合や分配を行うスチームヘッダ内に凝縮水がたまり、蒸気取出管へ向かう蒸気が凝縮水を巻き込み、蒸気取出管を通して送られている蒸気の乾き度を低下させることを防止する。
【解決手段】円筒形の胴部7と胴部7の両端をふさぐ蓋部8からなる横長な円筒タンクを持ち、円筒タンク上部に蒸気導入管2と蒸気取出管3を接続した構成のスチームヘッダにおいて、円筒タンク底部であって、左右の蓋部8に近い位置にスチームヘッダ内の凝縮水を排出するドレン排出管5を接続する。 (もっと読む)


【課題】 殺菌槽内を蒸気で高温高圧とすることで食品の加熱殺菌を行い、その後に冷却を行う加熱殺菌装置において、冷却時に容器の内外で圧力差が発生して容器に破損や変形が発生することを防止する。
【解決手段】 容器入りの食品を殺菌槽1内に収容し、殺菌槽1内に蒸気を導入することで食品を加熱殺菌する殺菌工程を行い、殺菌工程後に殺菌槽内を冷却する冷却工程を行うようにしている加熱殺菌装置において、殺菌工程が終了すると殺菌槽内へ加圧エアを導入することで殺菌槽内を加熱殺菌温度の飽和蒸気圧力値よりも所定幅分高くしておき、冷却工程では、まず冷却水を殺菌槽内へ短時間噴射してすぐに停止し、再び殺菌槽内へ加圧エアを導入することで殺菌槽内を高めるインチング冷却を行い、その後に冷却水を殺菌槽内へ連続的に噴射する温水循環を行う。 (もっと読む)


【課題】台数制御を行っているボイラ多缶設置システムにおいて、ハンチングの発生を防止することで蒸気を安定的に供給することのできるボイラ多缶設置システムを提供する。
【解決手段】ボイラ1を複数台設置しておき、複数台のボイラで発生させた蒸気は一旦蒸気集合部5に集合させてから蒸気必要部へ供給しており、蒸気集合部5に設けた圧力検出装置4で検出した蒸気圧力値に基づき、優先順位の高いボイラから順に燃焼指令の出力を行う台数制御装置2を設けているボイラ多缶設置システムにおいて、台数制御装置2は、ボイラを全缶停止したために蒸気供給の再開に時間がかるという場合には、優先順位がある順位より下位となるボイラに対しては、蒸気圧力値から定まる通常の燃焼指令出力時点よりも、所定の遅延時間分遅らせて燃焼指令の出力を開始する遅延制御を行う。 (もっと読む)


【課題】燃焼室1の周囲を取り囲むように水管2を配置した構成のボイラにおいて、燃焼室に面していない水管裏側における熱吸収量をさらに増加させる。
【解決手段】中央に燃焼室1を設け、燃焼室の周囲を多数の垂直な水管2で環状に取り囲み、環状水管列の外側を燃焼ガス通路9としておき、環状水管列の隣り合う水管間には水管すき間3を空けておくことで、燃焼室1内で発生した高温の燃焼ガスは、水管2の燃焼室1に面した部分を加熱した後に、多数の水管すき間3を通して燃焼ガス通路9へと流れ、燃焼ガス通路9の側からも水管2を加熱する構成としたボイラにおいて、水管2の燃焼ガス通路9に面した部分に、隣接する水管2の管壁とほぼ平行であって先端を隣接する水管の管壁に接近させたヒレ5を水管2のほぼ全長にわたって設置しており、前記ヒレ5には、隣接する水管2と向かい合った面に凹凸を設けており、凹凸によって燃焼ガス流に乱流を発生させる。 (もっと読む)


【課題】 台数制御を行っているボイラ多缶設置システムにおいて、ハンチングの発生を防止することで蒸気を安定的に供給する。
【解決手段】 ボイラ1を複数台設置しておき、複数台のボイラ1で発生させた蒸気は一旦蒸気集合部5に集合させてから蒸気必要部へ供給しており、蒸気集合部5に設けた圧力検出装置4で検出した蒸気圧力値に基づき、各ボイラに対して燃焼指令を出力する台数制御装置2を設けているボイラ多缶設置システムにおいて、台数制御装置2は、台数制御対象のボイラの燃焼を全缶停止した状態から、台数制御対象のボイラを全缶燃焼し、再び燃焼を全缶停止とするまで、といった台数制御1サイクル分の時間Tnを検出しておき、時間Tnがあらかじめ設定しておいた基準時間よりも短い場合、台数制御対象とするボイラ数を減少する制御を行う。 (もっと読む)


【課題】被搬送物を傷つけることなく安全に搬送することができるものでありながら、被搬送物はつり上げ用の構造を簡略化することのできる搬送用保護材を提供する。
【解決手段】
被搬送物の搬送時に被搬送物が傷つくことを防止するための保護材3において、前記保護材3とは縦横に比べて高さが小さい板形状であって、保護材3の中央部に被搬送物の柱状部1へ差し込むための貫通穴である装置用開口部6を持ち、装置用開口部6の外側につり上げ用のロープ5等を通す貫通穴であるロープ用開口部7を持つ。搬送用の保護材3を被搬送物の重心よりも高い位置で被搬送物の柱状部1へ差し込んでおき、被搬送物の下部に設けているつり上げ用金具4に接続したつり上げ用ロープ5は、保護材のロープ用開口部7を通した状態で被搬送物をつり上げる。 (もっと読む)


【課題】被殺菌物に対する加熱の過不足をなくし、適正な加熱殺菌を行うことのできる加熱殺菌装置を提供する。
【解決手段】殺菌槽1内の被殺菌物2に高温水を噴射することで被殺菌物2を加熱殺菌する加熱殺菌装置であって、殺菌槽1内の温度を検出し、殺菌槽内の温度が目標値になるように前記高温水に対する熱の供給を制御している加熱殺菌装置において、高温水への熱供給量の変更から殺菌槽内の温度変化に影響を与えるまでに要する時間tを設定しておき、槽内温度が目標値になるよりも時間tだけ先行させて高温水への熱供給の制御を行う。目標値>現在の槽内温度+(現在の槽内温度−単位時間前の槽内温度)×(t/単位時間)が成り立つ場合には、高温水への熱供給を増やし、目標値<現在の槽内温度+(現在の槽内温度−単位時間前の槽内温度)×(t/単位時間)が成り立つ場合には、高温水への熱供給を減らす制御を行う。 (もっと読む)


【課題】簡易ボイラの起動時や起動後の低負荷・低濃縮状態での運転時、あるいは起動後まもなく停止してしまう場合のボイラ缶内の腐食を、大容量の薬注ポンプによることなく防止することができる簡易ボイラにおける水処理剤添加方法を提供する。
【解決手段】連続ブロー装置を備えない簡易ボイラの給水に水処理剤を添加する方法において、全ブローもしくは一部ブローを行なった後のボイラ起動時に、アルカリ剤よりなる又はアルカリ剤を含有する水処理剤を防食に必要な量以上添加した給水をボイラに供給する。運転中に補給水には水処理剤を添加しない。 (もっと読む)


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