説明

株式会社 ソキア・トプコンにより出願された特許

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【課題】従来の標尺の鉛直検知に見られる問題点を解決するとともに、煩雑なメンテナンス作業が不要で測量者が確認容易な電子レベル及び電子レベル用標尺からなる水準測量装置を提供する。
【解決手段】電子レベルに光波距離計を設けた光波距離計付電子レベル1を用い、標尺3の上端部3b及び下端部3aに反射物44b,44aを設けて、演算処理部28において、光波距離計付電子レベル1から標尺3までの実測の直線距離Yと、光波距離計付電子レベル1から反射物44b,44aまでの直線距離及び標尺3の長さから計算された直線距離Xと、を比較して標尺3の鉛直状態を判定する。
これにより、光波距離計付電子レベル1側で標尺3の傾きを検出することができるので、標尺3にセンサ等を備え付ける必要がなく、煩雑な電気的メンテナンス作業も不要で、レベル1側の測量者が容易に標尺3の鉛直状態を確認することができる。 (もっと読む)


【課題】発光量調節に機械的駆動を用いず、かつ光量調節作業を繰り返すことなく受光光量が最適に調整される光波距離計を提供する。
【解決手段】所定の固定抵抗値を持つ抵抗器を抵抗値大から小にかけて複数設けて、演算処理部において、受光信号振幅を見ながらそのうちの一を光送出手段に選択的に負荷する構成とした。演算処理部において、信号変換手段に入力される受光信号振幅が、最大入力値以上と判定された場合には、最大入力値未満となるまで現段階の発光量より小さい発光量に下げるように信号選択を繰り返し、最大入力値以上と判定された場合には、最大入力値を超えない最大の発光量となるまで現発光量より大きい発光量に上げるように信号選択を繰り返すことで、断続的な複数パターンの発光量の中から最適な発光量が決定され、その信号選択回数は最大でも用意した抵抗器数と同じ回数で済み、光量調節作業が大幅に早くなる。 (もっと読む)


【課題】温度位相ドリフトによる測定誤差を低減させて測距精度を向上させた光波距離計の提供。
【解決手段】複数の主変調周波数と傍変調周波数による変調光をそれぞれ出射する第1及び第2の発光素子と、両発光素子から出射された光を受光する第1及び第2の受光素子と、第1の受光素子に接続された第1の周波数変換器群(42、44)と、第2の受光素子に接続された第2の周波数変換器群(50、52)と、異なる複数の局部発振信号の組合せを複数生成して前記各周波数変換器群に入力する複数の局部発振信号生成器(100、101)を備え、目標反射物を往復する測距光路及び第1から第3の参照光路を通る光と前記周波数変換器群に入力される局部発生信号の複数の組合せから、異なる位相ドリフトの測距値を複数が算出して、それら平均値から目標対象物までの距離を算出する。 (もっと読む)


【課題】測定時に直ちに自動的に視準望遠鏡を反射プリズムに向けることができる測量機を提供する。
【解決手段】プリズム装置に、GPS受信機(58)と、気圧センサ(60)と、気温センサ(32)と、測量機と通信する送受信部(54)とを備え、測量機に、GPS受信機(28)と、プリズム装置と通信する送受信部(24)と備える。測量機の制御手段(26)は、GPS受信機から得られたプリズム装置の位置及び測量機の位置とから測量機から見た前記プリズム装置の方位角及び両者間の距離を算出し、さらに、両者間の距離とプリズム装置の位置での気圧及び測量機の位置での気圧とから測量機から見たプリズム装置の高度角を算出し、視準望遠鏡がプリズム装置に向くように水平駆動部(16)及び鉛直駆動部(18)に回転指令を出す。 (もっと読む)


【課題】視準望遠鏡が温度によって膨張収縮しても合焦レンズを短時間で正確に合焦位置に位置させることができるオートフォーカス式測量機を提供する。
【解決手段】合焦レンズを初期位置から移動させながら標尺を見つける測定物検出手段(S2〜S5)と、標尺までの距離を算出する距離算出手段(S11)とを備えたオートフォーカス式レベルにおいて、標尺を見つけた後に合焦レンズを設定された微動範囲内で微動させながら合焦レンズの真の合焦位置を見つける真の合焦位置検出手段(S6〜S10)と、距離算出手段で算出した距離から算出した合焦レンズの合焦位置と真の合焦位置との差から合焦位置補正量を算出する合焦位置補正量算出手段(S12)を備え、前記初期位置及び前記微動範囲の端点を決定する際にそれぞれ前記合焦位置補正量を加算する。 (もっと読む)


【課題】フィルタ位置設定時間が長引くことなく、測距時間も短縮できる光波距離計の提供。
【解決手段】測距光路23間に受光光量調節用の可変濃度フィルタ25が配置された位相差方式の光波距離計において、測定ごとに測距値、可変濃度フィルタ25のフィルタ位置、測距信号の信号棄却率を記憶手段51に記憶しておき、測定時には演算処理部50で、測距信号のサンプリングから算出したサンプル測距値と記憶手段51内の測距値とを比較して、差異が1m以下であるときは、その中で最も閉じられたフィルタ位置に可変濃度フィルタ25を設定し、さらに該フィルタ位置での信号棄却率が0%ならそのフィルタ位置のまま、棄却率が0%でないときはそのフィルタ位置よりも若干濃度を濃くして測距を開始するフィルタ位置調節手段を設けた。
フィルタ位置調節は数回で済み、最適なフィルタ位置に決まるので信号棄却率が下がり測距回数を減らせるため、結果的に測距時間が短縮できる。 (もっと読む)


【課題】測定物を視準すると自動的にオートフォーカスを開始するオートフォーカス式測量機を提供する。
【解決手段】 視準望遠鏡(20)の角度を測定するエンコーダ(30)を備え、エンコーダから送られてくる角度が所定時間以上一定のときオートフォーカスを開始するオートフォーカス手段を備える。 (もっと読む)


【課題】簡単に測定可能範囲を広げて長距離測定及び短距離測定の両方を測定でき、従来の電子レベル用標尺と混在させて使用しても誤った測定をしないようにする。
【解決手段】電子レベル用標尺(1)は、第1の距離範囲での測定のために所定の規則に従って濃淡が形成された第1パターン(1A)と、第1の距離範囲とは異なる第2の距離範囲での測定のために第1パターンの濃淡を逆にしたもの(1R)を拡大又は縮小した第2パターン(1B)とを有する。電子レベルは、第1パターンに対応してラインセンサの出力信号から視準点の高さを測定する高さ測定手段と、第2パターンに対応するために、ラインセンサの出力信号の濃淡を反転させる濃淡反転手段と、第2パターンの第1パターンに対する縮尺に応じて前記高さ測定手段で測定した高さを補正する高さ補正手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】電力消費量が少なく高熱の発生を伴わずに太陽光に近い白色光で被測定物を照明できる照明手段を備えた二次元測定機を提供する。
【解決手段】
テーブル12に載置した被測定物Wに対して垂直を保持したままX−Y方向に自在に移動する顕微鏡一体型CCDカメラ30と、顕微鏡光学系と同軸状の被測定物照明手段と、を備えた二次元測定機で、前記照明手段を、顕微鏡20の鏡筒21内のハーフミラー24と、ハーフミラー24に対応する鏡筒21側方延長位置に配置したクロスプリズム54と、該クロスプリズム54を取囲んで配置した赤,青,緑の単色LED52R,G,Bで構成し、単色LED52R,G,Bの発光がクロスプリズム54で合成されてハーフミラー24に導かれる。単色LED52R,G,Bの同時点灯で、太陽光に近い十分な光量の白色照明光が得られ、モニタ画面に映し出されるカラー画像が非常に見易い。照明用光源の電力消費量,発熱量が小さく、省エネルギー対策にも合致する。 (もっと読む)


【課題】エンコーダにおいて内挿計算によって算出される内挿値に対しても高精度な校正を能率良く行えるようにする。
【解決手段】等速回転モータ(M)に連結された基準エンコーダ(E1)及び被校正エンコーダ(E2)それぞれから出力されるパルス信号(22a、22b)の時間差(δ)を測定する時間差測定回路(12)と、前記時間差に応じて被校正エンコーダの校正を行う演算処理部(18)とを備えるエンコーダ校正装置において、擬似正弦波信号をデジタル化するA/D変換器(24)を備え、演算処理部で擬似正弦波信号の完全な正弦波からの偏差に応じて被校正エンコーダの内挿計算によって算出される内挿値の校正も行う。 (もっと読む)


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