説明

株式会社ニッキにより出願された特許

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【課題】スピードデンティシティ方式のエンジン制御において、燃料噴射量及び点火時期を大気圧補正するための演算処理を簡素化して、制御装置に高い処理能力を要することなく高い制御性を得られるようにする。
【解決手段】検知した吸気管圧力データとエンジン回転速度データを基に燃料噴射用マップ及び点火時期用マップを用いて燃料噴射量及び点火時期を決定するエンジン制御で大気圧の変動に応じて補正した大気圧補正燃料噴射量及び大気圧補正点火進角値を求めるための大気圧補正方法において、その燃料噴射用マップ及び点火時期用マップが、大気圧に応じて予め補正された大気圧補正吸気管圧力の軸とエンジン回転速の軸によるものとされ、これらマップに検知した吸気管圧力データ及びエンジン回転速度データを適用することにより大気圧補正燃料噴射量及び大気圧補正点火進角値を直接的に求めるものとした。 (もっと読む)


【課題】電子制御スロットル装置を搭載したエンジンシステムにおいて、エンジン回転速度が落ち込むことにより発生するエンジンストールを確実に回避可能として、エンジン運転状態を良好に維持できるようにする。
【解決手段】電子制御ユニット10Aの指令によりアクチュエータ7を介してスロットル3を開閉制御する電子制御スロットル装置1Aで実施されるスロットル電子制御方法において、電子制御ユニット10Aが、ニュートラルスイッチ出力信号、エンジン回転速度センサ信号、車速センサ信号を検知し、トランスミッションがシフト位置でギアが接続状態であり、且つ、車速が所定の判定走行速度以上であってエンジン回転速度がエンジンストールの発生する畏れのある所定の判定回転速度を下回った場合に、エンジンストール回避のための所定の目標回転速度以上のエンジン回転速度を維持するようにスロットル制御を行う。 (もっと読む)


【課題】ガソリン噴射システムを利用しガス燃料噴射システムを構築したアドオン燃料噴射システムについて、噴射圧力の変動による燃料噴射量の誤差をコストの高騰を伴わずに解消し運転状況の変化に応じて正確な燃料噴射量を実現する。
【解決手段】アドオン・ガス燃料噴射制御装置において生成・出力される前記アドオン・ガス燃料噴射信号が、前記ガソリン噴射信号にそれぞれ含まれるエンジン回転速度とガソリン有効噴射時間とを乗じることによりそのときの燃料流量に対応する燃料流量指数を求め、この燃料流量指数に基づいてガス燃料有効噴射時間を補正することにより、燃料流量の変化に起因した燃料噴射圧力の変動による燃料噴射量の誤差を解消した。 (もっと読む)


【課題】ベーパライザについて、エンジン冷却水でエンジン冷却水側とガス燃料側とを仕切る隔壁が腐食することによる耐久性の低下を、熱交換効率の悪化を伴うことなく有効に回避できるようにする。
【解決手段】本体の大部分がアルミ材で形成されエンジン冷却水を導入する温水室22と液状のガス燃料を導入して気化させる気化室42とが隔壁で区画されており隔壁を介した熱交換を中心としてガス燃料の気化を促進するものとしたガスエンジンのベーパライザ1Aにおいて、隔壁を形成する仕切板3の少なくとも温水室側表面を、本体を形成するアルミ材よりもエンジン冷却水による腐食に対する耐蝕性の高い素材からなるものとした。 (もっと読む)


【課題】ガソリンエンジンをガソリン代替燃料エンジンに改造する場合に、追加する代替燃料用の電子制御ユニットの設定・製造に要する手間を軽減し低コストで点火時期制御を的確に行えるようにする。
【解決手段】エンジン運転状態に応じてガソリン用制御ユニット2が出力するガソリン噴射信号Bを受信しこれを基に非ガソリン燃料の噴射量を算出して駆動信号Kを出力する非ガソリン燃料用電子制御ユニット3Aを増設してなるガソリン代替燃料噴射システムで実行される点火制御方法であって、非ガソリン燃料用電子制御ユニット3が、ガソリン用点火信号Aを受信し、これを基に所定の方法で求めた点火時期修正時間でガソリン用点火信号Aによる点火時期のタイミングを前後に調整することにより、非ガソリン燃料に適合させた点火信号Rを生成・出力して、点火コイル装置6による点火を制御する。 (もっと読む)


【課題】空燃比のフィードバック制御を行わない燃料供給システムにおけるエンジンについて、アイドル運転時のCO濃度調整に要する手間を最小限としながらエンジンのバラツキに起因する空燃比への影響を確実に除けるようにする。
【解決手段】燃料噴射制御装置である電子制御ユニット1にCO濃度調整装置2を接続し、CO濃度調整装置1でアイドル運転時の排気CO濃度または/および空燃比を検知しながらこれらが目標範囲内に収まるように、電子制御ユニット1において燃料噴射量の決定に用いるCO濃度調整分噴射量および調整係数の値を更新して設定するものとして、電子制御ユニット1が予め定められた基本噴射量を基に設定された値を用いて所定の算定方法で燃料噴射量を決定する。 (もっと読む)


【課題】車速センサを用いなくても車両の減速走行時のバイパス空気量を的確に制御して、目標とするエンジン回転速度を維持できるようにする。
【解決手段】車両搭載エンジンの吸気通路2でスロットルバルブ5を迂回するバイパス路3に配設したISCバルブ4を、スロットルバルブ開度センサ11でスロットルバルブ開度を検知している電子制御ユニット10で開閉制御することにより、スロットルバルブ全閉時のバイパス空気量を調整して予め設定したエンジンの目標回転速度を維持するものとした吸入空気量制御方法において、電子制御ユニット10が、吸気管圧力センサ12で連続的に検知した吸気管圧力のデータを基に車両の減速状態を認識し、減速状態に応じてISCバルブ4の開度補正を行なって、エンジン回転速度の異常低下を回避するものとした。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射時期の基準タイミングとして点火デバイスの点火信号を利用する複数気筒エンジンの燃料噴射制御装置において、簡易な構成でコストの高騰を招くことなく点火デバイスと燃料噴射制御装置との誤接続を確実に検出する。
【解決手段】異なる気筒間で連続する点火時期間隔が互いに異なる複数気筒エンジンに付設される燃料噴射制御装置が実行する点火デバイスの誤接続を検出する方法であって、所定気筒用の点火信号x1の入力から次の点火信号y1の入力までの第1の間隔時間t1と、点火信号y1の入力からさらに次の点火信号x2の入力までの第2の間隔時間t2とを計測し、このt1とt2の関係と、予め記憶しておいた配線が正しい接続の場合のt1とt2の正常な関係とを、所定の手順で比較することにより誤接続があるか否かを判定し、誤接続があると判定した場合に誤接続表示手段に出力して表示させる。 (もっと読む)


【課題】燃料ポンプの駆動部側とポンプ側の圧力差をなくして、作動部側からポンプ駆動側への燃料漏れ及び燃料ポンプから大気中への燃料や潤滑油の漏れを防止する燃料供給システムを提供する。
【解決手段】シリンダ8の駆動部3側に形成した空所8aに一端を燃料タンク2の頂部2bに接続した戻し流路14が接続され、前記空所8aよりも駆動部3側においてプランジャ9とシリンダ押さえ部品8bとの間にシール部材11を設置して往復運動機構7を潤滑油とともに収容した往復運動機構室7a内とを遮断した燃料供給システムにおいて、駆動用モータ5および往復運動機構7を同一の空間に存在するように外囲10a,10bにより密封包囲されているとともに前記被包空間と戻り流路14を含む空所8aとが連結されている。 (もっと読む)


【課題】ガソリンエンジンをガソリン代替燃料エンジンに改造する場合に、大きなコストアップを伴わずに点火時期の制御を的確に行えるようにする。
【解決手段】エンジン1既設のガソリン噴射システムに、検知したエンジン運転状態に応じてガソリン用電子制御ユニット2が出力するガソリン噴射信号Bを受信しこれを基に非ガソリン燃料の噴射量を算出してインジェクタ駆動信号Kをインジェクタ4に出力するものとした非ガソリン燃料用電子制御ユニット3Aを増設してなるガソリン代替燃料噴射システムにおいて実行される点火制御方法であって、非ガソリン燃料用電子制御ユニット3Aが、エンジン回転信号検出手段としてのクランク角センサ7から出力されたクランク角信号Pを受信しこれを基に非ガソリン燃料に適した点火信号Rを生成・出力して、点火コイル装置6を直接制御するものとした。 (もっと読む)


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